2023年1月5日仕事日記

画像1
 今年最初の講演は、岡崎市小中学校教頭会研修会で機会を与えていただいた。地元駅から東岡崎駅へ向かう。8時32分着で、迎えの車で岡崎市民会館へ。PCセッティング。教頭会長としばし懇談。大学からのメールへ返信。

 9時35分から11時5分まで「教職員を育て学校力を高める教頭の在り方」と題して講演。お約束より5分延長。やはりもう少し話題を精選すべきだったが、考えてみると冒頭の最近の教育事情が長すぎた。深く反省。一旦休憩に入り、皆さんが短時間で交流。最後に5分間いただき。「心の天気」や書籍のことなどPR。おかげさまで、持参した書籍「いのちの授業をつくる」完売。

 タクシーで東岡崎駅へ。犬山まで行く電車に乗りたくて、25分ほど待つ。その間にロッテリアで軽食。13時30分ごろ帰宅。

 今枝さんから教えていただいたオリジナル鯛焼き屋さんに行って購入。なるほど美味い!

 1月10日は18時30分からロイロノートの達人をゼミへ招いて勉強会開催。7期生・8期生へ連絡。9期生は有志参加と連絡。他の方にも連絡。達人にはslackで連絡。あれこれ準備が必要であることがわかる。

 2月2日(木)午前の「卒業論文発表会」助言者依頼をいつものお二人にする。お二人とも快諾。

 令和6年度から実施予定の「子ども理解活動」の概要書き。考えはあるのだが、シラバスで示そうとするとなかなか苦しい(泣)。あとひと踏ん張りするしかない。

 明治図書の矢口さんから届いた新刊原稿のレイアウトについて、電話で確認。いつも僕が書きやすいように配慮していただけるが、今回もそのとおりで有難い。

 研究室HP記事は8期生合宿シリーズ12月17日の第2弾。村松さんがコンパクトに発信

  

12月17日ゼミ合宿1日目(村松)

画像1
 こんにちは、8期生の村松咲です!今は合宿1日目の夜、りさの家からこの記事を書いています。

 合宿なんて高校生の時ぶりで、緊張して3時間しか眠れませんでした。しかし、卒論のテーマを決め、ゲストティーチャーの方々から学び、オプションツアー...あっという間に1日が終わっていました。

 本日、お二人のゲストティーチャーから多くのことを学びました。「オヤカタ」さんのお話からは教師が指導しているうちに手段が目的化すると、本質を見失ってしまうことに気付きました。また、「当たり前を疑うこと」の大切さを改めて考える契機となりました。『オヤスミヤスミン』をはじめとする「オヤカタ」さんの歌からはどんな子どもでも、その子の凸凹も丸ごと受け止めつ包み込むような愛を感じ、胸が熱くなりました。

 稲田さんへの質問会では、気になる子への支援について考える中で、気になる子の周りにいる子どもたちへの関わり方についても配慮する必要があることに気づきました。

 みんなで学び合う時間も、オプションツアーも本当に楽しくて充実したものでした。この後はゆりなとりさとプリンで気合いを注入して面接の受け答えを考えます!🍮

 明日もみんなでがんばろう💪(村松)

2023年1月4日仕事日記

 家での珈琲とパンに飽きたので喫茶店でモーニング。

 帰宅して、これまで躊躇していたスキャンスナップアプリをPCにインストール。資料を裁断してスキャン。あっという間に完了。これならもっと早くにしておけばよかったと後悔。

 9時から10時45分まで、30分ごとに15分間のずれを作っての1期生から6期生までの顔見世会。全体を振り返ってみると、半数のゼミ生が顔を見せてくれて、近況報告を聞くことができた。

 12時過ぎに久しぶりのラーメン屋に出かける。満席。あれ、あの美味しさはどこに行ったのだろうかという感覚を持つ。僕だけだろうか?

 帰宅して、教職実践演習最終回の動画視聴の連絡。すっかり設定を忘れていて(泣)、時間がかかる。フレンドシップ3・4の段取りも進める。

 本学学生のご家族訪問あり。というのも、お父さんには家の設計をしていただいたご縁があってのこと。業界の話もお聞きすることができた楽しい時間。

 その後、オンラインでのつながりを断続的に。僕のゼミ生顔見世会への連絡記載不十分が要因。アップルウォッチに〇さんから接続あり!との連絡が続く。結局さらにラインやslackのつながりも含めて10人ほどとつながる。こういう時間が持てるのもゼミ指導者の喜び。

 研究室HP記事は、12月17日18日の8期生合宿シリーズ開始。まずは1日目の記録が9人続きます。第1号は新谷さんの記録

12 月17日ゼミ合宿1日目 (新谷)

画像1
 こんにちは、八期生の新谷です。今日はゼミ合宿一日目でした。今日は午前午後と二名の素敵なゲストの方が来てくださり、とても多くのことを学ばせていただきました。ゲストの方の言葉を一言一句忘れまいと、真剣に聞いていたので、時間が本当にあっという間で、もっと聞きたいことがあるのにという気持ちと、お話や歌を聴かせてくださったことへの感謝の気持ちでいっぱいです。何回も言いますが、本当に有意義な時間で、幸せな時間を過ごさせていただけたのだなと余韻に浸っています。 
 
 午前は、坂本さんのお話と演奏会が行われました。坂本さんの歌は、今を生きている子どもの人生や経験、坂本さんの経験がとても素直に書かれた歌詞であり、歌を聴いた私もまるでその経験をしているかのような気持ちになったり、昔の自分を思い出してとても懐かしい気持ちになりました。自分以外の人生経験について聞くことは、とても体感的に伝わり、自分ももっとこうしたい、ああしたいという前向きな気持ちになることができます。

 また、坂本さんの児童館や息子さんのお話をする姿は本当に楽しそうで、自分の体験や経験をあんなにも楽しそうに話せるのは、凄いことだなと感じました。私も自分の経験を楽しそうに生徒に伝える事のできる人になりたいなと感じました。また、坂本さんのお話は、楽しそう且つ、とても学びのある話ばかりでした。特に印象的だった言葉は、子どもが幸せならそれでいいということです。この言葉のとおり、坂本さんから出てくる子供の話はみんな楽しそうで生き生きとしており、話を聞くだけで、子どもは幸せを感じることができているのだろうなと感じることができました。
 
 午後は、稲田さんへの質問の会を行いました。稲田さんは公認心理士という職業から、将来教員になる私たちの質問に対し、とても丁寧にお話をしてくださりました。

 稲田さんがお話しされる中で、とても素敵だなと思ったことがあります。それは私たちの子どもに対して感じた質問について、必ず最初に子どもの立場になって、「ああ、その子はきっと今までの学校が楽しくなかったんだろうね」「その子はきっとこういう子なんだね」といったように、私たちの伝えた子どもの姿をまず最初に尊重する言葉がけをする姿です。常に子ども第一で考えているからこそ自然に出る一言なんだなと感じました。またその一言一言はとても柔らかく、稲田さんの言葉はこれまで多くの生徒を救ってきたのだろうなと感じました。
 
 稲田さんのお話で一番印象的だったのは、何を頑張っているのかをよく見るということです。生徒一人一人の課題は様々であり、一律ではありません。発達障害の児童は特に、みんなが思う当たり前を当たり前にすることができないのです。例えば、姿勢だったり、字を書くことに時間がかかるなど様々あります。そんな子どもがいる中で、子ども一人一人を見て、それぞれの子どもがどんなことを頑張っているのか教師が観察し、できたことをスモールステップで褒めていくことが大切であることがわかりました。
 
 また、学級経営についても学びを得ました。子どもの逸脱行為については、先生が四月の最初の時期にルールを決めるということです。先生は毅然とした態度で、特に、低学年については、何かあった時には先生に報告することを四月の初めに伝えるとよいことがわかりました。  

 稲田さんの話は実際にいた子どもの実態からどのような支援をするとよいということをお話しされていたので、実際の教育現場に立った時にも必ず生きるお話でした。
 
 午前午後と学びがたっぷり詰まった一日。本当に貴重な一日でした。本当にありがとうございました。
 
 そして、ゼミ合宿の後は、恒例の夜ご飯です!今日は玉置先生の行きつけ(?)のお店に連れて行ってもらいました。一日学んだあとのご飯は格別に美味しかったです。ご飯のあとは、オプションツアーで玉置先生の家に訪問させていただきました。ナナちゃんという豆柴が本当にかわいくて、しかも賢い!私も昔犬を飼っていたのですが、私の家の犬とは桁違いの頭の良さでした。玉置家の教育は犬にも通ずる、、、、ということがわかりました。本当に凄かったです。

 今現在(22;51)ゼミ生の寺尾さんと村松さんとお泊りをしています。みんな明日に向けて、今日の学びを書いたり、明日の面接練習に向けて奮闘中です。明日も沢山学びのある一日にさせます。面接は緊張しますが精一杯頑張ります!(新谷)


2023年1月3日仕事日記

 今日も比較的暖かい朝。穏やかな三が日でありがたい。朝食はいつものように美味しい珈琲とパン。

 一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」の「モーニング情報交流会」への声掛けリストをつくり、山田先生と共有。すでに60名を超えてきたことが嬉しい。

 例によって原稿書き。少しずつだが進んでいることは確か。どのようなエピソードを入れると伝わるかと考える日々。

 研究室HP記事は、12月14日7期生ゼミでの久野さん、今井さんの授業の総括を丹羽さんが発信。ポイントをよく押さえている。

 8期生グループチャット「教師力向上資料箱」に資料提供。新しい生徒指導提要を踏まえた「いじめ防止」の在り方資料。

 久しぶりに映画館へ。「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」を4DX3Dで見る。4DX映画は初体験。キャッチコピーでは没入型映像体験と表現されているが、なるほど!この効果もあって3時間を超える映画も飽きない。足を運んでよかった映画で満足。

 帰宅して、ネットに流れている「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の批評をいくつか読む。どのような思いがあって、このように発信しているのだろうかと、発信者の心境に興味が湧く。
画像1

12月14日7期生ゼミでの学び(丹羽)

 こんにちは。最近寒い日が続き、朝起きるのが辛いです。朝早く、学校へ行く日は辛いですが、学校に通えるのは残り数日と思うと、寂しい気持ちでいっぱいです。残りも頑張ります。
 そんな私は7期生の丹羽です。今日は、12月14日のゼミでの学びを書きます。

 今回のゼミは、久野さんと今井さんの集団追究を行う模擬授業提案でした。

 久野さんの授業で学んだことは、【子供の発言を場所すること】【思考の追体験を行うこと】です。
 思考のの追体験とは、いい意見を広げ、他の人が説明すること。
 いい意見を聞いておわるのではなく、他の人がしゃべることで、理解が深まると言うことを知りました。また、うまく説明できなかった場合、「うまくしゃべれなかった!」と声に出せる学級にしていきたいです。

 今井さんの授業で学んだことは、【取り得る行動の検討】についてです。

1.自分がやるかやらないかをおいておいて、行動を出す
2.自分ごととして考える
3.行動にある心を読ませる

 最後の"心"について引き出すことができたら面白いと思いました。
 結論がなく、最後まとめることはできない内容が、「考え、議論する道徳」の良さを感じることができた授業でした!

 私は、新しく学ぶことに毎回ワクワクな気持ちでいっぱいになります。学んだことを次回、自分が模擬試験をするときに活かしていきたいです。(丹羽)
画像1

2023年1月2日仕事日記

 自宅で美味しい珈琲とパンで朝食。例によって原稿書き。少しずつ進んでいることが嬉しい。時々、箱根駅伝往路中継を視聴。

 今日も、一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」の「モーニング情報交流会」へのお誘いメールを何人かの方に送る。名簿整理もする。

 昨年送っていただいた「ICT活用を位置づけた中学校数学の授業モデル」(3学年)(飯島康之編著、明治図書)に目を通す。執筆者の飯島、近藤、松元、西原先生に感想を送る。飯島先生からはすぐに返信あり。

 僕が附属中に勤めていたころの出版事情をやりとり。「数学の授業を感動の連続に」(共著、明治図書)は、附属中としては初めての教科単独による出版。平成8年以来の出来事。

 実践編には、附属中当時に開発した僕のネタの実践記録もあって嬉しい限り。今なお色あせていないネタであることが誇り。

 17時30分から義弟家族と夕食会。いつもの焼肉屋で。総勢10名で楽しく、しっかり食べる。

 東京に戻る長男を岩倉駅まで送って帰宅。明日は久しぶりに映画館へ行くことに決めて席のネット予約。ネットを使えないとリスクを被る世の中がますます進んでいる。

 研究室HP記事は12月14日7期生ゼミの振り返り。今井さんが発信。私が提唱する「取り得る行動道徳」に挑戦してくれた。僕にとっても新たな知見あり。ありがたい。

 写真は京都のお住いの方からいただいた北野天満宮の「大福梅」。お茶に入れて味わう。
画像1

12月14 日7期生ゼミでの学び(今井)

画像1
 こんにちは、7期生の今井美羽です。
 本日はゼミで行った模擬授業に関する学びを記録したいと思います。私は、小学校6年生の道徳「幸せコアラ」の模擬授業を行いました。

 昨年のゼミでは、王道の玉置流道徳を模擬授業しました。こちらは、主人公の心情変化がある物語での授業に対してのものです。しかし、物語の最初から最後まで、主人公の心の変化がない物語もあります。以前の学校訪問で、主人公の心情変化がない玉置流道徳を体験しました。いつか自分で授業してみたいと思っていたので、今回実践してみることにしました。

 初めは、議論が盛り上がらない??題材選択を間違えたか??と不安になりましたが、価値観が分かれていき、互いに理由を説明していくうちに、話し合いが盛り上がり、自然に子ども役のみんなの発言が増えていることを感じることができました。玉置流道徳は、やはり有効であるということを再確認しました。

 授業をしてみての学びは2つあります。
 1つ目は、取り得る行動は、Doで書くということです。展開の中で、取り得る行動のうち、「自分だったら絶対しないという行動を選びなさい」という場面がある。その際に、取り得る行動を「〜しない」という書き方で書いていると、混乱してしまうということが分かりました。今日の例では、「”メールを送らない”を絶対しない人?」という感じです。そうではなく、「メールを止める」というように、主人公のDoを書くことが大切だということを学びました。

 2つ目は、行動の理由だけでなく、心を引き出すことです。今回の授業で私は、この行動をする理由を聞くことはできました。しかし、「なぜ、これを選んだの?」「どうして?」「どう思ったから?」と子どもの心を引き出すことができませんでした。今後の課題です。

 前回の模擬授業では、自分の中で不完全燃焼え終わっていたので、それに比べると良い授業提案ができたのかなと思います。いつも素直でユニークな子ども役をしてくれる7期生のみんな、指導してくださる玉置先生に感謝です。(今井)

2023年1月1日仕事日記

画像1
 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。 写真は、しっぽ付きの娘と弟家族のラムちゃん。無理やり着物を着せられ固まっている姿(笑)。

 今年は代表理事となった一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」を本格的に稼働させたい。皆さんにお役に立つ企画・運営をします。お声掛けします。どうぞよろしくお願いします。

 新年早々に見るテレビは、ここのところ決まっていて、NHKの「年の初めはさだまさし」。さださんの「いつまでこの番組ができるだろうか」というコメントを聞きながら、自分もいつまでこうした年始を迎えられるのだろうかと思ってしまう新年。

 元日も原稿書き。自分で内容を決めた項目だが、ある項目は文量が足りない。進まない(泣)。

 12時に名鉄小牧ホテルで弟家族と我が家族で昼食会。元日に食事ができるところがあまりなかったので、ここを選んだが、予想以上の品と味で満足。2時間ほどゆったりする。

 帰宅。届いた年賀状で、皆さんの近況を知る。「未来を拓く学校づくり研究会」へのお誘いメールをいくつか発信。年始の挨拶メールも発信。

 研究室HP記事は12月14日7期生ゼミの記録。授業提案者の久野さんの記事発信。板書と思考の追体験の重要性の記録。

 研究室HPのデザインを変更。何人の方に気づいてもらえただろうか(笑)。

12月14日7期生ゼミでの学び(久野)

画像1
 こんにちは、実習を理由に1か月ゼミをお休みしておりました、7期生の久野舞菜です。本日は、私にとって久々のゼミでした。さらに、今回は模擬授業担当。もうドッキドキのヒヤヒヤでした。(笑)

 そんな緊張のスタートでしたが、ゼミ終了時刻には、「すごい!はやく実践したい!」「もっともっと学びたい!」と、前のめりになってしまいました。やっぱりゼミって楽しい!そう実感した1日でした。

 本日学んだことについて、2点綴ります。

 まず、板書について。
 子どもの心の動きを丁寧に残すことが大切だと学びました。子どもの「なぜ?」「こうしたらいいかも!」という思考の過程を同時に板書する。それが、授業のゴールである見方・考え方に繋がります。

 何を板書すべきか迷ったときは、見方・考え方につながるか。つまり、次の授業やこれからの人生に必要なものであるか、を判断材料にしていきたいと思います。


 次に、「思考の追体験」。
 友達の考えに、「いいでーす」と適当に返すだけでは、わかった気になっているだけで、理解ができていないことが多い。一方、教師がいきなり他の子に指名しつなぐと、すぐには話せない場合がある。

 そこで必要なのが、「思考の追体験」。友達の思考を追体験することで、自分ごととして捉え、わかったつもりから、「わからない」を発見したり、さらに理解を深めたりすることができる。

「思考の追体験」
1.意見が出た際に、その内容をペアで説明し合う。
2.上手く説明できなかった子どもが挙手し、「わからない」を発信する。
3.ペア活動の段階で理解できた子どもが、わからない子どもに説明する。

 これは、脱・わかる子だけの授業にもつながると思います。「いいですかー?」「いいでーす」で終わってしまえば、どこでわかっていない子は置いてけぼりになってしまうからです。

 私は、教育実習の際にわかる子だけの授業をしてしまいました。「思考の追体験」を知った今の自分なら、あのときのあの子たちに全員参加のわかる授業ができたかもしれないなあ、、、と歯がゆい気持ちです。4月、本物の先生になってからは、この学びを生かして、全員参加の授業をしていきたいです。

 玉置先生、今回もたくさんの学びをありがとうございました!毎秒学びが止まらないゼミの時間が、とっても楽しいです!私も、子どもに学ぶ楽しさを感じさせられるように頑張ります。(久野)

2022年12月31日仕事日記

 大晦日もいつも喫茶店でモーニング。ちなみにお昼はケンタッキー・フライド・チキンとモスバーガー。夜はすき焼き。零時前に年越しそば。

 朝から断続的に終日の原稿書き。よく言えば(笑)充実の年末。

 何人かの方に「一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」が開催する「モーニング情報交流会」のお誘いをする。

 13時30分から、オンライン繁昌亭で20周年落語家の番組を楽しむ。大晦日に雀太の「粗忽長屋」が楽しめたのは最高。間だけであれだけ笑わせるのが凄い!さっそく感想を届けると、過去最高の間だったというコメントをもらう。二葉の「上燗屋」でも大笑い。また面白くなっている!

 二男も帰宅。久しぶりに兄弟が揃う。家族でAmazonvideoで映画。

 研究室HP記事は、12月14日に8期生ゼミへ中川行弘先生を招いたときの学び記事。前野さん、澤本君、芝田君が発信。今回が14日ゼミの最終記事。中川先生のおかげでゼミ生と私だけでは絶対に生まれない学びができた。深謝。
画像1
画像2

12月14日 8期生ゼミでの学び(前野、澤本、芝田)

 こんにちは!8期生の前野です。12月14日のゼミでは中川行弘先生をお招きして、授業転換に立ちはだかる壁について考え、話し合う会が行われました。

 今回のゼミで印象に残ったのは「基礎・基本ができていないとジャンプ課題には取り組めない」というのは本当にそうなのかということについての議論です。

 そもそもジャンプ課題という言葉を知らなかったのですが、ジャンプ課題とは教科書を読んだら分かるような簡単な課題ではなく、みんなで立ち向かわないと難しい課題のことを言うのだそうです。

 授業となるとまず基礎・基本を習って、その後応用問題を解いてみるのが典型的な流れです。しかし、子どもが夢中になって授業に取り組むには基礎・基本から入らずにいきなり難しい課題を与えるべきではないかという考え方を教えていただきました。

 私自身今までそんな考え方はしたことがなかったので、最初はとても驚きました。しかし、議論をしていく中で、私が長年続けている吹奏楽に例えて話してくださった玉置先生の言葉が自分の中で非常に納得できました。それは、演奏会等の本番があって、そこに向かって練習する中で基礎に立ち返ることがあるんじゃないのかという内容のお話でした。吹奏楽に限らないと思いますが、基本的にはどんなことでも大きな目標・課題があって、そこに向かう中で足りない、できないという部分を補うために基礎に戻って前へ前へ進んでいくものだと思います。しかし、授業となると教師が基礎・基本を教え込むことから始めてしまう、これが授業をより良くしていく上で障壁となっているのではないかと思いました。

 また、中川先生が実際に学校現場で授業をどのようにされているかについてお話を聞いていると、難しいジャンプ課題を与えたとしても子どもは仲間と協力して試行錯誤しながら解決へ向かえそうだということも分かりました。知識は教えないと子どもは分からないと考えるのではなく、子どもに委ねてみて大きく道をそれてしまったら教師が軌道修正するという考え方も大切だなと思いました。

 今回のゼミは今まで考えたこともなかった考え方に触れることができた貴重な時間になりました。お忙しい中大学までお越しくださった中川先生、このような機会を設けてくださった玉置先生、ありがとうございました。一緒に学んでくれた8期生もありがとう!(前野)


 こんにちは!8期生の澤本です。12月14日のゼミでは中川行弘先生に来ていただき、教師の壁について考え、話し合いました。私が特に印象に残ったことは楽しい授業についてです。

 楽しい授業と考えた時に、なんとなくのイメージで子どもが楽しそうに学んでいる、時には笑いも起こるような授業という風に思っていました。しかし、中川先生のお話から「楽しい授業」=教師が笑いをとってクラスを盛り上げるわけではないことを学びました。教師が冗談・面白いことを言い、教室に笑いが生まれる。これは授業の意味を誤って捉えた「つまらない授業」であると思いました。本当の楽しい授業とは、子どもの知的好奇心をくすぐり、知りたい・やってみたいと思わせられる授業だと学びました。

 そのためには、クラス全員が悩めるジャンプ課題を用意することや自然に課題に向かえる導入を行うことが大切です。そして、わかるところはすぐに終わらせ、わからないところをみんなで探求することが楽しい授業であると思いました。

 今回のゼミでは、いつもの話し合い以上に難しく8期生みんなで悩むことができました。自分の中で「楽しい授業」を履き違えなくなったことが一番の成長です。

 中川先生、今回はお忙しい中、私たち8期生のために時間を作っていただきありがとうございました。私自身とても大切なことに気づくことができました。(澤本)



 こんにちは。8期生の芝田です。12月14日のゼミでは中川行弘先生にお越しいただき、教育についてさまざまなお話をいただきました。

心に残ったお話
○ 自分で決める、考える
 自己選択したものや、自分で考え出したことではなく、誰かから聞いたこと、何かで見て知ったことをベースにして(社会的構造主義)子どもは、一丁前のことを言う。
→子どもの話は空中戦となることが多い。「どこからそう思ったの?」と突いてあげることで、綺麗事の戦いから本音での学び合いになる。
※地上で眠りについている子どもを出さないことにもつながる。

○ ジャンプ課題
 「知っている、説明できる、使える」を超えて、ステップアップした問題に取り組む。塾で先に習っていたり、勉強が苦手だったりする子どもをフラットにして、夢中になって考えを深める課題を提示したい。
→自分に落とし込むことにつながる。

 基礎基本がなければ、応用編(ジャンプ課題)ができないの??
→そんなことはなくて、じっと考えると話ができる。その中で自ら基礎基本を知りたい、学びたいと思わせられたら、『知的な面白さ』『知的好奇心』を引き出せている。

○ 明るく元気な学校
 静かさや柔らかさ、穏やかさの中に、感受性、知性的な空気、芸術的な香りが生まれる。
→ジョーク的面白さももちろん良いが、「ふーん」「へー」という一律じゃない小さな呟きを引き出す。

○ 学び合い
 自分たちで『はてな?』を出させ、解決させていく。教科書や資料集、タブレットを活用して調べ、自分たちでどこを調べるかの役割分担を自然にしあい、教えあうことで教師から教授よりも深く理解できるかもしれない。
→教師の役割は、『聴く、繋ぐ、戻す』

 たくさんか学びのある時間で、気づけば、1時間半過ぎてしまいました。もっともっと話を聴きたい、みんなで話し合いたいと思う濃密な時間でした。素敵な先生に出会わせていただき、玉置先生には本当に感謝です。(芝田)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)

画像1

2022年12月30日仕事日記

 昨日から本格的に書き始めた新刊本の原稿書き。徐々にペースが上がってきた!

 「子ども理解活動」(現在はフレンドシップ)の資料作りのための読書。goodnoteでメモ。

 今日もYouTubeで学ぶ。動画を途中で止めながら、実機で確認しながらの学び。オンデマンドのよさ実感。

 研究室HP記事は、中川行弘先生を招いてのゼミ記録。新谷さん、安藤さん、柴山君が発信。この三人は「ジャンプ課題」には触れているが、他の項目での学び記録もあり。濃厚ゼミだったことがよくわかる。

 大晦日に大阪で落語を聴くのもいいな!と思いながらも、原稿書きを考えると時間的にはもったいない。オンラインで見られることがわかり、今回は上阪を諦めてオンラインで楽しむことに。いろいろと試してみたい気持ちもありの決断。

12月14日8期生ゼミでの学び(新谷 安藤 柴山)

 こんにちは。8期生の新谷です。先日、ゼミで中川先生がゲストとしてお話をしてくださりました。とても貴重なお話をいただくことができ、90分があっという間に終わってしまいました。

 印象に残った話は二つあります。一つ目は、元気のよいクラスについてです。元気のよいクラスは一見良いクラスに見えますが、ハイハイと声を出すだけの元気の良さは学びにはつながらないです。静かだからと言って子どもは元気ではないわけではないということを学びました。むしろ、子どもが静かに熟考している時間こそ、子どもの学びであり、そこから教師がその子どもの考えを繋げることが大切であることを学びました。

 二つ目は、ジャンプ課題についてです。ジャンプ課題について議論する時間がありましたが、最初はジャンプ課題というものがどのようなものか全く見当がつかず、考えることが本当に難しかったです。しかし中川先生の説明によって、とてもイメージをつけることができました。それは、部活動で例えていました。部活動はただ基礎基本の練習をやっているだけでは飽きてしまったり、楽しさを感じることができません。練習試合という小目標をこなすなかでそこから課題を見つけたり、できたことを喜び合うことができる、このようなものをジャンプ課題ということがわかりました。

 ジャンプ課題を出すときは、みんなで立ち向かうことのできる問題や、こうではないか、ああではないかと議論できる問題、みんなで知恵を寄せ合うことのできる課題が良いことを学びました。
 
 90分の中で本当に多くのことを学ばせていただきました。貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。みんなと議論するのは難しくて頭を沢山悩ませますが、とても楽しいです。みんなの意見を聞いてこういう考えがあるのかと自身の学びになったり、考えを言うことで自分自身の対話力にもつながります。玉置ゼミではいつも生きた学びを得られるなあと実感するばかりです。(新谷)


 こんにちは、8期生の安藤です。
 12月14日に学び合い授業づくりのアドバイザー、中川行弘先生にお越しいただきました。今回のテーマは「授業転換に立ちはだかる壁、常識」です。

 他のゼミ生が「ジャンプ課題」について書いてくれており、私が言う事なしだと思います。なので私は「空中戦」「一斉授業」について記事にしていきます!

「空中戦」
 時に、子どもたちが一人前な意見を言うことがあります。しかし、その意見はどこかで耳にした誰かの受け売りの言葉である場合があります。地に足がついているか分からない意見が続くと難しくなります。全員参加の授業をするために、意見に関して本当にそう思っているのか、他の子はどう思ったのか深堀が大切だと改めて認識しました。

「一斉授業」
 一斉授業のポイントは、分かっている事は先に話しておき、みんなが分からないことを探究する時間を増やすことです。子どもたちが同じベースで話し、考え合うことで落ち着いていくことがあります。そのため、分からないことを教師が説明するのではなく、子どもが探求し、満足感を感じる授業が大切だと思いました。

 今回のゼミはいつも以上に意見を交わし合い、熱いゼミになりました。熱くなるほど濃い話し合いで、自分の中で考えがまとまっていない部分もあるのでこれから実践しながら学んでいきたいと思います。

 中川様、そして玉置先生、今までの常識を改めて考え直す貴重な機会をありがとうございました。そして、充実した時間にできたのは8期生のみんなと考えを深め合えたからです。これからもみんなで頑張ろう〜!(安藤)


 本日は中川先生にお越しいただき、授業転換に立ちはだかる壁について話し合いを行いました。実習の授業の中でモヤモヤしていた部分や、今まで授業をつくるうえで壁となっていた考え方にゆさぶりをかける内容ばかりでとても深い学びをさせていただきました。

○空中戦について
 小学校実習の道徳の授業では、大人びた考えの発言や振り返りが多く驚いた場面もありました。少し違和感を抱えながら「なるほど」と受け止めて進めてしまうこともありました。今回の話し合いから、その子どもの発言は経験に基づく、地に足がついている発言かどうか確かめることが必要であることを学びました。確かめなければ、キレイごとばかり飛び交う「空中戦」になってしまいます。出た発言を深堀りしたり、発言内容について議論することで学び合いにつなげることも大切なのだと思いました。

○意見を言いやすい雰囲気の大切さ
 いい意見を言おうとばかり思っていると緊張してしまい、発言のハードルがあがってしまいます。自分自身そうなることが多いです。「なんか」などのようにインフォーマルな探っている言葉が出始めたら安心感が出てきている証拠であることを学びました。子どもから探っている言葉が出てきたら、褒め、心に残りやすいよい学び合いの雰囲気ができてきていることを伝えていくことを意識したいです。そのような雰囲気づくりについても今後考えていきたいです。

○ジャンプ課題
 ジャンプ課題は教科書レベルの先にある、みんなが一丸となって取り組まなければ達成できない課題です。教科の授業でジャンプ課題に取り組むには、基礎基本の知識が必要だと思っていました。今回はこの考えに大きな変化がありました。まず、基礎基本が身についていない状態でもジャンプ課題に取り組んでみるのです。取り組む中で分からない部分が浮き彫りになってきます。その都度、基礎基本に立ち返って学び合う。この姿が大切なのだと思いました。その場の学び合う空気感で「わかった」をつくることも意識していきたいです。ジャンプ課題として、知的に面白いなと思えるものをどう用意していくかも考えていきたいです。

 全員で意見を出し合い、深い学びができました。アウトプットでぼんやりとした考えを整理する大切さも実感しました。みんなでこれからも頑張っていこう!(柴山)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)
画像1

2022年12月29日仕事日記

 これまでほとんど進んでいなかった新刊本の原稿書き。年末年始には、この原稿書きに集中して一気に進めたい。

 久しぶりに中原淳さんの書籍を読む。実践的で授業づくりにも大いに役立つ。読了。

 Goodnote5の使用動画に見入る。来年からメモはこのアプリでの作成にこだわってみようかという気持ちになる。アップルウォッチの動画も見る。YouTubeで学ぶことも多くなった最近。

 年末の掃除、断捨離を進める。これ以上、物を増やしてはいけないと思いつつ、書籍購入は止まらない。大学人である限りはしかたないことと言い聞かせる(笑)。

 昨日発信した久野さんのエッセイ「がんばれ へなちょこ」への絶賛が続く。未読の人はぜひご一読を。反響は本人やゼミ生へ連絡。

 研究室HP記事は、12月14日8期生ゼミに来ていただいた中川行弘先生からの学び記録発信開始。まずは村松さん、寺尾さん、伊藤君。3人ともジャンプ課題について書いている。

12月14日8期生ゼミでの学び(村松・寺尾・伊藤)

 こんにちは、8期生の村松咲です。

 今回のゼミは、中川先生を学校にお招きし、自分達が興味をもったことについて考える時間となりました。

 聞いたことのない言葉や、これまでに考えたことのない話題も多く、学ぶことが多かったのですが、特に印象に残ったのは「ジャンプ課題」についてです。

 実は、私は「ジャンプ課題」と聞いて、「より高く、若しくは遠くまで跳ぶために少しずつジャンプの練習をするという宿題」か何かだと思っていました。(とんだ勘違いでお恥ずかしい限りですが...)

 「ジャンプ課題」とは、教科書の内容の、もう一段上のレベルの課題や、みんなが協力しないとできないような大きな課題のことを言うのだそうです。これについて、生徒間の能力差やテストとの兼ね合いといった考えなければならない点はいくつもあります。

 今回、一大学生の今の私には「こうすれば良い」という結論を安易に出すことはできませんでした。

 しかし、効果的な「ジャンプ課題」の設定は全国の先生方の課題であり、その実現は子どもたちのより良い学びの助けとなるでしょう。自分にできることから少しずつ、この課題に向かい合っていきたいと思います。

 また、今回は仲間と話し合い、聴き合うことで自分の考えをより明確化したり、相手の考え方を取り入れてさらにレベルアップさせることできました。言語活動の重要性についても、改めて考える契機となりました。

 最後に、このような学びの場をいただけたこと、中川先生、玉置先生、そして共に心に汗をかいて学び合った8期生のみんなに心から感謝します! (村松)


 こんにちは、8期性の寺尾です!今日のゼミでは中川先生に来ていただき、普段とは違う視点から授業について考えました。

 中でも、「ジャンプ課題」について学んだことが最も印象的でした。

 「ジャンプ課題」とは、教科書の内容以上の課題のことです。もう少し詳しく言うと、学力差など関係なくどんな子でも、どうしたらこの問題を解決できるか考えられる問題のことを指します。この課題を通して、当然子どもたち全員をジャンプさせたいですよね。

 ただ、このレベルの課題を解決するにあたって、そもそも全員が基礎や基本が分かっていないと応用できないのでは?という壁に当たります。それに対し、川崎学びの会の馬場先生は、その考え自体がおかしいと主張しています。共に話し合い学んでいく中で基礎や基本に戻ってみるのもいいんじゃないか、ということを学びました。

 確かに、私たちは玉置先生のおっしゃる「学びの共同体」というものを知らずに話し合いをしていました。ですが、みんなが同じベースで話し合っていく中で自分達なりの考えをまとめることができました。

 今回の学びから一見当たり前に見える考えにも目を向けて、本当にそうなのかを考えることも大切なのだと思いました。

 いつも以上に内容が難しく、今の時点で完璧に理解できた、自分の考えがまとまったとは言えませんが、今後に活かしたいと思います。

 中川先生、玉置先生、貴重なお時間をありがとうございました。そして、8期生の皆との話し合いは凄く自分の刺激になります。今週末のゼミ合宿も頑張ろうね!(寺尾)


 こんにちは!8期生の伊藤です。今回のゼミでは、中川先生に来ていただき、授業転換に立ちはだかる壁について話し合いました。

 特に印象に残ったことは、ジャンプ課題についてです。

 私は、小学校実習に行ったとき、ジャンプ課題を扱っている先生の授業を見ました。そのときのジャンプ課題は、本時の内容を学んでから、少し難しい、応用問題のようなものでした。そのため、ジャンプ課題というものは、基礎基本が身についていないとできないものであると思っていました。

 しかし、今日の話し合いを通して、ジャンプ課題というものは、基礎基本が身についていなくても出すことに意味があることを学びました。そもそも、ジャンプ課題というものは、基礎基本が身についている子も身についていない子も一緒に取り組まないと解けないような問題のことを言うそうです。ジャンプ課題を出すことには、自分に足りないところに気づき、基礎基本に戻って勉強しようと思うようになったり、基礎基本を教え合うようになったりと、大きな意味がありました。このように、ジャンプ課題を出すことには意味があることを学んだので、自分だったらどのように授業にジャンプ課題を扱おうかを考えていきたいと思いました。

 今回のゼミでは、いつも以上に難しい話し合いだったと感じます。ジャンプ課題についても、中川先生や玉置先生、ゼミ生の考えから、自分の考えになかったことが学ぶことができました。このような貴重な機会を作ってくださり、ありがとうございました!(伊藤)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)
画像1

2022年12月28日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。帰宅して、本日中に取り組みたいことを書き出す。

 一つ目は敦賀市立中郷小学校の宇都宮先生からいただいた質問への回答。文書でいただいたので、僕も文書で。とても良い視点の質問で、自分の考えを明確にする意味でとても機会をいただけた。完了。

 椙山大学へ移られた塩澤友樹先生から送っていただけた「中等教育段階における生徒の標本データに基づく統計的推論の学年横断的な調査研究 −変動性に着目してー」を読む。おかげさまで新たな知見をいただけた。感謝のメール発信。

 帰省した長男が必ず行きたがる店へ家族で出かける。味が少し落ちた感じ。残念。

 授業と学び研究所の月末報告書作成して発信。

 一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」(代表理事 玉置崇)の来年度の計画案に基づいて、提案していただきたいと願っている方へ相談メール。3件発信。すべて快諾をいただいた。ありがたい。

 資料作りのための読書。原稿執筆。修正がされた卒業論文が届き始めているので、密かに(笑)サイトアップ。知る人ぞ知るところ。

 研究室HP記事は、7期生久野さんのエッセイ「がんばれ、へなちょこ」。教採2次試験に落ちた悔しさを抑えながら、恩師に報告に行ったときのエピソードが書かれている。とってもいい話。ぜひお読みください。
 

がんばれへなちょこ。(久野)

 こんにちは、教員採用試験で見事落ちました、久野舞菜です。結果発表から数か月たち、傷は癒えないにしても、あんまり泣かなくなってきたので(笑)。ご報告までに記事を書かせていただきます。

 先ほど綴った通り、教員採用試験に落ちました。お力添えいただいた先生方や玉置ゼミのみんなへの申し訳なさで、もはや消えてしまいたい思いもありますが、、、(笑)正直消えている場合ではなく、来年度働く職を見つけなければなりません。地元、安城市の教育委員会に講師登録に出掛けました。

 そこで、感動の再会。教育委員会にお邪魔すると、中学校の頃に部活の顧問をしてくださった先生が出迎えてくださいました。そのまま恩師と面接。

 その先生は、中学時代、私を「へなちょこ」と呼んでいました。(笑)

 毎日、「おい、へなちょこ!」と怒られてばかりでしたが、私はその先生のことが大好きでした。厳しくても、伝わるんですよね、愛って。その先生がわたしのこと大好きでたまらないことを、日々のやり取りから感じていました。(笑)

 「採用試験に落ちてしまって」と先生に告げました。
 「まぁ、おまえはそうだろうな〜へなちょこだもんな〜」と笑い飛ばされるだろうな、と思ってたんです。ところが。

 「そうか。おれの知っている久野舞菜は、真面目でしっかりやる人間だ。絶対、うまくやっていける。」
 そんな嬉しい言葉をかけてくださいました。

 「あれ、先生、そんなこと思っててくれてたんですか?当時からもっと褒めてくださいよ〜!」なんて冗談めかして返しましたが、内心嬉しくてうれしくて。先生が言う「へなちょこ」の中には、こんな嬉しい意味も含まれてたのかもしれないなあと思いました。

 ああ、この言葉に出会うために、この素敵な先生との再会のために、採用試験落ちたって考えても悪くないな、なんて思いました。だって、受かってしまっていたら、先生ともう会うこともなかったかもしれない。

 私は、採用試験に落ちた私が好きです。不器用で失敗続きでもたくましく生きる、へなちょこな私が。がんばれ、へなちょこ。それゆけへなちょこ。わたしのこのあり方が、子どもを元気づけられたらいいな。(久野)
画像1

2022年12月27日仕事日記

 ホテル泊の朝。7時過ぎに無料朝食を食べて、8時ごろ自宅へ向けて出発。赤羽、東京、名古屋、地元駅へ。帰宅は11時少し前。すぐに車で大学へ向かう。

 12時着。「教育課程論」の振り返り熟読。中学校教育実習事後指導欠席対応メール発信。

 13時から1時間30分ほど、入試対応説明会に出席。研究室に戻り、振り返り読了。出欠表記入。

 15時過ぎに9期生安田さんが相談に来研。経験をもとに多角的に考えて助言。役立ては嬉しい。

 17時過ぎに大学を出て帰宅。20時から5期生二村さんと8期生寺尾さんとマッチング。15分間ほど。

 続いて楽しみにしていた【年末企画ウェビナー12/27】ポストGIGAスクール構想の学び、 2022年振り返り&2023年大予測を視聴。特に文科省・武藤さんの見解に注目。強く同感。今の僕の立場で何ができるのだろうか、何かしらできるのではないかと考える。22時終了。

 訪問した学校からの質問に答える文章作り。途中まで。

 研究室HP記事は、「いのちの授業を体験的に学ぶ」の最終回。第7弾。長谷川さんと榊原君発信。7・8・9期生13人の学び発信終了。ゲストの発言から心に残ったことの記録あり。
 

12月10日「いのちの授業」を体験的に学ぶ(長谷川、榊原)

 こんにちは!9期生の長谷川です。12月10日に十六プラザで行われた「いのちの授業」を体験的に学ぶに参加させて頂きました。

 山田先生の授業では、ゲストティーチャーの加藤さんと共に臓器提供について学びました。授業内では、加藤さんの実体験をもとに「自分だったらどのように考え行動するのか。」といったことを交流する機会が多くあり、自分のことのように考えながら学ぶ大切さを知ることが出来ました。
 また、子どもたちの前で授業を行う際には多数派=正解というムードは作らず少数派の意見を大切にし、話し合うことで深まりをだしていくことも大切であると思いました。
 
 いのちの授業の中で加藤さんがおっしゃっていた「提供することが善。しないことが悪ではない。」という言葉がとても印象にに残っています。
 どうしても「臓器提供をする人は心が優しくいい人だ。」などといったイメージが湧いてしまうことがあります。しかし、たくさんのお話を聞く中でどのような考えを持つにしても、自分や周囲の人のいのちについて真剣に考え、自分なりの意志を持つことが大切だと考えました。

 今回のセミナーではいのちについて考える機会に加え、授業の仕方やポイントについても学ぶことが出来ました。質問や感想を交流する場面では、他大学の学生や先輩、実際に現場で働く先生方の疑問点や考え方を聞くことができ、新たな視点に気がつくことが出来ました。
 このような機会を与えて下さったことをとても嬉しく感じたと共に、今後もこのようなセミナーに積極的に参加していきたいと思いました。(長谷川)


 こんにちは、9期生の榊原計人です。12月10日にじゅうろくプラザで行われた"「いのちの授業」を体験的に学ぶ"に参加しました。
 今回は山田先生とゲストティーチャーの加藤みゆきさんの臓器移植による「いのちをつなぐ」ことについて、実体験をもとにした話を聞くことができました。

 私が1番に学んだことは、臓器を移植してもとの生活に戻っても、必ずしも幸せと感じる訳ではないということです。
 加藤さんは第一型糖尿病を発症し、人工透析を必要とする辛い毎日を過ごしていたなか、脳死の方の腎臓を移植することでその苦痛から解放されました。しかし、亡くなった人の不幸の上に自身の元気があること、他の人の方が移植が必要だったのではと考えてしまうことから「申し訳なかった。」と思ってしまうことが多く、幸せを実感できなかったと仰っていました。その後、ドナーファミリーの「あなたが元気で嬉しい。」、友達の「気に病むことは無い。」などの言葉から幸せに思えるようになっていたそうです。

 今回の講話から、なにかしらの病気や障害を発症し臓器移植でもとの生活に戻ったとしても、そこにはプレッシャーを感じで生活する中での重荷になってしまう。人からいのちをつなぐということはそれだけ大変で苦痛の伴うことであり、その結果つながったいのちはとても尊いものであると知りました。私たちは自分のいのちをよひ大事にすると共に、つながっていくいのちのことを深く考え、マイナスな感情をできるだけ無くすようなケアを行っていくことが必要になっていくと思います。

 主催のじゅうろくプラザ様、玉置先生、龍崎先生、山田先生、そしてゲストティーチャーの加藤さん、今回は「いのちの授業」について深く学ぶ機会を頂きありがとうございました。ここで学んだことを自分なりに咀嚼し、また考えてこれからのゼミでの学びや教師になった際に存分に生かしていきます。(榊原)
画像1
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31