2023年2月23日仕事日記

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 今日の午後はFDフォーラム。合田哲雄さんが「学習指導要領の質的転換の経緯と現状」を報告された後、僕が「新学習指導要領に対する学校現場における受け止めと課題」(講演とすると今年21回目)と題して報告せよと、大役を仰せつかっているコンソーシアム京都から依頼を受けたFDフォーラムに登壇する。朝から落ち着かない(笑)。プレゼンを見直し、少し手を入れる。

 午前は、学長から指示があった第三次ワーキングに関する資料づくり。昨晩からいろいろと頭に浮かんでいることの文章化。こうした発想が受け入れられるかどうかわからないが、とりあえず委員の役割を果たそうという気持ちで作り始める。

 13時10分からFDフォーラム最終打ち合わせ。14時15分から合田さんの報告。さすが二度の学習指導要領の改訂に関わった方。裏打ちされた確かな知見と豊富な資料で圧倒される。その後、僕は動画を多用しながらタイトル通りの現状報告。その後、坂本さんの報告があって、休憩後は討論。

 指定討論者から、「協働活動に疲れている子どもたちがいるのでは?」と投げかけあり。それに対して「参観された授業が活動あって学びなしだったのでは?学びがあれば疲れは感じないのではないか」と反論。道徳教育に関わる指定討論者の懸念には、現場サイドから別視点で意見出し。今日までなんとなく落ち着かなかったが、無事(笑)終了して、良い意味で脱力感。

 8期生・9期生のゼミ日を確定して連絡。ゼミ生にアイデア提供依頼。なるほど!というのが続く。

 研究室HP記事は、春日井市立藤山台中学校での学びシリーズ開始。第1弾は前野さん。端末活用がここまで進んでいるとは思っていなかったという驚きあり。

2月7日春日井市立藤山台中学校での学び(前野)

 こんにちは!8期生の前野です。2月7日に春日井市立藤山台中学校を訪問し、授業を見学させて頂きました。このところいくつもの学校にお邪魔させていただき、たくさん学ばせて頂いています。今回もその有り難みを噛みしめながら、学びを綴っていきたいと思います。

 藤山台中学校はICTの活用が特に進んでいて、どの授業を見てもあらゆる場面でICTを使っていました。

 特に音楽の授業と体育の授業でのICT活用の様子が印象的でした。音楽の授業では似たような楽器の動画をいくつか比較して音色の特徴について考える授業でした。それぞれの楽器の演奏動画を子どもが好きなものから選んで見ることができるようになっていて、子ども自身がより興味が湧くような授業になっていました。

 体育の授業では教師が子どもの活動の様子を動画撮影し、振り返りの際に課題に対してどのように成長できているかを動画を見ながら振り返ることができるようにしていました。他にも子どもたちに「やってみたい!」「次はこうしたい!」と思わせられるようなICT活用術をたくさんの授業から学ばせて頂きました。そしてどの授業でもICTを使うことが目的ではなく、子どもが学ぶ1つの手段としてICTが当たり前のようになじんでいて、この姿が今後ICT活用のスタンダードになるべきなのだと感じました。

 また、対話を通して考えを広げたり深めたりしている子どもの姿を何度も目にしました。対話することに対して全く抵抗感が無いように見えた藤山台中の子どもたち。きっと日々の積み重ねがあっての姿だと思いますが、教室の誰ひとり取り残さずにみんなが学びに向かっている様子を見てこんな授業を目指したいなぁと感じました。考えてみたいと思わせるような課題設定、ICTによって考えを可視化すること、間違うことを恐れず発言できる心理的安全性の高い学級づくり等、対話的な学びを充実させるには様々な面からのアプローチが必要になるのだと思いました。

 今回もたくさんの学びをさせていただきました。教採に向けた勉強を本格的に始めるにあたって、学校現場に行くと頑張らないとと気が引き締まります!温かく迎え入れてくださった藤山台中学校の皆様、ありがとうございました。そして、学びの場を設けてくださった玉置先生、ありがとうございました。(前野)
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3月26日(日)復活寄席の案内

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 大学落語研究会の先輩たちと卒業後もボチボチと開催してきた「復活寄席」が、3月26日(日)午後にあります。

 私は今回で高座に上がることを最終にしようと思っています。お時間がある方は、どうぞ最後の着物姿をご覧にきてくださいませ。いまだから話せることをネタにします(笑)。

2023年2月22日仕事日記

 朝から研究室HPへのアクセス数が凄い。昨日、佐野市「あそ野学園」でのPRが効いたのかもしれない。最終アクセス数はなんと1818!。久しぶりの千台。

 8時少し過ぎに家を出る。9時ごろに研究室着。昨日の仕事日記(僕の記入ミスをすぐに知らせていただけた方あり。大感謝)と学生記事アップ。教授会資料から、年間スケジュール転記。

 10時に恵那市役所から3名の方が来研。ある事業への関わり打診あり。これまでも関わりがあること、事業内容にも興味が湧くことなどから快諾。資料説明を受けて、自分が得ている最新情報お伝え。

 教育学部長が相談に来研。ふと別件を思い出し、こちらから打診。承認をいただいたのでさっそく3名の方に相談して了解を得る。ずっと懸案としてきたことへ光が見えてきた感じ。

 12時30分からオンライン教職専修会議。難題を改めて聞く。う〜む。

 14時から教授会、審査教授会、第3次ワーキング会議。特に最後の会議は難題。課題を確認しているうちに、ふと浮かんだアイデア。これはいけるかもしれないと心が躍り出す(笑)。次回会議までじっくり温めてみることにする。でも提案することで、さらに難題に巻き込まれそうという大きな不安あり。一言発したために、自分で自分を忙しくしている我が身(泣)。冷静でありたい。

 片付け物をして大学を出る。久しぶりにSAでスタバによる。新作フラペチーノを味わう。

 帰宅。考えすぎて頭が痛い(笑)。頭の中では何かグルグル動いている感じ。次から次へ小さいアイデアが浮かんでくる。これでいけそうな予感。

 8期生・9期生へゼミ予定日を連絡。改めて年間スケジュール確認。

 研究室HP記事は味岡小学校学びシリーズ。9期生安田さんが発信。次のコメントを誰から聞いたのだろうか。重要。

 「先生になっても学び続ける風は出来ても、実際学び続けることは、簡単に出来ることではない」と授業である先生がお話しされていました。理由は、学校にいる先生全員が教師としてのモチベーションが高いわけではないからだそうです。
 
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1月30日小牧市立味岡小学校での学び(安田)

 みなさんこんにちは、9期生の安田です。

 1月30日に小牧市立味岡小学校に訪問させて頂きました。玉置ゼミに入って初めての学校訪問でしたが、このゼミならではの学びを噛み締めながら綴っていきたいと思います。

 2時間から5時間目まで授業を参観させて頂いたのですが、放課後の先生同士の学び合いの場にまで参加させて頂けたことが、とても幸せなことだと感じています。授業もとても素晴らしいものばかりで、右も左もわからない私にとって吸収することしかない濃密な時間となりました。

 先生が授業の後に意見交換して、反省をしているという姿はかなり印象的でした。「先生になっても学び続ける風は出来ても、実際学び続けることは、簡単に出来ることではない」と授業である先生がお話しされていました。理由は、学校にいる先生全員が教師としてのモチベーションが高いわけではないからだそうです。学年をあげて、学校をあげて先生の学びにも力を入れているこの味岡小学校は、先生にとっても子どもにとっても本当に素晴らしい場所だなあと羨ましく思います。

 そして、授業は普段の指導の賜物だと私は思っています。子どもたちの態度、発言方法、行動など変えようと思ってすぐに変わるものではありません。今回、参観させて頂いた授業は、授業内の子どもの様子から先生がいつも心がけていることを感じさせられるものばかりでした。

 1番驚いたことは、子どもたちの教科書の置き方です。国語の授業で音読をした後にみんなが揃って音を立てないようにそーーっと教科書を机に置いたのです。それも1年生の子が。落ち着きがこんな風に形になるなんて、、と感動するばかりでした。音読や読み取りの内容も1年生とは思えないもので、先生が普段から気を付けている声かけについてとても興味が湧きました。

 加えて、先輩の姿から学ぶものもありました。先生方とのコミュニケーションを豊かにする会話、子どもの前で先生として立ち振る舞う行為、授業の着眼点、どれをとっても素晴らしく「あっこの人たちはもう先生なんだな」と自分との差を痛感しました。次回からは、学びに行かせて頂く学生という立場だけでなく、「先生」という立場を意識して振る舞わなければと強く思います。

 「みんな小さいっ‼︎可愛い〜‼︎」学校に行って1番最初の心の声です。あんなに小さな体で毎日遊んで、勉強して、どんどん成長していくなんて、、と考えるとやはり教師という仕事に憧れを抱くばかりです。「子どもと触れ合う」ふれあい体験。「教師という仕事を知る」実践観察。「授業の技術を学ぶ」学校訪問。どんどん目的が変わり新しいことを学べる環境をとても嬉しく思っています。たくさんの体験を通して私自身大きく成長できるようこれからも頑張っていきたいです。

 私たちの訪問を受け入れて頂き、授業から先生同士の学び合いまで観せてくださった味岡小学校のみなさん、本当にありがとうございました。また、このような機会を作って頂いた玉置先生にも感謝でいっぱいです。次回の学校訪問もとても楽しみになりました。
 長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。(安田)

※ 写真と記事とは関係がありません。味岡小学校サイトからいただきました(玉置)
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2023年2月21日仕事日記

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 今日は初めて栃木県佐野市へ出かける。10時12分地元駅乗車、名古屋、東京へ乗り継いで、東北新幹線で小山駅へ。13時52分着。そこからEDUCOMさんに迎えをいただき、車で1時間移動。講演会場の義務教育学校「あそ野学園」に到着したのは、15時少し前、なんと5時間の旅。

 校長先生は体調を崩されお会いできず残念。教頭先生から改めて依頼内容を聞き、最終準備。

 15時30分から16時30分まで1時間の講演(今年20回目)。演題は「足が地につく学校DXを進めるために」。総合的な学習の時間において端末を1年生から9年生まで活用することを軸にするとよいと提案。「振り返りの重要性」を主体性育成の観点からしっかり伝え、活用していただいているスクールライフノートの「学びの天気」の価値づけを他校の動画をもとにする。ピタリ1時間。今日も頷いて聞いていただく方多数で、気持ちよく話すことができた。もちろん笑いあり。

 終了後、小山駅まで送っていただく。17時近くに到着。東京駅行きまで時間があるので、吉野家で夕食。17時33分乗車、東京、名古屋、地元駅へ。帰宅は22時15分ごろ。往復10時間の列車の旅は、乗っているだけだが疲れることを体感。

 父親の病院での診察結果を聞く。95歳を迎えている身であるのでしかたがないが、痛みだけは引くことを願う。

 研究室HP記事は味岡小学校での学びシリーズ。9期生長谷川さんが発信。初めての授業参観。記事からも新鮮な驚きが伝わってくる

1月30日小牧市立味岡小学校での学び(長谷川)

 こんにちは!9期生の長谷川理桜です。1月30日に味岡小学校で行われた校内授業研究会に参加させて頂きました。

 多くの授業を見学させていただくなかで、子どもたちの授業を受ける姿勢にとても驚きました。「グループで話し合いましょう」と先生から言われると、すぐにグループの形になり話し合いを始めます。また、誰かが発言しようとすると、クラスの全員が発言する児童の方向に体ごと向けて一生懸命話を聞いています。日頃の学級経営からこのような子どもたちの態度は作られていくのだなと思い、改めて学級経営の大切さを感じました。  

 授業を見させていただいた後には分科会や全体会にも参加させていただきました。子どもたちがより深い学びをするため、多くの先生があらゆる視点から意見を出し合い、学び合いをする姿にとても刺激を受けました。
 
 分科会や全体会の学びを通じて、多くの方から意見して頂ける環境に感謝をし、常に学び続けていけるような教師になりたいと強く思いました。

 最後に玉置先生から一人一台端末を生かすための学び合う学びについてお話ししていただきました。その中で振り返りの重要さについて考えました。振り返り=反省ではなく、心の中に起こったことを書き、自分の課題を見つけることで指示する学びから主体的な学びへと変化していくと気付きました。

 貴重な経験をさせて頂き本当にありがとうございました。(長谷川)

※ 写真と記事は関係がありません。味岡小学校サイトからいただきました(玉置)

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2023年2月20日仕事日記

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 久しぶりの喫茶店でモーニング。7時ごろに帰宅して、本日締め切りの連載中「週刊教育資料」の23回目の原稿書き。「玉置流・深い学び」の言及2回目。一気に書けた。精読して編集部へ送信。

 11時少し前に家を出て、岡崎市立福岡小学校へ向かう。上郷SAで1時間弱の昼食&休憩。メール対応をしているうちにいつの間にか時間が経っていて慌てる(笑)。

 13時ごろ学校着。校長先生と懇談。福岡小は創立150周年。歴史的な背景も聞く。講演で期待されていることを率直にお聞きする。また本学卒業の2年目の教師の頑張りを聞き、とても嬉しい時間。

 懇談を踏まえて、例によってカメラを持って三つの授業参観。ポイントを録画。三つの授業とも子ども同士の関係や子どもと教師の関係もよく、互いに呼応もよくしている。

 講演会場の理科室に移動して、動画を整理してタイトル付け。

 15時ごろから16時30分まで講演(今年19回目)。演題は「チーム学習を学びより充実した授業を目指す」。岡崎市は「チーム学習」が提唱されていて、それがよく理解できる話をしてほしいという依頼を受けての講演。「チーム学習=協働的な学び」と定義して、「チーム学習は理念である」ということがぶれないように話す。今日も皆さんの反応がとてもよく、久しぶりの演題だが、かなり深入りできた感じ。持参した本も全部購入していただく。感謝。

 帰路の高速も渋滞なし。18時20分ごろに帰宅。即返信必要とチェックをしていたメールから対応。それだけでかなりの時間が経つ。

 ある教育委員会課長から届いた文書。熱い、熱い思いがしっかり込められた文章の数々に感激!大いに刺激も受ける。さっそく僕の思いを返す。本学変革に関するアイデアが書かれたメールも届き、なるほど!と思いながら読む。自由発想に感心するばかり。自分は大学教育はやはりわかっていないと自覚。ある校長先生からは、厳しい校内事情を率直に表現された文章が届く。心境を想像しながら何度も読み返す。ゼミ生の「心の天気」にはコメントがしにくいつぶやきがあるなど、いろいろと考えることがあって、時間があっという間に過ぎる。

 研究室HP記事は、小牧市立味岡小学校での学びシリーズ第3弾。安藤さんが子どもの姿に心動かされていることがよくわかる

 明日は初めて栃木県佐野市へ向かう。講演依頼に再度目を通してプレゼン見直し。現地に到着して、もう一度確認する必要があると判断。
 

1月30日小牧市立味岡小学校での学び (安藤)

 こんにちは、8期生の安藤です。1月30日に小牧市立味岡小学校へ伺いました。授業研究会に参加させていただき、たくさんの学びがありました。さっそく、この学びを記事にしていきます!

 1番驚いたことは、教室の雰囲気です。どの授業でも、体ごと向けて、友達の意見を聴いていました。そこから思ったことを呟き、発言し、それを聴いてまた考え、学びを深めていく。これを子どもたちは自然とできていました。

 このような姿が見られるのは、きっと教室の「心理的安全性」が高いからだと思います。(何を言っても大丈夫だ)という安心感と、ある程度の緊張感があるからこそ、子どもが学び合う学びができます。良い授業には良い雰囲気の教室があってこそだと改めて感じました。普段からどのような指導をされているのか、学級経営についても学ばせていただきたいです…!

 そして、授業中、圧倒的に先生の出る場面が少なかったです。5年生の教室では、授業のまとめを子どもの発言で行っていました。まさに、子どもの発言でつくる授業ですね。

 教師が子どもの言葉を繋げたり、交流する場を仕組んだりすることが大切だと思いました。しかし、子どもの言葉だけでは、違う方向へ進んでしまう時が多々あります。手遅れにならないように、授業を行う際はこの時を見逃さぬよう注意していきます。

 研究会議では、玉置先生のお話を聞かせていただきました。お話を聴いて、授業で振り返りの交流も大切にしていこうという思いが強まりました。振り返りの交流を通して、友達の振り返りからも刺激を受けたり自ら課題を見出したりすることができます。“次は~を頑張るぞ”と次の活動での目標ができます。自ら変わりたい、という意思をもって、自己の課題を見出すことが個別最適な学びであると思います。今まで振り返りを軽視していましたが、振り返りを交流することこそが、今の学びに大切であると気付きました。子ども同士が繋がり、自ら学んでいく、このような授業ができるように、今後も勉強していきます!

 味岡小学校の先生方、お忙しい中授業を見せていただきましてありがとうございました。子どもたちの、他の子の考えから学ぼうとする姿がとても素敵でした。この姿勢を引き出し、子どもたちを繋げていく先生方の授業はとても勉強になりました!今回、学ばせていただいたことを活かして、子どもたちが学び合う授業ができるように、試行錯誤していきます。

 改めまして、玉置先生、味岡小学校の先生方、本当に貴重な学びの機会をありがとうございました。(安藤)

※写真と記事とは関係がありません。味岡小サイトからいただきました(玉置)
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2023年2月19日仕事日記

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 昨日の啓林館リーダーセミナーでの講演写真が事務局から届いたので紹介。

 9時からかつてのゼミ生から依頼をあって、zoom相談。声に元気が出てきたので安心。

 6月4日(日)13時30分から、本学教育フォーラムをYouTubeライブで開催する予定。講演をしていただく文部科学省初等中等教育局学校デジタル化PJチームリーダーの武藤久慶さんと相談。こちらの依頼を快諾していただき、チラシ作成に入る。講演後のシンポジウム登壇者案を秋山教育学部長へ相談。まさに適任との返事をいただき、3名の方に依頼メール発信。

 連載中の「週刊教育資料」の第23回の原稿書き開始。テーマは決まっているので書き始めはスムーズだが・・・。

 疲れが蓄積している模様。一旦横になる。長時間の昼寝(泣)。

 父親95歳の誕生日、家内美術展大賞で、味大でお祝い夕食会。父親がしっかり飲食できることがなりよりの喜び。

 研究室HP記事は、小牧市立味岡小学校訪問記事シリーズ第2弾。寺尾さんが発信。寺尾さんは縁ができたので、卒業論文作成のための1日参観依頼。快諾を得る。

1月30日 小牧市立味岡小学校での学び(前野)

 こんにちは!8期生の前野です。1月30日に小牧市立味岡小学校を訪問させて頂きました。丸一日授業を参観させて頂き、沢山の学びを得られたので記事に書かせて頂きます。

 いくつもの授業を見て感じたのは味岡小学校の子どもたちは学び合いの習慣が本当に良く身についていて、子どもが主体となった授業ばかりだなということです。

 特に衝撃的だったのは1年生のクラスです。ペアで話し合う場面になるとイスを向き合わせてすぐに話し合い始めていました。1人が話しているともう1人の子どもは話をよく聞いて理解しようとしているのです。1年生とは思えないほどの落ち着いた雰囲気で日々どのような指導をしていたらこんな子どもが育つのだろうと感動しっぱなしでした。

 また、教師が子どもの発言を巧みに繋いでいき子どもの発言から授業が作られていく様子を見ることができ、これこそが子どもが主体となった授業だなと感じました。1年生算数の授業を行っていたクラスでは数の大きさを比べるにはどの位を比べたら良いかという発問で正解とは違うことを言っている子どもがいました。先生がその子の考えをしっかりと受け止め、こういう考え方をしたんだねと全体に共有し次の子どもに繋いでおられました。教師が子どもの意見を受け入れ、整理し、全体としては目標に到達できるような投げかけをされていました。この先生の授業だったらきっと間違うことを恐れず、伸び伸びと学ぶことができそうだなぁと感じました。

 低学年は特に自分達で軌道修正していくことは難しいので、時には教師がリードしていくことも必要です。子どもの意見を中心にしつつ、到達したい目標に近づくために教師が論議をシャープにすることが大切だと感じました。

 そして、授業を見終えてから分科会と全体会にも参加させて頂くことができました。1年生国語の分科会に参加させて頂き学んだことの1つとして国語は本文に戻ることの重要性です。子ども同士で話し合っていくうちに想像で話してしまうことがあっても、教師が本文に戻れるよう促し、本文に基づいた授業展開ができるようにしていきたいなと思いました。

 全体会では玉置先生による「学び合う学びに一人一台端末を生かす」というテーマの講演を聴きました。ICTの活用についてはこれまでもゼミで学んできましたが、子ども同士が繋がる、教師と子どもが繋がるツールとしてICTは大きな役割を果たすものであるということを改めて学びました。

 今、学びを記事に書きながらこんな素敵な学校で学ぶ機会が頂けて本当に有難いことだなとひしひしと感じています。ゼミ生を受け入れてくださった味岡小学校の皆様ありがとうございました。学校訪問という学びの機会をくださった玉置先生にもとても感謝しております。一緒に参加できた8期生と9期生のみんなもありがとう。これからも玉置ゼミという有難い環境を大切に、もっともっと色々なことを吸収していきたいです。改めてありがとうございました!(前野)

※ 記事と写真は関係はありません。味岡小学校サイトからいただきました(玉置)
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2023年2月18日仕事日記

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 7時ごろに目覚めて、今日の講演プレゼンをチェック。少し手をいれる。7時54分地元駅乗車、9時少し前に啓林館東海支社に到着。機器セッティングも短時間で終了。セミナー開始前まで、参加していただいた方や啓林館の方々とあれこれ話す。

 10時から11時30分まで「新時代の魅力ある学校づくり〜様々な教育動向を踏まえて〜」と題して講演(今年18回目)。

 休日に身銭を払って参加しようとする方々なので、野口芳宏先生言では「一流の聴き手の皆さん」ばかり。ちょっとした投げかけへの反応もよく、笑いも大きく、皆さんに話のテンションを上げていただき、とっても気持ちよく話すことができた。ここだから話せる内容も入れ込みながらの90分間。

 支社長に名古屋駅へ送っていただき、京都駅へ向かう。タクシー乗り場で大西さん、和田さん、山田さんと合流。新学社へ向かう。

 13時30分から「明日の教室セミナー」に参加。「なぜ今GIGAスクール構想なのか、教育改革の今とこれからの学校に求められるもの」と題した武藤久慶さん(文部科学省 初等中等教育局 学校デジタル化PTリーダー)の講演をお聞きする。

 ビジュアルで説得力ある圧倒される数々の資料提示、その資料のポイント(捉え方)を演題を踏まえて実にわかりやすく伝え、聴衆の納得度をドンドン高めていく展開。常に笑顔で明確な話し方、時にポロっと本音も吐かれ、聴き手を引き付け続ける話し方など、内容はもちろん、大いに学ぶことができた2時間30分。大満足。

 会場には久しぶりにお会いする顔見知りも多く、まさに同志と学ぶことができたことも嬉しい。

 終了後は、奈良教育大学の小崎先生と京都駅まで行き、居酒屋で濃密な(笑)話の連続。一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」で、小崎先生から学ぶ会を開きたいと強く思った2時間余。教育データの利活用について大いなる同意も得て嬉しい限り。

 19時1分京都駅乗車、19時34分名古屋着、地元駅到着は20時30分ごろ。濃厚な1日を振り返りながら、いつしか記憶なし。

 研究室HP記事は1月30日訪問の小牧市立味岡小学校のゼミ生訪問記。まずは寺尾さんから。学びの豊かさがよくわかる記事

 

1月30日小牧市立味岡小学校での学び(寺尾)

 こんにちは、8期生の寺尾です!!1月30日に、小牧市立味岡小学校に学校訪問させて頂きました。私の卒論テーマである「協働的な学び」が多く見られました。そこでの学びを書いていきます。

 実際に小学校で授業を見たのは教育実習ぶりでした。味岡小学校はどのクラスも落ち着いて授業を受けていた印象でした。1年生で、「○○さんと似ていて/同じで・・・」と言うように他者の意見を踏まえて自分の意見が言えていることに驚きを隠せませんでした(笑)また、放課に廊下で会った児童らに挨拶をしたら、礼儀正しく挨拶が返ってきました。やはり挨拶は素敵な気持ちになりますね!!

 2時間目から5時間目まで授業を見た後は、国語の分科会に参加させて頂きました。この日行われた1年生国語の授業では、音読が多く取り入れられていました。低学年で音読を多く取り入れる理由は、一つ一つの言葉を理解するのに時間がかかるからだそうです。

 授業をみていると、私たちが何気なく使っている「それから」や「〜だが」などの言葉の意味を捉えることが難しそうでした。そのため、たくさん音読をして言葉に慣れることが大切だと思いました。また、児童が想像ではなく、本文を元にして考えるためにも音読を多く取り入れていることを学びました。このように、しっかりと意図を持ち活動を入れることを意識していきたいです。

 分科会のあとは全体会が行われました。そこでは国語について、「言葉にこだわる」ことの大切さを学びました。また、文から離れた場合は教師の出番です。本文に立ち返るよう軌道修正が出来るようになりたいです。そして、児童が曖昧な言葉で意見を言っていたら「どういうこと?」とつっこみ広げていきたいです。

 さらに、前のゼミでもやったように振り返りの重要さを改めて学ぶことが出来ました。振り返りを活用することで主体性が育まれるとともに、繋がりのある授業づくりの実現に繋がります。早く実践してみたいという気持ちが出てきました。

 今回、一日味岡小学校で学ばせていただきました。こんな素敵な学校で学べる子どもたちは幸せだなと思います。玉置先生に、「協働的な学び」に関するヒアリングの機会を設けて頂いたので、ぜひ現場の話を聞かせていただきたいと思いました。

 味岡小学校の先生方、一日受け入れて下さりありがとうございました。玉置先生、このような機会を作って下さりいつも感謝しています。卒論を書くのがより楽しみになりました。そして一緒に学んだ8期生と9期生の子たちありがとう!!これからも沢山のことを学んで深めていこうね。(寺尾)

※写真と記事は関係がありません。味岡小HPからいただきました(玉置)

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2023年2月17日仕事日記

 珈琲とパンで朝食。7時30分ごろ家を出て、春日井市立藤山台中学校へ向かう。8時30分着。EDUCOM5名と合流。

 30分間ほど、僕とEDUCOMから、校長にあるPJの協力を依頼する。継続的につながり良い成果が出ることを願うばかり。

 大学へ向かう。10時10分ごろ到着。11時から重要会議。12時45分ごろに終了。続いて紀要編集会議。30分間ほど。研究室に戻る。

 安藤さん来研。学生支援員応募のため、指導者の推薦文依頼。寺尾さんからも同様な依頼。もちろん快諾。

 14時過ぎに大学を出て、犬山市役所へ向かう。15時30分からの第2回犬山市ICT活用教育研究委員会に出席。アドバイザーを仰せつかっているので、委員の発言を価値づける立場で様々発言。終了後、教育長と懇談。

 17時過ぎに帰宅。今日も届いたいくつかの依頼に返信。ゼミ生にある提案があってチャットで送ろうとしたが、ふと見ると電話マークあり。初めてチャットからmeetを使って電話。つながったのでビックリ。

 明日は午前は啓林館東海支社で「リーダーセミナー」で講演。終了後、すぐに京都へ向かい、「明日の教室」で武藤久慶さん(文部科学省 初等中等教育局 学校デジタル化PTリーダー)の講演をお聞きする。その後、小崎さんと懇談予定。他にも話したいという方が参加。楽しみ。

 研究室HP記事は、犬山中学校からの学びシリーズ最終回。前野さんが発信。生徒同士のつながりの良さを書いている
 

1月27日犬山市立犬山中学校での学び(前野)

 こんにちは!8期生の前野です。1月27日に犬山市立犬山中学校を訪問させて頂きました。今回はそこでの学びを書いていきます。

 どの学級でも印象的だったのは子ども同士がつながり、暖かい雰囲気の中で授業が進められていたことです。

 ある学級では学級全体での話し合いの場面で、1人の子どもが発言しているうちに仲間に伝わっているか不安になって「分かりますか」と投げかけていました。他の子どもは「分かるよ」「伝わってる!」とすぐ反応していて子ども同士がしっかりと聞き合い、学び合っているからこそこのようなつながりが自然とできているのだろうと感じました。

 また、話し合いが盛り上がり教室全体がザワザワしていたとき、教師が注意するわけでなく「聞こうよ」と学級全体に促す子どもの姿も見ることができました。子どもの中に仲間の意見を聞いて学び合っていく意識があるからこそこのような姿が見られたのだと思います。

 日頃から子ども同士がつながっていて仲間に対して受容的な雰囲気があることが感じられ、私もこんな授業を作っていきたいなと強く思いました。

 また、話し合いの場面で論議を深めていくために教師がどこで何を子どもに投げかけるかが非常に大切だということを学びました。同じような意見が複数出て、子どもの思考が固まってきてしまったときに教師が異なる視点に気付かせるようなことを投げかけていました。その後、今までとは全く違う視点から意見を述べた子がいて話し合いがより深いものになっていきました。教師は話しすぎず子どもを主に授業は進められるべきですが、方向が逸れてしまったときや話し合いが煮詰まってきたときに教師がファシリテーターとなって軌道修正していくことが必要です。教育実習で私にはその力がまだまだ足りないなと感じたので、今後更に研究したいと思います!

 最後に学びの機会を提供してくださった玉置先生、ゼミ生を受け入れてくださった犬山中学校の皆様ありがとうございました。学校に行って実際に授業を見て学ぶと多くの発見があり刺激を受けました。学校訪問を通してこんな教師になりたいなという姿がまた一段とくっきり見えてきました。目標に向かって今後も精進してまいります!(前野)

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2023年2月16日仕事日記

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 今朝はいくつかのメール対応。福地ゼミから届いた先日の卒業論文発表会での学びを読み、ゼミ全体へお礼も込めてメッセージ返信。

 10時12分地元駅乗車。名古屋、新大阪、大阪(梅田)、豊中と乗り継いで、豊中市立桜塚小学校到着は13時ごろ。

 桜塚小学校の訪問は2回目だが、授業を見るのは初めて。情報活用能力の育成をテーマに掲げ取り組んでいる学校。2年生の国語授業参観。子どもたちがよく育っていて、4人グループでの話し合いにおいても、友のよさを認めながらも質問を投げかけるなど対話ができているグループが多い。教師の指示がシャープで、多彩な活動が仕組まれていて、この学級の子どもにまさにマッチした展開。指導助言者の立場ながら、たくさんのことを学ぶことが出来た。

 参観後はすぐに授業検討会場に移動して、動画整理。皆さんによる話し合い後の講演(今年17回目)まで1時間あったので、「授業動画→理論づけ」のプレゼンを完成することができた。それを使って45分間のプレゼン。「見方・考え方」「振り返り」の重要性を伝えるために、授業動画を見せた後、価値づけ情報で説明するという、これまでにない講演となった。自分としては満足。皆さんに喜んでいただいた感じ(笑)。

 校長室で、授業者に今日の授業を改めて価値づけ。次なる課題も提示して学校を出る。

 新幹線のネット予約で気づく。すべての新幹線が1時間30分ほど遅れている状況。自由席を購入して、ホームに入ってきた新幹線に乗車。名古屋駅で夕食。今日は味噌ラーメンとチャーハン。21時前に帰宅。

 研究室HP記事は犬山中学校での学びシリーズ第4弾。澤本君が発信。国語と体育の授業に焦点を当てた記事

1月27日犬山市立犬山中学校での学び(澤本)

 こんにちは!8期生の澤本です。今回は1月27日に訪問させていただいた犬山中学校での授業見学について記事にしていきます。
 
 私は学校訪問に参加させていくことが初めてでした。4時間目は専門教科である国語を、5時間目は研究授業である体育を見ながら学ばせていただきました。どの先生方も子どもとの距離感が絶妙で子どもが主体的に発言している印象を受けました。話し合いの授業では意見が多く飛び交い、「意見が真ん中になってきた」など自由に発言していました。品詞の授業では「形容詞は1種類を極めればいいよ」と子どもに伝えることで見通しをもたせながら、導入が行われていました。振り返りは学びの天気を活用していて、共有していました。
 
 体育の授業では、私が今まで受けてきた授業とはまるで異なり、タブレットで自分たちの動きを撮影していました。私は自分がどのように動いているか見たことがありません。そのため、何ができていないのか、できている人との違いはどこにあるのか気づくことが難しかった思い出があります。しかし、タブレットを用いて撮影することで授業の振り返りとして今日の自分を見ることができるので、自分の課題、チームの課題に気づくことができ、成長につながると思いました。実際子どもたちも「こうすればいい」「自分が思っているよりこうだった」など子どもが主体的に学んでいる様子を見ることができました。

 また、研究授業後の協議会にも参加させていただきました。学生と言う立場で参加させていただくこと自体貴重な体験をすることができました。協議会では発言の場をいただくも大したことを話せませんでしたが、雰囲気だけは感じることができました。

 犬山中学校の皆様、玉置先生学びの機会を与えてくださりありがとうございました。今回の学校訪問で授業の様子、子どもとの関わり方などのイメージを強くもつことができました。(澤本)

※ 写真と記事とは関係がありません。写真は林文通先生からいただきました(玉置)
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2023年2月15日仕事日記

 8時ごろ大学着。いつものように珈琲を入れてのんびり。出張申請書を出すのに、ルートと方法について庶務課へ相談。今なお知らなかったルール(笑)。再認識。山田先生と久しぶりの情報交流。福地ゼミ生から届いた先日の「卒業論文発表会で学んだこと」レポートに感謝。

 10時からある自治体の情報化オンライン面接委員の一人として参加。1時間。教育委員会担当者、小学校長、中学校長、教育長へヒアリング。かなり踏み込んだ質問に対しても、詳細に報告をいただく。自分は本物だと判断。

 11時から30分間、続けてさらに30分間、僕とじっくり話してみたいという学生2名が予定通り来研。僕にとっては元気が出る話題ばかりで、とても楽しい1時間。

 9期生荒木さん来研。春休みなので教育書を借りたいとのこと。音楽専修であることもあって、筑波小音楽授業DVD視聴も薦める。そのほかに言葉がけや個別最適化本を貸す。四方山話も楽しい。

 13時30分から30分間ほど、第10回実習委員会開催。この時期ならではの議題を検討、合意を得る。

 研究室に戻り、しばしのんびり。9期生長谷川さん来研。グループチャットに投稿される本の貸出し情報で刺激された模様。数冊の本を貸出し。

 21日は佐野市へ行く。東北新幹線のチケットを調べると座席数少情報。さっそく予約。スイカと紐づけ。

 16時30分からクリスタルプラン委員会。事情があって30分間で終了。僕にとってはちょうど良い具合(笑)。

 片付け物をして大学を出て、味岡児童館へ向かう。余裕ができたのでコメダで時間調整。19時から20時30分まで、「第3回味岡児童館地域運営協議会」に参加。会長として協議会進行。多くのますます充実した実績報告。特に「子ども企画」に注目。

 後半は、まずは僕がプレゼン。「児童館を取り巻く状況−国の審議等を踏まえて−」と題して15分間ほど。国の「児童館の在り方に関する検討ワーキンググループ」の資料などを提示。その後、じっくり協議。とりわけ不登校と児童館、ならびに学校の関わりについて話し合う。もちろん結論を出そうという話し合いではない。現状を互いに知り合うことが重要と判断しての僕の提案と話し合い。良い時間になったと思う。

 帰宅。家内の日本画がとても大きな賞をいただくことになったことを喜ぶ。

 研究室HP記事は、犬山中学校での学びシリーズ第3弾。安藤さんが発信。安藤さんも振り返りの価値を強調。

1月27日犬山市立犬山中学校での学び(安藤)

 こんにちは、8期生の安藤です!ここ5日間、私のお昼ご飯はおにぎりです。だからでしょうか、給食のありがたみをしみじみと感じている今日この頃です。皆さんの好きな給食は何ですか?私は焼きそばをもう一度食べたいです!(笑)

 さて、さっそく本題に入ります!
 
 1月27日(金)に犬山市立犬山中学校へ伺い、授業を参観させていただきました。今回は、そこでの学びを書かせていただきます!

 まず、全ての授業において「子ども同士が繋がり学び合う姿」が印象的でした。さらに、一つの授業の中で調べる、話し合う、発表する、論議する、振り返る、といった様々な活動が組み込まれていました。とにかく、子どもが出力する機会がとても多かったです!

 犬山中学校の授業を見させていただいて、「子どもが繋がる環境」を大切に授業しようと思いました。

 特に机の隊形は工夫したいです。授業中、生徒が先生に向かって発表している人はいませんでした。生徒↔生徒で話し合うためには、机ごと生徒同士を向き合わせて体ごと向き合わせることが大切だと学びました。このように、まずは形から子どもがつながる環境を整えていきます!

 また、子どもの意見を繋げることを意識して取り組みます。子どもの言葉を先生が受けるのではなく、他の子どもにつなげます。私はこれも対話的な学びだと思います。全体の場においても先生が架け橋になる事で、他の人の意見をきいて自分の考えを深め、交流していく。そして子ども同士繋がる。まさに対話的・共同的な学びだと思いました。

 そして価値づけを忘れずに行います。授業中、子どもは沢山つぶやきます。この呟きをきいて「今、良いことにきづいたね。詳しく教えて」というように価値づけして、子どもの考えを引き出してつなげていきます。

 さらに、振り返りの共有を行います。授業の最後に振り返りを共有しているクラスがありました。振り返りから自分が次何を目標に取り組むのか、明確になります。さらに共有して友達の振り返りから「自分もこんなこと頑張りたい」という気持ちに繋がります。まさに主体的、個別最適な学びになっていると思いました。この3つを特に意識して、子ども主体の子ども同士が学び合う授業ができるようにこれからも研究していきます。

 授業のやり方がとても新鮮で、教師→生徒という授業は一つもありませんでした。犬山中学校の授業を参観させていただき、刺激を受けました。
 
 犬山市立犬山中学校の皆様、そして玉置先生、素敵な学びをありがとうございました。今の情況に満足することなく、常にあらゆることから学び、成長する教師になります!まずは教員採用試験、合格、頑張ります!!改めて、本当にありがとうございました!(安藤)
 
※ 写真と記事とは直接関係はありません(玉置)
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2023年2月14日仕事日記

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 久しぶりにゆっくり起きる。午前中は、ある事業応募について意見交換をしながら決断する。無理は禁物。無理しては良い実践にならないと判断。ただし、考え方や取組の方向には自信があるので、応募に関わらず、進めることにする。その段取りをいくつか。

 15時から16時45分まで富山市中学校教頭会の皆さんへオンライン講演(今年16回目)。演題は、「玉置流 教職員・生徒・保護者とつながり愛される管理職となるために」。

 聴き手が教頭ということで、自身の教頭時代のエピソードをたくさん入れながら、どのような考えをベースに演題に迫ろうとしたのかを伝える。時折、質問に答えていただきながらの展開。質問は僕が教頭経験者だからこそ聞こうとされる生々しい(笑)内容。苦しかったこともはっきり伝える。

 18時から1時間ほど、第2回こまきこども未来館講座運営会議に出席。会長として進行役を仰せつかる。他に委員は3人。それぞれを指名させていただき、報告や計画についての質問や感想を述べていただく。僕は「子ども家庭庁」の資料を思い出して、未来館の今後のことを考えて提言。運営の皆さんには良い情報を提供できたとは思う。

 帰宅して、21日に伺う佐野市での講演プレゼン作成。演題は熟考して「足が地についた学校DXを進めるために」とする。文部科学省が示している学校DX資料や優れた実践を調べたうえ、結局はここが重要なのです、と示すプレゼン完成。担当に資料送付。

 研究室HP記事は、犬山中学校から学ぶシリーズ第2弾。伊藤君が発信。岐阜の教育の違いが飾らない言葉で書かれている。ある意味で1月27日犬山市立犬山中学校での学び(伊藤)必読!
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教育資料

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