2022年8月14日仕事日記

 今日もインプットと情報整理の日。

 「超整理法」で保管していた資料を再読。その価値を自覚。今後のことを考えて、デジタル化。最後はiPadのGoodNoteで読み込み。積読書籍も読む。充実の1日。頼まれた小論文を添削して投函。

 研究室HP記事は、拙稿「やりたいことをやるためのコツ」(月刊プリンシパル)より。 視察された方から多かった質問。「なぜ、このようなことができたのですか」に答えた記事。

 明日は沖縄県名護市で講演。日帰り。

【拙稿紹介】「やりたいことをやるためのコツ」(月刊プリンシパルより)

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 かつて「月刊プリンシパル」(現在休刊)に「校長の裏ワザ」と題して連載を3年間させていただいていた。今回は、その中から「やりたいことをやるためのコツ」と題して掲載された原稿をお読みいただきたく思います。

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新型コロナウイルス感染防止疲れ

 すべての校長が新型コロナウイルス感染拡大防止のために、相当にお疲れだと思います。親しい校長から学校現場の現状を聞くと、4月に入っても休校が続き、校長は教育委員会主催の校長会議が緊急で行われたり、それを受けて自校の方針変更を決断したりと、一瞬たりとも神経が休まらないとのことでした。

 3月末の突然の休校では、学級担任は年度末処理などで忙殺されていましたが、新年度に入っての休校では、学級担任は仕事をしようにもやることがなく、休暇も取りやすく(中には自宅研修も可能な地区もあり)、管理職のみが忙しい状況で、こちらが労って欲しいとぼやいておられる方もありました。

やりたいことをやるためのコツ

 私が校長時代には、幸いにもこのような事態はありませんでしたので、今の状況にあてはめてはいけないと思いつつ、やりたいことをやるための裏ワザを提言させていただきます。

 校長時代には、企業の協力を得て、学校運営で積極的にICTを活用し、多くの視察を受ける学校になりました。もちろん私一人の力ではありません。教職員の力を借りて、先進的で他校に大いに参考にしてもらえる取組をする学校に変容させました。こうしたことから学校視察が増えたのです。

 訪問者からの質問で多く受けたのが、「なぜ、このようなことができたのですか」というものです。その質問の裏には、「我が校でやろうと思っても、おそらく教育委員会が認めてくれないだろう」とか、校長会で諮ると「他校のことも考えてほしいと言われそうだ」といった考えが推測できた場合は、次のように助言しました。

「教育委員会や校長会に相談しなければいい。報告しなければいい」

 当然びっくりされます。しかし、校長として学校運営を任されているのですから、最後は自分が責任をとればいいのです。教育委員会から、これまでの教員経験を踏まえた上で、校長職を命じられているのですから、自信をもって判断し、動けばいいのです。教育委員会や校長会に相談をすれば、全体のバランスを考えるでしょうから、「あなたの学校だけを認めるわけにはいかない」という指示に収まりがちなのです。

あなたの学校だけでできることは困るという指示

 この4月に、管理職から、次のようなことがあって困りましたと聞きました。このような事態となり、子どもたちのことを考えて、小規模校のよさを生かした教育活動をしようと考えたそうです。ところが、教育委員会から「こういう事態だからこそ、どの学校も共通行動をしてほしい。子どもの数が少ない学校だからできるような活動は、謹んでいただきたい」という指示があったそうです。

 学校運営はその学校の実態に応じてすべきものです。他校とのバランスを取ることを第一にすべきものではありません。校長が良いと思ったことは、躊躇することなくやればよい、相談している時間があれば、すぐに実行すべきだと改めて思いました。

2022年8月13日仕事日記

 早朝に田縣神社に行き、ゼミ生一次合格報告と二次へも引き続きの応援をお願いする。恒例行事無事終了、

 インプットの日と決めて、積読状態であった本をせっせと読む。これはもっと早く目を通しておくべきだったと思う書籍もあって、後悔しながら読書。

 集中力が欠けると、野口悠紀雄著「超整理法」から学んだ袋ファイルの整理。見れば見るほど、捨てきれていない理由がわかって、元に戻そうとするが、これではいつまでも整理がつかないと思って決断。どうしても必要だと思う資料はscansnapで整理。ところが久しぶりのためではないと思うが、稼働しない。ドライバーから入れ直し(泣)。

 夕食は家族で「味大」へ。いつもと変わらず安定の美味しさ。

 研究室HP記事は、下野さんのエッセイ「ありがとう」。体験に基づくとても良い話。

ありがとう (下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。4月に半年も待って届いた新しい車がとっても大切な相棒となりつつある、8月。月日が経つのはあっという間だなと感じます。

 そんな私の経験。これまで沢山の経験を積みました。それは日常の些細なことであったり、本から得た知識であったりそれはもう様々です。

 私は、「人にモヤモヤを伝えること」が極端に苦手です。言わない方がいいなと思ったり、これを伝えて関係性が壊れてしまったらどうしようと思うから。

 小学生の時も、中学生の時も、高校生も、勿論大学生になってからも20歳を超えるまでは、「あ、それ良くないんじゃないかな?」と思っても私がやればいいや、私が我慢すればいいやと口を固く閉ざして生きてきました。

 アルバイトを初めて2年目。ちょうど20歳の誕生日を迎えた4月に、先輩方が全員卒業されました。私たちの直属の先輩はいなくなり、私たちだけでお店を守らなければならない状況です。不安でいっぱいでした。いかに先輩方に甘えていたのかを身に染みて痛感します。

 6月頃までは、お店はぐちゃぐちゃ。お客様からお叱りを受ける等々、それはもう悲惨な状況で、トレーニングも上手くすることができず、後輩達との関係も最悪でした。

 ある日、卒業された先輩がお店に遊びに来てくれました。悲惨な状況を見て大笑いし、「あやみちゃん我慢してるでしょ?(笑) いいんだよ、言って。貴方がトップなんだから。自信持って。あやみちゃんにならみんなちゃんとついてくる。それが、上のする役目だよ。」と。
 見抜かれていました(笑) 私は、後輩達が出来ないことは自分がカバーすれば良いとずっと1人で動き回って空回っていただけなのだと気付きます。

 そこから、私は変わりました。まずは、全てに感謝することから。「○○してくれてありがと。助かったよ。」「今日もお疲れ様。ありがとう。」といったように、1人でありがとうキャンペーンを開いたのです。
 そして、同期にも、後輩にも仕事の伝え方を変えました。仕事ひとつひとつの意義を伝えながら、「こうすると効率がよくなるよ」であったり、「この仕事をしておくと、次の人がとっても助かるよ」だったり、、、。
 さらには、みんなの良いところを共有するようにしました。「○○さんがこの仕事をしてくれたから、みんなが仕事をしやすくなりました。とっても素敵なことだなって私は思います。」というような文面を私が働いた日には投稿していました。

 こんなことを続けていくうちに、それはもう変わる変わる。目まぐるしく、とっても優しいお店に大変身しました。岐阜という片田舎で季節のおすすめドリンク売上全国一位を叩き出したり、お客様からのお褒めの言葉が社報に何度も載ったり。

 私一人だけの力ではありません。ありがとうキャンペーンは、みんなに伝播し、キャストみんなが「ありがとう」を伝え合う関係になりました。仕事の意義をひとりひとりがしっかりと理解し、新たに入ったキャストにはそれを伝える風習が私たちの店には出来ました。お互いの良いところをありがとうを添えて伝え合う関係もまた、伝統となりました。

 最近気付いたことがあります。これってプレ学級経営だったのかなと。学級経営において、私が大切にしていきたいことをアルバイトで実践していたのだと思います。
 
 面接練習で「貴方が学級経営で大切にしたいことは何ですか?」と問われれば、アルバイト先のみんなの顔を思い浮かべます。「ありがとうを伝えられる学級」。これが根幹だと私は思っています。

 「ありがとう」は、人を繋げる と私は位置づけています。当たり前のように側にいてくれる人、いつも心の支えになってくれる人、価値観が合わない人、絶対に許せない!と思う人にも「ありがとう」を伝えられたら、それはそれは素晴らしいのだと思います。「ありがとう」を伝えられる人に子どもたちにはなって欲しいのです。そして、私もまた子どもたちに「今日も生きていてくれてありがとう」と。そう言葉で伝えたいと思っています。

 アルバイトから学んだことのひとつを、今回は綴りました。長くなってしまいましたが、ご高覧頂いた皆様ありがとうございました。どうしても、綴っておきたい経験だったのです。

(下野)

2022年8月12日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニング。今日の講演最終準備。

 9時から9月22日にオンラインで行う福井県嶺南教育事務所主催の中学校数学科研修講座の打ち合わせ。先方の意向を聞き、研修のイメージを伝えて合意してもらう。

 10時から今月19日開催の「第2回岐阜市教育振興基本計画検討委員会」の進行打ち合わせ。これまでと今後の流れを聞き、従来の枠を外そうとされていることに敬意を表したい。その具現化に向けて委員会を進行させたい。

 午後の講演準備を続ける。ここに来て、書籍を見直してプレゼンを加える。
 
 12時54分地元駅乗車。伏見駅下車。徒歩で、伏見ライフプラザへ。13時45分ごろ着。

 今日は、珍しく名古屋市教育委員会教職員課から依頼の講演。異動1・2年目教員・学校事務職員セミナー。このねらいは要項によると「メンタルヘルス不調をきたす要因の一つとして環境変化が大きい異動直後(1〜2年目)の職員を対象に、気持ちの持ち様や考え方等についての講演を通して、レジリエンスを高め、メンタルヘルス対策の寄与する内容として実施するもの」。読めば読むほどプレッシャーがかかる講演(汗)。演題は相談の結果、「新天地で、あなたらしく元気に働くためのコツ」。

 今日までどれほどインプットしただろうか。神様が味方してくれたようで、話し出してみると、会場の皆さんとなんとなくつながり始めた感じがして、後半は普段の話し方で展開。異動でストレスを感じるのは当然のこと。それは一生懸命取り組もうとしている証。ごきげん思考でいましょう。そのためには与えること、など勉強の成果を披露する講演だったが、時々、笑っていただくこともできて、なんとか終了。

 終了後、声をかけていただける方もあって、嬉しい限り。FBですぐに感想を届けていただいた方もあって、まさにこちらが元気が出る。深謝。

 帰宅。いくつかの連絡をした後は、インプットの時間と決めて、1冊読破。

 研究室HP記事では、先日の「学び合う学び研究所」での学びを柴山君が発信。積極的にセミナーに参加している柴山君。その成果が文章に表れている。

8月6日 学び合う学びセミナーの学び[数学の授業実践編] 柴山

 こんにちは!8期生の柴山輝大です!テスト期間が終わり、いよいよ夏休みに入りました。

 今回は、8月6日に参加させていただいた「学び合う学び研究セミナー」で学んだことについて書かせていただきます。「子どもの言葉で授業を創る」ためには、「分からない」ということが言える状況が基盤になるのだということが今回の大きな学びです。

 授業の大まかな流れは、
1.授業で出来るようになってほしい共有課題×1,早く解けた子向けの発展課題×1を提示
2.グループになって各自問題に取り組み、班内での相談会
3.班内で解決できないものをお悩み相談会として、学級で話し合う
といったもので、中学2年 単元は数学の橋やトンネルでの列車の通過時間についてでした。

 活動に関して問題点としてあがったことは、
一「発展課題を解いている子が、共有課題で止まっている子がいることに気が付いていない班があること。」
二「話し合いの内容が、小学校段階の所で止まってしまっている班があること。」
三「発展課題を提示しない方がよかったのかどうか。」
の三点でした。

 一 班での話し合い援助への声かけとして、「班の誰があたるか分からないから話し合っておいてね」などの意見も出ました。このような指示的な声かけをしなくてもよくなるよう、「自ら仲間の手を借りる」「さりげなく手を差し伸べる」「最後まで切り捨てない」「分かったふりをしない」などの具体的な方策を教室で示す。ゼミでも学びましたが、「分からない」と言える姿を価値づけて褒める、などの声かけを大切にしたいです。将来的に、先生のいないところでも学び合っていけるよう、自発的に話し合いを進めてもらいたいのです。

 二 話し合いのための土台となる知識が足りていない子どもも参加していけるよう、さりげなくヒントを出すことを心掛けていきたいです。授業中、全ての班に付きっきりで学習をサポートすることは出来ません。黒板の隅の所に、子ども達の話し合いで出た重要語句やワードを書いておく。書いたワードについて「○○さん、〜〜って言ってたけど、これってどういうこと?」のようにつなげていく。など、問題を考えるための知識を子どもの言葉で共有していくことを大事にしたいです。文章以外にも図などを用いて、疑問点についての概念を全体に共有することも心掛けたいと思いました。

 三 発展課題の必要性に関しては、理解の早い子が発展課題と共通課題の差異点から、より深い話し合いを進められるメリットがあるのではないかという意見も出ました。

 いずれにせよ、分からないという状況を創っておくことがなにより大切なのだということが深く理解できました。そのための支援法、分からないという声の拾い方をこれから考えていきたいと思います。

 かなり緊張してしまいましたが、実習前に実りのある学びができました。同じテーブルで学んでくださった岩崎中の松本先生、玉置先生、本当にありがとうございました!(柴山)
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2022年8月11日仕事日記

 早朝から、ある課題未提出学生へ強い指導メール発信。

 さくら社さんから9月に発刊させていただく鈴木中人さんとの共著本「いのちの授業をつくる」のゲラ再校正。おかげさまで、自分にとってはこれまでにない分野で、皆さんに大いに参考にしていただける本が出せることが嬉しい。お昼には投函。

 午後は久しぶりにインプットの時間。積読状態だった本をあれこれ見て、いくつかメモ。

 13時から15時20分まで、オンライン「三重県教育工学研究会夏季セミナー」に参加。佐藤和紀先生の講演を始め、3本の実践発表を聞きながら、たくさんのメモ。やはりインプットは大切。

 コロナ禍であっても、歩みを止めない三重県教育工学研究会の皆さんにも敬意を表したい。というのは、愛知においては・・・という決断をした一人だからこそ。

 8月29日に訪問する奈良県下市町での講演プレゼン作成開始。拙著が作ってくれた機会だが、これまでにない分野での講演と言ってもいい。もっとも学習指導要領の完全実施のための話と解釈してもよいと判断して、一気に作成。

 研究室HP記事は、前野さんによる「8月2日岐阜市教育振興基本計画について考えるオンライン意見交換会」に参加しての記事発信。良い学びをしていることがよくわかる。

 
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8月2日 岐阜市教育振興基本計画について考えるオンライン意見交換会に参加して(前野)

 こんにちは!8期生の前野です。8月2日に岐阜市教育振興基本計画について考えるオンライン意見交換会に参加させていただきました。岐阜市内の中学生、玉置ゼミ生、龍崎ゼミ生で意見交換会を行いました。

 今回の意見交換会では、来年から始まる新たな岐阜市教育振興基本計画を教育の主役である子どもたちや市民の皆さんに知ってもらうにはどうしたら良いのかという議題で意見を出し合いました。大学生はグループディスカッションの司会進行を担当しました。

 始まる前は中学生の意見を引き出せるのか不安がありましたが、中学生の皆さんが柔軟な発想であらゆる視点から意見を出してくれたのでその不安は杞憂に終わりました。私たち大学生でも思いつかないような発想や意外な角度からの意見もあり、そういう工夫やアイデアもあるのかととても勉強になりました。

 今回の意見交換会に参加させていただき感じたことは教育の主体はやっぱり子どもたちであるべきだなということです。私が担当したグループにいた中学生の皆さんは今回の意見交換会をきっかけに岐阜市教育振興基本計画について知ったそうです。初めて知ったことに対してでも中学生の皆さんは自分なりに考えた意見を一生懸命に伝えてくれました。
大人だけで考えてきた事柄でも教育の主体となる子どもたちが関わっていくことでより良いものが生まれるのではないかと思いました。

 最後に今回このような貴重な機会を設けてくださった岐阜市教育委員会の皆様ありがとうございました。中学生と一緒に岐阜市の教育について考える機会はなかなか無いことだなと大変嬉しく思っております。

 教育実習まであと1ヶ月弱となりました。教育実習前に中学生の皆さんとオンラインではありますがお話しできる機会を頂けたことに感謝しています。ありがとうございました!(前野)

※ 写真は岐阜市HPより
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2022年8月10日仕事日記

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 5時30分に起きて6時35分地元駅乗車。名古屋、新大阪と乗り継いで伊丹駅へ。9時12分着。迎えの車で伊丹市立総合教育センターへ。お聞きすると、伊丹市へは4回目とのこと。我ながらビックリ。

 今回は「主体的・対話的で深い学びを生み出す算数・数学授業づくり〜ICT活用も踏まえて〜」と題して、10時から12時までの2時間。

 幅広い年代の参加だが、自主参加の方ばかりで、隣同士の話し合いも活発。おかげさまで、予定以上のことを伝えることもでき、教材研究もしっかりしていただいた。

 終了後、「あのような授業をしたいです」と声をかけてくれた若い教師。いくつかの相談に乗る。

 また、ある中学校長、教頭、研究主任から「ぜひとも我が校に来てほしい」と依頼がある。日程さえ合えば、喜んでお引き受けすると伝え、抱えておられる問題を聞いてコメント。あっという間に30分間。

 伊丹駅に送っていただき、新大阪駅で昼食。いろいろ悩み、昼から焼肉にする。ちょっと失敗(泣)。

 13時45分に新幹線乗車。15時40分ごろ帰宅。締め切りを延長して本日18時までの中学校教育実習事前指導レポート未提出者11名に指導メール。

 父親と回転寿司へ。94歳だが、よく飲み、よく食べてくれた。すぐに届いたレポートチェック。反応なしが数名!

 研究室HP記事は、下野さんのエッセイ「聴す」。みなさん、どう読むかわかりますか。私は初めて知りました。内容もなるほど!です。ぜひご一読を。

 本日、ゼミ生受験のすべての自治体教採一次合格発表が終了。9名全員が一次合格。玉置ゼミは一次は落ちないという伝統を守ってくれた。あと少し、頑張れ!

聴す(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。ここ数日、ずっとセーブをかけていたアルバイトを解禁しました。面接練習と兼ね合いを取りながら、今は思う存分いつものお得意技「笑顔の発信源」として、楽しく働いています。

 カフェでのアルバイトももう5年目。それはもう沢山の後輩がいるわけなのですが、卒業を控えたこの半年は特に後輩育成に力が入ります。それは、私が居なくなってもお店を守って、それに加えもっともっとより良くして欲しいから。

 夏休みのこの時期、アルバイトの応募は沢山きます。先日、新人の女の子が入りました。トレーニングをする中で、「迷惑をかけてしまうかもしれないけど、よろしくお願いします!」と言われました。

 迷惑か、と私は思います。そう言えば私も新人の頃、沢山先輩に迷惑かけただろうなと思いました。クレジットカード決済は連日間違えるわ、お客さんの目の前でお皿は割るわ、それはもう多大なるご迷惑をお掛けしていました。それでも、いつもいつも笑い飛ばして許して貰っていました。たまに、怒られて落ち込んでいたけれど、次の日には「よっしゃ!頑張るよ!」と言ってくださる先輩ばかりに囲まれて育ってきた私。

 そんな私の返答は「迷惑は、かけていいんだよ。だから、その分これから後輩が出来た時にそれをカバーしてあげられるキャストになってね。」でした。これが私が先輩から背中で教えて頂いたことだと思うから。

 新人の子の顔がパッと明るくなりました。どうしても、5年目の先輩は怖そうに見えるんだと思います(笑) 肩の力がスっと抜けてくればいいなと思って掛けた言葉。

 人って誰かに迷惑をかけて生きているのです。迷惑をかけることが当たり前だとも言えるのではないでしょうか。だから、「聴す(ゆるす)」。聴くの字をとって、「聴す」は「ゆるす」と読むそうです。みんながみんなに助けられて支えられて生きている。だからこそ、人の心や声に耳を傾け聴くことで、「聴し合える」そんな関係が築き上げられたら素敵だと私は思います。

 アルバイトでは、沢山のことを学びました。そして、残りあと半年。後輩育成に力を入れながらも、私が教師として生きていく上で大切なことをまた一から学んで宝物にしたいと思っています。

(下野)

2022年8月9日仕事日記

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 お施餓鬼のため、6時に家を出て永泉寺へ向かう。お墓掃除をして、しっかりお参り。いつもの喫茶店でモーニング。帰宅して、レポートチェック。

 11時54分に地元駅乗車、平安通駅から市役所駅へ。会場のウイルあいちへは12時45分ごろ着。

 愛知県栄養教諭研究会の皆さんに温かく迎えていただき、控室へ。美味しいお弁当をいただき(今日もこれだけで満足(笑)、研究大会要項を見させていただく。

 発表内容を見ると、プレゼンに加えた方がよいと思うことがあって、急いで作業。講演開始時刻までに間に合う。

 14時から15時30分まで講演。演題は「令和の日本型学校教育を深める」。冒頭に日本の人口減少・少子高齢化の進展を話題。一人一人の生産性がますます問われる時代となり、栄養教諭の皆さんにはより専門性を求められると伝える。文部科学省の栄養教諭の力量向上に関する資料をもとに、ICT活用も求められていることを伝える。あとは令和の日本型学校教育の深掘り。

 終了後は控室で栄養教諭先輩OBさんらと懇談。新たな依頼もいただく。

 用意していただいたタクシーで平安通まで移動。名鉄で地元駅へ。帰宅。レポートチェックを継続。明日は伊丹市。その準備。

 今日は愛知県教員採用試験一次合格発表日。無事全員合格。面接相談ありで対応。岐阜二次の模擬授業で動画コメント。

 研究室HP記事は、ぎょうせい教育ライブラリに掲載された拙稿「玉置崇の教育放談 第1回 『どうですか?』『いいで~す!』の教室文化への疑問」を紹介。刺激ある原稿だと自負。ぜひここをクリックしてお読みください。

【拙稿紹介】ぎょうせい教育ライブラリに掲載

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 ぎょうせい教育ライブラリに拙稿が掲載されました。
 
 玉置崇の教育放談 [第1回] 「どうですか?」「いいで~す!」の教室文化への疑問

 放談ですから、思うことを素直に書きました。ぜひ上をクリックしてお読みください。

2022年8月8日仕事日記

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 9時56分地元駅乗車、名古屋駅から岡山駅へ。そこからタクシーで岡山ふれあいセンターへ向かう。13時ごろ着。

 担当の方と打ち合わせ。機器準備完了。

 14時から16時20分まで10分間の休憩を挟んで講演。演題は「算数・数学授業をワンランクアップするために」。希望参加60名ほどの皆さんがしっかり聞いて、ペアで話し合ったり、4人で相談しあったりしていただいた。とっても良い雰囲気で進行ができた。自分は満足(笑)。

 終了後、担当の方から聞いたことによると、これまでにないほどの講演感想を耳にしたとのこと。中には算数・数学授業の在り方より、学級経営の重要性を学びました、との感想もあったとのこと。嬉しい限り。

 タクシーで岡山駅へ。新幹線で19時13分に名古屋着。矢場とんで夕食。帰宅。締め切りまでに提出していない学生へ連絡した返信がいくつか届いていて、その整理。

 研究室HP記事は、拙著「働き方改革時代の校長・副校長のためのスクールマネジメント・ブック」を読んでの感想が届いたので紹介。

 なお、午後は僕が作った動画をもとに、吹田市立教育センター米田先生が研修をしていただいた。とても良い雰囲気で研修が進んだとのこと。嬉しい報告。
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働き方改革時代の校長・副校長のためのスクールマネジメント・ブックを読んでの感想

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 この夏の研修先で拙著「働き方改革時代の校長・副校長のためのスクールマネジメント・ブック」を購入し読まれた方からの感想が届きましたので紹介します。

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 当日購入した「スクールマネジメント・ブック」をあの後すぐに読みました。まさに今すぐ実践したい事柄がたくさんありました。日々、先生と同じような考え方で過ごしていることもあり安心した部分もあるのですが、なんとなく感じているにとどまり、具体的に動けていませんでした。また、このような言い方(言葉)をしないと十分に伝わらないなと感じたことが多かったです。

 そして、校長とは、学校に関わる全てのことによりよくかかわらないといけないと思いました。恥ずかしながらこれは教頭先生に・・・とか他人に遠慮していた自分を反省しました。アイデアがあったらすぐに動き出す一歩を行動で示す勇気をいただきました。

 これまで自分に自信がなく、慎重に動くことを優先したり、他の職員に余計な気を使ったりして、時間ばかりが無駄に過ぎてしまって恥ずかしい限りです。限りある時間を悔いなく行動に使いたいと思いました。もっともっと玉置先生のお話を聞きたいと思いますが、自分で考え主体的に動いて学校経営をしていきたいと思います。

2022年8月7日仕事日記

 早朝から中学校教育実習事前指導の2回目の動画撮影。「指導案作成のポイント」と題して、玉置流の重要ポイントを15分間動画で収める。

 続いて、9月に発刊予定の「中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100」のゲラ校正。ほぼ1日かかって無事終了。明日には投函できる。

 お昼は外食。久しぶりに「ココ壱番屋」へ。こんなに選択できるようになったのだと驚き。高くなったことはしかたがない。

 ユニパの設定がどういうわけかうまくいかない。学生へ評価スタンプを知らせようとしているけど、うまくいかない(泣)。

 研究室HP記事は、8月3日午後の一宮市研修に参加した下野さんの学び記録。いつものように質が高い内容で、嬉しいコメントもたくさんある。元気が出る。

8月3日 一宮市教育センター研修での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。8月3日に、一宮市教育センター研修に前年に続き、参加させて頂きました。

 テーマは、『主体的・対話的で深い学びを実現させる授業法講座』。「主体的」「対話的」「深い学び」の3観点に加え、「GIGAスクール構想」への理解までもが盛り込まれる、とっても濃密なご講演でした。玉置先生の端的で率直な捉えが私はものすごく心にストんと落ちます。心と頭に残りやすいのです。

 私が今回のご講演で学んだことは、「価値づけ」の本当の意味でした。卒論研究では、『子どもを輝かせる価値語』と題して「価値語」について学ぶ私。それでありながら、私は「価値づけ」を子どもの良さを認め褒めるだけのものだと捉えていました。

 今回、ご講演の中で様々な「価値づけ」が登場します。なぜ振り返りをするのか、なぜ自己選択をするのか、なぜ聴き合うのか。こういった学びへ向かう姿勢を「価値づけ」する。姿勢自体に価値を見出した子どもたちは、より主体的になり、対話的になり、深い学びを構築していくように思います。

 「価値づけ」は、子どもの素敵な面を認め褒めることでありながら、素敵な面を教師が見通しを持って育むものであることを今回学びました。

 玉置先生の学校訪問やご講演に、沢山参加させて頂いている私ですが、何度聴いても新たな学びが必ず玉置先生のお話にはあります。やっぱり凄いな、やっぱり玉置先生の元で学んでいて良かったと思います。ただ、お身体には気をつけて、といつも願うばかりなのは玉置ゼミ生ならみんな同じだよね?(笑)

 最後に、一宮市教育委員会の皆様、一宮市の先生方、玉置ゼミ生の参加を認めて下さりありがとうございました。先生方が玉置先生の問いかけに対し、沢山お話される姿を見て、一宮で育って良かったなと思いました。東京から一宮市に転校してきた私は、この一宮で愛知県の教育を知ったのだなと教師になりたいと願う今、先生方への感謝でいっぱいです。

 玉置先生、今回もありがとうございました。学び深い、その一言に尽きます。子どもは担任の先生が自慢だ!と言いますが、私もまた玉置先生が自慢で、そんな玉置先生の元で学べている自分に誇りを持っています。お忙しい玉置先生。どうかお身体には気をつけてです。玉置ゼミみ〜んなの大事な玉置先生ですから!!!

 今回も沢山の学びと感謝に溢れました。ありがとうございました。

(下野)
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2022年8月6日仕事日記

 77回目の「広島原爆の日」。平和を祈る朝。

 中学校教育実習事前指導動画の作成開始。まずはプレゼンづくりから。2回目は「指導案作成のポイント」と題して、本時の目標づくりに外してはいけない重要事項を整理して伝えることにする。説明資料は完成。収録は明日とする。

 午後は学び合う学び研究所主催の第5回セミナーに参加。「数学における学び合う学びの授業実践から学ぶ」と題して授業映像をもとにした報告から始まり、参加者による話し合い、最後は、岩倉市教育委員会教育長 野木森広先生による講話。授業映像から学び合う行為の本質を考えることができたことや、授業映像を撮る時の知見が得ることができたことなど、参加してよかったと思うこと多数。ゼミ生の柴山君と同グループであったのもなりより。彼はどう思っているかしらないけど(笑)。

 研究室HP記事は、8月2日開催の「岐阜市教育振興基本計画について考えるオンライン意見交換会」に参加しての感想を下野さんが発信。我がゼミ生が大いに活躍してくれた模様。

 8期生ゼミslackで、「前期ゼミを振り返って」と題して熱く語る。いわば前期ゼミの価値づけ。心に響くと嬉しい。
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8月2日 岐阜市教育振興基本計画について考えるオンライン意見交換会に参加して(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。8月2日に、『岐阜市教育振興基本計画 について考えるオンライン意見交換会』に参加させて頂きました。岐阜市内の中学生22名と大学生は、玉置ゼミ生7名・龍崎先生のゼミ生の方での意見交換会でした。

 岐阜市は、教育振興基本計画が5年に一度見直しが図られ、来年からまた新たな教育振興基本計画がスタートします。教育の主役は、なんと言っても子どもたち。学校という「未来づくりの魔法」が溢れる「未来づくり工房」をより良いものにするべく、教育振興基本計画を主役である子どもたちがデザインしよう!といった意図を私は感じました。

 教育の主役である子どもたち。私たち大学生は、中学生3~4名程度のグループに入り司会進行を担当させて頂きました。私の担当したグループの中学生のみんなは、とても意欲的。沢山発言し、沢山頷き、互いの意見をこちらが何も言わずとも深め合う姿に感動しました。「誰に」「なにを」「どうやって」伝えるのか、この3観点を逃さず捉え、自分なりの意見を伝え合う中学生を見守りながら、私は必死にみんなの素敵な意見を頭の中で整理することに必死(笑) それほどまでに、スピーディーで次から次へと飛び出すアイディアや多角的な視点は、まさに教育の主役だと感じさせるものです。

 今回この会に参加させて頂き、私が学んだことは「子どもたちは、自分が主役だと知った時の力」でした。きっと、中学生にとってこれまで、教育振興基本計画はとてもとても遠い存在だったことでしょう。それがこうして「貴方たちが主役だから、一緒に考えましょう」と伝えることで、実はこんなにも沢山のアイディアが子どもたちの中にはあったのだと気づかされます。

 これって、授業でも同じこと。私はそう思いました。あたかも教師がデザインするような授業よりも、「貴方たちが主役の授業!一緒に考えよう!」と伝え、教師が意図して心にこの想いを留めていたのなら、、、きっと子どもたちは本物の力を発揮し、より意欲的になるのではないかと思いました。

 玉置ゼミ生ですから「授業の主役は子どもたち」。このことは、当たり前のように抱く感情ですが、やっぱり言葉にして伝えること。しっかりと子どもたちの心に伝えていくこと。その大切さと子どもたちの本物の力を今回改めて知れたように思います。

 最後に、岐阜市教育委員会の皆様、私たち大学生に大役を与えて下さりありがとうございました。中学生とこうしてお話する機会が頂けたこと、とてもとても貴重な経験をさせて頂きました。
 玉置先生、また今回も子どもたちに沢山のことを教えて貰いました。改めて、玉置ゼミでの学びが生き実感した時間を過ごしてきました。
 玉置ゼミのみんな、龍崎先生のゼミ生の方、一緒に参加してくれてありがとう。みんなの発表が後ろに控えるトップバッターであった私ですが、みんなが居たので安心して話すことができました。ありがとうございました!(下野)

※ 以下は、現在検討されている「第4期 岐阜市教育振興基本計画」の検討資料から転載しました。
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2022年8月5日仕事日記

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 今日はありがたいことに午前・午後と講演。午前の安城市は渋滞に巻きまれることが心配で、6時30分ごろに家を出る。7時30分ごろには安城市教育センター付近に到着。コンビニでパンを買って朝食。8時30分にはセンターに入る。

 9時25分から11時30分まで校長、教頭先生へ講演。演題は「『いい学校』とは何か?〜だれもが大切にされる職場づくり〜」。

 自分の管理職時代の数々の取組をエピソードを交えて伝える。頷いてお聞きいただく方が多数。気持ちよく話すことができた。

 教育長とも直接話すことができて、僕が小牧中校長時代からHPを見ていただいていたとのことで感激。指導主事の皆さんとも懇談。

 午後の講演先の東海市立文化センターへ移動。参加人数が増えたとのことで、大きな会場へ変更になっての講演。東海市では何度も話しているのに、人が集まっていただけることは感謝しかない。

 14時5分から15時45分まで「深い学びにつながる対話的な学び」と題して講演。午前も午後も主催者からの依頼演題で、まさに自分が鍛えられているということ(笑)。

 途中からこれまでにない疲れを感じて、動画再生は椅子に座る。もし椅子がなかったら危なかったかもしれない(汗)。

 無事に帰宅。すぐに返信しなければいけないメール対応をして休憩。その後はPCに向かえず。講演を聞いていただいた方や会場で質問をしてくれたゼミ生から、元気が出るメッセージをもらって元気を出す。

 今日は岐阜県教員採用試験1次発表日。おかげさまでゼミ生全員突破。あと少し頑張れ!

 研究室HP記事は2本。私の原稿。ぜひお読みください。
【紹介】みんなの教育技術(「対話的な学び」が深まる学校にするため管理職がすべきこと)

拙稿「教職員への「即時評価」に効果あり」(月刊プリンシパルから)
 

【拙稿紹介】「教職員への「即時評価」に効果あり」(月刊プリンシパルから)

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 かつて「月刊プリンシパル」(現在休刊)に「校長の裏ワザ」と題して連載を3年間させていただいていた。今回は、その中から「教職員への『即時評価』に効果あり」と題して掲載された原稿をお読みいただきたく思います。

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一声かけるタイミングを失う

 校長として教職員の良いところを見つけたり、褒めたりすることに心がけておられると思います。

 ところが、次のようなことはありませんか。例えば、集会で生徒指導主事が子どもたちに講話をしたときの日です。良い話をしてくれたので、生徒指導主事に「とても心に染みる話でしたね」などと、一声かけようと職員室にいても、生徒指導主事はなかなか職員室に戻ってきません。次の休憩時間にこそ声をかけようと思っていても、電話が掛かってきて、その応対をしているうちに休憩が終わってしまい、その教員に会えずじまい。一声かけるタイミングがなく、そのうちに忘れてしまったという経験はありませんか。

褒めた事柄が伝わらない

 また、せっかく褒めたのに、相手に伝わっていないと感じたことはありませんか。例えば、若い教師の授業を見た日です。良い発問がされて、子どもたちの追究心を高めたと感じた場面があったとしましょう。夕方、その教師に、
「今日の二時間目の授業での発問、良かったねえ」
と一声かけたとします。嬉しそうな表情をしても、どの発問のことを指しているか、この教師はピンときていないと感じたことがありませんか。

「即時評価」が効果的

 この二つに似たような経験は、誰もが持っておられると思います。
 そこで、「即時評価」をお勧めします。例えば、集会で講話を終えて、朝礼台や舞台から降りてきたときです。そのときに、「ナイスな話でした」「とてもシャープな内容でした」「思いがしっかり伝わってきました」など、短い言葉で、相手に一言伝えるのです。
たった一言で十分です。一言があるかないかで、話し手の心持ちは大きく異なってきます。講話をした者は、「校長はどう思っているのだろうか。自分なりに工夫して話したつもりだが・・・」と考えているのではないでしょうか。だからこそ、講話直後の校長からの「一言」はとても嬉しいはずです。
 なぜなら、自分がこうしたことを心がけていると、講話をした者が、私にも感想を伝えてくれるようになり、とても嬉しく思ったからです。「校長先生、あの言葉を使わせてください」「今日の話をホームページでも発信してください」などの一言のおかげで、一日中、充実した気持ちで過ごせたことを覚えています。

授業中にも「即時評価」

 授業中にも、授業を中断させないようにタイミングを見て評価言を伝えていました。例えば、教師が子どもの発言を上手に繋いだ場面では、子どもに作業指示をしたタイミングで、教室にいる教師の横にさっと行って、
「子どもの発言をうまく繋いだね。あれで深まったよ。詳しくは時間があるときに」などと小声で伝えて、その教師から離れました。
その日の夕方、その教師は校長室にやってきました。「校長先生、あのときの話を詳しくお聞かせください」
 褒められる話は誰もが聞きたいものです。

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