【感謝】85万アクセス

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 本日(2022年12月6日)、この研究室HPへのアクセス数が85万を突破しました!

 いつも訪問していただきありがとうございます。

 2015年4月20日がHP発信開始日ですので、2788日目に85万に達しました。1日平均305アクセスとなります。

 これからもどうぞよろしくお願いします。(玉置)

2022年12月5日仕事日記

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 今日は今年度2回目の兵庫県豊岡市立弘道小学校での指導助言日。

 8時25分地元駅乗車、名古屋から京都へ。京都からは、特急はしだて号と特急こうのとり号に乗車して、八鹿駅へ。到着は12時24分。教頭先生にお迎えをいただき、弘道小学校へ。12時50分ごろ着。何度来ても、特長ある味わいがある校舎に見とれてしまう。

 学校が抱えておられる課題をお聞きして、2年生算数授業参観。子どもたち一人一人のことをしっかり考え、とても丁寧で、特別にワークシートも作っての温かい授業。今日は授業後から僕の講演までの時間が短いために、動画撮影もいつも以上に的を絞る。先生方に話す事柄を整理しながら撮影。

 授業後、すぐに動画整理。半分ほどの動画しか見直すことができなかったが、しかたないこと。研究協議会場では、前半のプレゼン追記。ある程度作って臨んだが、やはり授業を見ると伝えたいことは増えるのが常。なんとか終了。

 15時から16時10分まで「はじめに子どもありき」「学びの追体験を大切にしたい」の2点を重点に、動画を見せながら様々な授業改善法について伝える。先生方の学びたいという強い眼差しを感じることができて、気持ちよく話すことができた。

 終了後、すぐに駅へ送っていただき、16時58分発きのさき号で京都まで。新幹線で名古屋。夕食をとって、自宅へは22時ごろ。

 往復の列車の中では、卒論添削を頑張る。なんとか目途がついてきたとはいえ、まだまだ(泣)。頑張れ、俺!いや、ゼミ生が頑張れだ(笑)。

2022年12月4日仕事日記

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 今朝はゼミ生池戸さんの卒論添削から。キャリア教育がテーマでオリジナル性もある。文科省チームリーダーに資料送付。12月8日に伺う清須市立西枇杷島小学校での講演資料作成して、担当へ送信。依頼事項を熟読して動画を多くすることにした。

 8時20分に地元駅乗車、犬山経由で東岡崎駅へ。迎えの車で、竜美丘会館へ。

 今日は愛知教育大学附属学校技術・家庭科OB会で講演。定刻になるまで会長さんらと懇談。40名を超える参加者の内訳をお聞きすると、同年代や人生の先輩方も多い。講演内容を聴き手を意識して変更する必要ありと認識。

 10時30分から12時まで「令和の日本型学校教育を深める」と題して講演。前半はゆっくりと最新の情報を織り込んで学習指導要領の話。後半はスピードを上げてGIGAスクール構想と働き方改革の話。笑っていただく箇所での反応はよく、気持ちよく話す。

 皆さんと昼食。農学博士と僕が大学時代に習った「再生二期作」の話題で盛り上がる。なんと僕が教えていただいた教授の次に就任された方とのこと。他の皆さんとも懇親。授業づくりや学校運営の話など、多彩な話題。

 終了後、駅に送っていただき、特急で犬山駅へ、乗り換えて地元駅。15時前に帰宅。

 「子ども理解活動」についていただいた意見を踏まえて提案資料に手を加える。資料も通番をつけて事務局へ送信。いつも心に引っかかていた文書がとりあえずできてほっとする。
 
 車検を終えた車を取りに行く。近くの本屋さんへ。そして家電量販店に出向き相談。外食をして帰宅。20時ごろ、かつてのゼミ生から電話。考えすぎのところがあると思い、若干の助言。

 研究室HP記事は、本屋で見つけた拙著16冊を組み写真にしてアップ。16冊も並んでいたことに感激。それだけ売れ残っているのかもしれないけど(笑)。

地元本屋さんにて拙著16冊!(玉置)

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 久しぶりに地元の本屋さんに出かけたら、拙著がなんと16冊も並んでいました。最新刊の「中学校数学発問大全」は山田貞二先生の著書と面陳。嬉しくて写真を撮りました。(玉置)

2022年12月3日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。「子ども理解活動」について熟考。帰宅して加筆。

 9時30分から11時まで、第4回モーニング情報交流会(オンライン)。今回のテーマは「教職員を育てていますか」。北海道の桐渕校長が組織ぐるみでの取組、九州の平河校長が校長としての取組についての熱い実践報告。30名ほどが集まっていただき、ブレイクアウトルームでも濃厚な情報交流。我ながら今回も良い会となったと自負。

 車検のためディラーへ車入庫。外食して帰宅。

 「子ども理解活動」のさらなる加筆。資料整理。集中力は続かない(泣)。並行して、いくつかの発信。

 20時から21時30分まで、学校&教育 Update Groupの講座に参加。講師は大阪府枚方市立山田中学校長の山本俊夫先生。『「指導」から「支援」へ〜誰もが認められる学校づくり講座』というテーマでお話を聞き、皆さんと意見交流。参加者の中で「気づいたら、私、先生の本(落語流 教えない授業のつくり方)を買っていました!」という方があって感激。

 「子ども理解活動」の資料を整えて、まずは一段落。「働き方改革」の資料、啓林館リーダーセミナーの概要決定など、いろいろ。

 研究室HP記事は、「いのちの授業をつくる」の感想集。もっともっとこの本が広がるといいな!

書籍「いのちの授業をつくる」の感想(玉置)

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 9月に新刊本「いのちの授業をつくる」(鈴木中人・玉置崇著、さくら社)を上梓し、全国の教育委員会や学校に献本するプロジェクト(9〜11月末)を進めました。

 みなさまから、「いのちのメッセージ」をいただきましたので、ここで紹介します。

〇 「感動しました。涙なしでは読めませんでした。圧倒的に本ものの『いのちの授業』があります。いのちのバトンを、現場の教師、子どもたちにバトンタッチしなければと強烈に感じました」(教育委員会指導主事)

〇 「本が学校に届きました。すごい反響です。直ぐに実践してほしくて、担任の先生方と共有しました。どういった取り組みをしてくれるのか、これからが楽しみです」(中学の先生)

〇 「手に持ってみれば小さな書籍ですが、読み終えた今、その重みがずっしりと心に響いています。『いのち』という深い難題に真正面から向かわれ、優しく分かりやすく、力強いメッセージに感銘しました」(校長)

〇 「じっくり、ゆっくり読むつもりで読み始めましたが、気がつけば、のめり込んでしまいました。お二人の視点はとても参考になりました。仲間の校長にも薦めます」(校長)

〇 「お二人の著作でありながら、単純な足し算の『二』ではなく、三にも四にも無限に広がっていく深さ。何よりも、景子ちゃんの人生の重さを、永遠の広がりを実感です。『今』と言う時間を大切にします」(教育関係者)

〇 「全ての子が命を大切にする生き方を目指すには、『命と向き合う教育』を展開しなければならないと思っています。本書はその入り口になるものです」(教育長)

〇 「この本も取組も素晴らしい。今の時代にこそ、大切にしたい、伝えたい、育みたいことです。私の役割を果たします」(教育長を務めた市長)

〇 「本には『授業』と書いてありますが、お父さんもお母さんも、おじいちゃんおばあちゃんにも、そして、子どもたちにも読んでほしい本です。自分の『いのち』が当たり前でないことに、気づかせてくれる本です」(教育関係者)

〇 「学校や教育関係者、知人へ献本します。本を手に取った人が何かを感じてくれたら、それをバトンのようにつなげてくれたら。次世代を生きる子供たちのために少しでもできることをします」(会社員)

〇 「少しだけですが寄付させていただきます。ただ儲けても、誰の子どもであれ自殺する社会では意味がありません。優しさを広げたいです」(経営者)

〇 「来年から教壇に立ちます。私は一度『いのち』を投げ出そうとした人間です。実習では『生きていれば必ず戻ってこられる』『死なないで』と伝えました。このような著書がこの世にあることに感謝です。感動という言葉では物足りないほど『いのち』について深く考えました」(大学生)

 このほか、多数寄せていただきました。皆様ありがとうございました。まだ書籍を手に取っておられない方は、ぜひお手元に置いていただければと思います。(玉置)

2022年12月2日仕事日記

 サッカーの日本とスペイン戦をリアルタイムで見ようと思っていたが、目覚めたら7時(笑)。勝利したことを知り、朝から興奮。あちこちのテレビ局で闘いの状況を知る。

 8期生に昨日のゼミ総括所見、9期生には研究室HP投稿手続き周知と自己紹介記事発信指示。

 9時ごろ家を出て、コンビニで軽食を買って朝食。プラザホテル勝川へ9時50分ごろ到着。

 10時から16時まで「授業と学び研究所会議」と「春日井市ICT支援員研修」に関わる。特に午前の会議は研究所としての提案をまとめる意味で重要な話し合い。話し合えばあうほど、方向性は間違っていないと確信。

 午後は支援研修に関わりながら、いくつかの業務もこなす。早めに見通しを持ちたいと思った事項も短時間で明確にできて一安心。子ども向け「心の天気」のマンガ化も進みそう。

 17時ごろ帰宅。疲れが蓄積していて、気力もわかない。ここのところこんな日が続いている。大丈夫か、俺状態(泣)。

 研究室HP記事は、11月25日 東員町立笹尾東小学校での学びを下野さんが発信。授業を見る目がさらに高まってきている下野さん。

2022年12月1日仕事日記

 7時30分ごろ研究室着。教育課程論の準備をしていて、家に「授業振り返り」を置いてきてしまったことに気づく。大学出席カードで代替することにする。

 「教育課程論」の1限は「生徒指導」、2限は「進路指導」がテーマ。1限は特に「スクールカースト」の存在と自分の認識について、2限は「キャリアパスポート」についての是非について話し合う。今日も濃密な授業(だったと思う)。

 12時15分から龍崎先生、芳賀先生とオンライン会議。

 13時に啓林館から来研。コロナ前に依頼を受けていた講演会を開催したいとのこと。内容について相談。

 14時以降、この時期らしく卒業論文相談。久野さん、高橋さん、今井さん、吉久さん、丹羽さん来研。ほか添削依頼が田中君、池戸さん。

 16時30分から8期生後期ゼミ。今回は、「小・中学校の教育実習を終えて」をテーマとして、プレゼンを作って一人5分間の報告会。9期生も全員参加。良い機会なので、8期生へ質問をすることに指示。

 8期生には、先日の「教育と笑いの会」で学んだ話術「間・抑揚・リズム」に気を付けて話すように指示。確かに意識したプレゼンが続く。報告事項での「学びの豊かさ」(学びの天気の記載をぜひ参照)にも感心。ゼミ初参加の9期生からの良い質問もあって、充実のゼミ。

 最初から最後までゼミを参観していただいた福地先生にコメントをいただいたこともあって、研究室へ出向いてお礼。ゼミ学び記録に福地先生の言葉が印象に残ったというのも嬉しい出来事。

 研究室に戻り、片付け物をして大学を出る。帰宅。ほとんど休む時間がなかった1日で、ヘトヘト。一旦横になって、目覚めて仕事。午前2時30分まで。4時からのサッカーを気にしつつ就寝。

2022年12月1日8期生ゼミでの「学びの天気」から

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 ゼミ後は必ず「学びの天気」を入力し合って、読み合うことをしています。12月1日の8期生全員の記録を以下で紹介します。テーマは「小・中学校の教育実習を終えて」の報告会を受けての記録です。

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 今日はみんなの実習の話を聞き、自分と重ね合わせると、全体的に共感する部分が多くありました。特に、子どもとのコミュニケーションについては、自分だけではなく、みんな苦労していたんだなと思いました。どういったコミュニケーションのとり方が子どもの成長を促すのかをこれからのゼミで深めていきたいです。

 小・中学校の実習で学んだことについて、体験談を話し合いました。みんなの体験談を聞き、共感する・そんなことがあったんだと考えるだけで多くの学びになりました。これからもみんなで共有しながら学びを深めていきたいです。

 今日は8期生の実習での学びについて発表する会でした。みんなそれぞれ色んなことを肌で感じていることがとてもわかり、またそれをみんなで共有することでさらに多くの学びに繋がることが出来ました。実習は終わりましたが、ここからはさらにゼミで沢山学んでいきたいです。まずは合宿!みんなで頑張ろう!!

 今日の発表で何人も言っていたようにコミュニケーションの大切さを身をもって感じました。子どもだけでなく、現場の先生方と報連相をしたり、自分からお願いして行動することが大切なのだと思いました。
 また、総じて「教師が大切なことは子どもが教えてくれる」という福地先生の言葉がとても響きました。これからも学び続ける姿勢を大切にしたいです。

 今日の授業では次の4点を学びました。
(1)授業は布石の連続だ!
(2)教師自身の豊かな人間性が必須。
(3)一人一人を見る教師の目
(4)教師にとって大切なものは全て子供が教えてくれる。
* (2)の人間性とは、コミュニケーション能力・褒める力・細かいところを見る力・言葉遣い・自身の教科力。

 今日のゼミでは、8期生みんなの2ヶ月間を終えて学び得たことをたくさん伝え合たことができました!その中でも特に印象に残ったことが2つあります。
 一つ目は、安藤さんの話の中での『仕込み』についてと、玉置先生から有田和正先生の『布石の連続』についてお話しいただいたことです。「あ、それさっき言ってた話か!!」という子どもの気づきを意図的に授業に取り入れて行くことを今後できるように、ゼミで考えていきたいと感じました。
 二つ目は、福地先生からいただいたお言葉で、「人生に必要なものは砂場で(子どもから)」ということです。私たちが身につけたことは、全て子どものおかげで定着させることができていたんだなと改めて感じました。
これからのゼミで、実体験をもとにたくさんの学びを得ていきたいと感じました!!

 今回のゼミで全員の実習の成果を聞いていると、あるあると共感できる内容がとても多かったです。「好かれる先生と信頼される先生は違う」はまさにその通りだなと思いました。コミュニケーションを取るにしても、教師と言う立場を把握した上で柔らかく接することが大切なのだと思いました。もどかしくても、した発問を変えないこと。補助の出し方も考えておくことが大切なのだと思いました。

 福地先生も仰っていたように、子どもから学ぶ事はたくさんの事を学びました。みんなの実習での学びは、先生方からの言葉だけでなく、子どもからも学んでいました。これから先、教師になったとしても常に学ぶ姿勢を忘れずに自分自身も成長していきます!

 後期、大学での初ゼミでした!
それぞれ教育実習で学んだことを発表して、自分が発表していなかった内容でもそれも学んだなぁと振り返るいい機会になりました。学んだことは今後さらに深めて、実際に現場に出るときまでにより自分の中に落とし込んでいきたいです。

11月25日 東員町立笹尾東小学校での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。11月25日に、東員町立笹尾東小学校に訪問させて頂きました。自宅からずーっと堤防道。私は、なぜだか堤防道が好きです。見晴らしが良いからかもしれません。祖母のお家に行くには、堤防を通らなければならないから、そのワクワクの気持ちが蘇えるのかもしれません。一本続く道を1時間走り、東員町を初めて訪れました。

 今回、私たちは小学校6年生の算数の授業を参観させて頂きました。「分からない」をすぐに言うことのできる環境、「これってこう?」と子どもたちが自ら始める対話。学級が子どもたちの居場所になっている証が沢山溢れる学級での授業。子どもたちが安心して学べる教室ってとても素敵だな、温かいなと感じました。

 研究協議会にも参加させて頂きました。協議会での話題は「ねらいのおさえ方」です。子どもの言葉や子どもの思考を反映させようとするとき、教師が授業に見通しを持って子どもが活躍出来る場を設定する必要があります。その見通しとは何か。見通しとは、「教材研究力」。教材研究に終わりはありません。教材研究で大切なことは、なぜその活動を行い、何をねらっているのかを明確にすることです。

 子どもの心を大切にするために、授業に理由とねらいを込められる教師になりたいと今回もまた大きな学びを培う事ができました。

 笹尾東小学校の先生方、今回は玉置ゼミ生の訪問を受け入れてくださりありがとうございました。授業参観のみならず、研究会にも参加させて頂き大変学び深い時間となりました。今回学んだことを胸に留め、4月から現場に立ちます。本当にありがとうございました。

 玉置先生、今回もありがとうございました。先生と沢山授業を参観させて頂いているゼミ生だと勝手ながら思っております(笑)大分授業を見る目は養われてきたはずなのですが、私はまだまだフワッとした視点です。同じようなところを見ていても、まだ上手に言語化できていません。私が言いたかったことは、ご講演で全て玉置先生が綺麗に言語化されるので、「それです!!!」といつも思っています。まだまだ学ぶことは山ほどあるなと、残り僅かなゼミ生活を有意義に学んでいきたいと思います。ありがとうございました!

 吉久さん、ありがとう。同期がいるってとても心強いです。いつでも車は運転するので、また一緒に学校訪問しようね!今回もありがとうございました!(下野)
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2022年11月30日仕事日記

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 早朝から大学「子ども理解活動」についての提案文書づくり。ようやく過去との比較からこの活動の価値を書くところまで。

 10時12分地元駅乗車、名古屋、米原、敦賀へ。お迎えの車で敦賀市立中郷小学校へ。12時50分ごろ着。今日の流れを確認して、プレゼン再調整。

 13時25分から14時10分まで4年生算数授業。お聞きすると、授業者は僕のファンとのこと。授業では、僕が提唱する授業技術をあちこちで見ることができて感激。僕の本を読んでいただいているなと感じる授業。子どもたちと教師の関係も良く、導入や見通しを持たせる方法もICTをうまく使っていて感心ことが多く、どの部分を全体会で取り上げようかと悩むほどの授業。

 終了後、すぐに会場に移動して、舞台袖で動画整理。僕が授業の原理原則の話をしてから、研究主任、授業者、指導主事に登壇していただき、動画を見ながら授業を振り返る展開と決めたので、話題が焦点化するための動画選び。なんとか完了。

 14時50分から16時20分まで、敦賀市総合福祉センターあいあいホールの舞台上で講演。出力する大切さ、心理的安全性の重要性を中心に30分ほど話す。50分ほどは、3人に登壇してもらっての動画をもとにした授業振り返り。若い先生であることもあって、他の授業動画を比較してもらい、今後の課題を見つけてもらって終了。こういうことができるのは良い授業であったからこそ。初企画は成功!と言いたい。あとは聴き手の感想を待ちたい。

 指導主事から届いた以下の感想。こんな嬉しいことはないので、ここで紹介したい。

 本当にありがとうございました。
 ご講話の内容はもちろんのこと、
 「相手の思いを最大限に尊重してできる限りを尽くす」
 という人としての姿勢に改めて心から感服いたしました。
 車内でも申し上げましたが、「思いがある」ことが全てだと再確認しております。
 「情熱と経験で乗り切れる時代ではない」などと教員が揶揄されることもありますが、やはり「人は心」であるとしみじみ感じます。
 玉置先生の志にふれ、自らも人間の根っこの部分を大切にして、心ある子どもや教員を育てていきたいと決意を新たにしております。


 17時10分敦賀駅乗車、名古屋駅地下で夕食。久しぶりのモダン焼きを味わう。そして帰宅。

 昨日が日本教育新聞連載中の「提言」締め切りでした、との連絡を受けて、急いで原稿書き。なんとかできたので送信。ふ〜う。

 研究室HP記事は下野さんのエッセイ「先見の明」。私がパソコンに対して苦手意識を持っていないのは、父の先見の明があったからだと振ら返っています。

先見の明(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。寒くなってきました。もう11月。小さい頃は、時間がすぎるのがすごく遅くて、あーまだ○月かあなんて、連絡帳に書く度に思っていました。それが、大人になったのでしょうか。この前年を越したばかりなのに、、といった気持ちです。
 先日、記事にも書かせて頂きましたが、山梨県へ行ってきました。山梨県は、父の現在の赴任先です。父は、昔から仕事熱心な人でした。小学校3年生からは、単身赴任となり、今も離れて暮らしています。4月から社会人になる私が、父の仕事姿を見に行く旅はなんだかくすぐったくなるような思いでした。卒業までに『週に1本、記事更新』。今回は、父の先見の明について綴ろうと思います。

 山梨までの旅のお供は、パソコンでした。卒論書きです。景色が綺麗であまり進まなかったのは、ご愛嬌なのですが、パソコンを見つめて「なんで私こんなにパソコンに対して苦手意識がないんだ?」とふと思いました。GIGAスクール構想により、一人一台端末が普及されると知った時もワクワクしました。小学生の頃も、中学生の頃も、人よりタイピングは早かったです。高校生の頃の情報の授業は、ダントツで早く課題を仕上げて、友達の課題を手伝っていました。なぜだろう、、、?

 ぼーっと景色を見ながら考えていると父の顔が浮かんできました。あ、そうだと思いました。
 私は、幼稚園生の頃からパソコンを触らせてもらって、小学生の低学年に父のお古のパソコンをもらいました。父は「自由に使って良いよ」と。それだけしか言いません。何も知らないから、調べます。文字はどうやって打つのかとか、Excelってなんだろうとか、検索ってなにかとか。今思えばとても主体的な学びです(笑)

 そんなこんなで、パソコンに苦手意識はなかったのかと納得が言ったところで、またひとつのことを思い出しました。「自由に使って良いよ」という父の言葉にもう一言ありました。「これから絶対大事になる。役に立つ」。今日という今日まで、その言葉を忘れていました。とんだ先見の明です。正に、役に立っています。小さな頃から、どんなことをしでかすかも分からないおやんちゃ娘によくパソコンを渡したなと父ながら凄いなと思ってしまいます(笑)

 私がパソコンに対して苦手意識を持っていないのは、父の先見の明があったからだと偶然にも父に会う旅で気がつきました。何事も必然なのだなあと思います。

 気付いたは良いものの恥ずかしくて父にはその感謝は伝えられませんでした。ので、記事にしました。見てくれたらいいなあ(笑)

 父が教えてくれた事は山ほどあって、それが今の私に繋がっています。父は、私のヒーローです。絶対に追い越せないだろうなと思いつつ、やっぱりいつか越えたい背中です。
 昔から父には、「人と人との繋がりを大切に生きなさい」と教えられてきました。私の名前「綾巳」の「綾」の字には、「人と人とを繋ぐ」という意味があるそうです。ちなみに、「巳」は、「一番。先頭に立って、切り拓く力」という意味が込められています。父のつけてくれた名前に恥じぬようこれからも生きていきたいと思います。

(下野)
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2022年11月29日仕事日記

 6時30分ごろ家を出る。7時30分には研究室。珈琲とパンで朝食。下野さんがスタバで僕好みのドリンクを購入して来研。卒論ができたとのことで受け取り、添削返却の予定を確認。1限・2限「教育課程論」の準備。

 1限「教育課程論」は「学習指導要領理解シリーズ 主体的な学び」、2限は「学習指導要領理解シリーズ 対話的な学び」。いつもと同様に、一つ一つの用語から深掘り。例えば「社会に開かれた教育課程」という文言をとりあげ、その理由や目指すものについて自己の考えを述べるように促す。ある学生の授業感想が以下のとおり。

 「教育課程論」はアウトプットの機会が多いので頭が整理されます。自分がどこであたるかヒヤヒヤしながら講義を受けてます。他の受講者のレベルが高くて毎回勉強になります。同時に危機感も感じます。

 来年度のスクールパートナーシップについて確認。依頼先には僕が応答することを伝える。

 激しい雨の中、愛知県立足助高等学校へ向かう。日本教育会愛知支部での僕の講演をお聞きになり、足助高等学校長先生と教頭先生が二人揃って研究室に来られたのが縁の開始。「授業改善をしたい。そのために助けていただきたい」とお聞きする。高等学校のことはほとんど理解できていない自分なのでお断りしたが、「講演を聞いて先生しかいないと思って、こうしてやってきました!」などと懇願いただく。例によって、野口芳宏先生の教え「頼まれたら断らない」で、まずは訪問することにしたというのが経緯。

 学校近くの昔懐かしい感じがするレストランでランチ。15時前に高校着。僕は先生方の勉強会で、質問を受けてやりとりすることが当初の予定だったが、その質問を見ると、教科内容に深く入っていて、とてもお応えができない(泣)。僕に進行させてもらうにことにして会議室へ。

 参加の皆さんにいきなり「なぜ聞くことが多い授業から出力する授業を多くすべきなのか」と問う。意見をいただき、さらに突っ込みながらの調子で1時間。僕を招聘していただいた価値があったがどうかはわからないが、今、自分ができることを精一杯やらせていただいたことは間違いない。終了後、校長室で次の訪問についての確認。

 16時30分ごろ高等学校を出て自宅へ向かう。ほぼ1時間で帰宅。今日も届いた依頼や確認メールに対応。ゼミ生へいくつかの連絡。
 
 研究室HP記事は、先日の横山浩之先生セミナーのゼミ生最終記事。田中君と澤本君が発信。横山先生の明日から心得るべき実践論に大いに学んでいる内容
 
 高森台中学校長の水谷年孝先生が文部科学省「義務教育の在り方ワーキンググループ(第2回)」で発表された資料の内容が素晴らしく(皆様、必見)メッセンジャーで感想を伝える。電話をいただき、最近の状況を直接お聞きする。良い機会なので僕の心配事を相談。貴重な時間。
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第5回教師力アップセミナーでの学び(田中、澤本)

 こんにちは!7期生の田中です。今回の記事では、11/12(土)に行われた教師力アップセミナーでの学びについて記事にしていきます。今回は、横山浩之先生のご講話で多くのことを学びました。その中でもこれは4月から、現在私が行なっている学童のアルバイトですぐにでも実践していきたいなと思ったことについて記事にしていきます。
 
 それは、言葉のかけ方についてです。お話の中で、作業記憶の乏しい子どもに対して、「〜をしないでください」と少し否定的な言い方をしても、行動のパターン、レパートリーが少ないため、プラスな行動には繋がっていきません。そのため、「〜をしましょう!」と肯定的な声かけの仕方をすることで子どもの行動のパターンやレパートリーを増やし、同時にそれがプラスの行動に繋がっていくと学びました。

 よく考えてみると、確かに、「しないで」と否定的に言われるよりも「してみよう」、「やってみよう」と肯定的に声かけをされた方がやる気も出るし、なにをやればいいのか明確に分かりやすいなと思いました。一見当たり前のことのように見えますが、言葉の選び方ひとつで行動を変えていける、やる気を出させるなどに繋がると思うとすごいなと思いました。

 言葉の選び方、声のかけ方は自分自身の意識ですぐにでもできると思います。そのため、今回の学び、気づきをきっかけとして、これからの関わりの中で実践していきたいです。
(田中)



 こんにちは!8期生の澤本です。今回は、先日行われた教師力アップセミナーについての記事を書いていきます。

 横山先生のお話で一番印象的だったことは子どもの発達段階をしっかりと理解して根拠を基に指導していくことの大切さです。子どもの認知・心理発達・それらに対する課題を医学的根拠に基づいて理解し、行動することが大切だと気づきました。また、中学生は反抗期に入るため、しっかりと対策を打つことが重要だと感じました。見た目が大人になってきているので周囲は一人前の大人だと錯覚してしまいます。しかし、実際には経験は少なく、まだまだ子供のままです。したがって、目をはなさないが、手をはなすことが大切なことだと思いました。そして、このことを中学校実習で経験させていただいていたことにも気づきました。

 先日までお世話になった教育実習校のクラスはとても雰囲気が良く安心感があるような教室でした。子ども一人一人が発言することに恐れてなく、自由になんでも言い合える関係性でした。担任の先生は「教室に『ただいま』って言って帰ってくる、教室だけは安心できるクラスづくりをしている」とおっしゃっていました。学校・教室での生徒指導を笑顔で子どもに寄り添いながら根気強く、繰り返し、ていねいに行っているからこそ、なんでも言い合える雰囲気のいいクラスができていくのだと改めて学ぶことができました。

 今回学んだことを基に、さらに学びを深めていきたいです。本当にありがとうございました。(澤本)

※写真は林文通先生から提供していただきました。記事とは関係ありません。
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2022年11月28日仕事日記

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 早朝から今日締め切りの原稿書き。7割ほどできたところで、家を出る。8時56分地元駅乗車、名古屋から岡山へ。11時47分着。新幹線の中では、原稿書きの続き。ほぼ完成。

 岡山駅からタクシーで岡山県総合教育センターへ向かう。50分ほど。料金は12000円近く。なんと名古屋から岡山までの新幹線代より高い。センターの指示でのタクシー利用とはいえ、恐縮。

 12時45分ごろ着。お弁当をいただき、講演準備。13時15分から、中高16年目の先生方に、「ミドルリーダーへの展望と期待 これからの学校におけるミドルリーダーシップ」と題して90分間話す。最後の20分間はワークショップ。

 「教育と笑いの会」で桂雀太師匠にテンションを上げることが大切と聞いたこともあって、いつも以上に受講者にエネルギーが届いた模様。なんと!講演後、ある受講生の方がわざわざ控室まで来られ、「とても感激しました!」と言われる。こちらこそ大感激。

 14時45分に終了。15時、再びタクシーで岡山駅へ。早めに着いたので16時前発の新幹線乗車。19時前に帰宅。

 さっそく原稿の精読。何か所かに手を入れて編集部へ送信。今日もいただく依頼メールへの対応など。

 研究室HP記事は11月12日の横山浩之先生教師力アップセミナーの記録。高橋さんと吉久さんの記事。4月からともに教師。それを踏まえての貴重な学び発信

第5回教師力アップセミナーの学び(高橋、吉久)

 7期生の高橋です。11月12日の教師力アップセミナーの学びを記録します。

 今回のセミナーでもあと数ヶ月の自分の姿と子どもを想像しながら学んでいました。その中で、これは必ず来年4月から現場で実行しようと思ったことが2つあります。

 1つ目は、「〜をしましょう」と指示を出すことです。指導者の立場からするとやめてほしいことをそのまま言うことは簡単です。しかし、受け取り手である子どもが、その指導を受けて成長するのかと考えると、適切な指導ではないと考えました。私自身も子どもの頃に「〜をしない」と指導されたことがあります。その際、その行為について見つめ直すよりは、怒られることが嫌と思いその後行動していたと思います。そうではなく、これからは、良い行動を伝えるよう心がけます。

 2つ目は、クラスのルールを守りやすくすることです。大学でも学級目標についての講義を受けたことがあります。それぐらい、学級の基盤になるルールづくりがやはり大切だと思いました。しかし、やみくもにルールを作るのではなく、どの先生、誰が見ても理解できるルールを設定することが大切だっと学びました。

 今回の教師力アップセミナーでまた、学びが深まりました。果たして自分が、このようなことをしっかり実行できるのかと不安な気持ちはありますが、これから出会う子どもを想像すると楽しみになっています。ありがとうございました。(高橋)


 こんにちは。7期生の吉久です。11月12日に行われた第5回教師力アップセミナーでの学びについて記していきたいと思います。
 
 今回のセミナーで特に学んだことは2つあります。

 1つ目は、認知領域から子どもへのアプローチを行うことの大切さを学びました。
認知領域は、「想起」「解釈」「問題解決」という段階に別れており、 「想起」の段階では、単なる暗記を繰り返す段階です。解釈以上の理解では自分で使うことはできないので、「解釈」の段階以上にいけるように、教え続けたり、実際に体験させたりすることが大切であることを学びました。

 2つ目は、クラスのルールを決めるときは、子どもの努力だけで守れるルールであることです。子ども同士でルールを作るため、誰が判断しても同じ結果になり、子供同士でルールが守れているかを判断することもできます。子どもたちだけでルールを作ったり守ったりすることで自己形成できるように教師はあくまでサポートという立場でいたいです。それと同時に、人との関わり、ルールを守ることの楽しさも感じられるようにしていきたいです。

 私は、来年の4月から教員になります。きっとやらければならないことが多くていっぱいいっぱいになると思います。ですが、そんなときだからこそ目の前の子どもとの向き合い方を大切にしていきたいと思いました。まずは、はじめの3日間を大切にしていきたいです。学級のルールづくりの徹底、そこから得られる楽しみを伝えられる教師になりたいと思います。
 
 たくさんの学びがありましたので、実践できるようにしていきたいです。ありがとうございました。(吉久)
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2022年11月27日仕事日記

 昨日、無事、「教育と笑いの会」が終了したことで、いわば放心状態で、なかなかエンジンがかからない。今日のスケジュールを空白にしていて、つくづく良かったと思う。もし講演が入っていたら、魂が入らない淡々とした講演だったかもしれない(笑)。

 感想を送っていただいた方や来場していただいた方にお礼のメッセージを送ったり、送っていただけた写真を整理したりの半日。

 写真集というほどではないが、「その1」と「その2」の2つの記事でアップ。

 あるゼミ生から届いた昨日の体験から得たこと。まさにこの通り。

 昨日は教育と笑いの会、野口先生お祝いの会、ありがとうございました。素敵な方達が沢山集う会に参加できて、本当に幸せ者だと感じた一日でした。壇上に上がって語られた皆さんが、共通して「出逢い」について語られていたように感じました。玉置先生との出会いが、、、と、幸せそうに語る皆さんを見て、同感!同感!と首を縦に振って聞いておりました(笑)

 
(私から返信)そうですね。誰に出逢い、誰と繋がり、その繋がりを大切にし続けるか、で、人生は大きく変わりますね。つくづく心に刻んだ日でした。それを皆さんに伝えることができた嬉しい日でもありました。

 素敵な人の周りには素敵な人が集まりますね。

 エネルギーが出てきたので、12月2日の授業と学び研究所での会議用資料作成。よい感じにできた。12月3日オンライン開催「モーニング情報交流会」の案内(一般社団法人未来を拓く学校づくり研究会)を何人かの方に発信。

 8期生には12月1日のゼミのための資料作り指示、9期生には参加の呼びかけ。

 明日の岡山県での講演プレゼンを見直して再調整。原稿書きに入るが集中できず。断念。

2022年11月26日教育と笑いの会写真その2(玉置)

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 教育と笑いの会後、いろいろな方から写真を送っていただけましたので、ここで謹んで紹介させていただきます。みなさま、ありがとうございました。その2です。(玉置)

2022年11月26日教育と笑いの会写真その1(玉置)

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 教育と笑いの会後、いろいろな方から写真を送っていただけましたので、ここで謹んで紹介させていただきます。みなさま、ありがとうございました。その1です。(玉置)

2022年11月26日仕事日記

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 いつもの喫茶店に行き、本日の「教育と笑いの会」の挨拶や口上の進行について考えるが、これで行こうというものが決まらず、悶々とした朝。いつものことなんだけど(笑)。

 帰宅して、12月1日の8期生ゼミでの交流の質を高めるために、共有ドライブへの書き込みを指示。

 11時前に家を出て、12時少し前に「大須演芸場」到着。EDUCOMスタッフの皆さんがテキパキと動いておられるので安心して任せて、僕は演芸場前でお客様方にご挨拶。

 13時30分開演。僕は最初の挨拶。教師には話術とユーモアが必要なことを伝えた後、話術を褒められて大変な仕事を引き受けることになったことを落語風味たっぷりで話す。後半は、野口芳宏先生に登場していただき、野口先生の「すべては作り話」というフレーズで笑いをかっさられて(笑)、15分間きっかりで終了。

 漫才「山へ芝刈りへ」、漫才「学校RR」と続き、野口芳宏先生スタンディング落語「山のあなたの空遠く」は、新たな世界へ。感心するばかり。

 柳亭小痴楽の落語「松山鏡」は、家族のことを織り込んで地話風味のとっても面白い落語、桂雀太の落語まくらは、コロナで1か月休んだことをかつての友人の居座りとオーバーラップさせて大笑い。「住吉駕籠」は、雀太風味がこれまで以上に強くなっていて、人物の面白さを堪能。

 15回を振り返っての口上は、これまでのシンポジウムと比較して最初に大笑いしてもらって、あとは出演者の話術にすがる展開。さすがのメンバー。30分間充実の笑い。

 最後は野口先生に3本締めをしてもらって、無事、「教育と笑いの会」終演。

 マリオットホテルへ移動。17時30分から「野口芳宏先生米寿をお祝いする会&教育と笑いの会解散式」と題して豪華料理の宴会。つくづく野口芳宏先生と出会えたことで、僕の人生にとって、とっても大きなことだったと強く強く自覚できた時間。深謝しかない。

 参加したゼミ生の笑顔に癒されて帰宅。大須演芸場に来てくれた家内に感想を聞き、ほっとする。あとは魂が抜けた状態(笑)。
 
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