2022年10月30日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。朝の定番仕事。

 9時54分地元駅、名古屋、京都、近鉄奈良と乗り継いで、駅で出会った山田先生と、徒歩で奈良ホテルへ。12時50分ごろ着。

 13時から16時まで、「GIGA 時代の新たな学びを考える対面セミナー @奈良ホテル〜奈良県域モデルで進む活用定着と教育データの利活用〜」に参加。以下のプログラム。

〇 パネルディスカッション
GIGA 第 2 ステージ 〜活用定着からデータ利活用まで〜

〇 デモンストレーション
Google Workspace for Education を使ってできるデータ利活用

〇 パネルディスカッション
教育データ利活用の最新事例と今後の展望

〇 イベント総括


 いずれのセッションも堀田龍也先生のコメントやまとめが光る。各登壇者によるあちこちに散らばった知見を見事にまとめていかれる技に感服。

 「教育データの利活用」の方向性を知りたくて足を運んだセミナー。話を聞きながら、自分の中だが確信に近いものを得ることができた3時間。十分に満足。

 15分間ほど情報交換会に出席。知り合いに僕の確信を少し話してホテルを出る。お弁当とお土産を買って、17時30分の特急に乗車。京都、名古屋と乗り継いで帰宅は20時。

 研究室HP記事は、7期生岡君からの重要な報告。岡君のご両親が読んでいただけることを願う。「恥ずかしくて言えないことを書きました」とは岡君の弁。
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ご報告 (岡)

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 皆さん、お久しぶりです。7期生の岡です。今回はタイトルにもある通り、ご報告ということで少し記事を書かせていただきます。

 まず、結論から書かせていいただくと私は教員ではなく児童養護施設で働くことを決意しました。

 理由としては、私は大学で児童養護施設での実習経験などを通して、子どもと生活を共にしながら子どもを育てていきたいと考えたからです。もちろん、教員という仕事も実習を通してとてもいい仕事だと考えています。また中学生の時からなりたかった職業でもあります。しかし、その中で自分の中にあった子どもを育てたいという想いが児童養護施設での生活を共にしながら、子どもに寄り添って子どもを自立させるという方がより合っているのではないかと考えました。

 以上が自分の中の理由です。正直この決断をするまでに何度も心が揺れる瞬間も感じました。児童養護施設の存在を知ったのも遅い段階であったりしたこともあり、いざどちらかを選択する時に本当にいいのはどちらなんだろうかと迷うこともありました。その中で自分の中で1番今したいことや、将来自分はどんな人になりたいのかという想いの中で決断させていただきました。

 最後にはなりますが、まず児童養護施設への就職活動を始めようという相談させていただき、私の決断を尊重してくれた玉置先生。本当にありがとうございます。ゼミの中で学んでいる学級経営や子どもとの関わり方は今後の生活にも活かしていけると思っています。今後もよろしくお願いします。

 次にゼミ生のみんなへ。教採が終わるまで黙っていてごめんなさい。また唐突な宣言となってごめんなさい。どこかで聞いた人とかもいるかもしれませんが、一応教採が終わるまでは就活していることも言わないと決めて動いていました。ひょっとしたらおかしなところがあったかもしれませんが、それはこのことが原因かもしれません(笑)。これからもゼミでは全力で模擬授業などをやっていくので、今後もよろしくお願いします。

 そして本当に最後に父と母へ。最後の最後に大学まで通わせてもらいながら、教員ではない選択肢をとってしまいごめんなさい。教採が終わってから今日までたくさん話し合いをしてきたと思います。正直反対もされました。その中でも最後の最後には自分の決断を尊重してくれてありがとう。社会人の先輩として厳しい現実を伝えてくれたり、将来のことについても心配してくれてありがとう。正直教員になってほしい気持ちの方が強かったと思うけど、最後には自分の決断を尊重してくれてありがとう。これからは2人に心配されないように自立した社会人として生きていけるよう頑張ります。これからも私のことを見守っていてください。(岡)

2022年10月29日仕事日記

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 「第48回全日本教育工学研究協議会全国大会 愛知・春日井大会」の二日目。5時前に目が覚めて、ふと今日のプレゼン追加を思いつく。どうやら夢の中で考えていたらしい(笑)。

 朝の定番仕事をして家を出る。8時前に到着。車の中でしばし休憩。8時30分から、田中校長、梶田校長、EDUCOM木下さん、鈴木さん、安藤さん、内田さんと打ち合わせ。資料も作り、こんなに入念に打ち合わせしたのは久しぶり。というのは、今日のセッションは「なんとかなるさ」では難しいと考えているからこそ。大会要項で示されていた内容を読み、熟考して作った展開。キーワードを示し、最終的にそれに収めたいと伝える。

 9時30分から11時30分までワークショップ。後半のディスカッションの進行役。ちなみに大会要項に示された内容は次の通り。

<次世代学校支援システムを通して、これからの「元気な学校」の可能性を拓く>

 学習指導要領の改訂、児童生徒1人1台端末の普及などにより、学校の可能性がどんどん広がっている今だからこそ、EDUCOMは校務支援システムを中核とした、先生、子どもたち、保護者が日常的にICTを活用できる「次世代学校支援システム」を進化させます。
今回のワークショップでは、子どもが今、そして未来にワクワクし、それを見守る大人も、子どもたちの作り出す未来にワクワクする。そんな未来につながる「何か」を、実践者も交えてディスカッションを行います。


 春日井市立坂下中学校、藤山台中学校、EDUCOMの発表後の50分間のディスカッション。登壇者は私の意図をよくつかんでいただいていて、よい応答。予定より早く進んだので、最後は急遽、下野さんが書いてくれた「おてんきクラウド」を紹介して11時30分ピタリ終了。

  JAET第二回理事会・第三回評議員会に出席後、帰宅。今週は神経を遣うことが続いたので、のんびりする。睡眠を十分にとる。

 研究室HP記事は、8期生寺尾さんの小学校教育実習を終えて。指示一つさえ難しいことを実感したとのこと。良い学びをさせてもらっている。

小学校教育実習を終えて(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!私は9月5日から4週間、ある小学校の4年1組で教育実習生として学ばせていただきました。今回はそこで学んだこと、感じたことについて綴ります。

 今回の教育実習で、「児童への指示を明確にする」ということの大切さを学びました。そして、それが私の課題であることを知りました。

 ある活動をさせるためにどういう指示の出し方だったら児童たちは困らないかということを考えることが非常に難しかったです。

 はじめの方の授業では、余計な言葉が入りすぎて児童らが何をすればいいか分からない、というご指摘を頂きました。そこから簡潔な指示を出せるよう意識しました。何回か授業をしていく上で、指示が分かりやすくなっているよと担任の先生が仰って下さりました。ただ、指示の出し方が簡潔になったものの、結局児童らに何をさせたいかが分からないというご指摘を頂きました。

 私は児童の立場で指示を考えられていなかったのです。最終的に身につけさせたいことに対してどのような活動をすればいいのかを考え、それをどのように指示するかを児童目線で考えなければならないのです。

 この「児童への指示を明確にする」という課題は簡単に改善できるものではないということを学びました。そのため、中学校教育実習でもこれらを意識しながら経験を積んでいきたいと思いました。

 他にもここには書ききれないほどの貴重な学びを得ることが出来ました。また時間のある時に記事にしていこうと思います。中学校教育実習では、「自分から積極的に動くこと」、「指示の出し方」を意識して、実りある4週間を過ごしたいと思います。(寺尾)

2022年10月28日仕事日記

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 今日、明日は、第48回全日本教育工学研究協議会全国大会 愛知・春日井大会。早朝に起きて、今日午後のセッション1―シンポジウム「GIGAスクール環境の日常的な活用で実現する令和の学び〜公開校6校の実践から学ぶ〜」のプレゼン作り。関わらせていただいた藤山台中学校は大きく変容したのでネタには困らない。どこに焦点を当てるかを考えて作成。

 7時30分ごろ家を出て、春日井市立藤山台中学校へ向かう。8時15分ごろ到着。9時から全体会。研究概要後に授業公開。僕は教務主任と研究主任で、講演会の機器設定。その後、全公開授業参観。1年前の一斉授業&説明型の授業はなし!喜々として学んでいる子どもたち。それを楽し気に見ておられる授業者。

 10時30分から11時まで僕の話。「藤山台中の1年半から学ぶ」と題して、研究手立ての確かさ、それによって生み出した子どもたちの変容などを動画もいれながら伝える。

 校長室でしばし懇談。春日井市民会館に移動。セッションの打ち合わせ。

 開会式、堀田龍也先生の基調講演「これからの学びに対応する情報活用能力の育成」を聞き学ぶ。

 15時15分から16時45分までは、セッション1。藤山台中研究の助言者として登壇。「機器活用論から授業論へ」をテーマに動画で事実を示しながら主張。コーディネーターの高橋先生が「対話」を取り上げていただき、しばし論議。

 実は登壇して気づいたPCのコード忘れ。藤山台中に忘れてきたことは確か。さっそく学校へ戻る。すでに片付けが済んでいて、僕が忘れたと記憶しているところにはなし。皆さんがあちこち探していただき、無事発見。

 18時からの情報交流会には30分間ほど遅れて参加。藤山台中や市民会館、交流会でどれほどの方と名刺交換をしたことだろう。さっそく友達申請やセッションの感想を送っていただいた方もある。

 20時40分ごろ帰宅。大会二日目の明日の午前は、ワークショップの進行役。登壇者から届いたプレゼンをもとに50分間ほどの進行を考える。ほぼ固まったところで記憶なし(泣)。

 今朝の中日新聞1面隅に、いじめに関する僕のコメントがありましたよ、との知らせがあって確認。これなら大丈夫(笑)。

 研究室HP記事は今井さんのクリームシチュー。まずはお読みください

クリームシチュー(今井)

 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。最近は、気温も下がり、秋の匂いがしますね。

 今日の「みうのひとりごと。」は、寒い冬に食べたくなるクリームシチューのおはなし。クリームシチューのCMがテレビで流れ始めると、いよいよ本格的に冬が始まったなという感じがしますよね。

 私の家の昨日の夜ごはんはクリームシチューでした。ある日をきっかけに、クリームシチューを食べるといつも思い出すことがあります。

 私の母方の祖母は、一時期心の状態が悪く、弱っていた時があります。(当時の信じてもらえないであろう不思議なお話があります笑これも別の記事で書こうかな)
 祖父は他界していますので、祖母は母の兄(私の叔父)と2人暮らしです。あまり連絡をしてこない叔父ですが、そのときは兄妹に連絡が来たそうです。
 まず、母だけ祖母の様子を見に行きました。そのまま、母は私の家に祖母を連れて帰ってきました。いつも明るい祖母が元気を無くしている姿は、今思い出しても涙が出そうなくらい、悲しかったです。

 その時、クリームシチューをみんなで一緒に食べました。祖母は「2人だと中々作らないから、久しぶりに食べたらすごく美味しい」と言っていました。それを聞いた時、祖父が亡くなってから祖母は寂しい気持ちが溜まってしまってたのだなと思いました。

 クリームシチューを食べるときは、このことをいつも思い出します。祖母は、あのときのことが夢だったのかと思うくらいに奇跡的に回復して、最近は友だちと旅行に行きまくっています笑

 数週間前、私たち家族は少し大変でした。(全く深刻じゃないです)その時、祖母から茶封筒が届きました。そこには、嬉しい贈りものと共に手紙が入ってました。そこには、あの時の感謝から送ってくれたという内容が書かれていました。もう3年前の話です。私たちの中では、そんなに感謝されることもしてないよという気持ちでしたが、祖母の中ではとても大きかったのだなと思いました。これは、玉置先生がいつも言ってる分福だなと思いました。人に与えた幸せは、巡り巡って自分に返ってくるのだと思いました。

 ここまで読んでくださった皆さま、クリームシチューが食べたくなったのではないですか??笑よし‼︎おばあちゃんに連絡をしようっと(今井)

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2022年10月27日仕事日記

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 今日は2年間関わらせていただいた北設楽郡東栄町立東栄小学校研究発表会。渋滞などで遅れてはいけないと思い、6時30分ごろ家を出て学校へ向かう。岡崎SAで30分ほど朝食休憩。学校着は指定された時間の45分ほど前。車の中でしばし休憩。

 10時15分ごろ校長室へ。さっそく会場で機器セッティング。どういうわけかプレゼンが表示されない(泣)。研究主任さんらとあれこれやってみて、HDMI接続部分に問題があるとわかり、別接続を試みて無事完了。やはり余裕をもって動くべきだと実感。

 教育長来校。かつて県教委に勤めていた時の先輩で、何かにつけて指導助言をいただいた方。校長先生も交えて、お弁当を食べながら教育論議に華が咲く。この時間が持てただけでも僕は満足。

 13時から開会行事と研究概要発表。その後、公開授業。僕はカメラを持って、主に価値づけの場面を撮影して、講演「助言者による価値づけ」で皆さんに伝えようと思い、必死(笑)。1年半で40回を数えている研究授業の積み上げがあって、理論と実践の一致がされている教室ばかり。どこの教室に入っても、紹介したい場面ばかりで撮影に困るほど。

 参観者と東栄小教師による各授業のハーフミーティングが行われている最中に、校長室で動画整理。講演5分まえに完成!

 15時15分から50分間の「東栄町立東栄小学校の2年間から学ぶ」と題して講演。理論が教室で浸透するための手だての確かさ(例 まならぼ!=ハーフミーティングの記録掲示)を伝え、校長先生が紀要に書かれた「はじめに」を軸に、東栄小学校研究から学ぶべき点を伝える。最後15分間で授業動画をもとにさらなる価値づけと今後の改善点を提示。

 新城設楽支所長の的確な指導講評、校長先生のすべての皆さんへの謝辞を聞きながら、関わらせていただいた2年間を振り返る。何度もこの学校に来ているように思っているが、実際は今日で3回目。このような気持ちになるのは、研究授業直後に研究主任から届く報告があってのこと。無理がない地に着いた研究がされたからこそ。とっても良い関わりをさせていただき、たくさん学ぶことができたことに改めて感謝。

 校長室では教育長さんらと懇談。教育長から「笑いが少なかった」(笑)という講評をいただき、それならばと最近の面白いエピソード紹介。

 帰路も順調。とはいえ遠方。途中で30分間の休憩を入れて、19時40分ごろ帰宅。

 明日のJAET全国大会でのプレゼン準備は十分ではないが、今日はPCに向かうのは無理だと判断。頭と体を休める。

2022年10月26日仕事日記

 6時30分ごろ家を出る。7時15分ごろ研究室着。コンビニで買ったパンとゼミ生が贈ってくれたコーヒーメーカーで美味しい珈琲をいれて朝食。昨日の仕事日記入力。

 下野さんがスタバで僕の好みドリンクを購入してきてくれて来研。楽しい四方山話。

 1限教職実践演習。鉄板ネタの「保護者対応」。学生のロールプレイと僕の経験談で、我ながら充実の演習だと自負。

 2限7期生ゼミ。授業提案をした池戸さんと田中君に2回目の授業に際しての課題提示。というのは、玉置ゼミ生として授業力をしっかりつけて送り出したいという思いから。slackで気づきを書いてゼミ生と共有。提示課題は、ベテラン教師でも困っていること。次回提案を大いに期待しての親心(笑)。

 久しぶりにお昼の外食。田中君と下野さんとで「やよい軒」へ。話題は勤務地の予想(笑)。人事に関してのここだけの話満載。

 大学へ戻る。教育実習課へ出向く。実習委員会として抱えている問題の把握。とりあえずの対応を決めて研究室へ戻る。

 田中君、岡君、卒業論文相談に来研。田中君は2章への指導、岡君には全体構成の確認。

 片付け物をして大学を出る。17時15分からオンライン大学紀要編集委員会に参加。19時から第2回恵那市教育環境等検討委員会の助言者としてオンライン参加。予測して用意しておいた資料が検討委員会の方向性とずれなかったことでほっとして5分間ほど話す。

 研究室HP記事は、8期生安藤さんの小学校教育実習を終えて。すでに中学校教育実習中だが、小学校での実習経験は大いに生きているはず。
 

小学校教育実習を終えて(安藤)

 こんにちは、8期生の安藤です!

 最近、学校へ行く途中で窓を開けていると、金木犀の香りがして秋が来たな、と実感します。秋は美味しいものが多く、毎年食欲の秋になってしまいます。しかし今年の秋は実習があるということもあり、 学びの秋になるように気を引き締めて参ります!

 さて、今回は先日終えた、小学校実習について書きたいと思います。最初に感じたことは、想像以上に先生は忙しい、ということです。私は、10回程度の授業を行うだけでも教材研究や指導案、板書計画や授業道具を準備することで精一杯でした。先生方はこれらを当たり前にこなし、事務仕事、保護者対応、ノート点検、掲示物、会議など沢山のことを毎日されていました。正直、現場をみて、教員はブラックと言われていることに納得する部分もありました。自分がこの仕事を何十年も続けていくことに、少し不安も感じました。

 反対に実習を通して、この大変さを吹き飛ばすほどのやりがいを感じました。眠気と闘いながら一生懸命考えた授業を、児童が「楽しかった。」「~ができるようになったよ。」と言ってくれると、ほんとに頑張ってよかった、次も頑張ろうと力が湧いてきました。そして児童が毎日何かできるようになって成長してく姿をみられる素敵な仕事だと思いました。

 本当にお忙しい中、丁寧にご指導いただいてありがとうございました。この実習で学んだこと、経験したことを活かして教師を目指して頑張ります。今週から中学校実習がはじまります。小学校とは違った学びがあると思うので、しっかり学び、力をつけてきます!(安藤)

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2022年10月25日仕事日記

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 6時30分ごろに家を出て、岐阜市内の中学校で教育実習を行っているゼミ生の授業参観に向かう。出発が早すぎると思いつつ、渋滞を避けたいための手段。

 学校付近に1時間前に到着。コンビニでパンと珈琲を買って、車の中で朝食。学校着後も車の中で待機していると、校長先生に声をかけていただき校内へ。「先生、先日、新聞に載ておられましたね」という一言が嬉しい。しばし新刊「いのちの授業をつくる」が話題。

 8時45分からゼミ生の国語授業参観。小学校実習を終えているだけあって、授業の基本ができている。子どもとの関係も1週間でできていて、安心して見ていられる授業。授業後、20項目程度のメモ「◎(とてもよい)、■(今後のために)」を渡して助言。

 すぐに岐阜駅付近の駐車場へ向かう。10時10分ごろ着でほっとする。10時35分岐阜から大垣、米原と乗り継ぐ。しらさき号に乗車できて、これで予定通りの行動がとれので、安心してしばし寝る。敦賀駅着が12時24分。お迎えの車で敦賀市立気比中学校へ。

 校長先生らと懇談して、13時20分から14時10分まで1年生数学授業。進んで研究授業を提案していただいたベテランの先生の授業から大いに学ぶ。発問や指示が明確で短く、子どもへの伝わり度は抜群。意図的に話し合わせながら目標に迫る展開。誤答をとりあげ、それをもとに話し合わせる場面は特によく、願わくはもっと子どもに発話させるとよかったなとメモ。

 すぐに全体会場へ移動して控室で設営動画の整理。必死!

 14時50分から16時20分までの1時間半の講演。1時間は演題通りの「明日からの授業に生きること」を様々。30分間は撮影したばかりの動画をもとに、できるだけどの授業場面でも応用が利くように思うことを伝える。会場が大きすぎて、聞いていただく方との距離があり過ぎて、今一つ反応がわからないが、とりあえずやれることを精一杯やったのは間違いない。

 敦賀駅への車中で、11月訪問時のプログラムを再考。やってみようという気持ちに。

 しらさき号に乗車して、米原、大垣、岐阜というルート。岐阜駅で夕食。20時30分ごろ着。

 研究室HP記事は、僕の授業(講義)の感想を掲載。嬉しい内容

 そうそう、敦賀訪問でもこの仕事日記を読んでいただいている方が少なくても2名おられることがわかって嬉しい限り。ゼミ生の記事も褒めていただき、指導者冥利に尽きる。感謝。

私の授業の感想(玉置)

 ある授業の感想です。80名ほど受講生がいる授業です。次の感想が届きました。

 脳をフル回転させながら授業をうけました。学生側で話し合い意見をまとめる場面が多く、その後、先生の深堀発問で内容を深く理解していくことも印象的です。玉置先生より学生の方が喋っている量が多かったと思います。

 出て欲しい考えが出なかった時のみ、最後に補足する程度でしか玉置先生が話さない姿も大変勉強になりました。読んだり、聞いたりした後、言語活動によって自分の学びにしていくことの大切さが身をもって体感できました。教壇にたつまでに、少しでも玉置先生の技術を盗んでいけるよう学んでいきます!

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2022年10月24日仕事日記

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 定番となった朝の仕事をしたあと、新刊プロットの自分なりの再考。55本の話材を決めてカテゴリーごとに整理。とりあえずこの段階で見ていただこうと送信。

 11時19分地元駅乗車、犬山経由、国府駅下車。迎えをいただいた車で、豊川市立牛久保小学校へ。給食をいただき、校長先生と懇談。

 14時15分から6限授業観察。5年生国語。ビジネス用語でいうところの「心理的安全性」がある教室で、子どもと先生の関係もよく、子どもたちものびのびと授業に参加している。意見もたくさん出て、その内容もいい。級友のスピーチの改善点を出し合い、それをもとに端末に自分のスピーチを録画して、以前の自分と比較する展開。その意図はよくわかったが、内容を入れ込み過ぎたことが残念。

 みなさんの研究協議後、50分間ほどの講話の時間をいただく。心理的安全性のよさ、振り返りの大切さを伝えた後、撮影した授業動画をもとに助言。この授業で一生覚えておくと良い事柄を示し、それを意識させるためには「部分練習」がよいのではないかと提案。

 校長室で授業者も交えて談義。来年度の依頼もいただき、とても有難いこと。

 国府駅へ送っていただき、金山駅、平安通駅と乗り継いで地元駅へ。送っておいたプロットへのコメントが届いていて、さらなる検討事項と原稿の書きぶりを決めるために、とりあえず2本の原稿を書いてみることに。

 8期生の実習授業参観日時調整に必死。どうしても調整がつかず、福地先生に助けを打診。快諾していただく。学生に連絡したところ、学生も喜んでいて、教科指導の点からも良い判断だったと思う。

 研究室HP記事は、小学校教育実習を終えての記事。8期生前野さんが発信。「価値づけ」の大切さを実感した記事が嬉しい。

小学校教育実習を終えて(前野)

 こんにちは!8期生の前野です。9月5日から4週間、小学校実習に行ってきました。今回は実習で得た学びについて書いていきたいと思います。

 今回、私は3年生のクラスに配属されました。初日は上手く子どもと関わることが出来るだろうかと緊張していましたが、子どもたちはとても元気いっぱいで、たくさん子どもたちから話しかけてきてくれたおかげで子どもとすぐに打ち解けることが出来ました。毎日子どもたちからたくさんパワーをもらって実習期間を乗り越えることが出来たと感じます。

 実習を通して得られた1番の学びは「価値付けることの重要性」についてです。

 配属学級の授業観察では、担任の先生が学習規律や子どもの発言についてその都度価値付けることで、子どもがやる気になって学習に取り組むことが出来ている場面を何度も目にしました。また、実習校全体でも学校生活のあらゆる場面で教師から子どもへ、子どもから子どもへ価値付けされていて子どもたちが仲間の良さを認め、協調できる雰囲気がありました。

 授業を実践させていただく時には、まずは子どもたちが前向きに授業に取り組める空気を作りたいという願いを込めて、始めは担任の先生の価値付けを見様見真似でしたが子どもの価値付けをすることを意識して行いました。

 価値付けることを意識しながら教壇に立たせていただいて初めて実感したことがあります。それは、価値付けることによって価値付けた子どもに良い影響を与えるのはもちろん、周りの子どもにもその良い影響が連鎖していき学級全体が良い方向に向かうのだなということです。例えば、「○○さんの姿勢がとてもいいですね。よく集中できています。」と、ある子どもを価値付けると他の子どももどんどん姿勢が整っていきます。教室の正面から子どもたちを見ていると面白いぐらいその様子がよく分かりました。(笑)

 価値付けは価値付けた子どもが自己肯定感を高められるということはもちろん他の子どもが今はどうするべきなのか気づくことが出来るというメリットもあるということを学びました。

 何回も授業を行わせていただき、研究授業では自然に子どもを価値付け学習指導が出来ていたとお褒めの言葉を頂くことが出来ました。まだまだ現場の先生方には及びませんが、この大きな学びは今後子どもと関わる時に必ず活かすことができると感じています。

 他にも書き切れないほどの沢山の学びが実習で得られました。充実した実習期間を過ごせたのは、お世話になった実習校の先生方、子どもたちのおかげだと強く思います。

 次は、中学校実習です。中学校では子どもとの関わり方や授業で求められる教科の専門性等小学校と異なる部分もあると思いますが、小学校実習の学びを活かして新たに多くの学びを得られるように頑張りたいと思います!(前野)

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2022年10月23日仕事日記

 定番となった朝の家仕事。9期生が決まったので、まずは連絡ができるようにしようとチャット立ち上げ。

 午前中は10月27日開催の東栄町立東栄小学校研究発表会で僕の役目を果たすためのプレゼンづくり。かなりの時間をかけて、研究紀要やこれまで随時送られてきた研究主任からの記録などをもとにプレゼンがほぼ完成。一息つく。

 喫茶店でコーヒーとチョコレートワッフルでしばし休憩。

 帰宅して、午後は新刊本のプロットづくり。徐々に自分でも固まってきた感じで、明日にでも見ていただける段階になるのでは、と思えたところで集中力切れる(笑)。

 26日には第2回恵那市教育環境検討委員会にオンライン参加。アドバイザーの役目をいただいているので、届いた議事内容をもとにプレゼンづくり。完成したので担当に送信。事前に許可を得ておかないと難しい内容。

 研究室HP記事は、下野さんのエッセイ「決戦前夜」。心の内をすべて発露している感じ。ご一読ください。
 

決戦前夜(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。もうすっかり肌寒い季節。秋は、可愛い服と可愛いコスメと美味しい食べ物で溢れる季節。大好きな空気が毎日私を包みます。先週から始めた『卒業まで週に1本記事を更新』の第2弾。今日は、私が教員採用試験の二次試験前に書いた文章を紹介したいと思います。

 二次試験の前夜、私はこれまでの人生を振り返っていました。高校三年生の時に、教師を目指して教育学部に入学してから色んなことがありました。色んな出会いが私を強くしました。そんなことを振り返っていたのです。以下は、私がそんな人生の節目の試験で人生を振り返っている時に書いた文。今見返すと決心と覚悟が溢れていて、これからいつか壁にぶつかった時私自身を励ましてくれる文になっているように感じます。

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 教育学部に入らなければきっと目指さなかったであろう先生。私が大嫌いだった学校と先生は、私が命をかけてでも離してやれない大きな夢になりました。

 今までたくさんの子どもに出会いました。私は、どれぐらい子どもを救えたでしょうか。本当に私みたいな子どもは、いるのでしょうか。それは分かりません。

 でも、人は生きてる限り自信と誇りを持っていいんです。私には、自信も誇りもなければ、自分の輝かせ方だって知らなかったけれど、今は輝けます。

 教師を本気で目指して、こんな私が「子どもを輝かせたい」と思った。私が教壇に立つことが正しいとか間違ってるとかそんなの物差しは要らないぐらい、私は、子どもたちに生きて欲しいと願っています。誰にどんな言葉を浴びせられようとも、私は絶対に子どもの側にいることを諦めない。

 私が死んでも死にきれず、諦められなかった夢は、もうすぐそこにあります。それは、もう私だけの夢ではないみたい。いつしか仲間ができて、応援してくださる人がいて、一生懸命戦った日々が明日やっとみせられる。

 必ずぐうの音もでないぐらいの丸をつけてやりたいと思うのです。

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 まるで、自分を奮い立たせる文は私の核心となりました。きっとこの文で私は、改めて決心が固まったのだと思います。試験本番は、必死で余裕なんてなかったけれど、忘れてはならないことは私の胸にしっかり留まって自分の言葉で語ることができました。

 4月からは教師です。私の夢は、やっとスタートラインにたちました。長かったようで、短かったように思います。今まで経験したことは、何一つ無駄じゃなかったと私は自信を持って言えます。4月から子どもたちに語れるお話がこの半年でもっともっと増えていきます。ひとつひとつを大切に。感謝しながら、人と人との繋がりを大切に最後の学生生活を過ごしていきたいと思います。

(下野)
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2022年10月22日仕事日記

 いつものように定番の動き。午前中は、来週の講演等の資料準備。送られてきた紀要の熟読。

 9期生決定の約束日は24日だったが、結論を待っている学生のことを考えて、二日早めて、加入可否の連絡。「ごめんなさい」と伝えた学生には申し訳ない気持ちいっぱい。

 父親の病院へ付き添い。主治医へ介護保険サービス承諾の依頼。帰宅すると、当然の来客あり。びっくりする依頼あり。とてもではないかがお引き受けは難しい。

 12時34分に地元駅乗車。犬山から名鉄岐阜へ。岐阜駅みどりの窓口で来週の敦賀行の切符購入。

 13時50分ごろ、じゅうろくプラザ研修室着。久しぶりの対面参加の「算数・数学授業づくり研究会 創りMath」。

 前半は高山市から若い教師の精力的な数学授業実践報告をネットで聞く。自分の実践を伝える喜びが画面を通して感じられて、こちらも新鮮な気持ちになる。実践は一人一台端末も活用して、予習での学びを起点とした内容。

 立場上、実践を価値づけながら、質問を通して、明確にして取り組むとよい事柄を示す。大きく言うと、「予習の定義」「まとめなのか、振り返りなのか」の2点。前向きにとらえてくれて嬉しい限り。

 後半は久しぶりに自分から話題提供。授業動画を活用。小学校算数動画では、授業者の心情を踏まえた上での「深い学び」へ展開できたポイントがあったのはないかと投げかけ。子どもの活動をあらかじめ予想して授業に臨むことが大切と僕の主張を伝える。

 中学校数学動画では、ここまで各グループ活動が充実している時、集団追究はどうあるべきかの投げかけ。定番の集団追究の必要性、グループ活動に比較してトーンが落ちる集団追究を踏まえた展開の在り方を協議。

 少人数参加の研究会だからこそ、たっぷり意見交流ができて、提案した自分も新たに気づかせてもらえたこと多数。いつものように充実した時間。

 18時20分ごろ帰宅。8期生の数人から届いた実習授業予定を踏まえて、スケジュール調整。なかなか思うようにいかないのは毎年のこと。なんとかできないかと熟考。

 研究室HP記事は10月10日の野口芳宏先生教師力アップセミナーに参加した丸山君から届いた学びの記録。進んで寄稿してくれたことが嬉しい。もちろん内容もいい。ゼミ生への良い刺激になるはず。

特別寄稿>野口芳宏先生の講演を聞いて(丸山)

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 ゼミ生ではありませんが、玉置研究室によく顔を出してくれる丸山君が以下の投稿をしてくれましたので、紹介します。

 ***

 10月10日月曜日、大口町立大口中学校で行われた、NPO法人元気な学校を支援し創る会主催「教師力UPセミナー」に参加させていただきました。講師は野口芳宏先生。

 私は第二部「質疑応答」と第三部「家庭教育」についての講座に参加しました。その際の学びを共有できたらなと思います。

 この講演で特に印象深く感じたのは、野口先生の「現行教育への批判的な見方」です。教育界のレジェンド教師として名高い野口先生の口から、現行教育への批判が成されるとは思いもよらず、会場がザワついているのを肌で感じていました。

 「主体的な学び」と言われるように、現行の学習指導要領においては「主体的」「対話的」「深い」学びが推進されてきています。しかし、野口先生はそれらの能力が本当に良い子どもを作ることに寄与しているのかと問われていました。

 例え話として泥棒(!)の特徴をあげられ、泥棒は「主体的」「自主的」「独創的」であると考えられるとして、まさにこれは3つの資質能力ではないかと問われました(笑)

 つまり「3つの資質能力が備わることがすなわち良いことだとも言えない」ということなのでしょう。

 さらに野口先生は、基礎学力・人間力をつける時期においては、「主体性」よりも「虚心坦懐」「素直さ」が必要であると仰られていました。

 これまで「主体的・対話的・深い学び」を行うことで、未来を生きる力を培えると単純に考えていましたが、そうでは無かったのかもとハッと気付かされました。

 「勉強」と「学習」のように、似て非なるものが乱立する今の教育において、「何が不易で、何が大切なのか」を教育者は批判的に考え続けていく必要があるという学びこそが教師力UPの秘訣なのかもしれません。

 一つ一つの発言に芯があり、自分の中に凛とした哲学を持っていらっしゃる野口先生のような教師になれるよう、努力していきたいなと思いました。(丸山)

2022年10月21日仕事日記

 いつものように父親会議、愛犬散歩の後、パンと珈琲で朝食。新刊プロットづくり。

 9時15分から、オンライン授業と学び研究所会議。開始時刻をうっかりしていて遅参。議題は、近日中開催の大会やセミナー参加の集約。事業計画発表会の振り返り。ワクワクを届ける具体像論議。あるメールへの意見交流。2時間休憩を入れて、午後は「第15回教育と笑いの会」の確認。研究所提案に関わる協議。新展開が生まれることに!15時ごろ終了。

 研究所会議で決まったことを実行するために、さっそくゼミ生下野さんに相談。ライター集め開始。早々に段取りがついて、会議日まで設定終了。このスピード感が溜まらない。

 明日の「算数・数学授業づくり研究会 創りMath」のプレゼンづくり。24日訪問の豊川市立牛久保小学校の基本プレゼンづくり。26日開催の東栄町立東栄小学校研究発表会時、27日、28日開催のJAET全国大会でのプレゼン基本構想を練る。

 本日締め切りとしていた9期生ゼミ加入希望者からのメールを整理。様々なバランスを考えて、ほぼ決定。しばらく時間を置くことにする。

 研究室HP記事は、10月10日開催の教師力アップセミナーの記録。久野さんと田中君の記事。実習を終えているからこそ身に染みる野口先生の理論

10月10日第4回教師力アップセミナーでの学び(久野・田中)

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【久野】
 こんにちは、7期生の久野舞菜です。先日、第4回教師力アップセミナーに参加させていただきました。

 今回は、野口芳宏先生から、授業技術について学びました。

 野口先生の様々な視点からの鋭い教育観、綺麗事で誤魔化されることない本音トークは、普段私には聞きなれないものばかりでした。はっとさせられたり、深く悩み込んだり。ただ知識を得るだけでなく、心で学ぶことができました。終始ワクワクが止まらない、素敵なご講演でした。

 特に心に残っているのは、「学習用語」を指導するということの大切さです。「国語の授業の要は、教材内容より、教科内容。」このことは、これまでのゼミや授業から学んできていました。しかし、そのためにはどうすればよいのか、教科内容とは一体何なのか。あまりイメージがつかず、正直不安な思いでした。

 そんな私に、野口先生は「学習用語」というものを教えてくださいました。学習用語とは、特定の単元に限らず、これからの学習で何度も登場し、役立つ用語です。これは、国語の教科内容の一つであると思います。

 野口先生の授業では、短い教材であるのにも関わらず、たくさんの学習用語が登場し、学ぶことができました。特に、「解字」という言葉を私は知らなかったので、その日の夜、家族に、『「解字」って知ってる?』と自慢しました。新しいことを学ぶことは、人に自慢したくなるくらい嬉しくて、楽しくて、誇らしいことなのだと、実感しました。この感覚を子どもにも味わわせたいです。そのためには、内容を追うばかりでなく、教科を学ぶ上で必要な「学習用語」の指導が欠かせないと感じました。

 本回も、素敵な学びの場をありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。(久野)


【田中】
 こんにちは!7期生の田中です。私も久野さんと同様第4回教師力アップセミナーでの学びについて書いていきます。

 野口先生のお話の中で1番印象に残ったことは、「向上的変容」の大切さです。昨年の野口先生のオンライン講演やご著書の中でも何度か目にし、耳にした言葉ですが、改めて生の野口先生から「向上的変容」のお話を頂きとても大切だなと再認識しました。

 「向上的変容」とは、アドバイスをもらう前と後でどのように良くなったかと周りの評価と含め子どもが実感すること、学ぶ楽しさを味わうことです。

 面接練習の指導法などを聞かれた際に自分でも、周りの友人と話していても間違えたり失敗した児童に対してはっきりとダメだよというよりはやんわりとここを頑張ったねと褒めるという意見や考え方が多く出ていました。恐らく野口先生からのお話を聞いていなければ来年から子どもにそのように指導していたと思います。しかし、できてないことに対してはっきりと指導をし、アドバイスをもらう前と後で成長している、よくなっている。子どもがよくなって嬉しくないはずがないと野口先生はおっしゃっていました。たしかにその通りだなと感じ、自分の考え方の甘さを痛感しました。

 子どもに良くなってほしい、成長してほしいという思いはずっと自分の根底の思いにあると思います。そのためにどのように指導をしていくのか、やさしくいうのだけではなく時には全体の前であっても指摘やアドバイスをしていく必要があると学びました。現場に出て実際にしていかないといけない、ついつい自分の甘さや優しさの部分が出てしまうかもしれませんが、できるようにしていきたいです。(田中)

2022年10月20日仕事日記

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 いつもより遅めの目覚め。父親介護、愛犬散歩。パンと珈琲で朝食はいつものとおり。
  
 8時40分からオンライン面接。ゼミ加入相談に対応。これで対応は最終とすることを決める。

 今朝も届いた依頼メール。スケジュール調整をして引き受ける。ゼミ加入依頼メールが次から次へ届く。加入学生を決めるための資料作り。
 
 10時から11時30分ごろまで、小学館「総合教育技術」の特集記事のためのオンライン取材対応。テーマは「時代が変わっても大切にしたい教育」といった内容。質問を受けると、ああ、こんなことも話しておきたいという気持ちになって、1時間ほど講演した感じ(笑)。この後、ライターさんが原稿にする苦しさを想像。ごめんなさい。

 新刊「いのちの授業をつくる」が、いろいろなところで取り上げていただけるようになってきた。その一つが岐阜市への本贈呈

 12時15分ごろ家を出て、長久手市立市が洞小学校へ向かう。45分ほどで到着。早くに到着したので、車の中で少し仕事。校長室で懇談。

 14時35分から15時35分まで、現職教育講演。この学校の研究主題を演題にして、どのようにすると、この主題が具現化できるか、動画も多用して自分の考えを伝える。例によって、時々話し合ってもらったり、発表してもらったりの展開。講演後、教務主任から、「先生の講演は4回聞いていますが、毎回、違う話題で新鮮です」と嬉しい感想をいただく。皆さん、本もたくさん買っていただけた。感謝。

 45分ほどで帰宅。ゼミ生ではないが、実習中の学生から相談メールあり。さっそく返信。ゼミ生とはslackでやりとり。

 18時30分から1時間ほど、以下のワークショップのオンライン打ち合わせ。たくさんの方が参加されるそうで、ぜひとも良い会にしたい。

<<次世代学校支援システムを通して、これからの「元気な学校」の可能性を拓く

 学習指導要領の改訂、児童生徒1人1台端末の普及などにより、学校の可能性がどんどん広がっている今だからこそ、EDUCOMは校務支援システムを中核とした、先生、子どもたち、保護者が日常的にICTを活用できる「次世代学校支援システム」を進化させます。
 今回のワークショップでは、子どもが今、そして未来にワクワクし、それを見守る大人も、子どもたちの作り出す未来にワクワクする。そんな未来につながる「何か」を、実践者も交えてディスカッションを行います。

日時:2022年10月29日(土)9:30〜11:30
会場:春日井市民会館(大ホール)
コーディネーター:玉置 崇 (岐阜聖徳学園大学)
登壇者:春日井市教員、EDUCOM
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