2022年7月3日仕事日記

 早朝から8日に伺う吹田市の教頭先生方への研修資料作成。すでに校長先生方に話をした内容と同じでよいと言われていたが、教頭先生限定の情報提供を考えている内に、ほぼ異なる内容になった。この方がよいと判断して資料送信。動画を多用して、教頭としてのコミュニケーション力を高めるための様々な知見を伝える1時間30分の予定。

 今日中には進行状況を伝えることも含めて、ある程度精査した原稿が送れるように必死に原稿書きをする。結局は午前2時過ぎに完了。といっても4分の3(泣)。ごめんなさい。

 研究室HP記事は、8期生伊藤君の模擬授業振り返り。教育実習前に目を通しても十分に役立つ内容。

6月14日ゼミでの学び(伊藤)

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 こんにちは、8期生の伊藤です!

 6月14日にゼミで模擬授業を行いました。今回は、小学校2年生の算数「形をしらべよう」を取り扱いました。これから、模擬授業を行なって学んだことを書きたいと思います。

 私自身、模擬授業をするのがほとんど初めてで、すごく緊張しました。そんななか、最後までやりきることができたので、とりあえず一安心です。しかし、振り返ってみると、多くの課題が見つかりました。
 
 1つ目は、メモを見ながら授業をしてしまったことです。メモを見ながら授業をしてしまうと、子どもたちに茶化されてしまうと指摘されました。メモを見なくても授業が進められるように、事前にもっと授業準備をしておくべきであると思いました。
 
 2つ目は、子どもの意見をすぐに受け入れてしまったことです。子どもの意見に対して、その意見が正解であったときに、他の子に繋ぐのではなく、正解!というようにすぐに受け入れてしまいました。そうではなく、他の子に繋いで、意見を深めるようにしていくことが大切であることを学びました。
 
 3つ目は、授業の中で最も大事な発問を、軽い感じで発問してしまったことです。大事な発問であると子どもに気づいてもらうために、教卓の前に立ち、声の抑揚をつけ、丁寧に発問することが大切であることを学びました。
 
 主にこの3つの課題を、これから心に留めておきます。課題ばかりでは寂しいので、成果も書かせていただきます。成果は、ゼミの仲間の模擬授業で学んだことを意識することができたことです。特に意識したことは、名前の呼び方を統一することやオープンカンニングを行うこと、教師ではなく子どもの発言だけを板書することです。ゼミの仲間の模擬授業で学んだことを自身の模擬授業で取り入れることができたことは、大きな成果であると感じます。

 このように実際に模擬授業を行なったことで、自身の課題と成果が見えました。自身の課題と成果を無駄にすることなく、これからのゼミや教育実習にしっかりと生かしていきます。玉置先生は、しっかりとダメなことはダメと言ってくださるので、とても自分のためになります。これからもビシバシとお願いします。(笑)玉置先生だけでなく、ゼミの仲間からもしっかりとアドバイスをもらえるので、玉置ゼミでよかったと思ってます。私も玉置ゼミに貢献できるように頑張っていきたいです。(伊藤)

2022年7月2日仕事日記

 今日も原稿書きに必死。ちょっと先が見えてきた。ふ〜う。

 講義「教師論」「教育課程論」「生徒指導論」の今月中提出のレポート指示をユニパで設定完了。

 文部科学省から出された「GIGAスクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用に向けた夏季休業期間中の取組について」をもとに、授業と学び研究所の皆さんに提案。ぜひとも実現したい。

 夕食は回転寿司。食べすぎた。帰宅してから頭がより回らなくなった(泣)。

 志賀内泰弘さんの「ちょっといい話」に7期生下野さんのエッセイが登場。ちょっとどころか、とってもいい話。皆様、ぜひご一読を
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6月14日模擬授業での学びと反省(新谷)

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 こんにちは8期生の新谷です。先日のゼミで、模擬授業をやらせていただきました。今回はそこでの学びや、自身の反省点について書いていこうと思います。

 まず、率直な感想は、とても緊張しました(笑)授業を行う一日前から、緊張が止まらず、毎回授業を難なくこなしている玉置先生や、学校の先生方の力量を感じました。本番になると、緊張で、家で練習していたことがほとんど飛んでいってしまい、悔しさの残る授業となりました。教育実習が始まるまでに、この緊張しいは直していきたい部分です。

 今回の反省点は主に2つです。1つ目は、何が目的で音読を行っていたかを生徒に明確に伝えることができなかったことです。今回、小学校二年生の国語「ことばあそび」をやらせていただきましたが、ことば遊びという中での音読をする意味というものを自分自身が明確に理解できていなかった部分がありました。このことは、生徒役の芝田くんが言ってくれるまで全く気が付かなかったことなので、生徒側の気持ちを理解できなかった部分だったと思います。

 また、音読の時間が長くなってしまい、ことば遊びの文を書きたいと思っている生徒を、退屈な気持ちにさせてしまったと思います。

 音読するときには、なぜ音読するのかを生徒に伝えることが大切だとわかりました。
 2つ目は、ことば遊び自体の意味を理解しきれていなかったことです。今回の授業においての、言葉あそびとは、文の最初にあいうえおやあかさたなをつけて文を作るというものでしたが、ことば遊びはそれだけではなく、しりとりや十回ゲームなどがあります。そこをはっきりさせることができなかったため、私がした発問の「他にことば遊びってなにがあるかな?」が、あやふやになってしまい、しりとりと言われたときに、困ってしまうこととなりました。今回の目的は、あいうえお作文をつくることだったので、目当てを、「あいうえお作文を作ろう」にすることで、私がした発問に明確な意味をもたらせることができることがわかりました。

 今回の模擬授業で、自分が予想している以上に生徒の反応は様々であることがわかりました。そこを今後、自分がどう受け取り、どう対応するか、また、玉置先生がいつも話している、子ども同士をつなぐということをどこまで理解でき、教育実習に活かせるか。
これからもたくさん学び続けなければいけないと再認識しました。

 8期生の皆、たくさんの意見と感想をありがとう。今回の授業で、自分の良さと悪さが反映されて、皆がそこを褒めてくれたり、逆に、こうしたほうが良いよとアドバイスをくれたり、皆がいるから、もっと授業が上手になりたい、もっと頑張りたいと思わせてくれます。みんなで素敵な教師になりたいと改めて思いました。

 玉置先生、厳しいお言葉とたくさんの助言をありがとうございます。これからもたくさん玉置先生から学び続けて吸収して、立派な教師になります。精一杯頑張ります。(新谷)


2022年7月1日仕事日記

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 例によって目覚めてすることは原稿書き。何本か仕上げ。

 12時ごろ家を出て、犬山中へ向かう。校長先生と懇談。最近、訪問した学校の状況から感じていることを伝える。

 12時45分から4限。全学級の授業参観。写真撮影をいくつか。13時45分から指定授業参観。国語、数学、理科、技術、道徳の5つの授業。いずれも動画撮影。多様な形式で、学び合う姿はこの犬山中ではごく普通の姿。後日、先生方に動画によって指導助言を仰せつかっている身として、何を伝えようかと必死に考えながら参観。基本は十二分にできているので、それぞれの活動の意義を再確認して、授業密度を高めることを伝えようと決める。

 ファミレスに入って原稿書き。1本できたところで帰宅。今朝、判明した契約ミス。ドコモショップに出かけ、契約再変更。思いこみによる大失敗(泣)。

 例によって原稿書き。研究室HP記事は、6月13日7期生ゼミ記録。高橋さんが発信

 文部科学省は、「GIGAスクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用に向けた夏季休業期間中の取組について」を発出。夏季休業中に「心の天気」「学びの天気」を家庭で入力する良い機会。広がることを祈る。

6月13日 ゼミの学び(高橋)

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 こんにちは。7期生の高橋です。今回は、6月13日のゼミの学びです。

 いつもの教職教養プリントやり、鈴木恵子先生のセミナーの映像を見ました。玉置先生のおかげでまたまた素敵な先生に出会うことができました。

 「この先生は絶対に子どもを裏切らない」これが、鈴木先生の第一印象です。笑顔、眼差し、声と言葉遣いでだけでこんなことを思わせる安心感があるんです。映像で初めて見た全く存じ上げない方(勉強不足ですみません)にここまで安心感を抱いたのは初めてだったのでびっくりしました。

 そんな先生から学んだ「これから子供と関わる上で大切にしなければいけないこと」があります。それは、「子どもの輝きを引き出す」ということです。子どもは誰しも「もっと良くなりたい」という願いを持っています。それを引き出すために、まずは、子どもに先入観を持たずまっさらな目で見つめ、素敵なところを見逃さないことが大切だと学びました。

 文字にすると、抽象的で本当にそんなことができるのかと思われてしまいそうですが、鈴木先生の学級通信のお話を聞いて、目を凝らして見なくても何気ない日常に子供の輝きは、たくさんあると思いました。

 「素敵!」をたくさん見つけることは子供と関わることに限らず日常生活でもできそうですね。面接回答を練っていると「これ子ども相手に限らず人としてやっていかなきゃ」と思うことが多々あります。きっと日常で大切にすることは自然と子供たちの前でも表れるので今一度自分の日常を振り返りたいと思いました!(高橋)

2022年6月30日仕事日記

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 早朝から原稿書き。コメダへ行ってモーニング。帰宅して原稿書き。

 11時に家を出て、西尾市立吉良中学校へ向かう。途中で昼食。桶狭間タンメン塩も美味しい。

 13時10分に学校着。校長先生と懇談。EDUCOMから1名参加。授業の見方を伝授。

 13時40分から2年社会科授業。安定した授業力。生徒同士、教師と生徒の関係もよい。単元を「江戸時代の通知表 どの政策が一番?」として、これまでの学びから政策を自己選択させて論議させる展開。振り返りも大切にされていて、聴き合うことから学びを高める授業。意図的指名もよい。

 すぐに動画整理。先生方の研究協議を聞きながらプレゼン追加。必死(笑)。

 15時45分ごろから16時20分まで講演。依頼を受けた「生徒の振り返りをもとにした単元・授業づくり」「自己選択の場づくり」「聴き合う集団づくり」について、学習指導要領の記載や動画を見せながら、どの授業においても活かしていただけるように具体的に伝える。

 もっとも上記の3点は僕が関わらせていただいて授業づくりの重要点として伝えてきたこと。研究構想図にしっかり表されているが、この4月の異動で新しくこの学校に赴任された方が大人数とのことで、新たに価値づけ。

 終了後、研究主任さんらに、吉良中学校の歩みの確かさ、今後の在り方を伝える。話していても元気が出る。というのは、ここまで僕の提案を受け入れていただき、授業づくりを進めていただいていること、そして良い授業を見せていただいたからだ。助言者として嬉しい限り。

 EDUCOMの島さんと西尾駅までの道のりで楽しく会話。

 激しい渋滞に巻き込まれずに帰宅。しばらく横になってから原稿書き再開。
 
 研究室HP記事は、6月13日に訪問した稲沢市立牧川小学校での学びを下野さんが発信

 ICTを活用する授業は、「個」の活動領域がどうしても広くなります。ICTの特性である「共有」を駆使し、「個」の活動領域の広さを「集団」として繋ぐ教師の役割の奥深さを改めて身に染みて感じた時間。

 このようなことは、なかなか書けない。我がゼミ生ながら感心。

6月13日 稲沢市立牧川小学校での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。6月13日に、稲沢市立牧川小学校に訪問させて頂きました。

 牧川小学校の子どもたち、とても温かく純粋で優しくて芯のある礼儀正しい子どもたち。正面玄関が分からず困ってしまった私が子どもたちに声をかけると、直ぐに「僕がご紹介します!」と元気よく玄関の入口を教えてくれました。挨拶をすれば、元気で笑顔満開なご挨拶。とてもとてもあったかい気持ちになりました。

 授業参観においても、粘り強く課題に取り組む姿がとても印象的です。ICT活用を念頭に置かれた授業では、子どもたちのICTの使いこなし方に驚きの連続。先生との日頃の関係性の確からしさがICTという新しい文房具をより豊かなものにすることを学ばさせて頂きました。

 ICTを活用する授業は、「個」の活動領域がどうしても広くなります。ICTの特性である「共有」を駆使し、「個」の活動領域の広さを「集団」として繋ぐ教師の役割の奥深さを改めて身に染みて感じた時間。先生方の子どもを愛する眼差しがとても素敵で、優しく、牧川小の子どもたちの「あたたかさ」は、きっと先生方から発信されているのだなと感じました。

 牧川小学校の先生方、今回は玉置ゼミ生を受け入れて下さりありがとうございました。先生方の優しさや学び続けるチームである同僚性がとてもとても感動的で、あたたかいなあと心がほっこりする思いでした。9月も是非、訪問させて頂ければと思います。
 玉置先生、今回もまた良質な学びをありがとうございます。玉置ゼミ生でなければ、こうして門をくぐることもなかったかもしれない学校で沢山の学びを吸収できる、それが私の何よりの宝物です。

 全てに感謝を持って。ありがとうございました。(下野)

※ 写真は稲沢市立牧川小学校HPより(玉置)
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