2022年7月20日仕事日記

 コンビニで朝食用パンを買って研究室へ。8時ごろ着。午前中は成績を出すための様々なチェック。あとは最終レポートで決定する段階まで到達。

 12時15分、ある学生来研。保育専修以外で幼稚園実習を希望する学生へ重要点を伝える。続いて中学校教育実習の相談で学生来研。相談先を紹介する。12時45分、1年生学生来研。「教師論」を受けている学生で、塾生徒への対応で相談あり。30分間ほど話す。

 14時から教授会。実習委員長として報告。審査教授会で投票。特命を受けて委員として参加している会議に出席。少しずつ自分のイメージが固まってきた感じ。

 17時30分ごろ、6期生松浦さん来研。道徳指導案を作成しているうちに迷いが生じてきて、整理ができなくなって相談に乗ってほしいとのこと。頼りにされることはとても嬉しいこと。課題を整理して助言。すっきりした表情になってくれたことで役目を果たせた感じ。

 大学を出る。名神高速は事故渋滞。いつもの2倍ほどの時間がかかって帰宅。締め切りが過ぎていた原稿書きを必死。出来上がって編集部へ送信。

 研究室HP記事は8期生前期振り返りシリーズ。柴山君が発信。僕の似顔絵がなんとも…(笑)

 研究室HPトップ写真は、7期生と8期生の写真が交互に入れ替わるように設定。ともに充実感溢れる笑顔。

3年前期 ゼミの学びを振り返って(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。

 7月13日に、前期最後のゼミが行われました。今回は学びの総ざらい。授業動画を見て、良い点・悪い点を挙げるという活動を行いました。

 子どもの話し合いの様子、先生の声掛け一つからでも、多くのことが見えました。自分ならどう声掛けするか、これは真似したいな、ということを根拠をもって考えることが出来ました。

 ゼミに入った時点では、多くの子が挙手をしている=学びに参加している授業レベルの認識しかできていなかったと思います。学びの天気で寺尾さんが書いていましたが、ハンドサインのやり取りがただの合言葉のようになってしまっていること。それが、子どもの思考を止めてしまっていることにまで考えが至らなかったと思います。

 授業の良し悪しが分からない状態→言葉で分かり、具体的にイメージできる状態に進化出来ていることが、今回の動画視聴を通して実感できました。

 実習で意識したい視点は2つ。子どもの意見を「つなげること」。行動を「価値づけること」です。

 ただ発言して終わりではなく、子どもの考えを子どもがつなぎ、子ども同士で学び合えるようサポートしていきたいです。聴きあう姿勢を身につけていけるよう、発言者の話し方、聴く側の聴き方でよい所があれば価値づけて褒めていくことも大切にしていきます。実習では、玉置ゼミでの学びを胸に、一人一人の子どもの学びをサポートできるよう頑張ります!
 
 玉置先生、前期期間ご指導ありがとうございました!8期生のみんな、実習頑張ろう!本当に、この仲間で、玉置ゼミで学ぶことができて幸せだなと実感した3年前期でした!(柴山)

2022年7月19日仕事日記

 今日も朝から雨。7時ごろ研究室着。パンと珈琲で朝食。講義準備。下野さんがスタバでお勧めの飲み物を持参して来研。「心の天気」掲載の写真などで盛り上がる。

 9時から2コマ「教師論」。対面講義は今回で最後。シラバスに明記しておいた「教員採用試験の概要」を伝えて、最後は副島賢和さんの院内学級担任教師映像から学ぶ。2コマとも、学生の振り返りはいつも以上に熱い。大いに心動かされたことがわかる。ちなみに、1年生のこの段階で、「玉置ゼミに入りたい」と書いた学生3名あり。2年生では、すでに2名の来研。例年以上に早い動きにビックリ。

 12時30分から、保育専修以外の幼稚園教育実習希望者に意思確認をする会で、現状を正直に伝えて十分に考えるように説明。

 13時から「授業と学び研究所」会議。11月26日(土)午後、第15回教育と笑いの会(最終回)の段取りについて打ち合わせ。その後、授業における振り返りを話題にフェローで意見交流。今日も濃密の会。

 2コマの「教師論」の振り返りをじっくり読み、メール返信が必要と感じた学生へは連絡。18時ごろまで取り組む。大学を出る。

 SAでゼミ生お勧めのキャラメルフラペチーノを注文。フードロス協力でシナモンロールも注文。

 帰宅。しばらく横になって、26日紀北教育研究所で行う講演「算数・数学授業における主体的・対話的で深い学びを生み出すために」プレゼン作成。完成して送付。

 研究室HP記事は、下野さんのエッセイ「人生」。私にとってはくすぐったいところがあるけど、皆さんにぜひ読んでいただきたい内容。
 

人生(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。教員採用試験まであと○○という書き出しで始めていた今年の記事は、もう教員採用試験が目の前ですとのご報告をしなければなりません。記事を綴っているこの今。来週の今頃には一次試験が終わっています。

 人生の勝負の時です。私が教師を目指して、挫折をして、また踏ん張り持ち直したのがこの大学生活でした。

 18歳、もう立ち直れないと思っていました。もう二度と誰も信じない、誰とも会いたくないと思っていました。でも違ったんです。自分のために笑っていなくても、誰かが私の笑顔で笑っていてくれること、見てくれている人、認めてくれている人が近くに沢山いたこと。沢山のことを学びました。
 19歳、玉置先生と出会いました。教師の意味を考え直して、やっぱり私は教師になりたいと意気込んで大学へ戻った金曜日の1限「教師論」。私は、この授業で玉置先生と出会いました。素敵な先生だと、私はこの人の元で学びたいと本気で心から思いました。
 20歳、コロナ禍。人と人との繋がりが薄れ、思うように生活は出来ずもどかしい中、ゼミ選考。玉置ゼミへの強い憧れと強い願いと想いを持って、無事玉置ゼミへの加入が決まったあの画面は忘れません。
 21歳、教育実習。笑って笑って子どもたちを輝かせたいと本気で願い、自分自身の「準備」に打ち込んだ教育実習は人生の宝物です。勿論ゼミも充実していました。沢山の学校現場に同行させて頂き、沢山の授業と沢山の視点を築かせて頂きました。
 22歳、教員採用試験へ向けて。半年以上かけて挑む教員採用試験。実習が終わってから、ずっと頑張ってきました。全ては子どもたちを輝かせたかったから。それが私の願いでした。

 こう振り返ってみると、高校を卒業してからの大学生活は大分面白くて、大分充実していたことが分かります。私が私らしくあれる姿を取り戻したようにも思います。
 
 どうしても些細なことで落ち込みやすい私に、玉置先生はいつも「必然・必要・ベスト」の言葉を送ってくださいます。人生における全ては、必然であり、必要であり、それが最もベストなものなのだと私は捉えています。

 今まで人生の出来事は、今ある私に繋がる「必然・必要・ベスト」であったと今は分かります。そして、教師という職業は自分のこんなにも沢山の経験と深みと命の重みと考えが必ず生きる職業です。私が素晴らしい過去であれるかは分かりません。それでも、未来を生きる子どもたちの素晴らしい過去となれるように、人を育てる職業に私は就きたいと心から想います。

 一人の人として、子どもたちを輝かせられる教師でありたいという想いを胸に。

 頑張ってきます!!!!!

(下野)

2022年7月18日仕事日記

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 コンビニで朝食を買って研究室へ。7時ごろ着。久しぶりの山田先生との情報交流。「教師論」振り返りをチェック。

 9時から第14回「教育課程論」。次回はオンデマンド講義なので対面講義は最終回。テーマは「社会に開く教育課程」。まず、なぜ社会に開かれないといけないかを話し合う。その後、元小牧市教育長が書かれた「教育行政の立場として学校ホームページを考える」をもとに、ホームページの在り方を協議。最後は僕が新任教頭時代に取材を受けて番組になったNHK「こんな学校に行きたい」を視聴して「社会に開く教育課程」を実際から学ぶ。

 研究室に戻り、振り返りを読む。また僕へのメッセージを読む。嬉しい内容ばかりで、毎回、工夫して授業に臨んだご褒美がもらえた気持ち(笑)。

 ユニパに必要な情報入力。これまで滞っていたので大変(汗)。

 12時30分に玉置ゼミに興味があって話を聞きたいと来研の2年生あり。1年生のときの授業「教師論」にいたく感激したとのこと。ゼミの内容について伝える。いろいろな先生に話を聞くことも勧める。

 ある方から依頼を受けた管理職試験論文を添削。大学を出る。SAで昼食。帰宅前に、その方の勤務校へお届け。

 帰宅。明日、締め切りの日本教育新聞社原稿書き開始。裏付けの資料が必要と考え、かつてのゼミ生にLineで依頼。すぐに返ってくる様々な情報に大感謝。書き上げて送信。

 夏の講演依頼の一つ、「算数・数学における主体的・対話的で深い学び」をテーマにしたプレゼン作成開始。まずはアイデア出し。これなら大丈夫という感触が持てる。よし!

 研究室HP記事は8期生前期ゼミの振り返り。村松さんが発信「玉置ゼミでの学びを通して、「授業を見る目」が鍛えられてきたのだと思います」が嬉しい。

8期生前期ゼミを終えて(村松)

 最近かき氷器を購入した村松です。毎日好きな時に氷を削って食べています。たまに製氷機に水を入れるのを忘れて絶望します笑それくらいかき氷なしででは岐阜の夏を越すのは難しいのです、、(`_´)ゞ

 昨日は前期最後のゼミでした。今回は前期の学習のまとめとして授業のあり方について振り返りました。ビデオでいくつかの授業を見て、良い点や改善点について話しました。ゼミで学ぶ前には、きっとなにも気づくことができなかったと思います。今回は第三者として授業を見て、それらに気づくことができました。玉置ゼミでの学びを通して、「授業を見る目」が鍛えられてきたのだと思います。しかし、今の時点では、実際に自分が授業をする側であったらなかなか気づけないのではないかと思います。特に、教育実習ではあがってしまい、頭が真っ白になってしまうのではないかと心配です。そのため、無意識でも好ましい動きができるように授業準備を念入りにし、授業技術や指導内容を身体に叩き込んでから実習に臨みたいです。

 玉置ゼミで玉置先生とみんなと学び、短い期間でこんなに多くのことを学べるとは思っていませんでした。毎回、話し合いの中で新たな発見があり、それを言葉をして周りと共有し合い、周りの発言から新たな疑問が生まれます。これこそ「集団で学ぶことの意義」だなぁと思います。玉置ゼミでみんなと楽しく、かつまじめに学べてうれしいです。これからのゼミも楽しみです(*´∇`*)

 まずは教育実習!8期生みんながんばろうねᕦ(ò_óˇ)ᕤ
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2022年7月17日仕事日記

 今日はプレゼン作成の日と決めて、早朝から取り掛かる。

 新たに作ったのが、7月25日豊中市教育センター「学校力を高めるGIGAスクール構想の具現化」。

 作成済みのプレゼンをもとにオンデマンド用動画を作ったのが、7月26日岐阜県教育委員会主催初任者研修講演、7月29日青森市中堅教諭資質向上研修講演、8月8日吹田市小中学校10年目経験者研修講演。

 我ながらよく頑張った1日。ありがたいことに7月・8月に依頼を受けた講演は多数。まだまだ頑張らないといけないけど、声をかけていただいているうちが華。

 研究室HP記事は、本日から、8期生ゼミ前期のまとめシリーズ。まずは寺尾さんから発信。

7月13日 8期生ゼミでの学び(寺尾)

 こんにちは、8期生の寺尾です!!昨日であっという間に前期のゼミが終わってしまいました。今回は、いくつかの授業動画をみました。そして、良いところや良くないところについて議論しました。

 授業動画を見て印象的なことをいくつかあげていこうと思います。

 1つ目は、授業中の話し合いについてです。普段何気なく隣の人や周りの人と話し合ってと言うことがあります。話し合ってと言われて子どもは首の向きのみ変えている場合があります。しかし、それでは話し合いとは言いません。本当の話し合いとは、お互いが机や椅子を向き合わせて話す状態のことを言うのです。中途半端な姿勢や態度では良い話し合いをおこなうことができません。そのため、話し合いをするとき子どもたちに、机や椅子の向きを変えるよう伝えることが必要なのです。このように指導することで子どもたちは徐々に自然と話し合う姿勢を身につけると思います。

 2つ目は、子どもが話したいと思った時は動くということです。子どもは自分の意見などを一生懸命伝えようとした時に、身振り手振りを使うなど体を動かします。教師はその様子を見逃してはいけません。一生懸命伝えようとしてくれたんだね、身振り手振り使ってていいねなど、教師から子どもたちに価値付けをすることができるようになりたいと思いました。

 そして3つ目は、相手に対する評価についてです。例えば周りで意見交流をしているとします。その時意見を言った人に対して良いところを言葉で伝えることが大切なのです。このことを指導していれば子ども同士での価値付けも活発に行われると考えます。

 このように、授業動画から良くないところをどうすれば良くなるかを考えることが出来ました。ゼミが始まったばかりの時にこれらの動画を見たとしたら、何もわからなかったと思います。この数ヶ月間で少しは授業を見る目を養うことが出来たのかなと思います。
また、教育実習への実感が非常に湧いてきました。夏休みに教育書を読んで、研究授業などでより良い授業を行えるよう頑張っていきます。

 玉置先生、そして8期生のみんな、前期の間はありがとうございました。すごく意義のある時間を過ごすことが出来ました。後期からもよろしくお願いします。(寺尾)
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2022年7月16日仕事日記

 喫茶店でモーニング。帰宅して、第2回モーニング情報交流会のタイトルプレゼン作成。

 9時30分から11時15分までオンライン交流会開催。今回のテーマは「学習評価はどうしていますか」。田中校長先生と森校長先生からの先進的・刺激的な提案を受けて、ブレイクアウトルームで話し合い。全体で意見交流。自分で言うのもなんだけど、この企画大ヒットだと思う。今回のことを話題につながりたいという方もあるので、気軽にやりとりできるツールが必要だとも思う。動くことにする。

 今日、明日は、7月・8月の講演プレゼンを必死に作る二日間にしようと決め、その作業。
 
 7月26日オンデマンド岐阜県教育委員会主催初任者研修講演、7月29日オンデマンド青森市中堅教諭資質向上研修講演、8月8日オンデマンド吹田市小中学校10年目経験者研修講演のプレゼン完成。明日は、その動画収録をする。

 疲れたので、TullYsに出かけ、しばし休憩。

 研究室HP記事は、7期生丹羽さんのエッセイ「自分の歩んだ道の振り返り」。とりわけゼミ生には目を通してほしい内容。
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自分の歩んだ道の振り返り* (丹羽)

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 こんにちは!7期生の丹羽真琴です。

 昨日で23歳が終わり、今日から24歳。教員採用試験ももう目の前ということで、自分のこれまでを少し振り返ってみました。

 私は、岐阜聖徳学園大学に入る以前は、名古屋学芸大学の養護教諭コースに1年間、その後河合塾に1年間通っていました。

 前の大学に入ってから半年くらいしてから教師になりたいという思いが生まれ、この先をどうやって生きていこうか悩んだ時がありました。4年間大学を卒業してから、通信などで免許を取ろうかとか、このまま大学を2年通って編入で入ろうかとか、大学をやめて浪人して大学を入り直そうとか、沢山考えた上で自分で進みたい道を決めました。

 6年間。どのように過ごしても6年。
 だったら、今、自分が一番やりたい学びをしよう!今を後悔なく生きよう!
 そんな思いが、自分の心を動かしました。

 今は、この道を選んで本当によかったなと思っています。この5年間沢山の人に出会い、とっても素敵な人生を歩めました。前の大学でも、予備校でも、今の大学でも、ボランティアでも、自分の心に残るくらい素敵な人との素敵な思い出が沢山あります。

 こんな風に少し変わった人生を歩んできた自分にだからこそ、教員になりたい!と語れる思いは沢山あります。そして、教師になったら子供たちに沢山語って、面白い人生を見せてあげたいです。

 あっという間に学生最後の一年になり、もう少しで教員採用試験です。自分にとってはとっても緊張する日でもあり、大切な日でもあります。この道を進もうと強く決めた日を忘れずに、ここからもこれからも頑張っていきたいです!!!!(丹羽)

2022年7月15日仕事日記

 早朝に目覚める。体の疲れはいつもよりはとれている感じ。7時45分ごろ家を出て、小牧市民病院へ。今日は人間ドック。受付順35番。皆さん早い(笑)。

 1時間余ですべての検診終了。病院内喫茶店でしばし休憩。帰宅。

 これからの講演のプレゼン作成開始。7月21日東海市立加木屋小学校での講演「子どもの考える力を育むICT機器の活用」、7月27日田原市小中学校授業力向上セミナー講演「令和の日本型学校教育を推進するために」、7月29日富山県砺波市夏季研修会講演「主体的・対話的で深い学びを実現する授業づくり」の3本が完成。担当へ資料データ送信。

 17時24分地元駅乗車、名古屋駅着18時14分着。約束の時刻まで間があったので、JRタワーの三省堂へ。「たまおきたかし」で検索すると、45冊ヒット!僕の本をたくさん置いてもらっているようで感謝。

 18時45分から「レストラン陳」で、豪華中華料理を親しい人で味わう。2時間余の食事は久しぶり。23時過ぎに帰宅。

 研究室HP記事は、7月6日8期生ゼミのまとめを芝田君が発信。これまでの学びの総括的記事

7月6日8期生ゼミでの学び (芝田)

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 こんにちは、8期生の芝田です。どんどん暑さが増し、クーラーなしでは寝られなくなってきました。とても好きな季節ですが、熱中症など体調管理には気を付けたいところです!

今回は7月6日の8期生ゼミでの学びを書かせていただきます。

実習関連の打ち合わせの都合などによって2週間ぶりの8期生ゼミとなりました。今回は、寺尾さん、澤本くん、村松さんの3人による模擬授業と、その検討会を行いました。
 寺尾さんは小学二年生対象、国語科の「およげないリスさん」、澤本くんは小学二年生対象、道徳の「ネコが笑った」、村松さんは小学二年生対象、道徳の「だいすきなフルーツポンチ」を授業してくれました。

 これまで学び得た授業構成、技術、ポイントなどを多く盛り込んで受けていて楽しく、そして学びある授業を行ってくれました。

よかった点
•オープンカンニング、丸付け法など全員が意見や考えを書き出せるような工夫がされていたこと。
•導入のテンポが工夫され、短い時間で授業にのめり込めるようにされていたこと。
•板書が工夫され、見通しを持って授業に取り組めたこと。
•範読の際に、適度に児童役に声をかけ、集中してとりくめる工夫がされていたこと。
•指示が明確にされ、板書でチョークの色を変えるなどの技術があったこと。
•授業構成の中で、ゆさぶりの部分が入っており、より深く考えめあてや目標を達成する工夫があったこと。
•ユーモアある語りで、笑いながら真剣に考える授業になっていたこと。
•指名の際に理由をつけたり、子供の反応を拾ってあげていたこと。

検討会であがった改善点
•主発問、大事な発問を教室の中央で静止し、語りかけることができていたかどうか。
•ゆさぶりのその先、「何を子供から引き出せたら最高の授業か。」という指摘。
•特に道徳での未解決事件(主人公がモヤっとした気持ちで、心情の変化が現れはじめたところで終わる教材)をどのように子供に考えさせるか。
•話す速度や、指導案をチラチラとみてしまい、児童に本当の意味で語りかけることができていたか。

 8期生全員で授業検討を繰り返し、玉置先生からたくさんのことを教わってきた集大成として3人が素晴らしい授業をしてくれました。第一回に模擬授業を行った私としては少し、悔しい気持ちともう一度挑戦したいという気持ちがあります。8期生全員、自身の問題点(思ったよりキツく指摘されるので笑)を改善し、新たに学んだ技術を取り入れた授業をしてみたいという気持ちでいっぱいなはずです。

 前期のゼミは次回で最後ですが、今後も貪欲に学ぶ姿勢を持ち、実力をつけて、教育実習の際にお客さんでなく、一人の教師として児童•生徒と向き合えるようにしていきたいと思います!!(芝田)

2022年7月14日仕事日記

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 早朝から9月ごろ発刊予定の「いのちの授業をつくる」の校正。すでにほとんどは昨日終えているので、リード文やプロフィール原稿のみ。投函までできた。一昨日、「数学授業発問・言葉かけ大全」原稿も完了したので、二重に気持ちが軽くなった。

 11時45分ごろ家を出て、岡崎市立大門小学校へ向かう。この小学校では、「学びの天気」を実践していて、まさにこちらから訪問したい学校だった。今日は授業参観、その後、1時間30分の講演ということで、しっかり準備して臨む。

 参観した算数授業は、子ども同士の関係、教師と子どもとの関係もよく、穏やかな教師によって、温かい空気が流れている教室でのチーム学習。指導の流れも特に指摘することがなく、あとはチーム学習の質を上げることを中心に助言しようと決意。動画もその準備。

 講演では、大門小学校の研究方針の確かさを価値づけして、チーム学習=協働学習の意義、振り返りの重要性などを伝えたあと、動画をもとに助言。

 持参したたくさんの本がほぼ完売の状況。私のことを理解していただいたようで嬉しい限り。

 すぐに学校を出て、豊明市文化会館へ向かう。18時から講演。ナビ到着時刻は17時40分。渋滞が続かなければ18時には間に合うという算段。このことを連絡。

 18時から1時間、「令和の日本型学校教育の実現に向けて」と題して講演。会場変更をしなけばならないほど、参加者が増えたとのことだったが、「動員をかけすぎたのでは?」と聞く。そうではないとのこと。本当?と思いながら信じることにする(笑)。

 たくさんの質問が出て、17分間延長。僕の講演を受け入れていただけたものと解釈。

 激しい雨の中、帰宅。明日は人間ドックなので、急いで夕食を食べて、早めに横になる。

 研究室HP記事は8期生前期最終ゼミでの3人の模擬授業からの学び。前野さんがしっかり発信してくれた
 

7月6日 8期生ゼミでの学び(前野)

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 こんにちは!8期生の前野です。梅雨があっという間に明けてしまい、いかに日焼けをしないで通学するかを毎日考えています(笑)。

 今日は、ゼミでの学びについて書かせていただきます。今回のゼミでは寺尾さん、澤本くん、村松さんによる模擬授業とその検討会を行いました。
3人とも道徳の授業を行い、以前玉置ゼミで教えていただいた玉置先生流道徳の技術を存分に使った授業でした!

 寺尾さんは「およげないりすさん」という教材を用いて授業を行いました。
【良かった点】
・教材の音読しているときに途中で止めてその後の展開を想像させ、子どもの集中力を高めていたこと。
・意見を聞いてわからないと感じた子どもがいたときに、その意見を他の子に説明させて子ども同士で疑問を解決していたこと。
・子どもの発言をそのまま板書していて子どもの意見を大事にしていたこと。

 澤本くんは「ねこが笑った」という教材を用いて授業を行いました。
【良かった点】
・導入で誰でも答えられる発問をして、テンポ良く全員を指名して授業に入り込みやすかったこと。
・子どもが自然と疑問に思う揺さぶりをかけていたこと。
・丸付け法やオープンカンニングで子どもの意見を価値づけていたこと。

 村松さんは「大すきなフルーツポンチ」という教材を用いて授業を行いました。
【良かった点】
・未解決の状態で終わる教材を選んで模擬授業に挑戦していたこと。
・お話しの流れやどんなことを考えたのかが一目で分かる板書をしていたこと。
・意図的指名をして子どもの意見を繋いで授業を進行できていたこと。


【3人の検討会での学び】
・主発問を言うときは教卓の真ん中に立ち、静止して子どもの様子を見ながら言う。
・大切なことを言うときは子どもに語りかけるように話す。
・主発問は黄色、揺さぶりは赤色のチョークを使って板書する。
・揺さぶりをするときは、揺さぶって終わりではなくそこからどんなことを子どもから引き出したいかを考えておく。
・未解決の状態で終わる教材は取り得る行動の検討を行い、その行動をする・しないと意見が分かれた行動について論議する。

 今回のゼミをもって9人の模擬授業が終了しました!改めてみんなお疲れ様でした!そしてお忙しい中それぞれの模擬授業で様々なご指導をしてくださった玉置先生、本当にありがとうございました!半年間のゼミで学んだことを実習でフル活用して頑張りたいと思います。(前野)

2022年7月13日仕事日記

 家を出る前に一仕事。自分としては珍しく8時ごろ研究室着。「教師論」授業振り返りを読む。回数を重ねてきたこともあって、振り返りの内容は確実に向上している。指導者としての喜び。

 9時から看護学部「生徒指導論」。前回の上田先生をゲストに招いての会の振り返り。院内学級担任実践でDVDとなっている副島賢和先生から学ぶ時間。この授業を受講して、とても良かったとの授業感想で元気が出る。

 研究室に戻り、入念にゲラ校正。4時間30分ほどかける。あと少しのところまで。

 14時50分から8期生ゼミ。前期最終ゼミ。より良い授業のイメージを高めるために、多くの授業映像一場面を見て、気づくことをチャットに入力。それをもとに僕が補足という新展開。この方法もシャープでいい。新たな手法が生まれたことが嬉しい。8期生それぞれから前期を終えてのカードをもらう。予想にしないことで感激。

 16時30分から中学校教育実習配当校別指導。入念に書類確認をして教育実習課へ届ける。

 研究室に戻る。夏休み中には教育書を1冊は読むように指示したこともあって、8期生6名来研。

 大学を出る。SAスタバで桃MOREフラペチーノを味わいながら、しばし休憩。帰宅。体が重い。大きなヤマ場を越えたこともあって、気持ちも楽になって、早めに横になる。

 研究室HP記事は、8期生前期最後の模擬授業者である澤本君が振り返りを発信。そう、やればやるほど悔しいのが授業。
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7月6日ゼミ模擬授業で学んだこと(澤本)

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 こんにちは!8期生の澤本です。今回は7月6日のゼミでの学びについて記事にしていきます。

 私は二年生の道徳「ねこがわらった」という作品で模擬授業を行いました。事前に玉置先生に指導をいただいたときに主発問が主題のねらいとずれているという指摘を受けました。そのためそこを改めて模擬授業に臨みました。しかし、感想の聴き方と主発問とのつながりがなかったため予想していた回答とは違うことが返ってきてしまい、悔しい思いをしました。

 また、早口になってしまい、20分以上を想定して作った模擬授業も15分程度で終わってしまいました。後からゼミ仲間に聞いても「早かった」という指摘がありました。自分が思っている以上に緊張していて、テンパっていたんだと気づきました。

 うまくいったこととしては、板書とゆさぶりの問いです。板書では、事前の板書計画通り子どもが発言したことはそのまま板書し、感想などはキーワードで書くということを心がけました。それでも、主発問は黄色、ゆさぶりの問いは赤色などとより重要なところは色を使うということを学びました。それを聞いて自分の板書を見た時、白チョークしか使っておらず、メリハリのない板書だったと感じました。

 また、ゆさぶりの問いでは、うまく子どもをゆさぶることができました。授業後の感想でもそこを褒めてもらえたのでシンプルにうれしかったです。ゆさぶった時の子ども役のはっとしたあの顔は忘れられないと思います!

 今回模擬授業を通して良かったところ、悪かったところを玉置先生、ゼミのみんなが教えてくれたので自信と不十分な点の実感を持つことができてとても学びになりました。
2ヶ月後には小学校にいます。その時までに反省点を生かしていけるように頑張っていきます!(澤本)

2022年7月12日仕事日記

 時折、激しい雨。7時過ぎに研究室着。授業振り返りチェック。

 9時から2コマ、第13回「教師論」。テーマは「子どもたちの関係作りを重視する学級経営」。鹿島真弓さんの「構成的グループエンカウンター実践」を話材にする。授業の回数を重ねてきたので、それぞれの発言の質が高い。聴き合うことで十分な学びとなる。

 12時20分ごろ、2年生のある学生がゼミへの加入希望があると来研。しばし話す。

 13時から14時まで、ライター林さんのオンライン取材を受ける。連載中の「笑顔でつながる学校づくり」で、今回は管理職のコミュニケーション力向上のための私の試みを話す。

 15時から重要な会議に参加。自分はどれほど役立っているのかと思いながらの参加。ほんの少し貢献できたことでほっとする。

 帰宅。さっそく原稿書き。「はじめに」「提言」が完成して送信。ようやく心が軽くなる。明日の看護学部「生徒指導論」の話材のためのDVD視聴。涙が出る。

 研究室HP記事は、7月6日8期生ゼミの振り返りから、寺尾さん村松さん。二人ともシャープな振り返り。意図的に行っているからこその振り返り。

 久しぶりに雑誌「授業力&学級経営力」8月号表紙に写真掲載あり。
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2022年7月11日仕事日記

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 例によって原稿書き。あと2本残して送信。11時ごろ家を出て、岡崎市立額田中学校へ向かう。新岡崎SAスタバでしばし休憩。13時前に学校着。

 校長先生や研究主任と懇談。今日の数学授業の課題入れ替え理由などを聞く。

 5時間目研究授業。岡崎チーム学習とCRS活動(キャッチ・レス・ストリングス)がしっかり定着しているので、あちこちのグループでの話し合いを撮影しながら、指導助言ポイントを探る。必死にプレゼント動画整理。

 先生方の研究協議後の僕の50分間の話は、いよいよ授業論に達してきたことが長く関わらせていただいていて嬉しいこと、そして数学科目標の確認をして、深い学びへの展開となるための助言。何度も各チームのアイデアが共有できなかったことが残念と伝える。

 帰宅。引き続き原稿書き。あと少し。
 

7月6日模擬授業を終えて(村松)

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 こんにちは、8期生の村松咲です!

 今回はゼミで行った模擬授業の反省に書きます。私は今回、小学校2年生道徳科の模擬授業を行いました。題材は「大すきなフルーツポンチ」。児童に公平性について考えさせたい単元です。今回、「ゆさぶり」の質問を入れるために、「ぼく」の行動についてよいことか、悪いことかを問う発問を入れたのですが、ここは、クラスメイトの立場になって「許せるか許せないか」という発問に変更した方が良さそうだと考えました。また、今回の反省点としては、物語の中だけで児童に公平性について考えさせようとしてしまった点です。教材研究をもっともっと突き詰め、その本質を理解すれば、物語の外に学びのフィールドを広げる発問をつくることができたのではないかと思いました。

 一方で、授業全体の流れとしては、玉置ゼミで培った授業技術を臨機応変に使い、進行できたのでよかったです。

 今回うまくいかなかった点は修正し、うまくいった点はさらに磨き上げ、毎回の授業後に自信をもって「やりきった!」と言える授業をできる教師を目指したいです。(村松)

7月6日 模擬授業をやってみて学んだこと(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!最近は非常に暑い日が続いて本当に夏が来たのかと実感しています(笑)

 今回は、7月6日に道徳の模擬授業をおこなったので、その模擬授業を通しての学びを書いていきます。

 私は「およげないりすさん」という教材を用いて授業を行いました。事前に玉置先生のご指導を受けたのですが、その時教えていただいたことをすべて本番で取り入れることが出来なかったことが悔しいです。

 絵を提示してどういう場面なのかわかりにくい場合、一言で板書することで場面が明確にわかるのですが、本番で緊張していて終わってから書いていないことに気づきました。
授業が始まる前から相当緊張していたので、経験を積んで、今よりも堂々と授業ができるように頑張っていこうと思います。

また、実際に授業をしてみて自分が予想していない発言などが多く出てきました。事前にどういう発言が出てくるか予想していたのですが、やはり授業はそれ通りには進みません。ですが、そこも授業の面白さのひとつなのではないかと思いました。こどもたちの多様な考え方を受け止めることが大切なのだと考えました。

 そして1番の反省点は、主発問についてです。緊張により動きが多くなり机間に入りすぎたため、主発問をこどもたちに語りかけることが出来ませんでした。主発問を言う時は、教卓の真ん中に立ち、静止して、語りかけるようにするということを心がけていきたいです。道徳に限らず、ほかの教科でも通ずることだと思うので、教育実習で実践できるようにしていきたいです。

 8期生のみんな、意見を言ってくれてありがとう。良かったところを言われた時、自分の自信につながりました。そして、改善すべき点も根拠を含めて教えてくれたのですごく納得しました。そしてこれが玉置ゼミの良さなのかなと思いました。みんなで意見を出し合ってそれぞれを高めあおうとする姿勢が凄くいいなと思います。

 また、玉置先生。良かったところは褒めていただき、良くないところを厳しく指導していただきありがとうございます。自分に足りないことを実感できたと共に、これからも頑張ろうという気持ちになれました。やはり玉置ゼミでの学びは最高です。まずは教育実習までに今回の改善をしていきたいです。(寺尾)

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