2022年7月3日仕事日記

 早朝から8日に伺う吹田市の教頭先生方への研修資料作成。すでに校長先生方に話をした内容と同じでよいと言われていたが、教頭先生限定の情報提供を考えている内に、ほぼ異なる内容になった。この方がよいと判断して資料送信。動画を多用して、教頭としてのコミュニケーション力を高めるための様々な知見を伝える1時間30分の予定。

 今日中には進行状況を伝えることも含めて、ある程度精査した原稿が送れるように必死に原稿書きをする。結局は午前2時過ぎに完了。といっても4分の3(泣)。ごめんなさい。

 研究室HP記事は、8期生伊藤君の模擬授業振り返り。教育実習前に目を通しても十分に役立つ内容。

6月14日ゼミでの学び(伊藤)

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 こんにちは、8期生の伊藤です!

 6月14日にゼミで模擬授業を行いました。今回は、小学校2年生の算数「形をしらべよう」を取り扱いました。これから、模擬授業を行なって学んだことを書きたいと思います。

 私自身、模擬授業をするのがほとんど初めてで、すごく緊張しました。そんななか、最後までやりきることができたので、とりあえず一安心です。しかし、振り返ってみると、多くの課題が見つかりました。
 
 1つ目は、メモを見ながら授業をしてしまったことです。メモを見ながら授業をしてしまうと、子どもたちに茶化されてしまうと指摘されました。メモを見なくても授業が進められるように、事前にもっと授業準備をしておくべきであると思いました。
 
 2つ目は、子どもの意見をすぐに受け入れてしまったことです。子どもの意見に対して、その意見が正解であったときに、他の子に繋ぐのではなく、正解!というようにすぐに受け入れてしまいました。そうではなく、他の子に繋いで、意見を深めるようにしていくことが大切であることを学びました。
 
 3つ目は、授業の中で最も大事な発問を、軽い感じで発問してしまったことです。大事な発問であると子どもに気づいてもらうために、教卓の前に立ち、声の抑揚をつけ、丁寧に発問することが大切であることを学びました。
 
 主にこの3つの課題を、これから心に留めておきます。課題ばかりでは寂しいので、成果も書かせていただきます。成果は、ゼミの仲間の模擬授業で学んだことを意識することができたことです。特に意識したことは、名前の呼び方を統一することやオープンカンニングを行うこと、教師ではなく子どもの発言だけを板書することです。ゼミの仲間の模擬授業で学んだことを自身の模擬授業で取り入れることができたことは、大きな成果であると感じます。

 このように実際に模擬授業を行なったことで、自身の課題と成果が見えました。自身の課題と成果を無駄にすることなく、これからのゼミや教育実習にしっかりと生かしていきます。玉置先生は、しっかりとダメなことはダメと言ってくださるので、とても自分のためになります。これからもビシバシとお願いします。(笑)玉置先生だけでなく、ゼミの仲間からもしっかりとアドバイスをもらえるので、玉置ゼミでよかったと思ってます。私も玉置ゼミに貢献できるように頑張っていきたいです。(伊藤)

2022年7月2日仕事日記

 今日も原稿書きに必死。ちょっと先が見えてきた。ふ〜う。

 講義「教師論」「教育課程論」「生徒指導論」の今月中提出のレポート指示をユニパで設定完了。

 文部科学省から出された「GIGAスクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用に向けた夏季休業期間中の取組について」をもとに、授業と学び研究所の皆さんに提案。ぜひとも実現したい。

 夕食は回転寿司。食べすぎた。帰宅してから頭がより回らなくなった(泣)。

 志賀内泰弘さんの「ちょっといい話」に7期生下野さんのエッセイが登場。ちょっとどころか、とってもいい話。皆様、ぜひご一読を
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6月14日模擬授業での学びと反省(新谷)

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 こんにちは8期生の新谷です。先日のゼミで、模擬授業をやらせていただきました。今回はそこでの学びや、自身の反省点について書いていこうと思います。

 まず、率直な感想は、とても緊張しました(笑)授業を行う一日前から、緊張が止まらず、毎回授業を難なくこなしている玉置先生や、学校の先生方の力量を感じました。本番になると、緊張で、家で練習していたことがほとんど飛んでいってしまい、悔しさの残る授業となりました。教育実習が始まるまでに、この緊張しいは直していきたい部分です。

 今回の反省点は主に2つです。1つ目は、何が目的で音読を行っていたかを生徒に明確に伝えることができなかったことです。今回、小学校二年生の国語「ことばあそび」をやらせていただきましたが、ことば遊びという中での音読をする意味というものを自分自身が明確に理解できていなかった部分がありました。このことは、生徒役の芝田くんが言ってくれるまで全く気が付かなかったことなので、生徒側の気持ちを理解できなかった部分だったと思います。

 また、音読の時間が長くなってしまい、ことば遊びの文を書きたいと思っている生徒を、退屈な気持ちにさせてしまったと思います。

 音読するときには、なぜ音読するのかを生徒に伝えることが大切だとわかりました。
 2つ目は、ことば遊び自体の意味を理解しきれていなかったことです。今回の授業においての、言葉あそびとは、文の最初にあいうえおやあかさたなをつけて文を作るというものでしたが、ことば遊びはそれだけではなく、しりとりや十回ゲームなどがあります。そこをはっきりさせることができなかったため、私がした発問の「他にことば遊びってなにがあるかな?」が、あやふやになってしまい、しりとりと言われたときに、困ってしまうこととなりました。今回の目的は、あいうえお作文をつくることだったので、目当てを、「あいうえお作文を作ろう」にすることで、私がした発問に明確な意味をもたらせることができることがわかりました。

 今回の模擬授業で、自分が予想している以上に生徒の反応は様々であることがわかりました。そこを今後、自分がどう受け取り、どう対応するか、また、玉置先生がいつも話している、子ども同士をつなぐということをどこまで理解でき、教育実習に活かせるか。
これからもたくさん学び続けなければいけないと再認識しました。

 8期生の皆、たくさんの意見と感想をありがとう。今回の授業で、自分の良さと悪さが反映されて、皆がそこを褒めてくれたり、逆に、こうしたほうが良いよとアドバイスをくれたり、皆がいるから、もっと授業が上手になりたい、もっと頑張りたいと思わせてくれます。みんなで素敵な教師になりたいと改めて思いました。

 玉置先生、厳しいお言葉とたくさんの助言をありがとうございます。これからもたくさん玉置先生から学び続けて吸収して、立派な教師になります。精一杯頑張ります。(新谷)


2022年7月1日仕事日記

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 例によって目覚めてすることは原稿書き。何本か仕上げ。

 12時ごろ家を出て、犬山中へ向かう。校長先生と懇談。最近、訪問した学校の状況から感じていることを伝える。

 12時45分から4限。全学級の授業参観。写真撮影をいくつか。13時45分から指定授業参観。国語、数学、理科、技術、道徳の5つの授業。いずれも動画撮影。多様な形式で、学び合う姿はこの犬山中ではごく普通の姿。後日、先生方に動画によって指導助言を仰せつかっている身として、何を伝えようかと必死に考えながら参観。基本は十二分にできているので、それぞれの活動の意義を再確認して、授業密度を高めることを伝えようと決める。

 ファミレスに入って原稿書き。1本できたところで帰宅。今朝、判明した契約ミス。ドコモショップに出かけ、契約再変更。思いこみによる大失敗(泣)。

 例によって原稿書き。研究室HP記事は、6月13日7期生ゼミ記録。高橋さんが発信

 文部科学省は、「GIGAスクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用に向けた夏季休業期間中の取組について」を発出。夏季休業中に「心の天気」「学びの天気」を家庭で入力する良い機会。広がることを祈る。

6月13日 ゼミの学び(高橋)

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 こんにちは。7期生の高橋です。今回は、6月13日のゼミの学びです。

 いつもの教職教養プリントやり、鈴木恵子先生のセミナーの映像を見ました。玉置先生のおかげでまたまた素敵な先生に出会うことができました。

 「この先生は絶対に子どもを裏切らない」これが、鈴木先生の第一印象です。笑顔、眼差し、声と言葉遣いでだけでこんなことを思わせる安心感があるんです。映像で初めて見た全く存じ上げない方(勉強不足ですみません)にここまで安心感を抱いたのは初めてだったのでびっくりしました。

 そんな先生から学んだ「これから子供と関わる上で大切にしなければいけないこと」があります。それは、「子どもの輝きを引き出す」ということです。子どもは誰しも「もっと良くなりたい」という願いを持っています。それを引き出すために、まずは、子どもに先入観を持たずまっさらな目で見つめ、素敵なところを見逃さないことが大切だと学びました。

 文字にすると、抽象的で本当にそんなことができるのかと思われてしまいそうですが、鈴木先生の学級通信のお話を聞いて、目を凝らして見なくても何気ない日常に子供の輝きは、たくさんあると思いました。

 「素敵!」をたくさん見つけることは子供と関わることに限らず日常生活でもできそうですね。面接回答を練っていると「これ子ども相手に限らず人としてやっていかなきゃ」と思うことが多々あります。きっと日常で大切にすることは自然と子供たちの前でも表れるので今一度自分の日常を振り返りたいと思いました!(高橋)

2022年6月30日仕事日記

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 早朝から原稿書き。コメダへ行ってモーニング。帰宅して原稿書き。

 11時に家を出て、西尾市立吉良中学校へ向かう。途中で昼食。桶狭間タンメン塩も美味しい。

 13時10分に学校着。校長先生と懇談。EDUCOMから1名参加。授業の見方を伝授。

 13時40分から2年社会科授業。安定した授業力。生徒同士、教師と生徒の関係もよい。単元を「江戸時代の通知表 どの政策が一番?」として、これまでの学びから政策を自己選択させて論議させる展開。振り返りも大切にされていて、聴き合うことから学びを高める授業。意図的指名もよい。

 すぐに動画整理。先生方の研究協議を聞きながらプレゼン追加。必死(笑)。

 15時45分ごろから16時20分まで講演。依頼を受けた「生徒の振り返りをもとにした単元・授業づくり」「自己選択の場づくり」「聴き合う集団づくり」について、学習指導要領の記載や動画を見せながら、どの授業においても活かしていただけるように具体的に伝える。

 もっとも上記の3点は僕が関わらせていただいて授業づくりの重要点として伝えてきたこと。研究構想図にしっかり表されているが、この4月の異動で新しくこの学校に赴任された方が大人数とのことで、新たに価値づけ。

 終了後、研究主任さんらに、吉良中学校の歩みの確かさ、今後の在り方を伝える。話していても元気が出る。というのは、ここまで僕の提案を受け入れていただき、授業づくりを進めていただいていること、そして良い授業を見せていただいたからだ。助言者として嬉しい限り。

 EDUCOMの島さんと西尾駅までの道のりで楽しく会話。

 激しい渋滞に巻き込まれずに帰宅。しばらく横になってから原稿書き再開。
 
 研究室HP記事は、6月13日に訪問した稲沢市立牧川小学校での学びを下野さんが発信

 ICTを活用する授業は、「個」の活動領域がどうしても広くなります。ICTの特性である「共有」を駆使し、「個」の活動領域の広さを「集団」として繋ぐ教師の役割の奥深さを改めて身に染みて感じた時間。

 このようなことは、なかなか書けない。我がゼミ生ながら感心。

6月13日 稲沢市立牧川小学校での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。6月13日に、稲沢市立牧川小学校に訪問させて頂きました。

 牧川小学校の子どもたち、とても温かく純粋で優しくて芯のある礼儀正しい子どもたち。正面玄関が分からず困ってしまった私が子どもたちに声をかけると、直ぐに「僕がご紹介します!」と元気よく玄関の入口を教えてくれました。挨拶をすれば、元気で笑顔満開なご挨拶。とてもとてもあったかい気持ちになりました。

 授業参観においても、粘り強く課題に取り組む姿がとても印象的です。ICT活用を念頭に置かれた授業では、子どもたちのICTの使いこなし方に驚きの連続。先生との日頃の関係性の確からしさがICTという新しい文房具をより豊かなものにすることを学ばさせて頂きました。

 ICTを活用する授業は、「個」の活動領域がどうしても広くなります。ICTの特性である「共有」を駆使し、「個」の活動領域の広さを「集団」として繋ぐ教師の役割の奥深さを改めて身に染みて感じた時間。先生方の子どもを愛する眼差しがとても素敵で、優しく、牧川小の子どもたちの「あたたかさ」は、きっと先生方から発信されているのだなと感じました。

 牧川小学校の先生方、今回は玉置ゼミ生を受け入れて下さりありがとうございました。先生方の優しさや学び続けるチームである同僚性がとてもとても感動的で、あたたかいなあと心がほっこりする思いでした。9月も是非、訪問させて頂ければと思います。
 玉置先生、今回もまた良質な学びをありがとうございます。玉置ゼミ生でなければ、こうして門をくぐることもなかったかもしれない学校で沢山の学びを吸収できる、それが私の何よりの宝物です。

 全てに感謝を持って。ありがとうございました。(下野)

※ 写真は稲沢市立牧川小学校HPより(玉置)
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2022年6月29日仕事日記

 7時30分ごろ研究室着。いつものルーティン。講義資料準備。「教師論」振り返り熟読。

 1限、看護学部「生徒指導論」。資料「こんな養護教諭になりたい」を輪読。それぞれのこだわりを発表し合い、意見交流。

 2限、7期生ゼミ。教採過去問最終回。チャットによる考え発信での学び合い。この手法もよいと確信。

 13時過ぎ、愛知県教育委員会がヒアリングのため来研。14時30分ごろまで。特にGIGAスクール構想2年目を迎えて思うことを伝える。

 講義出欠入力。ある依頼のため学長室へ。快諾をいただく。大学を出る。SAのスタバで、下野さんお勧めのキャラメルクリームとシュガードーナッツ。美味しい。

 帰宅。例によって原稿書き。

 研究室HP記事は6月11日教師力アップセミナー(山田洋一先生)の最終記事。高橋さんと吉久さんが発信。ゼミ生17人による濃厚な学び記録発信完了。
 
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6月11日第2回教師力アップセミナーでの学び【高橋・吉久】

 こんにちは 玉置ゼミ7期生の高橋奈優です。今回は、第2回教師力アップセミナーでの学びを綴ります。

 「子どもはなぜ学校で学ぶのか」この問の答えが今回のセミナーでわかったような気がします。それは、これから生きていく世界は全員好きな人ではない。そんな集団でどんな行動を取っていく必要があるのかを学ぶためです。つまり、学校は、どうすれば生きやすくなるのか自分で選択する練習をする場であるということです。

 しかし、子ども一人ひとりによって選択肢は、様々です。そこで、子どもに選択肢をたくさん提供し、学びやすい環境を調整するのが教師の役割であることを学びました。

 具体的に山田先生の実践を見て、こんなに思う存分自分が一番学べる環境がある子どもは本当に恵まれているなと思う反面、こんなことできるのかなと不安になりました。しかし、山田先生が最後おっしゃったようにすべてを実践することが良い教師というわけではなく、「子供の学びやすい環境を提供する」というマインドをもって子供と関わっていくことが大切だと思いました。

 教師力アップセミナーでまた、自分の教師観が広がり深まりました。ありがとうございました。(高橋)


 こんにちは。7期生の吉久明日実です。今回は第二回教師力アップセミナーに参加させて頂きました。そこでの学びを記したいと思います。

 今回のセミナーを通して、2つ学んだことがあります。
 
1つ目は、教師は、子供一人一人のニーズに合わせて誰もが公平に学習できるように環境を整えることです。学習者への支援に対し、周りがそれっていいの?と疑問に感じ質問してきた場合どのように対応すればよいのだろうと悩みました。ですが、その時は、その支援によってその子は勉強ができなくなるかどうか問いかけ、あなたもやりたかったらやっていいんだよと伝えればよいことを知りました。

 2つ目は、学習をする上では、見通しを持たせることの大切さです。私が学生の頃、定期試験に向けて、テスト週間にプレテストを配布されていました。直前ということもあり、苦手な問題を克服するのに時間がかかった覚えがあります。

 今回のセミナーでは、単元の一時間目にプレテストを配布するということでした。単元全体の問題を早い段階で知ることで、どこが重要でどこまでやるのか子供は先が見通せ、安心感が得られると思いました。また早めに自分の苦手な問題が把握できますし、自然と予習復習に力が入るのではないかと思いました。

 このように、UDLの視点を持ち続け、授業で取り入れられるところは取り入れ、子供が安心して学習できる環境の場を整えていきたいです。たくさんの学びを提供してくださり、ありがとうございました。(吉久)
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2022年6月28日仕事日記

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 7時ごろ研究室着。さっそく冷房スイッチを入れる。暑い!講義準備をして、愛知県教育委員会から依頼を受けた原稿書き。完成して送信。例によって新刊本原稿書き。

 9時から2コマ。第11回教師論。今回は外国語科授業がテーマ。教師論であるので、ある英語教師の激動人生を映像で見ながら、教育観、授業観を考える展開。

 12時15分から、8期生寺尾さんの模擬授業助言。安藤さんが同席して、僕の指導言を即座にテキスト化。指導終了同時に出来上がっている指導記録。感心するばかり。終了後、すぐに大学を出る。13時30分ごろ帰宅。オンライン講演準備。

 14時30分から16時30分まで、金沢市教職員オンライン研修講師。演題は、「働き方改革時代をふまえた中堅教員の学校組織マネジメント」。100名余の参加。指名発言をしてもらいながらの展開。手ごたえあり。参加者の感想を楽しみに待ちたい。

 17時から1時間、恵那市ICT教育推進オンライン会議。今年度の恵那市の取組を聞き、質問をしたり、方向性を確認したり。小学館「総合教育技術 夏号」に掲載された「遠隔交流教育」には、今後も注目していきたい。

 しばらく休んで、メール処理。原稿書きを今日も必死。

 研究室HP記事は6月11日教師力アップセミナー(山田洋一先生)の第5弾。池戸さん、丹羽さん、伊藤君が発信

6月11日 第2回教師力アップセミナーでの学び【池戸・丹羽・伊藤】

 こんにちは!玉置ゼミ7期生の池戸です!本日は先日行われた教師力アップセミナーでの学びを振り返ります。

 今回の教師力アップセミナーはオンラインで行われました。山田先生が実践されているUDL(学びのユニバーサルデザイン)の考え方を学び、第二部では現役の先生方や教育のプロフェッショナルである先生方と意見交流をして、学びを深めました。

 学習者は子ども自身であり、そんな子どもたちが自分に合ったツールを選び、学べるように指導者である教師は子どものニーズに合ったサポートを提供する。これこそが理想の学習方法です。10人いたら10通りの学習スタイルがあるように、一人一人が必要としているサポートは様々です。そんな子どもたちが同じ空間で学ぶために必要なのは何か、そんなことを考えながら学ばせてもらいました。あくまでUDLは考え方であり、方法ではないということを理解してうまく教育現場に活かしていきたいです。

 また実際に紹介していただいた事例は見通しを持たせる教材の提示やチャット利用などで、ぜひ実践してみたいと思いました。その中で抱いた疑問や不安点もグループ交流で追求して、実際に質問して山田先生から学ぶことができました。今日の学びは教師になってからも採用試験にも十分活かせると思います。本日も貴重な学びの場をありがとうございました!(7期生池戸)


 こんにちは!玉置ゼミ7期生の丹羽です!今回の教師力アップセミナーでは、山田先生から「学びのユニバーサルデザイン」について学ばさせいただきました。

 "子供たちが先生から離れた後も、自分の力で道を選択し、進んでいけるように"
 そんな思いがたくさん詰まった学びのユニバーサルデザイン。とても大切だなと思いました。

 話の中で特に印象にのこっているのは、ぬいぐるみをかかえながら勉強している児童についての話です。

ある児童:「〇〇ちゃん、ぬいぐるみ持ちながら勉強してるけどいいの?」
先生:「ぬいぐるみもっていたら勉強できないの?」
ある児童:「、、、。○○ちゃんはぬいぐるみ持ってたら安心して勉強できると思う。」
先生:「あなたにもぬいぐるみ用意しようか?」
ある児童:「私はいいや!笑」

 詳細には記録できていませんが、このような内容でした。他にも、周りが気になって集中できないという理由で衝立を立てている児童や、周りの声が気になるという理由で耳栓をしている児童がいました。なんでも自由にしているというわけではなく、その子がめいっぱい学びと向き合えるようにされているということを感じました。

 私は、一年目からそんなことをできる勇気はなかなかありませんが、学校の中で決められた型通りにやるのではなく、目の前の子供たちと真剣に向き合い、子供たちに合った学びの環境を整えていける先生でありたいと思います。山田先生、貴重な学びをありがとうございました。(7期生 丹羽)


 こんにちは!8期生の伊藤です!

 6月11日に、第2回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は、オンラインでの開催で、山田洋一先生のご講演でした。山田先生のご講演を聞き、非常に多くのことを学んだので、学んだことを記事にしていきます。

 山田先生のご講演は、「学びのユニバーサルデザイン」の考え方を取り入れた学級経営をテーマでした。特に印象に残ったのは、ぬいぐるみを抱いて授業に参加する児童のお話です。普通は、学校にぬいぐるみを持ってくることはおかしいと考えられます。

 しかし、山田先生は、ぬいぐるみを抱けば、授業に集中することができるのなら、ぬいぐるみを持ってきても良いのではとおっしゃっていました。この考えは、自分にはなかったので驚きました。このお話から学んだことは、教師は、児童が授業に集中することができるようになるには、どうすれば良いのかを理解してあげること、そのように環境を作っていくことが大切であることです。

 このお話から考えたことは、このように児童に自由を与えてしまったら、授業よりも他の物に目を移してしまわないかということです。児童にどこまでの自由さを与えて良いのかを、自分自身ゼミや教育実習を通して考えていきます。

 山田先生、今回は素敵なご講演をありがとうございました。山田先生のご意見は、自分にはなかった考えで、とても貴重な学びになりまた。この学びを無駄にすることなく、これからの生活に生かしていきたいです。(伊藤)
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2022年6月27日仕事日記

 7時ごろ研究室着。講義レジュメ印刷。

 9時から第11回教育課程論。藤原和博氏考案の「よのなか科」の体験第1回目。「ハンバーガー屋さんの店長になろう」を通して、藤原氏が創ろうとした教育課程を学ぶ。やはり定番の教材の力は凄い。論議でかなり盛り上がる。

 7期生ゼミ。例によって教採過去問後、GIGAスクール構想理解のために僕から情報提供。動画は説得力十分。

 大学を出て、ゼミ生に教えてもらったラーメン屋に向かう。写真がそのラーメン。いやあ、美味い。これは元気も出る。

 16時からの「令和4年度第1回こまきこども未来館講座運営会議」出席のために小牧・ラピオに向かう。

 フードコートで愛知県教育委員会から依頼を受けた仕事をPCで。

 16時から17時20分ごろまで、上記の運営会議。運営会議会長を仰せつかっているので、進行役。委員が3名と少数になったので、僕も進行をしながらかなり発言。落ち着くところへ落ち着いたと思う。

 帰宅。しばらく横になって、目覚めてメール処理。必死の原稿書き。

 研究室HP記事は6月11日の教師力アップセミナー(山田洋一先生)のゼミ生学びシリーズ第4弾。下野さん、村松さん、安藤さんが発信。

 
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6月11日 第2回 教師力アップセミナーでの学び 【下野・村松・安藤】

【下野】
 こんにちは、7期生の下野です。6月11日に、教師力アップセミナーに参加させて頂きました。山田洋一先生のご講演でした。温かく優しいお人柄がオンラインであっても伝わってくるお話です。

 私が本セミナーで学んだこと。それは、「教師の心を自由に!子どもの心を自由に!学びを自由に謳歌しよう!」ということ。

 山田先生のお話は、心が自由になるそのものでした。ああしなければいけない、こうしなければいけない。例えば、この教材はこうしなければならないや、みんなが仲良くしなければならない、なんていう固定観念です。でもそれって何も生み出さない。

 子どもの心は自由ですか?そう問われている気持ちでした。自由とは、何でもあり!の状態ではありません。学校という学び舎での大きな意義、「自由の指針」を見せられるのは「教師」です。つまり、教師が指針を持って「自由」を見せられるのであれば、子どもの心・学びは「自由」になると私は感じました。

 自由を見せられる教師は、自由な学びのエキスパートである子どもを育てる。私は本セミナーでの学びをこのように締めます。

 教師力アップセミナーでは、毎回良質な教育観の根幹を学ばせて頂いております。今回もまた、素敵な学びをありがとうございました。(下野)


 こんにちは、8期生の村松です!私たち8期生にとっては2回目の教師力アップセミナー、オンラインでの開催ではありましたが、今回も教員になるにあたって身につけておくべき考え方等、非常に多くのことを学ばせて頂きました。

 山田先生のご講演と他の先生方やゼミの先輩方との話し合いを経て、「学びのユニバーサルデザイン」をするには、まずは当たり前とされているものを疑う姿勢が重要であると考えました。山田先生のお話では、ぬいぐるみを抱いて授業を参加する児童が登場しました。学校には学習に関係のないものを持ってきてはいけないというルールがありますが、学校の目標が「学ぶ」ことであるのなら、このような、児童にとって学習に集中できる環境づくりは適切であると言えます。

 また、そもそも学習に関係のないものを持ってきてはいけないというルールの目的は、児童を学習に集中させるためであると考えます。そのため、そのようなルールがあることで「児童が学習に集中できない」という事態になれば本末転倒なのではないかとも考えました。加えて、学習に集中させるための「手段」としてこのようなルールがあるのだとして、その手段が目的化してしまうといつのまにか本来の目的が達成されなくなってしまうのてはないかと考えました。

さらに、これと同じような例には、理不尽な校則が挙げられると考えました。私が中学生の頃、更衣期間より前に衣替えをしてはいけないというようなルールがありました。春の暑い日に長袖で登校しなくてはならす、暑くて授業に集中できなかったことを覚えています。このような校則は多くの人が違和感を感じつつも、「それがルールだから」ということでそのままにされてしまっていると考えています。


 少し話がずれてしまいましたが、このように当たり前を疑う姿勢が、本当に生徒にとって良い授業をでデザインしていく上で重要であると感じました。

 山田先生、今回は実り多いご講演をありがとうございました。学んだことをさらに自分の中で咀嚼し、教師生活に活かしていきたいです。(村松)


【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です。6月11日に教師力アップセミナーへ参加させていただきました。第2回目はオンラインで行われました!山田先生からUD(ユニバーサルデザイン)の考えを基にした学級経営について学ばせていただいた後、さらに意見交流を行いました。今回も時間以上に深い学びができたことに心より感謝します!!

 では、さっそく学びを記事にしていきます!

 セミナーを通して、大切な事は「環境を整えること」だと思いました。
この整った環境とは、教師が支援しすぎず、子どもがやりたいことを自由に選択してできる環境を言います。教師の立場からすると、授業が本題とずれてしまわないか、問題が起きてしまわないか等、心配な点が多く、子どもたちに任せることはすごく勇気が必要だと思います。

 しかし、教師が強制的にやらせては、子どもに変化は見られません。全ての子どもたちが、自身で選択して主体的に学びを進められる環境が必要です。そのためには教師が子どもの「やってみたい!」という気持を拾い、UDの環境を整えることが大切だと思いました。これは、子どもの主体的な学びにつながります。さらに先生は余裕が生まれるので生徒の変化に気づきやすくなり、質問やリクエストに応えられる機会が増えるため、深い学びの授業につながると思いました。

 これからは、子どものやってみたいという気持を大切に授業計画をしていきます。実習前に貴重な学びをありがとうございました!(安藤)

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6月26日仕事日記

 朝からひたすら原稿書き。鈴木中人さんとのプロジェクトやセミナーの下準備。大学業務にも集中。

 18時から光ヶ丘中時代にお世話になったというか、学校を一緒に創っていただいた皆さんとの懇親会。

 研究室HP記事は、6月11日教師力アップセミナーでのゼミ生学び記事。第3弾は、久野さん、前野さん、柴山君

6月11日 第2回教師力アップセミナーでの学び【久野・前野・柴山】

【久野】
 こんにちは。7期生の久野舞菜です。先日、第二回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は、UDL(学びのユニバーサルデザイン)をテーマに、山田洋一先生から講話いただきました。

 実は最近、教採面接練習で「UDLについてどう考えているか」という質問に出会いました。その時、UDLについての知識も、自分なりの考えもなく、うまく答えられませんでした。苦い思い出です。

 今回はUDLについて学ぶ大チャンス。目前の面接にも、これからの教職人生にも役立つであろう学びを精一杯吸収しよう!という思いで参加させていただきました。

 今回のご講話から、特に心に残っている学びについて綴ります。

 それは、UDLに正解はないということ。山田先生のお話の中で、「マネしなくていい」「これはぼくのやり方ですから」という言葉を何度もお聴きしました。UDLは、目の前の子どもを見取り、それに合わせた支援を工夫すること。また、様々な支援から、子ども自身が適切な方法を選んでいくという考え方。だからこそ、決まった正解や方法はなく、目の前の子どもの姿と照らし合わせて、試行錯誤することが大切だと感じました。規律や方法論ばかりにとらわれず、目の前の子どもの姿を第一に考えられる教師になりたいです。

 山田先生、貴重な学びの機会をありがとうございました!


【前野】
 こんにちは、8期生の前野です!今回は第2回教師力アップセミナーでの学びについて書いていきたいと思います。

 今回のセミナーでは「学びのユニバーサルデザイン」の考え方を取り入れた学級経営について学びました。

 「学びのユニバーサルデザイン」とはすべての子どもたちが自らの学習を舵取り出来る学びのエキスパートになれるように支援することを目的としています。学習の舵取りを自分自身で出来るということは、学習の見通しを持ち、自分に合った方法で学習を進めていく必要があります。子どもたちが自分のレベルに合った教材を選択しより深い学びが出来るようにするために、教師は1つの学習内容に対していくつかのアプローチ方法を用意しておくべきだということを学びました。

 また、山田先生のお話の中で何回も出てきた、学びのユニバーサルデザインの考え方を知って自分なりの方法で実践してほしいという言葉が印象に残りました。学級の状況や子どもたちの能力はそれぞれであり、実践例を真似したからといって上手くいくとは限りません。子どもたちの実態をしっかりと見極めてより良い学びに繋がるような工夫が出来たらいいなと感じました。

 これまで学んだことやこれから学ぶであろうことも、それを鵜呑みにするのではなく自分の状況と照らし合わせて有効に背伸びしすぎることなく自分の中に取り入れられたらと思います。山田先生、貴重なお話をありがとうございました!(前野)


【柴山】
 こんにちは!8期生の柴山です。6月11日に行われた第2回教師力アップセミナーでの学びを記録させていただきます。

 今回は、山田洋一先生から「学びのユニバーサルデザイン」(UDL)について学ばせていただきました。様々な実践例を通じて、UDLは考え方であり、「みんな自由=UDL」では無いということが印象に残りました。

 考え方の中でも、特に「活動に見通しを持たせること」、「支援を最初に全出しすること」の二つを大切にしようと思いました。学習の意図や目的が分からなければ、不安も感じやすくなります。そのため、学習者が目的を把握し、不安要素を取り除いたうえで、いくつかの中から自分に必要な支援を選択していけるような環境を整えたいです。また、目的を達成するために、様々な選択肢を提供することを心掛けたいなと思いました。

 学習を進める中で、他の子のやり方が気に食わず、マイナスな感情を持つ子もいるかもしれません。しかし、ゴールにたどり着く方法は人それぞれでよいのです。「みんな違う」ということを学級で一貫して言い続けていきたいと思いました。その過程で、双方が上手く折り合いをつけていけるよう、自分の気持ちや意見の調整の仕方などをサポートできる教師になれるよう、学んでいきます。

 山田先生、貴重な学びをありがとうございました!(柴山)
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2022年6月25日仕事日記

 今日も原稿書きの1日。いくつかのメール返信。14時から1時間30分ほど「算数・数学授業創りMath」にオンライン参加。後ろ髪を引かれながらも退出。追い込まれている原稿書きを続ける。零時過ぎて、月末締め切りの原稿のアイデアが浮かぶ。忘れてしまわないうちに8割ほど書いて就寝。午前3時(泣)。

 研究室HP記事は6月11日教師力アップセミナー(山田洋一先生)のゼミ生の学びシリーズ第2弾発信。田中君、新谷さん、澤本君によるインクルーシブ教育の深い学び記事

6月11日第2回教師力アップセミナーでの学び[田中、新谷、澤本]

 こんにちは。7期生の田中です。今日は、6/11(土)に行われた第2回教師力アップセミナーでの学びについて記事を書いていきます。

 今回のゼミでは北海道の山田先生を講師にお呼びし、インクルーシブ教育についてご講演して頂きました。端末一つで北海道の先生のお話が聞けちゃうなんて、時代の技術は凄いなと感じました。同時に、今後も学び続けていく必要があると強く感じました。

 インクルーシブ教育についてお話を伺う中で1番大切だと感じたことは、取り組むことを明確にしておくことの大切さです。発達障害などの支援を行う際に、見通しをもつために予定などを可視化する取り組みが行われていると思います。障害の有無に関わらずこのように見通しをもって、明確にして取り組んでいくことが大切だと学びました。見通しが明確に立っていない状態で取り組ませる、これは例えると、登山の初心者にどの山に登るのか伝えずに登っていくようなものだと仰っていました。まさにその通りだと感じました。実際に自分も子どもの立場に立ってみると、漠然とした状態ではじまるとなると不安で取り組みにくいと考えます。そのため、インクルーシブ教育の視点に立つと、障害の有無に関わらず、見通しをもって明確的に子供たちが取り組めるようにしていくことが大切だと感じました。

 グループ交流で現職の先生方とも交流させて頂きました。実際に現場でインクルーシブ教育を実践していくことは難しい部分もあるとお話を聞いていて感じました。しかし、教員になったら出来る限り積極的に取り組み、子供の学びをよりサポートできるようにしていきたいです。(田中)


 こんにちは、8期生の新谷です。先日、第二回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は、「学びのユニバーサルデザイン(UDL)の考え方を取り入れた学級経営」というテーマで、山田洋一先生が講話をしてくださりました。

 学びの主体者は子どもであり、そのことを教師は理解した上で、子ども一人ひとりにとって最適な学習ができるように、学習環境を提供するという考え方、これが学びのユニバーサルデザインであることがわかりました。
 
 UDLの利点は、子どもひとりひとりのニーズに合わせて学習を進めることができることです。この講話を聞いているときに、私自身、小学校のときについていけない授業があり、困っていたことがあったことを思い出し、一人ひとりの学習状況に合わせて、学習の見通しを立てたり、選択肢を設けたりするというUDLの考え方は今後とても大切になってくるものだなと感じました。(新谷)

 
 こんにちは!8期生の澤本です。6月11日に行われた第二回教師力アップセミナーで学んだことについて書いていきます。

 今回は、「教室での学びのユニバーサルデザイン」のテーマで山田洋一先生が講話をしていただきました。一番意識しなければいけないことは学びの主役は子どもであるということです。教師が教えすぎてしまうと、子どもは「待っていれば先生が教えに来てくれる」という考え方になり自ら学ぼうとしなくなってしまいます。そこで教師の役割としては上手な教え方に加えて、学びやすい環境を整備することが大切です。そうすれば、子どもは徐々に自分で舵を取って学んでいくことができることを学びました。
 
 また、学びのユニバーサルデザインについて考えると、「平等」「公平」では不十分であることが分かりました。同じ支援をしても子ども一人ひとりは違います。「平等」=「公平」ではないのです。そこで、一人ひとりのニーズに合わせて学習を行うことで、公平性を保ちつつ、学習者の主体性を確保することができることを思いました。

 「なんでみんなと同じようにできないの?」と思うのではなく、「どうしたらこの子にもできるようになるか、そういった支援が適切なのか」を考えられる教師になれるようにこれからも自分の学びを深めていきたいと感じました。(澤本)
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2022年6月24日仕事日記

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 ここのところ朝は原稿書きから。1本仕上げ。

 8時25分地元駅乗車。名古屋、京都、八鹿駅到着は12時24分。4時間の列車の旅。新幹線の中では7期生に約束した写真(詳しく書けない(笑))を送信。

 教頭先生お迎えの車に乗車して20分間ほどで、兵庫県豊岡市立弘道小学校へ到着。2年前に校舎を見て大感激したことを思い出す。(2020年10月22日仕事日記

 校長先生が望まれておられることを率直にお聞きする。まさに、最近、私が願っていることをそのまま話されていて、授業参観後の講演内容を決める。

 4年生算数授業。とっても温かい空気が感じられる教室。担任の2か月余の学級経営の成果が十分に表出されていて、子ども同士や子どもと教師の関わりもよく、自分の思いを素直に発言する子どもたちを見ているだけでも癒される教室。

 先生方の45分間の授業検討会の状況を観ながら、動画整理とプレゼン追加に必死。

 15時10分から16時まで、僕が講演。この学校が以前から取り組んでおられるR学習の価値づけ、授業で記録した対話映像から対話を生み出す手立て、振り返りの重要性を伝える。「ペア学習」「子どもと子どもがつながる」ことのイメージ化をアップしてもらうための映像を紹介。熱心に聞いていただく先生方に伝えたくなる情報が次から次へ浮かんでくるので、それを押さえるのに必死(笑)。とはいえ2分延長(汗)

 校長室で少しの懇談をして駅まで送っていただく。16時58分発特急で京都へ、そして名古屋へ。夕食をとって帰宅。21時15分ごろ着。往復の列車の中で原稿1本仕上げ。

 今日もたくさんのメール。本日、授業を見せていただいた先生から、次の嬉しいメールが届く。

 玉置研究室のページを拝見し、先生がゼミ生から尊敬されている・父親のように慕われている様子が伝わり、お会いできるのが楽しみでした。今日は、ゼミ生さんがそんな風に感じる理由がわかりました。先生とのご縁に感謝いたします。

 研究室HP記事は今日から5回にわたって6月11日の教師力アップ(山田洋一先生)の学びシリーズアップ開始。第1弾は今井さん、岡君、寺尾さんが発信

 研究室HPトップ写真は弘道小学校でのワンショットに変更
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6月11日 第2回教師力アップセミナーでの学び【今井・岡・寺尾】

 こんにちは、今井、岡、寺尾です。6月11日に、第2回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は、北海道恵庭市立和光小学校で勤務されている山田洋一先生から、「学びのユニバーサルデザイン」についての講演を聴かせていただきました。その学びを書いていきたいと思います。

【今井】

 こんにちは、7期生の今井美羽です。今回の山田先生の講演を聴かせていただいて学んだことは、「学びのユニバーサルデザイン」は、手段や方法ではなく、考え方であるということです。講演の中で、具体例として山田先生の様々な実践を紹介していただきました。学びの見通しを持てるようにする手立てや、テストの花道、多様な表出方法を用いることなど、なるほど〜となるものばかりでした。特に驚いたのは、周りが気になってしまう子が机に衝立をしていたり、音が気になる子は耳栓をしている姿です。

 これを聴くと、自分に実際出来るのだろうかと思ってしまいます。自由すぎて、みんなが好き勝手やってしまうのではないかと不安になります。しかし、山田先生は「みんな自由。ではなく、どの子も授業に参加できるように」とおっしゃっていました。クラスの全員を授業に参加させるぞという、教師の思い、それが「学びのユニバーサルデザイン」なのかなと思いました。(今井)

【岡】

 こんにちは!7期生の岡です!

 今回の山田先生の講演で「学びのユニバーサルデザイン」についてお話をいただきました!

 特に山田先生が大切にされているなと感じたことは意識の部分だと感じました。すべての子どもの学習の伸びを助け、学びのエキスパート(=子供たち自身が自らの学習に主体的に関わり、舵取りしていく学習者)になれるように支援することを目的とするのが学びのユニバーサルデザインではありますが、方法にとらわれることなく、意識の部分を大切にしていくことがお話の中でもとても伝わってきました。私も小手先の方法にばかりとらわれることなく、まずは意識の部分を大切にしていきたいな思いました。
(岡)

【寺尾】

 こんにちは、8期生の寺尾です!

 今回のテーマである『学びのユニバーサルデザイン』とは、すべての子どもの学習の伸びを助け、学びのエキスパート(=子供たち自身が自らの学習に主体的に関わり、舵取りしていく学習者)になれるように支援することを目的としている考えです。各々のニーズに合わせて支援したり選択肢を与えたりすることで公平性を促進するのみならず、取り組みや関わりも促進できます。子どもたちそれぞれが今どこまでできているか、また、どこを手助けして何ができるようになればいいかを考えることが大切なのではないかと考えました。

 そして、「授業中でも目的に応じてチャットを使用しても良いとすることで、子ども同士の学びや情報交換を促すことが出来る」ことについて、チャットが関係ない話で盛り上がってしまった場合どうすればいいのかということを疑問に思い、グループ交流の後に質問させて頂きました。
 
 山田先生は、ある程度関係ない話が盛り上がった時に、誰かが授業に戻ろうよと注意するところを見ることが出来ればいいのではないかと仰っていました。また、授業中のチャットの使用はあくまでも一つの考えであり、必ず取り入れなければならないものではないということも仰っていました。
 
 そのため、教員になってから自分と子どもたちの関係や様子を見て、学級にそれらを取り入れるかどうかを考えていきたいと思いました。(寺尾)

 改めまして、山田先生、貴重なお話を聴かせていただきありがとうございました。(今井、岡、寺尾)

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