2022年11月5日仕事日記

 8時30分からの「千々布敏弥オンラインセミナー」に参加。今回のゲストは齋藤浩司先生で、テーマは「いかに鴨居中学校を変えていったか」。僕とは比較にならない圧倒的な発信量。濃密な1時間。そのエネルギーはどこから来るのかを質問させていただいた。

 11月21日に訪問する高槻市での学校経営研修会プレゼンづくり。演題は「令和の日本型学校教育を踏まえた学校経営力の向上」。続いて、11月28日に訪問する岡山県総合教育センターでの16年目研修講座のプレゼンづくり。演題は「これからの学校におけるミドルリーダーシップ」。ワークショップもいれての展開完成。

 ドライブに保存してきたデータをかなりの時間をかけて整理。分類を変えた方がよいものも多く、後日、活用しやすいように移動。ゼミ生への資料箱も充実。

 研究室HP記事は、下野さんのエッセイ「選択」。挿入写真は久しぶりにかつて林文通先生から校長時代に発信されていた写真を活用。もちろん許可を得てのこと。

選択(下野)

こんにちは、7期生の下野です。
1週間に1本企画の第3段。『選択』というタイトルでお送りしたいと思います。

『選択』は、様々な種類があります。人生の岐路やほんの些細な今日の服どうする?だとか、、、。私は、今日の服はどうしようで何分も迷っているのですが。

ある方に「先生は、なぜ教師になる『選択』をされたのですか?」と問われたことがあります。話す間もなく、「後悔はないのですか?」と続けて問われます。

私は、そこで初めで考えました。後悔がないかと問われると、そうでもないかもしれないなあと。学校が大好きな優等生でもなかったし、どちらかと言えば学校は苦手だったし、不安なことは山ほどあるしなあと。

人生において、「選択」を後悔しないことなど一体あるのだろうか。とも思いました。

私は思い切ってこう答えます。
「後悔がないかと言われたらそうでも無いように思います。でも、どの道を選んだって後悔する。私が教師にならなかったら、ならなかったことを後悔するだろうし。なったらなったで、後悔しないとも言い切れない。難しいけれど、私は、「選択」をする上で自分が好きな自分であれる教師を選んだように思います。ずっとそうしてきました。何かを「選択」する時、必ず後悔は付き物で、でもそれでも、自分が好きな自分であれる道を選んだなら、それははなまるのように思えて、、、、。」

話し途中で、その方は
「そういう考え方か。たしかに。」と仰られました。

特段私の考えが正しいとかそんなことは思いません。でも、私が捉える「選択」とは、そういうものでした。

私が「選択」について考えるエピソード。私にその気付きを言語化させてくださった方は、今では私の前でよく笑顔になってくれます。もしかしたら、私の考えがズバンッとハマったのかもしれません。

よく世間は、「後悔しないように生きなさい」と言いますが、後悔はするものなのです。と、言い切っていいのかも分かりませんが、私の人生で後悔しないことなんてひとつもありませんでした。でも、自分が好きな自分であれる道を選んできたことに後悔は微塵もありません。

だから、これから悩んだ時、苦しい時
もっともっと大きな「選択」をしなければならない時、私はいつものように自分が好きであれる道を選んでいきたいと思っています。その道が間違いかどうかは進んでみないと分からないから。進んでみて間違っていても、その時は自分が好きであれる道はそこだったと自信を持って言えるように。そうしたら、直ぐに修正出来そうなものですから。

まとまりなく、なんだか哲学的な文章になってしまいました。そんな私は、今日も「服をどうしよう」と迷っています。それもまた、自分が好きな自分であれる服を。なーんて思ったり(笑) (下野)

 ※写真は記事とは関係ありません。提供は林文通先生です。
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2022年11月4日仕事日記

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 早朝に家を出て大学へ向かう。7時ちょっと過ぎに研究室着。珈琲とパンで朝食。22日には豊橋市の教務主任の方々へ講演をする。そのプレゼンづくり開始。

 9時25分に大学を出て、隣接の附属中学校へ向かう。実習中のゼミ生がいるからだ。校長先生としばし懇談。元校長として気持ちはよくわかる。

 2限授業参観。子どもとの関係づくりがよくできていて、生徒の実態に合わせた授業展開。子どもを自然体でつないでいて、ゼミの成果が見えたのも嬉しい授業。いつものようにメモを作成して、授業後に助言。

 指導していただいている先生は、かつて僕の教員免許更新講習を受けていただいたとのこと。感銘を受けた講義でしたと言っていただき感激。

 すぐにルネック勝川へ向かう。12時少し前に着。今日の会議に参加してもらう下野さんと山田ゼミの久野さんとモスバーガーで楽しくランチ。

 13時から授業と学び研究所会議開始。15時30分ごろまで、まさに未来を考え、そのための在り方を語り合うこれまでにない会議。その内容は、今は詳しく書けないが、公開できる日をぜひ期待してお待ちください。

 グリーンプラザ春日井へ向かう。春日井市教員組合(春教組)力量向上セミナーで登壇。演題は「主体的・対話的で深い学びを教室で実現するために」。若い先生方が多いので、内容はより具体的に、まさに明日の授業から生かせる内容にシフトして話す。かつてのゼミ生3名が参加していてくれて、つい視線を向けてしまう(笑)。かつてのゼミ生に訊いてもらうのは嬉しくもあり、妙な緊張をするものだと実感。

 時間通りの19時30分にピタリ終わる。書籍もたくさん買っていただき、気持ちよく帰宅。おかげさまで今日も充実。

 研究室HP記事は、「いのちの授業をつくる」の書評紹介。ずっとお世話になっている斎藤早苗さんが書いていただいたお母さん目線での感想。有難いの一言に尽きる。 

「いのちの授業をつくる」感想(斎藤早苗さま)

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 私(玉置)が小牧中学校長時代に大変お世話になった斎藤早苗さんから「いのちの授業をつくる」の書評をいただきました。保護者の視点でのとても嬉しい感想です。ぜひお読みください。

【お母さんの読書感想文/「いのちの授業」をつくる】

 共著であることに、大きな意味があるなと感じた本。著者は、かつて学校現場で授業を作ってきた大学教授と、娘さんを亡くした経験から全国各地でいのちの授業を行っているNPOの代表。それぞれの経験や知見を併記していく内容で、いろいろな立場の人に響くだろうと思う。

 道徳が特別な教科とされて数年経ち、学校現場では道徳の研究授業なども行われているようだ。道徳の中でも、いのちを扱う授業はずっと以前から行われてきた。もちろん私も、子どもの時に受けた、はず。(残念ながら、道徳の時間は行事に振り替えられたりして、やったりやらなかったりという感じだったので、ほぼ記憶がない)

 それが教科になるということは、必ず年間時数は行わなければならなくなるということだ。そんな中で、道徳の授業作りに関心を持って取り組んでいる教師が増えているのだろう。とても良いことだと思う。

 昨今の子どもたちを取り巻く環境を考えると、いのちの授業の大切さは理解できる。だが、若い世代の教師から、いのちの授業作りが難しい、という声があることから、本書が誕生したそうだ。

 本書は、いわゆるハウツー本ではない。授業で語れるような体験がない、と躊躇する教師の助けになるような、本当の物語がいくつも収録されている。それらをヒントにしながら、授業作りに活かしてほしいという著者の願いを感じる。どんどん活用してほしい。

 たしかに、いのちの授業は難しいと思う。いのちが大切なことは、誰でも知っている。みんなのいのちも、自分のいのちも大切にしなければならない、ということに異論を唱える人はいない。

 けれども、いじめを苦に自殺する子どもが後を立たず、悲しいニュースがなくなることはない。みんながわかっているのに悲しい事件が起きてしまうのはなぜなのだろうか。それは学校での指導が足りないからだ、だからもっと道徳の授業をやるべきだ、という流れになるのも、さもありなんではある。

 しかし、私は、道徳(いのちの大切さ)は教えるものではないのではないか、という感覚だ。本書で玉置氏も同様のことを述べておられるが、道徳は、感じて、考えることが必要なのではないか。いのちは大切、という価値観は、理解しているつもりだけど、実感するのが難しい。実感して自分の中に落とし込むためにも、感じることや考えることが大切だと思う。

 でも、何かきっかけがないと、日常的に感じたり、考えたりはしないだろう。そう考えると、学校の授業だけでは不十分で、家庭でも、社会の中でも、道徳の授業のように、感じたり考えたりするきっかけになるような機会があるといいなと思う。

 とはいえ、家庭でいきなり「さぁこれから、いのちについて考えよう」とはならない。どんなふうに話を切り出したらいいのかもわからないかもしれない。そんな時に、親子でこの本を読みながら、あなたはどう思うか、私はこんな気持ちになった、と感じたことや考えたことを話し合うきっかけにしてみるといいのではないだろうか。感じること、考えることは、経験すればしただけ自分の中に積み重なっていく。

 学校で、家庭で、地域の中で、子どもと一緒に大人も、感じる、考える時間が持てるといいなと願っている。(斎藤)

2022年11月3日仕事日記

 祝日。まずは喫茶店でモーニング。帰宅して定番の朝の仕事。

 9時から11時30分ごろまで、教科書関連オンライン会議に参加。関わらせていただいたおかげで、教師や子どもに何を提供すべきかがより明確になった1年余。皆さんに感謝。

 外食して帰宅。13時から17時まで、北海道教育大学附属釧路義務教育学校の赤本さんらが中心となって開催された「算数・数学科の授業力向上セミナー」(オンライン)に参加。

 事前に提案型の授業動画が公開され、その授業をもとに、他の附属の方が子どもの実態に応じて代案を提示して協議を生み出すというこれまでにない展開で、長時間だが集中して参加することができた。勢いがある方々の意見も大いに参考になる。

 特に楽しみにしていた水谷尚人教科調査官の講演からも、実践の確かさの伝え方、価値づけの方法も大いに学ぶことができて、満足度はさらに高まる。

 こういう会が無料で開催されることに大感謝。また、ここまでの水面下での準備に頭が下がるばかり。

 18日の福井県校長会での講演プレゼンを完成させて、資料送付。明日の「授業と学び研究所」会議での話題提供資料を作って送信。

 研究室HP記事は、先月10日の野口芳宏教師力アップセミナーでの学び。柴山君と芝田君が発信。凄い方との出会いができる玉置ゼミの特徴の一つを体感してくれたようでなりより。

10月10日教師力アップセミナーでの学び(芝田・柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山輝大です。小学校教育実習の余韻に浸る期間もつかの間、中学校教育実習の真っただ中です。10月10日に行われた、野口芳宏先生の第4回教師力アップセミナーに参加させていただきましたので、学びについて記事にさせていただきます。
今回は、「教科内容の大切さ」と「選択的発問」の二つが大きな学びです。

 野口先生は、教材内容を教えるのではなく、教科内容を教えることが大切であるとおっしゃっていました。算数などでは教材を教えていれば教科内容を教えることに繋がりますが、国語では必ずしもそうではありません。そのため、「対義語」「複合語」などの教科内容を黒板に示すことで学ぶ観点を明確化していきたいと思います。

 国語科の言葉に関しての教科内容を扱うにあたり、自分自身に「その言葉、自分で説明できるの?」と問いながら素材研究を進めることが大切になってきます。なんとなくしか分かっていない単語は辞書で意味を調べ、文章のことを一つ一つ理解することを心掛けていきたいと思います。

 自分の立場を決めさせることで、傍観者の意識が消え、この先の内容に興味を持てるようになること。さらに、潜在化している子どもの個人差が顕在化していけることを学びました。文の題名を子どもが決めることで、何を中心に文を見ているかを知る方法も印象に残っています。

 意見が分かれそうな場面で○か×かノートに書かせる、自分に近い意見で手を挙げることなどの選択の場面を授業内に増やしていけるようにしていきたいと思います。

 小学校の教育実習では、繋ぐことを意識しつつも、発言者と先生のやりとりのみで授業を進めてしまう場面が多かったです。中学実習では発言をしていない子も、授業の内容に興味を持って考えていけるようにするために、選択的発問を取り入れていきます。

 今回も授業技術について多くのことを学ばせていただきました!ありがとうございました。(柴山)


 こんにちは。8期生芝田彬良です!!10月10日に第4回教師力アップセミナーが開催されました。

 教育界のレジェンド「野口芳宏先生から学ぼう」と題し、野口先生や現役の先生方からたくさんのお話を聞かせていただきました!!

 「国語学の正体」「学習活動」「言葉」など、児童・生徒が授業での学びを得るためのポイントについてお話をいただきました。

 個人的に黒板とノートについての質問をさせていただいた際、「黒板は、理解させるための助けの手段。子どものノートは学びとなったことを『備忘』忘れないようにメモしておくものだと思います。」という野口先生のお言葉はとても心に残っています。

 中学校の実習で活かしたいお話ばかりで、たくさんの学びを得ることができる貴重な機会でした。持ち前の知識でその日その日を過ごすのでなく、常に誰からでも、どんなものからでも学ぶ姿勢を中学校実習、今後の人生で心がけていきたいです。本当にありがとうございました!!(芝田)

2022年11月2日仕事日記

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 7時15分ごろ研究室着。1限教職実践演習の準備。下野さん、卒論相談来研。さっそく提出分に赤入れ。志賀内さん発行冊子「プチ紳士からの手紙」を渡す。

 9時から「教職実践演習」。定番の保護者対応の授業。今日も様々な場面が提示され、ロールプレイ。経験をもとに助言。

 10時40分から11時20分まで、本学見学中の岐阜県立中津高等学校1年生対象に大学模擬授業。「真の教師になるために」と題して、教育学部の授業体験をしてもらう。動画も多用。キャッチフレーズは本学HPにも掲載してある「教員になるなら岐阜聖徳学園大学」。

 13時30分から教育実習課で重要な話し合い。多角的に考えて実習委員長として結論を出す。

 14時15分から田中君卒論相談来研。続いて岡君、さらに夕方に丹羽さんが来研。

 その間、福井県校長会研修会でのプレゼン作成。ほぼ内容を決める。

 17時ごろ大学を出る。18時ごろ帰宅。夕方の定番仕事をして、外食。

 研究室HP記事は10月10日教師力アップセミナー野口芳宏先生からの学び記録。澤本君、伊藤君が発信。実習で役立っているはず。10月10日教師力アップセミナーでの学び(澤本、伊藤)

10月10日教師力アップセミナーでの学び(澤本、伊藤)

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 こんにちは!8期生の澤本です!もうすぐ中学校実習が始まるので不安と緊張でいっぱいです。今回は、10月10日に行われた教師力アップセミナーについての記事を書いていきます。野口先生のお話を直接聞くことができ、とても貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。

 僕がこのセミナーで一番心に残ったことは、「授業に全員参加させるための工夫方法」です。小学校実習で実感したことですが、クラス全員を参加させることはとても大変でした。挙手させても5〜6人の同じメンバーで後の子どもはお客さんのようになってしまいました。

 野口先生はノートに〇か×を書かせることが大切だとおっしゃっていました。〇か×の選択肢を絞ることで参加しやすくなる、立場を決めることで先が楽しみになるといった利点があることを学びました。選択的発問を取り入れることで落差を顕在化させることができることを知りました。自分が〇か×の立場を決めることでただ見ているだけのお客さんではなく、授業に参加していけると思いました。挙手させることだけが授業に参加することではないと気づくことができました。

 また、〇か×の選択肢を用意する時の注意点として、全員が〇を選ぶでは楽すぎるということも学びました。全員が正解を分かっていてはこの先が楽しみでなくなるといった選択的発問を取り入れている意味がなくなってしまうと思いました。

 中学校実習では小学校実習でできなかったことをできるように、このセミナーで学んだことを積極的に取り組んでいきたいです。(澤本)

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 こんにちは!8期生の伊藤です!自分は今中学校教育実習が始まっています。生徒とうまく関われるかどうか心配でしたが、積極的に声をかけにいくことで、生徒との信頼関係を築くことができています。毎日疲労は溜まりますが、楽しい日々を過ごしています。

 今回は10月10日に行われた教師力アップセミナーについて書いていきます。野口先生のお話を直接聞くことができ、非常に貴重な経験となりました。

 野口先生のお話の中で1番心に残ったことは、「選択的発問」の意図についてです。学んだこととしては、発問づくりで重要なことは、子どもと子どもの個人差、または落差を顕在化するための発問をつくるということと、落差を顕在化するために選択的発問があるということです。野口先生は、自身の講義の中でも○と×を使った選択的発問をなされていました。選択的発問があると、授業に参加していない子がいなくなり、全員が授業に参加するようになることを実感しました。なかなか自身の立場を明らかにできない子でも、○と×かと聞かれれば、○か×で簡単に自身の立場を確立することができるんだと勉強になりました。

 実際に、小学校教育実習で授業を行ったときに、全員が参加していたとは言えない授業でした。挙手をしてくれるのもいつもの児童で、全く挙手をしてくれない児童もいました。どうしたら全員が参加できるのだろうと悩みました。そして、今回の野口先生のお話を聞き、「選択的発問」の意図を学びました。これは、中学校教育実習の授業で取り入れていきたいと思いました。中学校教育実習では、全員が参加していると言えるような授業を目指していきたいです。今回のセミナーを通して、自分が悩んでいたことを解決することができたので、参加できて良かったと思いました。(伊藤)

2022年11月1日仕事日記

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 定番の朝仕事。PC動画整理。7時30分ごろ家を出て、愛知県総合教育センターへ向かう。ナビは一般道案内。信じられず(笑)、高速で東名三好ICまで。センター付近到着は1時間弱前。コンビニでホットコーヒーを購入してしばし休憩。

 9時ごろ教育センター着。機器の準備、動画再生チェックをして、講師控室でメール処理。

 9時35分から12時10分まで、5分間の休憩のみで、中学校中堅教諭資質向上研修(数学)講師。

 26名の参加で、ペアでの話し合い多数回、一人2度は指名発言をして、「主体的・対話的で深い学びを生み出す数学授業の在り方」を伝達。後半は授業動画をもとに望ましい授業展開を協議。10分間ほど時間があったので、30数年前の自作数学発見型ソフトウエア「★★★をつくろう」で締める。

 12時20分にセンターを出て帰路へ。途中で昼食。14時前に帰宅。メール処理。いくつかの問い合わせに対応。ありがたいことに来夏のスケジュールもかなり入ってきている。元気でいなければ(笑)。よく頑張ったので喫茶店でおやつの時間。

 18時から一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」のオンライン理事会。来年度から本格稼働をする準備。活動内容もほぼ決める。

 明日は岐阜県立中津高等学校1年生が本学見学。その中で僕は40分間の講義。そのための内容検討。新作プレゼン完成。

 研究室HP記事は、今井さんの「新たな特性」。今井さんの個性にさらに磨きがかかる。

新たな特性(今井)

 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。
 みうのひとりごと。

 今朝、気づいたことがある。
 私は、人混みを歩くのが下手である。

 通勤ラッシュは人の流れがある。なぜか私はいつも、その流れに乗れない。人の流れに乗ってたつもりが、いつの間にか、あれ?という感じ。人にぶつかりそうになったり、ぶつかったり。「ごめんなさい」「すみません」のオンパレード。そんなに苦手意識はなかったけど、ふと思った。

 もう一つ。道や場所を覚えることも苦手。これを方向音痴というのか?先月、東京に友達と旅行に行った。私は店を出たとき、どちらから来たか分からなくなる。しかし、友達はすぐ分かっている様子だった。一度見た店にもう一回戻りたい時、私はマップを見ないと方向すら分からない。友達は、こっちから来たから、こっち側に進んでいくとあるはずと、行った場所がどんどん頭の中でマップ化されるらしい。
 その友達とも話したのだが、ちょっと出来る、ちょっと出来ないという人はいなくて、出来る人はすごく出来るけど、出来ない人は全く出来ないと2極化される。

 自分が方向音痴だろうなと思っていたけど、こんなにも他人と差があるとは思ってなかった。この22年間生きてきても、まだ自分という人間を理解出来ていない。

 ここで思ったのは、他人と関わることで、自分を知れるということ。自分との対話だけで分かる自分には限りがあり、周りの人と関わることで自分の新たな一面を知ることができる。今回の私は、下手だったり苦手だったりすることだけど、そんな自分も愛らしいではないか。笑

 他人に興味がないと周りとの関わりを避ける人がいるけど、他人と関わるのは他人を知るだけでなく、自分も知ることになる。私は、これからも沢山の人と関わって生きていきたいな、と思った、今日この頃。(今井)

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2022年10月31日仕事日記

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 朝の定番仕事をして、昨日のGoogleデータ利活用セミナーでのまとめを研究所メンバーに発信。

 7時前には家を出る。今日の午前はゼミ生の実習授業参観。可児市内の中学校で実習中のゼミ生。1時間目の理科授業。配属学級外での授業で、子どもの名前も覚えきれていないと心配していたが、誠実に授業を進めようとしているゼミ生なので、子どもたちは協力。指示をよく聞き、積極的に発言する子どもたちに助けられて、安心して見ていられる授業で、ほっとする。

 一旦帰宅。午後訪問校での道徳指導案を見て、資料を印刷。玉置流道徳授業の進め方を伝えようと決意。

 電車で名古屋市立藤が丘小学校へ向かう。今年度2回目の指導助言のために訪問。

 教頭先生としばし懇談。5時間目3年生の道徳授業参観。「やさしさについて考えよう」という内容。今日までにかなりの検討がされたようで、その成果が授業によく表れていて、例によって子どもの姿中心に授業撮影。

 終了後、すぐに協議会場へ行き、20分弱で動画整理。必死(笑)。

 皆さんからの授業検討内容を聞き、それを踏まえて、僕のプレゼン。最初に授業総合評価。玉置流道徳授業の進め方を簡単に伝えて、「取り得る行動の検討」による道徳授業のミニミニ模擬授業。その後、動画をもとに授業所感を話す。25分ほどになんとか収める。

 校長室で1時間ほど数人の方と授業談義。僕の視点にない授業の見方もあって、こちらも勉強になる時間。校長室に来ていただいた方に感謝。

 帰宅。今日も届いた来年度の依頼。すでに調整が必要な依頼日もあって、不思議と重なるのが日時。

 明日は愛知県総合教育センター。講義内容を確認。数学教師の皆さんが対象なので、深い問いかけへの応答が楽しみ。

 研究室HP記事は、丹羽さんの「インスタで学ぶ」。僕はインスタを捉え間違いしていたことを教えてくれた記事。

 とっても嬉しいブログ。志賀内泰弘さんが拙著「「中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100」の書評をブログに掲載していただけたので、その紹介

志賀内泰弘さんによる「数学授業 発問・言葉かけ大全」の書評

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 作家の志賀内泰弘さんが、拙著「中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100」の書評をブログに掲載していただけました。

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『間違えた後が大切』|ちょっといい話 志賀内泰弘

その昔、大学受験に失敗しました。
なんとか、滑り止めに引っかかり、浪人はしなくて済みましたが、
その「落ちた」理由ははっきりしています。
勉強のやり方がわからなかったのです。

その後、社会人となり、ようやく、
「ああ、勉強ってこういうことか」
と気付くことになります。
それは、ミスを繰り返さないこと。
何歳になっても、部長でも社長でも、国会議員でもミスを犯します。
肝心なのは、そのミスを教訓として生かすこと。

学校の勉強に置き換えるなら、
テストで間違えた問題を、解けるようになるまで勉強することです。
私は、恥ずかしながら、それがまったくできていませんでした。

友人で、岐阜聖徳学園大学教授の玉置崇さんから、新刊の著書が送られてきました。
パラパラッとめくると、各ページの見出しに、こんな「問いかけ」が書かれていました。

「『あれっ?』と言った気持ちがわかるかな?」
「次はどんなことを言うと思う?」
「困っていることを伝えてごらん?」
「『なぜ?』と思うことはないかな?」
「違いをはっきりさせよう」
「これですべてかな?」
「こういうときは、どうしてきたかな?」
「わからないと言えることがすごいね!」
「近くの人と相談しよう」
「「ここがわからない」とはっきり言おう」
「それぞれの状況を伝え合おう」
「一生覚えておくとよいと思うことは?」

なんかビジネスパースンに必要な言葉が羅列してあります。
経営者やマネージャーが、若い社員を指導する時に、答を自ら導かせるために使えそうなキーワードです。

実は、この本のタイトルは・・・。
「中学校数学授業 発問言葉かけ」(明治図書)です。
サブタイトルに、「生徒が考えたくなるキーフレーズ100」とあります。
この「生徒」というところを、「社員」に置き換えたら、まるでビジネス書です。
でも、児童、生徒、学生、社会人も「学ぶ」という観点からは同じです。

さて、そのキーフレーズの一つに、
「間違えた後が大切!」
というのがありました。
これを、50年前に読んでいたら・・・と思うと悔しいのでありました。

中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100

インスタで学ぶ。(丹羽)

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 こんにちは。7期生の丹羽です。教員採用試験の結果が出てほっと一息つく間もなく、卒論やボランティアのラストキャンプやいろいろやっできます。お家も引っ越しすることになり、バタバタの日々です、、!!!!

 そんな中、最近は、インスタグラムで学ぶことにはまっています!!

 消しゴムハンコを載せてるインスタグラマーを見て、消しゴムハンコセットを買ってみたり。そして、リスペクトするインスタグラマーの先生達のインスタライブやzoomの会へ参加して、学級通信の書き方について学んだみたり。前勉強していた、養護教諭について知りたいって思って養護教諭のインスタグラマーさんから学んだり。疑問がでてきたらDMをして質問をしたり。SNSってすごいなって思う日々です。学びたいなっておもったときに手軽に学ぶことができます。私自身、"やらなきゃ!"という気持ちではなく、楽しく学ぶことができています。そんな風に楽しく学べている今が幸せです。

 そして、インスタグラマー先生から、こんなような投稿を見つけました。

 「ロイロノートが導入されて一番嬉しいことは、職員室で先生達と授業のトークができるようになったこと。」

 私は、現場はロイロが導入されて大変だろうなと感じていました。しかし、先生間でコミュニケーションが生まれ、学び合いが生まれるとっても素敵な機会が生まれているということを知るとあったかい気持ちになりました。現場にはいってから、私も先生達と授業トークができるくらい、授業を頑張りたいです。(丹羽)

2022年10月30日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。朝の定番仕事。

 9時54分地元駅、名古屋、京都、近鉄奈良と乗り継いで、駅で出会った山田先生と、徒歩で奈良ホテルへ。12時50分ごろ着。

 13時から16時まで、「GIGA 時代の新たな学びを考える対面セミナー @奈良ホテル〜奈良県域モデルで進む活用定着と教育データの利活用〜」に参加。以下のプログラム。

〇 パネルディスカッション
GIGA 第 2 ステージ 〜活用定着からデータ利活用まで〜

〇 デモンストレーション
Google Workspace for Education を使ってできるデータ利活用

〇 パネルディスカッション
教育データ利活用の最新事例と今後の展望

〇 イベント総括


 いずれのセッションも堀田龍也先生のコメントやまとめが光る。各登壇者によるあちこちに散らばった知見を見事にまとめていかれる技に感服。

 「教育データの利活用」の方向性を知りたくて足を運んだセミナー。話を聞きながら、自分の中だが確信に近いものを得ることができた3時間。十分に満足。

 15分間ほど情報交換会に出席。知り合いに僕の確信を少し話してホテルを出る。お弁当とお土産を買って、17時30分の特急に乗車。京都、名古屋と乗り継いで帰宅は20時。

 研究室HP記事は、7期生岡君からの重要な報告。岡君のご両親が読んでいただけることを願う。「恥ずかしくて言えないことを書きました」とは岡君の弁。
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ご報告 (岡)

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 皆さん、お久しぶりです。7期生の岡です。今回はタイトルにもある通り、ご報告ということで少し記事を書かせていただきます。

 まず、結論から書かせていいただくと私は教員ではなく児童養護施設で働くことを決意しました。

 理由としては、私は大学で児童養護施設での実習経験などを通して、子どもと生活を共にしながら子どもを育てていきたいと考えたからです。もちろん、教員という仕事も実習を通してとてもいい仕事だと考えています。また中学生の時からなりたかった職業でもあります。しかし、その中で自分の中にあった子どもを育てたいという想いが児童養護施設での生活を共にしながら、子どもに寄り添って子どもを自立させるという方がより合っているのではないかと考えました。

 以上が自分の中の理由です。正直この決断をするまでに何度も心が揺れる瞬間も感じました。児童養護施設の存在を知ったのも遅い段階であったりしたこともあり、いざどちらかを選択する時に本当にいいのはどちらなんだろうかと迷うこともありました。その中で自分の中で1番今したいことや、将来自分はどんな人になりたいのかという想いの中で決断させていただきました。

 最後にはなりますが、まず児童養護施設への就職活動を始めようという相談させていただき、私の決断を尊重してくれた玉置先生。本当にありがとうございます。ゼミの中で学んでいる学級経営や子どもとの関わり方は今後の生活にも活かしていけると思っています。今後もよろしくお願いします。

 次にゼミ生のみんなへ。教採が終わるまで黙っていてごめんなさい。また唐突な宣言となってごめんなさい。どこかで聞いた人とかもいるかもしれませんが、一応教採が終わるまでは就活していることも言わないと決めて動いていました。ひょっとしたらおかしなところがあったかもしれませんが、それはこのことが原因かもしれません(笑)。これからもゼミでは全力で模擬授業などをやっていくので、今後もよろしくお願いします。

 そして本当に最後に父と母へ。最後の最後に大学まで通わせてもらいながら、教員ではない選択肢をとってしまいごめんなさい。教採が終わってから今日までたくさん話し合いをしてきたと思います。正直反対もされました。その中でも最後の最後には自分の決断を尊重してくれてありがとう。社会人の先輩として厳しい現実を伝えてくれたり、将来のことについても心配してくれてありがとう。正直教員になってほしい気持ちの方が強かったと思うけど、最後には自分の決断を尊重してくれてありがとう。これからは2人に心配されないように自立した社会人として生きていけるよう頑張ります。これからも私のことを見守っていてください。(岡)

2022年10月29日仕事日記

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 「第48回全日本教育工学研究協議会全国大会 愛知・春日井大会」の二日目。5時前に目が覚めて、ふと今日のプレゼン追加を思いつく。どうやら夢の中で考えていたらしい(笑)。

 朝の定番仕事をして家を出る。8時前に到着。車の中でしばし休憩。8時30分から、田中校長、梶田校長、EDUCOM木下さん、鈴木さん、安藤さん、内田さんと打ち合わせ。資料も作り、こんなに入念に打ち合わせしたのは久しぶり。というのは、今日のセッションは「なんとかなるさ」では難しいと考えているからこそ。大会要項で示されていた内容を読み、熟考して作った展開。キーワードを示し、最終的にそれに収めたいと伝える。

 9時30分から11時30分までワークショップ。後半のディスカッションの進行役。ちなみに大会要項に示された内容は次の通り。

<次世代学校支援システムを通して、これからの「元気な学校」の可能性を拓く>

 学習指導要領の改訂、児童生徒1人1台端末の普及などにより、学校の可能性がどんどん広がっている今だからこそ、EDUCOMは校務支援システムを中核とした、先生、子どもたち、保護者が日常的にICTを活用できる「次世代学校支援システム」を進化させます。
今回のワークショップでは、子どもが今、そして未来にワクワクし、それを見守る大人も、子どもたちの作り出す未来にワクワクする。そんな未来につながる「何か」を、実践者も交えてディスカッションを行います。


 春日井市立坂下中学校、藤山台中学校、EDUCOMの発表後の50分間のディスカッション。登壇者は私の意図をよくつかんでいただいていて、よい応答。予定より早く進んだので、最後は急遽、下野さんが書いてくれた「おてんきクラウド」を紹介して11時30分ピタリ終了。

  JAET第二回理事会・第三回評議員会に出席後、帰宅。今週は神経を遣うことが続いたので、のんびりする。睡眠を十分にとる。

 研究室HP記事は、8期生寺尾さんの小学校教育実習を終えて。指示一つさえ難しいことを実感したとのこと。良い学びをさせてもらっている。

小学校教育実習を終えて(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!私は9月5日から4週間、ある小学校の4年1組で教育実習生として学ばせていただきました。今回はそこで学んだこと、感じたことについて綴ります。

 今回の教育実習で、「児童への指示を明確にする」ということの大切さを学びました。そして、それが私の課題であることを知りました。

 ある活動をさせるためにどういう指示の出し方だったら児童たちは困らないかということを考えることが非常に難しかったです。

 はじめの方の授業では、余計な言葉が入りすぎて児童らが何をすればいいか分からない、というご指摘を頂きました。そこから簡潔な指示を出せるよう意識しました。何回か授業をしていく上で、指示が分かりやすくなっているよと担任の先生が仰って下さりました。ただ、指示の出し方が簡潔になったものの、結局児童らに何をさせたいかが分からないというご指摘を頂きました。

 私は児童の立場で指示を考えられていなかったのです。最終的に身につけさせたいことに対してどのような活動をすればいいのかを考え、それをどのように指示するかを児童目線で考えなければならないのです。

 この「児童への指示を明確にする」という課題は簡単に改善できるものではないということを学びました。そのため、中学校教育実習でもこれらを意識しながら経験を積んでいきたいと思いました。

 他にもここには書ききれないほどの貴重な学びを得ることが出来ました。また時間のある時に記事にしていこうと思います。中学校教育実習では、「自分から積極的に動くこと」、「指示の出し方」を意識して、実りある4週間を過ごしたいと思います。(寺尾)

2022年10月28日仕事日記

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 今日、明日は、第48回全日本教育工学研究協議会全国大会 愛知・春日井大会。早朝に起きて、今日午後のセッション1―シンポジウム「GIGAスクール環境の日常的な活用で実現する令和の学び〜公開校6校の実践から学ぶ〜」のプレゼン作り。関わらせていただいた藤山台中学校は大きく変容したのでネタには困らない。どこに焦点を当てるかを考えて作成。

 7時30分ごろ家を出て、春日井市立藤山台中学校へ向かう。8時15分ごろ到着。9時から全体会。研究概要後に授業公開。僕は教務主任と研究主任で、講演会の機器設定。その後、全公開授業参観。1年前の一斉授業&説明型の授業はなし!喜々として学んでいる子どもたち。それを楽し気に見ておられる授業者。

 10時30分から11時まで僕の話。「藤山台中の1年半から学ぶ」と題して、研究手立ての確かさ、それによって生み出した子どもたちの変容などを動画もいれながら伝える。

 校長室でしばし懇談。春日井市民会館に移動。セッションの打ち合わせ。

 開会式、堀田龍也先生の基調講演「これからの学びに対応する情報活用能力の育成」を聞き学ぶ。

 15時15分から16時45分までは、セッション1。藤山台中研究の助言者として登壇。「機器活用論から授業論へ」をテーマに動画で事実を示しながら主張。コーディネーターの高橋先生が「対話」を取り上げていただき、しばし論議。

 実は登壇して気づいたPCのコード忘れ。藤山台中に忘れてきたことは確か。さっそく学校へ戻る。すでに片付けが済んでいて、僕が忘れたと記憶しているところにはなし。皆さんがあちこち探していただき、無事発見。

 18時からの情報交流会には30分間ほど遅れて参加。藤山台中や市民会館、交流会でどれほどの方と名刺交換をしたことだろう。さっそく友達申請やセッションの感想を送っていただいた方もある。

 20時40分ごろ帰宅。大会二日目の明日の午前は、ワークショップの進行役。登壇者から届いたプレゼンをもとに50分間ほどの進行を考える。ほぼ固まったところで記憶なし(泣)。

 今朝の中日新聞1面隅に、いじめに関する僕のコメントがありましたよ、との知らせがあって確認。これなら大丈夫(笑)。

 研究室HP記事は今井さんのクリームシチュー。まずはお読みください

クリームシチュー(今井)

 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。最近は、気温も下がり、秋の匂いがしますね。

 今日の「みうのひとりごと。」は、寒い冬に食べたくなるクリームシチューのおはなし。クリームシチューのCMがテレビで流れ始めると、いよいよ本格的に冬が始まったなという感じがしますよね。

 私の家の昨日の夜ごはんはクリームシチューでした。ある日をきっかけに、クリームシチューを食べるといつも思い出すことがあります。

 私の母方の祖母は、一時期心の状態が悪く、弱っていた時があります。(当時の信じてもらえないであろう不思議なお話があります笑これも別の記事で書こうかな)
 祖父は他界していますので、祖母は母の兄(私の叔父)と2人暮らしです。あまり連絡をしてこない叔父ですが、そのときは兄妹に連絡が来たそうです。
 まず、母だけ祖母の様子を見に行きました。そのまま、母は私の家に祖母を連れて帰ってきました。いつも明るい祖母が元気を無くしている姿は、今思い出しても涙が出そうなくらい、悲しかったです。

 その時、クリームシチューをみんなで一緒に食べました。祖母は「2人だと中々作らないから、久しぶりに食べたらすごく美味しい」と言っていました。それを聞いた時、祖父が亡くなってから祖母は寂しい気持ちが溜まってしまってたのだなと思いました。

 クリームシチューを食べるときは、このことをいつも思い出します。祖母は、あのときのことが夢だったのかと思うくらいに奇跡的に回復して、最近は友だちと旅行に行きまくっています笑

 数週間前、私たち家族は少し大変でした。(全く深刻じゃないです)その時、祖母から茶封筒が届きました。そこには、嬉しい贈りものと共に手紙が入ってました。そこには、あの時の感謝から送ってくれたという内容が書かれていました。もう3年前の話です。私たちの中では、そんなに感謝されることもしてないよという気持ちでしたが、祖母の中ではとても大きかったのだなと思いました。これは、玉置先生がいつも言ってる分福だなと思いました。人に与えた幸せは、巡り巡って自分に返ってくるのだと思いました。

 ここまで読んでくださった皆さま、クリームシチューが食べたくなったのではないですか??笑よし‼︎おばあちゃんに連絡をしようっと(今井)

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2022年10月27日仕事日記

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 今日は2年間関わらせていただいた北設楽郡東栄町立東栄小学校研究発表会。渋滞などで遅れてはいけないと思い、6時30分ごろ家を出て学校へ向かう。岡崎SAで30分ほど朝食休憩。学校着は指定された時間の45分ほど前。車の中でしばし休憩。

 10時15分ごろ校長室へ。さっそく会場で機器セッティング。どういうわけかプレゼンが表示されない(泣)。研究主任さんらとあれこれやってみて、HDMI接続部分に問題があるとわかり、別接続を試みて無事完了。やはり余裕をもって動くべきだと実感。

 教育長来校。かつて県教委に勤めていた時の先輩で、何かにつけて指導助言をいただいた方。校長先生も交えて、お弁当を食べながら教育論議に華が咲く。この時間が持てただけでも僕は満足。

 13時から開会行事と研究概要発表。その後、公開授業。僕はカメラを持って、主に価値づけの場面を撮影して、講演「助言者による価値づけ」で皆さんに伝えようと思い、必死(笑)。1年半で40回を数えている研究授業の積み上げがあって、理論と実践の一致がされている教室ばかり。どこの教室に入っても、紹介したい場面ばかりで撮影に困るほど。

 参観者と東栄小教師による各授業のハーフミーティングが行われている最中に、校長室で動画整理。講演5分まえに完成!

 15時15分から50分間の「東栄町立東栄小学校の2年間から学ぶ」と題して講演。理論が教室で浸透するための手だての確かさ(例 まならぼ!=ハーフミーティングの記録掲示)を伝え、校長先生が紀要に書かれた「はじめに」を軸に、東栄小学校研究から学ぶべき点を伝える。最後15分間で授業動画をもとにさらなる価値づけと今後の改善点を提示。

 新城設楽支所長の的確な指導講評、校長先生のすべての皆さんへの謝辞を聞きながら、関わらせていただいた2年間を振り返る。何度もこの学校に来ているように思っているが、実際は今日で3回目。このような気持ちになるのは、研究授業直後に研究主任から届く報告があってのこと。無理がない地に着いた研究がされたからこそ。とっても良い関わりをさせていただき、たくさん学ぶことができたことに改めて感謝。

 校長室では教育長さんらと懇談。教育長から「笑いが少なかった」(笑)という講評をいただき、それならばと最近の面白いエピソード紹介。

 帰路も順調。とはいえ遠方。途中で30分間の休憩を入れて、19時40分ごろ帰宅。

 明日のJAET全国大会でのプレゼン準備は十分ではないが、今日はPCに向かうのは無理だと判断。頭と体を休める。
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