10月12日7期生ゼミでの学び(久野)

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 こんにちは、7期生の久野舞菜です。

 本日は模擬授業をさせていただきました。今回、とにかく、自分の未熟さを実感させられました。何より、私自身が楽しくなかった。(笑)

 これしなきゃ、あれしなきゃ、に囚われて、一人で焦ってばかりで、生徒役の表情をろくに見てなかったと思います。

 きっとこれが現場であったら、学級崩壊の原因になると思います。教師が目を合わせてくれないことは、子どもからしたら、一番悲しいことだと思います。子どもの心が離れていくだろうなと、そんな事態が容易に想像できてしまう、苦しい時間でした。

 どんなときも、一番に、子どもと目を合わせること。これを肝に銘じていきたいです。

 今回教えていただいたことは、授業のゴールをよく検討するべきだということです。一生のうちでその単元を学習できるのは、その時間だけです。ただ楽しいで終わらせてしまうのか。一生モノの学びを身に付けるのか。これは、教師がゴールをいかに設定するのかにかかっています。授業のゴールのレベルをよく考えて、意味のある、一生役立つ学びを持てる授業づくりを心掛けたいです。(久野)

2022年10月17日仕事日記

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 今朝はゴミ出しから。父親介護、愛犬散歩、珈琲とパンで朝食。

 渋滞に巻きまれるのが心配で、早めに岩倉市役所へ向かう。8時に着。車の中でメール発信。

 8時45分、鈴木中人さんと会い、9時少し前に教育長室へ。毎日新聞、中日新聞取材あり。

 「『いのちの授業』をつくる」贈呈式。45分間ほど野木森教育長と鈴木さんと僕とで懇談。この本を出版した経緯や思いをしっかり伝える。

 午後訪問の岡崎市立額田中学校へ向かう。新東名岡崎SAのスタバで1時間ほど仕事。新刊のプロットらしきものができたので、相談メール発信。

 13時ごろ額田中学校到着。校長先生から僕が話すとよいことをお聞きする。

 13時25分から1時間で、9つの授業観察。例によって動画を撮る。

 講演会場で動画整理をして、プレゼン作成。先生たちの努力で、すべての学級の生徒が育っていて、一般的にはこれでも十分といえる状態。とはいえ、指導助言依頼を受けているので、「さらなるバージョンアップをしよう」というタイトルでプレゼン作り。学習指導要領各教科解説編をもとに、さらなる教材研究をすることの必要性を伝え、深い学びを生み出すことに尽力をしてほしいと話す。「数学的な見方・考え方」や道徳授業展開を例に出す。皆さんは、僕の主張に同意をしていただいたように受け取ったがどうだろうか?

 時々、雨が強く中、順調に帰宅。一旦休憩して、今月25日訪問の敦賀市でのプレゼン、11月1日愛知県教育センターでの講話資料作成。

 研究室HP記事は10月12日の7期生ゼミの振り返りを今井さんが発信。算数教科書における扉の重要性を認識してくれたようでなりより。

 

10月12日7期生ゼミでの学び(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。
 7期生ゼミで行った模擬授業での学びを記したいと思います。私は、小学校4年生の算数「割合」について授業を行いました。

 私の学びは、1点!(学びが一つというわけではないです。)
 今日、今この瞬間から、棺桶に入るまで忘れないようにします。
 それは、教科書の扉の重要性です。

 私は、教科書の扉を授業の導入のように捉えていました。しかし、教科書の扉は1時間かけてたっぷりと行い、これから学んでいくことの方向性を確認するという、とても大切なものだということを今日学びました。自分の捉え方の間違いに気づいたときは、教科書の扉を粗末に扱っていたことを恥ずかしく思いました。

 今日の授業では、「どちらが体長が伸びたと言える?」という曖昧な発問により、多くの回答が子どもから出ます。この発問だと、色々な考え方ができる。と、子どもが多くの考え方を出せたことに価値づけをする。その中から、これからこの考え方についてみんなで勉強していくよ。と、これからの学びの方向性を確認して1時間を終える。というのが理想です。私は、その先までをやろうとして、子どもが何をするのか分からない授業をしてしまいました。

 この瞬間から、今までの考えを捨て去りまして、「教科書の扉は絶対1時間。」という鉄の掟を作りました。この掟を守り抜くことをここに誓います。

 今回は、自分自身の教材研究不足で不甲斐ない授業をしてしまったように感じます。実際の子どもの前で、この授業をしなくてよかったです。もし、4年生の担任となったら、割合の1時間目は自信を持って授業できそうです。玉置先生、大切な学びをありがとうございました。7期生のみんなも、子ども側の気持ちを沢山出してくれてありがとう。(今井)

2022年10月16日仕事日記

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 本日10月16日は66歳の誕生日。大学人として8年目後半。この年齢で、このような人生を歩んでいるとは思ってもみなかった。人生は不思議。温かい皆さんに支えられて今日まであることは確か。関わり、支えていただける皆さんに深謝。これからもどうぞよろしくお願いします。

 長男や次男、ゼミ生らからお祝いメッセージが届く。昨日の聖和会での細水保宏先生の授業動画をタイトルをつけて整理。とっても勉強になる映像集ができた。新刊本プロットづくり。今日も届くゼミ加入面接希望メール。苦しい時間調整。

 11時45分ごろ家を出て、平針にある愛知県運転免許試験場へ車で向かう。建て替えられてから初めて。45分ほどで到着。12時45分からの受付。手続きや写真撮影をして、13時30分から1時間の講習を受ける。僕の計算ではあと1か月後ならゴールド免許証だったはず(泣)。14時30分に新しい免許証を受け取り、試験場を出る。

 途中で遅い昼食。丸源ラーメンで。その後、近くのスタバでキャラメルフラペチーノ。帰宅。

 新刊本のためのプロットづくり。研究室HP記事は、日本教育新聞社の高橋巨樹記者が書いてくれた僕の紹介文。2014年に「管理職を楽しむ」で掲載されたもの。名文だと思っている。みなさん、ぜひご一読を。

 21時から、オンライン「落語×教育」研究会に参加。「猫の皿」についてあれこれ話し合う。

 写真は7期生による僕の誕生日お祝いワンショット、アイスクリームケーキは家内から。
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日本教育新聞掲載「管理職を楽しむ」(2014年掲載)

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 日本教育新聞の高橋記者による私の紹介文です。名文だと思っています。

 こちらをクリックしていただくと、大きくしてお読みいただけると思います。

2022年10月15日仕事日記

 珈琲とパンで朝食。パンはオーブンでしっかり焼く。美味しさが増した感じ(笑)。

 新刊のプロットづくり。次から次へ届くゼミ加入相談メール。今年度はオンライン面接も行って、なんとか時間調整がつく。すでに10人は超えた状況。玉置ゼミ加入に関心がある人は早めの連絡を。

 下野さんが記録をとっていてくれる「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」の第11回議事録アップ。とても分かりやすい議事録。悩んでいる若い先生方、こんなに役立つ情報サイトはありませんよ!と大いに宣伝したい。

 12時54分地元駅乗車、金山駅着13時40分、駅すぐ近くのサイプレスガーデンホテルへ。

 14時から16時まで、聖和会(岐阜聖徳学園大学名古屋地区同窓会)学習会講師の一人として参加。

 80分間ほど、明星学園明星小学校長の細水保宏先生の模擬授業。会員が子ども役。導入、個人追究、集団追究+まとめの各段階ごとで、参加者は細水先生に質問をして、授業づくりの背景を聞きながら学びを深めるというとても良い展開。一流の授業を直に体験したり、見たりすることの良さを十二分に実感することができた。

 細水先生、鈴木先生、僕とのディスカッションは、会員からの質問に応える流れで、お二人とは異なった内容を伝えることが役割と認識して、若い先生方が多いことを意識してイメージが湧く話を心掛ける。

 かつての我がゼミ生にも久しぶりに会うことができて、元気をもらった午後。家に戻る前に行きつけの床屋さんへ行き、すっきりして帰宅。

 帰宅。ゼミ加入相談への対応メール返信。10月5日中学校教育実習事前指導欠席者から届くレポート読み。

 研究室HP記事は、10月8日開催の「いのちの大会」参加の下野さんが書いてくれた感想。さっそく鈴木中人さんにお知らせ。素直な記事に感動されると思う。

 明日はなんと(笑)66歳の誕生日。7期生が撮ってくれた記念写真を研究室HPトップ写真へ。一人ギャルピースが理解できていない私をお笑いくださいませ。

10月8日 「広げよう!いのちの授業」第18回大会 での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。10月の三連休、私は学びの三連休となりました。8日(土)には、『「広げよう!いのちの授業」第18回大会』。1日開けて、10日(月)には、『第4回 教師力アップセミナー』と学びの連続。とても充実した学びに溢れた三連休です。本記事では、10月8日にウィンクあいちにて開催されました『「広げよう!いのちの授業」第18回大会』での学びを綴りたいと思います。

 『「いのちの授業」をつくる』を読んでという書評記事をつい先日研究室HPにアップさせて頂きました。本大会は、まさに書籍の世界がそのまま広がっている大会です。

 「いのち」について深く考えること。「いのち」について多角的な視点で捉え、様々な立場の方が様々な角度から。「いのち」は、当たり前のように大事にしなければならないものだけれど、その当たり前をどう繋ぐか、どう心にのこすのか。たくさんの視点からの考察が私の頭の中に浮かびます。

 登壇者の皆様は、「いのち」について各々の立場や見解を述べられ、その全てが私にはとても他人事には思えない何かを感じました。自分事に捉えられたのは、やはり書籍を事前に読んでいたからでしょう。本との出会いの大切を密かながら実感しておりました。

 「学校現場でのいのちの取り組み」「女性として考えるいのち」「心の天気」「子どもの視点から見たいのち」「親御さんから見つめるいのち」。「いのち」には、様々な視点があります。私は教師となり、女性であり、いつか母になるかもしれない。「いのち」は、やっぱり他人事ではない。そう感じました。

 教師になった時、一人の女性として、母となったら、どんな「いのち」を伝えたいか。私は、沢山の思いを巡らせました。私は、「大丈夫」この言葉をどの視点からも伝えたいと思います。「大丈夫」なのです。誰もが幸せになる義務を持って生まれてきます。愛した分愛されるとそう思うのです。

 「広げよう!いのちの授業」大会に対面での参加は初めてでした。やっぱり、対面はオンラインとは違う臨場感が私の目に涙をため、鳥肌を立たせました。全身で「いのち」について考えた時間でした。

 玉置先生、素敵な会にお呼び下さりありがとうございました。今回もまた私は大きな学びを得ました。これら全てが教職人生の糧となります。ありがとうございます。(下野)

※ 写真は私のトークで会場から話していただいた斎藤さんと下野さんです。
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2022年10月14日仕事日記

 今日はいつもの喫茶店でモーニング。

 帰宅して、8期生ゼミ後期日程を決めて周知。昨晩の「学級経営の困ったを一人で抱え込まないで」での話題に応じて資料提示。

 いろいろとやっているうちに、オンラインで参加すべき事業計画発表会開始の時刻。10時から途中1時間の休憩をあって、16時ごろまで参加。ブレイクアウトルームで新しい出逢い。1日関わって、まさに「子どもにワクワクを届けるミッション」実現に向けて一丸となって取り組んでいることが実感できた1日。

 16時30分から教職専修オンライン説明会に顔出し。終了後、すぐに何通かのメールで面談希望が届く。いよいよ9期生決め開始。

 オンライン実習委員会で届いた意見を受けて、委員の皆さんへ返信。教授会での報告事項を決定する。

 中学校教育実習事前指導(10月5日)をやむを得ず欠席した学生へ補充学習の指示。これでけっこうな時間をとる。

 下野さんから、あるプロジェクトの小説が届く!凄い!感激!

 EDUCOMの教育訓練プログラムを受けて、完了報告。

 研究室HP記事は、かなり以前になってしまったが、第3回教師力アップセミナーの高橋さんの学び記録を発信。セミナー終了後すぐに届いた記事だったが、僕がうっかりしていたので、こんなに遅くなってしまったというわけ。ごめんなさい。
 

9月3日 第3回 教師力アップセミナーでの学び(高橋)

 こんにちは。七期生の高橋奈優です。早速本題ですが、第3回教師力アップセミナーの学びを綴ります。

 今回のセミナーでは、小倉美佐枝先生と樋口綾香先生から「二学期が楽しみになる!授業&学級づくり」について学びました。

 その中で、特に印象に残ったことは、小倉先生も樋口先生も「子どもの前に進む力」を大 切にされていることです。

 子どもへのたったひとつの手立てによって明日の姿を劇的変えようと教師の期待だけが大きくなるのではなく、一年後にはこんな姿になっていればいいなと長い目で見ることが子供の力を信じることだと学びました。

 しかし、学校生活で行うことを子どもたちが、学校だから当たり前にあるもの、先生が準備したものと解釈するのではなく、「なんのためにするのかな?」と自分ごととして考えることを習慣にすることで、子どもが自らの力を発揮し、成長していくのだなと思いました。

 授業づくりも、軸は同じで子どもがこんな姿になるために確実に力がつくよう日々の授業一回一回「積立貯金」をすることを学びました。

 どうしても、短期間で成果を出したいと思ってしまうけれども、子どもだって大人だってすぐに変わることはできない。すぐにはできなくても少しずつ積み重ねて、教師の元から旅立ってからもその子が前にたくましく進んでいくことができることが教師としてこの上なく嬉しいことなのかなとセミナーを通して思いました。

 教員採用試験が終わり、いよいよここでの学びが実践になっていくのかと考えることができました。ありがとうございました。(高橋)

※ 小倉先生の写真は「みんなの教育技術」から。

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2022年10月13日仕事日記

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 いつもの朝。早朝の愛犬散歩もこの時期は気持ちがいい。7時30分ごろ研究室着。講義準備や文書整理。

 1限・2限は「第1・2回教育課程論」。鋭い考えを述べる学生が多く感心。さらに高度な発問を出して、深掘りを試みる。手ごたえ十分。

 講義後、すぐに大学を出て、岡崎市立矢作東小学校へ向かう。幸い、高速の渋滞はなく、余裕をもって近くまで移動できた。すき家の「すきやき牛丼」で昼食。車の中で、スマホでちょっとした仕事。

 15時前に学校着。15時30分から16時30分まで依頼を受けた「チーム学習のあり方、進め方」について講演。動画も多用して、学び合いの価値を伝える。若い先生方に多くの頷きがあり、気持ちよく話す。

 「ところで、なぜ私にお声掛けを?」とお聞きすると、昨年度まで岡崎市立額田中におられた先生から推薦があったとのこと。とても嬉しいこと。これで過去に額田中におられた3名の方の学校と縁を作っていただけた。縁のつながりに深謝。

 帰宅。19時30分から21時まで、オンライン「学級経営の困ったを一人で抱え込まないで」開催。いつものように進行役だが、多くのことを参加者やアドバイザーの和田先生から教えていただけた。

 僕の授業を初めて受けた8期生・芝田君から感想をもらう。先日、もらった柴山君の感想とともに、元気が出る。下野さんには、ここのところのプロジェクトを伝えるために小説を書かなないかと提案。快諾をもらう。ああ、これも楽しみ。

 研究室HP記事は、8期生新谷さんの教育実習での学び記事。こんなに充実した実習をさせてもらえたことを大学人としても大感謝。

10月12日小学校教育実習での学び(新谷)

 こんにちは。8期生の新谷です。今回は小学校教育実習についての記事を書いていきます。

 9月5日から4週間、小学校の教育実習へ行きました。最初は、ずっと緊張していて、不安でたまらなかったのですが、教室に入った瞬間、たくさんの児童が話しかけてくれ、緊張はすぐになくなりました。私は3年生のクラスでしたが、3年生はみんな人懐こく、キラキラ輝いていて、毎日児童の笑顔と元気いっぱいな姿を見て、私も頑張ろうという気持ちになっていました。毎日鬼ごっこやドッジボールで遊び、児童と触れ合う機会が今までなかった分、たくさん関わり合うことができて、改めて私は子どもと関わる仕事に就きたいと思うことができました。本当に毎日楽しかった思い出ばかりです。

 今回の実習で印象に残っていることは、研究授業です。研究授業では国語の「ポスターを読もう」をやらせていただきました。研究授業に向け、他のクラスで授業を2回練習という形でやらせていただいたのですが、1番難しいと感じたのが、児童に伝わるような丁寧な指示や活動の方法を説明をするという事でした。最初は、私の指示がとても曖昧で、多くの児童が何をやればいいのかわからない状況を生んでしまいました。

 そこで先生にご指導いただいたのが、指示や活動は一括りで全部済ませるのではなく、1つ1つこなすように行うということです。

 今回の授業で、ワークシートに書かせるものが3つあったのですが、私はその3つを一気にやらせてしまったことによって、児童は混乱していることがわかりました。指示や活動は、1つ1つ丁寧にすること、教師が何個か例を出して、このようにやってね、というように分かりやすく指示することが大切だと分かりました。
 
 実習では、大学では学びきれない生の経験をたくさんさせてもらました。私の実習担当の先生は、私の意向をたくさん受け止めてくださり、国語と道徳以外にも、体育、算数、理科と、合計16時間も授業をやらせていただくことができました。実習担当の先生は授業をするたびに、私の良いところと反省点を一緒に確認してくださって、次の授業へのアドバイスもたくさん教えていただきました。また、1日経営もやらせていただき、1日授業をすることの難しさも学ぶことができました。実習担当の先生には本当に多くのことを学ばせていただき、自身の成長に繋がりました。

 この1か月間は本当に充実していて、終わってしまった今、虚無感がとても強いです。児童に、素敵な先生になってねと言われた言葉が今でも忘れられません。絶対に素敵な先生になろうという気持ちでいっぱいです。次は中学校の実習が始まります。中学校は専門性が増すので教材研究を怠らず、小学校実習での学びを活かし頑張っていきたいです。(新谷)
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2022年10月12日仕事日記

 親父介護、愛犬散歩が定番のいつもの朝。7時ごろに家を出て、8時少し前に研究室着。

 下野さん来研。卒論相談を始め、様々な話。7期生とはあと半年のつきあいなので、こうした時間を大切にしたい。

 今日の「教職実践演習」担当はない日なので、ある書籍のプロットづくりから。この本もこれまでいろいろな機会で書いてきたことの集大成と思っている。

 2限は7期生ゼミ。ありがたいことにちょっと早めの誕生日お祝いをしてもらう。もうすぐ66歳。こんな幸せな日が送れているのも、心遣いができるゼミ生に囲まれているからこそ。深謝。

 今日の模擬授業提案者は久野さんと今井さん。授業を見ながら、slackに気づいたことを書きこむ。

 久野さんは、活動をもとにした学びが明確にできていないのを指摘。今井さんは、算数・数学教科書の扉ページがどれほど重要なのかの認識が足りないことを指摘。もちろん、二人とも基本的な事項はできているからこその助言。

 ゼミ後、下野さんと久野さんと僕とで、世にない教育システムについての自由発想会議。国の教育データ利活用を意識しての真逆(笑)アプローチを考える。僕の中では、校務支援システムやスクールライフノートアイデア出し時に感じた面白さがある。もうしばらく温めてみたい。

 久野さんが卒論相談で来研。1時間弱。小学校教育実習で担当した学生がお礼に来研。素晴らしい。続いて、高橋さん、池戸さんが来研。1時間ほど。今井さん、岡君が続いての来研。こんなに7期生と会話ができたのは久しぶり。池戸さん、高橋さんと話しているうちに、ロイロノート学習会を開催する意義を感じて、さっそくLEG岐阜で知り合った小木曽先生に講師依頼。快諾をいただく。ありがとうございます。

 16時30分、来年1月5日に岡崎市教頭会で講演する。その打ち合わせに教頭代表さんが来研。講演の依頼事項をお聞きする。いつものように新たな勉強をする機会をいただいたと理解して承諾。

 とっても嬉しい講義感想が届いたので、FBで紹介。7期生・8期生チャットも賑わい、チャットのよさも実感。

 帰宅。今日もいくつかの依頼メールがあって、その対応。そして、データ整理。

 研究室HP記事は、先日の野口芳宏先生セミナーで登壇した5期生酒井さんが記事を書いてくれた。こうしたOB投稿も嬉しい。後輩には良い刺激。
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セルフ個別最適な学び(5期生酒井)

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 こんにちは。玉置ゼミの5期生の酒井です。今回は10月10日に行われた教師力アップセミナーでの学びについて書かせていただきます。

 久しぶりの対面で開催されたこともあり数多くの学びが得られました。その中でも特に印象に残ったことが2点あります。

 1つ目は教材研究は素材研究がまず必要であることです。今まで授業準備として自分がしてきたことは課題や発問を考えることがほとんどでした。素材である文章と向き合うことなく、それをしていた自分をすぐさま改めたくなりました。文を読んで、辞典で調べて、文脈を考えて、素材そのものを自分自身が学ぶことを惜しまず実践して行きたいです。

 2つ目は国語は教材指導をしがちだが、教科指導こそ必要であるということです。今まで自分が受けてきた授業、してきた国語授業を振り返ると思い出すのは物語や説明文、詩など教材の内容がほとんどです。でも、それだけでは、それ以外の文章と出会った時、学校で習ったことは活用されにくくなってしまうことに気付きはっとしました。子どもたちに、私が望んでいることは目の前の文章と向き合うことではなく、今の学びがいつか将来で役に立つことです。(少し大袈裟かもしれませんが…笑)少しでも理想の実現に近づけるよう努力します。そして、「個別最適化な学び」を自分から追い求める自分でありたいです。

 野口先生と初めての対談できたこと、講話を聞かせていただけたことはもちろん、玉置ゼミという繋がりの中で学びが得られたことが大変有り難いと感じる1日となりました。有意義な時間をありがとうございました。(酒井)

2022年10月11日仕事日記

 朝の愛犬散歩。パンと珈琲で朝食。7時30分ごろには研究室。1限・2限講義準備。問い合わせメール対応。

 1限・2限は、第3回・第4回教育課程論。第3回は授業時間数のこと、第4限は総合的な学習の時間の深掘り。我ながらこれまでにない良い発問を連続させることができて満足。中学校教育実習を控えている学生が多いので、発問づくりも参考になったはず。

 研究室でさっそく振り返り読み。下線、二重丸で評価。

 数人の学生が次から次へ来研。16時30分には早々とゼミ加入相談者1名来研。

 教育実習課へ行き、ここのところの懸案事項の対応について相談。

 7期生・8期生チャットが徐々に賑やかになってきている。8期生の投稿を待つ(笑)。

 研究室HP記事は、9月28日7期生ゼミで模擬授業をした吉久さんのロイロノートの活用記事

9月28日7期生ゼミでの学び(吉久)

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 こんにちは。7期生の吉久です。 毎週のように台風が訪れ、天候の変化が激しくなってきております。日に日に太陽の沈みが早くなり、肌寒くなってきていることから秋の訪れを感じております。

 さて、今回は模擬授業を行った上での学びを記していきたいと思います。

 私が模擬授業を行った単元は、小学校4年生の「自然災害から暮らしを守ろう」です。今回は、風水害について学習したのちに、自分が災害が生じた時にどのような備えができるのか考えさせるために、「自分自身の防災カバンを作る」という授業を行いました。

 私が実際に授業を行って感じたことは、焦りが生じると明確な指示やほめ言葉が抜けてしまったり、教師が話しすぎてしまったりしたことです。教師の話し方の点では、同じような質問の仕方をすることで時間もおしてしまうことがありました。

 私の授業の上手くいかないことの根底には自分自身の焦りが原因であると思います。落ち着いて話す姿、質問のパターンや子ども同士の言葉を繋いでいく姿を今後も、玉置先生、7期生のゼミの皆から学ばせていただこうと思います。

 今回の授業で学んだことは、ロイロノートと黒板をどのように併用するかについてです。私の授業では、黒板だけを切り取って見てみると、その授業を振り返ることが困難なように感じました。そのため、黒板に残さなければいけないことを考え、その授業が分かるように残しておくべきものを書くことが大切であることを学びました。また、キーワードになる子どものつぶやきは板書して視覚化することの大切さも学びました。

 7期生の皆いつもありがとう。授業のとき一生懸命に子どもらしい発言をして、検討会のときは気づきと温かい言葉をかけてくれてとても励みになります!

 玉置先生、多くのご助言をくださりありがとうございます。ロイロノートを活用した模擬授業をあと一回行うチャンスがあるので、それまでに7期生皆とロイロノートの活用の仕方を学んでいきながら、玉置先生のご助言を意識してよりよい授業づくりを行っていきたいです。あと半年よろしくお願いします。(吉久)

2022年10月10日仕事日記

 快方に向かっている父親介護。ゴミ出し。パンと珈琲で朝食。

 明日が締め切りの原稿、日本教育新聞連載中の「提言」をほぼ書き上げる。すっきりして、8時30分ごろ大口町立大口中学校へ。

 本年度2回目の対面セミナーである「教師力アップセミナー」。講師はセミナー開始からずっと登壇していただいている野口芳宏先生。なんと21回目。つまりセミナーは21年続いていることになる。

 午前は、野口流国語授業の作り方を模擬授業(野口先生曰く、立体授業解説)で。絶対に揺るがない授業展開、午後は、玉置ゼミ1期生の松井君司会で、質問者は玉置ゼミ5期生の二宮君、酒井さんで、野口先生から学ぶ1時間。野口先生ご自身から話されないことをうまく引き出して大成功。最後は、教養講座「家庭教育と保護者との付き合い方」。参加者に問いかけながら、学校教育に問題があるから家庭教育における問題が生まれていること、「主艇的・対話的で深い学び」の批判的論述など、予想以上に刺激的。

 「個別最適な学び」について、野口先生は誤解をされていると思い、最後に時間をいただき、玉置流個別最適な学びの説明。野口先生は「私が間違っていた。個別最適な指導だと思っていた」と言っていただいた。自分の過ちをすぐに認められるのも野口先生の魅力。

 終了後、ゼミ卒業生9名と酒井先生と喫茶店で久しぶりの交流会。忘れていたこういう時間。やはり直に話し合うのはいい。

 帰宅。朝の原稿に目を通して手を入れて、編集の高橋さんに送付。すぐに、少し手を入れていただいて返信あり。校了。
 
 今日の野口先生の話をそのまま受け取らないと思いつつ、この機会に僕の考えもしっかり伝えておこうと思い、7期生・8期生チャットを立ち上げて、まずは「主体的な学び」について書き込み。下野さん、今井さんから書き込み。他のゼミ生も思うことを気軽に入れてくれることを望む。

 夕刻には、高橋さん、池戸さん、下野さんから、今日のセミナーでの学び記事が届く。しかも良質な記事。短時間でこうした記事が書けるというのは、文章力を高めてきた証。

 ということで、研究室HP記事は、高橋さん、池戸さんによる本日のセミナーでの学び記事。ぜひ皆さんも目を通してください。貴重な学びがあるはず。

第4回教師力アップセミナーでの学び(高橋 池戸)

 こんにちは、7期生高橋です。今日は、2回目の対面での教師力アップセミナーでした。
講師の先生は、なんと野口芳宏先生です。

 野口先生が一貫してお話していたことは、「基礎」「明日に繋がる学び」です。

 学校の教育は向上のため日々変化していきます。しかし、一度根本に戻る時間も必要だと思いました。「学校で子どもが絶対に身につけるべきこと」それは、基礎となる学力、人間力です。

 これらを身につけるために、野口先生から学んだ授業方法で今後是非やってみたいことは、「教科内容を押さえること」と「この時間は、この事項を教えると決めること」です。

 国語を例にあげると、よく塾の生徒から聞くのが「この文章なら出来るのに初めて見る文章がテストに出たらできない!」という悩みです。私も同じように思っていました。しかし、この悩みを生み出しているのは、教材内容に焦点が当たってきたからだと思います。

 私は、せっかく子どもが学びに来ているのでその学びを一生モノにして欲しいと思います。そのため、野口先生の教科内容の指導や、必ず押さえる事項の指導を妥協せず行っていきたいです。

 4月からの生活が日々現実味を増してきました。自分に出来るのかと今からドキドキしていますが、ひとつずつがんばっていきたいです。本日は、貴重なお話ありがとうございました。(高橋)


 こんにちは、7期生の池戸です。本日は第二回教師力アップセミナーでの学びを振り返ります。2回目は対面でのセミナーでした。今回は野口芳宏先生から授業技術を学びました。

 私が一番印象的だったのは、「学年に問わず教科書でひらがな表記の言葉も板書は漢字で書く」ということです。

 これまでの私は子供たちが習っていない漢字を書いてはいけない。という固定概念がありました。しかし、早いうちから何度も漢字に触れさせる機会を作ることで読字力をつけることができるという野口先生の考えにはっとなりました。

 また国語は教材内容を板書に残しやすい傾向がありますが、それ以上に教科内容を板書することで子供がこれから先ずっと使える知識を獲得できるというお話も納得しました。これは玉置先生がいつも言ってる「授業は子供に一生覚えておきたいことを教えること」と共通していると思います。

 私は数学専修ということもあり、国語の授業作りには不安な面が多いです。しかし4月からは担任としてほぼ毎日、国語の授業も行わなければならないので今日の学びを活かしていけるように頑張ります!

 本日も濃い学びの場となりました。ありがとうございました!(7期生池戸)
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2022年10月9日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。庭や駐車場の草刈り。愛犬散歩。父親の部屋掃除。インコの籠清掃。日ごろやれていないことに一気に取り組む。そのため、原稿書きに向かうが、気力がわかず、何時間もPC電源を入れたまま1日過ぎる(泣)。「こういう日もあってもいい」と自分を慰める。

 研究室HP記事は、10月8日第18回いのちの大会をオンラインで聞いた今井さんが記事を書いてくれた。子どもの朗読でなきじゃくったとのこと。よくわかる。

10月8日 「広げよう!いのちの授業」第18回大会での学び(今井)

 こんにちは。7期生の今井美羽です。先日開催されました「広げよう!いのちの授業」第18回大会に参加させていただきました。時間の都合で、オンラインで参加させていただきましたが、みなさんと同じ空間を肌で感じたかったなと思いながら、この記事を書いています。

 登壇された全てのみなさまお一人お一人の感想を述べたいくらいです。しかし、長くなりすぎるので、私の号泣ポイントをお話しようと思います。

 それは、安井さんファミリーの絵本の朗読と読書感想文です。まず、「6さいのおよめさん」のお話自体に感動して号泣。読書感想文の内容にも号泣。内容への感動はもちろんですが、読んでいる小学生2人の姿が私の目に大洪水を巻き起こしました。オンライン参加で誰にも見られないのをいいことに、黄色い鼻水をたらしていました。(会に参加された方は、この伏線がわかるはず笑)
 絶対に緊張しているはずなのに、堂々としている姿がとても素敵でした。人は、こういうものに心動かされ、感動するんだな〜と思いました。2人を今にもぎゅーと抱きしめたい気分です。

 今回の会をきっかけに、私なりに「いのちを大切にする」ということについて考えてみました。ここからは、私の個人的な考えです。私の、「いのちを大切にする」ということは、「今を楽しく生きる」ということです。悲しいことを言ってしまうと、人はいつ死ぬか分かりません。病気でなくても、明日急に死ぬかもしれない。それは誰にも分かりません。だからこそ、生きている今日、今、この瞬間がとても大切な時間なのです。私にとっての幸せは、楽しい時間を過ごすこと。大好きな人と、楽しい時間を1秒でも多く過ごしたい。そう思っています。そして、私の周りにいる人が同じように楽しいと感じていて、笑顔でいる。今を楽しく生きるために、私は全力を尽くす。それが私の中の、「いのちを大切にする」ということに繋がっているのかな、そんなことを思いました。

 改めて、「広げよう!いのちの授業」第18回大会に参加させていただいたことを嬉しく思います。主催者である鈴木中人さん、こんなにも素敵な会を開いてくださり、ありがとうございます。また、登壇されたみなさん、素敵なお話や歌をありがとうございました。毎度のことではございますが、玉置先生、素敵な会を紹介してくださりありがとうございました。(今井)

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2022年10月8日仕事日記

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 いつものように父親の介護から。いくつかの問い合わせ対応。

 今日は第18回いのちの大会に登壇のため、ウインクあいちへ向かう。11時40分ごろ到着。

 12時50分から開演。西尾市立東部中学校の石川校長、NHK解説委員の山本さん、安井さんファミリーミニミニ講演後に登壇。

 僕は、コロナ禍となり、小中高校生が自殺が増加している事実を伝えて、子どもと教師がつながることの大切さを強調。そのための一つのツールが「心の天気」で、その事例を紹介。

 最後は鈴木中人さんの講演。休憩後、北村遥明さんの歌、最後は出演者での話し合い。空気を変えたいという思いがあって、僕は笑いが多い話を話す。途中で会場にいる下野さんと斎藤さんをご指名。下野さんには「心の天気」の価値を、齋藤さんには「小牧中でのAED研修への保護者のお手伝い」の話をしてもらった。打ち合わせなしで、私が願う話をしっかりしていただけた。感謝。

 終了後、人数を限定して、無事の大会終了を祝って、お手伝いの皆さんらや出演者らで宴会。研究室HPには、出演者らでの記念写真を掲載
 
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