2022年6月17日仕事日記

 早朝からひたすら原稿書き。今日は原稿書きデーにしたのだが、例によってなかなか進まず(泣)。

 今日も新たな依頼。まずは詳細をお聞きするために電話をいただく。学校全体で取り組もうとされていることがよく伝わってきた。僕が役に立つなら、という気持ちになる。スケジュール調整ができたら伺いますと返答。
 
 お昼は親父が気に入っている回転寿司へ。食が進むのが嬉しい。あるクーポン券が使えるはずなのに申し込み時に選択できず、あれこれ検索して解決。ようやくサービスが利用できた。たったこれだけでも満足できた日。

 ゼミ生のスクールライフノートへのコメント書きも日常化しつつある。ちょっとしたやりとりで心が癒される。

 研究室HP記事は6月6日7期ゼミのまとめ。今井さんが発信。以下の記述が嬉しい。

 玉置ゼミに入り、玉置先生に模擬授業を指導していただいて、良い授業を沢山見させていただいたからこそ、良い授業とは何か、自分の中での基準を持てるようになった気がします。ありがとうございます。

 私にとっての良い授業は、子どもの心が動いてると思う授業です。「わかった!」「楽しい!」「う〜ん、どういうことだ?」「言いたい!」「やりたい!」など、子どもの心を動かす授業。絶対できるようになるからな〜、待ってろ〜!

 

6月6日 7期生ゼミでの学び(今井)

 こんにちは、7期生の今井美羽です。
 今回は、7期生のゼミでの学びを書いていきたいと思います。

 今回のゼミでは、久しぶりに授業の心得を学び直しました。
 今回学んだ、授業をする上で大切にしたいことを以下にまとめます。
 
【大切にしたいこと】
・みんなを大切に、全員を受け入れる
・子どもが活動の目的を言える→やらされている活動✖
・ノートを書く価値を伝える→過去の学びが書かれている、困ったら振り返る
・教師の視線は、発表者ではなく、聴いている他の子ども
・ふりかえりの価値→ふりかえりは、今日の授業で「どうしても残しておきたいこと」を書く
・話は短く、指示は少なく
・反応は早くしすぎない
・国語は文章にもどる
・同じ活動だけでは飽きてしまう→言う、書くなど様々な活動を
・発問はブラさない
・さりげないほめ言葉
・子どもの言葉を待つ

 良い授業をするには、沢山のことを意識して授業をしなければいけないのだなということを、改めて実感させられました。全部が出来るようになる頃には、おばあさんになっているかもしれません(そうならないようにしたいです(笑))。でも、このような授業をしたいという心を持ち続けます。そうすることが、良い授業への第一歩だと思うからです。

 玉置ゼミに入り、玉置先生に模擬授業を指導していただいて、良い授業を沢山見させていただいたからこそ、良い授業とは何か、自分の中での基準を持てるようになった気がします。ありがとうございます。

 私にとっての良い授業は、子どもの心が動いてると思う授業です。「わかった!」「楽しい!」「う〜ん、どういうことだ?」「言いたい!」「やりたい!」など、子どもの心を動かす授業。絶対できるようになるからな〜、待ってろ〜!(今井)
画像1

2022年6月16日仕事日記

画像1
 早朝から原稿書き。午後に訪問する河合中学校の研究概要をもとにプレゼンづくり。資料送信。

 11時ごろ家を出る。高速道路が事故渋滞等で約束の時刻までにつかないことがあってはと心配したが、順調。1時間ちょっとで岡崎市立河合中学校付近に到着。昼食をとって12時50分ごろ到着。

 校長先生と懇談。小規模校ならではの状況を聞くことができて、大いに学ぶ。

 13時35分から国語授業参観。かなり高度な課題だが、個々で、チームで一生懸命に取り組む生徒。いつものようにポイントとなるだろう場面を動画撮影。

 授業後の25分間で動画整理。午前中に作成したプレゼンを修正して、ギリギリ準備完了。

 15時から16時30分まで講演。河合中学校が歩もうとされている方向を価値づけ。最新の教育データも活用。チーム学習と振り返りの重要性も強調。後半は授業動画をもとに授業者とのやり取りもいれながら展開。持参した書籍完売。会場に描かれた黒板絵に感動。いろいろな心遣いに感謝。

 帰路も順調。SAでお決まりのソフトクリームで自分を癒す。帰宅。メール処理。原稿書きなど。

 研究室HP記事は味岡小学校からの学び最終記事。丹羽さんによる発信。教師への道の迷いも吹っ切れたようだ。
画像2

6月3日 小牧市立味岡小学校での学び(丹羽)

 こんにちは、7期生の丹羽真琴です。6月3日に、7期生の下野さんと今井さんと一緒に小牧市立味岡小学校に行かせて頂きました。今日は、それを記事にしていきたいと思います。

 私たちは、5時間目に4年生の国語の授業を見させていただきました。
 私は、授業をみてこんなにも心が動いたことは初めてでした。

 授業では、困っている子に対して、助けてあげる子供たちの姿を何度もみました。それだけではなく、話している子のことを見たり、うなづきながら聴いている姿を見ました。
 そんな子供たちの姿をみて、子供たちが学級にいる一人一人のこととっても大切にしているということを感じました。とっても感動しました。
 それは、とってもとってもあったかく優しくて、沢山の愛で包み込んでくれるようなそんな先生の姿があるからこそだと思います。本当に素敵な学級なんだろうなということが1時間の授業の中で沢山伝わってきました。


 授業技術については、特に意図的指名と価値づけについて学ばさせていただきました。
 
 授業の中では意図的指名が沢山使われていました。「○○さんすこし悩んでる?言ってみる?」「うんっていってくれた〇〇くんはどう?」「頷いていた〇〇さんはどう思った?」など、意図的指名により自然と子供をたくさん繋げていたのが印象的でした。
 そのように意図的指名をするためにも、子供の反応や様子をたくさんみることの大切さをより感じました。
 また、授業の中で、先生が児童を価値づける言葉も沢山ありました。どんなささいなことでも児童のことを認め、価値づけすることを私も大切にしていきたいです。
 ゼミで学んだ授業技術が沢山使われており、"こんな風に使ったらいいんだ!""こんな風にに使うと自然に使えるんだ!"ということをとても感じました。


 本音を言うと、今日という日まで教師という仕事につこうかものすごく悩んでいました。だけど、味岡小学校で授業をみて、そして、沢山の先生方の様子を見て、先生という仕事の素敵さを、素晴らしさを、肌で沢山感じることができ、"やっぱり自分には、先生という仕事がいい"という思いが強くなりました。本当に参加してよかったと感じました。 

 味岡小学校の先生方、この度はこのような機会にゼミ生の参加を受け入れていてだき本当にありがとうございました。
 玉置先生、このような素敵な機会を本当にありがとうございました!

 先生になって、素敵な授業、素敵な学級経営ができるように、これからも沢山学び続けていきたいです。(7期生 丹羽)

※写真は味岡小学校のHPから転載しました(玉置)
画像1

2022年6月16日仕事日記

画像1
 深夜に6月28日にオンライン講演をする金沢市中堅教員研修のプレゼンを完成させて送付。いつもの目覚め。7時20分ごろ研究室着。看護学部「生徒指導論」準備。

 本学教育フォーラム実行委員の皆さんらに、取りまとめ役として、今年度の今後と来年度について思うことを発信。幸運にも、来年度のゲストに早々に承諾いただいたことも報告。

 山田先生と情報交流。僕と山田先生が関わっている学校から互いに学んだことを伝え合うのも、とても有意義。

 9時から看護学部「生徒指導論」。今後の講義予定(ゲストを迎えること)を伝える。今回のテーマは「特別活動と生徒指導」。特別活動の基本的理解と保健室での子ども対応ロールプレイ。

 10時40分から7期生ゼミ。今回は授業におけるチャット活用の是非と可能性を探るために教師が問いを投げかけ生徒が入力して読み合う展開に挑戦。チャットがいい!と言われている実践者の気持ちがわかった。ゼミ生からもチャット活用の利点が多くあげられた。もちろん活用における留意事項はあるが、授業で活用できる!というのが僕の判断。やはりやってみることだ。

 「今日のゼミにはカメラ持参で来てください」と何度も言われていたことがようやくわかる。なんと写真のように僕を癒してくれる企画が密かにされていたのだ!

 ゼミ生は僕の体調を相当心配していてくれていた模様。「先生、倒れてしまうのでは?」というゼミ生間でのやりとりもあったとのこと。「玉置先生、大丈夫?」とゼミ生に声をかけていただいた先生も数人とのこと。ということで生まれた企画とのこと。心配させて申し訳ない。こんなにもしてもらえて、どれほど幸せなことか。確かに疲れが蓄積しすぎていて、体がシャッキとした記憶がここのところない。年齢を重ねてきたことが要因だとは思うが、皆さんを心配させてしまうようでは情けない。皆さんのおかげで気持ちは充実しまくっていることは間違いない。体も心と合致させられるように用心したい。

 僕を「癒しツアー」に参加させてくれて、案内付きで写真のような数々の物をもらった。集合写真を見てもらうと、しっかりと癒してもらってことがよくわかっていただけるはず。皆さん、本当にありがとう。


 13時30分から第3回実習委員会。相変わらずコロナ禍は続いているが、委員の皆さんで実習関係は順調に進んでいる。感謝。40分間ほどで終了。

 研究室に戻り、高知県教育委員会事務局指導主事、高知県内18市町設置の教育研究所員の皆さんを対象に、オンライン講演「ICT活用を促進する教員研修の在り方」と題して90分間。研修を組む上での指導主事としての大切にしたいマインドを冒頭に伝え、GIGAスクール構想を理解してもらえるための話材、具体的な研修方法などを参加者を意図的指名しながら伝える。指導主事対象の研修会は初めてで、力が入る(笑)。オンラインなので、皆さんの反応はよくわからないが、少しでも役立ててもらえる情報は提供できたと信じるしかない。感想を楽しみにして待ちたい。

 大学を出る。ナビは今日も一般道指示。高速道路の集中工事が終了するのを祈るばかり。今日はなんと1時間30分もかかって帰宅。しばらく横になり、原稿書き。ゴールはまだまだ(泣)。

 研究室HP記事は、6月3日味岡小学校を訪問した下野さんの記事。良い授業を見て、いつも以上に素敵な学び

 研究室HPは本日80万アクセス突破。2015年4月20日がHP発信開始日。2614日目で80万に到達。1日平均306アクセス!皆さんに感謝しかない。ご訪問ありがとうございます。
 
画像2

6月3日 小牧市立味岡小学校での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。6月4日に、小牧市立味岡小学校に行かせて頂きました。それはそれは、「感動」そのもの時間。そんなお話を今回は綴らせて頂きたいと思います。

 私達、7期生3名が参観させて頂いた授業は、なんと玉置ゼミの先輩の授業でした。冒頭でも書いた通り一言で言い表すならば、「感動」です。

 子どもの言葉を繋ぐ言葉のレパートリーの豊富さ、自然な価値づけ、私たちが今まさしくゼミで学んでいる「授業技術」の実践がそこにはありました。

 今回参観させて頂いた授業を、私は、「誰一人として取りこぼさない、出来る子の心をくすぐる授業」だと、とても僭越ながら位置づけたいと思います。
 子どもの能力には、個人差があります。今回の授業は、説明文。説明文というと、「うんうん!よく分かる!」と読み取れる子どもと「なんだかよく分からんなあ、、、」となる子どもが大まかに言えば二極化してしまいがちな題材です。
 そんな難しい「説明文」。今回の授業は、読み取れる子どもの意見を全体に拡げた授業でした。「〇〇さん頷いていたけれど、なんで頷いていたの?」「あなたの言葉で説明してみて!!」と個の考えが、ほんわかと優しく全体に拡がる感覚がとても素敵でした。

 読み取れる子どもの意見が全体に拡がる時、出来る子は自分が認められたと実感するはずです。そして、「よく分からんなあ」となっている子どももしっかりと授業に参加する学級の雰囲気づくり。

 素晴らしさや感動した点を挙げ始めたら、とてもとても長い記事になってしまいそうです(笑) それ程までに、カッコよくて素敵で、心から「私もこんな授業がしたい!」「授業って面白い!」と思った時間でした。

 味岡小学校の先生方、今回は玉置ゼミ生の訪問を受け入れてくださりありがとうございました。とても素敵な授業に、今後どういった教職人生にしたいかと、また一弾ギアが上がった気持ちです。
 玉置先生、私たちが玉置先生の元で学ぶ「授業技術」が確かなものであることを改めて実感しました。いつか私も、教壇に立った時こんな授業を玉置先生にお見せできたらと心から思いました。
 一緒に学んでくれた、今井さん、丹羽さん、ありがとう。私たちも頑張ろうね。あと少し!みんなで合格してこんな授業を実現させましょう!!!

 今回もまた素晴らしい授業と巡り会うことができました。ありがとうございました。
(下野)

※ 写真は味岡小学校のHPから転載(玉置)

画像1

【感謝】80万アクセス

画像1
 本日(2022年6月15日)、この研究室HPへのアクセス数が80万を突破しました!

 いつも訪問していただきありがとうございます。

 2015年4月20日がHP発信開始日ですので、2614日目に80万に達しました。1日平均306アクセスとなります。

 これからもどうぞよろしくお願いします。(玉置)

2022年6月14日仕事日記

 早朝に目覚め。少しでも原稿書き(笑)。

 6時少し過ぎに家を出て大学へ向かう。7時過ぎには研究室着。パンと珈琲で朝食。昨晩完成した教師論のレジュメ等印刷。小論文赤入れ。昨日訪問した稲沢市立牧川小学校長からとても嬉しい報告が届く。元気が出る!

 9時から2コマの「教師論」。今回は鈴木恵子先生と宇野弘恵先生から学ぶ展開。鈴木恵子先生の講演動画をもとに、教育観や自立を引き出す手立てを学び取る。宇野弘恵先生の著書の問いかけを使って話し合い。学生振り返りは、これまでにない視点での内容多し。手ごたえ十分。

 12時30分から8期生ゼミで模擬授業をする伊藤君、新谷さんにレクチャーを少々。外してはいけないポイント伝授。

 講義振り返りを必死に読む。楽しみでもある。

 14時50分から8期生ゼミ。伊藤君が2年生算数、新谷さんが2年生国語の模擬授業。ゼミを重ねてきた成果が十分に見える授業。詳しくはゼミ生の記事を期待していただきたい。

 明日の授業「生徒指導論」の準備。片付け物をして大学を出る。今日もナビは一般道指示。1時間余かかって帰宅。

 生徒指導論でゲストに来ていただこうと依頼。快諾を得る。来年度のフォーラムゲストも打診。快諾。ああ、嬉しい!

 研究室HP記事は6月3日訪問の小牧市立味岡小学校での学び記事発信開始。まずは今井さん。濃厚な学びのお裾分け

6月3日 小牧市立味岡小学校での学び(今井)

 こんにちは、7期生の今井美羽です。太陽の勢いは止まることなく、夏がいよいよやってきたなという匂いがしてきましたね。どれだけ日焼けをしないかに全力を注いでおります。太陽との勝負です!!

 今回は、6月3日にお邪魔させていただいた、小牧市立味岡小学校での学びを書かせていただきたいと思います。私たちは5時間目に、4年3組の国語の授業を拝見させていただきました。

 沢山学ばせていただきましたが、2点に焦点を当てて書かせていただきます。

 まず、1点目の学びは、教師は「待つ」「聴く」ということです。
 授業の中で、1人の子が先生に当てられました。その子は、答えません。教室が一気にシーンとしました。私もドキっとして、心の中で「頑張れ〜」と願っていました。すると、同じ班の子がその子に寄り添って声をかけ始めました。とてもとても長い時間。その子が泣き出してしまうのではないか、もうダメかなーと思いかけた時、その子が声を発しました。クラスの子ども、周りで参観していた先生方がホッとしたのを感じました。私も安心と感動で涙をこぼしてしまいそうでした。

 声をかけていた子、友だちの発言を待っていた子、素晴らしかったです。みんながその子の方を向いて待っていました。聴いていました。発言出来た子自身も、とても嬉しかったのではないかな〜。
 私は、あの時間待つ勇気がないなと思いました。でも、先生が子どもの言葉を「待つ」姿勢、「聴く」姿勢を見せることで、子どもも「待つ」ようになる、「聴く」ようになるのだということを学びました。 

 次に、2点目の学びは、「揺さぶり」が子どもを惹きつけ、考えるきっかけになるということです。
 今回の授業では、教科書の本文の一部が意図的に抜かれていました。それを知らされた時、子どもが授業に惹きつけられているのを感じました。私もその一人です(笑)そこから、先生がとぼけて、「抜かれていた文章はなくてもいいんじゃない?」と言うと、子どもは「ダメ―!!」と声を揃えて言いました。「なぜ?」と聞くと、とても良い答えが沢山出てきました。揺さぶりによって、子どもが「なぜ?」を考えるようになる。そこで学びが深まるのだなということを学びました。

 今回の授業の授業者の先生は、実は玉置ゼミの先輩だったのです。今まで、玉置先生から教わった授業技術が沢山出てきました。それが形ではなく自然に。その技術が授業をより良いものにしているのです。私も先輩のように、今学んでいることを活かせるようになりたいです。

 実際の学校現場を見させていただく度に思うこと。今学んでいることは、現場で活かせる大切なことだということ。今までも、そのことは重々分かっていたのですが、「百聞は一見に如かず」です!!

 小牧市立味岡小学校の皆さま、ゼミ生の訪問を受け入れていただきありがとうございました。先生方の雰囲気、子どもの姿から、とても温かい学校なのだということが伝わり、とても幸せな気持ちになりました。

 玉置先生、私たちゼミ生に学びの場を与えてくださり、ありがとうございます。偉い立場でも、嘘がなく本音を言える人間らしい玉置先生が私は好きです(笑)。本日は7期生の下野さん、丹羽さんとの参加。今日もありがとう!これからも沢山学ぼう!!(今井)

※ 写真は6月8日の味岡小学校HP写真から転載しました。(玉置)
画像1

2022年6月13日仕事日記

画像1
 7時30分ごろ研究室着。いつものルーティン。パンと珈琲で朝食。7期生ゼミ資料印刷。鈴木恵子先生DVD視聴。

 9時から第9回教育課程論。今回は「令和の日本型学校教育」の1回目。「効果のある学校」の資料をもとに深掘り。GIGAスクール構想理解の前半。

 10時40分から7期生ゼミ。恒例の取組をしてから、今回は鈴木恵子先生の教師観や学級だよりから、それぞれが目指す教師のあり方を考える機会にする。各発言から鈴木先生から感銘を受けていることがよくわかる。

 大学を出て、稲沢市立牧川小学校へ向かう。13時ごろ着。今日のスケジュールを再確認して、算数授業参観。

 情報端末を積極的に活用した挑戦的授業。なるほど!こういう使い方があるのだと知る。教師と子どもとの関係もよい。子どもと子どもをつなぐ意図的な指示がほしいところ。

 40分ほどで動画整理。皆さんの授業検討会を参観。その後、50分間の講演。依頼を受けての「GIGAスクール構想の本質的な理解」を伝えた後、協働的な学びを創り出す留意点を動画を用いて伝える。持参した書籍もたくさん買っていただく。感謝。

 帰宅。参加したゼミ生下野さんから牧川小学校の子どもたち、先生方のよさが伝わってくる記事が早々に届く。感激。さっそく校長先生に送付。牧川小学校の「学校写真館」には今日の様子が発信される。

 明日の講義準備。というのは、ネタの入れ替えをしたため。ひたすら原稿書き!

 研究室HP記事は5月31日の8期生ゼミに参加した下野さんからの後輩への感想記事。8期生にも連絡

5月31日 8期生ゼミに参加して(下野)

画像1
 こんにちは、7期生の下野です。
 5月31日に8期生ゼミに参加させて頂きました。

 私が小学校実習にて行った授業を8期生ゼミ長 安藤さんが授業者として行ってくださるとのことで、お邪魔させて頂く運びとなりました。

 まず初めに、今回の授業者 安藤さん、前野さん本当にお疲れ様でした。私は、初めてゼミで模擬授業をしたことが今でも忘れられません。自分の力量技量の落ち度や緊張も相まって上手く出来なかったこと。悔しさや7期生のみんなから貰った学びが私の実習の糧となりました。きっと沢山たくさん準備をしてこの模擬授業に挑んだんだろうなと思い、感動しました。

 8期生ゼミで「子どもを導く授業」を今回私は学びました。

 玉置先生の授業を見る視点でお決まりのフレーズ。勿論、玉置ゼミ生ならみんながよく知る
「この授業が成功したら子どもは何と言うだろう?」です。

 このお決まりのフレーズには、大事なことが隠されています。それは、「子どもは」という主語です。玉置先生は、必ず「子ども」を主語に授業を見ていらっしゃいます。この授業を終えた時、「子どもが」何をいうだろうか。「子どもは」どのような姿を見せてくれるだろうか。

 当たり前だと思っていたこのフレーズに大事なキーワードが隠されていることを改めて実感した時間でした。

 授業は、必ず教師が目標(ゴール)を持って行わなければならない。さらに、その目標の主語は「子ども」であること。これが根幹にあった時、授業は大成功を遂げるように思います。子どもより先に生まれた「先生」は、子どもが輝くよう「授業」で様々の布石を打ちます。布石が繋がり、「子どもが」輝くことこそが授業の奥深さです。

 8期生の皆さん、みんなで学び合う姿とっても素敵でした。またお邪魔させてください。重ねてにはなりますが、安藤さん、前野さん、とっても素晴らしい授業をありがとう。教員採用試験を間近にして、とても刺激的で改めて授業って楽しいなと思う時間でした。

 玉置先生、いつも授業の奥深さ、学びの面白さを私たちにお教えくださりありがとうございます。こうして、改めて「授業」に向き合える時間がとても貴重でした。

 今回も全てに感謝の心を持って。素敵な学びの時間でした。

(下野)

2022年6月12日仕事日記

 早朝から原稿書き。いつも以上に必死(笑)。

 9時から11時30分まで、教科書関係のオンライン会議に参加。授業力を高める教科書でありたいと強調。

 午後から夜にかけて、引き続き原稿書き。明日は稲沢市立牧川小学校へ指導助言に出かける。依頼内容を受けてのプレゼンづくり。

 かつてのゼミ生からLineで悩み相談あり。これは直接話した方がよいと考えて、zoomで21時から。1時間30分ほど話を聞き、経験談を伝え、これからの参考にしてもらえれば嬉しいと言う気持ちで話す。「あまりにもマイナスに考えすぎていたかもしれません」と最後に言ってくれて、ほっとする。

 再び原稿書き(泣)。

 研究室HP記事は、5月31日8期生ゼミのまとめを澤本君が発信。ゼミ内での授業の見方が高まってきていることがわかる記事。

5月31日8期生ゼミでの学び(澤本)

画像1
 こんにちは!8期生の澤本です。今回はゼミでの学びについて書いていこうと思います。

 今回は安藤さんと前野さんが模擬授業を行いました。二人とも初回にも関わらず、話し方が丁寧かつ授業のレベルが高く、驚きと焦りを感じたのが正直な感想です。

 安藤さんは二年生の国語で「ことばのなかま分け」の授業を行いました。
良かったところ
・机間巡視でオープンカンニングをしながら一人一人を褒めていた。
・授業が止まることなく、スムーズに進行していた。
・「これ見てどう?」という全員が答えられる質問をしていた。
・子どもで出た疑問を他の子どもに答えさせていた。
・「今うなずいたね」など理由を付けて指名していた。
・後から振り返っても一目でわかる板書を書いていた。

 これ以外で学んだこととしては、仲間分けの授業はどのように仲間見つけに繋げられるかが重要と言うこと、子どもが自由に板書できるように板書を工夫することなどを学びました。

 前野さんは四年生の国語で「昔話を作ろう」の授業を行いました。
 良かったところ
・安藤さん同様、机間巡視で一人一人を褒めていた。全員が答えられる質問をしていた。落ち着いて、スムーズに授業が進んだ。理由付きで指名をしていた。
・「ペン置いてね」「一行空けてね」などの指示が分かりやすかった。
・子どものことをよく観察し、褒めていた。

 これ以外で学んだこととしては、子どもの混乱を生まないために余計な言葉を省くこと、授業のメインに時間を割きたいため、そこまでの導入をテンポよく行うこと、「〜さん」で統一して呼ぶことを学びました。

 このようなことを学ぶことができ、今回もとても学びが生まれたゼミでした。仲間の急激な成長に嬉しさと負けたくない気持ちと頑張ろうという気持ちがより高まりました。二人ともお疲れさまでした!

 ゼミ終わりには玉置先生から広島土産のもみじ饅頭をいただきました。来週は何かな〜(笑)これからも仲間と学び合っていきたいです。(澤本)

2022年6月11日仕事日記

 朝から追い込まれている原稿書き!

 10時から12時まで、山田洋一先生ゲストの「教師力アップセミナー」。今回の段取りと司会・運営は、玉置ゼミ3期生の早川君、岡田さん。学生時代から「教師力アップセミナー」に参加させてもらい、卒業後はこうして企画・運営に関わらせてもらっている玉置ゼミ。指導者として、感謝の言葉ばかり。

 山田先生は「学びのユニバーサルデザインの考え方を取り入れた学級経営」と題した講演。「学級経営に向かう望ましい教師のマインドがどんなものかがわかる」「子供が、自律して生活できるようになる環境づくりがどのようなものかわかる」といったゴールを示されて、概念を伝えられた後、実際の教室の様子で、山田先生の考えを明確に伝えられた。

 講演内容以上に、僕が興味が湧いたのは、なぜこのように山田先生が授業観を変えられたのかということ。チャットで質問し、それに答えていただく。オンラインとはいえ、久しぶりに山田先生とお会いできたので、終了後もやりとり。深い考えに基づいて実践されていることに感銘を受ける。

 出かけるまでの時間を使って原稿書き。1本完成。

 車で愛知県教育会館へ向かう。「日本教育会愛知県支部評議員会」後の講演会のため。「令和の日本型学校教育を踏まえたこれからの教師のあり方」と題して1時間の講演。15時30分からピタリ16時30分終了。

 主に高等学校中堅教諭のみなさん100名近くお聞きいただいた。頷き、笑いが多く、楽しく話すことができた。持参した書籍10冊もすぐに完売。

 終了後、役員の皆さんと懇談。かつて県教委でお世話になった方ばかり。高等学校の話をお聞きすることもできて充実。

 帰宅。原稿書きに向かうがエネルギー切れ(泣)。
 
 研究室HP記事は、小林さんのバンクーバー日記。1か月ほど更新できなかった理由がわかった。それは大変でした。
画像1

20220611 バンクーバー日記(小林)

 3週間程前、新型コロナウイルスの陽性反応が出てしまったため、学校にもお仕事にも行けていませんでした。初めは私より前から咳をしていたシェアメイトがいたため、風邪をもらってしまったかなと軽く考えていました。しかし、バイト後にバス停に行くのも辛くなってきておかしいなと思い検査したところ、陽性でした。

 バンクーバーではマスク着用義務がなくなり、街でマスクをしている人の方が少ないです。そんな環境で過ごしているうちに、自分のコロナに対する危機意識も低下していました。自分がコロナウイルスに感染することによって、お仕事先の人に迷惑をかけてしまい、とても反省しました。

 コロナウイルスに罹患している間、ずっと自分の部屋に隔離されていたのでとても孤独でした。一人暗い部屋に何日間もいると、体力だけではなくて精神的にもマイナスなことばかり考えてしまい、弱ってしまいました。お仕事先に迷惑をかけてしまったこと、誰かに移してしまっていたらという不安、授業についていけなくなる不安、考えても解決しないことばかり考えてしまいました。そんなときに、シェアメイトが支えてくれました。風邪薬やビタミン剤を部屋まで届けてくれたり、おかゆを作ってくれました。長い間部屋で寝ていたため、体力も無くなってしまい、長い間お休みをいただいてしまいましたが、みんなの優しさに助けられてまたお仕事に行けるようになりました。

 最近は学校でも、最後のタームである3ターム目に入り、7月にはいよいよ学生期間が終わります。学生期間が終わると、学生ビザから就労ビザに切り替わるので、フルタイムで働けるようになります。今までフルタイムで働いた経験が無いので色々な不安はありますが、今まで以上にお給料がいただけるようになります。しっかり貯めて、ここにいるからこそできる経験に使いたいと思います。

 バンクーバーでの生活に慣れてきて、コロナウイルスに感染してしまったことは私の気持ちの緩みの表れだと思います。これからは楽しむ気持ちは持ち続けつつも、勉強や仕事など気を引き締める部分のことも常に頭に置いて生活していかなければならないと改めて思いました。

 写真は、多くのクラスメイトがバンクーバーで一番好きな場所に挙げていたイングリッシュベイという海岸で撮った写真です。久しぶりに学校へ行けた日に友達が誘ってくれたので業後に訪れました。平日の20時ごろに訪れたのですが、本当にたくさんの人が来ていて驚きました。最近は21時を過ぎてもまだ外が明るいです。

画像1

2022年6月10日仕事日記

画像1
 早朝に目覚めて原稿書き。締め切りが迫ってきていて焦るばかり(泣)。

 11時に家を出て、東員町立笹尾東小学校へ向かう。12時15分ごろ着。EDUCOMのお二人も合流。

 今日の流れを確認。40分間の講演時間がもらえることを確認してプレゼンづくり開始。EDUCOMの二人には授業の見方を伝授。

 13時25分から2年生算数授業。2か月間で子どもへの指導がよくなされている。集団での学びがかなりできていて、見ていて気持ちがよい授業。先生の視線や言葉かけからも、全体で学びをしていこうということがよくわかる。授業直後に「2か月でよくぞここまで育てましたね」と声をかける。

 さっそく動画編集。プレゼンを再調整。先生方の授業検討会参観。子どもの名前を出し、その子どもの様子をもとに授業を振り返るという協議会で本質的。

 北勢支援事務所の指導主事の講評の後、僕が40分間の講演。この学校が今年度から重点においている「振り返り」について、その価値と継続性のよさを話す。古瀬先生からある子どもの振り返りの大きな変化の事実を教えてもらえたので、それを紹介。また「学びの天気」の価値も伝える。

 後半は授業映像をもとに、授業技術のよさ(最後まで子どもの発言をしっかり聞き、その発言を聞いている子どもたちをしっかり見ている、子どもと子どもをつなごうとしているなど)を示したり、教材のとらえ方について話したりする。

 終了後、古瀬先生からぜひとも「学びの天気」を活用したいとの声をいただき、レクチャー。もっとも年度移行がされておらず、EDUCOM担当に連絡して早急に対応するお約束。

 帰路SAで、ソフトクリームで自分を癒す(笑)。帰宅。今日の情報整理。メール処理。原稿書き。

 研究室HP記事は、8期ゼミ生安藤さんの模擬授業振り返り。こうした自身の見直しが自分を成長させる。

 この5日間で5本の講演。さすがによく働いた。受信している【癒しと勇気の言葉のサプリ】から、「結局、人間のしあわせというのはお金ではなく、誰かに必要とされることでしか得られない」と届く。声を掛けていただけるなら、精一杯お応えしようとさらに決意。

5月31日 8期生ゼミでの学び(安藤)

画像1
 こんにちは、8期生の安藤です!

 5月31日にゼミで国語の模擬授業を行いました。今回は「なかまのことばとかん字」という単元を扱いました。少し緊張もありましたが、授業前に玉置先生や7期生の下野さんから沢山のアドバイスや協力をしていただいたので、自信をもって臨めました!

 では、さっそく模擬授業で学び得たこと、気を付けた事を記事にしていきたいと思います! 

 私が授業を行う上で気を付けたことが3点あります。

 1つは丁寧に説明しすぎないことです。丁寧に説明することはその分先生の話す時間が長くなるということです。つまり生徒は聞いている時間がながくなり、授業から離れていってしまいます。そのため、生徒がある程度理解してくれると信じて、出来る限り端的に、程よく大雑把に伝えることも大切だと学びました。

 2つ目は子どもを授業に引き付けることを意識しました。最初から授業の内容・流れを伝えるのではなくて、大まかな質問を子どもたちに聞いてみました。今回は黒板に貼り付けた沢山の言葉のカードに注目させて「これどう?」と子どもたちに問いかけてみました。すると次々に発言が生まれ、「今から何をするのだろう?」と授業へ興味をもってくれました。さらに、めあてを書く時は「先生と同じスピードでかけたらすごい!」と伝え、子どもの意欲を引き出す言葉がけを意識しました。

 3つ目は子どもの発言を、そのまま他の子どもに振ることを意識しました。最初、子どもの発言を全て私が受けとめてから、他の子へ質問をしていました。しかし、生徒の発言をそのまま「どう思う?」と他の子に振ってみることで、対話的な学びが生まれることを学びました。必ずしも話し合いの形をとらなくても、教師が子どもと子どもをつなぐことで対話的な学びになると思います。

 模擬授業を終えての反省としては、子どもの予想外の発言に対応仕切れなかったことです。思わぬ疑問や発言から授業が逸れてしまったので、すべてを子どもたちで解決させようとするのではなく、難しい概念は先生が提示することも必要だと思いました。

 また、問いかけをした後に静かな間があくと不安になってしまい、口走ってしまうことがありました。静かな時間は、子どもの考える時間と捉え、焦る気持ちをこらえて待つことも大切だと学びました。

 いつも生徒を引き付け、笑いの生まれる授業をされている玉置先生は授業の名人だと改めて実感しました。自分も生徒を引き付ける授業が行えるように、これからも玉置ゼミで沢山学ばせていただきます。
 
 今回模擬授業をするにあたって、沢山アドバイスしてくださった玉置先生、協力してくだった下野さん、8期生の皆さん、ありがとうございました。今回学んだことを実習でいかしてきます!(安藤)

2022年6月9日仕事日記

画像1
 9時、我が家から道路1本隔てた銀行へ。その銀行は自称我が家の金庫(笑)。先方からいくつかの提案があり、納得の上でいくつかの契約。

 11時20分ごろ一宮市立瀬部小学校着。25分開始の授業に間に合い、ほっとする。すぐに教務主任に案内してもらい、全学級の授業参観開始。いくつかのメモ。この学校の授業がさらにバージョンアップするために見えてきた一つの事柄。このことを伝えるにはどうしたらよいか熟考。

 給食後の時間で、校長、教頭、教務主任に授業での気づきとここに重点をおくとよいことを動画を見せながら提示。日ごろのスクールリーダーの在り方も伝授。

 13時45分から16時5分まで、先生方に子ども役になってもらい模擬授業。全学級を見ての共通改善点(授業における子ども同士の関係を作る)を意識して、授業技術も解説しながら、概論、算数授業、道徳授業2本を行う。

 7期ゼミ生4名、8期ゼミ生4名の参加もあって、模擬授業では子ども役。意図的指名などしっかり伝えたいところでは、ゼミ生にも協力してもらっての展開。

 正直、かなり疲れたが、校長先生が最後の冒頭に「今までの中で一番よかった現職教育だったように思います」と言われ、ほっとする。午後をすべて研修時間と設定された学校の意気込みになんとか応えることができたようだ。

 ここで僕が強調したことは、いずれゼミ生が記事にするので、そこでお読みいただければありがたい。夕刻には瀬部小学校長が僕の訪問を記事発信。感謝

 こうしたことのあとは、恒例のゼミ生との振り返り。久しぶり。近くの喫茶店で美味しいものをみんなで食べて解散。振り返りはどうした?(笑)。

 帰宅。19時30分から「学級経営の困ったを一人で抱え込まないで」をオンライン開催。今日もハイレベルな悩みが出され、聞き取りを重ねながら、熟考。最後は和田裕枝先生にまとめていただけるので、僕は地ならし。終了後、早々に下野さんから議事録が届く!

 メール処理。添付文書をGOODNOTE5に保存。なんて便利なiPadアプリ!いつも感激。

 研究室HP記事は、8期ゼミ模擬授業での学びを寺尾さんが発信。8期ゼミも濃厚になってきた!よし!
画像2

5月31日 8期生ゼミでの学び(寺尾)

 こんにちは!!8期生の寺尾です!あっという間に6月になってしまいましたね。今回は、5月31日のゼミでの学びを記事にしていこうと思います。前回に引き続き模擬授業をもとに学びを深めていきました。

 まず、安藤さんの模擬授業は2年生の「漢字の仲間分け」という内容でした。2年生を対象にしていたので、めあてを簡潔に書き、めあてを板書している時も子どもの様子を見ている点が良かったです。また、子どもが分からないと言ったことを他の子に繋いで解決している点も良いなと思いました。

 ここで学んだ大切なことは、「授業者が〇〇というゴールを持って授業を行うこと」です。つまり、もし授業が大成功したら子どもたちはどのようなことが言えるかを考えたうえで授業づくりを行うことが大切なのです。ここでは「めあて」と「ゴール」の大切さを改めて学ぶことが出来ました。

 また、板書に関して「仲間分け」のあとに「仲間見つけ」をするのであれば、仲間分けしたときの枠を大きく書いてここを空けておいてねと指示することが必要だということを学びました。そうすることで、振り返った時に何をやったかがよりわかりやすくなるのではないかと思いました。

 これらを通して、自分の板書が子どもにとって分かりやすいのかを今一度考えることが大切だと考えました。板書計画を見直したり他の方に意見を貰ったりして、分かりやすい板書をつくっていきたいです。

 そして前野さんは、4年生の「昔話をつくろう」という内容でした。子どもの活動レベルに合わせた丁寧で明確な指示をしていたところが良かったです。また、子どもの発言をそのまま繰り返して伝えていたところも良かったと思います。

 ここでは、メインにしたい所まではスパッと進めることが大切だということを改めて思いました。主にやりたいことに時間をかけるために、どのように授業を進めれば良いのかをじっくりと考えることが必要なのではないかと考えました。

 また、接続詞を変えて〇〇ならどう?と、揺さぶりをかけることが大切だということを学びました。そうすることでつなぎ言葉についての理解も深めることが出来るのではないでしょうか。

 そして、言葉をぶれないように伝えることが大切であることも学びました。例えば「仲間分け」と「グループ分け」や、「おにぎり」と「おむすび」など、似ている言葉でも子どもたちが混乱してしまう可能性があります。そのため、使う言葉を統一していけるよう頑張りたいと思いました。

 今回のゼミでもいくつかの授業技術を学ぶことが出来ました。私も模擬授業まであと1ヶ月を切ったので、今まで学んだことをできる限り活かせるよう、入念な準備をして模擬授業にのぞみたいと思います。(寺尾)
画像1

2022年6月8日仕事日記

画像1
画像2
 高速道路は岐阜羽島から大垣までの工事のため、岐阜羽島IC付近で渋滞(泣)。7時20分ごろ研究室着。朝はいつものとおり。

 1限は看護学部「生徒指導論」。今回はいじめ件数への正しい認識、いじめを起こしにくくする風土づくりについて。今日もしっかりと考える安定の授業。

 2限は7期生ゼミ。いつもの取組をしてから、不適切な面接回答をもとに3グループに分かれて論議。発表。今回の新形式もよし!

 久しぶりにお昼をとって、しばし休憩。

 13時から土岐市校長研修会でオンライン講演。いただいた演題は「学校運営におけるICTの活用方法」。時々、ペア交流と指名。1時間でかなり濃い内容を伝える。

 14時50分から小学校教育実習担当校別打ち合わせ。今年度は岡崎市内の2校を担当。4名の学生に書類作成指示や詳細な指導。すでに緊張している模様。

 片付け物をして大学を出る。海部地区女性役職者会から依頼を受けた教務主任対象の研修会のため、七宝焼アートビレッジへ。高速渋滞情報をもとにしたナビ情報にしたがって動いたが、ナビに翻弄された感じ(笑)。30分間は無駄な時間があったような気がしている。会場近くまで来たので、喫茶店でしばし休憩。17時45分ごろ会場到着。

 かつて教育事務所長をさせていただいた地。温かいお心遣いをたくさんいただく。

 18時30分から19時45分ごろまで「明日からも元気で働ける!教務主任の仕事術 〜授業力向上をめざす教務主任として〜」と題した講演。女性ばかりの会場での対面。マスクをしておられても笑い声は弾け、気持ちよく話す。タイトル通り、明日からすぐに動くことができる技術をたっぷり伝授。

 持参した書籍もほぼ完売。一人一冊は購入していただいた感じで30冊余を購入していただけた。大感謝。

 帰宅。1日2本の講演で体の疲れはやはり(笑)。でも心は充実。

 ゼミ生の「心の天気」を読むと、いろいろとあった模様。明朝、コメントをすることに決めて横になる。

 研究室HP記事は、8期生前野さんの模擬授業振り返り。これだけしっかり把握できていれば、次に生きるはず。

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31