2022年9月30日仕事日記

 今朝は久しぶりにマクドナルドでモーニング。

 本日締め切りの「教職研修」の原稿(書評文の依頼あり)書き。完成して編集長へ送信。

 明日10月1日は、小学校教育実習事後指導日。午前2コマ講義。それに際して、様々な事情により多数の欠席連絡あり。一人ずつに後日レポートを出すように指示。その数だけでもかなりの数(泣)。

 11月26日(土)午後開催の「教育と笑いの会」の案内サイトを事務局が作ってくれた。若干の修正依頼。もうすぐ公開ができる。

 研究室HP記事は、先日の7期生ゼミのまとめを今井さんが発信

9月28日7期生ゼミでの学び(今井)

画像1
 こんにちは。7期生の今井美羽です。
 大学生最後の短い夏休みが終わってしまいました。友だちと行った旅行が楽しすぎて、早く次の旅行に行きたいとウズウズしております。
 9月28日のゼミでは、吉久さんと下野さんが模擬授業をしてくれました。今回はそこでの学びを書きたいと思います。

 私の個人的な視点になってしまいますが、ゼミの中で出た意見を良い点と改善点にまとめていきます。

*吉久さん【4年社会「自然災害」】
 〇防災バックを実際に見せている
 〇子どもの反応をほめている
 〇子どもの反応を板書している
 △発問の展開が急すぎる
 △現実論から離れている(避難場所に用意されているもの以外を用意する方が良いのでは?)

#私の感想
 実際に防災バックを見せた時は、中身に足りないものがある!ということを子どもから引き出し、自分で防災バックの中身を考えようという展開になるとは思わず、こういう展開なのかーと1本取られたという感覚になりました。優しさの中の面白さという吉久さんらしさを感じられる授業でした。

*下野さん【6年算数「体積」】
 〇復習では全員を当てて確認している
 〇沢山褒めて価値付けをしている
 〇「分からなかったら隣の人に聞いてみて」と子どもを繋げている
 △教師の言葉が多い
 △見方・考え方を板書してない

#私の感想
 反応が早すぎるという指摘もあったけど、「子どもの発言を全部拾おう」「一人一人の発言を大切にしよう」と、子どもを輝かせたいと願う下野さんの思いがとても伝わってきた授業だなと思いました。

 訳あって、前回のゼミをお休みしましたので、今回のゼミが私の後期初ゼミでした。久しぶりに玉置先生、7期生のみんなと会って、より良い授業を目指すゼミがとても楽しかったです。2人は模擬授業お疲れ様!勉強が好きとか嫌いとかではなく、学べてる!!という感覚は、楽しい!!という感情に繋がるのだということを久しぶりに実感した気がしました。こんな幸せな気持ちにさせてくれた玉置先生、7期生のみんなに感謝です。(今井)

2022年9月29日仕事日記

画像1
 今日は終日、小牧市立味岡小学校「第3回校内授業研究会」での指導助言日。

 8時45分開始の第1限と第2限は、いくつかの学級を参観。第3・4・5限は、特設授業参観。最後は、1時間の講話。

 今回も指導助言という立場だが、様々なことを学ぶことができた。先生方に伝えたい事柄が伝わる動画もたくさん撮ることができた。おかげさまで今日もたくさん得るものがあった。皆さんに感謝。

 講話のメインは「関わる子どもを増やして学級全体で育ち合う」。このことを象徴するとてもよい場面に出合うことができた。特設授業の算数、社会、道徳については、自分なりに教材研究をして、それをもとに助言。お役に立てたなら幸い。

 帰宅。味岡小学校は校区なので、帰宅にかかる時間はわずか5分(笑)。終日、頭を使ったので、ゆっくり休む。といっても返信すべきメール多数。かなりの時間をかけて返信。

 研究室HP記事は9月8日岩見沢市での「経営塾 経営力を磨く」での講演感想が届いたので、お一人だけ紹介。それというのも、お一人ずつが長文で、お一人紹介でもけっこうな量となるからだ。感激しながら読む。

 もう1本は、下野さんが書いてくれた「いのちの授業をつくる」の感想。いつも以上に素晴らしい内容で、自分の文章が恥ずかしくなるほどの文章。ぜひぜひお読みください。きっと感動されると思いますよ。

9月8日岩見沢市経営塾「経営力を磨く」での講演感想が届く

 9月9日には岩見沢市で開催されている「経営塾 経営力を磨く」で講演をさせていただきました。
 
 話を聴いていただいたすべての方から感想が届きました。どの方も長文でしっかりと書いていただき、大感激して読みました。すべての方の感想を読んでいただきたいのですが、お一人だけですがご紹介します。

 ***
 
 珠玉の言葉のシャワーを浴びたような感覚でした。リーダーにとって大切なこと(心構え)を直接教えていただく機会は、毎日の勤務ではなかなか得られません。教頭として、また校長として様々なことに挑戦し切り開いてきた玉置先生の言葉には、重みがありました。

 前向きに授業をする人を増やせば、校長が考える学校に近付く。子どもの表情・態度・姿を見るんだ。それで子どもを褒めたら教師は喜ぶ。子どもはちゃんとやりたいと思っていても、すぐには変わらない。「先生、大変だね」とリーダーは大変さに寄り添うべき……。胸が熱くなるような、また肩に入っていた力みがスッと抜けていくような、不思議な感覚になりました。

 「あなたたちは学校経営する力がありますよ! と認めていただいたんだから思い切ってやってください。楽しんでやってください」という言葉を聞いた時、学校訪問の際の三角教育長の言葉がすぐに脳裏に浮かびました。「どう? 楽しんで授業見てる?」今一番求められていて、今一番自分に足りないものはこの「楽しむ」ということなのかもしれない、と感じました。「〜せねばならない」「〜であってはならない」という思いが強過ぎるのかもしれません。しかしトップリーダーが苦虫を噛み潰したような顔を毎日していたら、組織全体が笑顔で楽しく毎日を過ごすことはできません。直すべき点として意識して生活していきます。

 玉置先生と同じような実践や、積極的な仕掛けが自分にもすぐできるか?と言われるとまだ少し逡巡している部分もありますが、成功を確信してスタートした事業がとん挫することも、半信半疑で始めた事業が軌道に乗ることも、両方あるのが世の中です。正確な現状分析を踏まえた上での取組は、才能の有無にかかわらず誰にでもできると思います。「一生懸命やったら神様が見てくれている」という言葉を胸に、次の一歩を踏み出していこうと思います。玉置先生、そしてこのような機会を提供するためご尽力くださった皆様、ありがとうございました。

画像1

『 「いのちの授業」をつくる 』を読んで(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。もうすっかり秋の香りが漂う季節となりました。彼岸花やススキ、紅葉、私は秋の景色がとても好きです。どれも落ち着くから。

 そんなある日、大学の帰りに祖母の家に教員採用試験の結果を報告に行きました。車の窓を少し開けて、秋風と田舎のゆったりとした景色を楽しみながら。祖母の家に向かうわけは、お墓参りもあります。亡くなった曾祖母は「やっと教師になる子がこの家から出た」と教育学部に入学する私をこれでもかという程褒めてくれました。私は、会ったことがありませんが、曾祖父は「数学の教師」だったそうです。同じお墓で眠る祖父もまた私が教師になることを応援してくれました。きっと祖父は、何でも応援してくれたのだろうとは思いますが、寡黙な祖父が人知れずに神社に私の教育学部への合格祈願を願っていてくれたことを私は、祖父が亡くなってから知りました。そんなご先祖様に、「私先生になるよ」と、そう伝えに行きました。

 この日は、一晩泊まって行こうと決め、カバンから玉置先生の著書を取り出します。研究室HPに沢山の記事が並ぶ、鈴木中人さんと玉置先生が共著された『 「いのちの授業」をつくる 』です。私も玉置ゼミ生として、そして、これから教職を歩む大人として拝読させて頂きました。

 「いのちの授業」。私は、教師になった時どう取り組むか。まずは、そんなことを思いました。私は、18歳の時「いのち」を投げ出そうとした人間です。「今あるいのちを精一杯生きなさい」なんて綺麗事で、「そんなことは分かっている、それでも辛いんだ」と思う人の気持ちは痛いほど分かります。そんな私にできる「いのちの授業」とは。

 本書を読み思ったことは、「いのち」を前に教師も子どもないということでした。一緒に考えれば良い。何も教えられないのです。教師が唯一子どもたちに伝えられることは、「先生=先に生まれた」人として、自分の「いのち」に対する心を正直にさらけ出すことではないでしょうか。その正直な想いに心を打たれる子どももいれば、また別の「先に生まれた」人の心になにかを感じ取る子もいる。教師も子ども同様同じ道を歩んできたわけではありませんから、子どもたちには学校という場にいるたくさんの「先に生まれた」人の「いのちに対する心」を感じ取って欲しいと思いました。

 私は、中学校実習でいじめの授業をしました。授業の最後に、私は子どもたちに自分の18歳の時の経験を話しました。教育実習生として、この子達になにか残せることはないか、「生きていれば必ず戻ってこれる」「どうか死なないで」。これが私が教育実習先で最後に残したメッセージでした。ワークシートには、子どもたちが自身をさらけ出した様々な経験が綴られていました。辛かったけれど、先生の言葉を聞いてもう少し頑張りたいと思ったよと私にメッセージをくれた子もいました。そこには、ありふれた「いじめはいけない」「いのちは大切にしなければならない」等の教師が欲しい言葉は一つも見当たりません。私は、教育実習で宝物のような経験をさせて頂いたことに、本書を読み改めて気付かされました。きっとあの授業のあの時間、私は子どもたちに何かを残せたように勝手ながら思うのです。鈴木中人さんのおっしゃられる「いのちの授業」の三つの命題の一つ「いのちを実感する。」の一つの契機であったのかなとこれも勝手ながらに思います。

 4月には、プロとして教壇に立つことになります。『 「いのちの授業」をつくる 』。本書に出逢い、私は子どもたちに一人の人としての心をさらけ出す意味を教えてもらったように思います。「いのちの授業」は難しいです。薄っぺらな言葉では、何も伝わりません。空しくなる日だってやってくるかもしれません。でも私は、自分のように子どもたちに「いのち」を軽んじてほしくない。大丈夫、だって私が今貴方たちの目の前にいる。必ず生きていれば戻ってこれる。そう伝え続けたいと思いました。

 そして、今私は子どもたちにそれを伝えられる夢の舞台のスタートラインに居ます。ひいおじいちゃんは、どんな教師だったのだろう。ひいおばあちゃんは、泣いて喜んでいるかな?私先生になるよ。おじいちゃんは、ようやったって言ってくれているかな?頑張ったよ。とお仏壇の前で手を合わせました。振り返ると祖母が「いつもみんなあやちゃんのことを見てくれている。大丈夫だよ。」と。
 家族が繋がり結んでくれた「いのち」。私は、私の選んだ教職という道で輝かせたい。そう思います。

 鈴木中人さん、玉置先生。このような素晴らしい著書がこの世にあること。感謝でいっぱいです。上手く言葉が出ません。感動という言葉だけで表すには物足りないほど、「いのち」について深く考えさせられました。ありがとうございました。(下野)
画像1

2022年9月28日仕事日記

 6時ごろから愛犬の散歩。いつもは父親がやっているが、短期間入院となり、代役。

 6時45分ごろ家を出て、大学へ向かう。7時40分ごろ研究室着。さっそく教職実践演習各回と教育課程論の名簿印刷。ユニパがようやくわかってきた感じ。教育課程論の出欠表も完成。

 9時からBグループ(26名)への「教職実践演習講義」。僕の担当は保護者対応。まずは体験談をもとに対応の重要点を伝える。その後、ペアで予想されるクレーム、それへのベスト応答を考えて発表。僕がコメントを加えるという展開。我ながら鉄板ネタだと思う90分間。

 10時40分から7期生ゼミ。吉久さん、下野さんが模擬授業提案。二人ともロイロノート活用。吉久さんへは、自治体開設の避難所の現状を踏まえての展開をすべきと助言。下野さんには、板書へ残すべきことを助言。もちろん二人とも基本的な授業技術がごく自然に活用できていることは、これまでのゼミの成果。

 12時45分から研究室で、石原先生、山田先生、福地先生と僕とで、10月1日(土)午前の「小学校教育実習事後指導」の内容について打ち合わせ。前回の4人作成のビデオも好評であったので、今回も同じ水準で授業展開をしたいという思い。

 13時15分から、幼稚園実習をする学生に実習委員長として確認の話。学生の考えも聞きながら、最終判断は任せる。

 13時40分ごろから、書籍を貸していた学生来研。会話が弾む。教採受かりましたという報告学生もあり。

 14時から小学館総合教育技術の連載原稿のためのインタビューをオンラインで受ける。1時間。今回はテーマがなかなか決まらなかったが、話しているうちにネタをいろいろと想起できて、なんとか役目を果たす。

 教育実習で生じた課題を副委員長の野村先生と課長と相談。一定の結論を出す。

 16時から来研いただいた足助高等学校長と教頭先生と懇談。先日、日本教育会愛知支部教育研究会での僕の講演をお聞きになっての依頼に来研。校長先生の熱い思いに触れて、どれほどお役に立てるか大きな不安があるが、野口芳宏先生の言葉を思い出しながらお引き受けする。

 小学校教育実習事後指導用のプリントや教育課程論関連資料印刷。久しぶりに印刷機を使う(笑)。

 18時ごろ大学を出る。19時ごろ着。長男と家内と僕とで、久しぶりの外食。満足できた美味しい料理。

 帰宅。終日、動き回ったこともあって、疲れ具合大。一時期、記憶なし。

 研究室HP記事は、昨日の7期生ゼミでの模擬授業振り返りを下野さんが発信。こうして力を付けていく玉置ゼミを表していてくれる記事。

9月28日 7期生ゼミでの学び(下野)

画像1
 こんにちは、7期生の下野です。9月28日に、7期生ゼミの第二回目が行われました。久しぶりのゼミのみんなの前でする模擬授業。勿論3年生前期の模擬授業とは違います。教育実習、教員採用試験を乗り越えた私たち。みんなの授業を見る観点は鋭く、授業者の私はとても勉強になりました。

 今回私が挑んだ題材は、小学校6年生の「体積」の求め方。階段状になった立体の体積を求めます。ロイロノートを用いた実践は、活動をうんと楽しくするものでありながら、「学び」とどう思考を繋げていくのかがポイントとなりました。

 私が授業を展開しながら感じたことは、私自身の癖でした。これは、玉置先生にもご指摘して頂き、4月までに修行しなければと思う課題です。私は、とにかく反応が早い。すぐに子どもの言葉に飛びついてしまう節があります。それに加え、話しすぎ。指示の不透明さも浮き彫りに。

 授業をする上で大切な「待つ」「落ち着く」。これが私には、まだ足りていない部分です。沢山の授業を参観させて頂けるボランティア活動や玉置先生のご講演にご一緒させていただく際、先生方の「待つ」技術を然と学びたいと思いました。

 本記事で課題を綴ると、課題は山積みでとても長い長い文になってしまいそうです。でも、課題ってとても素敵だと私は思います。のびしろだから。私には、まだあと半年あります。4月から教壇に立つ時、プロとしてどんな授業をコンスタントにできるようにしていたいか今一度練り直したいと思います。私がこの先模擬授業ができるのは、あと残り1回です。それまでに、皆の授業で沢山のことを学びながら、ロイロノートでの実践を皆で深められたらと思います。

 7期生の皆、皆と学べて本当に幸せです。今日は、本当にありがとう。皆の子ども役のセンスは抜群です。とっても為になります。4月まであと半年、皆で頑張ろうね。
 玉置先生、沢山ご助言頂きありがとうございました。玉置先生に授業を見て頂ける環境にある玉置ゼミ生は日本一の幸せ者だと私は革新しております。いつか玉置先生に褒めて頂ける授業がしたいな、、、何年も先になってしまいそうですが(笑) そんな目標を胸に!あと半年、玉置先生のもとで沢山鍛えられたい!と思います。今日もありごとうございした。

(下野)

2022年9月27日仕事日記

 今日は富山総合教育センターから依頼の中堅教諭研修会。8時6分に地元駅乗車。犬山、新鵜沼、鵜沼、美濃太田で乗り継いで富山駅着は12時31分。4時間20分ほどの列車旅。

 富山駅から総合教育センターまではタクシー。13時ごろ着。部長さんと懇談。「昨年に引き続きありがとうございます」と言われ、「初めてではなかったのか!」と自分でびっくり。仕事日記で検索すると、確かに昨年も講演をした記録アリ。オンラインであったので、記憶がまったくない(泣)。

 13時40分から16時ごろまで、休憩10分間をいれて、「若手教員のリーダー的役割」と題して話す。会場には130名ほどの小・中・高の先生方。ペアトークを随所に入れての展開。

 自分では最後の盛り上がりも意図的にさせて15分間ほど早くに終了。このまま余韻を残して終わりたいと思ったが、担当の方は時間設定もあって「質問はありませんか」と繰り返し。

 センターの方に「せっかく早く終わったので、無理やり質問を出してもらう必要はありませんよ。スパッと終わった方がセンターは流石!となりますよ。賛成の方?」と聞くと、大拍手。

 「それでは講師の玉置先生が退場されます」という案内があって、会場が温まっているので、つい「あのね。拍手で送られても私はここに戻ってきて、片付けをしなければならないのです。帰ったことにして次の指示をしていただければいいですよ」と話して、皆さんからさらに笑いをもらう。トンデモナイ失礼な講師(笑)。

 タクシーで富山駅へ。時間があったので、昼食兼夕食で、豪華お寿司を食べる。ああ美味い。

 17時14分乗車、往路と同じルートで帰宅。21時40分ごろ着。今日もおかげさまの1日。

2022年9月26日仕事日記

 6時30分ごろに家を出て、岐阜市役所へ向かう。出勤時間になると岐阜市内は渋滞になることがあってのこと。7時40分ごろ、市役所付近に到着。駐車場が開放される8時まで待って、市役所駐車場へ入る。

 「みんなの森」のスタバで50分間ほど、ちょっとした仕事。

 9時に市役所18階の教育長室へ。鈴木さんが高速渋滞で大変遅れることを謝り、贈呈式を行わせていただく。記者から取材を受ける。それにしても主役の鈴木さんがいないことが残念だと思っていると、9時20分ごろ到着。

 さっそく仕切り直し。水川教育長、鈴木中人さんと僕とで写真撮影。改めて中日新聞記者から取材を受ける。このときの状況は、別記事で

 春日井市立藤山台中学校へ向かう。11時35分授業開始時に到着。さっそく4限授業観察。給食をいただきながら、春日市教育委員会主幹、校長と懇談。僕のこの夏の学びを伝える。動画を整理してタイトル付け。5限授業観察後、再び動画整理してタイトル付け。

 校長による教育委員会による学校訪問指導報告を聞きながら、必死にプレゼンづくり。

 14時50分ごろから15時30分ごろまで、先生方に指導助言。今回は、これまで伝えてきた授業改善のための重要点を確認後、「心理的安全性」がどの教室でも感じられたことを伝える。撮影した授業動画では、「心理的安全性」があってこその生徒の姿と捉えられる映像を見せながら価値づけ。1か月後の研究発表会での参観者の視点から、「対話」の質をさらに上げようと提案。

 今回の藤山台中学校訪問で強く感じたことは、先生たちの地道な指導の積み上げで、生徒が確かに育ってきていて、すべての生徒が学びに向かっているということ。誰一人、学びから離れている生徒を見ることがなかったことが、なりより嬉しい。このような教室なら、仮に教育実習生であっても、生徒同士が関わり合う良い授業となるとまで想像することができた。また、情報端末活用も日常的であることが生徒のちょっとした活動から十分に推測できた。

 爽快な気持ちで帰宅。今日も届いたたくさんのメールに対応。明日の富山での講演プレゼン最終チェック。

 本日は三重県教員採用試験最終結果発表日。二人の三重受験者、見事合格。おめでとう。

 研究室HP記事は、新刊「『いのちの授業』をつくる」の贈呈式の報告記事

画像1

2022年9月26日「いのちの授業をつくる」贈呈式

画像1
 9月26日9時から、新刊本「『いのちの授業』をつくる」の贈呈式に共著者の鈴木中人さんと出かけてきました。以下は、鈴木さんの記事です。

***

『いのちのバトンに!』

 本日(9/26)、岐阜市教育委員会へ、新刊本(「いのちの授業」をつくる)の贈呈式に伺いました。水川和彦教育長に、市内全小中学校分75冊を共著者・玉置崇先生と謹呈です。

 岐阜市では、2020年、市内中学生のいじめ自殺が発生。その後、岐阜市教育大綱基本方針の第一行に「生命の尊厳を理解する」を掲げて教育に取組んでいます。水川教育長には、本プロジェクトの呼びかけ人も引き受けてくださいました。

「この本は、ノウハウ本ではなく、心に深く響きます。校長はもとより全教師が読んで、『いのちの授業』にきっと取り組んでくれます」(水川教育長)。

 実は、私は大遅刻…。今日から東名&名神集中工事が開始。通常より2時間渋滞。「もう間に合いません。玉置さん、進めてくださいとバトンタッチ」。大奇跡! 贈呈式が終わった瞬間に到着。思いは叶うです(泣き〜)

 水川教育長、玉置先生、ありがとうございます。小さな「いのちのバトン」が届きますように!

2022年9月25日仕事日記

画像1
画像2
 日本教育新聞社から依頼を受けた原稿書き。現状を踏まえ、具体的な方法の提案も含めた原稿とした。編集部へ送信。

 12時に家を出て、多治見西高等学校附属中学校へ向かう。ナビ通り、40分ほどで到着。集合時刻まで余裕があるので、近くのスタバでしばし休憩。焼き芋ブリュレフラペチーノを注文。これも美味しい。

 13時20分ごろ、会場到着。機器のセッティングをしてリハーサル。うまくいったのだが、講演本番ではトラブル(泣)。こういうことはまああることで仕方がない。トラブルになる設定がわかったが、どうして?という状況。

 14時からLEG岐阜キックオフ会議開始。30分間ほどで参加者交流後、僕は講演。実はロイロユーザーの集まりなのだけど、ロイロノートを使ったのは、前回の7期生ゼミで初。依頼を受けたときの確認は、ロイロノートの使い方ではなく、一人一台情報端末の活用の在り方でよいと聞き、お引き受け。

 写真のように演題を「情報端末は学びを豊かにする道具感覚を育てよう」として、1時間の講演。途中、動画再生がうまくいかず、焦ったがいたしかたない。もっとも伝えたいことはシャープに伝えたつもり。参加者の感想を待ちたい。

 情報交流では、林一真先生がおられたので、「デジタルシティズンシップ」をお話をお聞きすることができた。終了後、深い話も聞けて幸運。

 帰路も40分ほどで帰宅。今週のスケジュールを確認。有難いことに今週も忙しい。

 研究室HP記事は、9月22日の福井県教育庁から依頼を受けて行ったオンライン講演の感想が届いたので紹介

2022年9月22日福井県教育庁依頼で行った数学授業づくり感想

画像1
 9月22日、福井県教育庁嶺南教育事務所とオンラインでつないで行った「主体的・対話的で深い学びを生み出す数学授業づくり」の感想が届きました。以下で、紹介します。

〇 理論を説明する一方的な講義ではなく、具体例をもとに出力のある内容だったので分かりやすかったです。

○ 数学の授業づくりをはじめ学級経営など学ぶべきことが多かったので、校内の若手教員に伝達講習したいと考えています。

○ 最近なかなか新たなことに挑戦することから逃げていた感があったので、玉置先生の著書を購入して熟読したいと思います。

○ 主体的な生徒を育てるために、毎時の振り返りを大切にすること、自己選択ができること、対話を繋いでいくこと、わからない人に丁寧に教えることのできる学級づくりをしていくことなど、環境を整えることを意識していくだけで、これからの生徒の未来が変わるのだろうと感じました。

○ 数学的な見方・考え方について十分にイメージできていなかったが、玉置流の「今日の授業で一生覚えておくと良いことがら」という言葉で考えるとイメージが固まったので、これから意識しながら授業づくりや指導をしていきたいです。

2022年9月24日仕事日記

画像1
 まずは10月1日(土)1限・2限「小学校教育実習事後指導」の連絡ならびに後期「教育課程論」の授業日程連絡から始める朝。

 午後訪問の栄養教諭勉強会のプレゼン修正ならびに明日のLEG岐阜キックオフ会議でのプレゼン再修正。原稿書きを少々。

 12時9分に地元駅乗車して東別院駅へ。13時に東別院会館に到着。僕への役割を確認して最終準備。

 13時30分から、愛知県栄養教諭有志の皆さんの集まりである「あいち子ども食育塾」で、写真の演題で40分間の提案をする。その後、4グループで、食育指導案づくり。グループを回りながら、僕の気づきを伝える。1時間。

 発表は、各グループで教師役、子ども役をつくり、理想的な授業展開を発表するように指示。その内容を見て、僕が助言する1時間。

 予想以上にとてもよい授業が提案されて、関わらせていただいた身として満足。気分爽快で帰宅。夜には、さっそく次回の依頼在り。有難いこと。

 18時30分から味大で、本学卒業生二人と懇親会。想像もしなかった厳しい学校現場の状況を聞く。皆さんに支えられたこともあって、なんとか乗り切れたということ。僕が校長時代より、もっと悪化していると確信。学校は本当に大変。

 21時ごろ帰宅。原稿を少し書いて、早めに横になる。

 研究室HP記事は、「いのちの情業を広げるプロジェクト」紹介。皆様、ぜひともお力添えをくださいませ。

【紹介】いのちの授業を広めたい

画像1
 このたび鈴木中人さんと発刊した「『いのちの授業』をつくる」(さくら社)ですが、その本を通して、「いのちの授業を広げたい」という強い思いがあります。その思いを日本教育新聞が記事にしてくれました。

 ぜひお読みください。そして、一人でも多くの方のお力添えをいただきたく思います。どうぞよろしくお願いします。

 「広げよう!いのちの授業」プロジェクト(2022年)は、このサイトから。
画像2

2022年9月23日仕事日記

 いつものことだが、朝、今日やっておきたいことを書き出すことが日課となっている。

 1 教育と笑いの会のチラシ原稿書き
 2 明日の栄養教諭有志のみなさんの勉強会でのプレゼンづくり
 3 10月1日小学校教育実習事後指導のプレゼンとその進行案づくり
 4 後期木曜日の「教育課程論」日程変更の知らせ発信
 5 10月6日講演の全日本聾教育研究大会でのプレゼン再調整

 夜遅くだが、無事、5つのことが完了。気持ちのよい日になった。雨台風の進路を気にしながら横になる。

 研究室HP記事は、「いのちの授業をつくる」の共著・鈴木中人さんが書かれた届いた書籍感想を掲載。とっても良い本との評価をいただいています。皆様、どうぞお手元に。
画像1

新刊「いのちの授業をつくる」の感想が続々届く

画像1
 新刊「いのちの授業をつくる」への感想をすでにいただきました。以下は、共著の鈴木中人さんがまとめられた記事です。どうぞお読みください。

『いのちのバトンに!』

 新刊本「いのちの授業」をつくる(鈴木中人・玉置崇著、さくら社)は、本日発売です! 全国の学校で「いのちの授業」が広がることを願い、学校や教育委員会などに献本するプロジェクトも進めています。エールを続々といただいています。

「じっくり、ゆっくり読むつもりで読み始めましたが、気がつけば、のめり込んでしまいました。一気に完読いたしました。特に、第四章お二人の視点はとても参考になりました」(中学校校長)

「本が学校に届きました。すごい反響です。直ぐに実践してほしくて、担任の先生方と共有しました。どういった取り組みをしてくれるのか、これからが楽しみです」(中学の先生)

「お二人の著作でありながら、単純な足し算の『二』ではなく、三にも四にも無限に広がっていく深さ。何よりも、景子ちゃんの人生の重さを、永遠の広がりを実感です。『今』と言う時間を大切にします」(教育関係者)

「すべての子が命を大切にする生き方を目指すためには、きちんと『命と向き合う教育』を展開しなければならないと思っています。本書はその入り口になると思っています」(教育長)

「学校や教育機関の関係者、共感頂ける知人へ献本します。本を手に取った人が何かを感じてくれたら、それをバトンのようにつなげてくれたら 。次世代を生きる子供たちのために少しでもできることをします」(会社員)

「少しだけですが寄付させていただきます。たくさん儲けてたくさん貯金出来たとしても、子どもや孫が自殺したら僕の人生は意味がないと言うか…。それは誰の子どもであれ、やさしさを広げたいです」(経営者)

「この本は素晴らしい。今の時代にこそ、大切にしたい、伝えたい、育みたいことです。私のお役割を果たします」(教育長を務めた市長)

 小さな本、小さな思いです。あなたのできることで、「いのちのバトン」にしてもらえれば幸いです。ありがとうございます。
「広げよう!いのちの授業」プロジェクト
・プロジェクトの思い、本の紹介、本の特別価格での斡旋、寄付募集など。

2022年9月22日仕事日記

画像1
 「『いのちの授業』をつくる」(鈴木中人・玉置崇 さくら社)の感想を何人からいただき、そのお礼を発信。明日が発売日だが、すでにかなりの予約が入っているとのこと。大感謝。研究費支出の報告書や授業と学び研究所の依頼など。動画の整理。芳賀先生と重要なやりとりを始めたが、すでに考えが一致していて嬉しい限り。

 なお、さくら社サイトで、鈴木中人さん主催「いのちの大会」(10月8日開催)のオンラインチケットが先着30名にもらえる案内が発表された。ご興味がある方はぜひお申し込みを。僕も登壇します。

 愛知教育大学附属名古屋中学校数学科オンライン公開研究会に参加。2時間目の方程式の授業を見て、感想を届ける。数学科のテーマは「数学的に考えることができる生徒の育成〜数学的活動において「問い」を追究させることを通して〜」で、この具現化を目指した授業が展開されていたことは確か。

 12時45分に福井県教育庁嶺南教育事務所とオンラインでつなぐ。画面共有、動画配信の確認完了。13時15分までそのまま待機。その間に本学学長から特令の引き続きの依頼を受ける。

 13時20分から10分間の休憩を入れて16時15分までオンライン中学校数学科研修講座。演題は「主体的・対話的で深い学びを生み出す数学授業づくり」。

 7つのブレイクアウトルーム開設もあり、時折、個人思考、集団思考を折ませながら、29名の参加者全員に全体に話す機会を作っての講演。

 中学校数学に限定された講座のため、質問もシャープでできて、自分も楽しみながら、皆さんで考えた数学授業。集団思考で提示した動画もよかったようで、よい論議ができた。

 しばし休憩。本日締め切りの「授業力&学級経営力」の原稿書き。面白いテーマをいただいたので、一気書き。編集部へ送信。

 研究室HP記事は9月21日の7期生ゼミでのまとめを久野さんが発信。ポイントを付いた記録は貴重な学び。

 9月10日開催の学び合う学び研究所セミナーの記録が発信された。犬山中学校の研究発信と研究に関わらせていただいている身としてコメントをさせていただいた。詳細が記録でお勧め。そのことをここの記事に書いた

9月10日開催「学び合う学び研究所」セミナー記録発信される

画像1
 9月10日に開催された「学び合う学び研究所」セミナーでの記録が発信されました。

 この日は、犬山市立犬山中学校の研究内容がメイン。研究に関わらせていただいている私はコメンテーターとして登壇。詳細な記録があり、とても参考になるはず。ぜひここをクリックしてお読みください。

9月21日7期生ゼミでの学び(久野)

画像1
画像2
 こんにちは、7期生の久野舞菜です。先日、7期生ゼミがスタートしました。大学生活、最後のゼミです。来年度に向けて、しっかりと力をつけていきたいです。

 今回は、岡くんの模擬授業兼ロイロノート勉強会を行いました。

 まず、岡君の模擬授業について。

 岡君は、待つことが上手な先生です。全員に指示が通るまで、先に進まずに待機してくれます。なかなか挙手が上がらない場面でも、焦ってあれこれ喋ったり、発問を変えることなく、みんなを信じて待ってくれます。待ち上手な優しい先生のおかげで、みんな安心して授業を受けることができたと思います。

 授業検討から、特に大切だと感じたことを2点綴ります。
〇端末を使いながらも、大事なことは板書すること。
 端末を使っているうちに、何をする時間なのかわからなくなってしまうことがあります。授業の見通しを一人一人が持てるように、主発問やめあてなどは板書に示しておくことが必要だと教えていただきました。

〇活動の意義を明確にもつこと。
 ただ「交流しましょう」ではなく、「隣の人と、考えを確かめ合おう」「お友達に聞いて、新しいアイディアを見つけよう」という意義を教師が明確に持ち、伝えることが大切だと教えていただきました。

 「活動あって学びなし」とならないように、授業づくりの際は、授業のゴール、意義をもとに中身を考えることが大切だと感じました。

 今回は、7期生初のロイロノート活用授業でした。トップバッターとしてがんばってくれた岡君に拍手!ロイロノートはまだわからないことばかり。どんどん開拓して、現場で使えるICT活用術を身に付けていきたいです。(久野)

2022年9月21日仕事日記

 6時30分ごろ家を出て大学へ向かう。朝は快適な高速道路。7時15分ごろ着。

 「『いのちの授業』をつくる」(鈴木中人・玉置崇 さくら社)の献本プロジェクトであちこちに届いた模様。さっそく何人かからとっても嬉しい感想が届く。

 下野さんが授業について相談で来研。僕はロイロノートの基本操作について、良い機会なので教えてもらう。学を楽しむ充実した時間。

 10時40分から後期7期生総合演習、いわゆるゼミ。ただし卒業研究ゼミは別枠であり。

 まずは後期ゼミへの指導者としての思いを伝える。玉置ゼミ生として精一杯力をつけての卒業を期待することを具体的に話す。

 岡君が授業提案。今回からロイロノートが有効活用できるなら、それも入れ込むことを条件に入れる。授業内容は本人の振り返りからどうぞ

 岡君の授業を見ながら、ゼミ生全体で共有化したいことをslackに書き込む。23項目提示。

 もう一人の授業提案を計画していたが、ロイロノート学習会に変更。僕からは、岡君の授業に関連して動画を見せながら、知的活動がある授業の実例を示してゼミ終了。

 研究室へ戻る。玉置ゼミについて聞きたいという学生に対応。オンライン教職専修会議に参加。

 14時から教授会。実習委員長として報告。終了後、審査教授会。教育実習課で、今後の実習受け入れ地区についての相談をしましょうと提案。

 研究室でしばし原稿書き。17時30分ごろ大学を出る。19時からの味岡児童館地域運営協議会と、僕は前回から司会者を仰せつかっていることを思い出す💦

 19時から20時まで協議会。今日は意図的に「居場所づくりをすることの意義」について、皆さんから意見をもらう。

 外食をして帰宅。やらなければならないことがいっぱいあるが、例によっていつしか記憶なし。深夜に目が覚めて風呂に入って横になる。

 研究室HP記事は、7期生後期第1回ゼミでの岡君の授業提案振り返り。授業力を高める最後のゼミだという覚悟を全員で持ちたい。
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31