2022年8月5日仕事日記

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 今日はありがたいことに午前・午後と講演。午前の安城市は渋滞に巻きまれることが心配で、6時30分ごろに家を出る。7時30分ごろには安城市教育センター付近に到着。コンビニでパンを買って朝食。8時30分にはセンターに入る。

 9時25分から11時30分まで校長、教頭先生へ講演。演題は「『いい学校』とは何か?〜だれもが大切にされる職場づくり〜」。

 自分の管理職時代の数々の取組をエピソードを交えて伝える。頷いてお聞きいただく方が多数。気持ちよく話すことができた。

 教育長とも直接話すことができて、僕が小牧中校長時代からHPを見ていただいていたとのことで感激。指導主事の皆さんとも懇談。

 午後の講演先の東海市立文化センターへ移動。参加人数が増えたとのことで、大きな会場へ変更になっての講演。東海市では何度も話しているのに、人が集まっていただけることは感謝しかない。

 14時5分から15時45分まで「深い学びにつながる対話的な学び」と題して講演。午前も午後も主催者からの依頼演題で、まさに自分が鍛えられているということ(笑)。

 途中からこれまでにない疲れを感じて、動画再生は椅子に座る。もし椅子がなかったら危なかったかもしれない(汗)。

 無事に帰宅。すぐに返信しなければいけないメール対応をして休憩。その後はPCに向かえず。講演を聞いていただいた方や会場で質問をしてくれたゼミ生から、元気が出るメッセージをもらって元気を出す。

 今日は岐阜県教員採用試験1次発表日。おかげさまでゼミ生全員突破。あと少し頑張れ!

 研究室HP記事は2本。私の原稿。ぜひお読みください。
【紹介】みんなの教育技術(「対話的な学び」が深まる学校にするため管理職がすべきこと)

拙稿「教職員への「即時評価」に効果あり」(月刊プリンシパルから)
 

拙稿「教職員への「即時評価」に効果あり」(月刊プリンシパルから)

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 かつて「月刊プリンシパル」(現在休刊)に「校長の裏ワザ」と題して連載を3年間させていただいていた。今回は、その中から「教職員への『即時評価』に効果あり」と題して掲載された原稿をお読みいただきたく思います。

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一声かけるタイミングを失う

 校長として教職員の良いところを見つけたり、褒めたりすることに心がけておられると思います。

 ところが、次のようなことはありませんか。例えば、集会で生徒指導主事が子どもたちに講話をしたときの日です。良い話をしてくれたので、生徒指導主事に「とても心に染みる話でしたね」などと、一声かけようと職員室にいても、生徒指導主事はなかなか職員室に戻ってきません。次の休憩時間にこそ声をかけようと思っていても、電話が掛かってきて、その応対をしているうちに休憩が終わってしまい、その教員に会えずじまい。一声かけるタイミングがなく、そのうちに忘れてしまったという経験はありませんか。

褒めた事柄が伝わらない

 また、せっかく褒めたのに、相手に伝わっていないと感じたことはありませんか。例えば、若い教師の授業を見た日です。良い発問がされて、子どもたちの追究心を高めたと感じた場面があったとしましょう。夕方、その教師に、
「今日の二時間目の授業での発問、良かったねえ」
と一声かけたとします。嬉しそうな表情をしても、どの発問のことを指しているか、この教師はピンときていないと感じたことがありませんか。

「即時評価」が効果的

 この二つに似たような経験は、誰もが持っておられると思います。
 そこで、「即時評価」をお勧めします。例えば、集会で講話を終えて、朝礼台や舞台から降りてきたときです。そのときに、「ナイスな話でした」「とてもシャープな内容でした」「思いがしっかり伝わってきました」など、短い言葉で、相手に一言伝えるのです。
たった一言で十分です。一言があるかないかで、話し手の心持ちは大きく異なってきます。講話をした者は、「校長はどう思っているのだろうか。自分なりに工夫して話したつもりだが・・・」と考えているのではないでしょうか。だからこそ、講話直後の校長からの「一言」はとても嬉しいはずです。
 なぜなら、自分がこうしたことを心がけていると、講話をした者が、私にも感想を伝えてくれるようになり、とても嬉しく思ったからです。「校長先生、あの言葉を使わせてください」「今日の話をホームページでも発信してください」などの一言のおかげで、一日中、充実した気持ちで過ごせたことを覚えています。

授業中にも「即時評価」

 授業中にも、授業を中断させないようにタイミングを見て評価言を伝えていました。例えば、教師が子どもの発言を上手に繋いだ場面では、子どもに作業指示をしたタイミングで、教室にいる教師の横にさっと行って、
「子どもの発言をうまく繋いだね。あれで深まったよ。詳しくは時間があるときに」などと小声で伝えて、その教師から離れました。
その日の夕方、その教師は校長室にやってきました。「校長先生、あのときの話を詳しくお聞かせください」
 褒められる話は誰もが聞きたいものです。

【紹介】みんなの教育技術(「対話的な学び」が深まる学校にするため管理職がすべきこと)

 「みんなの教育技術」というサイトに、『総合教育技術』2019年8月号に掲載された私へのインタビュー記事「『対話的な学び』が深まる学校にするため管理職がすべきこと」が紹介されていました。ぜひお読みください。

対話的な学び』が深まる学校にするため管理職がすべきこと
<目次>
1 深まらない会話は、対話ではない
2 対話を生み出すために教師がすべき3つのこと
3 人の意見を聞き何かを考えるのは、自己対話
4 管理職がすべき、対話の質を高める手立て
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2022年8月4日仕事日記

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 早朝からゲラ校正。9時56分地元駅乗車、名古屋駅から和田先生と一緒に近鉄で名張駅へ。お迎えの車で、名張市教育センターへ。13時少し前に到着。

 センター長さんと懇談。講演機器準備。和田先生と進行の最終打ち合わせ。演題は「子どもも教師も明日も来たくなる学級&授業づくり―事例をもとに話し合い高め合う学びの場−」。
 
 13時30分から、まずは参加者に、学級や授業で困っていることを書いていただく。回収。

 13時40分から80分間ほど、授業づくりと学級づくりの原理・原則を講演。時折、和田先生に振って、僕の主張を補足していただく。打ち合わせなしの振りであっても的確な和田先生の回答。さすが。

 10分休憩後、参加者が出していただいた「困りごと」を学級づくりの点から、一人一人に実際にお聞きしながら、和田先生に回答していただく。これも的確で、僕は主に進行役でいればいいという有難い立場。

 依頼を受けたとおり3時間の研修としたので、16時30分に終了。持参した「教師の『困った!』を解決する授業術」もたくさん買っていただけた。

 17時24分発特急で名古屋へ。和田先生と夕食をとって解散。今日を振り返ってみると、小学校担任の困りごとがほとんどで、つくづく和田先生が一緒していただけて、深く感謝するばかり。

 帰宅。少し横になって、届いたメールなどへの対応。

2022年8月3日仕事日記

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 今日は一宮市夏季集中研修講座を午前、午後と担当。9時30分から11時30分までは、教務主任を対象として、前半は「学習評価」、後半は「GIGAスクール構想」をテーマに話す。会場は尾西生涯学習センター。早めに着いたので、近くの喫茶店でゲラチェック。

 9時に会場に入る。「学習評価」では、一般論を僕が話した後、春日井市立坂下中学校長の田中雅也校長先生にお願いをして、坂下中における評価全般の改革について語っていただいた。聴いておられる教務主任の様子を見ていると、田中先生にお願いしてつくづくよかったと思う。質問がたくさん出て、皆さんはまさにこれが聴きたかったという表情。会の終了後も教務主任で集まって相談をされていたとのこと。田中先生の提案が刺激的で実践的であったからこそだ。

 後半は、45分間で「GIGAスクール構想を推進する立場」の教務主任を意識しての講演。動画を多用してイメージを高めてもらったつもり。

 田中先生と昼食。久しぶりにじっくり話すことができた。振り返ってみると、春日井市教員組合研修会で三日間連続研修講師を頼まれて以来のおつきあい。有難いこと。

 午後は、希望参加の皆さんに「主体的・対話的で深い学びを実現させる授業法講座」。14時から16時までの2時間。間に5分休憩を入れたのみで、たくさんの情報を提供した。ペアでの話し合いも随所でしてもらった。

 終了後、参加してくれたゼミ生・下野さんと喫茶店で振り返り。久しぶりのゆっくりと話す。夕刻には下野さんから今日の研修会に参加しての学び記事が届く。いやあ凄い!

 喫茶店から大学へ向かう。研究室で届いていた文書処理。18時30分からクリスタルプラン委員会。実習関連で思うことを何度か発言。

 19時15分ごろ終了。帰路で夕食をとって帰宅。今日もヘトヘト。しばし横になる。すぐの対応が必要なことに対応。

 研究室HP記事は下野さんの「楽しみ?教員になりたくてたまらないでしょ」。この時期ならではの心情。

楽しみ?教員になりたくてたまらないでしょ(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。教員採用試験の一次試験の結果待ちの今、私たちは面接練習に励んでいます。

 愛知県の教員採用試験の一次試験は、筆記試験のみ。来る日も来る日も問題集を解きこみ、もう後輩に渡せないほどにボロボロになってしまいました(笑) そんな日々を抜けて、来たる二次試験の面接試験の為に、入念に面接練習を重ね、自分自身と沢山向き合う時間を過ごすなか。

 ある日の面接練習が終わった直後、タイトル通り
 「楽しみ?教員になりたくてたまらないでしょ。」とある先生からこのお言葉を頂きました。

 私は、面接が好きです。自分の想いをやっと伝えられます。なぜ教員になりたかったのか、私にとっては命からがら辿り着いた道でした。

 「教員になりたくてたまらないでしょ。」この言葉は、とっても嬉しかったです。「そうです、なりたくてたまらないんです!それはもう早く!」と意気込んで返事をしました。

 練習ではあるけれど、想いが伝わったのだと思いました。そして、私自身「教員になりたくてたまらないんだ」と改めて自覚し、自信を持つことが出来ました。

 本番まであと少し。この時期の教育学部の4年生のほとんどが皆「あと少し」と口ずさんでいるように思います。本当にあと少しで終わってしまいます。だからこそ、悔いのない自分らしい「準備」と「教員になりたくてたまらない」という想いを胸に、もうひと踏ん張りです。

(下野)
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2022年8月2日仕事日記

 6時から開店している喫茶店でモーニング。帰宅して、今日の授業と学び研究所会議のための資料づくり。

 9時から30分間ほど、ある学生から相談依頼があってzoom対応。「仕事のやりがい」について思うことを伝える。

 10時から「LEG GIFU」(ロイロが認定した、岐阜県にゆかりのあるメンバーによるICT利用・地域の交流を促進するためのグループ)のリーダーの岩島先生から協力の依頼を受ける。快諾する。キックオフイベント日時も決まる。

 文部科学省から依頼を受けたある審査をする。指示文書ができたので送信。

 お昼は外食。久しぶりの来々軒。

 13時から、授業と学び研究所オンライン会議。8月末の合宿案(各フェローの提案と進行)と、11月26日の「第15回教育と笑いの会」(最終回)の内容が1時間ほどで決まる。

 15時から1時間ほど、EDUCOMからスクールWebアシストのバージョンアップに関する相談を受ける。毎日使用しているユーザーとして意見を述べる。参考になれば幸い。
 
 17時から、かつてのゼミ生から相談。その内容は「道徳授業とICT活用」。相談事に対応しながら、自分の考えをあらためて固めることもできた。これが相談対応のよさ。

 10月6日には、全日本聾教育研究大会(愛知大会)で記念講演をさせていただく。当日の動きに関しての質問対応。回答を返信。

 研究室HP記事は、下野さんのエッセイ「過去の自分から学ぶこと」。書くことを楽しんでいる下野さん。文章にそれが表れている。

過去の自分から学ぶこと(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。玉置ゼミに加入して、はや1年半が過ぎようとしています。もうそんなに?と思う程、早く感じるのは玉置ゼミでの学びが濃密で深いものだからだと思います。

 玉置先生の元で学べると決まってから、私は沢山記事を書きました。議事録も沢山書かせていただきました。

 教員採用試験は、自分が自分に真っ直ぐ向き合うべく試験です。私は、時折自分が書いてきた記事を読み返します。すると、「ああ、こんなものを書いたな」「この時はこういう気持ちだったな」とよみがえってきます。ありがたいことに、過去の私は、記事のおしまいを必ずこういう教師になりたいとか、こう子どもと向き合いたいと綴ってくれていました。

 過去の私から学ぶことがあります。面白いことです。あまりにも「なりたい教師」や「ありたい子どもへの向き合い方」が多すぎて、いつだって私は夢を追いかけているんだなと自分で自分に関心してしまうほど。

 もうその夢へのスタートラインに立つ挑戦は、始まりました。あともう少し。過去の自分から学んだ私の夢を願いを今の私が叶えるんだと気持ちを持って。(下野)
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2022年8月1日仕事日記

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 今朝は「週刊教育資料」の原稿書きから。精読して手を入れて編集部へ送信。

 11時9分地元駅から乗車して名古屋、伊勢中川へ。久しぶりの近鉄特急。お迎えの車で松阪市嬉野公民館へ。

 子ども支援研究センター所長さんらと懇談。14時から16時20分ごろまで休憩を入れて講演。演題は「子どもたちが主体的になる算数・数学授業づくり」。主体的な子どもの姿を問うことから始め、様々な動画を見せながら、数学的な見方・考え方を考える流れ。最後は模擬授業風に展開して、無事終了。

 さっそく参加者アンケートを見せてもらう。9割5分以上の方が満足と回答。一安心。

 17時15分発特急で名古屋へ。この暑いのに山本屋本店で味噌煮込みうどん。いやあ美味い。

 帰宅。明日は終日家にいられるので、今晩はのんびり。

 研究室HP記事は、今井さんの「今も昔も。」。ぜひご一読を。

今も昔も。(今井)

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 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。一次試験が無事に終わり、ひとまずホッとしています。あともうひと踏ん張り!最後まで走り抜けたいと思います。久しぶりに「みうのひとりごと。」です。

 私は、歴史が苦手です。中学、高校とテストのための暗記をしてしまったため、今頭に残っているのが断片的な知識なのです。教採を受けるにあたって、これはまずいぞと思い、歴史の漫画を読み始めました。ストーリーで頭に入るので、この勉強法は中々良かったなと思います。後輩にもおすすめします。

 漫画を読んでみて、気づいたことがあります。それは、事件の原因は人間の「嫉妬」から生まれるということです。後継者争いや、地位のために多くの人の命が奪われていました。一度や二度ではないのです。「またかー!」とツッコミを入れたくなるほど。「嫉妬」は、こんなにも人を変えてしまうのか。とも思いました。

 そのような歴史があると知っていても、人の「嫉妬」は中々無くなりませんね。今も昔も。

 自分のガソリンとなる「嫉妬」もあるでしょう。「良きライバル」です。

 SNSが普及し、他者と比べないでいる方が難しい時代。大切なのは、その「嫉妬」を他者に向けないことでしょうか。自分自身を高めるガソリンに。(今井)

2022年7月31日仕事日記

 今朝はコメダでモーニング。帰宅して、この時期ならではの大学業務に集中。午後3時ごろには目途がつく。一息つこうとタリーズコーヒーへ。帰宅して、明日締め切りの原稿書き。ネタが浮かばない(泣)。

 研究室HPの記事枯れでヘルプを出したところ、さっそく今井さんと下野さんから投稿あり。まずは下野さんの記事「信じる魔法とやってみる価値」から発信。ここまで自己開示しているのは吹っ切れたということ。素晴らしい。

信じる魔法とやってみる価値(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。教員採用試験の一次試験が先日終わりました。ホッと一息は、まだもう少し先。今は、一次試験の通過を願いながら二次試験へ向けて面接練習に励む日々を送っています。

 そんな一次試験の前夜。私は、中高の恩師に連絡をしました。先生嫌いの私が唯一大好きだと言える先生です(笑)

 私が教育学部を目指した時、職員室はきっと大騒ぎだったと思います。「え、下野が?」そんな心の声が顔にダダ漏れの先生ばかりでした(笑) よく言えば色んな方向から物事を見る子、悪く言えばひねくれていたトゲトゲな私は「だって、私は先生たちみたいな先生になりたくないんだもん!私みたいな子の気持ちが分かる先生に私はなりたいんだもん!」と言い張っていました。

 そんな私に、ひとりだけ。たったひとりだけ。笑いながら「向いてるかどうかはやってみないと分かりません。貴方は、頭が良いから大丈夫でしょう。それに、貴方みたいな子どもの気持ちは貴方にしか分からない。やってみる価値はあります。」と仰ってくださる先生が居ました。中学生の時に社会科を教えて頂き、高校1年・2年の担任の先生です。

 そう言って頂いた時、きっと私は生意気だったので「先生だけじゃーん!分かってくれるの!」なんて大口を叩いていたはず。でも、心の中ではとっても嬉しかったんです。誰に話しても、「本気?」と聞かれた私を信じてくれた先生が1人だけでもいてくれたことが。特別頭が良いとも思ったことも無かったし、正直そんなに自信がなかった私の唯一の救いでした。「やってみる価値」に私は掛けようと思いました。

 何とも恥ずかしい世界は自分たちで回っていると本気で思い込んでいた中学生、高校生を見守っていてくださった、唯一夢を応援してくれた先生に一次試験前に連絡を入れました。どうしても先生に連絡がしたかったこと、やっと採用試験まで辿り着いたこと、合格したら必ず会いに行くこと、全部に感謝を込めました。

 先生は、「ここまで長くて、本当に色々あったと思います。でも、それを乗り越えた貴方が多様な生徒の喜怒哀楽に寄り添える先生になれることを願っています。」と返信をくださいました。ほら、やっぱり信じてくれていた。私の夢を最後まで応援してくださる。

 「やってみる価値」に掛けた私。それを信じてくれた先生。私も先生のように、子どもを信じたいと思っています。きっと、先生は私のことを今もこれからも信じてくれているんじゃないかななんて恩着せがましいことさえも思わせてくれる魔法が「信じる魔法」でした。

 「やってみる価値」への挑戦はまだまだ続きます。信じてくれた人に感謝を伝えられるように。

 あと少し!!!!頑張ります!!!

(下野)

拙稿「講話に落語話法を取り入れる」(月刊プリンシパルから)

 かつて「月刊プリンシパル」(現在休刊)に「校長の裏ワザ」と題して連載を3年間させていただいていた。今回は、その中から「講話に落語話法を取り入れる」と題して掲載された原稿をお読みいただきたく思います。

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 話術で生業を立てている落語家から学ぶべきことはたくさんあります。今回は、その中から校長講話に取り入れることができるワザを厳選してお伝えします。

 一人芝居を入れて話す

 落語は、登場人物が聞き手の目の前で話しているように思わせる芸です。この手法は講話でも大いに活用できます。

 例えば、地域の方から通学状況がよくないという苦情が届いたことを話すとしましょう。しかし、「先日、地域の方から皆さんが道一杯に広がって歩いていて迷惑だという苦情が届きました」と伝えても、子どもたちの印象にはなかなか残りません。こうしたときに、落語風に一人芝居を入れて話すのです。

 いきなり電話を受けているゼスチャーをして、
「はい、はい、すみません。子どもたちが道一杯に広がって歩いているのですね。それはご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ありません」
 と、頭を何度も下げながら、相手の話を聞いている状況を見せるのです。一瞬にして、会場の空気が変わります。
 少し間を開けて、
「今朝は、このような電話を受けました。とても残念なことです。気を付けてください」
 と静かに言葉を添えて、この話題を終わります。これも落語話法です。多くは語らないことで印象がより強くなります。

 重要なところでは声の調子を上げる

 子どもたちに記憶して欲しい言葉は、その言葉を発するときに、意識して声に張りを持たせ、一調子上げて話すというのも、落語話法の一つです。
 
 例えば「相手の立場になってみることが大切」というフレーズを記憶してほしいときには、講話の中で、
「(高い声を出して強く)相手の立場に(間を開けて、強く発声する気持ちで)なってみる(声を戻して)ことが大切」
 というように、オーバーすぎると思うほど、強弱と間を意識して話すと効果的です。
 
 先に指や視線で注目させてから話す

 落語家のしぐさと言葉に注目していると、しぐさが先にくることが多くあります。ある師匠に尋ねてみると、確かに意識して演じていると言われました。

 具体的に説明しましょう。例えば、来客の目の前においた茶碗を指すしぐさがあります。聞き手にわかるように、指で来客の前を指しながら、「その茶碗」と言いますが、茶碗を指すしぐさを「その茶碗」と言うよりも、一瞬早くしているというのです。

 聞き手の立場で考えてみると、落語家が指で指した方に視線が向かいます。その瞬間に「その茶碗」という言葉が添えられるわけですから、あそこに茶碗があるのだなとはっきりイメージできるわけです。

 これを講話の場合で言えば、先に掲示されている教育目標を指してから、「あの目標」と言った方が伝わりやすいということです。

 コロナ禍もあって、無料でオンライン落語を発信している落語家さんもいます。この機会にぜひ落語から話芸を学んでいただければと思います。
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2022年7月30日仕事日記

 久しぶりのホテルでの朝。涼しい朝の間に、しっぽ付きの娘をドックランで遊ばせる。

 朝食も美味しい。ご飯をお替りしたのは何十年ぶり(笑)

 10時にチェックアウト。看板犬のやくもくんと記念撮影。あとは砺波市からのんびり帰るだけ。写真のPAなどで2回休憩。自宅着は13時30分ごろ。片道200kmの旅。

 無事到着できたことでほっとする。考えてみたら、7月25日から29日の5日間で、オンデマンド講演も入れると8回の講演。こんなことができる時代になったのだとつくづく思う。この土日でしっかり休み、依然続くハードな日程に備えることに。
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2022年7月29日仕事日記

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 今日は初めての富山県砺波市へ。交通手段を調べると車で移動した方がよいと判断。ナビで3時間ほど。久しぶりの長時間運転。良い機会なので、しっぽ付きの娘も連れて一泊することにして、わんこが泊まれる宿を探すと、講演会場から車で9分のところにあることがわかって、講演後は家族旅行に移行(笑)。

 9時に家を出て、休憩を2回とって、13時ごろホテルに着。家内と娘はアーリーチェックイン。僕は会場の砺波市立砺波北部小学校へ。ちなみに砺波市は今年度から、ホームページシステムがSWA。つまり僕のアイデアで出来上がったシステムに移行していて感激。白河教育長としばし懇談。伺うと情報教育関係のセミナー等でお会いしているとのこと。

 14時15分から16時15分まで2時間の講演「主体的・対話的で深い学びを実現する授業づくり」。参加者は教務主任、研究主任、ミドルリーダーの40名ほどの方。したがって、学校に戻って、学習指導要領が実現したいと提示していることをどう伝えたらよいかという視点で話す。

 講演後の感想交流では「これまで聞いた講演で一番よかったです」といったコメントもいただき、肩の荷が下りる。

 すいげつろうホテルへ移動。美味しい懐石料理、大風呂でのんびり。いつのまにか記憶なし。

 研究室HP記事は、先日行った講演「算数・数学授業で主体的・対話的で深い学びを生み出すために」の感想が届いたので紹介。

 ちなみに本日、青森市教育委員会から依頼を受けて作成した動画「これからの学校におけるリーダーシップ」を皆さんに見てもらった日。夕刻に教育委員会から無事開催しましたとの報告が届いた。ということは、砺波市と青森市で講演をしたことになった日(笑)。
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算数・数学授業づくり講演の感想

 依頼を受けて行った講演「算数・数学授業で主体的・対話的で深い学びを生み出すために」の感想が届きました。有難い感想ばかりです。
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2022年7月28日仕事日記

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 7時5分に地元駅乗車。金山経由で安城駅へ。8時34分着。車でお迎えをいただき、安城市立安城東部小学校へ。

 9時から1時間20分ほどの講演。演題は写真のとおり。「学び合い」と「振り返り」は、これまで関わった学校から学んだことを伝える。「地域教材、体験活動」については、NHK「ドスル・コスル」映像を見せて発想を広げてもらう。

 10時40分から各学年ごとに秋の実践についての相談を受ける。特別支援学級も含めて、7学年。終了は12時30分ごろ。さすがに疲れた〜(笑)。もちろん、自分も大いに学ぶことができた。大変な企画だったけど、学びが多く、みなさんに感謝。

 早々に教務主任から以下のお礼のメールが届く。参考に紹介したい。

 長時間にわたるご指導、ありがとうございました。
前半のお話もですが、学年別でのお話での、具体的なご助言、とてもありがたかったです。目からうろこが落ちまくりました。いただいたご指導をまとめ、今後の研究の指針にしていきます。

>子どもの姿がよかったら研究紀要を見る
>エピソードが大事、エピソードをたくさん集めよう
エピソードをどんどん蓄積していこうと思います

>聞き合うってどういうこと?
>伝えたいことがあると一生懸命喋る
>いい話し合いしているね と価値付ける
>自分ばっかり喋らないよ  どうぞ、と相手に促す姿
聞き合うことの価値付けをしていきます

>今日の授業でしかないことを書く
>今日の授業で心が動いたことを書く
>まだもやもやしていること、まよっていること
振り返りの書き方を、子どもたちに示していこうと思います。

>NHKforSchool ドスルコスル
すごく参考になりました。みづまをモデルに、2年生がいちじくを取り入れるといいなと思っています。

>分からないことは聞こう。そういった姿勢が将来の役に立つ。大人に聞く、プロに
聞く
多くの学年での取り組みに、取り入れていけそうです。

>弱視学級 録音する 見える化 聞ける化 メタ認知 昨日の自分と学び合い
目からうろこでした!

全学年の相談とそれに対するご指導をすべて聞けた私が一番お得でした!


 安城駅に送っていただき帰路へ。金山駅で久しぶりに昼食。平安通経由で帰宅。

 小学校教育実習事前指導の5回目の動画配信。レポート指示。8月12日名古屋市教育委員会主催「異動1・2年目教員・学校事務職員セミナー」でのプレゼン作成。昨年のもの(資料提供のみ)をベースに構成。完成したので資料データ送付。

 研究室HP記事は、これまでの拙稿シリーズ第1弾。昨年4月に掲載された日本教育新聞での「提言」。GIGAスクール構想実現にむけての内容。今でも色褪せていないと判断。

 

日本教育新聞2021年4月19日号「提言」(玉置)

 この夏は過去の拙稿を時々紹介したいと思います。今回は、日本教育新聞2021年4月19日号で掲載された私の「提言」です。GIGAスクール構想の推進アイデアを提案しています。1年前の記事ですが、色あせていないと思います。

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 一人一台端末稼働が心配となる声

 昨年度の教育界流行語大賞を決めるとしたら、「GIGAスクール構想」が間違いなく上位にくるだろう。「GIGAスクール=一人一台端末+高速回線の配備」は、学校にとってかなりインパクトがあったはずだ。

 文部科学省は、令和三年三月末までに全自治体の97.6%に端末が納品される見込みであると発表した。したがって、学校には子どもたち一人に一台の端末が届き、職員会議では、端末の活用方針や方法などが議題となっていることだろう。

 ところが、この予想を覆す情報が管理職以外の職員から入ってきている。「三月早々に端末が届いているが、そのまま保管庫に入っている。それをいつどうするかの提案はまったくされていない」「校長から、『教育委員会から具体的にどう動くのかという指示があるはずだ。それを待ってから動きましょう』と言われている」「端末が壊れたときのことがはっきりしていない。子どもが端末を破損させたとき、保護者も学校も困るので、修理の決まりが明確になるまで待とうと指示されている」といった声があちこちから聞こえてきている。文部科学省が描いている学校像には、距離がかなりあると言えよう。

 さて、あなたの学校は理想の姿にどれほど近づいてきているだろうか。

 GIGAを恐れない

 私自身、かつて校長であったので、管理職の心情はよくわかる。コロナ禍が続き、教員は常に神経を使っている。その中で、一人一台端末が入ったから、ぜひ授業で端末を使ってほしいというのは、教員にさらに負荷をかけるようで、強く言えない。また、自分がクラウドをメインとした端末活用をしたことがないために、躊躇する気持ちも理解できる。
しかし、端末導入後に、一、二ヶ月も眠らせたままの状態では、教員は端末を活用しなくてもいいという気持ちになるのではないか。

 GIGAスクール構想実現は、「案ずるより生むが易し」だ。まずは動いてみることだ。GIGAは恐れることはない。

 始めに、どの教室でも端末を立ち上げることをするとよい。多額な税金で導入された道具をいつまでも眠らせておいては管理職の見識が疑われる。

 ネットで教科書用語を検索させることから始めたらよい。また、それまでノートに書いていた授業での「ふり返り」をクラウド上の共有シートに入力させたらどうか。授業のたびにキーボード入力する経験は、子どもたちが端末を活用する頻度を必ず増加させる。他の子どもが書き込んだ「ふり返り」を読むことで学び合いになるし、教師も「ふり返り」が一覧でき、クラウドへの情報入力の価値や利便性に気づくだろう。

 校内で火付け役を見つけることも端末活用を日常化するコツである。キャンプファイヤーの火を大きくするのと同じだ。燃えやすい人(火付け役)に、まずは実践を勧めてみると、予想以上に早くに火が広がるものだ。 (玉置)
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ある教頭研修会の感想紹介(玉置)

 この夏、おかげさまで各地で講演をさせていただいています。講演後、感想を送っていただくこともあります。ある教頭会研修会後にいただいた感想のごく一部を紹介します。

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 自ら考え、隣を伝え合うことでよりその問題、ワード、技術等について深く掘りさげ、自分のもの、言葉にできていると前回以上に ストンと自分の中に入っていったように思います。

「人から大事にされること」「人を大事にすること」教頭として一番大切にしなければと、とても心に残りました。コミュニケーションを深める為、できるだけ具体的な話を心がけ、よりよい職員室よりよい学校を校長先生と共につくりたいと思います。

 具体的な話が多く、言葉が短く伝わりやすい。 自分もこのように伝えれば、先生方に伝わるということが実感できました。

 先生方に、自分が伝えたいことを分かりやすく伝える」ことの大切さを改めて考えさせられました。校内の課題がなかなか解決しない時は、先生方にこちらが伝えたい意図がなかなか伝わらず、もどかしい思いをすることもありますがこちらの小さな気づきを言葉にするなど、もっと自分が工夫すべき点があると気づきました。明日から実践してみたいと思います。

 学習指導要領など、自分がわかったつもりになっていたことが 実は具体性をともなっていないことに気づいた。 今後に活用していける話ばかりでした。ありがとうございます。

 職員室のことを思い浮かべながら、きくことができました月曜から、こんなふ うにしていこうということが具体的なお話をきいて、頭に浮かんできました。

 来週から授業参観をしていき、担任の先生や専科の先生に授業の感想を早速伝えたくなりました。人に伝える前に自分の中で落としてから伝えることを改めて教えて頂きました。

 講師先生のお話しくださった内容から学びを得ることができたことはもちろん、玉置先生ならではのお話しのされ方、お人柄等々により元気をいただきました。いろいろなシチュエーションごとに具体的なコミュニケーションのはかり方を示してくださり、とてもイメージしやすかったです。今回の研修を受けて、まず先生の授業を観て、感じる、考える時間を少しでも多く持ちたいと思いました。どうもありがとうございました。学びをしっかり生します。

 先生方や子どもの様子で見えていても伝えていなかったことがたくさんあったな…と自分を振り返りました。学級担任をしてた頃、子どもへの フィードバックはとても意識していたのに、教頭として先生方に同じことはできていなかったので、さっそく明日から心がけていこうと思います。

 経験年数の少ない教員への助言に非常に役立つ内容でした。参考にさせていただき、実践に変えていきます。

 教頭として大切な視点、伝え方を多く学べ、大変勉強になりました。授業を見に行きはしているものの子供や先生の良さやがんばりをすぐに、また、丁寧に伝えられていなかったと気づかされました。日々自分の目の前で仕事のことで精一杯になっていますが、育成の視点をしっかり持って月曜から実践していきます。

 スクールリーダーは、職員に分かりやすい言葉で伝えることが大事だと 思った。そのためには、自分の中でしっかりとイメージを持たないといけない。イメージをしっかり持つためにこれからも学び続けたいと思う。もっと職員とコミュニケーションをとらなければだめだと改めて思いました。
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2022年7月27日仕事日記

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 珈琲とパンで朝食。メール処理。講義最終レポートチェック。まずは看護学部「生徒指導論」から。

 9時52分に地元駅から乗車。犬山駅から豊橋駅行き特急に乗ろうとしたら運行中止(泣)。とりあえず準急に乗車して名古屋へ向かう。このままでは三河田原駅へ約束の時間に到着できない。いろいろと考えているうちに、名古屋から新幹線に乗車できれば、予定した豊橋駅着の時刻になることに気づく。名古屋で11時8分発のこだまに乗車できて、11時35分に豊橋駅着。11時45分豊橋鉄道乗車。三河田原駅12時20分着。ふ〜う。

 迎えの車で会場の田原文化会館に無事到着。機器のセッティング後、昼食をご馳走になる。

 13時30分から1時間30分の講演。演題は「令和の日本型学校教育を推進するために」。今日も動画を多用して、わかりやすく伝えたつもり。そのためか、持参した18冊の本は完売。サインの依頼もいただく。皆さん、ありがとうございました。

 田原市立伊良湖岬小学校から研究相談を受けて1時間余の相談会。「深い学び」をキーワードにした研究概要をお聞きして、あらかじめ送っていただいた研究構想図をもとに、その具現化に向けて助言。

 17時17分三河田原駅乗車。地元駅到着は19時40分ごろ。帰宅後、メール処理と今日のデータ整理。伊良湖岬小へお約束のデータ送信など。

 FBに柴田録治先生が僕のことを褒めていただく書き込みあり。附属名古屋中学校時代を思い出す。
 
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