2022年9月22日仕事日記

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 「『いのちの授業』をつくる」(鈴木中人・玉置崇 さくら社)の感想を何人からいただき、そのお礼を発信。明日が発売日だが、すでにかなりの予約が入っているとのこと。大感謝。研究費支出の報告書や授業と学び研究所の依頼など。動画の整理。芳賀先生と重要なやりとりを始めたが、すでに考えが一致していて嬉しい限り。

 なお、さくら社サイトで、鈴木中人さん主催「いのちの大会」(10月8日開催)のオンラインチケットが先着30名にもらえる案内が発表された。ご興味がある方はぜひお申し込みを。僕も登壇します。

 愛知教育大学附属名古屋中学校数学科オンライン公開研究会に参加。2時間目の方程式の授業を見て、感想を届ける。数学科のテーマは「数学的に考えることができる生徒の育成〜数学的活動において「問い」を追究させることを通して〜」で、この具現化を目指した授業が展開されていたことは確か。

 12時45分に福井県教育庁嶺南教育事務所とオンラインでつなぐ。画面共有、動画配信の確認完了。13時15分までそのまま待機。その間に本学学長から特令の引き続きの依頼を受ける。

 13時20分から10分間の休憩を入れて16時15分までオンライン中学校数学科研修講座。演題は「主体的・対話的で深い学びを生み出す数学授業づくり」。

 7つのブレイクアウトルーム開設もあり、時折、個人思考、集団思考を折ませながら、29名の参加者全員に全体に話す機会を作っての講演。

 中学校数学に限定された講座のため、質問もシャープでできて、自分も楽しみながら、皆さんで考えた数学授業。集団思考で提示した動画もよかったようで、よい論議ができた。

 しばし休憩。本日締め切りの「授業力&学級経営力」の原稿書き。面白いテーマをいただいたので、一気書き。編集部へ送信。

 研究室HP記事は9月21日の7期生ゼミでのまとめを久野さんが発信。ポイントを付いた記録は貴重な学び。

 9月10日開催の学び合う学び研究所セミナーの記録が発信された。犬山中学校の研究発信と研究に関わらせていただいている身としてコメントをさせていただいた。詳細が記録でお勧め。そのことをここの記事に書いた

9月10日開催「学び合う学び研究所」セミナー記録発信される

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 9月10日に開催された「学び合う学び研究所」セミナーでの記録が発信されました。

 この日は、犬山市立犬山中学校の研究内容がメイン。研究に関わらせていただいている私はコメンテーターとして登壇。詳細な記録があり、とても参考になるはず。ぜひここをクリックしてお読みください。

9月21日7期生ゼミでの学び(久野)

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 こんにちは、7期生の久野舞菜です。先日、7期生ゼミがスタートしました。大学生活、最後のゼミです。来年度に向けて、しっかりと力をつけていきたいです。

 今回は、岡くんの模擬授業兼ロイロノート勉強会を行いました。

 まず、岡君の模擬授業について。

 岡君は、待つことが上手な先生です。全員に指示が通るまで、先に進まずに待機してくれます。なかなか挙手が上がらない場面でも、焦ってあれこれ喋ったり、発問を変えることなく、みんなを信じて待ってくれます。待ち上手な優しい先生のおかげで、みんな安心して授業を受けることができたと思います。

 授業検討から、特に大切だと感じたことを2点綴ります。
〇端末を使いながらも、大事なことは板書すること。
 端末を使っているうちに、何をする時間なのかわからなくなってしまうことがあります。授業の見通しを一人一人が持てるように、主発問やめあてなどは板書に示しておくことが必要だと教えていただきました。

〇活動の意義を明確にもつこと。
 ただ「交流しましょう」ではなく、「隣の人と、考えを確かめ合おう」「お友達に聞いて、新しいアイディアを見つけよう」という意義を教師が明確に持ち、伝えることが大切だと教えていただきました。

 「活動あって学びなし」とならないように、授業づくりの際は、授業のゴール、意義をもとに中身を考えることが大切だと感じました。

 今回は、7期生初のロイロノート活用授業でした。トップバッターとしてがんばってくれた岡君に拍手!ロイロノートはまだわからないことばかり。どんどん開拓して、現場で使えるICT活用術を身に付けていきたいです。(久野)

2022年9月21日仕事日記

 6時30分ごろ家を出て大学へ向かう。朝は快適な高速道路。7時15分ごろ着。

 「『いのちの授業』をつくる」(鈴木中人・玉置崇 さくら社)の献本プロジェクトであちこちに届いた模様。さっそく何人かからとっても嬉しい感想が届く。

 下野さんが授業について相談で来研。僕はロイロノートの基本操作について、良い機会なので教えてもらう。学を楽しむ充実した時間。

 10時40分から後期7期生総合演習、いわゆるゼミ。ただし卒業研究ゼミは別枠であり。

 まずは後期ゼミへの指導者としての思いを伝える。玉置ゼミ生として精一杯力をつけての卒業を期待することを具体的に話す。

 岡君が授業提案。今回からロイロノートが有効活用できるなら、それも入れ込むことを条件に入れる。授業内容は本人の振り返りからどうぞ

 岡君の授業を見ながら、ゼミ生全体で共有化したいことをslackに書き込む。23項目提示。

 もう一人の授業提案を計画していたが、ロイロノート学習会に変更。僕からは、岡君の授業に関連して動画を見せながら、知的活動がある授業の実例を示してゼミ終了。

 研究室へ戻る。玉置ゼミについて聞きたいという学生に対応。オンライン教職専修会議に参加。

 14時から教授会。実習委員長として報告。終了後、審査教授会。教育実習課で、今後の実習受け入れ地区についての相談をしましょうと提案。

 研究室でしばし原稿書き。17時30分ごろ大学を出る。19時からの味岡児童館地域運営協議会と、僕は前回から司会者を仰せつかっていることを思い出す💦

 19時から20時まで協議会。今日は意図的に「居場所づくりをすることの意義」について、皆さんから意見をもらう。

 外食をして帰宅。やらなければならないことがいっぱいあるが、例によっていつしか記憶なし。深夜に目が覚めて風呂に入って横になる。

 研究室HP記事は、7期生後期第1回ゼミでの岡君の授業提案振り返り。授業力を高める最後のゼミだという覚悟を全員で持ちたい。

9月21日7期生ゼミにおける学び(岡)

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 みなさん、こんにちは!7期生の岡です。

 今日は後期の集大成ゼミがスタートしたので、そこで行った模擬授業の学びについて書かせていただきます。

 まず、今回私はICTを使った算数の授業を行いました。私が重視した点は、ICTを使って子どもたちの考えがリアルタイムで見えることを意識して授業を行いました。しかし、実際に授業を行うと様々な問題点や自分の力量のなさを実感しました。

 まず、問題点としては子供の思考がリアルタイムで更新されていくことはとてもいいことだと考えていましたが、実際に行ってみると子どもたちの発表が無作為に置かれていくだけで、教員側が意図を持って行なっていかないととても見にくく、思考が散らかって見える点です。これに関しては私自身のICT 機器への知識不足などがあり、もっと機能について教員側が理解を深め、意図を持って行っていく必要があるなと感じました。

 次に自分の力量については2点感じた点があります。1点目は自分の一言一言がとても軽く、何気ない発問に曖昧であったり、正しくない日本語が使われており、教員として授業で使う発問の一言一言をもっと大事にしていく必要があるなと感じました。

 2点目は授業における課題提示が曖昧で、子どもに知的活動を行えなかった点です。今回は子どもたちは楽しいと思える活動を行ったつもりではありましたが、授業がそこの部分で止まっており、子どもたちが考える部分を作ることができませんでした。もっと授業の最初の課題提示を工夫していき、子どもたち自身が授業の最初から考えることができる活動を取り入れていくような導入が必要だと考えました。

 このような反省点からもまだまだ、自分の授業には伸び代があるとプラスに考えて、次の授業ではもっと子どもたちの発問を中心に授業を構成し、子供達自身が考えることができる授業を作りたいです。(岡)

2022年9月20日仕事日記

 7時に家を出る。午前は小学校教育実習担当校の岡崎市立岩津小学校へ。ナビは50分間で到着を示したが、高速道路には渋滞情報。春日井から東名三好まで11km渋滞、50分間という表示を見て、春日井ICで降りる。名二環で豊田南へ向かい、そこから学校へと考えたが、名二環も渋滞表示(泣)。2時間目の授業には間に合わないかもしれないと学生と学校へ連絡。結果としては授業開始10分前に着。

 2限は1年生算数、3限は2年生体育。ともに子どもとの関係ができていて、実習生の初めての授業としては褒めてやりたい展開。もっとも担任の先生のそれまでの指導があってこそ。本人たちはそれをよく自覚している。授業後、10分間ほどの指導助言。メモも渡す。

 なごのキャンパスへ向かう。13時から授業と学び研究所会議。16時ごろまで。11月26日(土)午後は、第15回教育と笑いの会。最終回を大須演芸場で。事務局が下見をしてきてくれたので、それを受けて詳細を話し合う。最後は口上をすることに変更。我ながら良い案。

 本日から3か月ほどかけて検討する議題で2時間ほど使う。まずは良い方向が出た感じ。この議題についての意見はここでは申し訳ないが書けない。

 16時30分から、一般社団法人未来を拓く学校づくり研究会の理事会。サイトの内容など重要事項が決まる。

 18時少し前に帰宅。問い合わせメールがいつになく多く、その対応。18日の日本教育会研究大会での講演を聞いて感銘を受けたとのことなど、嬉しいメールも多数。

 研究室HP記事は、下野さんの稲沢市立牧川小学校訪問記。訪問していない方であっても十分に参考となる内容。ぜひご一読を。

9月15日 稲沢市立牧川小学校での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。もうすぐ人生で最後の夏休みが終わります。今年の夏は、半分勉強に費やし、試験後は一文無しからの脱却で働いて働いて、、、そんな中でもやっぱり私の趣味『ドライブ』は欠かせません。4月に購入した愛車は、気づけば 8,000 Km 以上走っていました。車は好きで勿論買いましたが、流石に走り過ぎだとディーラーの方に驚かれました。それもそうかと、教採期間煮詰まるとすぐに車でひとっ走り。車を走らせると頭がスキッリするのです。そんな愛車、これからも沢山一緒に走って行きたい気持ち。

 と、余談はここまでに。
 9月15日に愛車を20分ほど走らせて、稲沢市立牧川小学校に訪問させて頂きました。6月にもお邪魔させて頂きましたので、本回で2度目の訪問です。

 校門を潜れば「こんにちは!!!」と大きな声。子どもたちの温かさが私の心をほっこりさせます。ちょうど掃除中だったのだと思います。「ここ綺麗にしよう!」「ここも!」と声が聞こえてきました。思わず振り返ってしまいました(笑) 掃除中にこんな意欲的な声が、、、!? が私の心の声です。振り返れば、そこには子どもたちの笑顔。ああ、掃除中であっても会話をして自分たちで考えて「考動」し、笑顔であれる牧川小。やっぱり私は牧川小が好きだなあと思いました。

 今回の研究授業は、「立体の体積」を求める6年生の授業。ICT活用が核心です。

 ICT活用では、
 1.課題配信
 2.ノートに考えをまとめる
 3.SKY MENU Cloud 発表ノートにまとめ共有 の三段構成が組まれていました。
 まさにハイブリッド型。3.では、2.にてノートに書いた式を撮影し、トリミングまで自由自在にこなし説明を打ち込む。Cloud内にも、ノートという紙媒体にも学びの軌跡が記すことは、子どもたちにとって学びが目に触れやすくなることに繋がります。

 子どもたちの ICT活用 は、本当に見事なものです。勿論、「慣れ」もあるのことでしょう。。しかしながら、それ以上に子どもたち自身が「この方が誰かが見やすい」「この方が分かりやすい」といった人に自分の考えを見せる/表現する意識が身についているように私は感じました。一人一台タブレット端末が導入されたことにより、「共有」はこれまでより遥かに簡単に早くなりました。だからこそ、子どもたちに「人に考えを伝える力」がごく自然に身についたのだろうと私は、今回の授業を参観させて頂いて感じました。

 「人に考えを伝える力」を身に付けた子どもたち。その素敵な考えを教師はどう繋ぎ、紡いでいくか。玉置先生は、『思考の再現』というお言葉を仰られました。子どもの考えを子どもが『再現』する。思考を再現するサイクルを創れるのは、紛れもなくファシリテーターである教師だけです。思考を再現するためには、「対話」が必要です。勿論のことながら、「主体性」は当然の如く持って学びに向かっていなければなりません。ただ、「主体性」はきっと前述した「人に考えを伝える力」或いは「伝えようとする力」で身に付いているように思います。

 子どもたちは、ICTを活用することで「主体性」を身に着けました。では、今度は『思考の再現』をするための「対話」。そして、『思考の再現のサイクル』を教師がファシリテー卜していくことがこれからの教育の課題だと考えます。

 牧川小学校の先生方、今回もまた玉置ゼミ生の訪問を受け入れてくださりありがとうございました。 牧川小の先生方の「同僚性」が私は憧れです。このような授業を一緒に熟考し、子どもたちのためを皆が同じ方向を向いて行われる学校に配属されたい!と贅沢な願いを持ってしまう程に牧川小は魅力的です。そんな先生方の笑顔は、来校者の訪問を元気な清々しい挨拶で出迎え、どんな時も笑顔で活動する子どもたちにひろがっています。また、お目にかかれますことを楽しみにしております。またいつか必ず。
 玉置先生、先生のお話を聞くとどうも私は全てがストンと胸に落ちる傾向があります。うまく言葉で言い表すことの出来ない考えが、玉置先生のお話で具現化されるのです。「書くことによって学ぶ玉置ゼミ」これもまた『思考の再現』の一つのように思いながら本記事を綴っておりました。今回もありがとうございました。(下野)

※前田康裕先生サイトのフリーイラストを活用
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2022年9月19日仕事日記

 台風の進路が気になる朝。この地方には今日の夕方から明日の朝方に接近する模様。暴風警報もチェック。

 今日は祝日だが、大学は今日から後期授業開始。教務課から午後の授業から対面はなし、明日の午前も同様と連絡が入る。列車の計画運休発表を受けてのこと。

 今日は連載中の週刊教育資料「学習指導要領のイデアを実践する」の原稿を完成するのを目標として、断続的に頑張る。夕刻にはできたので編集部へ送信。

 22時からNHKTVで「僕の“最後の歌”を届けたい〜財津和夫 TULIPラストツアー〜」を見る。

 この番組の内容をサイトから。「『心の旅』や『青春の影』など数々の名曲を送り出してきた財津和夫さん。74歳となった今年、チューリップとしての最後のツアーを行っている。50年にわたって音楽と向き合い続けてきた思い。知られざる苦悩の日々など、長い音楽人生のすべてを語る。同世代のライバル小田和正が語る財津とは。また財津の歌をカバーしたmiletが語る財津ミュージックの秘密とは?ラストツアーのライブ映像もたっぷりとお届けします」

 ここのところ、僕の青春時代のミュージシャンでラスト宣言をする人が続いている。冷静に考えると、ラスト宣言ができるような位置になくて、人知れず去っていく人がほとんどのはず。こんなことをきっかけに、自分のこの先を考えてしまった1時間。

 研究室HP記事は、9月3日の教師力アップセミナーの学び記録を丹羽さん、伊藤君が発信。実習後と実習前だが、ともに良い学びになったことがよくわかる。

 先日の【9月目玉講座 21世紀型学校づくり入門講座5】の終了報告がアップされたので、そのごく一部を紹介しておきたい。

講演:「元校長と元PTA会長が語る本音の学校づくり」
講師:玉置崇先生(岐阜聖徳学園大学教授)
   斎藤早苗先生(ダイキ精工株式会社取締役、家庭教育アドバイザー)
ファシリテーター:矢口輝美さん(元PTA会長)

 皆さんからのReflectionから。

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 学校が情報を発信して、PTA会長とかに相談をすることの大切さを再認識しました。給食の検食をしているなんてことを情報発信するという発想はありませんでした。こんな些細なことでも配信することって大切ですね。教員と保護者をつなぐ橋渡しとなる管理職でありたいものです。そして、教員と保護者が互いに学べ、お互いの橋渡しとなるPTA活動を創造していきたいと思いました。さっそく、授業参観やサロンを工夫していきたいですね。今日の会に参加して、やりたいことがたくさんできました。

 教頭としてPTAの事務局をしていますが、日々どう進めていけばいいか悩んでいました。本日の玉置先生と斎藤さんの関係は理想の関係を示してくださったと思います。もっと学校として思いや悩みを伝えることでPTAからの思いが伝わってくるのだと感じました。学びの多い1時間半でした。ありがとうございます。

 「信頼関係を生むには,相手の人となりを知ることが必要」,「校長が想い・理念を自分の言葉で熱く語れる必要がある」がとても印象的でした!貴重なお話をありがとうございました!

 教育な軸を作る大切なキーワードを再確認することができました。「一緒に」「みんなで子供を育てる」という思いのもとにある手立てがとても印象的でした。子どもたちだけではなく、大人、地域を巻き込んでいけるような教員になりたいです。
良好なパートナーとして伝えるべき事はしっかり伝えること。しゃべり場で横の繋がりを拡げる等の工夫など参考になりました。

 斎藤さんの積極的な活動が特に素晴らしいと思いました。それも玉置先生がオープンに発信されていたのが、相乗効果を出していたのだと思います。 教員の立場では、保護者が協力して一緒に子育てしてくださると、とても指導がしやすくなります。保護者の立場では、学校任せにして不満を抱くなら、自ら動かなければいけないと思いました。本校でも、情報発信をし、保護者と交流する場をもっと築くべきだと思いました。これは、誰かではなく、自ら動いていきたいと思いました。

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9月3日 第3回教師力アップセミナーでの学び(丹羽、伊藤)

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 こんにちは、7期生の丹羽です。教員試験を終え、ほっとする前もなくボランティアの夏キャンプを終え、2022年夏が終わったことを実感しています。今年も沢山の子ども達に最高な思い出をプレゼントすることができ、幸せな気持ちでいっぱいです。

 前置きはこれで終わりで、今日は、9月3日に行われた第3回教師力アップセミナーでの学びについてかいていきます!

 小倉先生の講演の中では、「たった一度きりの人生、自分を大切に」という言葉が一番残りました。本当にその通りだと思います。"自分"を大切にするために、「自分はどうするのか」「自分はどうしたいのか」「その理由はなんなのか」そんな風に問いかけて行くこと、大切にしたいと思いました。もちろん自分自身も教師として、やることをこなしていくだけではなく「"自分"はどうしたいのか、その理由にあるものはなんなのか」などと一つ一つに意図を持って進んでいきたいです。

 樋口先生の講演の中では、国語では、「物語の大事なことに気づける子どもをどう育てたい」という言葉が残りました。そのために、先生も物語の読み方を知っておかなければいけないし、系統性を理解しておかなければならないなと思いました。また、自分も常に一つ一つの言葉を大切にしていきたいと思います。

 セミナーに参加することで、毎回大学では学べないようなことを学べることができます。これは、当たり前のことではないですし、教員になる前から学べることが本当に幸せなことだと思います。セミナーの学びを4月からの教員生活に活かしていきたいなと思います。ありがとうございました!!(7期生 丹羽)


 こんにちは。8期生の伊藤です。今回は、9月3日に行われた、第3回教師力アップセミナーでの学びについて書きます。

 小倉先生の講義では、学校行事や学年行事に対する考え方についてのお話がありました。そこで、「先生が子どもに、自分事として向き合い、考え、実行するチャンスを先生が作っていくことが大切である」とおっしゃっていました。ただ学校行事や学年行事に行くだけではなく、それは何のために行っているのか、その行事の意図を、先生側と子ども側で一致させることに価値があることを学びました。若手も発揮できる印象づけ、話し方、見た目、言葉、表情は、実習中に意識していきます。

 樋口先生の講義では、国語の授業づくりについてのお話がありました。そこで、物語では、題名・場所・人物像・キーアイテム・台詞を深めること、変容した所に着目すること、が大切であることを学びました。自分は、専門教科が国語なので、とてもためになりました。実習中ってこともあり、どのように物語の授業を展開しようか悩んでいました。
 
 しかし、この講義を聞いて、物語の授業の展開の仕方が少しずつわかってきました。物語の中のどこを大切にしたら良いか、どこに着目するべきか、このことに意識して授業づくりをしていきます。

 このセミナーに参加することで、普段聞けないお話を聞くことができるので、いつも楽しみにしてます。このセミナーで学んだことは、実習に生かしていきます。ありがとうございました!(伊藤)

2022年9月18日仕事日記

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 台風14号の進路が気になる朝。九州はすでにかなり激しい暴風雨の模様。

 兵庫県教頭会から依頼を受けた講演は、対面からオンラインへ変更。昨晩にそのためのプレゼンを作ったので、午前中に講演動画撮影。依頼通りのほぼ60分間。演題は「一人一台端末時代を踏まえた教頭の在り方・心得」。無事1回で収録完了。事務局と動画共有化作業。

 12時24分地元駅乗車、市役所で降りて、徒歩でウイルあいち大ホールへ。第42回日本教育会愛知県支部教育研究大会で講演。演題は「学習指導要領を実現する教師の心得・あり方」。80分間。

 前半は、新しい学習指導要領から始まった「総合的な探究の時間」の重要点を動画を入れて伝える。なかほどは「主体的・対話的で深い学び」を生み出す授業ポイント、最後は一人一台端末を活用した授業例を伝える。いずれも動画を入れて説明したことがインパクトを生んだ模様。

 会場からの帰路は、県教委時代に特にお世話になった現在の支部長と教育の話をしながら地下鉄駅へ。市役所から地元駅へ。17時30分ごろ着。有難いことに雨は落ちておらず。

 研究室HP記事は、鈴木中人さんとの共著「『いのちの授業』をつくる」の発刊のお知らせ

発刊「『いのちの授業』をつくる」(鈴木中人・玉置崇著、さくら社)

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 鈴木中人さんとの共著「『いのちの授業』をつくる」(さくら社)がいよいよ発刊です。「いのちの授業」をしたいが、どうしたらよいかわからないという方のために、精一杯の思いを込めて書きました。みなさま、どうぞお手元に。

 

2022年9月17日仕事日記

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 今日は10月6日開催の「第56回全日本聾教育研究大会」での記念講演のプレゼンづくり。特別支援教育の学習指導要領を確認して、演題「令和の日本型学校教育を実現するために」に合わせて内容を検討。先日、訪問した愛知県立豊橋聾学校での写真も入れ込みながら、ひとまずプレゼン完成。資料データを事務局へ送付。

 教職実践演習の各回の学生への連絡事項を設定。ようやくユニパがわかってきた感じ。とはいえ、まだ不安。

 研究室HP記事は、9月3日の教師力アップセミナーの学びの記録を下野さん、村松さん、安藤さんが発信。教育実習直前の村松さん、安藤さんの心境はよくわかる。

20時から以下のイベントに斎藤早苗さんと登壇。チャットにいっぱい質問や感想が届き、みなさんと楽しく過ごせた2時間。(30分間はオンライン2次会(笑)。

9月目玉講座【21世紀型学校づくり入門講座6】
 元愛知県小牧市立小牧中学校長・玉置崇と元PTA会長・斎藤早苗が、それぞれの立場で、当時の学校づくり奮戦記を丸ごと語ります。

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1 期日 9月17日(土)
2 時間 20:00〜21:30
3 方法 ZOOMオンライン(参加無料)
4 内容
(1)開会・講師紹介
(2)Breakoutみんなで自己紹介「学校づくりとPTA 」
(3)講演:「元校長と元PTA会長が語る本音の学校づくり」
   講師:玉置崇先生(岐阜聖徳学園大学教授)
      斎藤早苗先生(ダイキ精工株式会社取締役、家庭教育アドバイザー)
(4)質疑応答
(5)Breakoutディスカッション(20分×2シャッフル)
(6)全体シェア・まとめ
(7)閉会・Reflectionフォーム送信
5 講師紹介
〇玉置崇先生  小・中学校教諭、教頭、校長、教育事務所長を経て2015年から岐阜聖徳学園大学教授
〇斎藤早苗先生 2012年度小牧市PTA連絡協議会母親委員長、2014年度小牧市立小牧中学校PTA会長。</font>

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9月3日 教師力アップルセミナーでの学び(下野・村松・安藤)

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【下野】
 こんにちは、7期生の下野です。朝からアルバイトをする私は、最近よく鈴虫の鳴き声を聞きます。もう秋だなと心が踊る気持ちです。私は秋が昔から好きなのです。

 少し秋を感じ始めた9月4日。教師力アップセミナーに参加しました。樋口綾香先生と小倉美佐枝先生によるダブル講演。なんとも贅沢なとびっきりの時間でした。

 教職を志す上で、きっと私もぶつかるであろう壁が沢山今回のご講演で出てきました。今私がどことなく抱えている不安は、当たり前のものでそれであっても一生懸命に教師としての道を歩めば良いのだと背中を押して頂いたような気持ちです。

 今回のセミナーで学んだこと、それは「教師も自分を大切にすること」でした。小倉先生は、子どもたちに「自分」の大切さを説かれます。樋口先生は、教師「自身」の教材への向き合い方をお教えくださいました。子どもを輝かせたいと願う私です。子どもを輝かせたいと願うのであれば、私自身が私を大切に、輝かせ、子どもたちと過ごす授業にひたむきに向き合いたいと思いました。

 今回も大変深い学びを得ることができました。樋口先生、小倉先生ありがとうございました。

(下野)

【村松】
 こんにちは!8期生の村松咲です。今回の学びを書きます。今回は小倉先生の学級づくりのお話からは、夏休みあけの具体的な学級づくりのテクニックについて学ぶことができました。クラスのことを「自分ごと」として考える思考を育てるために、生徒一人一人に小さな責任を負わせるというお話と学級目標に立ち戻り、必要に応じて作り替えていくという話が特に印象的でした。

 樋口先生からは、国語(文学教材)の授業づくりのお話では、「物語の中身をどう教えよう」から「物語の大事なことに気づける子どもをどう育てよう」へ、授業を変えたというお話が印象的でした。以前、ゼミで「この授業が成功したら子供がどう言うか」目指す姿を明確にすることが大切だと学んだことを思い出しました。

 明日からいよいよ教育実習です。今回の学びを自分の中でもう一度反芻し、早速実践していきたいです。(村松)

【安藤】
 こんにちは。玉置ゼミ8期生の安藤です。実習が始まり、給食の献立をチェックすることがすっかり日課になりました。給食が本当に美味しくて、毎日給食の時間が待ち遠しいです!

 では、さっそく本題に入ります。今回は小倉先生と樋口先生のお話から学んだことを記事にしていきます。

 小倉先生は、子どもに自分はどうしたいのか考えさせることを大切にされていました。自分にスポットを当てて考えせることで、自主性や責任感が生まれます。
 私は、一人一人が自分の意志で責任をもって行動できる学級にしたいです。そのため、「人がやっていたから」ではなく、「自分はどうしたいのか」を意識した指導をしていきたいです。

 樋口先生のお話から、物語は言葉の見方・考え方を働かせながら文章を読むことが必須ということを学びました。そのためには、一つ一つの活動で、少しずつ読み方を身に着けていく必要があります。すべての活動が繋がっていることを意識し、教師がゴールを見据えて一つ一つの活動に取り組まなければならないという意識を持ちました。

 最後に、若手とベテラン先生の違いは「言葉選び」と教えていただきました。ベテラン先生はきっちりと指導するだけでなく、ユーモアのある言葉も時々織り込みつつ指導されています。実習では、センスのある言葉選びを意識して、場面に応じて適切な言葉選びができるように頑張ります。(安藤)

2022年9月16日仕事日記

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 早朝から「深い学び」の資料を再度見て、本日の指導助言のために準備する。

 8時2分地元駅乗車、犬山、豊橋経由で、三河田原駅へ。10時50分着。お迎えの車で田原市立伊良湖岬小へ向かう。迎えの車が僕の好きな車だったので車談義で盛り上がる。

 伊良湖岬小は昨年7月に新校舎が完成とのことで、最新の温かさを感じる校舎。コンセプトは「ひとつ屋根のみんなの学校」と聞き、温かさを感じるわけに納得。

 事前打ち合わせ後の11時45分から全学級参観。1学年1学級+特別支援2学級の参観。例によって動画を撮りながら、テーマである「深い学び」の具現化を注視して参観。

 美味しい給食。そして僕への特別デザートはメロン。感謝。動画を必死に整理。

 13時35分から3年生算数授業参観。課題提示から子どもと息を合わせて進む授業。授業進むにつれて工夫された課題が子どもたちの間にずれを生み出し、そのずれの原因を探っていく、まさに深い学びを生み出した授業。自分の考えは間違いないと確信しつつ、ほぼ自分一人の考えあるために、他の子どもの発表を聞きながら、頭を抱える動画撮影。あの子どもこそ「深い学び」をしているに違いない。

 研究協議では、先生方が子どもと同じように、ロイロノートを使って意見を出し合いながら授業検討。やはりこうでなくては!

 僕は50分間の時間をいただいたので、まずは「深い学びとは何か」を玉置流に伝え、その後は、授業動画をもとに、時々、授業者とやり取りしながらその場面の価値づけ。とりわけ全体研究授業に関しては、多くの動画を使って、授業者の考えを聞きながら、その背景にあるものを共有化できるように心がける。「この授業で一生覚えておくとよいことは何ですか」という問いかけに明確に答えた授業者に、僕の理論の裏付けもできた感じ(手前味噌(笑))。それを生み出すための課題設定だったことが明確にできた。

 三河田原駅まで研究主任に送っていただく。車中は「深い学び」のことばかり(笑)。「僕の話でストンと落ちました」というコメントが嬉しい。

 早めに着いたので、豊橋駅ビル内で夕食。17時17分発新鵜沼駅座席指定に乗車。1時間20分ほどゆったりする。犬山で乗り換えて地元駅着は19時38分。帰宅。明日は夜に予定があるのみなので、ゆったりする。

 研究室HP記事は、9月10日の学び合う学び研究所主催セミナーに参加した記録を下野さんが発信。犬山中へ以前に訪問したことがあって、それを受けての感想。いつも通り秀逸。

 本日発表があった岐阜県教員採用試験結果は、受験した3名全員合格!おめでとう!
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9月10日 愛知文教大学 学び合う学び研究所セミナー 第6回 での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。朝晩は、秋の心地がしますがまだまだお昼間は残暑といったところでしょうか。二次試験の結果発表がすぐそこまで近づき、もう何もできないのになぜだかソワソワしてしまいます。きっとこれが人間の性なのかなと思い、そんなソワソワも忘れぬよう1日1日を噛み締めて過ごす日々を送っています。

 さて、9月10日に愛知文教大学にて行われた『学び合う学び研究所セミナー』に参加させて頂きました。本セミナーでは、「深い学びの実現を社会科から考える」と題して、犬山市立犬山中学校の安形先生の実践紹介とコメンテーターとして玉置先生がご登壇されました。

 犬山中学校には4月にお邪魔させて頂き、子どもたち一人ひとりを見取る、まるで「太陽」と「月」のような子どもたちを学級という居場所で教師がどう輝かせるかといった学校づくりがなされていたことが印象的です。
 そんな犬山中学校の研究主任であられる安形先生のお話は、同じ方向・同じ目標に向かう「同僚性」の築きに加え、育みたい子どもの姿をシャープに捉えられたものでした。

 私が本セミナーで感じたことは、「学校全体が同じ志を持つ大切さ」です。学校は、一人の教師で立っている訳ではない。先生方一人ひとりの「想い」が重なり、一つの大きな「志」となる時、学校全体としての教育の在り方が確立されるのだと感じました。私が教師になる時、それは、まだまだ若い新米教師です。先輩の先生方の「志」を然と学びながら、私自身もまた一人の教師として「想い」を持てるよう、これまで沢山学び考え抜いた教育への「想い」を確固たるものにこれから半年を過ごしたいと思いました。

 学校という組織で働く覚悟が本セミナーでまた一段と深まったというか、覚悟が改めて決まりました。私も早くその一員になりたいと願うばかりです。

 学び合う学び研究所セミナーの運営の皆様、学生という立場でこういった貴重な回に参加させて頂けますこと大変光栄です。ありがとうございました。
 安形先生、先生の「想い」が光り輝き学校全体の「志」になっていることを私は感じました。私もそういった「想い」を繋げ「志」にする力をいつか身につけたいと思います。意図を明確にされた大変理解しやすいお話をありがとうございました。
 玉置先生、私は何度ご講演を聞いても、先生が目を付けられる所が読みきれず、悔しいです(笑)まだまだ玉置先生の見る目を私は学び切れていないようです。あと半年、これからも沢山現場にご一緒させて頂いて学ばさせてください。よろしくお願い致します。今回もまたありがとうございました。

(下野)
 
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2022年9月15日仕事日記

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 さくら社から新刊「『いのちの授業』をつくる」が届いたので、さっそく献本作業。

 作業をしながら、鈴木中人さんの熱い思いになんとかお応えしたいという気持ちがさらに強くなる。この本の価値を皆さんが分かっていただいて広がることを祈るばかり。鈴木さんの思いはここをクリックして、ぜひご覧ください。

 11時ごろ家を出て、稲沢市立牧川小学校へ向かう。当初のナビは1時間。予想通り、徐々に時間は延びて、1時間30分ほどかかる。少々時間があったので、しばし休憩して学校着。

 事前打ち合わせをして、算数授業参観。ベテラン教師が一人一台情報端末活用をして展開する授業。子どもとの関係もよくて、安定している学級。流行りの言葉で言えば「心理的安定性」がある学級。子どもたちは安心して授業を受けている。

 自分の考えをノートに書き、それを写真に撮って、ネットワークに上げる作業あり。子どもたちはスムーズにできていて、日常化していることがよくわかる。

 発表された考えは4種類。最後の1種類はなるほど!という考え。これは教師のオリジナル課題がなせたこと。

 欲をいえば、友達の考えの再現化をする場面があると、もっと友の考えのよさが体感できたろうと思う。

 授業後は、例によって皆さんの研究協議を聞きながら、必死に動画編集。協議で発表された考えは、汎用性も高く、そのまま研究のまとめに使える内容ばかり。よい話し合いがされたことがよくわかる。

 僕は30分ほど時間をいただき、脳のパフォーマンス、対話、深い学び、思考の追随の重要性を伝える。講演後、研究のまとめについて助言。

 帰宅。21時からかつてのゼミ生に依頼をして「子ども理解活動」に関して、「子どもを理解することの実例」を話してもらう収録。とっても良い話をしてくれた。大感謝。

 明日は田原市立伊良湖岬小学校へ向かう。研究テーマが「深い学び」なので、関連書籍を再読しながら、少々のプレゼンづくり。

 研究室HP記事は、9月12日に安城市立今池小学校を訪問した久野さんの記事。あったかい人柄がにじみ出ている。ぜひご一読を。

 
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9月12日安城市今池小学校での学び(久野)

 こんにちは、7期生の久野舞菜です。ただいま、教員採用試験の結果待ち。不安からか、なんだか心の天気は曇りばかり。そんな日々です。同じ不安を抱えている7期生のみんなにはやく会いたいなぁ。


 さて、先日、安城市立今池小学校にお邪魔しました。今回は、公開授業、研究協議会に参加させていただきました。生の授業、子どもの姿に間近に触れ、多くのことを肌で学ぶことができました。特に心に残っている事柄について、2点綴ります。

 まず、授業の見方についてです。 今回、授業をもとに職員全体で協議する「研究協議会」というものに参加させていただきました。私には初めてのものです。

 そこで学んだのは、子どもの姿で語る、ということ。会では、「〜〜さんのこのような姿が」というフレーズが飛び交っていました。驚いたことは、主語を「教師が」ではなく、「子どもが」としていることです。さらに、「子どもたちが」という全体ではなく、子ども一人ひとりの様子に目を向けて検討されていました。あぁ、授業の主役は教師ではない、子どもだ。ということを教えていただいた瞬間でした。

「エビデンスよりエピソード」。

 玉置先生から教えていただいたこの言葉の正体を掴めたような気がします。授業の見方について、ひとつ学ぶことができました。

 次に、公開授業での学びから。先日の授業では、子どもの「もっともっと!」がしきりに聴こえてきました。もっとやりたい!もっと知りたい!そんな、学びに夢中になる子どもの姿がとっても素敵でした。子どもと教師が互いを信じ合っているからこそ、素直に「もっともっと!」が出てくるのだと思います。

 なかでも印象的だったのは、「振り返りをもっともっと書きたい!」という声です。私が小学生のころ、彼らのように楽しく振り返りを書いた記憶があまりありません。なんかよく分からないけど、書けと言われたから書いてる。たまに書かない日もある。授業の残りのおまけみたいな時間として捉えていました。

 子どもたちは、振り返りを書きたくてしょうがないのだ。書きたいことがあふれて止まらないのだ、と感激しました。書くことが苦手な子どもも、自分のこれまでのノートを捲ったり、友達の意見を真似してみたりと、なんとか書き記そうとしていました。今池小4-2の子どもたちをとても羨ましく思います。私も、「振り返りをもっともっと書きたい!」という声が出てくるような子どもを育てたいです。

 学び溢れる贅沢で貴重な機会をいただくことができ、本当に有難く感じております。お忙しい中、学生である私の訪問を受け入れ、時間を割いてくださった今池小の先生方には感謝でいっぱいです。ありがとうございました!!

 玉置先生、先日もたくさんの学びをありがとうございました。今後とも、ご指導のほどよろしくお願いいたします!!

(久野)
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2022年9月14日仕事日記

 7時30分ごろ家を出て、本学岐阜キャンパスへ向かう。会議開始まで1時間ほどの余裕があったので、喫茶店で17日の斎藤さんとのオンライン講演の流れを作成。コーディネーターと主催者に連絡。
 
 10時から1時間余、大学の重要会議。終了後、羽嶋キャンパスの研究室へ。空調を入れても暑い!たまらない暑さ。教育実習課へ行き、今後の対応についての確認をして大学を出る。

 このたび岐阜県の先生方を中心とするロイロのユーザーのつながりで生まれた「LEG岐阜」がスタートする。9月25日にはキックオフイベントが開催される。なんと私へ1時間の講演依頼があったので、その準備開始。引き受ける前にロイロは使っていなくてもいいのですかと確認。それでよい!とのことでプレゼン作成開始。岐阜の先生方とつながることが大きな楽しみ。

 20時からzoomで、ある相談対応。「子どもが欠席が増えたのを自分のせいだと思う必要はない。子どもは成長してきている。その中で自分の意志がはっきり出せるようになったと思うことだ。私にどんなことをしてほしいと聞いてみたら、どう?どうしたら登校頻度が上がるかと方法を探していてもダメ。あなたが学校で子どものことを一番知っているはず。あなたが信じることをまずはやってみること。正解なんてない。やってみて様子を見て、その後を考えればいい。そうした積み重ねが徐々に光を出してくるものだよ」と伝える。

 研究室HP記事は、久野さんのエッセイ「継続は支えなり」。久野さんが人柄がにじみ出ている文章

継続は支えなり(久野)

 こんにちは、7期生の久野舞菜です。

 先週、ピアノ発表会がありました。12回目の出演です。小学1年生の頃から14年間習わせてもらっていたピアノも、今年度で辞めます。

 小学1年生のころは、当然ですが、へたっぴで。でも、学芸会でもピアノで活躍する上手なお友達にあこがれて、練習をがんばりました。

 私には、(家族以外には内緒にしてきましたが…)ピアノを触るとヒステリックになってしまう一面があります。(笑)
「どうしてできないの!?」「あああああああああああ!!!!(怒)」
 叫んで、泣き出す。(笑)
 家族にとっても迷惑をかけたと思います。よく通わせてくれたなぁ、、(笑)


 そんなこんなで、習い続けて、14年。いつの間にか、憧れのあの子は辞めていました。そしていつの間にか、ピアノ発表会ではトリに選ばれてました。私が上手になった、というより、同じレベルの人たちがみんな辞めて、自動的に、いちばんになってしまいました。

 継続は力なり、とよくいいます。力がついたかは、正直わかりません。
 でも、続けてきたことが、私の支えになっていることは確かです。
 自分を好きになれないとき、「でも私にはピアノがある。」そう思えば、自分を許すことができました。

 私よりうまい人は他を探せばいくらでもいます。でもやめなかったこと。それだけが、私のアイデンティティーであり、誇りです。

 3月、学生を卒業するとともに、ピアノを辞めます。でも、14年間の経験は消えません。

 継続は支えなり。

 続けることは、あなたがどうしても自分を好きになれないとき、あなたを支える力になると、そう子どもに伝えたいです。(久野)
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2022年9月13日仕事日記

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 9月27日に伺う富山県総合教育センターでの講演プレゼンを完成させる朝。担当の方に送信。

 7時に家を出て、父親名義の土地へ向かう。例によって草刈り。7時30分から8時30分ごろまで。9時ごろ帰宅。シャワーを浴びて体を休める。横にもなる。

 10月3日に伺う金沢市での校長講演プレゼン作成に入る。大きな流れを決めたところで休憩。

 13時30分ごろ家を出て稲沢へ向かう。高速を使わなくてもそれほど時間がかからないだろうと思っていたが、あちこちで渋滞があって、会場到着は14時30分。

 14時45分から16時まで稲沢市小中学校教務主任研修会で講演。演題は「令和の日本型学校教育から教務主任として考えるべきこと」。

 令和の日本型学校教育の概要を伝えたあと、学習指導要領の実施、GIGAスクール構想の現実化に際しての教務主任の在り方を動画を交えて伝える。

 熱心に聞いていただける皆さんのおかげで、気持ちよく話すことができた。持参した本も完売。大感謝。

 さくら社から「『いのちの授業』をつくる」の書籍見本が届く。とってもいい感じ。さっそく書籍「『いのちの授業』をつくる」プロジェクト開始。作業をいくつか。

 金沢市校長会講演プレゼンを完成させて担当へ送信。

 昨日(12日)に安城市立今池小学校へ訪問したEDUCOMの二人の方から、訪問記録が届く。実にしっかり授業を見ておられ、深く感心。
 
 研究室HP記事は、7月25日に豊中市教育センターで行った講演感想が届いたので紹介記事
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