2023年1月15日仕事日記

 大学入学共通テスト二日目業務のために6時30分ごろ家を出て、本学岐阜キャンパスへ向かう。大学近くの喫茶店でモーニング。7時40分ごろ大学着。

 8時に打ち合わせ開始。すべての試験対応グループのため業務完了して大学を出たのが18時過ぎ。19時ごろ帰宅。ヘトヘトでしばし休む。

 20時から21時30分まで、オンライン学校&教育UPDATE【心理的安全性の確立と学校風土づくり講座】に参加。ゲストは森万喜子校長先生。森節満載の講演をもとにブレイクアウトルームで話し合い。

 研究室HP記事は12月18日合宿2日目シリーズ第3弾。前野さんが記事発信。8期生同士の学びのよさを伝える内容
 

12月18日ゼミ合宿2日目の学び(前野)

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 こんにちは!8期生の前野です。12月18日、ゼミ合宿の2日目は午前に教採に向けた面接練習を行い、午後は卒論の「はじめに」を完成させました。

 午前中の面接練習では酒井さん、斎藤さん、7期生の先輩方をお迎えして面接の基本的な作法から面接で話す内容まで多岐に渡ってご指導頂きました。

 面接練習をする中で見えてきた私の大きな課題は「思いを言葉に乗せること」です。練習では長く話していても1番伝えたいことが伝わりきらなかったり、声の抑揚がなかったりと自分の中に伝えたいことはあるけれど、それが面接官に伝わるような話し方ができませんでした。

 自分の思いを限られた時間で伝えるために、話す内容・話し方をもっともっと磨いていきたいです!

 午後からは卒論の「はじめに」を書きました。「はじめに」ではなぜその研究テーマにしたのかについて自分の思いを書いていきました。私は「個別最適な学び」について研究を行うことにしました。教育実習で「誰1人取り残さない授業」を作る難しさを感じたことから、今重要な授業の在り方として広く知られている「個別最適な学び」にフォーカスして研究を進めていこうと思います。

 最後に、面接練習の振り返りと卒論のテーマについてみんなで交流しました。それぞれが学んだことを共有し深めていく、まさに「学び合い」の良さを体感できました。8期生は色々な視点から物事を考えている子ばかりで、いつもみんなの意見に「なるほどなぁ」と感心します。学び合いの暖かい雰囲気はきっと8期生の持ち味だと思うので、これからも学び合いを大切に頑張りたいなと思います!

 2日間のゼミ合宿を終え、とても濃い学びができたなと感じています。充実した時間を過ごすことができたのは、ご協力頂いた坂本さん、稲田さん、酒井さん、斎藤さん、7期生の先輩方、そして素敵な出会いの機会を作ってくださった玉置先生のおかげです。ありがとうございました。

 そして、これから教採に向けて本格的に始動していきますが、8期生のみんなと一緒なら最後まで駆け抜けられそうだ!と確信しました。こんなにも素敵な出会いに恵まれ、たくさんのことを学ぶことができる環境にいられることに感謝してこれからも頑張っていきたいと思います!(前野)

2023年1月14日仕事日記

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 今朝は仕事日記書きから。昨日出会った教育学部の学生のことをゼミ生へ伝える。

 8時20分地元駅乗車、犬山、名鉄岐阜駅からじゅうろくプラザへ。約束の9時30分に着。さっそくディスカッションの打ち合わせ。とはいえ、進行役の水川教育長は「あまり打ち合わせはしません」という打ち合わせ。その方がよいと僕も同意。

 10時から令和4年度岐阜市「教育公表会」開始。市長、小中学生のショートスピーチ、教育長の「第4期岐阜市教育振興基本計画案について」と続く。とりわけ水川教育長のスティーブ・ジョブズ風のプレゼンが素晴らしく聞き入る。

 11時から1時間、ディスカッション。僕は小中学生のいじめ・不登校・ICT活用についての見解を受けて、「心理的安全性」の大切さを伝える。ICT活用では「つながる」ことの重要性、そして「自分とつながる」ことは主体性を生むことを強調。

 控室で登壇した小中学生に出会う。あらためて賞賛して会場を出る。13時30分ごろ帰宅。

 16時ごろから行きつけの床屋さんへ。四方山話をいっぱいしての1時間30分ほど。

 明日は大学入試センター試験の二日目。僕も担当者の一人。要項の読み直し。

 研究室HP記事は、12月18日8期生合宿シリーズの第2弾。寺尾さんが発信。人とのつながりの大切を体感したことを書いてくれた。

 7期生の下野さんのエッセイ『もう一度友達になってください』がベストセラー作家の志賀内泰弘さんブログで紹介された。ぜひ読んでください。心動きますよ。

12月18日 ゼミ合宿2日目の学び(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!前回の記事に続き、ゼミ合宿2日目の学びについて書いていきます。

 午前中は酒井さん・齋藤さん・7期生の先輩方に来ていただき、面接練習を行いました。様々な観点でご指導をして頂き、本当に恵まれた環境で学べているんだと強く感じました。

 多くのご指導を頂いた中で特に印象的だったことは、自分の思いを自分の言葉で伝えるということです。自分の言葉でしか自分の思いは伝えられません。その為にも、日々の生活で言葉を磨いて行く必要性を学ぶことが出来ました。考えた文を丸々言うのではなく、キーワードを元にその時その時で自分の言葉を使って思いを伝えられるようになりたいです。

 玉置ゼミ生や他の仲間たちなど様々な人と面接練習をすることで良かったことを吸収し、互いに高めあっていきたいと思います。

 また、「第一印象」がすごく大切であることも学びました。入室する時のお辞儀、仕草、姿勢などから人柄が垣間見えます。背筋を伸ばして胸を張るだけで、自信がある人に見えるのです。これは常日頃から意識していれば面接でも普通に出来ると思うため、いつも姿勢や仕草などを意識していきたいと思いました。

 正直、今まで面接は得意ではありませんでした。聞かれていることに対しての考えを瞬時に言語化することが得意ではないからです。これから色々な先生に面接練習をお願いし、場馴れして自分の考えをまとめられるようにしていきたいです。

 そして午後は、卒論の「はじめに」を完成させました。ゼミ合宿も終盤になり体力がなくなりかけていた時に、7期生の先輩方がアイスの差し入れをして下さりました!先輩方の差し入れとやる気で午後を乗り越えました(笑)7期生の先輩方、面接指導に差し入れまでありがとうございました!!先輩方の優しい眼差し、コメントに心救われました。

 最後には、面接指導で学んだことと、卒論の「はじめに」の概要を皆で共有しました。学んだことを話し合っていくと話が止まらず、もっと共有し合いたいと言う気持ちになりました。玉置ゼミでの話し合いはすごく楽しいし自分の為になります。この玉置ゼミの雰囲気の良さを生かし、教採を皆で乗り越えていきたいです。

 改めて酒井さん・齋藤さん・7期生の先輩方に深く感謝します。御指導いただいたことを忘れず、残り半年近く精一杯頑張っていきたいと思います。

 そして2日間で10人のゲストの方にご協力頂いて今回の玉置ゼミ合宿を終えることが出来ました。もう1回言いますが、こんなに恵まれた環境で勉強出来たことがすごく幸せです。玉置先生、お忙しい中2日間大変お世話になりました。卒論テーマ決めから「はじめに」の添削まで、悩んだこともありましたが、玉置先生の助言で自分のやりたいことを見つけることが出来ました。また、沢山の方との出会いを大切にされているのを感じ、自分もこれからの出会いを大切にしていきたいと思いました。

 この合宿を機に、書くことの大切さを改めて感じたので、定期的に記事を更新していけたらなと思います。まずは月イチを目標に記事更新することをここに宣言します!!(笑)そして8期生のみんな2日間本当にありがとう!!今日はゆっくり休んで残り半年近く頑張ろうね!(寺尾)

2023年1月13日仕事日記

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 早朝から応答ができていない依頼や問い合わせに必死に対応。あれやこれやで2時間(泣)。

 9時56分に地元駅乗車、名古屋、新大阪から伊丹駅へ。新幹線の中でもいくつかのメッセージやりとり。仕事をやり続けている。お迎えの車で伊丹市立天王寺川中学校へ。13時50分ごろ着。

 校長先生から学校の状況や願いをお聞きし、授業参観の視点や講演の内容を決める。

 13時30分から14時20分ごろまで21学級のうち、8学級を動画を撮りながら参観。すぐに動画編集開始。

 15時から16時30分まで今年3回目の講演。演題は「自ら進んで学び合い、認め合う生徒の育成−協働的・探究的な学びのある授業づくり―」。まず、なぜ学び合わせたいのか、なぜ認め合わせたいのかという原点から問いかけ。

 「心理的安全性」が高く、思うことを自由に伝え合える教師集団で、ペアでの話し合いをお願いしても、一気に声が出て互いの主張を聴き合おうという空気がある。問いかけやすく、気持ちよく講演ができた。

 講演後、先生方からの質問も多く、ボランティアで来ている学生が僕の本を読んでいて、「実際に会えることを楽しみにしていました」と伝えてくれた。講演疲れ(笑)がぶっ飛ぶ。

 伊丹駅へ送っていただき、新大阪、名古屋、地元駅着は19時50分。帰宅。明日の準備が気になりながら、それに向かうことができず横になる。

 研究室HP記事は、12月18日8期生合宿2日目シリーズ第1弾発信。村松さんが感謝の気持ちをしっかり表してくれた。
 

12月18日ゼミ合宿2日目の学び(村松)

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 こんにちは、8期生の村松咲です!合宿2日目が終了しました。今日は午前中に面接練習を行い、午後は卒論を書き進めました。

 初めての面接練習、あまりの緊張で頭が真っ白になり、気づいたら涙が溢れてしまっていました。(びっくりさせてしまった先生方、先輩方申し訳ありませんでした...反省です。)実際に質問への受け答えを考える中で自分の中で理想の教師像や教員として目指す姿が固まっていないことを自覚しました。また、「どんな学級を作っていきたいか。」という質問に対する答えがなかなか思い浮かばず、教科を教えることへの情熱はあるものの、学級経営や生活面での指導についてはあまり熱をもつことができていないのだと気付きました。

 先輩方のお言葉の中で、「教員採用試験は通過点でありゴールではない」「自分の言葉で」「教員採用試験は自分の教育についての考えを言える貴重な機会」という言葉が特に印象に残りました。教員採用試験を教師を志した原点に戻り、深く考える良い機会と捉え、自分自身や自分の教育感、子どもへの思いについて今一度考え直していきたいです。

 酒井先生、斎藤先生、7期生の先輩方、暖かく的確なご指導ありがとうございました。不安でいっぱいのなか、先生方・先輩方のお言葉が優しく、本当に助けになりました。私たち8期生のために真剣になってくれる方々がいること、本当に幸せ者だなと犇と感じました。

 私はこの合宿のテーマを、「人と人とのつながり」であったように感じます。様々な先生方とのつながり、先輩方とのつながり、8期生同士のつながり..四方八方に張り巡らされた糸。玉置先生がつないで下さった糸によってこの合宿が素晴らしく実り多いものになり、新たなつながりを生みました。何度も、いくつもの糸を紡いで一枚の布ができるように、これまでの私もこれからの私も周りとのつながりの中でできているのだと改めて感じました。

 7期生の先輩方からの差し入れ!先輩方の優しさが本当に嬉しくておいしかったです♡!今回号泣してしまった私ですが、来年は先輩方のような存在になって後輩をサポートしていきたいです。

 今回の合宿で学んだ「つながり」のもつ可能性、周りへの感謝の気持ちを忘れずに玉置ゼミの一員としてこの糸を紡いでいきます!(村松)

2023年1月12日仕事日記

 7時30分ごろ研究室着。講義準備。文書処理。

 1限・2限は「教育課程論」の13回、14回目。13回目は高等学校で始まった「総合的な探究の時間」の深掘り。生き方・在り方をどこに位置づけるかで論議。14回目は「社会に開かれた教育課程」の意義と実際について話し合ったり知ったりする時間。今日も論議ができる意見ができて楽しい授業時間。

 江南市の観音寺へ向かう。依頼を受けて地域貢献活動で「観音寺サロン」で、着物に着替えて、落語解説と落語実演を1時間ほどする。着物を着ての落語を聞いてもらうのは3年ぶりくらい。何にも(笑)考えずに高座に上がって、いわゆるまくらを話し出したら、とっても受けがよくて、気持ちよく話している間に30分間。持参した落語映像を途中まで見てもらって終了。

 布袋中学校へ。池山校長と久しぶりの懇談。かつての小牧中学校の同志といってもいい。積もる話をあれこれ話す。僕が教頭時代の動きをそう見ていただいていたのかと感激。一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」へのお誘いをして退校。

 17時からzoomで池山校長とつながる。何事もやってみると思いの外、簡単だと知っていただいた模様。

 18時から45分間、EDUCOMの下村さん、松本さん、木下さんとオンライン打ち合わせ。ある事柄の方向が決まる。貴重な話し合い。

 19時30分から21時まで、第13回「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」開催。それぞれが教師としての力量を高めていることがよくわかり、気持ちがよい話し合い。今回から議事録を引き受けてくれた8期生寺尾さんから早々に議事録が届く。いやあ素晴らしい。ここをクリックしてもらうとサイトが開き、そこから議事録が読んでいただけます。ぜひどうぞ

 研究室HP記事は12月17日合宿1日目シリーズの最終回を芝田君が発信。これで9人の学び発信完了。明日から二日目へ入る。ご期待ください。

 研究室HPトップ写真は、ゼミロイロノート初級編30の学び後の写真に変更。ゼミ生の満足な顔をぜひご覧ください。
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12月17日 ゼミ合宿一日目での学び(芝田)

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 こんにちは。玉置ゼミ8期生の芝田です!体調を崩しており、記事にするのが遅くなってしまいましたが、12月17日、18日に行われたゼミ合宿について記事を書かせていただきます。

 この日は、小牧勤労センターにてゲストティーチャーのお二人お迎えし、たくさんのお話を聴き、普段知ることのできない貴重な経験をさせていただきました。

 午前の部では、『おやかた』こと児童館支援員の坂本陽先生にお越しいただき、ギターを演奏しながら沢山のお話をいただきました。「健全ってなんだ!」という児童、青少年健全育成に疑問を呈するオリジナルソングや、児童館に通う小学生と共に作成した「やっとガリガリくんが食べられるのに」「トモダチ8人組」というオリジナルソングを歌っていただきました。お話の中の息子さんや、児童館に通ってくる小・中学生は、自由に伸び伸びと生活しており、とても素敵だなと感じました。さらに、子どもの思いや考えを真剣に受け止め、音楽という形にする生き方にとても憧れを抱きました。

 午後の部では、学校心理士や相談員として教育に携わる稲田康代先生にお越しいただき、沢山の質問に答えていただきました。障害受容や、通常学級において着席できないなどのレベルの不適応を起こしている子どもとの向き合い方、保護者の方との関係性など、先生の実体験に基づいた貴重なお話を聴かせていただきました。

 特に私の心に残っているのは、校内に一つ楽しみ(学校にきたお土産)を作る、その楽しみを子どもから引き出すというお話です。学校を安心して生活できる場所にするためにも、楽しみや喜びを感じられるように環境を整えることの重要性について改めて認識しました。

 さらに、この日は卒業論文のテーマ決めを行いました。玉置先生と何度も面談を行い、ようやく自分の研究テーマについて決めることができました。8期生の仲間同士でたくさん交流を行い、全員で高めあいながら沢山の学びを得た1日目でした。

 合宿1日目終了後、素敵なお店でハンバーグをご馳走していただき、玉置先生のご自宅へお邪魔しました。愛犬のナナちゃんに8期生全員でメロメロになり、ついつい長居してしまいました。とても楽しい合宿1日目でした!!(芝田)

2023年1月11日仕事日記

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 7時30分ごろ研究室着。パンと珈琲で朝食。1限8期生ゼミ準備。昨晩来ていただいた小木曽先生の資料動画確認。

 9時から10時30分まで8期生ゼミ。今日はロイロノート初期編のマスター。小木曽先生が30の動画で基本的操作方法の説明を作っていただいているので、それを見ながら、誰一人取り残すことなく(笑)学ぶゼミ。次はゼミ生伊藤君の感想を紹介。

 昨日ロイロノートについての講義を受け、今日は実際にロイロノートを使いました!今まではロイロノートと聞くと難しいそうだと思い、避けていました。しかし、昨日の講義を受けると、教師がロイロノートを使うことができればできるほど、子どもの成長の手助けになることを学びました。また、今日のゼミで基礎的な操作方法は、そこまで難しくないと感じました。昨日と今日の学びから、ロイロノートを避けるのではなく、ロイロノートについて少しでも知っておくことは、色んな学びの視点を作ることができるため、これからもっとロイロノートに触れていきたいと思いました。

 空いていた2限。たまたま下野さんと他のゼミ生さんが来研。楽しい四方山話の連続。情報によると愛知県内各教育事務所が新採用に関わる文書を発送した模様。いよいよ大まかな赴任地が分かる。

 13時30分から実習委員会。教育実習評価の確定など、いつものように重要な会議。

 15時から16時まで、アビームコンサルティング株式会社からオンラインで【公教育データ・プラットフォーム】ヒアリングを受ける。教育データの利活用に関する私見をたくさん伝える。若干の夢も語る。

 16時30分からクリスタルプラン委員会。令和6年度からの「子ども理解活動」の詳細提案。自分としてはかなりの内容まで理解がいただけたように判断。細部の詰めについて助言をいただく。

 18時過ぎに研究室に戻る。チャットでやりとり。メールよりチャットの便利さを体感、片付け物をして大学を出る。

 研究室HP記事は、12月17日8期生合宿シリーズの第8弾。柴山君が発信。濃い合宿記録が続ている。

12月17日ゼミ合宿1日目での学び(柴山)

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 こんにちは!最近、寒くなり革ジャンが着やすい良い季節になったなあと思っています。17日のゼミ合宿にて学んだことを記事にさせていただきます。

 午前の部では、味岡児童館スタッフの坂本陽さんにお越しいただきました。ギターでの弾き語りを楽器で合いの手を入れながら楽しませていただきました。どの曲も子どもの素朴な言葉で作られた素敵な曲ばかりでした。中でも「やっとガリガリ君が食べれるのに」が印象に残っています。ガリガリ君を児童館に持って行ったら、お菓子は持ってきちゃダメと言われた。悪いことしてないし、なんでここで食べちゃいけないの?という歌詞でした。この歌詞を考えた子どもは、わざわざ45度を記録する日なたでアイスを食べたそうです。

 坂本さんは、子どもにとって辛いこととして「窮屈さ」があるのではないかとおっしゃっていました。今回のアイスの件もそうですが、ルール上禁止されているため選択や自由が少ないことがあります。髪の長さや靴の色などの学校の校則もそうだと思います。
ルールを設定する際も「目的」をはっきりさせ、「窮屈さ」が最小限で済むようにしていくことが大切なのだと思いました。子どもが様々な経験を積めるよう、選択の機会や自由を増やしていくにはどうしたらいいか教員という立場から考えていきます。

 午後の部では、学校心理士の稲田さんにお越しいただき、通常学級で見かける気になる子へのアプローチというテーマで学びあいました。様々な具合的場面についても触れられ、ここでは書ききれないほど多くの学びができました。今回、特に大切にしたいと思ったことは「その子の物差しで行動を褒めること」です。そのためには何を頑張っているかを見つける力が大切だと思いました。

 お話の中では、授業中に注意を受けても姿勢が崩れてしまう子が例に挙げられていました。怠けているように見えるかもしれませんが、一生懸命話を聴いているから起こる行動かもしれません。行動の背景として姿勢保持(DCD)以外にもマルチタスクの困難さ(ADHD、ASD)が考えられます。姿勢保持に使うエネルギーが増えると、話を聞くという行為に注意が向きにくくなります。マルチタスクの困難さがあればなおさらです。
そのため、姿勢が保持できていない→「今回は話を聞くのを頑張っている」。話が聞けていない→「今回は姿勢の保持を頑張っている」のようにリフレーミングして、さらっと褒めていくことを心がけたいです。褒めの場面を増やすためにも、今のうちに褒めの物差しを何本も用意しておきたいと思いました。

 夕飯は「玉置先生の庭」のお洒落なカフェでハンバーグをごちそうになりました。その後、玉置邸へお邪魔させていただきました。柴犬のナナちゃんの目がとてもキュートで癒されっぱなしでした。何度もハチって名前を間違えてしまってごめんなさい。熟した剥き柿もいただいて次の日への気力を存分に養いました。ちなみに柴山はハチ期生。(柴山)

2023年1月10日仕事日記

 コンビニでパンを買って研究室へ。いつものように朝食。講義準備。

 1限・2限は「九育課程論」の第13回・第14回目。1限は「総合的な探究の時間」となった背景とねらいの深掘り。2限は「開かれた教育課程」の文言からの深掘り。特にホームページの在り方について話し合う。今日も興味深い意見が続く。思わず「哲学的な表現」とコメントした学生発言もあり。

 福地ゼミ代表が来研。卒業論文発表会参加のお願い。もちろん快諾。

 「教育課程論」の振り返りを熟読。濃厚な記載がますます増えてきていて、2時間ほどかかる。

 久野さんの「がんばれ、へなちょこ」をネットで読み、「元気がでました。お礼にこの本を久野さんに渡してください」との封書が届く。びっくりと大感激。さっそく久野さんに知らせる。

 「教育課程論」の最終回資料作成。最後に振り返りの振り返りをする。

 17時20分ごろ、小木曽先生到着。研究室で情報交流。18時前に教室に出向き、ロイロノート勉強会準備。

 18時30分から7期生8名、8期生8名、9期生4名、山田ゼミ生2名、山田先生、福地先生、僕の総勢25名で、小木曽先生からロイロノートの実践と活用方法を学ぶ会開始。
 
 進行を見ながら、僕から情報整理をした方がよいと思うこともあって、途中から小木曽先生とチームティーチング。単なる活用事例だけではなく、より広範囲に活用できる知見が明確になり、僕も「なるほど!」と何度言ったことか!参加者にロイロノートの理解の差があることを踏まえて、たくさんの資料を用意してきっちり進行していただいた小木曽先生に感謝。

 片付け物をして大学を出る。外食をして帰宅。おかげさまで今日も充実の1日に感謝。

 研究室HP記事は12月17日合宿1日目シリーズ第7弾。伊藤君が発信。「健全」という歌から「健全」を考えた伊藤君の記事。

 
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12月17日ゼミ合宿1日目の学び(伊藤)

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 こんにちは!8期生の伊藤です。今回は、12月17日、18日に行われた、ゼミ合宿の1日目について書きたいと思います。

 1日目は、坂本陽さんと安達康代さんがゲストティーチャーとしてきてくださいました。これから、2人のゲストティーチャーのお話を聞き、学んだことをまとめていきます。

 坂本陽さんのお話から学んだことは、「健全」という言葉についてです。私は、今まで健全な子を育てると聞いても、何も違和感を抱きませんでした。しかし、坂本さんからのお話を通して、健全な子を育てるというのは、おかしいことなのではないかと考え方が変わりました。それは、私が「健全」という言葉の意味をそのままの意味で捉えていたからです。坂本さんの歌の中には、「人をよく許し受け入れることそれが愛だぜ!ぬくもりだぜ!」という歌詞がありました。坂本さんは、この歌詞の部分に気持ちがこもっていたように感じます。私は、この歌詞がとても印象に残りました。この歌を聞いて、健全である子を育てるのではなく、どんな子でも受け入れてあげることが、先生にとって大切であることを学びました。

 坂本さんの歌は、どの歌を聞いても、とても穏やかな気持ちになりました。子どもが考えていること、思っていることを歌にして、色んな人に届けていることには魅力を感じました。

 稲田康代さんのお話から学んだことは、発達障がいの子への対応についてです。特に印象に残っているのは、発達障がいの子の好き探しをすることです。それは、発達障がいの子と話しているときに、好きなことを聞き、もし工作が好きなら図工室で工作をさせてあげたり、歌が好きなら音楽室で歌を歌わせてあげたりするというものです。この対応の仕方を聞いたときは、とても良い対応の仕方だなと思いました。なによりも発達障がいの子にストレスを抱えさせないことが第一なので、この対応はストレスを減らすことができるため、勉強になりました。

 合宿1日目では、2人のゲストティーチャーからのお話で、自分に足りないものに気づき、学ぶことができました。ありがとうございました!(伊藤)

2023年1月9日仕事日記

 朝からカレーうどんが食べたくなって、若鯱家のカレーうどんを作る。店で出されるように濃厚な味(のような)で、満足&満腹。

 メガネのレンズの傷が気になってきたこと、新調から5年経っていることもあって、いつもの眼鏡屋へ行って相談。やはり新たに新調した方がよいと考えて、注文して帰宅。

 昨年度参観させていただいた多くの授業で記録した授業動画をもとに、一つのプレゼンを構成してみようという気持ちになって、3時間ほどかけて取り組む。7期生ゼミで行っている集団追究の手立ても入れ込んでのプレゼンが完成。我ながら良いものができたと思う。

 先日友人から教えてもらった自宅から車で5分ほどの「元祖昇り鯛焼き 鯛焼き夢工房つくりた手」へ行き、草鯛焼きと苺大福を購入。(写真は店のHPより)

 週刊教育資料の第20回目の原稿書き。今回は課題提示の工夫例紹介。
 
 研究室HP記事は、8期生合宿の1日目シリーズ第7弾。澤本君が発信。坂本さんの歌「そんな日が来るといいな」は、僕も大好き。
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12月17日ゼミ合宿1日目の学び(澤本)

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 こんにちは!最近寒くなり、洗濯物が乾かずプチストレスを感じてしまっている8期生の澤本です。

 今回は12月17日に行われた8期生ゼミ合宿1日目について記事にしていきます。合宿ということでいつもより多くの時間がありとても充実した1日になりました。

 まず午前中は味岡児童館の坂本陽様がギターで弾き語りをしてくださいました。大人のきれいごとをばっさり切った歌や子どもが実際につくった歌などあらゆる歌を歌ってくださいました。私たちも太鼓やマラカス、手拍子で音楽にのって楽しみました。「健全ってなんだ!」や「やっとガリガリ君がたべられるのに」などどの曲もタイトルがおもしろく率直な思いが語られていました。ちなみに私は「そんな日が来るといいな」という曲が一番耳に残りました。作詞したクルミちゃん、ナナちゃん、ルミちゃんの願いが歌われていて子どものかわいらしさが詰まった歌でした。

 また、歌の途中にはエピソードを聞いたり質問したりしながら学びを深めました。その中でも最も印象に残ったことは子どもにやらせていることを大人がやっているか?ということです。大人は子どもに人に会った時は挨拶をするように言います。しかし、大人は知らない人に急に挨拶をしません。見ず知らずのスーツのサラリーマンが急に挨拶してきたらとても怖いです。これを子どもにやらせるのはどうかと思いました。大人がやらないことは子どもにもやらせない、子どもは大人が言うように育つのではなく、大人がやるように育つのだと学びました。

 午後からは稲田康代様にお越しいただき、通常学級で見かける気になる子へのアプローチについてたくさんの質問をさせていただきました。特に個に応じて対応することが印象的でした。

 ASDやDCDの子どもは自己肯定感が低かったり、無意識に限界まで頑張ってしまったりすることを知りました。そのため、全体指示で指示したことをやらせるのではなく、一部をやらせるといった能力に合わせて課題を縮小することが大切だと学びました。また、筋力的にずっと座っていることも大変です。座っていられたら先生の話は聞こえていない、つまり、子どもがなにを頑張っているかを知ることが大切です。それらのスモールステップをひとつひとつ価値づけることで成長につながります。みんなよりできたから褒めるのではなく、その子ができたこと自体を褒めることが重要だと学ぶことができました。

 そして、夜はなんと玉置先生の自称庭であるおしゃれなカフェに連れていっていただきました。その後、玉置先生のご自宅にお邪魔させていただきました。豆柴のナナちゃんに癒される贅沢な時間を過ごすことができました!

 坂本様、稲田様お忙しい中、私たち8期生のために協力していただき本当にありがとうございました!お二人から学んだことを今後の成長に繋げていきます!(澤本)

2023年1月8日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。

 1月16日(月)には吉野郡(東)校長会で講演をさせていただく。その資料作り。完成して研修担当へ送付。

 昼は父親と新装となったうどん屋へ。僕よりたくさん食べる95歳の父親!

 13時から、公開シンポジウム「大学における教員養成の未来−『グランドデザイン』の提案−」を視聴。

 3人から提案されたグランドデザインについて、指定討論者の秋田先生、松田さんがズバリ斬りこむ。二人の主張に拍手をしながら、これからの教育養成について熟考する。

 提案はあまりにも理想であるように感じて、来年度の正式提案も世の中に何らかの変化を起こすと思えず残念。何をどういう視点で考えていくべきかはとても参考になった公開シンポジウム。

 16時24分地元駅乗車して名古屋駅へ。17時30分からかつてのゼミ生のお祝い会。同地区のもう一人、つまり3人で祝宴。聞いてみると、大学時代はコロナ禍であったために、1回しか酒宴をしなかったとのこと。それもあって、今日は大盛り上がり。

 案の定、下車駅を乗り過ごしてしまう(泣)。目覚めたら一駅先。防寒をしっかりしているので歩いて帰宅。アップルウォッチから22分間の歩きだったとお知らせあり。

 研究室HP記事は、8期生合宿12月17日1日目シリーズの第5弾。安藤さんが発信。坂本さん、稲田さんにもあらためてお伝えしたい記事。
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12月17日 ゼミ合宿1日目の学び (安藤)

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 こんにちは、玉置ゼミ8期生の安藤です!12月17日にゼミ合宿1日目を終えました。普段のゼミでもとても学びが多いのですが、1日たっぷりとゼミの時間を過ごしたのでいつも以上に学びがありました。楽しみつつ、学びありの1日目。

 さっそく、記事にして行きます!

 まず味岡児童館の坂本陽様が弾き語りをしてくださいました。大人から子どもまでありのままの気持ちが歌にこめられていて素敵でした。そしてライブの合間にはエピソードをお聴きしながら、質問をしたり話し合ったりして学び合いました。

 私の中で「健全」についての話し合いが印象に残っています。「健全」という言葉によって子どもを縛っているのではないか。大人の理想を押し付けているのではないか。子どもの立場になって考えるとどこか息苦しさを感じました。

 子どもも大人のように思ったり、考えたりしています。しかし、子どもだからといってすべての心の中を吐き出せるわけではありません。子どもだからこそ、ため込んでしまいます。

 健全か不健全か大人が決めつけて押し付けるのではなく、子どもにも考えがあることを理解して、受け止め、のびのびと成長できる環境が大切だと思いました。今回は感染拡大防止のためマスクありのライブでしたが、いつか坂本様のマスクなし歌声&演奏とともにみんなと歌いたいです!

 続いて、稲田康代様にお越しいただき、子ども理解についてお話をお聴きしました。お話の中でも特に、「子どもの世界にはいる」という考えは私にとって新しく、印象に残っています。

 実習を終えて何もやりたくないという児童と出会った場合どうすればよいのか悩んでいました。稲田様に質問したところ、「好きな事をやらせてみる」とご回答くださいました。

 まずは、学校に来たこと等できたことを価値づけする。それから子どもの世界にはいり、こどもの好きな事をする。これによって学校に来ることへの楽しみにつながると学びました。私は、授業中という事にとらわれて勉強をさせる事ばかり考えていました。しかし、思い切って子どもの好きな事をとことんやらせることが、その子にとって必要であることに気が付きました。子どもの立場に立って支援や関わり方を考えて支援をしていこうと思います!

 ゼミの最後はとても美味しいハンバーグステーキをごちそうになった後、玉置先生のご自宅にお邪魔しました。とても賢くて可愛さあふれるナナちゃんにはとても癒されました。玉置先生、スペシャルなオプションをご用意してくださってありがとうございまいた!!

 今回、坂本様、稲田様のお話を通して。短い時間でしたがとても濃い時間となりました。お忙しい中、ご参加いただきましてありがとうございました!!今後ともよろしくお願いいたします。(安藤)

2023年1月7日仕事日記

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 早朝に目覚めて、千々布敏弥オンライン勉強会でのプレゼン再調整。EDUCOM発行の漫画「心の天気」のラフ案に1時間ほどかけてコメント。

 8時から30分間、千々布先生から「成功する教育改革の要件 (Fullan, 2007)」をお聞きする。特に「能力の不足が最初の問題であると仮定し、継続的に取り組む」「リーダーシップを活用し、優れた方向性を継続的に示す」「外部への説明責任と連動した内部説明責任の構築」の三項目が参考になる。

 8時30分から30分間、今年2回目の講演「学校を元気にするために心掛けたこと」と題して話す。その後、千々布先生に取組の価値づけをしてもらい、参加者からの質問を受ける。質問をいただくことで学びが深まる良い時間に。

 うなぎが食べたくなって、行き付けのお店へ。今日は長焼御膳を選択。いつもの美味しい味を堪能。

 14時から、オンライン「情報リテラシー連続セミナー@東北大学」に参加。今回は、「算数科における個別最適な学び」と題した東京学芸大学附属小金井小学校の加固希支男先生の実践を聞く。学習指導要領に記された内容をご自身の視点でしっかり解釈され、その具現化をする骨太の実践紹介で大いに参考となる。これなら「個別最適な学び」が学校現場で実践できると確信。

 13日に訪問する伊丹市立天王寺川中学校でのプレゼンづくり。要望を踏まえて、この学校が掲げている研究テーマの深掘りから始める展開とする。完成して担当に資料データ送付。

 最近はYouTubeで学ぶことが多い。今日も飛び込んできた動画に集中。まさにどこでもいつでも学ぶことができる時代を体感。

 19時30分から21時まで「学校&教育UPDATE Group」企画の「冬季アプデピック」と題してオンライン企画に参加。4名の方からの実践報告を受けて協議。この会もとっても濃い。

 研究室HP記事は、12月17日8期生合宿1日目シリーズの第4弾。前野さんが発信。坂本さん、稲田さんからからいただけた豊富な情報をうまく整理している。

12月17日 ゼミ合宿1日目の学び(前野)

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 こんにちは。8期生の前野です。12月17日にゼミ合宿の1日目が行われました。

 1日目はゲストに味岡児童館指導員の坂本陽さん、学校心理士の稲田康代さんをお迎えし、普段は中々聞けないようなお話をしていただきました。また、卒論のテーマ決めも行いました。今回はゲストのお二人からの学びを記事にしていきたいと思います。

 坂本さんは児童館指導員として働かれていますが、シンガーソングライターとしての一面もお持ちです。今回は坂本さんのお話を聞くと共に、児童館の子どもが作詞をした曲や坂本さんが児童館で子どもと関わる中で考えた想いを込めた曲を披露してくださいました。

 坂本さんのお話で印象に残ったのは、子どもが幸せであれる社会ならば児童館は必ずしも繁栄しなくてもいいというお話です。究極を言えば周りに子どもに向き合ってくれる大人がいたら児童館は必要ないと言うこともできるというお話でしたが、このお話の根底には子どもの幸せを第一に考えたいという坂本さんの想いがあるのだと思います。自分の仕事の前にまず子どもが幸せであるためにどのような環境が必要なのかを考えることは、教師としても第一に考えるべきことだなと感じました。

 稲田さんからは学校の中で気になる子どもへのアプローチ等について私達から質問させていただきながら学びました。稲田さんは0歳児からお年寄りの方までいくつかのお仕事で幅広い方と関わっていらっしゃるので、その豊富な経験から具体的に私達の困っていることに対してのアプローチを教えていただきました。

 特に印象に残ったのは一見普通に見える姿でも、発達障害がある子どもはその普通の姿でいるためにとても努力しているから、その姿をまずは褒めることが大切というお話です。発達障害の子どもは一度に複数のことを頑張ることが難しいので、姿勢がきれいなときは先生の話を聞けていない、反対に姿勢が崩れているときは先生の話を聞いているという場合があります。子どもが今何を頑張っているのかをしっかりと見極め、その頑張っていることを価値づけることで子どもが少しでも前向きに物事に取り組めるようになるのではないかと思いました。

 夜にはオプションツアーで玉置先生&8期生でご飯を食べ、玉置先生のご自宅へお邪魔しました!玉置先生の愛犬ナナちゃんにも会い、とっても癒やされました。朝から晩まで充実した一日を過ごすことができました!

 1日目はゲストの方のお話を聞き、書ききれないほどたくさんのことを吸収できました。これは玉置先生がゲストのお二人と私達を出会わせてくれた素敵な環境があってこそです。恵まれた環境に感謝しながら、その出会いを大切にたくさんのことを学んでいきたいと強く感じる1日目になりました。(前野)

2023年1月6日仕事日記

 早朝から昨晩までに届けますと宣言した「子ども理解活動」の提案文書作成。できるだけ全体像がわかるように記したつもり。少し遅れたことを詫びて事務局へ送信。一段落着いたので、いちご大福とバナナで朝食。

 8時45分ごろ家を出る。空腹感を覚えて喫茶店でモーニング。授業と学び研究所会議のためになごのキャンパスに向かう。

 9時45分ごろ着。10時15分から新年第1回目の会議開始。まずは僕から最新情報提供。その後、開発メンバーから重要情報が含まれる今後の展望を聞き、意見交流。僕は総論賛成で、現場からの反応を予想して意見出し。11時30分まで。昼食。

 13時から授業と学び研究所が当面の取組と考えていることの具現化のために話し合い開始。我がゼミ生下野さん、今井さんも宿題を仕上げての参加。EDUCOMに提案していく具体像がかなり見えてきた。企画者としては満足の2時間。

 終了後、キャンパス内の喫茶店で、ゼミ生と写真のように豪華デザートで振り返り。二人ともこの3月には卒業。今後、こうした時間が持てなくなるのは寂しい。

 帰宅。早朝に送付した「子ども理解活動」をある程度評価していただくコメントが届き、ほっとする。新刊本の見通しも立ち、ずっと肩の荷になっていたのが幾分軽くなった日。

 明日午前は、千々布敏弥先生から声をかけていただき「オンライン勉強会」で自分の学校運営を発表させていただく。そのプレゼンづくり。30分間に収めるために熟考。これでも多すぎるかもしれない(泣)。

 研究室HP記事は、8期生合宿1日目シリーズの第3弾。寺尾さんが濃厚な記事を書いてくれた。

 8期生・7期生にオンラインゼミ設定。堀田龍也先生のインタビュー記事を紹介して感想交流をしようと呼びかけ。締め切りを早めに設定。ゼミ生はびっくりするかな(笑)。
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12月17日 ゼミ合宿1日目(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!12月17日と18日は玉置ゼミ合宿でした。まずは17日に学んだことを書いていきます。

 この日は、卒論のテーマ決めをした後、坂本陽さんと安達康代さんに来ていただき、質問形式で多くの学びを吸収しました。卒論のことについては別の記事で書きます。

 午前中は、坂本陽さんに来ていただきました。坂本さんには自身の歌を何曲か演奏していただきました。歌詞や歌い方からその背景や思いなどがすごく伝わってきて、思わずもう何回か聴きたくなってしまうくらい引き込まれました。気持ちがこもった歌は、その場にいる人の心を引き付けます。演奏から坂本さんの素晴らしさを感じることが出来ました。

 また、児童館についてや、坂本さんの息子さんについての話もしていただきました。そこでは自分で物事を決めることが乏しい環境は子どもにとって辛いことを学びました。そのため、教師になったら学校現場で、できるだけ自己選択できる環境作りをしていきたいと思いました。自己選択の機会を多く作ることで、自己判断力の育成も図りたいです。

 そして、子どもを色々なものさしで見ることの重要さも学びました。坂本さんの息子さんが低学年の頃の話を例に出すと、緊張するとみんなの前でも服を脱いでしまうそうです。あるものさしでしか見ていない場合、みんなの前で服を脱いではいけないと思いますよね。ですが、当時のクラスの子達が、その子は服を脱ぐだけで迷惑はかけていないからそのくらいいいんじゃない?と言ったそうです。この子どもたちは、色々なものさしで物事を見れていたのです。このように、様々なものさしで子どもたちをみることで、多くの子どもたちを受け入れることのできる環境づくりに繋がるのではないかと思いました。他にも坂本さんは、自分にはない視点で物事を見ていて、私が今まで考えたことないことについて考えるきっかけを与えてくださりました。

 午後は稲田康代さんに来ていただきました。主に、発達障害をもった様々な子どもたちへの対応の工夫を教えていただきました。

 その中で特に印象に残ったことは、DCDやASDの子たちへの支援の仕方です。これらの発達障害をもった子たちは、自己肯定感が非常に低いという特徴を持っています。そのため、彼らのものさしの中で頑張っていることを見つければ自然な価値付けができ、自己肯定感の向上に繋がることを学びました。また、この子達には、毎回新たなノルマや課題を設定するのではなく、元の課題を縮小した方が良いことも学ぶことが出来ました。

 そしてASDの子は、例えば姿勢を良くすることを集中すると先生の話を聞くことが出来ない不器用さがある場合があります。その際、その子が何を頑張っているかを見て、ひとつ出来ているからと言って次の課題を与えるのではなく、できたことを価値付けして認めてあげることが大切だと学びました。「その子が何を頑張っているかを見ていれば、限界まで追い詰めることは無い」という言葉がとても響きました。その言葉を頭に置き、今後そのような子どもに対応していきたいです。

 また、発達障害の子たちは、みんなが当たり前にしていることに物凄く体力を使うことがあるため、膨大なストレスを抱えている可能性があるのです。そのため、学校での決められた時間内で精一杯の力を発揮し、家では溜まったストレスを解消できる環境を作ってあげることが大切だということを学びました。他にも様々な事例への対応のコツを教えて頂いたため、現場で発達障害の子達がいた時には実践してみたいと思いました。

 この一日で、ここには書ききれないほどの多くの学びを得ることが出来ました。こんなに多くの学びを得られたのは、玉置先生が素晴らしい方との繋がりを大切にして、素晴らしい方と私たちを出会わせてくれるからです。「出会いを大切にすると相手からも大切にされる」、この言葉の重みを感じ、全ての出会いを大切にしていきたいと思いました。
玉置先生、今日も一日たくさんお世話になりました。そして坂本さん、稲田さんの貴重なお話をお聞きできてすごく刺激になりましたありがとうございました。

 そして仲間の8期生の鋭い質問、言葉選びがいつもすごいなと尊敬します。みんなと学べて幸せです。

 ゼミ合宿が終わったあとは、夜ご飯をご馳走していただき、玉置先生の家にもお邪魔させて頂きました。その時縁石で車を擦ってしまったことは良くも悪くもこの先忘れないと思います(笑)明日も皆と頑張って濃い一日を過ごしたいです!(寺尾)
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