2022年10月7日仕事日記

 今朝も父親の介護から。slackで7期生・8期生に情報提供。

 9時に家を出て、なごのキャンパスに向かう。10時15分から「授業と学び研究所」会議。

 午前は「第15回教育と笑いの会」の進捗状況確認。その日のあるパティ―の相談。文部科学省の施策確認。

 午後は、SWAの運用が適切でない場合の助言について相談。今後の「教育データ利活用」について話し合い。とても良い方向性に進展しつつある。手ごたえあり。ritlとしていの事業計画発表会動画作成。

 帰宅。18時から19時までEDUCOMとある会議。授業と学び研究所会議の内容を伝えることもできた。そして、すでにその動きがあることがわかり、嬉しい。

 明日は第18回いのちの大会で登壇。プレゼン最終調整。今日も来年度の依頼案件が続く。励みになること多し。
 
 14日から、兵庫県教頭協議会主催講演がオンデマンドで配信される連絡あり。コロナ禍でなかったら、本日、対面講演だったはず。残念。

 研究室HP記事は、明日の「いのちの大会」最終周知記事
 
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本日開催!「いのちの授業」を考える!今、大切にしたいこと

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 「広げよう!いのちの授業」第18回大会 「いのちの授業」を考える が本日(10月8日土、12時50分から16時30分まで、ウインクあいち 小ホールにて開催です。当日参加も大丈夫です。お待ちしています。

2022年10月6日仕事日記

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 いつものように父親の介護から。7期生は、学校現場に行くまであと半年。意識して教育情報を提供することを宣言して、slackで何本かの記事配信。

 8時56分地元駅乗車して池下駅へ。徒歩で「第56回全日本聾教育研究大会」の授業公開校の一つ、県立千種聾学校へ向かう。

 幼稚部、小学部の全授業を参観。ある学級は、子どもたち同士のつながりを生み出していて、学び合っている姿を見ることができた。少人数であっても、関わりを持たせることは大切。

 タクシーで、全体会場のウインクあいちへ移動。来賓控室で資料読み。授業研究分科会小学部1を参観しながら、講演で資料を追加した方がよいと判断。さっそく控室で作業。

 15時から開会式。文部科学省をはじめ、来賓多数で40分間の式。久しぶり。

 15時50分から17時間まで、記念講演「令和の日本型学校教育の実現するために」と題して、ピタリ70分間。聾教育について研究しているわけではないが、豊橋聾学校や千種聾学校での授業参観をして、学習指導要領は変わらないはずで、育てたい子どもの力は同じだと確信しての講演。初の全国大会での講演。機会を与えてくれた事務局へ深謝。夕刻には、さっそくある参加者から講演感想が届く。

 先生のお話に最後まで引き込まれました!私の同僚も、先生のお話を聞いてすごくのめり込んでいたと後で聞きました。「子どもに委ねる、子どもたち同士でつながる授業、教師はファシリテーター、わからないといえることが大事だ」となどを再認識いたしました。たくさんのヒントがありました。障がいのあるないに限らず、子どもたちが自分たちで学ぶことができるよう、子どもら同士の対話を大切にしないとなぁと思いました。

 終了後、すぐに会場を出て帰宅。愛犬の散歩、夕食をとって、大仕事を終えた今日はのんびり。

 研究室HP記事は、下野さんのエッセイ。「転校生」経験を映画をもとに発信。

転校生(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。秋が深まりました。教員採用試験も無事終え、ある目標を立てました。1週間に1本、思ったこと感じたこと日々のこと記事にしようと。
 「書くことによって学ぶ」玉置ゼミ。もうゼミで学ぶ学生生活もあと半年を切りました。卒業は、すぐそこです。最後の私の目標です。ご高覧頂ければ幸いです。

 小さい頃から映画が好きでした。なんだか違う世界に行ける気がしたから。人生の夏休みの終盤を迎えた私の休日は、映画鑑賞三昧です。
 久しぶりに、『阪急電車 片道15分の奇跡』を観ました。3歳まで兵庫県宝塚市に住んでいた私。兵庫での記憶はあるようなないようななのですが、阪急電車に乗った記憶、阪急電車から見える景色はしっかりと覚えています。なんだか懐かしくなる映画です。

 映画を観ながら懐かしさを感じていると同時に、沢山の街の空気や景色が思い浮かびました。私は、父の仕事で転校生になる機会が多かったです。それぞれの街の空気と景色が色濃く記憶に残っています。

 一見華やかな転校生は、そんなに楽しいものではありません。何度か転校を重ねるうちに、「どうせ友達なんて、2年でばいばいだし。」の気持ちになりました。本当は、出来た輪の中に入ることが苦手でした。でも、父と母には迷惑や心配をかけたくない一心で毎日学校に通っていた私。友達が出来なかったわけではありません。ただ、疎外感というか余所者感は抜けませんでした。今思えば、私がそう捉えていただけなのかもしれません。

 どことなく「余所者扱い」を感じながら、通う学校の私の唯一の楽しみは、季節が変わる頃の空気や街の景色、雰囲気でした。場所によって匂いが違うのです。同じ季節でも、どことなく違う香りがする。

 私は、愛知県に転校してきて初めて「金木犀」の香りを知ったように思います。愛知県へ転校する一つ前は、東京に居ました。東京にいた頃は、「金木犀」を感じなかった。恐らく植えてはあったはずなのですが、どうも気づかなかった私は、「金木犀」の香りを愛知県で初めて知りました。

 「金木犀」を知ってから少し学校へ行くことが楽しみになりました。秋口には、「もう金木犀の季節!」と思ったり、秋を待ち遠しく思いながら1年を過ごすのです。

 4月から教師になります。きっと転校生にも出会うことでしょう。私の人生は、上手いこと出来ているのかもしれません。なんだか「余所者扱い」を感じたあの日々も、ちょっとだけ無理をしてでも笑顔でいたいなと思っていた日々も、「金木犀」と出会ったちょっと楽しみな通学路も。いつか子どもたちに話せるように思うのです。

 沢山の気持ちが私の人生には渦巻いていたのでしょう。悪く言えば、繊細で気にしいで自分の殻に閉じこもっていたのかもしれません。でも今は、それで良かったと思います。色んなことを色んな経験をちゃんと傷ついて、ちゃんと前を向いて、ちゃんと自分のものにしてここに立っていられるから。

 人生にある全ては意味があると、昔の私は今の私に教えてくれました。いつか転校生と出会ったなら、昔の私がその子に話しかけてくれるでしょう。「大丈夫、貴方の人生で転校は必ず意味あることだから。なかなかできる経験じゃない。なが〜く人生を見たなら、きっと宝物になる。今貴方の目の前にいる先生がそうだったよ。」と。(下野)

※ 写真は、阪急電車 片道15分の奇跡 : フォトギャラリー 画像 から。
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2022年10月5日仕事日記

 今朝の父親の介護から。日に日によくなってきていることが嬉しい。

 6時30分ごろ家を出て大学へ向かう。7時15分ごろ研究室着。パンと珈琲で朝食。1限準備。下野さん来研。卒論相談。4章から始めるとよいと助言。価値語の論文が楽しみ。四方山話もあれこれと楽しい。

 1限は「教職実践演習」。保護者対応のロールプレイ。今日も良い事例が出て来て、経験談もたくさん話すことができた。

 すぐに大学を出て、2名の学生が実習中の岡崎市立六ツ美南部小学校へ向かう。ナビは2時間。高速渋滞情報があるので、覚悟して出発。ナビは一宮ICから予想もつかなかったルートを指示。渋滞を回避する提案(笑)。それにしたがって、グルっと大回りしながら目的地へ向かう。おかげで1時間ほどの余裕が生まれる。

 13時35分から、二人の実習生の授業参観。校長先生らから「間違いなく教員に向いている二人ですよ」と言っていただき、嬉しい気持ちに。確かに子どもたちとの関係もよく、精一杯の授業を見せてくれた。授業後、メモを渡して助言。あと二日頑張れ!

 大学へ戻る。帰りは渋滞情報がなく、16時15分ごろ研究室に戻る。コロナで欠席した学生から相談あり。学ぶ意欲をしっかり感じられたのはなりより。

 16時45分からクリスタルプラン委員会。「子ども理解活動」の実際を伝え、年始には詳細案を出すことを約束。いつの間にかすっかり関わってしまった「子ども理解活動」。良い企画だと思うので、やるしかない。

 18時からオンライン紀要編集委員会に参加。すでに打診がされての提案ですぐに結論が出る。ちょっと時間が空いたので、来週講義レジュメの印刷。

 19時、池戸さん来研。卒論相談。すでにアンケートを作成して集約したとのこと。この早さが素晴らしい。予備アンケートもした上でのこと。ますます素晴らしい。先輩の卒論を見て、方向性が決まったようで、とてもすっきりした表情。助言した僕も嬉しい。

 そういえば、ゼミ生に流した「教育と笑いの会」参加の勧めが中途半端で悩むとのこと。なるほど!指導者としてゼミ生に再度通知。ゼミとすることに決定。そうだ。いいものはしっかり勧めるべきだった。

 19時20分ごろ、過去のゼミ生訪問あり。相談事をいろいろと聞き助言。20時まで。

 帰宅途中で夕食。今日も頑張った自分へのご褒美に、いつもよりワンランク上の注文(笑)。確かに美味い。

 帰宅。研究室HP記事は、11月26日第15回「教育と笑いの会」のお勧め記事。いよいよ最終回。

 

お知らせ【教育と笑いの会】最終回

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 教育と笑いの会の会長としてのお知らせです。

 2014年に第1回目を開催した「教育と笑いの会」も、おかげさまで15回目を迎えます。そして、今回で最終回とすることにしました。当初の目的を十二分に達成できたと判断して(誰が判断したんだ!という突っ込みはなしで(笑))、円満な最終回です。

 今回は最終回にふさわしい会場である名古屋・大須演芸場で開催します。大須演芸場と言えば、歴代名人による演芸が繰り広げられてきた場です。落語家でいえば、例えば、三遊亭圓生も、古今亭志ん生も、桂文楽も高座を務めたところです(ほとんどの方が誰のことかはわからないと思います(笑))が、これまでの演芸場の歴史を汚さないように精一杯の芸を見ていただきます。

 lコロナ禍になり、雀太師匠が言われました。「足を洗わず、手をしっかり洗って、腕を磨いておきます」と。こういう事態だからこそ、こうした洒落たことを忘れてはいけませんね。やはり良質な笑いです。 ということで、しっかり腕を磨いてきたその成果を、どうぞ思う存分楽しんでくださいませ。

●期 日
令和4年11月26日(土)

●時 間
13時30分〜16時10分 (13時00分開場)
●場 所
大須演芸場
愛知県名古屋市中区大須2丁目19-39

●入場料
一般  3000円 ※現地現金支払い
学生 無料
全席自由席

●主 催
教育と笑いの会 / 授業と学び研究所

●協 賛
EDUCOM

●申込み
11月25日(金)17時00分まで

 プログラム等、詳細はここをクリックして申し込みください。

2022年10月4日仕事日記

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 今朝も親父の簡単な介護。随分よくなってきているのでほっとする。パンと珈琲で朝食。

 6時30分ごろ家を出て大学へ向かう。7時15分ごろ研究室着。講義準備。

 1限・2限は「教育課程論」。1限・2限を通して法律的なことを含めて「教育課程の概要」をつかむ展開。例によって、学生はノーマイクで意見発表。大講義室でも十分に聞こえる声。というのは小学校教育実習を終えた学生ばかりだからか。声出しにおいても実習がプラスになっているに違いない。

 特に、2限は実務者教員のよさを発揮。教育課程に関連したエピソードをたっぷり話す。笑い多し。時にはこういう講義も必要と自己弁護(笑)。講義後、「先生の講義、めちゃ面白いです」とつぶやいた学生あり。よし!満足。

 講義後、すぐに大学を出て、岐阜市役所へ向かう。12時50分ごろ着。大食堂で昼食。

 13時30分から15時30分まで、「第3回岐阜市教育振興基本計画検討委員会」に出席。委員長を仰せつかっているので、進行役。今日もとても多くの意見が出され、委員全員に発言をもとめて話題を整理してみると、なんと33項目。これらをすべて触れながら、時間内に収めることを必死に考えての進行。とても良い検討会議となったが、頭はフル回転で終了後にドッと疲れが出る(笑)。

 16時40分ごろ帰宅。昨日が締め切りだった「週刊教育資料」原稿書き。テーマ決めまで苦しむが、決まってからは順調に書けて編集部へ送信。

 研究室HP記事は、このたび発刊させていただいた「中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100」(単著・明治図書)の詳細について。ありがたいことにこの本で、単著・共著・編著合わせて、47冊目

発刊「中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100」

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 このたび「中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100」(単著・明治図書)を発刊しました。

 授業がガラッと変わる程、問いや支援、価値づけの語彙が豊かに!

 数学授業で役立つ発問や言葉かけを目的別に100個収録。「次はどんなことを言うと思う?」(問題把握)、「どこに動かしても言えるかな?」(条件変え)、「これですべてかな?」(きまり)、「表情発言でも大丈夫!」(全員参加)等々、超実践的なフレーズ集です。いわば発問や言葉かけに関する私の集大成本です。みなさま、どうぞよろしくお願いします。

 この本で、単著・共著・編著合わせて、47冊目となりました。まさかこんなに多くの本を世に出させていただけるとは思ってもいませんでした。これというのも、みなさんが拙著を購入していただけるからです。感謝の言葉しかありません。ありがとうございます。

2022年10月3日仕事日記

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 早朝に父親のいわゆる介助。一定期間で終えることができるのを祈る。

 今日は金沢市教育プラザ学校教育センターから依頼を受けて、校長研修に出かける。

 7時6分地元駅乗車、鵜沼、岐阜、金沢と移動。金沢駅で余裕があったので、教えてもらった美味しいラーメン屋さんまで行く。ところが休業日。残念。駅に戻って、やはりラーメンを食べて、スタバでしばし休憩。

 タクシーで金沢市教育プラザへ。運転手さんはコロナで転職をされた方。貴重な話を聞くことができた。

 13時ちょっとすぎ到着。機器の準備。進行の打ち合わせd。

 14時から16時30分まで、10分間の休憩を入れて、「令和の日本型学校教育を踏まえた学校づくり」と題して講演。

 よく頷き、よく話し合い、よく笑っていただけて、いつも以上にエンジンをかけて講演(笑)。

 指導主事さんに「とても良い講師を招いていただいてありがとう。やる気が出ました」と感想を述べられた校長先生がおられたとのこと。この言葉だけで、疲れがぶっ飛ぶ。皆さんに感謝。

 タクシーで金沢駅へ。おにぎりを買って、米原行しらさぎ号に乗車。ひかりに乗り換えて名古屋、大曾根、地元駅へ着。21時20分ごろ帰宅。

 いつものように一時期記憶なし。目覚めて、どうしてもしなければいけない仕事をして横になる。

 研究室HP記事は、小学校教育実習を終えてのゼミ生感想からごく一部を紹介。教師の仕事をしっかりとらえて、自分の今後を考えた嬉しい内容。

小学校教育実習を終えての感想

 8期生は無事、教育実習を終えることができました。それぞれの思いの報告がありますが、そのごく一部を紹介します。

 実習中は1日1日を乗り越えるために必死でしたが、いざ終わると寂しいです(笑)

 教員の仕事は確かにブラックと言われるように、朝も早く、採点や保護者対応など大変な部分ももちろん仕事ですからあります。しかし、子どものできた!という場面に出会えた時、頑張って考えた授業を楽しかった!分かった!と言ってもらえた時、それ以上にとてもやりがいがあって、頑張ろう!と思える素敵な仕事だと実習を通して思いました。

 実習では、大学では学べないことを学べました。給食指導や、掃除、自立のための指導、人間関係、児童の実態、関わり方、その他もたくさん!大学では主に授業について学んでいますが、授業は、教師の仕事のほんの一部にすぎないな。と思いました
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2022年10月2日仕事日記

 今日は父親の退院日。10時30分に御世話になった病院のナースステーションへ。父と一緒に退院後、家庭でするべきことを聞く。11時30分ごろ帰宅。

 今日は今月のプレゼンづくりに集中。8日の「いのちの大会」、13日の岡崎市立矢作東小学校での現職教育、18日の寝屋川総合教育センター研修(オンライン)、20日の長久手市立市が洞小学校現職教育での講演プレゼンが完成。我ながらよく頑張った。

 4月から9月末までの訪問学校数をまとめると、のべ30校(うち2回訪問校6校)となっていたことに自分でも驚く。依頼に感謝しかない。

 研究室HP記事は、9月27日訪問の富山県総合教育センター中堅教諭等資質向上研修「年次交流研修」での感想を紹介。

富山県総合教育センター中堅教諭等資質向上研修「年次交流研修」感想

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 9月27日に伺った富山県総合教育センターでの中堅教諭等資質向上研修受講感想が届いたので、紹介します。

〇 目の前の子供を一番に考えていく中で、「学校をよくする」という視点をもっていきたい。自分の個性を生かすことも考えていきたい。

〇 ミドルリーダーとして、今、この学校に自分が何ができるのか、学校の課題や現状を踏まえて考え、実践していきたい。

〇 毎日の授業、学級経営で目いっぱいの現実ですが、もっと学校づくりに目を向けること、後輩と意見交換をすることを実践していきたい。

〇 主体的に、学校が楽しくなるようなことを考えていきたい。玉置先生の話術に引き込まれ、あっという間の時間でした。

2022年10月1日仕事日記

 土曜日だけど(笑)、6時30分ごろ家を出て、途中、コンビニで朝食パンを買って研究室へ。来週の講義準備で、レジュメ印刷など。

 9時から12時45分まで、小学校教育実習事後指導の2コマ。前半は、小学校教育実習を終えての自己課題出し。その中から三つを決めて、他の人と対話をするように指示。

 北海道教育大学作成の教育実践力向上CBTから4つの課題を出して考える。それに関連した自己体験を伝え合う。
 
 「子どもから学ぶ」をテーマに講義。作成した動画を視聴させた後、レポート書き。書いた人から解散という流れ。

 なお、レポート提出時に僕と短時間で面談。78名の学生、一人ずつから話を聴く時間設定。どの学生もこどもとの関わりを通してどのようなことを学んだかをしっかり述べてくれた。話を切るのが申し訳ない気持ちになるほど。かなりの時間がかかったが、この初試みはとても良かったと判断。なりより聴き手の僕の気持ちが充実。

 研究室に戻る。8期生5名来研。話題はもちろん教育実習のこと。なるほど!と思うことばかり。

 13時45分から教科書関連のオンライン会議に参加。16時まで。思うことをいくつか発言。的を外したこともあったようで反省。

 帰宅。父親が入院中なので、久しぶりに家内と二人で外食。帰宅して、今日もいくつかの依頼対応をして横になる。

 研究室HP記事は、「いのちの授業をつくる」本に関連して、鈴木中人さんが景子ちゃんに伝えておられることを話題とした記事

景子ちゃんありがとう「いのちの授業をつくる」

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 「いのちの授業をつくる」の共著・鈴木中人さんが、この写真とともに、小児がんで6歳で亡くなった景子ちゃんへの感謝を述べておられます。

 玉置おじさんも、一生懸命、この「いのちの授業をつくる本」を広げるからね、と景子ちゃんに伝えました。皆様、どうぞよろしくお願いします。

 「広げよう!いのちの授業」プロジェクト(2022年)

2022年9月30日仕事日記

 今朝は久しぶりにマクドナルドでモーニング。

 本日締め切りの「教職研修」の原稿(書評文の依頼あり)書き。完成して編集長へ送信。

 明日10月1日は、小学校教育実習事後指導日。午前2コマ講義。それに際して、様々な事情により多数の欠席連絡あり。一人ずつに後日レポートを出すように指示。その数だけでもかなりの数(泣)。

 11月26日(土)午後開催の「教育と笑いの会」の案内サイトを事務局が作ってくれた。若干の修正依頼。もうすぐ公開ができる。

 研究室HP記事は、先日の7期生ゼミのまとめを今井さんが発信

9月28日7期生ゼミでの学び(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。
 大学生最後の短い夏休みが終わってしまいました。友だちと行った旅行が楽しすぎて、早く次の旅行に行きたいとウズウズしております。
 9月28日のゼミでは、吉久さんと下野さんが模擬授業をしてくれました。今回はそこでの学びを書きたいと思います。

 私の個人的な視点になってしまいますが、ゼミの中で出た意見を良い点と改善点にまとめていきます。

*吉久さん【4年社会「自然災害」】
 〇防災バックを実際に見せている
 〇子どもの反応をほめている
 〇子どもの反応を板書している
 △発問の展開が急すぎる
 △現実論から離れている(避難場所に用意されているもの以外を用意する方が良いのでは?)

#私の感想
 実際に防災バックを見せた時は、中身に足りないものがある!ということを子どもから引き出し、自分で防災バックの中身を考えようという展開になるとは思わず、こういう展開なのかーと1本取られたという感覚になりました。優しさの中の面白さという吉久さんらしさを感じられる授業でした。

*下野さん【6年算数「体積」】
 〇復習では全員を当てて確認している
 〇沢山褒めて価値付けをしている
 〇「分からなかったら隣の人に聞いてみて」と子どもを繋げている
 △教師の言葉が多い
 △見方・考え方を板書してない

#私の感想
 反応が早すぎるという指摘もあったけど、「子どもの発言を全部拾おう」「一人一人の発言を大切にしよう」と、子どもを輝かせたいと願う下野さんの思いがとても伝わってきた授業だなと思いました。

 訳あって、前回のゼミをお休みしましたので、今回のゼミが私の後期初ゼミでした。久しぶりに玉置先生、7期生のみんなと会って、より良い授業を目指すゼミがとても楽しかったです。2人は模擬授業お疲れ様!勉強が好きとか嫌いとかではなく、学べてる!!という感覚は、楽しい!!という感情に繋がるのだということを久しぶりに実感した気がしました。こんな幸せな気持ちにさせてくれた玉置先生、7期生のみんなに感謝です。(今井)

2022年9月29日仕事日記

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 今日は終日、小牧市立味岡小学校「第3回校内授業研究会」での指導助言日。

 8時45分開始の第1限と第2限は、いくつかの学級を参観。第3・4・5限は、特設授業参観。最後は、1時間の講話。

 今回も指導助言という立場だが、様々なことを学ぶことができた。先生方に伝えたい事柄が伝わる動画もたくさん撮ることができた。おかげさまで今日もたくさん得るものがあった。皆さんに感謝。

 講話のメインは「関わる子どもを増やして学級全体で育ち合う」。このことを象徴するとてもよい場面に出合うことができた。特設授業の算数、社会、道徳については、自分なりに教材研究をして、それをもとに助言。お役に立てたなら幸い。

 帰宅。味岡小学校は校区なので、帰宅にかかる時間はわずか5分(笑)。終日、頭を使ったので、ゆっくり休む。といっても返信すべきメール多数。かなりの時間をかけて返信。

 研究室HP記事は9月8日岩見沢市での「経営塾 経営力を磨く」での講演感想が届いたので、お一人だけ紹介。それというのも、お一人ずつが長文で、お一人紹介でもけっこうな量となるからだ。感激しながら読む。

 もう1本は、下野さんが書いてくれた「いのちの授業をつくる」の感想。いつも以上に素晴らしい内容で、自分の文章が恥ずかしくなるほどの文章。ぜひぜひお読みください。きっと感動されると思いますよ。

9月8日岩見沢市経営塾「経営力を磨く」での講演感想が届く

 9月9日には岩見沢市で開催されている「経営塾 経営力を磨く」で講演をさせていただきました。
 
 話を聴いていただいたすべての方から感想が届きました。どの方も長文でしっかりと書いていただき、大感激して読みました。すべての方の感想を読んでいただきたいのですが、お一人だけですがご紹介します。

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 珠玉の言葉のシャワーを浴びたような感覚でした。リーダーにとって大切なこと(心構え)を直接教えていただく機会は、毎日の勤務ではなかなか得られません。教頭として、また校長として様々なことに挑戦し切り開いてきた玉置先生の言葉には、重みがありました。

 前向きに授業をする人を増やせば、校長が考える学校に近付く。子どもの表情・態度・姿を見るんだ。それで子どもを褒めたら教師は喜ぶ。子どもはちゃんとやりたいと思っていても、すぐには変わらない。「先生、大変だね」とリーダーは大変さに寄り添うべき……。胸が熱くなるような、また肩に入っていた力みがスッと抜けていくような、不思議な感覚になりました。

 「あなたたちは学校経営する力がありますよ! と認めていただいたんだから思い切ってやってください。楽しんでやってください」という言葉を聞いた時、学校訪問の際の三角教育長の言葉がすぐに脳裏に浮かびました。「どう? 楽しんで授業見てる?」今一番求められていて、今一番自分に足りないものはこの「楽しむ」ということなのかもしれない、と感じました。「〜せねばならない」「〜であってはならない」という思いが強過ぎるのかもしれません。しかしトップリーダーが苦虫を噛み潰したような顔を毎日していたら、組織全体が笑顔で楽しく毎日を過ごすことはできません。直すべき点として意識して生活していきます。

 玉置先生と同じような実践や、積極的な仕掛けが自分にもすぐできるか?と言われるとまだ少し逡巡している部分もありますが、成功を確信してスタートした事業がとん挫することも、半信半疑で始めた事業が軌道に乗ることも、両方あるのが世の中です。正確な現状分析を踏まえた上での取組は、才能の有無にかかわらず誰にでもできると思います。「一生懸命やったら神様が見てくれている」という言葉を胸に、次の一歩を踏み出していこうと思います。玉置先生、そしてこのような機会を提供するためご尽力くださった皆様、ありがとうございました。

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『 「いのちの授業」をつくる 』を読んで(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。もうすっかり秋の香りが漂う季節となりました。彼岸花やススキ、紅葉、私は秋の景色がとても好きです。どれも落ち着くから。

 そんなある日、大学の帰りに祖母の家に教員採用試験の結果を報告に行きました。車の窓を少し開けて、秋風と田舎のゆったりとした景色を楽しみながら。祖母の家に向かうわけは、お墓参りもあります。亡くなった曾祖母は「やっと教師になる子がこの家から出た」と教育学部に入学する私をこれでもかという程褒めてくれました。私は、会ったことがありませんが、曾祖父は「数学の教師」だったそうです。同じお墓で眠る祖父もまた私が教師になることを応援してくれました。きっと祖父は、何でも応援してくれたのだろうとは思いますが、寡黙な祖父が人知れずに神社に私の教育学部への合格祈願を願っていてくれたことを私は、祖父が亡くなってから知りました。そんなご先祖様に、「私先生になるよ」と、そう伝えに行きました。

 この日は、一晩泊まって行こうと決め、カバンから玉置先生の著書を取り出します。研究室HPに沢山の記事が並ぶ、鈴木中人さんと玉置先生が共著された『 「いのちの授業」をつくる 』です。私も玉置ゼミ生として、そして、これから教職を歩む大人として拝読させて頂きました。

 「いのちの授業」。私は、教師になった時どう取り組むか。まずは、そんなことを思いました。私は、18歳の時「いのち」を投げ出そうとした人間です。「今あるいのちを精一杯生きなさい」なんて綺麗事で、「そんなことは分かっている、それでも辛いんだ」と思う人の気持ちは痛いほど分かります。そんな私にできる「いのちの授業」とは。

 本書を読み思ったことは、「いのち」を前に教師も子どもないということでした。一緒に考えれば良い。何も教えられないのです。教師が唯一子どもたちに伝えられることは、「先生=先に生まれた」人として、自分の「いのち」に対する心を正直にさらけ出すことではないでしょうか。その正直な想いに心を打たれる子どももいれば、また別の「先に生まれた」人の心になにかを感じ取る子もいる。教師も子ども同様同じ道を歩んできたわけではありませんから、子どもたちには学校という場にいるたくさんの「先に生まれた」人の「いのちに対する心」を感じ取って欲しいと思いました。

 私は、中学校実習でいじめの授業をしました。授業の最後に、私は子どもたちに自分の18歳の時の経験を話しました。教育実習生として、この子達になにか残せることはないか、「生きていれば必ず戻ってこれる」「どうか死なないで」。これが私が教育実習先で最後に残したメッセージでした。ワークシートには、子どもたちが自身をさらけ出した様々な経験が綴られていました。辛かったけれど、先生の言葉を聞いてもう少し頑張りたいと思ったよと私にメッセージをくれた子もいました。そこには、ありふれた「いじめはいけない」「いのちは大切にしなければならない」等の教師が欲しい言葉は一つも見当たりません。私は、教育実習で宝物のような経験をさせて頂いたことに、本書を読み改めて気付かされました。きっとあの授業のあの時間、私は子どもたちに何かを残せたように勝手ながら思うのです。鈴木中人さんのおっしゃられる「いのちの授業」の三つの命題の一つ「いのちを実感する。」の一つの契機であったのかなとこれも勝手ながらに思います。

 4月には、プロとして教壇に立つことになります。『 「いのちの授業」をつくる 』。本書に出逢い、私は子どもたちに一人の人としての心をさらけ出す意味を教えてもらったように思います。「いのちの授業」は難しいです。薄っぺらな言葉では、何も伝わりません。空しくなる日だってやってくるかもしれません。でも私は、自分のように子どもたちに「いのち」を軽んじてほしくない。大丈夫、だって私が今貴方たちの目の前にいる。必ず生きていれば戻ってこれる。そう伝え続けたいと思いました。

 そして、今私は子どもたちにそれを伝えられる夢の舞台のスタートラインに居ます。ひいおじいちゃんは、どんな教師だったのだろう。ひいおばあちゃんは、泣いて喜んでいるかな?私先生になるよ。おじいちゃんは、ようやったって言ってくれているかな?頑張ったよ。とお仏壇の前で手を合わせました。振り返ると祖母が「いつもみんなあやちゃんのことを見てくれている。大丈夫だよ。」と。
 家族が繋がり結んでくれた「いのち」。私は、私の選んだ教職という道で輝かせたい。そう思います。

 鈴木中人さん、玉置先生。このような素晴らしい著書がこの世にあること。感謝でいっぱいです。上手く言葉が出ません。感動という言葉だけで表すには物足りないほど、「いのち」について深く考えさせられました。ありがとうございました。(下野)
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2022年9月28日仕事日記

 6時ごろから愛犬の散歩。いつもは父親がやっているが、短期間入院となり、代役。

 6時45分ごろ家を出て、大学へ向かう。7時40分ごろ研究室着。さっそく教職実践演習各回と教育課程論の名簿印刷。ユニパがようやくわかってきた感じ。教育課程論の出欠表も完成。

 9時からBグループ(26名)への「教職実践演習講義」。僕の担当は保護者対応。まずは体験談をもとに対応の重要点を伝える。その後、ペアで予想されるクレーム、それへのベスト応答を考えて発表。僕がコメントを加えるという展開。我ながら鉄板ネタだと思う90分間。

 10時40分から7期生ゼミ。吉久さん、下野さんが模擬授業提案。二人ともロイロノート活用。吉久さんへは、自治体開設の避難所の現状を踏まえての展開をすべきと助言。下野さんには、板書へ残すべきことを助言。もちろん二人とも基本的な授業技術がごく自然に活用できていることは、これまでのゼミの成果。

 12時45分から研究室で、石原先生、山田先生、福地先生と僕とで、10月1日(土)午前の「小学校教育実習事後指導」の内容について打ち合わせ。前回の4人作成のビデオも好評であったので、今回も同じ水準で授業展開をしたいという思い。

 13時15分から、幼稚園実習をする学生に実習委員長として確認の話。学生の考えも聞きながら、最終判断は任せる。

 13時40分ごろから、書籍を貸していた学生来研。会話が弾む。教採受かりましたという報告学生もあり。

 14時から小学館総合教育技術の連載原稿のためのインタビューをオンラインで受ける。1時間。今回はテーマがなかなか決まらなかったが、話しているうちにネタをいろいろと想起できて、なんとか役目を果たす。

 教育実習で生じた課題を副委員長の野村先生と課長と相談。一定の結論を出す。

 16時から来研いただいた足助高等学校長と教頭先生と懇談。先日、日本教育会愛知支部教育研究会での僕の講演をお聞きになっての依頼に来研。校長先生の熱い思いに触れて、どれほどお役に立てるか大きな不安があるが、野口芳宏先生の言葉を思い出しながらお引き受けする。

 小学校教育実習事後指導用のプリントや教育課程論関連資料印刷。久しぶりに印刷機を使う(笑)。

 18時ごろ大学を出る。19時ごろ着。長男と家内と僕とで、久しぶりの外食。満足できた美味しい料理。

 帰宅。終日、動き回ったこともあって、疲れ具合大。一時期、記憶なし。

 研究室HP記事は、昨日の7期生ゼミでの模擬授業振り返りを下野さんが発信。こうして力を付けていく玉置ゼミを表していてくれる記事。
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