2022年8月8日仕事日記

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 9時56分地元駅乗車、名古屋駅から岡山駅へ。そこからタクシーで岡山ふれあいセンターへ向かう。13時ごろ着。

 担当の方と打ち合わせ。機器準備完了。

 14時から16時20分まで10分間の休憩を挟んで講演。演題は「算数・数学授業をワンランクアップするために」。希望参加60名ほどの皆さんがしっかり聞いて、ペアで話し合ったり、4人で相談しあったりしていただいた。とっても良い雰囲気で進行ができた。自分は満足(笑)。

 終了後、担当の方から聞いたことによると、これまでにないほどの講演感想を耳にしたとのこと。中には算数・数学授業の在り方より、学級経営の重要性を学びました、との感想もあったとのこと。嬉しい限り。

 タクシーで岡山駅へ。新幹線で19時13分に名古屋着。矢場とんで夕食。帰宅。締め切りまでに提出していない学生へ連絡した返信がいくつか届いていて、その整理。

 研究室HP記事は、拙著「働き方改革時代の校長・副校長のためのスクールマネジメント・ブック」を読んでの感想が届いたので紹介。

 なお、午後は僕が作った動画をもとに、吹田市立教育センター米田先生が研修をしていただいた。とても良い雰囲気で研修が進んだとのこと。嬉しい報告。
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働き方改革時代の校長・副校長のためのスクールマネジメント・ブックを読んでの感想

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 この夏の研修先で拙著「働き方改革時代の校長・副校長のためのスクールマネジメント・ブック」を購入し読まれた方からの感想が届きましたので紹介します。

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 当日購入した「スクールマネジメント・ブック」をあの後すぐに読みました。まさに今すぐ実践したい事柄がたくさんありました。日々、先生と同じような考え方で過ごしていることもあり安心した部分もあるのですが、なんとなく感じているにとどまり、具体的に動けていませんでした。また、このような言い方(言葉)をしないと十分に伝わらないなと感じたことが多かったです。

 そして、校長とは、学校に関わる全てのことによりよくかかわらないといけないと思いました。恥ずかしながらこれは教頭先生に・・・とか他人に遠慮していた自分を反省しました。アイデアがあったらすぐに動き出す一歩を行動で示す勇気をいただきました。

 これまで自分に自信がなく、慎重に動くことを優先したり、他の職員に余計な気を使ったりして、時間ばかりが無駄に過ぎてしまって恥ずかしい限りです。限りある時間を悔いなく行動に使いたいと思いました。もっともっと玉置先生のお話を聞きたいと思いますが、自分で考え主体的に動いて学校経営をしていきたいと思います。

2022年8月7日仕事日記

 早朝から中学校教育実習事前指導の2回目の動画撮影。「指導案作成のポイント」と題して、玉置流の重要ポイントを15分間動画で収める。

 続いて、9月に発刊予定の「中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100」のゲラ校正。ほぼ1日かかって無事終了。明日には投函できる。

 お昼は外食。久しぶりに「ココ壱番屋」へ。こんなに選択できるようになったのだと驚き。高くなったことはしかたがない。

 ユニパの設定がどういうわけかうまくいかない。学生へ評価スタンプを知らせようとしているけど、うまくいかない(泣)。

 研究室HP記事は、8月3日午後の一宮市研修に参加した下野さんの学び記録。いつものように質が高い内容で、嬉しいコメントもたくさんある。元気が出る。

8月3日 一宮市教育センター研修での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。8月3日に、一宮市教育センター研修に前年に続き、参加させて頂きました。

 テーマは、『主体的・対話的で深い学びを実現させる授業法講座』。「主体的」「対話的」「深い学び」の3観点に加え、「GIGAスクール構想」への理解までもが盛り込まれる、とっても濃密なご講演でした。玉置先生の端的で率直な捉えが私はものすごく心にストんと落ちます。心と頭に残りやすいのです。

 私が今回のご講演で学んだことは、「価値づけ」の本当の意味でした。卒論研究では、『子どもを輝かせる価値語』と題して「価値語」について学ぶ私。それでありながら、私は「価値づけ」を子どもの良さを認め褒めるだけのものだと捉えていました。

 今回、ご講演の中で様々な「価値づけ」が登場します。なぜ振り返りをするのか、なぜ自己選択をするのか、なぜ聴き合うのか。こういった学びへ向かう姿勢を「価値づけ」する。姿勢自体に価値を見出した子どもたちは、より主体的になり、対話的になり、深い学びを構築していくように思います。

 「価値づけ」は、子どもの素敵な面を認め褒めることでありながら、素敵な面を教師が見通しを持って育むものであることを今回学びました。

 玉置先生の学校訪問やご講演に、沢山参加させて頂いている私ですが、何度聴いても新たな学びが必ず玉置先生のお話にはあります。やっぱり凄いな、やっぱり玉置先生の元で学んでいて良かったと思います。ただ、お身体には気をつけて、といつも願うばかりなのは玉置ゼミ生ならみんな同じだよね?(笑)

 最後に、一宮市教育委員会の皆様、一宮市の先生方、玉置ゼミ生の参加を認めて下さりありがとうございました。先生方が玉置先生の問いかけに対し、沢山お話される姿を見て、一宮で育って良かったなと思いました。東京から一宮市に転校してきた私は、この一宮で愛知県の教育を知ったのだなと教師になりたいと願う今、先生方への感謝でいっぱいです。

 玉置先生、今回もありがとうございました。学び深い、その一言に尽きます。子どもは担任の先生が自慢だ!と言いますが、私もまた玉置先生が自慢で、そんな玉置先生の元で学べている自分に誇りを持っています。お忙しい玉置先生。どうかお身体には気をつけてです。玉置ゼミみ〜んなの大事な玉置先生ですから!!!

 今回も沢山の学びと感謝に溢れました。ありがとうございました。

(下野)
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2022年8月6日仕事日記

 77回目の「広島原爆の日」。平和を祈る朝。

 中学校教育実習事前指導動画の作成開始。まずはプレゼンづくりから。2回目は「指導案作成のポイント」と題して、本時の目標づくりに外してはいけない重要事項を整理して伝えることにする。説明資料は完成。収録は明日とする。

 午後は学び合う学び研究所主催の第5回セミナーに参加。「数学における学び合う学びの授業実践から学ぶ」と題して授業映像をもとにした報告から始まり、参加者による話し合い、最後は、岩倉市教育委員会教育長 野木森広先生による講話。授業映像から学び合う行為の本質を考えることができたことや、授業映像を撮る時の知見が得ることができたことなど、参加してよかったと思うこと多数。ゼミ生の柴山君と同グループであったのもなりより。彼はどう思っているかしらないけど(笑)。

 研究室HP記事は、8月2日開催の「岐阜市教育振興基本計画について考えるオンライン意見交換会」に参加しての感想を下野さんが発信。我がゼミ生が大いに活躍してくれた模様。

 8期生ゼミslackで、「前期ゼミを振り返って」と題して熱く語る。いわば前期ゼミの価値づけ。心に響くと嬉しい。
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8月2日 岐阜市教育振興基本計画について考えるオンライン意見交換会に参加して(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。8月2日に、『岐阜市教育振興基本計画 について考えるオンライン意見交換会』に参加させて頂きました。岐阜市内の中学生22名と大学生は、玉置ゼミ生7名・龍崎先生のゼミ生の方での意見交換会でした。

 岐阜市は、教育振興基本計画が5年に一度見直しが図られ、来年からまた新たな教育振興基本計画がスタートします。教育の主役は、なんと言っても子どもたち。学校という「未来づくりの魔法」が溢れる「未来づくり工房」をより良いものにするべく、教育振興基本計画を主役である子どもたちがデザインしよう!といった意図を私は感じました。

 教育の主役である子どもたち。私たち大学生は、中学生3~4名程度のグループに入り司会進行を担当させて頂きました。私の担当したグループの中学生のみんなは、とても意欲的。沢山発言し、沢山頷き、互いの意見をこちらが何も言わずとも深め合う姿に感動しました。「誰に」「なにを」「どうやって」伝えるのか、この3観点を逃さず捉え、自分なりの意見を伝え合う中学生を見守りながら、私は必死にみんなの素敵な意見を頭の中で整理することに必死(笑) それほどまでに、スピーディーで次から次へと飛び出すアイディアや多角的な視点は、まさに教育の主役だと感じさせるものです。

 今回この会に参加させて頂き、私が学んだことは「子どもたちは、自分が主役だと知った時の力」でした。きっと、中学生にとってこれまで、教育振興基本計画はとてもとても遠い存在だったことでしょう。それがこうして「貴方たちが主役だから、一緒に考えましょう」と伝えることで、実はこんなにも沢山のアイディアが子どもたちの中にはあったのだと気づかされます。

 これって、授業でも同じこと。私はそう思いました。あたかも教師がデザインするような授業よりも、「貴方たちが主役の授業!一緒に考えよう!」と伝え、教師が意図して心にこの想いを留めていたのなら、、、きっと子どもたちは本物の力を発揮し、より意欲的になるのではないかと思いました。

 玉置ゼミ生ですから「授業の主役は子どもたち」。このことは、当たり前のように抱く感情ですが、やっぱり言葉にして伝えること。しっかりと子どもたちの心に伝えていくこと。その大切さと子どもたちの本物の力を今回改めて知れたように思います。

 最後に、岐阜市教育委員会の皆様、私たち大学生に大役を与えて下さりありがとうございました。中学生とこうしてお話する機会が頂けたこと、とてもとても貴重な経験をさせて頂きました。
 玉置先生、また今回も子どもたちに沢山のことを教えて貰いました。改めて、玉置ゼミでの学びが生き実感した時間を過ごしてきました。
 玉置ゼミのみんな、龍崎先生のゼミ生の方、一緒に参加してくれてありがとう。みんなの発表が後ろに控えるトップバッターであった私ですが、みんなが居たので安心して話すことができました。ありがとうございました!(下野)

※ 以下は、現在検討されている「第4期 岐阜市教育振興基本計画」の検討資料から転載しました。
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2022年8月5日仕事日記

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 今日はありがたいことに午前・午後と講演。午前の安城市は渋滞に巻きまれることが心配で、6時30分ごろに家を出る。7時30分ごろには安城市教育センター付近に到着。コンビニでパンを買って朝食。8時30分にはセンターに入る。

 9時25分から11時30分まで校長、教頭先生へ講演。演題は「『いい学校』とは何か?〜だれもが大切にされる職場づくり〜」。

 自分の管理職時代の数々の取組をエピソードを交えて伝える。頷いてお聞きいただく方が多数。気持ちよく話すことができた。

 教育長とも直接話すことができて、僕が小牧中校長時代からHPを見ていただいていたとのことで感激。指導主事の皆さんとも懇談。

 午後の講演先の東海市立文化センターへ移動。参加人数が増えたとのことで、大きな会場へ変更になっての講演。東海市では何度も話しているのに、人が集まっていただけることは感謝しかない。

 14時5分から15時45分まで「深い学びにつながる対話的な学び」と題して講演。午前も午後も主催者からの依頼演題で、まさに自分が鍛えられているということ(笑)。

 途中からこれまでにない疲れを感じて、動画再生は椅子に座る。もし椅子がなかったら危なかったかもしれない(汗)。

 無事に帰宅。すぐに返信しなければいけないメール対応をして休憩。その後はPCに向かえず。講演を聞いていただいた方や会場で質問をしてくれたゼミ生から、元気が出るメッセージをもらって元気を出す。

 今日は岐阜県教員採用試験1次発表日。おかげさまでゼミ生全員突破。あと少し頑張れ!

 研究室HP記事は2本。私の原稿。ぜひお読みください。
【紹介】みんなの教育技術(「対話的な学び」が深まる学校にするため管理職がすべきこと)

拙稿「教職員への「即時評価」に効果あり」(月刊プリンシパルから)
 

【拙稿紹介】「教職員への「即時評価」に効果あり」(月刊プリンシパルから)

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 かつて「月刊プリンシパル」(現在休刊)に「校長の裏ワザ」と題して連載を3年間させていただいていた。今回は、その中から「教職員への『即時評価』に効果あり」と題して掲載された原稿をお読みいただきたく思います。

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一声かけるタイミングを失う

 校長として教職員の良いところを見つけたり、褒めたりすることに心がけておられると思います。

 ところが、次のようなことはありませんか。例えば、集会で生徒指導主事が子どもたちに講話をしたときの日です。良い話をしてくれたので、生徒指導主事に「とても心に染みる話でしたね」などと、一声かけようと職員室にいても、生徒指導主事はなかなか職員室に戻ってきません。次の休憩時間にこそ声をかけようと思っていても、電話が掛かってきて、その応対をしているうちに休憩が終わってしまい、その教員に会えずじまい。一声かけるタイミングがなく、そのうちに忘れてしまったという経験はありませんか。

褒めた事柄が伝わらない

 また、せっかく褒めたのに、相手に伝わっていないと感じたことはありませんか。例えば、若い教師の授業を見た日です。良い発問がされて、子どもたちの追究心を高めたと感じた場面があったとしましょう。夕方、その教師に、
「今日の二時間目の授業での発問、良かったねえ」
と一声かけたとします。嬉しそうな表情をしても、どの発問のことを指しているか、この教師はピンときていないと感じたことがありませんか。

「即時評価」が効果的

 この二つに似たような経験は、誰もが持っておられると思います。
 そこで、「即時評価」をお勧めします。例えば、集会で講話を終えて、朝礼台や舞台から降りてきたときです。そのときに、「ナイスな話でした」「とてもシャープな内容でした」「思いがしっかり伝わってきました」など、短い言葉で、相手に一言伝えるのです。
たった一言で十分です。一言があるかないかで、話し手の心持ちは大きく異なってきます。講話をした者は、「校長はどう思っているのだろうか。自分なりに工夫して話したつもりだが・・・」と考えているのではないでしょうか。だからこそ、講話直後の校長からの「一言」はとても嬉しいはずです。
 なぜなら、自分がこうしたことを心がけていると、講話をした者が、私にも感想を伝えてくれるようになり、とても嬉しく思ったからです。「校長先生、あの言葉を使わせてください」「今日の話をホームページでも発信してください」などの一言のおかげで、一日中、充実した気持ちで過ごせたことを覚えています。

授業中にも「即時評価」

 授業中にも、授業を中断させないようにタイミングを見て評価言を伝えていました。例えば、教師が子どもの発言を上手に繋いだ場面では、子どもに作業指示をしたタイミングで、教室にいる教師の横にさっと行って、
「子どもの発言をうまく繋いだね。あれで深まったよ。詳しくは時間があるときに」などと小声で伝えて、その教師から離れました。
その日の夕方、その教師は校長室にやってきました。「校長先生、あのときの話を詳しくお聞かせください」
 褒められる話は誰もが聞きたいものです。

【拙稿紹介】みんなの教育技術(「対話的な学び」が深まる学校にするため管理職がすべきこと)

 「みんなの教育技術」というサイトに、『総合教育技術』2019年8月号に掲載された私へのインタビュー記事「『対話的な学び』が深まる学校にするため管理職がすべきこと」が紹介されていました。ぜひお読みください。

対話的な学び』が深まる学校にするため管理職がすべきこと
<目次>
1 深まらない会話は、対話ではない
2 対話を生み出すために教師がすべき3つのこと
3 人の意見を聞き何かを考えるのは、自己対話
4 管理職がすべき、対話の質を高める手立て
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2022年8月4日仕事日記

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 早朝からゲラ校正。9時56分地元駅乗車、名古屋駅から和田先生と一緒に近鉄で名張駅へ。お迎えの車で、名張市教育センターへ。13時少し前に到着。

 センター長さんと懇談。講演機器準備。和田先生と進行の最終打ち合わせ。演題は「子どもも教師も明日も来たくなる学級&授業づくり―事例をもとに話し合い高め合う学びの場−」。
 
 13時30分から、まずは参加者に、学級や授業で困っていることを書いていただく。回収。

 13時40分から80分間ほど、授業づくりと学級づくりの原理・原則を講演。時折、和田先生に振って、僕の主張を補足していただく。打ち合わせなしの振りであっても的確な和田先生の回答。さすが。

 10分休憩後、参加者が出していただいた「困りごと」を学級づくりの点から、一人一人に実際にお聞きしながら、和田先生に回答していただく。これも的確で、僕は主に進行役でいればいいという有難い立場。

 依頼を受けたとおり3時間の研修としたので、16時30分に終了。持参した「教師の『困った!』を解決する授業術」もたくさん買っていただけた。

 17時24分発特急で名古屋へ。和田先生と夕食をとって解散。今日を振り返ってみると、小学校担任の困りごとがほとんどで、つくづく和田先生が一緒していただけて、深く感謝するばかり。

 帰宅。少し横になって、届いたメールなどへの対応。

2022年8月3日仕事日記

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 今日は一宮市夏季集中研修講座を午前、午後と担当。9時30分から11時30分までは、教務主任を対象として、前半は「学習評価」、後半は「GIGAスクール構想」をテーマに話す。会場は尾西生涯学習センター。早めに着いたので、近くの喫茶店でゲラチェック。

 9時に会場に入る。「学習評価」では、一般論を僕が話した後、春日井市立坂下中学校長の田中雅也校長先生にお願いをして、坂下中における評価全般の改革について語っていただいた。聴いておられる教務主任の様子を見ていると、田中先生にお願いしてつくづくよかったと思う。質問がたくさん出て、皆さんはまさにこれが聴きたかったという表情。会の終了後も教務主任で集まって相談をされていたとのこと。田中先生の提案が刺激的で実践的であったからこそだ。

 後半は、45分間で「GIGAスクール構想を推進する立場」の教務主任を意識しての講演。動画を多用してイメージを高めてもらったつもり。

 田中先生と昼食。久しぶりにじっくり話すことができた。振り返ってみると、春日井市教員組合研修会で三日間連続研修講師を頼まれて以来のおつきあい。有難いこと。

 午後は、希望参加の皆さんに「主体的・対話的で深い学びを実現させる授業法講座」。14時から16時までの2時間。間に5分休憩を入れたのみで、たくさんの情報を提供した。ペアでの話し合いも随所でしてもらった。

 終了後、参加してくれたゼミ生・下野さんと喫茶店で振り返り。久しぶりのゆっくりと話す。夕刻には下野さんから今日の研修会に参加しての学び記事が届く。いやあ凄い!

 喫茶店から大学へ向かう。研究室で届いていた文書処理。18時30分からクリスタルプラン委員会。実習関連で思うことを何度か発言。

 19時15分ごろ終了。帰路で夕食をとって帰宅。今日もヘトヘト。しばし横になる。すぐの対応が必要なことに対応。

 研究室HP記事は下野さんの「楽しみ?教員になりたくてたまらないでしょ」。この時期ならではの心情。

楽しみ?教員になりたくてたまらないでしょ(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。教員採用試験の一次試験の結果待ちの今、私たちは面接練習に励んでいます。

 愛知県の教員採用試験の一次試験は、筆記試験のみ。来る日も来る日も問題集を解きこみ、もう後輩に渡せないほどにボロボロになってしまいました(笑) そんな日々を抜けて、来たる二次試験の面接試験の為に、入念に面接練習を重ね、自分自身と沢山向き合う時間を過ごすなか。

 ある日の面接練習が終わった直後、タイトル通り
 「楽しみ?教員になりたくてたまらないでしょ。」とある先生からこのお言葉を頂きました。

 私は、面接が好きです。自分の想いをやっと伝えられます。なぜ教員になりたかったのか、私にとっては命からがら辿り着いた道でした。

 「教員になりたくてたまらないでしょ。」この言葉は、とっても嬉しかったです。「そうです、なりたくてたまらないんです!それはもう早く!」と意気込んで返事をしました。

 練習ではあるけれど、想いが伝わったのだと思いました。そして、私自身「教員になりたくてたまらないんだ」と改めて自覚し、自信を持つことが出来ました。

 本番まであと少し。この時期の教育学部の4年生のほとんどが皆「あと少し」と口ずさんでいるように思います。本当にあと少しで終わってしまいます。だからこそ、悔いのない自分らしい「準備」と「教員になりたくてたまらない」という想いを胸に、もうひと踏ん張りです。

(下野)
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2022年8月2日仕事日記

 6時から開店している喫茶店でモーニング。帰宅して、今日の授業と学び研究所会議のための資料づくり。

 9時から30分間ほど、ある学生から相談依頼があってzoom対応。「仕事のやりがい」について思うことを伝える。

 10時から「LEG GIFU」(ロイロが認定した、岐阜県にゆかりのあるメンバーによるICT利用・地域の交流を促進するためのグループ)のリーダーの岩島先生から協力の依頼を受ける。快諾する。キックオフイベント日時も決まる。

 文部科学省から依頼を受けたある審査をする。指示文書ができたので送信。

 お昼は外食。久しぶりの来々軒。

 13時から、授業と学び研究所オンライン会議。8月末の合宿案(各フェローの提案と進行)と、11月26日の「第15回教育と笑いの会」(最終回)の内容が1時間ほどで決まる。

 15時から1時間ほど、EDUCOMからスクールWebアシストのバージョンアップに関する相談を受ける。毎日使用しているユーザーとして意見を述べる。参考になれば幸い。
 
 17時から、かつてのゼミ生から相談。その内容は「道徳授業とICT活用」。相談事に対応しながら、自分の考えをあらためて固めることもできた。これが相談対応のよさ。

 10月6日には、全日本聾教育研究大会(愛知大会)で記念講演をさせていただく。当日の動きに関しての質問対応。回答を返信。

 研究室HP記事は、下野さんのエッセイ「過去の自分から学ぶこと」。書くことを楽しんでいる下野さん。文章にそれが表れている。

過去の自分から学ぶこと(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。玉置ゼミに加入して、はや1年半が過ぎようとしています。もうそんなに?と思う程、早く感じるのは玉置ゼミでの学びが濃密で深いものだからだと思います。

 玉置先生の元で学べると決まってから、私は沢山記事を書きました。議事録も沢山書かせていただきました。

 教員採用試験は、自分が自分に真っ直ぐ向き合うべく試験です。私は、時折自分が書いてきた記事を読み返します。すると、「ああ、こんなものを書いたな」「この時はこういう気持ちだったな」とよみがえってきます。ありがたいことに、過去の私は、記事のおしまいを必ずこういう教師になりたいとか、こう子どもと向き合いたいと綴ってくれていました。

 過去の私から学ぶことがあります。面白いことです。あまりにも「なりたい教師」や「ありたい子どもへの向き合い方」が多すぎて、いつだって私は夢を追いかけているんだなと自分で自分に関心してしまうほど。

 もうその夢へのスタートラインに立つ挑戦は、始まりました。あともう少し。過去の自分から学んだ私の夢を願いを今の私が叶えるんだと気持ちを持って。(下野)
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2022年8月1日仕事日記

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 今朝は「週刊教育資料」の原稿書きから。精読して手を入れて編集部へ送信。

 11時9分地元駅から乗車して名古屋、伊勢中川へ。久しぶりの近鉄特急。お迎えの車で松阪市嬉野公民館へ。

 子ども支援研究センター所長さんらと懇談。14時から16時20分ごろまで休憩を入れて講演。演題は「子どもたちが主体的になる算数・数学授業づくり」。主体的な子どもの姿を問うことから始め、様々な動画を見せながら、数学的な見方・考え方を考える流れ。最後は模擬授業風に展開して、無事終了。

 さっそく参加者アンケートを見せてもらう。9割5分以上の方が満足と回答。一安心。

 17時15分発特急で名古屋へ。この暑いのに山本屋本店で味噌煮込みうどん。いやあ美味い。

 帰宅。明日は終日家にいられるので、今晩はのんびり。

 研究室HP記事は、今井さんの「今も昔も。」。ぜひご一読を。

今も昔も。(今井)

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 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。一次試験が無事に終わり、ひとまずホッとしています。あともうひと踏ん張り!最後まで走り抜けたいと思います。久しぶりに「みうのひとりごと。」です。

 私は、歴史が苦手です。中学、高校とテストのための暗記をしてしまったため、今頭に残っているのが断片的な知識なのです。教採を受けるにあたって、これはまずいぞと思い、歴史の漫画を読み始めました。ストーリーで頭に入るので、この勉強法は中々良かったなと思います。後輩にもおすすめします。

 漫画を読んでみて、気づいたことがあります。それは、事件の原因は人間の「嫉妬」から生まれるということです。後継者争いや、地位のために多くの人の命が奪われていました。一度や二度ではないのです。「またかー!」とツッコミを入れたくなるほど。「嫉妬」は、こんなにも人を変えてしまうのか。とも思いました。

 そのような歴史があると知っていても、人の「嫉妬」は中々無くなりませんね。今も昔も。

 自分のガソリンとなる「嫉妬」もあるでしょう。「良きライバル」です。

 SNSが普及し、他者と比べないでいる方が難しい時代。大切なのは、その「嫉妬」を他者に向けないことでしょうか。自分自身を高めるガソリンに。(今井)

2022年7月31日仕事日記

 今朝はコメダでモーニング。帰宅して、この時期ならではの大学業務に集中。午後3時ごろには目途がつく。一息つこうとタリーズコーヒーへ。帰宅して、明日締め切りの原稿書き。ネタが浮かばない(泣)。

 研究室HPの記事枯れでヘルプを出したところ、さっそく今井さんと下野さんから投稿あり。まずは下野さんの記事「信じる魔法とやってみる価値」から発信。ここまで自己開示しているのは吹っ切れたということ。素晴らしい。

信じる魔法とやってみる価値(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。教員採用試験の一次試験が先日終わりました。ホッと一息は、まだもう少し先。今は、一次試験の通過を願いながら二次試験へ向けて面接練習に励む日々を送っています。

 そんな一次試験の前夜。私は、中高の恩師に連絡をしました。先生嫌いの私が唯一大好きだと言える先生です(笑)

 私が教育学部を目指した時、職員室はきっと大騒ぎだったと思います。「え、下野が?」そんな心の声が顔にダダ漏れの先生ばかりでした(笑) よく言えば色んな方向から物事を見る子、悪く言えばひねくれていたトゲトゲな私は「だって、私は先生たちみたいな先生になりたくないんだもん!私みたいな子の気持ちが分かる先生に私はなりたいんだもん!」と言い張っていました。

 そんな私に、ひとりだけ。たったひとりだけ。笑いながら「向いてるかどうかはやってみないと分かりません。貴方は、頭が良いから大丈夫でしょう。それに、貴方みたいな子どもの気持ちは貴方にしか分からない。やってみる価値はあります。」と仰ってくださる先生が居ました。中学生の時に社会科を教えて頂き、高校1年・2年の担任の先生です。

 そう言って頂いた時、きっと私は生意気だったので「先生だけじゃーん!分かってくれるの!」なんて大口を叩いていたはず。でも、心の中ではとっても嬉しかったんです。誰に話しても、「本気?」と聞かれた私を信じてくれた先生が1人だけでもいてくれたことが。特別頭が良いとも思ったことも無かったし、正直そんなに自信がなかった私の唯一の救いでした。「やってみる価値」に私は掛けようと思いました。

 何とも恥ずかしい世界は自分たちで回っていると本気で思い込んでいた中学生、高校生を見守っていてくださった、唯一夢を応援してくれた先生に一次試験前に連絡を入れました。どうしても先生に連絡がしたかったこと、やっと採用試験まで辿り着いたこと、合格したら必ず会いに行くこと、全部に感謝を込めました。

 先生は、「ここまで長くて、本当に色々あったと思います。でも、それを乗り越えた貴方が多様な生徒の喜怒哀楽に寄り添える先生になれることを願っています。」と返信をくださいました。ほら、やっぱり信じてくれていた。私の夢を最後まで応援してくださる。

 「やってみる価値」に掛けた私。それを信じてくれた先生。私も先生のように、子どもを信じたいと思っています。きっと、先生は私のことを今もこれからも信じてくれているんじゃないかななんて恩着せがましいことさえも思わせてくれる魔法が「信じる魔法」でした。

 「やってみる価値」への挑戦はまだまだ続きます。信じてくれた人に感謝を伝えられるように。

 あと少し!!!!頑張ります!!!

(下野)

拙稿「講話に落語話法を取り入れる」(月刊プリンシパルから)

 かつて「月刊プリンシパル」(現在休刊)に「校長の裏ワザ」と題して連載を3年間させていただいていた。今回は、その中から「講話に落語話法を取り入れる」と題して掲載された原稿をお読みいただきたく思います。

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 話術で生業を立てている落語家から学ぶべきことはたくさんあります。今回は、その中から校長講話に取り入れることができるワザを厳選してお伝えします。

 一人芝居を入れて話す

 落語は、登場人物が聞き手の目の前で話しているように思わせる芸です。この手法は講話でも大いに活用できます。

 例えば、地域の方から通学状況がよくないという苦情が届いたことを話すとしましょう。しかし、「先日、地域の方から皆さんが道一杯に広がって歩いていて迷惑だという苦情が届きました」と伝えても、子どもたちの印象にはなかなか残りません。こうしたときに、落語風に一人芝居を入れて話すのです。

 いきなり電話を受けているゼスチャーをして、
「はい、はい、すみません。子どもたちが道一杯に広がって歩いているのですね。それはご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ありません」
 と、頭を何度も下げながら、相手の話を聞いている状況を見せるのです。一瞬にして、会場の空気が変わります。
 少し間を開けて、
「今朝は、このような電話を受けました。とても残念なことです。気を付けてください」
 と静かに言葉を添えて、この話題を終わります。これも落語話法です。多くは語らないことで印象がより強くなります。

 重要なところでは声の調子を上げる

 子どもたちに記憶して欲しい言葉は、その言葉を発するときに、意識して声に張りを持たせ、一調子上げて話すというのも、落語話法の一つです。
 
 例えば「相手の立場になってみることが大切」というフレーズを記憶してほしいときには、講話の中で、
「(高い声を出して強く)相手の立場に(間を開けて、強く発声する気持ちで)なってみる(声を戻して)ことが大切」
 というように、オーバーすぎると思うほど、強弱と間を意識して話すと効果的です。
 
 先に指や視線で注目させてから話す

 落語家のしぐさと言葉に注目していると、しぐさが先にくることが多くあります。ある師匠に尋ねてみると、確かに意識して演じていると言われました。

 具体的に説明しましょう。例えば、来客の目の前においた茶碗を指すしぐさがあります。聞き手にわかるように、指で来客の前を指しながら、「その茶碗」と言いますが、茶碗を指すしぐさを「その茶碗」と言うよりも、一瞬早くしているというのです。

 聞き手の立場で考えてみると、落語家が指で指した方に視線が向かいます。その瞬間に「その茶碗」という言葉が添えられるわけですから、あそこに茶碗があるのだなとはっきりイメージできるわけです。

 これを講話の場合で言えば、先に掲示されている教育目標を指してから、「あの目標」と言った方が伝わりやすいということです。

 コロナ禍もあって、無料でオンライン落語を発信している落語家さんもいます。この機会にぜひ落語から話芸を学んでいただければと思います。
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2022年7月30日仕事日記

 久しぶりのホテルでの朝。涼しい朝の間に、しっぽ付きの娘をドックランで遊ばせる。

 朝食も美味しい。ご飯をお替りしたのは何十年ぶり(笑)

 10時にチェックアウト。看板犬のやくもくんと記念撮影。あとは砺波市からのんびり帰るだけ。写真のPAなどで2回休憩。自宅着は13時30分ごろ。片道200kmの旅。

 無事到着できたことでほっとする。考えてみたら、7月25日から29日の5日間で、オンデマンド講演も入れると8回の講演。こんなことができる時代になったのだとつくづく思う。この土日でしっかり休み、依然続くハードな日程に備えることに。
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