2023年1月30日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニング。2月20日に訪問する岡崎市立福岡小学校でのプレゼンの完成を急ぐ。というのは、これだ!と心に浮かんだことがあったため(笑)。

 9時ちょっと過ぎにゼミ生が自宅到着。揃って味岡小学校へ向かう。2限は5年生、1年生、特別支援学級の授業参観。3限は1年生国語、4限は4年生算数を参観。給食をいただいて動画整理。5限は5年生道徳を参観。

 1年生でもここまで学び合えるのかと感動する授業。教師の出場も的確。算数では予想もしないアイデアが出てきて、多くの数学教育関係者に伝えたい実践。道徳は子どもが資料把握をする展開が秀逸。教師の優しい語り掛けで主題に迫る良い授業。

 15時35分から16時45分まで講演(今年11回目)。演題はリクエストをいただいて「学び合う学びに一人一台情報端末を生かす」。40分間で準備したプレゼンを使って、端末活用で子どものつながりを生み出すことの良さを伝える。30分間で参観時に録画した映像を使って授業コメント。10分間延長。

 校長室で特設授業者へコメント。講演時ですでに伝えているので、再度、丁寧に伝えたつもり。良い授業を見た後のコメントは力が入る。

 参加ゼミ生5名で、僕が最近は待っているオリジナル鯛焼き屋さんへ、例によって振り返り。店長とも会話ができるようになって、ますます魅力を感じるお店。

 帰宅。本日中に提出しますと約束しておいた31日開催の「教育実習連絡協議会」のプレゼン作成。これまでは以前のプレゼンを訂正することで作成していたが、今回は作っているうちに新作(笑)になってしまった。担当へ送信。

 今日も多くの依頼が届いていて、その対応だけでどれほど時間がかかっただろうか。有難い、有難いと思いながらも、無理は禁物と肝に銘じながら返信。

 研究室HP記事は教師力アップセミナー(盛山隆雄先生)からの学び。第2弾は新谷さん、前野さん、伊藤君が発信。掲載写真は盛山先生のプレゼンから。

1月21日第六回教師力アップセミナー (新谷、前野、伊藤)

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 こんにちは、8期生の新谷です。今日は先日行われた教師力アップセミナーについての記事を書かせていただきます。

 今回の教師力アップセミナーは、盛山先生による教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業というテーマでした。盛山先生の授業実践は、どれも子どもが主体的に学びたくなるような仕掛けばかりで、聞いている私も子どもの気持ちになって楽しんでいました。ゆきだるまの文字をつくる単元では、オンラインで一人ながら、あれ、「だ」がないと突っ込んしまいました(笑)子どもが実際にこの授業を受けたら絶対に突っ込んでくるんだろうなと想像してとても楽しい授業なのだろうなと思いました。

 ほかにも多くの実践についてのお話を聞き、実際に私もやってみたいと思いました。まだ実際の現場に出るのは先の話なので、今回の盛山先生のセミナーを聞き、私も子どもが学びたくなるような仕掛けを考えてみたいと思いました。授業の方法は本当に様々で、工夫一つでこんなに楽しそうで学びたくなるものだと感動しました。(新谷)


 こんにちは!8期生の前野です。1月21日に行われた第6回教師力アップセミナーでは盛山隆雄先生の「教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業」というテーマの講演がありました。

 教科書のアレンジの方法を具体的な問題例から学びましたが、どの問題も私自身「どんな答えになるだろう」「解いてみたい!」と思わせられるものばかりでとても楽しくお話を聞かせて頂きました。

 今回のセミナーでの学びは子どもたちが主体的に学ぶことができるような授業づくりをするには、子どもの知的好奇心をくすぐるような工夫が必要だということです。同じ学習内容であっても、条件や場面設定を子どもたちにとって馴染みがあるものに変えたり、意図的に子どもたちが迷う場面を作ったりして意欲を高めることができます。教材から何がねらいなのかということを捉えて子どもの実態に合わせたものを教師が用意することで、子どもが自ら動き出すのではないかと思いました。そして、子どもたちがよりよくねらいを達成するにはどのような授業が適しているのかということを常に頭に置いて授業づくりをしていくことが大切だと感じました。

 今回のセミナーで「授業って面白い!」と改めて感じました。貴重なお話をありがとうございました。(前野)


 こんにちは!8期生の伊藤です。今日は教師力アップセミナーでの盛山隆雄先生のお話から学んだことを書きたいと思います。

 盛山先生の講演のテーマとしては、「教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業」というものでした。このテーマを聞いたとき、子どもたちが動き出すとは具体的にどういうことなんだろうと疑問に思っていました。

 盛山先生のお話を聞いていると、子どもたちが動き出すってこういうことなのか!と理解することができました。どんなところから理解することができたのかと言うと、それは、発問や展開の仕方を工夫するというところからです。授業の発問や展開を工夫することで、子どもたちが自ら興味を持ち、楽しい!もっと学びたい!と思うようになることが、子どもたちが動き出すということなんだと学ぶことができました。

 特に、講演にあった「ゆきだるま」の例では、わざと「だ」を抜いて、「だ」がないことに気づかせ、「だ」の計算をするように誘導し、課題を作っていました。この発問を聞いて、子どもたちが盛り上がらないわけがないなと思いました。もし教科書通りにやっていたら、退屈さを感じてしまう子どもや寝てしまう子どももいると思います。だからこそ、今回の講演を聞いて、教科書通りにやるだけじゃなくて、自分なりの発問や展開を考え、子どもたちが動き出すようにすることが大切であると思いました。

 自分なりの発問や展開を考え、子どもたちの反応が自分の思い通りになったとき、教師も楽しいだろうなと思いました。実習に行って、授業をすることは難しいことを肌で感じましたが、教師も授業をすることに楽しさを感じることも必要なのかなと思いました。次、授業をする機会があれば、自分なりの発問や展開を考えて試してみたいです。そして、子どもたちと一緒に楽しめるような授業にしたいです。

 盛山先生、今回は貴重なお話をありがとうございました!(伊藤)

2023年1月29日仕事日記

 今日も昨日に続いて、これからの講演プレゼンや原稿を書いたりする日に設定。

 まず31日開催の本学教育実習連絡協議会の説明担当プレゼンづくり。以前にいただいた過去のデータに上書きすることをしてきたが、今回は思い切ってゼロから作り直すことにして、データ収集から。7割ほどできてデータ待ち状態。

 2月6日には砺波市立出町小学校へ出かける。依頼事項と送っていただいた研究概要リーフレットをもとにプレゼン作成。研究の方向性の確かさを価値づけながら新たな提案で構成。完成して資料を送信。

 明日締め切りのニューノーマルの学校づくり・授業づくり教育実践ライブラリ連載の「教育放談」の第5回原稿書き。完成して編集部へ送信。

 ゼミ生には「教育課程論の学生評価」をより良い授業づくりを研究している立場の者として紹介。目指す授業が実現できている一つの証となるので嬉しい事実。犬山中の先生方に示す動画を訪問ゼミ生には紹介。感想を求める。

 ここのところiPhone、iPadで仕事ができるようにシフト。ストレスなしで良い感じ。

 研究室HP記事は、教師力セミナー(盛山隆雄先生)記事の発信開始。まずは寺本さん、澤本君が発信。ネタ開発に刺激を受けている二人がよくわかる。

1月21日 第6回教師力アップセミナーでの学び(寺尾・澤本)

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【寺尾】
 こんにちは、8期生の寺尾です!今日は教師力アップセミナーで盛山隆雄先生のお話から学んだことを書いていきます。

 盛山先生のお話を通して、発問の仕方や展開を工夫することで、子どもたちが自分から興味を持ち、楽しい・もっと学びたいという授業を作ることが出来るということを学びました。

 また、何パターンかの意見が出る問題を出し、あえて迷う場面をつくるという話が1番印象的でした。自分が子どもだったらという目線で実際に例示されたものを考えてみたのですが、確かにすぐ答えを定めることはできず迷ってしまいました。ですが、自分なりに根拠を考え、自分の意見を持ちました。

 様々な意見が出たら、他者の意見も気になるし、議論のしがいもあると思います。そして意外な結果が出て、そうなんだ、面白いなという気持ちになりました。ほかの問題にもチャレンジしたいという興味にも繋がると思います。このような授業ができる盛山先生は本当に素晴らしい方だと思います。

 そして、複数の教科書会社の教科書を比べて考えを深めたり、研究会などに積極的に参加したり、本や雑誌などを読んで学んだりするというように、学ぶ機会に興味を持ち自分から学ぼうとする姿勢が大切なのではないかと思いました。これから先、学ぶ機会は沢山あると思います。常に学び続けようとする意識を持ちながら行動したいです。

 盛山先生、貴重なお話をありがとうございました。本質であるねらいを確認しつつ、ねらいから逆算しながら授業づくりをしていきたいです。そして玉置先生、今回も改めて玉置ゼミに入ってよかったと思いました。学ぼうとする姿勢を忘れず、今後を過ごしていきます。(寺尾)


【澤本】
 こんにちは!8期生の澤本です。1月21日に行われた第6回教師力アップセミナーについて記事を書かせていただきます。

 今回のセミナーは盛山隆雄先生に「教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業」というテーマのもと、講演を聞かせていただきました。盛山先生の授業はとても面白くやる気のない子や苦手な子もついやりたくなってしまう、気になってしまうといった工夫がされていると感じました。実際私自身「答えはどうなるのだろう」、「計算したい!」とどの事例を聞いていても感じました。子どもが純粋に夢中に問題を解く姿を想像することができました。
 
 「ゆきだるま」の例では子どもに『だ』がないことに気づかせ、誘導しつつも子どもの発言から課題をつくる。こうすることで、子どもは意欲的に問題に取り組むことができ、まさに子どもが動き出すと感じました。自分が子どもだったら「『だ』がないよ!『だ』をみつけようよ!」って言ってしまうと思います。(笑)
 
 今回のセミナーでは子どものやってみたい、知りたいを引き出す授業には子どもの実態を把握し、迷う場面や比べる場面、計算したくなる場面を設定する必要があることを学びました。私もこんな授業をしてみたいと強く感じました。子どもがやる気がないわけではなく、教師がやる気を引き出せていないだけ、つまり教師の腕次第!(私が講義中にぼー−っとしてしまうのは・・・)盛山先生、今回は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。(澤本)

2023年1月28日仕事日記

 今日、明日は講演プレゼンや原稿書きをする日と決める。

 1月30日小牧市立味岡小学校、2月13日大阪市立大和川中学校、2月14日富山市中学校教頭会研修会、2月13日犬山市立犬山中学校(ネット配信のための収録)の4本が完成。我ながらよく頑張った。もちろん間抜き(泣)。明日にはこの間を埋めるための仕事を頑張るつもり。

 最近利用するようになった地元にあったオリジナル鯛焼き「つくりた手」に行き、いちご大福と鯛焼き購入。やはり美味しい。

 YouTubeで新たな知識を得る。どこでもいつでも学ぶことができるようになったと思うこの頃。今後、教育はどうなるのだろうと思う。

 研究室HP記事は、寺尾さんのエッセイ「今年継続したいこと」。月1回記事投稿宣言。大いに楽しみにしたい。

 8期生グループチャットに全員が1年の振り返りを書いた。それを読んで、指導者の立場で以下の書き込み。今の思いを忘れないようにするために以下に記録。

 皆さん一人一人の一年の振り返りを何度も読みました。心が熱くなります。皆さんにとっても貴重な出会いだったと思いますが、私にとってもずっと大切にしていきたい出会いとなりました。我がゼミでの学び合いを通して、立派な教師、さらには社会人になってほしい、そのためには自分も学ぶことを留めず、より有益な環境を作ることだと心新たにしました。そのために厳しいことも言うでしょう。夢としか思えないことも言うでしょう。これまでにない試みもしてみたいのです。ともに歩みましょう。私も含めて一丸となって!

今年継続したいこと(寺尾)

こんにちは、8期生の寺尾です!!
12月のゼミ合宿の記事で、月一で自分で記事を出すと公言したので、今回は一発目の記事を書きます!

なぜ月一で記事を書くと決めたのか。
それは、「書くことによって学ぶ」大切さを非常に感じているからです。

これまで、ゼミや教師力アップセミナー、学校訪問などの際に学んだことを記事にしてきました。様々な場面での学びを改めて自分の言葉で書き表すことで、その日の学びを整理することができます。また、メモしている時にピンと来ていなかったことも、後から時間をかけて自分の言葉で書くことでこういうことかと思うこともあります。

この前のゼミでも学びましたが、書く活動である「出力」が本当に大切なのです。

私は思ったことを自分の言葉にするのに時間がかかります。言語化するのに時間がかかる理由の一つとして言葉の引き出しの少なさがあげられます。

毎月このように記事を書いていけば、言葉の引き出しを増やせるかもしれません。
また記事を自由に書き、自分の思いを綴れるのは、玉置ゼミだからこそできることでもあると思います。

もっと早くから「書くことによって学ぶ」実践をすればよかったのですが、どんなことを書けば良いのかと勇気が出なかったこともあり、3年生の冬になってしまいました。

今年は最低月一で記事を書いていきます。
宣言したからには卒業するまで継続します!!

また、今年のはじめから毎日手帳に日記を書くのも始めました。
次の日になることもありますが、今のところ続けられています。
その日できたことや嬉しかったことなどを書くことで自己肯定感が上がる気がします。
この日記も継続したいです。(寺尾)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)
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2023年1月27日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニング。帰宅して様々な連絡対応。10時から2月13日に訪問する大阪市立大和川中学校訪問に際しての打ち合わせ。この学校も凄い!ホームページを見ただけでわかる。

 小雪がちらつく中、犬山中学校へ向かう。雪が積もるのではないかと思ったが、外気温は2度。これなら大丈夫。

 犬山中へ到着。ゼミ生6名も合流。ゼミ生に授業参観の分担をさせて、僕は校長先生と多くの授業参観。ますます協働的な学びが推進されている授業が多く、子どもたちも話し合うことを楽しんでいる様子が随所に見られて、これならどの授業も水準以上と判断。ならば、さらに高みに向かうためには、何が必要なのかを観察。

 ゼミ生から聞かれる言葉からも、自分たちが受けてきた、またこれまで見てきた授業とは異なった形態で学んでいる子どもの姿を聞かれる。実際に見せてもらうことの気づきの多さを感じる。

 すべての研究協議会終了後は、校長先生や研究主任に今後の在り方について思うことを伝える。後日の校内研究会のために資料作りをすることを約束。

 良い機会なので、ゼミ生には校長先生にある質問をさせる。貴重な話で、ぜひとも全ゼミ生で共有化したい情報。分福を確認。最後に記念撮影<上写真>(ここをクリックすると大きな写真。校長先生のお人柄で緊張感がとれたゼミ生ら(笑)

 帰宅。EDUCOM下村さんと久しぶりの四方山話。世の変化の大きさに共に驚嘆。

 本日締め切りの「公益財団法人大学コンソーシアム京都」が主催する「第28回FDフォーラム」の資料。僕は下写真のように、合田哲雄さんの次に報告をして、討論をすることになっている。指示いただいた「新要領に対する学校現場における受け止めと課題」と題したプレゼンを完成させて事務局へ送信。

 エジプトから戻ってきた家内を岩倉駅まで迎えに行き、帰宅。2月訪問学校でのプレゼン作成リストを作って力尽きる(笑)。

 研究室HP記事は柴山君のエッセイ「打席に立てる喜び」。次の宣言がいい!どこまでならサボれるだろう。これはやらなくてもいいんじゃないか。恥をかきたくない。なんてことばかり本気で考えていた、大学に入るまでの私はもういません。落ち込んだり、心折れそうになったりしてもワクワクしていたい。一つでも多く、逃げずに打席に立ちたいです。
 
 
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打席に立てる喜び(柴山)

 こんにちは。8期生の柴山です。草野球チームに入って4年目に突入しそうですが、一向にうまくなりません(泣)。直近の試合成績は4打数3三振と壊滅的です。ただ、草野球を続けていて学んだことがあります。「打席に立てる事はものすごく幸せなこと」だということです。結果どうこうの前に、チャンスが与えられていることにワクワクして力が湧いてきます。だって、打席に立てればヒットを打てる可能性があるんですもん!

 ゼミでの学習もそうだなあと思いました。最近、失敗も含めて楽しめるようになってきている気がするんです。この1年と2カ月、模擬授業や的外れな発言で大失敗を繰り返してかなり苦しんできました。残念ながら、失敗は今でもしょっちゅうしてしまいます。しかし、玉置先生や8期生のみんなは、いつも受け止めて打席を用意してくれます。あたたかく背中を押してくれます。楽しくて、幸せです。恵まれています。

 どこまでならサボれるだろう。これはやらなくてもいいんじゃないか。恥をかきたくない。なんてことばかり本気で考えていた、大学に入るまでの私はもういません。落ち込んだり、心折れそうになったりしてもワクワクしていたい。一つでも多く、逃げずに打席に立ちたいです。ここからは、恵みの一球を見逃さないように、ありがたく打ち返していききます。

 中学校の実習ではヒットを打てたんじゃないかと思います。決して率は高くありませんが、成功する喜びも玉置ゼミを通じて学びました。さあ、卒論と教員採用試験という超剛速球を打ち返すためにがんばるぞ! (柴山)
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2023年1月26日仕事日記

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 朝、6時に東員町立東員第一中学校長からメールが届く。今日は訪問日で、車か交通機関のどちらで行こうかと考えていたところ。道路状況が心配で桑名駅まで迎えに来ていただくようにお願いする。

 すっきりしてようやく訪問時でのプレゼンづくり。これまでのプレゼンや本日の指導案を見て、「さらに高みを目指して」と題したプレゼン完成。

 10時からここではまだ書けない(笑)重要なオンライン相談を30分間ほど。良い方向に進む予感。

 11時19分地元駅乗車、名古屋、桑子駅へは12時41分着。校長先生に迎えに来ていただき、東員第一中学校へ。なんと来年度の依頼もいただく。4年も関わらせていただいているので、そろそろ終了と思っていたので有難い話。勢いがあって、授業や研究協議会から大いに学ぶことできる学校との関わりは嬉しいこと。

 2年生の英語授業参観。指導の積み上げを随所に感じる。子どもたち個々が英語で相手に伝えたいという気持ちはしっかり持っていて、未修の単語や表現などは辞書やALTを頼りにして表現。

 特徴がある研究協議会後の私の助言の中心(今年10回目のいわば講演)は、個の評価、個が活動を通して新たにどのような学びをしたのか、それをどう評価するのかを授業動画をもとに授業者に問いかける。個々が目標を持ち、振り返り、次の目標を作っていくことの大切さを伝える。授業者は一人一人をしっかり把握しておられ、個の学びの評価を聞いても明確な回答で感心。今日もとても良い勉強をさせていただけた。

 帰りも校長先生に送っていただき、ここだからの(笑)話で盛り上がる。桑名駅から名古屋駅へ。地下街でいつもの夕食。20時ごろに帰宅。

 これまでメール処理は自宅PCで行ってきたが、それでは処理時間がかなりかかるので、iPhoneやiPadでも処理するようにしている。ようやく慣れてきた感じ。

 研究室HP記事は、寺尾さんによる8期生今年度最後のゼミ記録。7期生や9期生にとっても良い記録。

1月19日8期生ゼミでの学び(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!今日は3年生最後のゼミでの学びを書いていきます。

 ゼミでは「授業変化が目の当たりになった様々な事例」をみて、授業技術や授業づくりについて学びました。

 まず、授業づくりをするうえで、話す・書く・動くなどの「出力」を多く取り入れることが大切です。「出力」の機会を増やすことで、自分なりの解釈ができ、自分の中に学びとして落とし込むことが出来るのです。確かに、自分のこれまでの経験からも「出力」の機会があった方が学習の定着度も上がるし、学んだことを自分なりの言葉で解釈できていると感じます。そのため、「出力」の機会を増やすことを意識した授業づくりをしていきたいです。

 また、授業のねらいの重要さも学ぶことが出来ました。「この授業が成功したら子どもはどんなことを書いたり言ったりすると思う?」この言葉は、玉置ゼミに入ってから何回も聞いたことがあります。何回も聞くと言うことは、玉置先生が授業づくりをするうえですごく大切にしていること且つ授業づくりの基本だと捉えています。1時間の学習が終わったあとの子どもの姿を明確に言えるように心がけたいです。そのためにも、そして子どもを価値付けするためにもねらいは具体的でなければならないのです。

 そしてもっとも印象に残ったことは、「振り返り」の重要さです。

 「振り返り」をしっかりすることで、子どもが自分の出来ることや出来ないことを明確にし、それらを次の授業に繋げることができます。このように自己の学習活動を振り返って次に繋げることで主体的な学びを実現することに繋がるのです。

 また、「振り返り」は、授業の最後というイメージがありますが、授業の最初でも途中でもいつでもいいのです。例えば、授業の最初に前回の振り返りの共有されたものをみて前時の復習をしたり、今日の学びに繋げたりすることが出来ます。
「振り返りは他の子供と共有するとよい」、この言葉を忘れないよう頭に入れておきます。


 そして最後に、「書くことによって学ぶ」、これも玉置ゼミに入れば何度も聞く言葉です。「出力」をすることで自分の確かな学びにつながります。今回また改めて「書くことによって学ぶ」重要性を学べたため、これからの生活でたくさん書いてたくさん学びます!

 玉置先生、1年間ありがとうございました。ここでは書ききれないほどの感謝をしています。そして残り1年も精一杯頑張るのでよろしくお願いします。そして、1年間一緒に学べた8期生のみんなにもすごく感謝しています。春休みは8期生パワーで協力して教採勉強していこうね!!!(寺尾)


2023年1月25日仕事日記

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 例によって、自転車操業が続いていて、今朝は本日訪問の安城市立安城東部小学校でのプレゼン作成から。この学校は、特に「総合的な学習の時間」を通して子どもを育てているので、今年度から高等学校が「総合的な探究の時間」と変更されたことの本質から伝えることを決めて資料作り。ようやく完成して送信。

 ここのところEDUCOMさんと検討してきた未来を踏まえた重要案をある教育機関に送る。さっそく反応していただけた。明日、zoomで打ち合わせすることまで進む。

 合田哲雄さんの講演動画を見て学ぶ。メモ多数。

 安城市立安城東部小学校へ向かう。小牧ICに来て、初めて一宮から米原まで通行止めと知る。反対方向なので問題はないが、やはりそんな状況なのだと認識する。

 学校付近まで順調に来たのでラーメン屋で昼食。人気店のようで、入れ替わりもあるが、すぐに満席。コンビニでさらに時間調整。

 12時45分ほど学校に入る。校長室で懇談。初学校訪問参加の9期生荒木さん、石上さん、由原さんが到着。この寒い中、駅から30分ほど歩いてきたとのこと。

 時間があったので、教育実習にも行っていない9期生なので、授業の見方をレクチャー。子どもの状況を捉えることが重要と指導。

 13時45分から3年生総合的な学習の時間。単元名は「なかよくなりたいな おじいさん・おばあさん」。72時間のうちの49時間目。

 子ども同士、子どもと教師との関係もよく、どの子どもも友達の考えをよく聞いて発言している。ある子どもは先生に「グループで話し合いたいです」と提案。「なんでゴム付けたの?」と友の発言にごく自然に質問をする子どももいて、協働的な学びの姿が随所にあったのは、4月からの積み上げの成果。

 50分間いただいた時間は、安城東部小学校の取組の確かさを価値づけたり、総合的な学習の時間で最終的に願うべきことを改めて伝えたりする。(今年9回目の講演)夕刻には、僕の話を教務主任が以下のようにコンパクトにまとめて返信していただけた。とても良い内容なので、ここで紹介したい。

 今回も、玉置先生のお話をお聞きして、これまでやってきたことの自信と、今後さらに目指すものが明確になりました。

○総合的な学習の時間→何をしたか、ではなく、何を得たか、子どもがどうなったか。調べて分かったこと、学んだことをもとに、どう生きていくか
→ 自己の在り方、生き方につなげて考える

 これは、本日の授業者が、前々から考えていた以下のことにつながっていて、本校が取り組んでいる授業への自信になりました。
「老人ホームのお年寄りの方々とはずっと関わっていくわけではないけど、 この学習で関わって学んできたことを、今後の子どもたちの生活に生かして いけるようになってほしい。」

 今日の振り返りでの子どもの発言「相手のこと、お年寄りのことを考えて、遊びを作ることができた。これからも、相手のこと、お年寄りだけじゃなくて、周りの人や友達のことを考えて行動していきたい」という、生き方、在り方につながったのが、とてもよかったです。

○探究→基礎ができていないのに探究はできない ではない
 探究して、こう生きたいから、これをやる これをやりたいと思うようになる
 探究しながら自分に何が足りないかを考える。
 自分に何が足りないかが分かれば、それを補充しようと学んでいく

○「心理的安全性」が高い教室
 この仲間なら安心できる 正解でも間違いでも言い合える 何を言っても大丈夫
 子どもの学ぶ意欲を支えるのは、子ども同士の人間関係
 それを支えるのは、子どもと教師の人間関係
 それを支えるのは、教師同士の人間関係 なんでも言い合える教師の関係の大切さ

○振り返りを生かした学びのサイクル
 前時の振り返りからの本時のめあてで授業が始まり、授業最後の振り返りを次の授業への課題につなげていく。このサイクルは、形になってきつつあります

○エレベータートーク 隣同士30秒ずつで、何も見ずにこの授業で学んだことを話す
 振り返り時の新たな技を教えていただきありがとうございます
 導入時「今までどんなことをしてきた?」でも、エレベータートークで、子どもたちのウォーミングアップにできますね。

○価値付け → どんなことを価値付けするといいか?
 「このことは一生覚えていてほしいもの」を価値付けする
 ものの見方・考え方につながる 深い学びへとつながる
 今日の授業の子どもの姿から「先生、チーム同士で一度話し合ってから、意見を言いたい」→ 価値付ける
 「○○君、なんでゴムを付けたの?」と、疑問を投げ返せる姿 →価値付ける
 価値付けるもの、仕方、タイミングなど職員で共有していきます。


 明日は東員町立東員第一中学校へ訪問予定。道路状況が心配でいろいろと検索。明朝、学校に行くのが一番いいと判断。

 研究室HP記事は、8期生前野さんの「音を楽しむ」旅。羨ましい貴重な体験談。ぜひ一読を。

「音を楽しむ」旅(前野)

 こんにちは!そして明けましておめでとうございます。8期生の前野です。今日は冬休みの素敵な思い出について綴らせて頂きます。

 実は12月25日から1月3日までアメリカに行ってきました。ただ観光しに行ったのではなく、「ローズパレード」というアメリカ人なら誰もが知るパレードに「岐阜選抜グリーンバンド」の一員として参加するために10日間アメリカに行ってきました。「岐阜選抜グリーンバンド」は朝日大学吹奏楽部を中心に岐阜出身のメンバーが多く集められています。私自身は愛知出身ですが高校時代所属していた吹奏楽部OGとして声をかけて頂き、参加させて頂くことができました。

 この「ローズパレード」は中学から吹奏楽を続けてきた私にとっては夢の舞台でした。まさか出場者になれるなんて全く思っていなかったので、本当に夢のように楽しい旅になりました。思い出を書き始めると長い長い記事になってしまうので、印象深い出来事を3つ書かせて頂きます!

○ディズニークリスマスパレード出場!
 カリフォルニアのディズニーランド内でパレードをさせて頂きました。今回のツアーではいくつかの本番があり、このパレードが最初の本番で少し緊張もあったのですがお客さんの暖かい声援でとっても楽しくパレードできました。
ディズニーは演奏だけでなく、何日か遊びに行くこともできました!とにかく全てが大きくて綺麗で感動しっぱなしでした。ファンタズミックのショーを幸運にもど真ん中の前から5列目くらいのとても良い場所で見られたのは一生の思い出です!

○アメリカで誕生日&年越しを迎えたこと!
 個人的な話なのですが、誕生日が12月30日なのでアメリカでたくさんの人に直接「おめでとう」と言ってもらえたのが嬉しかったです!いつもは冬休みで友達に当日直接おめでとう言ってもらえることは少ないので(笑)アメリカで年越しできるのもきっと人生最初で最後かな、、と思うと思い出に残る年越しだったなと感じます。

○ローズパレード全員完奏!
 今回のツアー最大の本番「ローズパレード」は本当に言葉に表せないほどの喜びと達成感がありました。アメリカのお客さんの声援が特に印象に残っています。もう盛り上がり方が日本とは全然違うのです!私たちのパフォーマンスでお客さんを楽しませるはずが、お客さんからパワーをもらってばかりでした。

 日本で吹奏楽をやっているとどうしても大会で結果が出て、勝ち負けにこだわってしまいがちです。でも、今回ローズパレードに出場して心の底から「音を楽しむ」ことができたなと感じています。本当に本当に素敵な経験ができたなと思います。いつか教師になったとき、こんな素敵な経験ができたんだよ、こんな世界もあるんだよと子どもたちに伝えたいです。

 長くなりましたが、拙い私の旅行記を読んで頂きありがとうございました。今回ローズパレードに参加するということを伝えたら「頑張ってね」と応援してくれた8期生のみんな、そして玉置先生ありがとうございました。そしてこのコロナ禍でも、こんな体験二度とできないんだから行ってらっしゃいと背中を押してくれた家族にも感謝の気持ちで一杯です。

 余韻に浸るのはここまでにして、これからは教員採用試験に向けて一生懸命頑張っていきたいと思います!頑張るぞ!!(前野)

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2023年1月24日仕事日記

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 今日は姫路市へ向かう日。帰りの天候が心配で情報検索をしているところへ、姫路市教育委員会から「オンライン講演も可能にしました」という連絡。有難い。さっそく電話でオンラインに切り替えてもらうようにお願い。

 午前中は週刊教育資料に連載中の「学習指導要領のイデアを実践する」の原稿書き。実は締め切りは昨日。編集部から「お忘れではありませんか?」という問い合わせメールが届く。おそらく仕事日記に原稿を書いていることを記していなかったので心配してのことだと想像。なんとか午前中に完成送信。すぐにゲラが届いて校了。

 14時から姫路市教育委員会と接続確認。このとき行ったのは、繋がる確認と動画再生の状況。これで安心してしまったのが大失敗。15時から講演「今求められている教師としての心構え」(今年8回目となる講演)を始めて、時に参加者を指名してやりとりしながら画面を切り替えて行うことが困難だと気づく(泣)。昨年はATEMMiniで2台のPCを切り空けて行ったことをすっかり忘れていた。モタモタした講演で申し訳ない。

 終了直後、すぐにお詫びのメール。講演終了直後に姫路は吹雪、外は一気に真っ白になったとのこと。やはりオンラインにして正解だったが悔やまれるのは自分の甘さ。そのような状況なのに来年度の依頼もあって恐縮。

 明日は安城市立安城東部小学校へ。天候を気にしながら、過去2回のプレゼンと届いた要項を見ながら、さらに高みに行っていただくための提言を入れたプレゼンづくり。

 研究室HP記事は、下野さんのエッセイ「今を生きる」。今年の目標が示されている

 日本教育新聞社2023年1月23日付に野口芳宏先生による書評「『いのちの授業』をつくる」が掲載。大感激。さっそく野口先生にお礼の電話。聞くところによると、春には野口芳宏・桂雀太二人会が開催される模様。いやあ凄い!
 

日本教育新聞掲載「いのちの授業をつくる」書評(野口芳宏先生)

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 2023年1月23日付日本教育新聞書評欄に「『いのちの授業』をつくる」の書評が掲載された。なんと野口芳宏先生が書いていただけた。大感激。以下はその内容。

 命の大切さ、実感させるには

 いのちは大切だと知らない子はいない。しかし、それを心の底から本当に大切だと実感し、認識させるのは「じつはとても難しいこと」と言う。正直で、謙虚な著者の重い言葉だ。

 その「じつはとても難しい」授業に挑み、その実りを確かに、具体的に、事実として語り、見せつつ、千校を超える学校を訪問し、30万人もの人々に感動を与え続けている人がいる。著者、鈴木中人氏だ。長女景子ちゃんが3歳で小児がんを発病、小学1年生で昇天という体験から会社を早期退職、「いのちの授業」に取り組み、講演しつつ全国を回る。「景子は死んでしまう子ではなく、生き抜いている子だと教えてくれた」と父が、「景子ちゃんの体が冷たい。風邪をひくといけないからタオルケットかけて」と涙を流す母親の言葉が切ない。「子供を亡くす逆縁の悲嘆…」「絶対、親より早く死んではいけない」と心の底から鈴木氏は訴える。

 もう一人の共著者、玉置崇氏は、公立中学校長、愛知県教委指導主事、教育事務所長等を歴任し、現在、岐阜聖徳学園大学教授を務める教育現場のエキスパート。鈴木氏の実体験に根差した授業や講演について、現場の教師としての豊富な実践経験を基に、分析、考察を加え、実践者の「いのちの授業」への貴重なポイントを簡潔、明快に提示する。共感、共鳴が結んだコンビならではの珠玉の一冊だと強く心を打たれた。(1760円 さくら社)(野口芳宏・植草学園大学名誉教授)

今を生きる(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。新年がやって来ました。年末年始は、怒涛のアルバイトラッシュ。お店で迎える年末も初日の出も今年で最後。来年の年始はゆっくりできるのかなと思いながら、年末年始を過ごしました。

 今年の目標は、「今を生きる」ことです。「今」を生きるって意外と難しいです。お部屋の掃除もやらなきゃいけないことも、何気なく先延ばしにしてしまう。後で後では、「未来」の自分に宿題を課しているだけで、「今」を生きたのなら宿題は生まれません。その分、違うことに時間を使えると思うのです。

 私は、割と先延ばしにすることが嫌いです。まさに、「未来」の自分に宿題を残したくないからなのですが。それでもやはり、たまに自分を甘んじてしまうことがあります。その「たまに」を減らすことが今年の目標です。なぜなら、「たまに」が時に大きな宿題となるからです。

 「あとでいいや」は、自分の時間を奪ってしまうことを念頭に。今年1年、「今を生きる」そういう1年にしたいなと今年初めての記事で決意表明をしたいと思います。

 「今を生きて」目一杯、子どもたちとの時間を大切にしたいです。(下野)
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2023年1月23日仕事日記

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 久しぶりに喫茶店でモーニング。本日訪問する藤が丘小学校での講演(今年に入り7回目)のプレゼン準備。まさに自転車操業(泣)。資料ができたので送付。

 教育実習課とデータ入力のことで電話で確認。10時から40分間ほど、EDUCOMの伊藤部長、柳澤部長、大野さんとオンライン打ち合わせ。しっかりと擦り合わせができた!

 11時30分ごろ家を出て、吉野家で牛丼を食べて、名古屋市立藤が丘小学校へ向かう。学校近くのコンビニで珈琲を買って、車の中で時間調整。

 学校着。EDUCOMの岩崎さんと合流。13時25分から若手3人の授業を15分間ずつ参観。30分間で動画整理をして、先生方全員に40分間の講演。演題には研究テーマを掲げ、改めてなぜこの内容をテーマとしているのかから言及。そして、この1年間で授業を数多く見て感じていることを伝える。

 終了後、参観した3名の先生方に動画をもとに指導助言。一人目は「子どものつぶやきから課題設定をするための方法、二人目は「4人で話し合う時の指示と見取り」、三人目は「道徳において雪が降り積もるような雰囲気を出すことの重要性」を伝える。

 校長室では、可能なら次年度も…と打診をいただき、さっそく日程調整。声を引き続きかけていただけるのは有難いこと。

 帰宅。次年度の「教師力アップセミナー」のことを8期生・9期生へ連絡。2月の訪問先同伴の可否打診。

 EDUCOMから僕が依頼した重要提案文書が届き、さっそく意見出し。自分としてはゆらぐことない、これでいけるはずという確信が持てる内容。

 明日から大寒波が来るとのこと。明日訪問する姫路方面の天候や帰路の新幹線がダイヤ通り動いてくれるかとても心配。

 研究室HP記事は7期生ゼミの最終記事。池戸さんがまとめてくれた。締めの文章は これで全員の模擬授業が2周終了しました。特に2周目の集団追究にこだわった模擬授業での学びは4月からの教員生活で必ず役に立つと確信しています。いよいよ7期生ゼミも残りわずかです。最後の卒論発表会まで頑張ります!

12/21 ゼミでの学び(池戸)

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 こんにちは、7期生の池戸です。いよいよ12月も残すところ2週間ですね。私にとって濃すぎた2022年もついに年末に向かっていると思うと、時の流れを実感します。

 さて、本日は2022年最後のゼミでの学びを振り返ります。今回も集団追究の場面を深める模擬授業を高橋さん、丹羽さんが行ってくれました。

 まず、高橋さんの算数(小2)では、下位の子供も参加できる活動、発問の重要性を学びました。頂点や辺に着目した考えを深めるために、抽象論で終わらすのではなく、実際に数を数えてみるというたった一つの活動を加えるだけで、集団追究の質が上がります。

 次に丹羽さんの道徳(小6)では、定番の「手品師」を題材に集団追究について考えました。二つの立場で揺らぐ子供のモヤモヤした気持ちを板書に残すという新しい板書の在り方をみんなで考えました。目指すべきゴールが『わからない』という時にこの手法を用いてやってみると、子供の姿を価値づけすることも可能となり、効果的だと7期生みんなが納得しました。

 これで全員の模擬授業が2周終了しました。特に2周目の集団追究にこだわった模擬授業での学びは4月からの教員生活で必ず役に立つと確信しています。いよいよ7期生ゼミも残りわずかです。最後の卒論発表会まで頑張ります!(池戸)

12月21日ゼミでの学び(丹羽)

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 こんにちは。7期生の丹羽です。先日卒論の仮提出が終わり、そして今回でロイロノートを使った模擬授業が終わり、とっても解放的な気分になりました。

 12月21日に模擬授業の担当をしたので、そこでの振り返りと学びを記事にしていきます。

 授業では小学校6年生の道徳『手品師』に挑戦しました。難しいとは思っていましたが最後の模擬授業なのでこの教材を選びました。

 授業で力をいれようと思っていたことは2つあり、1つ目は子どもの言葉を黒板にのこすこと、2つ目はダイナミックな板書をやってみることです。

 2つ目のダイナミックな板書は授業の中ではうまくできませんでした。玉置先生や7期生のみんなと板書について話していく中で、子供の思考を残すような板書をやってみることになりました。すると、授業が盛り上がってきたと感じました。また、板書ではきれいな言葉だけではなく、「悩みに悩んだけど、、、」などという子どもが本当に悩んでいるということも黒板に表せれたら面白いと感じました。

 手品師の授業を通して、男の子の約束を守ることだけが誠意ではないと感じました。夢に向かって頑張っている自分に嘘をつかないことだって誠意であり、どちらも大切なことでありすぐには選べないと思いました。でも、この授業はそれでいいんだと思います。『こっちを選ぶ方が大切」と伝えてしまうのではなく、一生懸命に考えて子どもたちが自分なりの答えをだせたのならそれでいいんだと私は思いました。

 これまで7期生のみんなの授業をみて、そして玉置先生から沢山の授業技術を教えていただき、沢山学ぶことができました。これからは1つでも多く自分のものにできるように実践していきたいです。模擬授業をする機会はもうなく、次は先生になって授業だと思います。今までの学びを精一杯生かしていきたいです。(7期生 丹羽)

2023年1月22日仕事日記

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 早朝から、今年6回目の講演の準備。午後は、愛知県の栄養教諭有志で作られている「あいち子ども食育塾」の皆さんへ講演+ワークショップ。今年度二度目の依頼。後半の展開が決まらず、状況に応じて進行できるようにいろいろと準備。ワークシートがようやくできて塾長へ送付。ふ〜う。

 この時期ならではの大学業務。かなり目途が立ってきた。

 11時9分地元駅乗車。地下鉄名古屋城駅で下車。ウインクあいちへ。

 12時に手伝いを依頼した7期生下野さんと8期生安藤さんと合流。地下レストランで食事をしながら打ち合わせ(写真下)。話しているうちに見えてきたより良い展開。腹を決める(笑)。

 13時30分から16時まで「栄養教諭としてチームを組む先生から一目置かれる授業力を高めよう」と題して、最初は概論。その後、指導案のねらいの妥当性を2本検討。さらに展開の手法を模擬授業を通して体験していただく。最後は「振り返りの重要性」を事例をもとに話す。

 ゼミ生二人が機転を利かせて、僕の話の要点を板書。これがあるためによりシャープになったと思う。

 17時30分ごろ帰宅。大相撲大一番を見る。笑点も見て、愛犬の散歩。帰宅して夕食をとってから、しばらく記憶なし(笑)。

 研究室HP記事は7期生12月21日模擬授業最後の記録。まずは高橋さんが自身の授業振り返り。いよいよ最終局面

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12月21日のゼミの学び(高橋)

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 今日はゼミで行う最後の模擬授業を授業者として担当しました。

 今までの学びを踏まえて、今回の模擬授業の個人的な目標は 一生ものの学び でした。
2年間のゼミの中で、よりよい授業を常に学んできました。その中で、私が今まで模擬授業や実習で行ってきた授業で納得いっていない観点がありました。それが、今回の目標である 一生ものの学び になっているかどうかです。

 この目標を実現するために、子ども自ら一生使える学びを見出せるように発問をしました。しかし、わかりやすい発問をしなければと考えると回りくどい言い回しになったり、かえって曖昧な言葉になってしまうことが分かりました。そのため、わかりやすい発問ではなく、1回で理解することができる発問を意識してこれから授業を行います。

 そうすることによって、子どもに考えて欲しい箇所が絞られ、より一生ものの学びを得る1歩に繋がることを学びました。

 最後の模擬授業だったのにまだまだ納得いく授業をすることはできませんでした。ですが、ゼミで学んだものをやっと自分に落とし込めているような気がします。この調子で授業をアップデートしながら少しずつよりよい授業を目指していきたいと思いました。模擬授業お疲れ様でした🙇‍♂️(高橋)

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教育資料

一人で抱え込まないで

卒業論文