2022年6月14日仕事日記

 早朝に目覚め。少しでも原稿書き(笑)。

 6時少し過ぎに家を出て大学へ向かう。7時過ぎには研究室着。パンと珈琲で朝食。昨晩完成した教師論のレジュメ等印刷。小論文赤入れ。昨日訪問した稲沢市立牧川小学校長からとても嬉しい報告が届く。元気が出る!

 9時から2コマの「教師論」。今回は鈴木恵子先生と宇野弘恵先生から学ぶ展開。鈴木恵子先生の講演動画をもとに、教育観や自立を引き出す手立てを学び取る。宇野弘恵先生の著書の問いかけを使って話し合い。学生振り返りは、これまでにない視点での内容多し。手ごたえ十分。

 12時30分から8期生ゼミで模擬授業をする伊藤君、新谷さんにレクチャーを少々。外してはいけないポイント伝授。

 講義振り返りを必死に読む。楽しみでもある。

 14時50分から8期生ゼミ。伊藤君が2年生算数、新谷さんが2年生国語の模擬授業。ゼミを重ねてきた成果が十分に見える授業。詳しくはゼミ生の記事を期待していただきたい。

 明日の授業「生徒指導論」の準備。片付け物をして大学を出る。今日もナビは一般道指示。1時間余かかって帰宅。

 生徒指導論でゲストに来ていただこうと依頼。快諾を得る。来年度のフォーラムゲストも打診。快諾。ああ、嬉しい!

 研究室HP記事は6月3日訪問の小牧市立味岡小学校での学び記事発信開始。まずは今井さん。濃厚な学びのお裾分け

6月3日 小牧市立味岡小学校での学び(今井)

 こんにちは、7期生の今井美羽です。太陽の勢いは止まることなく、夏がいよいよやってきたなという匂いがしてきましたね。どれだけ日焼けをしないかに全力を注いでおります。太陽との勝負です!!

 今回は、6月3日にお邪魔させていただいた、小牧市立味岡小学校での学びを書かせていただきたいと思います。私たちは5時間目に、4年3組の国語の授業を拝見させていただきました。

 沢山学ばせていただきましたが、2点に焦点を当てて書かせていただきます。

 まず、1点目の学びは、教師は「待つ」「聴く」ということです。
 授業の中で、1人の子が先生に当てられました。その子は、答えません。教室が一気にシーンとしました。私もドキっとして、心の中で「頑張れ〜」と願っていました。すると、同じ班の子がその子に寄り添って声をかけ始めました。とてもとても長い時間。その子が泣き出してしまうのではないか、もうダメかなーと思いかけた時、その子が声を発しました。クラスの子ども、周りで参観していた先生方がホッとしたのを感じました。私も安心と感動で涙をこぼしてしまいそうでした。

 声をかけていた子、友だちの発言を待っていた子、素晴らしかったです。みんながその子の方を向いて待っていました。聴いていました。発言出来た子自身も、とても嬉しかったのではないかな〜。
 私は、あの時間待つ勇気がないなと思いました。でも、先生が子どもの言葉を「待つ」姿勢、「聴く」姿勢を見せることで、子どもも「待つ」ようになる、「聴く」ようになるのだということを学びました。 

 次に、2点目の学びは、「揺さぶり」が子どもを惹きつけ、考えるきっかけになるということです。
 今回の授業では、教科書の本文の一部が意図的に抜かれていました。それを知らされた時、子どもが授業に惹きつけられているのを感じました。私もその一人です(笑)そこから、先生がとぼけて、「抜かれていた文章はなくてもいいんじゃない?」と言うと、子どもは「ダメ―!!」と声を揃えて言いました。「なぜ?」と聞くと、とても良い答えが沢山出てきました。揺さぶりによって、子どもが「なぜ?」を考えるようになる。そこで学びが深まるのだなということを学びました。

 今回の授業の授業者の先生は、実は玉置ゼミの先輩だったのです。今まで、玉置先生から教わった授業技術が沢山出てきました。それが形ではなく自然に。その技術が授業をより良いものにしているのです。私も先輩のように、今学んでいることを活かせるようになりたいです。

 実際の学校現場を見させていただく度に思うこと。今学んでいることは、現場で活かせる大切なことだということ。今までも、そのことは重々分かっていたのですが、「百聞は一見に如かず」です!!

 小牧市立味岡小学校の皆さま、ゼミ生の訪問を受け入れていただきありがとうございました。先生方の雰囲気、子どもの姿から、とても温かい学校なのだということが伝わり、とても幸せな気持ちになりました。

 玉置先生、私たちゼミ生に学びの場を与えてくださり、ありがとうございます。偉い立場でも、嘘がなく本音を言える人間らしい玉置先生が私は好きです(笑)。本日は7期生の下野さん、丹羽さんとの参加。今日もありがとう!これからも沢山学ぼう!!(今井)

※ 写真は6月8日の味岡小学校HP写真から転載しました。(玉置)
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2022年6月13日仕事日記

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 7時30分ごろ研究室着。いつものルーティン。パンと珈琲で朝食。7期生ゼミ資料印刷。鈴木恵子先生DVD視聴。

 9時から第9回教育課程論。今回は「令和の日本型学校教育」の1回目。「効果のある学校」の資料をもとに深掘り。GIGAスクール構想理解の前半。

 10時40分から7期生ゼミ。恒例の取組をしてから、今回は鈴木恵子先生の教師観や学級だよりから、それぞれが目指す教師のあり方を考える機会にする。各発言から鈴木先生から感銘を受けていることがよくわかる。

 大学を出て、稲沢市立牧川小学校へ向かう。13時ごろ着。今日のスケジュールを再確認して、算数授業参観。

 情報端末を積極的に活用した挑戦的授業。なるほど!こういう使い方があるのだと知る。教師と子どもとの関係もよい。子どもと子どもをつなぐ意図的な指示がほしいところ。

 40分ほどで動画整理。皆さんの授業検討会を参観。その後、50分間の講演。依頼を受けての「GIGAスクール構想の本質的な理解」を伝えた後、協働的な学びを創り出す留意点を動画を用いて伝える。持参した書籍もたくさん買っていただく。感謝。

 帰宅。参加したゼミ生下野さんから牧川小学校の子どもたち、先生方のよさが伝わってくる記事が早々に届く。感激。さっそく校長先生に送付。牧川小学校の「学校写真館」には今日の様子が発信される。

 明日の講義準備。というのは、ネタの入れ替えをしたため。ひたすら原稿書き!

 研究室HP記事は5月31日の8期生ゼミに参加した下野さんからの後輩への感想記事。8期生にも連絡

5月31日 8期生ゼミに参加して(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。
 5月31日に8期生ゼミに参加させて頂きました。

 私が小学校実習にて行った授業を8期生ゼミ長 安藤さんが授業者として行ってくださるとのことで、お邪魔させて頂く運びとなりました。

 まず初めに、今回の授業者 安藤さん、前野さん本当にお疲れ様でした。私は、初めてゼミで模擬授業をしたことが今でも忘れられません。自分の力量技量の落ち度や緊張も相まって上手く出来なかったこと。悔しさや7期生のみんなから貰った学びが私の実習の糧となりました。きっと沢山たくさん準備をしてこの模擬授業に挑んだんだろうなと思い、感動しました。

 8期生ゼミで「子どもを導く授業」を今回私は学びました。

 玉置先生の授業を見る視点でお決まりのフレーズ。勿論、玉置ゼミ生ならみんながよく知る
「この授業が成功したら子どもは何と言うだろう?」です。

 このお決まりのフレーズには、大事なことが隠されています。それは、「子どもは」という主語です。玉置先生は、必ず「子ども」を主語に授業を見ていらっしゃいます。この授業を終えた時、「子どもが」何をいうだろうか。「子どもは」どのような姿を見せてくれるだろうか。

 当たり前だと思っていたこのフレーズに大事なキーワードが隠されていることを改めて実感した時間でした。

 授業は、必ず教師が目標(ゴール)を持って行わなければならない。さらに、その目標の主語は「子ども」であること。これが根幹にあった時、授業は大成功を遂げるように思います。子どもより先に生まれた「先生」は、子どもが輝くよう「授業」で様々の布石を打ちます。布石が繋がり、「子どもが」輝くことこそが授業の奥深さです。

 8期生の皆さん、みんなで学び合う姿とっても素敵でした。またお邪魔させてください。重ねてにはなりますが、安藤さん、前野さん、とっても素晴らしい授業をありがとう。教員採用試験を間近にして、とても刺激的で改めて授業って楽しいなと思う時間でした。

 玉置先生、いつも授業の奥深さ、学びの面白さを私たちにお教えくださりありがとうございます。こうして、改めて「授業」に向き合える時間がとても貴重でした。

 今回も全てに感謝の心を持って。素敵な学びの時間でした。

(下野)

2022年6月12日仕事日記

 早朝から原稿書き。いつも以上に必死(笑)。

 9時から11時30分まで、教科書関係のオンライン会議に参加。授業力を高める教科書でありたいと強調。

 午後から夜にかけて、引き続き原稿書き。明日は稲沢市立牧川小学校へ指導助言に出かける。依頼内容を受けてのプレゼンづくり。

 かつてのゼミ生からLineで悩み相談あり。これは直接話した方がよいと考えて、zoomで21時から。1時間30分ほど話を聞き、経験談を伝え、これからの参考にしてもらえれば嬉しいと言う気持ちで話す。「あまりにもマイナスに考えすぎていたかもしれません」と最後に言ってくれて、ほっとする。

 再び原稿書き(泣)。

 研究室HP記事は、5月31日8期生ゼミのまとめを澤本君が発信。ゼミ内での授業の見方が高まってきていることがわかる記事。

5月31日8期生ゼミでの学び(澤本)

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 こんにちは!8期生の澤本です。今回はゼミでの学びについて書いていこうと思います。

 今回は安藤さんと前野さんが模擬授業を行いました。二人とも初回にも関わらず、話し方が丁寧かつ授業のレベルが高く、驚きと焦りを感じたのが正直な感想です。

 安藤さんは二年生の国語で「ことばのなかま分け」の授業を行いました。
良かったところ
・机間巡視でオープンカンニングをしながら一人一人を褒めていた。
・授業が止まることなく、スムーズに進行していた。
・「これ見てどう?」という全員が答えられる質問をしていた。
・子どもで出た疑問を他の子どもに答えさせていた。
・「今うなずいたね」など理由を付けて指名していた。
・後から振り返っても一目でわかる板書を書いていた。

 これ以外で学んだこととしては、仲間分けの授業はどのように仲間見つけに繋げられるかが重要と言うこと、子どもが自由に板書できるように板書を工夫することなどを学びました。

 前野さんは四年生の国語で「昔話を作ろう」の授業を行いました。
 良かったところ
・安藤さん同様、机間巡視で一人一人を褒めていた。全員が答えられる質問をしていた。落ち着いて、スムーズに授業が進んだ。理由付きで指名をしていた。
・「ペン置いてね」「一行空けてね」などの指示が分かりやすかった。
・子どものことをよく観察し、褒めていた。

 これ以外で学んだこととしては、子どもの混乱を生まないために余計な言葉を省くこと、授業のメインに時間を割きたいため、そこまでの導入をテンポよく行うこと、「〜さん」で統一して呼ぶことを学びました。

 このようなことを学ぶことができ、今回もとても学びが生まれたゼミでした。仲間の急激な成長に嬉しさと負けたくない気持ちと頑張ろうという気持ちがより高まりました。二人ともお疲れさまでした!

 ゼミ終わりには玉置先生から広島土産のもみじ饅頭をいただきました。来週は何かな〜(笑)これからも仲間と学び合っていきたいです。(澤本)

2022年6月11日仕事日記

 朝から追い込まれている原稿書き!

 10時から12時まで、山田洋一先生ゲストの「教師力アップセミナー」。今回の段取りと司会・運営は、玉置ゼミ3期生の早川君、岡田さん。学生時代から「教師力アップセミナー」に参加させてもらい、卒業後はこうして企画・運営に関わらせてもらっている玉置ゼミ。指導者として、感謝の言葉ばかり。

 山田先生は「学びのユニバーサルデザインの考え方を取り入れた学級経営」と題した講演。「学級経営に向かう望ましい教師のマインドがどんなものかがわかる」「子供が、自律して生活できるようになる環境づくりがどのようなものかわかる」といったゴールを示されて、概念を伝えられた後、実際の教室の様子で、山田先生の考えを明確に伝えられた。

 講演内容以上に、僕が興味が湧いたのは、なぜこのように山田先生が授業観を変えられたのかということ。チャットで質問し、それに答えていただく。オンラインとはいえ、久しぶりに山田先生とお会いできたので、終了後もやりとり。深い考えに基づいて実践されていることに感銘を受ける。

 出かけるまでの時間を使って原稿書き。1本完成。

 車で愛知県教育会館へ向かう。「日本教育会愛知県支部評議員会」後の講演会のため。「令和の日本型学校教育を踏まえたこれからの教師のあり方」と題して1時間の講演。15時30分からピタリ16時30分終了。

 主に高等学校中堅教諭のみなさん100名近くお聞きいただいた。頷き、笑いが多く、楽しく話すことができた。持参した書籍10冊もすぐに完売。

 終了後、役員の皆さんと懇談。かつて県教委でお世話になった方ばかり。高等学校の話をお聞きすることもできて充実。

 帰宅。原稿書きに向かうがエネルギー切れ(泣)。
 
 研究室HP記事は、小林さんのバンクーバー日記。1か月ほど更新できなかった理由がわかった。それは大変でした。
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20220611 バンクーバー日記(小林)

 3週間程前、新型コロナウイルスの陽性反応が出てしまったため、学校にもお仕事にも行けていませんでした。初めは私より前から咳をしていたシェアメイトがいたため、風邪をもらってしまったかなと軽く考えていました。しかし、バイト後にバス停に行くのも辛くなってきておかしいなと思い検査したところ、陽性でした。

 バンクーバーではマスク着用義務がなくなり、街でマスクをしている人の方が少ないです。そんな環境で過ごしているうちに、自分のコロナに対する危機意識も低下していました。自分がコロナウイルスに感染することによって、お仕事先の人に迷惑をかけてしまい、とても反省しました。

 コロナウイルスに罹患している間、ずっと自分の部屋に隔離されていたのでとても孤独でした。一人暗い部屋に何日間もいると、体力だけではなくて精神的にもマイナスなことばかり考えてしまい、弱ってしまいました。お仕事先に迷惑をかけてしまったこと、誰かに移してしまっていたらという不安、授業についていけなくなる不安、考えても解決しないことばかり考えてしまいました。そんなときに、シェアメイトが支えてくれました。風邪薬やビタミン剤を部屋まで届けてくれたり、おかゆを作ってくれました。長い間部屋で寝ていたため、体力も無くなってしまい、長い間お休みをいただいてしまいましたが、みんなの優しさに助けられてまたお仕事に行けるようになりました。

 最近は学校でも、最後のタームである3ターム目に入り、7月にはいよいよ学生期間が終わります。学生期間が終わると、学生ビザから就労ビザに切り替わるので、フルタイムで働けるようになります。今までフルタイムで働いた経験が無いので色々な不安はありますが、今まで以上にお給料がいただけるようになります。しっかり貯めて、ここにいるからこそできる経験に使いたいと思います。

 バンクーバーでの生活に慣れてきて、コロナウイルスに感染してしまったことは私の気持ちの緩みの表れだと思います。これからは楽しむ気持ちは持ち続けつつも、勉強や仕事など気を引き締める部分のことも常に頭に置いて生活していかなければならないと改めて思いました。

 写真は、多くのクラスメイトがバンクーバーで一番好きな場所に挙げていたイングリッシュベイという海岸で撮った写真です。久しぶりに学校へ行けた日に友達が誘ってくれたので業後に訪れました。平日の20時ごろに訪れたのですが、本当にたくさんの人が来ていて驚きました。最近は21時を過ぎてもまだ外が明るいです。

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2022年6月10日仕事日記

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 早朝に目覚めて原稿書き。締め切りが迫ってきていて焦るばかり(泣)。

 11時に家を出て、東員町立笹尾東小学校へ向かう。12時15分ごろ着。EDUCOMのお二人も合流。

 今日の流れを確認。40分間の講演時間がもらえることを確認してプレゼンづくり開始。EDUCOMの二人には授業の見方を伝授。

 13時25分から2年生算数授業。2か月間で子どもへの指導がよくなされている。集団での学びがかなりできていて、見ていて気持ちがよい授業。先生の視線や言葉かけからも、全体で学びをしていこうということがよくわかる。授業直後に「2か月でよくぞここまで育てましたね」と声をかける。

 さっそく動画編集。プレゼンを再調整。先生方の授業検討会参観。子どもの名前を出し、その子どもの様子をもとに授業を振り返るという協議会で本質的。

 北勢支援事務所の指導主事の講評の後、僕が40分間の講演。この学校が今年度から重点においている「振り返り」について、その価値と継続性のよさを話す。古瀬先生からある子どもの振り返りの大きな変化の事実を教えてもらえたので、それを紹介。また「学びの天気」の価値も伝える。

 後半は授業映像をもとに、授業技術のよさ(最後まで子どもの発言をしっかり聞き、その発言を聞いている子どもたちをしっかり見ている、子どもと子どもをつなごうとしているなど)を示したり、教材のとらえ方について話したりする。

 終了後、古瀬先生からぜひとも「学びの天気」を活用したいとの声をいただき、レクチャー。もっとも年度移行がされておらず、EDUCOM担当に連絡して早急に対応するお約束。

 帰路SAで、ソフトクリームで自分を癒す(笑)。帰宅。今日の情報整理。メール処理。原稿書き。

 研究室HP記事は、8期ゼミ生安藤さんの模擬授業振り返り。こうした自身の見直しが自分を成長させる。

 この5日間で5本の講演。さすがによく働いた。受信している【癒しと勇気の言葉のサプリ】から、「結局、人間のしあわせというのはお金ではなく、誰かに必要とされることでしか得られない」と届く。声を掛けていただけるなら、精一杯お応えしようとさらに決意。

5月31日 8期生ゼミでの学び(安藤)

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 こんにちは、8期生の安藤です!

 5月31日にゼミで国語の模擬授業を行いました。今回は「なかまのことばとかん字」という単元を扱いました。少し緊張もありましたが、授業前に玉置先生や7期生の下野さんから沢山のアドバイスや協力をしていただいたので、自信をもって臨めました!

 では、さっそく模擬授業で学び得たこと、気を付けた事を記事にしていきたいと思います! 

 私が授業を行う上で気を付けたことが3点あります。

 1つは丁寧に説明しすぎないことです。丁寧に説明することはその分先生の話す時間が長くなるということです。つまり生徒は聞いている時間がながくなり、授業から離れていってしまいます。そのため、生徒がある程度理解してくれると信じて、出来る限り端的に、程よく大雑把に伝えることも大切だと学びました。

 2つ目は子どもを授業に引き付けることを意識しました。最初から授業の内容・流れを伝えるのではなくて、大まかな質問を子どもたちに聞いてみました。今回は黒板に貼り付けた沢山の言葉のカードに注目させて「これどう?」と子どもたちに問いかけてみました。すると次々に発言が生まれ、「今から何をするのだろう?」と授業へ興味をもってくれました。さらに、めあてを書く時は「先生と同じスピードでかけたらすごい!」と伝え、子どもの意欲を引き出す言葉がけを意識しました。

 3つ目は子どもの発言を、そのまま他の子どもに振ることを意識しました。最初、子どもの発言を全て私が受けとめてから、他の子へ質問をしていました。しかし、生徒の発言をそのまま「どう思う?」と他の子に振ってみることで、対話的な学びが生まれることを学びました。必ずしも話し合いの形をとらなくても、教師が子どもと子どもをつなぐことで対話的な学びになると思います。

 模擬授業を終えての反省としては、子どもの予想外の発言に対応仕切れなかったことです。思わぬ疑問や発言から授業が逸れてしまったので、すべてを子どもたちで解決させようとするのではなく、難しい概念は先生が提示することも必要だと思いました。

 また、問いかけをした後に静かな間があくと不安になってしまい、口走ってしまうことがありました。静かな時間は、子どもの考える時間と捉え、焦る気持ちをこらえて待つことも大切だと学びました。

 いつも生徒を引き付け、笑いの生まれる授業をされている玉置先生は授業の名人だと改めて実感しました。自分も生徒を引き付ける授業が行えるように、これからも玉置ゼミで沢山学ばせていただきます。
 
 今回模擬授業をするにあたって、沢山アドバイスしてくださった玉置先生、協力してくだった下野さん、8期生の皆さん、ありがとうございました。今回学んだことを実習でいかしてきます!(安藤)

2022年6月9日仕事日記

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 9時、我が家から道路1本隔てた銀行へ。その銀行は自称我が家の金庫(笑)。先方からいくつかの提案があり、納得の上でいくつかの契約。

 11時20分ごろ一宮市立瀬部小学校着。25分開始の授業に間に合い、ほっとする。すぐに教務主任に案内してもらい、全学級の授業参観開始。いくつかのメモ。この学校の授業がさらにバージョンアップするために見えてきた一つの事柄。このことを伝えるにはどうしたらよいか熟考。

 給食後の時間で、校長、教頭、教務主任に授業での気づきとここに重点をおくとよいことを動画を見せながら提示。日ごろのスクールリーダーの在り方も伝授。

 13時45分から16時5分まで、先生方に子ども役になってもらい模擬授業。全学級を見ての共通改善点(授業における子ども同士の関係を作る)を意識して、授業技術も解説しながら、概論、算数授業、道徳授業2本を行う。

 7期ゼミ生4名、8期ゼミ生4名の参加もあって、模擬授業では子ども役。意図的指名などしっかり伝えたいところでは、ゼミ生にも協力してもらっての展開。

 正直、かなり疲れたが、校長先生が最後の冒頭に「今までの中で一番よかった現職教育だったように思います」と言われ、ほっとする。午後をすべて研修時間と設定された学校の意気込みになんとか応えることができたようだ。

 ここで僕が強調したことは、いずれゼミ生が記事にするので、そこでお読みいただければありがたい。夕刻には瀬部小学校長が僕の訪問を記事発信。感謝

 こうしたことのあとは、恒例のゼミ生との振り返り。久しぶり。近くの喫茶店で美味しいものをみんなで食べて解散。振り返りはどうした?(笑)。

 帰宅。19時30分から「学級経営の困ったを一人で抱え込まないで」をオンライン開催。今日もハイレベルな悩みが出され、聞き取りを重ねながら、熟考。最後は和田裕枝先生にまとめていただけるので、僕は地ならし。終了後、早々に下野さんから議事録が届く!

 メール処理。添付文書をGOODNOTE5に保存。なんて便利なiPadアプリ!いつも感激。

 研究室HP記事は、8期ゼミ模擬授業での学びを寺尾さんが発信。8期ゼミも濃厚になってきた!よし!
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5月31日 8期生ゼミでの学び(寺尾)

 こんにちは!!8期生の寺尾です!あっという間に6月になってしまいましたね。今回は、5月31日のゼミでの学びを記事にしていこうと思います。前回に引き続き模擬授業をもとに学びを深めていきました。

 まず、安藤さんの模擬授業は2年生の「漢字の仲間分け」という内容でした。2年生を対象にしていたので、めあてを簡潔に書き、めあてを板書している時も子どもの様子を見ている点が良かったです。また、子どもが分からないと言ったことを他の子に繋いで解決している点も良いなと思いました。

 ここで学んだ大切なことは、「授業者が〇〇というゴールを持って授業を行うこと」です。つまり、もし授業が大成功したら子どもたちはどのようなことが言えるかを考えたうえで授業づくりを行うことが大切なのです。ここでは「めあて」と「ゴール」の大切さを改めて学ぶことが出来ました。

 また、板書に関して「仲間分け」のあとに「仲間見つけ」をするのであれば、仲間分けしたときの枠を大きく書いてここを空けておいてねと指示することが必要だということを学びました。そうすることで、振り返った時に何をやったかがよりわかりやすくなるのではないかと思いました。

 これらを通して、自分の板書が子どもにとって分かりやすいのかを今一度考えることが大切だと考えました。板書計画を見直したり他の方に意見を貰ったりして、分かりやすい板書をつくっていきたいです。

 そして前野さんは、4年生の「昔話をつくろう」という内容でした。子どもの活動レベルに合わせた丁寧で明確な指示をしていたところが良かったです。また、子どもの発言をそのまま繰り返して伝えていたところも良かったと思います。

 ここでは、メインにしたい所まではスパッと進めることが大切だということを改めて思いました。主にやりたいことに時間をかけるために、どのように授業を進めれば良いのかをじっくりと考えることが必要なのではないかと考えました。

 また、接続詞を変えて〇〇ならどう?と、揺さぶりをかけることが大切だということを学びました。そうすることでつなぎ言葉についての理解も深めることが出来るのではないでしょうか。

 そして、言葉をぶれないように伝えることが大切であることも学びました。例えば「仲間分け」と「グループ分け」や、「おにぎり」と「おむすび」など、似ている言葉でも子どもたちが混乱してしまう可能性があります。そのため、使う言葉を統一していけるよう頑張りたいと思いました。

 今回のゼミでもいくつかの授業技術を学ぶことが出来ました。私も模擬授業まであと1ヶ月を切ったので、今まで学んだことをできる限り活かせるよう、入念な準備をして模擬授業にのぞみたいと思います。(寺尾)
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2022年6月8日仕事日記

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 高速道路は岐阜羽島から大垣までの工事のため、岐阜羽島IC付近で渋滞(泣)。7時20分ごろ研究室着。朝はいつものとおり。

 1限は看護学部「生徒指導論」。今回はいじめ件数への正しい認識、いじめを起こしにくくする風土づくりについて。今日もしっかりと考える安定の授業。

 2限は7期生ゼミ。いつもの取組をしてから、不適切な面接回答をもとに3グループに分かれて論議。発表。今回の新形式もよし!

 久しぶりにお昼をとって、しばし休憩。

 13時から土岐市校長研修会でオンライン講演。いただいた演題は「学校運営におけるICTの活用方法」。時々、ペア交流と指名。1時間でかなり濃い内容を伝える。

 14時50分から小学校教育実習担当校別打ち合わせ。今年度は岡崎市内の2校を担当。4名の学生に書類作成指示や詳細な指導。すでに緊張している模様。

 片付け物をして大学を出る。海部地区女性役職者会から依頼を受けた教務主任対象の研修会のため、七宝焼アートビレッジへ。高速渋滞情報をもとにしたナビ情報にしたがって動いたが、ナビに翻弄された感じ(笑)。30分間は無駄な時間があったような気がしている。会場近くまで来たので、喫茶店でしばし休憩。17時45分ごろ会場到着。

 かつて教育事務所長をさせていただいた地。温かいお心遣いをたくさんいただく。

 18時30分から19時45分ごろまで「明日からも元気で働ける!教務主任の仕事術 〜授業力向上をめざす教務主任として〜」と題した講演。女性ばかりの会場での対面。マスクをしておられても笑い声は弾け、気持ちよく話す。タイトル通り、明日からすぐに動くことができる技術をたっぷり伝授。

 持参した書籍もほぼ完売。一人一冊は購入していただいた感じで30冊余を購入していただけた。大感謝。

 帰宅。1日2本の講演で体の疲れはやはり(笑)。でも心は充実。

 ゼミ生の「心の天気」を読むと、いろいろとあった模様。明朝、コメントをすることに決めて横になる。

 研究室HP記事は、8期生前野さんの模擬授業振り返り。これだけしっかり把握できていれば、次に生きるはず。

5月31日 8期生ゼミでの学び(前野)

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 こんにちは、8期生の前野です!今日はゼミで模擬授業を行って得た学びについて書きたいと思います。

 今回、小学4年生の国語でつなぎ言葉を使って昔話を作るという内容の模擬授業を行いました。

 模擬授業を行う上でこれだけは最低限気をつけて進めようと決めていたことが2つあります。1つは小学4年生の行動レベルに合った発問、指示をすることです。小学生の理解できるレベルまで指示の難易度を落とすには、教師は常に頭を働かせて、これなら子どもに伝わるのかと考えながら言葉を発しなければいけないことを強く感じました。もう1つは、子どもの興味を引き出せるような発問をすることです。今回は導入から20分の授業だったので、導入で昔話の絵を見せて子どもたちに「この絵何の絵だろう?」と問いかけ全員に発言してもらったことで、子どもたちの興味が湧くようにしました。

 この2点については、模擬授業後のフィードバックで良い評価を頂けたのでこれからも意識して授業を行いたいと思います。

 今回の模擬授業で得た反省点は、授業内で1番深めたい内容に入るまでに時間がかかってしまったことです。つなぎ言葉を使うことで文と文の繋がりが生まれることを子どもたちが理解することが授業の1番メインになる予定でしたが、つなぎ言葉を深めるところまで進められずに授業終了となってしまいました。

 このような結果になった理由として「この授業で子どもたちが何と言ったら成功なのか」をしっかりと掴みきれていなかったことが挙げられると感じています。限られた授業時間の中で何に学びの重点を置くかを教材研究によって見定め、授業内容のペース配分を考えるべきだったと思いました。

 また、もう1つ大きな課題だと感じたことは授業中に同じ内容を言っていても言葉がブレてしまうことです。「おむすび」なのか「おにぎり」なのか、「お話」なのか「文章」なのか、教師自身では分かっていても子どもを混乱させてしまうこともあると思いますし、授業中に子どもに突っ込まれてしまう可能性もあると思います。教師が発する言葉には改めて責任を持たないといけないのだなということを学びました。

 最後に、お忙しい中沢山のアドバイスをくださった玉置先生、本当にありがとうございました!今回の模擬授業で基礎の基礎から学ぶことができ、自分にどんな力が足りていないか明確になりました。

 同じ日に模擬授業を行った安藤さん お疲れ様でした!わざわざ模擬授業を見に来てくださった7期生の下野さん ありがとうございました!事前にアドバイスをくれたり、授業後にコメントしてくれたりした8期生のみんなもありがとう!今回の学びを糧に教育実習に挑みたいと思います!(前野)

2022年6月7日仕事日記

 7時ごろ研究室着。いつものルーティン。下野さん来研。四方山話で心身が安らぐ。本日の教師論で見せようと思っていた動画が見当たらない。探しているより、再度、DMした方が早いと判断してその作業。終わったころにありかを思い出す(笑)。

 1限・2限「教師論」は、二人の理科教師の動画を見せて、何を大切にしているかを話し合うという流れ。良質の理科授業映像からは、理科授業の構築にあたって重点をおいていることがよくわかる。

 13時から授業と学び研究所オンライン会議。1時間ちょっとで終了。その後、初企画「見えてるラジオ」(社内限定公開)の収録。土田さんと10分間の実に楽しい会話。

 「教師論」の振り返り熟読。1限・2限合わせて150名近くの学生の振り返りを読み、◎であっても書くことは、かなり時間がかかる。自身の授業の振り返りでもあるので、いい加減にすることはできない!

 来週の授業ワークシート印刷完了。いよいよ後半戦。今日も届く講演依頼。野口先生の教えを守って、声がかかるうちが華とは思いながら、なんとしてもスケジュール調整ができず、お断りが続いている。

 18時30分ごろ帰宅。20時から、かつてのあるゼミ生から学級経営の相談があり、zoomで面談。メールと文書処理。ようやく昨日の仕事日記書き。原稿書きを少々。明日は講演ダブル。土岐市校長会と海部地区女性役職者会。そのプレゼンのチェック。

 研究室HP記事は、安城市立安城東部小学校を訪問した久野さんの学び。僕の講演のポイントもしっかりまとめていてくれる。感謝。

 6月5日開催の岐阜聖徳学園大学教育フォーラム2022「令和時代の教育をリードするために」のYouTube視聴数は、すでに650を超えている。文部科学省の板倉さんのおかげ。
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5月26日 安城市立安城東部小学校での学び(久野)

 こんにちは、7期生の久野舞菜です。

 先日、安城市立安城東部小学校にお邪魔させていただきました!リアルな授業や子どもの姿を観察させていただき、さらに、玉置先生の講話をいただくという、学びあふれる超贅沢スケジュールを堪能させていただきました。訪問を受け入れてくださった東部小の先生方、お話をくださった玉置先生には感謝でいっぱいです!今回は、特に心に残っている事柄を2点綴ります。

 まず、「教師はわからず屋であれ」。

 これは、先日の玉置先生のお言葉です。子どもの発言に、すぐ理解を示すのではなく、わからないフリをする。そして、「え?どういうこと?」「教えて?」ととぼけることで、周囲につなげていく。さらに、つながろうとする子どもを価値づける。

 そうすることで、教師と子どもという一対一の関係で解決させることなく、子ども同士の関係で学び合いを広げることができます。

 東部小の子どもたちは、つながり上手、聴き合い上手です。教室には、「ぼくもそう思った!」「へえ〜!」「たしかに!」「あの子の意見を短くまとめると……」という言葉が飛び交っていました。周囲の意見に耳を傾け、自分なりの言葉で反応を示す。子どもたちの大人顔負けの聴き上手さには、教師の「わからず屋でいる」という育て方が隠されていたのだと感じました。

 次に、主体的・対話的とは何か。

 「主体的・対話的な学び」。教員採用試験に向けて勉強中の私は、このワードを嫌というほど(笑)目にします。

 この言葉を頭では理解しているつもりでも、正直なところよくわからない、というのが本音です。主体的とは?対話的とは?具体的にはどうすればよいのか?勉強中、この言葉に出会うたびに、疑問で頭がグルグルしてきます(笑)

 しかし、先日のお話から、主体的・対話的な学びの本質について掴めたように感じます。

 主体的・対話的な学びを生むのは、「振り返り」と「自己選択」だというお話がありました。

 「振り返り」とは、その一回の授業、その時間だけの心の動きを記すこと。「不思議だった!」「難しかった!」「あれ知りたい!」という子どもの純粋な心の動きから、課題発見と次の学習への意欲が生まれます。そんな振り返りが授業をつくる。授業からまた振り返る。このサイクルが主体的な学びをつくるのだと感じました。

 また、「自己選択」を取り入れる。自己選択を迫られることで、人は自ずと選択肢の内容を吟味し、自分なりの考えを巡らせます。理由を持たないと選ぶことができないからです。ここに自ら考え、そのうえで選択という行動をする主体性が生まれます。

 さらに、自分とは異なる選択があることから、「隣の人はどっちにしたのだろう?」「なんでそっちにしたの?」と聴きたくなります。ここに、対話が生まれます。

 主体性というと、一から子どもに考えさせたり、アイデアを出させたりするイメージがあります。ハードルが高いなぁ、全員ができるのかなぁ、というのが正直な気持ちです。
しかし、自己選択なら誰もが気軽にできそうな気がします。些細なこと、毎日できることから、コツコツ主体性を育てることが重要だと感じました。

 学びあふれる贅沢で貴重な機会をいただけたこと、本当に有り難く感じております。お忙しい中、学生である私の訪問を受け入れ、時間を割いてくださった東部小の先生方には感謝でいっぱいです。

 元気いっぱいに一生懸命学び合う子どもたちの姿が本当に輝かしく、「絶対に絶対に教師になる!!」という決意がより一層固くなりました。東部小の先生方のように、子どもの学び合いを引き出せる素敵な教師になるべく、今は採用試験に向けて、勉学に努める所存です!いつか、同じ職場に配属となりましたら、後輩としてご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!

 玉置先生、貴重な学びの機会をありがとうございました!「玉置先生のもとで学べるだなんて羨ましい!」との声をたくさんいただきます(笑)まだまだ玉置先生のもとで学びを吸収する所存ですので、これからもご指導よろしくお願いいたします!(久野)

※写真は安城市立安城東部小学校HPより
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2022年6月6日仕事日記

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 仕事日記は遅くなっても翌日午前早々には入力していたが、とうとう昨日から今日にかけて、それができず。あるゼミ生から「仕事日記が更新されていません。生存確認」メッセージが届く(笑)。

 気づいたことがある。1日以上経っていると、記憶がかなり薄れていること(泣)。思い出しながら綴る6日の1日。

 コンビニでパンを買って、7時過ぎに研究室着。アロマを焚き、BGMをかけて珈琲を飲む。

 1限「教育課程論」は、「対話的な学び」がテーマ。動画を多用。自分の考えを広げ深めた姿は、観察によってはとらえられないことから深掘り。振り返りでも対話について熟考していることがよくわかる。授業者として手ごたえ十分。

 2限は7期生ゼミ。教採過去問後、授業のワンシーン動画を見せながら、子どもの姿から教師側の対応を考える展開。ゼミ生の授業を見る目の高まりが嬉しい。

 12時30分から、ある学生から依頼を受けて相談。来研当初はかなり悩んでいる様子だったが、研究室を出るときには晴れやかな表情となったといってもいい。思い込みすぎの悩みが解消した模様。

 14時15分からオンライン接続。14時30分から16時30分まで、金沢市教職員研修20年経験者研修「学校組織マネジメント」の講師。担当者と相談して決めた演題は「若手教員から頼られるミドルリーダー力をつける」。前半はミドルリーダーのイメージを高めてもらう私が出会った素敵なミドルリーダー紹介。後半は11グループに分かれて、僕が提示した二つの課題検討。グループでの話し合いの報告まで終える。

 16時40分から石川県教員採用試験を受ける3名から模擬授業の指導依頼に応える。指導をしながら、もし自分が模擬授業試験管なら・・・と考えていると、ポイントはこれだ!という確信ができて、熱く助言。

 大学を出る。ナビは名神ルートの指示。集中工事での渋滞なしで帰宅できた。

 一旦横になって体を休める。目覚めて本日の締め切りの週刊教育資料原稿を書く。日が変わってから原稿完成(泣)。編集部へ送信。

2022年6月5日仕事日記

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 早朝に目覚めたので、今週訪問する一宮市立瀬部小学校での資料作りをする。瀬部小学校では、先生方に子ども役になっていただき、2つの模擬授業をしながら、瀬部小学校の研究主題に迫るための指導助言をすることになっている。そのためいただいた本年度の研究概要からポイントを示した資料、玉置流道徳授業の作り方を2種類、算数ワークシートを作成して、送信。

 先日訪問した味岡小学校での指導助言の追記資料を作成して送信。

 9時ごろに家を出て大学へ向かう。9号館へ出向き、特設スタジオを確認。さすがプロ!教育実習課も万全の準備をしていただいている。感謝するばかり。

 12時30分ごろからフォーラム全体の流れ、シンポジウムの展開について相談。自分としては珍しい事前打ち合わせ(笑)。

 13時30分から学長挨拶。13時35分から14時35分まで、文部科学省学校デジタル化プロジェクトチームリーダーの板倉寛さん講演。続いて、シンポジウム。14時43分開始。パネラーは板倉さん、秋山先生、石原先生、山田先生の4人。15時50分予定通り終了。

 詳細は、いずれ大学ホームページで発信。アーカイブで見ることもできるので、ここでは報告まで。

 板倉さんをお見送り。ようやく神経が開放されて、疲れがドッと出る。帰路のSAのスタバで、先日、ゼミ生から差し入れてもらった「キャラメルクリーム、氷少なめ、ミルク多く」を注文。例によって頑張った自分を褒める(笑)。

 帰宅。原稿を1本書いて力尽きる。

 研究室HP記事は、愛知県教育委員会事業である「ホームフレンド」に関わっている下野さんの所感。ぜひお読みください。
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ホームフレンド(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。私は、大学3年生から愛知県教育委員会のホームフレンド活動というボランティアをさせて頂いています。今回は、このホームフレンド活動について、綴りたいと思います。

 ホームフレンド活動とは、不登校の子どもの遊び相手や話し相手になる活動です。私は、子どもたちの最高のフレンド(友達)になることだと活動意義を位置付けています。

 ホームフレンド活動では、たくさんの子どもたちと出逢います。一期一会です。

 私がホームフレンド活動で大切にしていることは、「貴方と出会えたことがとっても嬉しい」という気持ちを活動時間に目一杯伝えること。伝え方は、様々ですが私が主に大切にする伝え方は「言葉」です。

 「言葉」には、大きな力があります。思っているだけでは伝わりません。「言葉」で必ず伝えること。私は、ホームフレンドで出会った子どもたちには、必ず帰り際「会えて嬉しかったよ。ありがとう。」と伝えるようにしています。そうすると、パッと子どもの顔が明るくなることがよく分かります。私はその瞬間がたまらなく嬉しいです。私のありがとうの気持ちが伝わったのだなと僭越ながら思っています。

 ホームフレンド活動では、子どもに笑顔になる瞬間に出会うことができます。目の前でパッとにっこり笑顔を見せてくれる時、少しでもホームフレンド活動が子どもの心に光をもたらしているのでしょうか。それは、子どもたちにしか分かりません。それでも、私は子どもたちがにっこり笑顔になる輝く姿がとても好きです。

 ホームフレンド活動。それは、子どもがにっこり笑顔で輝く姿を、見取り、ホームフレンド自身もにっこり笑顔で輝ける時間です。

 学生だからこそ、子どもたちの隣に居られて、見られる景色があります。私は、もう来年の3月にはこのホームフレンド活動を卒業しなければなりません。

 「どんな敏腕教師もずっとは側には居られないのだから、子ども自身が人生を歩めるようにしなければならない。」と、玉置先生は仰られます。まさしく、私は今そんな活動の仕方を模索中です。私が敏腕ホームフレンドだとは、そんな烏滸がましいことは思いません。それでも、私が居なくとも子どもたちがにっこり笑顔で輝けるように。出会った子どもたちが「あんなお姉さんも居たなあ」とどこかで少しの勇気づけになるように。今はそんなことを思いながら活動を続けています。

 ホームフレンド活動に携わり、子どもたちの心を癒し、にっこり笑顔に立ち会える瞬間の感動をこの先も誰かが感じてくれたら嬉しいなと思い、この記事を綴りました。

 これからも子どもたちの最高のフレンドが子どものそばに居ますように。(下野)

2022年6月4日仕事日記

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 明日は本学・岐阜聖徳学園大学 教育フォーラム2022「令和時代の教育をリードする」(LIVE配信)を開催。シンポジウム進行役として、ゲストの板倉さんから届いたプレゼンを見ながら、その展開を考える。とはいえ、「令和時代の教育をリードするために」をもう一段階絞り込んだだけ。

 明治図書数学本の原稿書き。締め切り日を考えると、このペースでは厳しいと思いながらも進まず。何か落ち着かない。

 19時から21時まで、『教室マルトリートメント』刊行記念イベント―居心地のいい学級経営を考える― 赤坂真二、川上康則対談 を視聴。職員室内人間関係作りの重要性も語られ、この分野だからこそ自分も深掘りできそうだと刺激を受ける。

 研究室HP記事は更新順を間違えたので、記事の入れ替え。7期生ゼミ5月23日の記録を岡君5月25日の記録を田中君が発信

 研究室HPトップ写真は、8期生ゼミでのワンシーンと入れ替え。
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