2023年3月5日仕事日記

 明け方、父親に起こされる。痛みが止まらないので救急車を呼んでほしいとのこと。痛みの要因は二つの医療機関で診てもらいわかっているので、話をよく聞いて落ち着かせる。9時まで待って、休日緊急診療所へ連れていく。今日の当番医者は、運がよいことに、行きつけの病院の先生。事情をよく話して、治療を依頼する。苦痛が続いていて悲鳴を出す父親を心配しながらも落ち着くことを祈るばかり。診断結果はこれまで通りだが、診てもらったことで、父親は落ち着けた模様。帰宅。自分の朝のリズムが変わったためか、いつもの午前の調子が出ない。しかたない。

 日中もダラダラと過ごす。こういう時は上向くためには大好きな鰻を食べることだと決めて(笑)、いつものお店へ。美味しいもので元気を出す。

 研究室HP記事は昨日から発信開始の教師力アップセミナー(前田康裕先生)の学び記録。今回は安藤さんが発信。「言語化」と「交流」の重要性を伝える記事。

 8期生・9期生に課した中原淳さんの「対話」への回答が出揃う。誰もが「対話」の本質をつかんでくれた。だからこそ、次の回答を送る。
 
 ちなみに、中原淳さんの問いは以下の通り。
問い1.あなた自身は「対話とは・・・・・のようなものだ」と思いますか?(喩えてみよう!)
問い2.その心は?

例 対話とは「両思いになる過程」である
その心は「最初は片思い」かもしれないが、話し合い、相互にズレを補正し続ける


 それぞれの回答にリアクションをして、最後に送った僕のまとめの文章が以下のとおり。

出揃いましたね。皆さん、それぞれによく考えて、とても良い表現をしてくれました。「対話」の重要性をよく感じたことでしょう。

実は、学校現場では、「主体的・対話的で深い学び」の推進をしていますが、この「対話」ができずに困っているのです。皆さんが定義した対話は、とても奥深いものですよね。「はい、対話をしてください」では、真の「対話」ができないのです。多くの学級では「対話」ではなく「単なる自分の意見の発表会」になっているのです。「僕は赤色、私は黄色、私は青色、私は茶色」と伝えあっているだけでは、真の「対話」ではありませんよね。皆さんが定義したような「対話ができる学級」にしたいのです。ところがこれが難しいのです。現在の全国の学級での悩みの一つです。

したがって、ゼミでは「真の対話」をしましょう。そして、どうしたら子どもたちが「真の対話」ができる学級になるのかをみんなで考えましょう。

2月11日第7回教師力アップセミナー(前田康裕先生)での学び(安藤)

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 こんにちは、8期生の安藤です!
 
 2月11日、第7回教師力アップセミナーに参加させていただきました。熊本大学大学院、前田康裕教授にご登壇いただきました。テーマは「GIGAスクール2年目 一人一台のタブレット端末をどう生かすか」です。
 
 今回もとても勉強になりました!さっそく、学びを記事にしていきます。

 大前提として、授業は習うものではなく学ぶものです。
・習う授業=教師が子どもに教える授業
・学ぶ授業=めあてに向かって、自ら課題をたて、対話しながら解決していく授業
 この、学ぶ授業を行うにあたってタブレット端末がとても有効な手段だと改めて学ばせていただきました。

 子どもが学んでいくために「言語化」と「交流」がポイントだと思います。振り返りや交流する際にしっかり言語化することで、自分の学びや理解の仕方、気づきが明確になります。さらに、交流することで、他の視点からの学びや、刺激を受けて、自ら学び取る学びになります。

 この時、端末の活用がとても有効だと思います。端末上で全員の学びを共有で切る上に、グラフや図を用いて自分の思考を整理させることができるからです。

 最近、小・中学校へ授業を参観させていただく機会がありました。、すべての授業が端末を有効活用された、子ども主体の授業でした。私が受けてきた授業の仕方とは大きく変わってきていると実感しています。

 子どものように、私も学び、挑戦し、そこからまた学び続けなけば!!と強く思いました。子どもが学ぶ授業をつくるためにも、まず私が主体的に学び、実践し、振り返りからまた学んでいきます。

 「端末を活用した子どもが学ぶ授業」についてとても勉強になりました。また、前田先生のお話を聴き、自分の中で「常に学び、挑戦する姿勢」を忘れないぞ、という強い意志を持つことができました!

 前田先生、運営の皆様の方、今回も貴重な学びの機会をありがとうございまいた。このような学びのチャンスを逃すことなく、これからも学びを吸収していきます!(安藤)

2023年3月4日仕事日記

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 3月初の土曜日。今日は楽しみにしていた講演2本を視聴。

 9時30分から10時45分までは、いばらき発達障害研究会主催の川上康則先生の講演「教室マルトリートメント 〜明日、笑顔で教壇に立つために〜」。講演後、対談あり。

 これは全ての教師が読むべき本だと思った川上先生著の「教師マルトリートメント」。その川上先生からオンラインで学ぶことができる今日を楽しみにしていた。かなり講演を重ねられてきたことがわかる、常に相手意識があり、教師以外の方も聞いておられることを踏まえた分かりやすい講演。

 18時から20時30分ごろまでは、北村遥明先生主催虹天塾近江での池田修先生の講演「話を伝えるために大事にしていること」。

 今回、北村先生のご厚意で、ゼミ生5名とともに視聴させていただいた。池田先生は2時間、一貫して口頭で伝えられた。PCなどのプレゼンを使わず、2時間話術だけで聴衆を引き付けられ続けた話術は凄い。ベースには落語があると思いながら、落語を話術の点からしっかり分析されていることにも敬服。

 ほかは「未来を拓く学校づくり研究会」の本会員お誘い作業をしたり、「教育DX探究活動」の文書をさらに加筆したり、原稿書きをしたりの土曜日。

 研究室HP記事は本年度最終回の「教師力アップセミナー(前田康裕先生)」の記事発信第1弾。7期生の高橋さん、池戸さん、今井さんが、「学ぶとは何か」から言及

2月11日第7回教師力アップセミナー(前田康裕先生)での学び(高橋・池戸・今井)

 こんにちは。7期生の高橋奈優です。

「学ぶとは何なのか教師が考えることが大切」

 これは、今回の教師力アップセミナーで特に心に響いた言葉です。4年間続けている塾バイトで出会う子どもに「勉強する意味が分からない〜」と言われたことがあります。当時は、私も自分の中で「学ぶ」ということを理解できてなかったため、その子に「そんなこと言わずにがんばりな〜」と言っていました。ですが、今回のセミナーで改めて「学ぶ」ことを考えるきっかけになりました。

 そして、私の思う「学ぶ」とは、やはり先生と同じで自分が変わることであり、成長だと思います。これから、4月出会う子どもたちの学ぶ気持ちを大切にできる先生になれるようにがんばります🌸(高橋)

 こんにちは、7期生の池戸です。いよいよ大学生としての学びの場も残り少なくなってきました。今回は、先日の教師力アップセミナーでの学びをまとめます。

 まず、1人一台端末が当たり前となった教育現場に対応するため、私もこれまでにゼミなどでICTを活用した授業の実践やロイロノートの勉強会などを通して4月からの指導に活かすための知識を増やしてきました。しかし、やはり不安で仕方ありません。

 そのため、今回の学びを通してICTを活用した授業をする上で私はこの二つを意識したいと思います。

 一つ目は、ICTを活用し調べ学習をする際は、調べたことを発表するだけで終わるといった調べることが目的となってしまう授業に陥らないことです。そのためには教師だけでなく子供達にもICT活用の本来の目的を理解してもらう必要があるので、実践を通して指導していきたいと思います。

 二つ目は、振り返り場面でICTを活用することです。自分の学びを記録でき、仲間と共有できるといったICTだからできる振り返りの形を習慣づけていきたいです。これは卒論のキャリア教育の中でも大事にしたいと言ってきたことなので貫きます!

 1人一台端末が当たら前になり、可能性が広がりました。だからこそ、やってみたいことや方法は数え切れないくらいあります。その中で、今何が必要なのかを常に考えながらこれまでのゼミやセミナーでの学びを4月からの教員生活に活かしていけるように頑張りたいと思います。(7期生 池戸)


 こんにちは。7期生の今井です。今回の教師力アップセミナーで、印象に残っていることがあります。

 それは、高橋さんと同様、学ぶとは、「何かに気づき、自分が変わること」であるということです。これを聞き、私が感じたのは、学びは,変化を大切にする必要があるということです。自分の知らなかったことを知る時、何かに気づく時、友達の意見を聞いて自分のの考えが変わる時があります。このような変化を、大切にするとともに、教師として変化するように仕掛けることも大切だと感じました。

 今回の学びは、これからの教員人生の軸となるような、大切なことを学ばせていただいた気がします。ありがとうございました。(今井)

※ 写真は前田康裕先生の著書の一冊です(玉置)
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2023年3月3日仕事日記

 ここのところ続いている朝の愛犬散歩。寒さに震えることが少なくなってきた。季節の変化を体感する日々。授業と学び研究所会議のため、電車で名古屋へ向かう。地下街で珈琲とパンで朝食。10時ごろ、なごのキャンパスに等到着。

 文部科学省のある事業応募を考えていたが、断念することにした経緯を説明。その後、12時までEDUCOM新卒研修の具体的内容について協議。ほぼ固まる。これ以後は、各フェローが準備することにして締める。

 昼食はなごのキャンパス内レストランで。13時から話し合い再開。ICT支援員のこと、支援員研修のことなどを協議。その後、「GIGA スクール構想の下での校務DXについて(最終まとめ)(案)」をもとに、基本用語などの勉強会も兼ねて協議。

 15時前に終了。その後、コワーキングスペースで2時間仕事。主に「教育DX探究活動」提案の加筆。和田フェローと本日の会議の振り返りと今後なども話し合う。

 徒歩で宴会会場へ。18時から20時まで。久しぶりで実に楽しい時間。

 帰宅。「教育DX探究活動」の提案文書を確認して、関係者へ送信。

 研究室HP記事は、寺尾さんの「心を動かされた日」。いるかショーからの学び。ぜひご一読を。

心を動かされた日(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!一昨日コロナワクチン4回目を打ち、腕が痛いです(笑)今回は、春休み中の旅行での出来事を書いていきます!!

 2月に同じ専修の友達と鎌倉・江ノ島に行きました!!1日目は鶴岡八幡宮と鎌倉散策、夜には江ノ島シーキャンドルに行きました。鶴岡八幡宮は強力なパワースポットでもあり、教採合格をしっかりお祈りしてきました!!8期生全員が教採に合格しますように✊🏻❤️‍🔥

 2日目は、オーシャンビューのカフェでモーニングをしたあと、新江ノ島水族館に行きました。そこでは小学生の頃に戻ったかのように、夢中になって魚を見ていました。数え切れないほど多い魚たちがひとつの水槽で共に暮らしているのをみて、魚から見た人間ってどう見えているんだろうなど色々なことを考えてしまいました(笑)

 そして、運がよくイルカショーも見ることが出来ました。今までイルカショーは何度か見てきましたが、新江ノ島水族館のイルカショーは他とは違う魅力を感じました。トレーナーが6人、イルカが6体いてペアを組んでいたのですが、全ペアが違う形で輝いていたのです。それぞれのイルカの特徴、性格をしっかりと把握していて、その子に合わせたパフォーマンスをしていたのです。その上、会場の観客も手拍子などでショーに参加することが出来、その場にいる全員が一体となった素晴らしい空間が生まれていました。

 言葉で伝えるのが難しいのですが、私が今まで見てきたショーの中で唯一涙を流したほど感動しました(笑)大人に近づいて見方が変わったのかもしれませんが、イルカが楽しそうにパフォーマンスしていたのが伝わってきたのです。

 また、実際に失敗をしても責めることなく、その子に合わせたやり方を試行錯誤していて、そんな環境でパフォーマンスできるイルカは幸せなんだろうなと思いました。イルカとは言葉が通じませんが、それでもそれぞれのイルカが楽しめるように日々たくさん工夫をしているという話を聞き、トレーナーの方の素晴らしさを実感しました。

 これは教師と子どもの関係に通ずることがあるのではないかと後から考えました。その子たちに合わせた指導や関わり方を探りながら、全員の子どもがそれぞれの場面で輝けるよう挑戦できる環境を作れる教師になると強く思いました。

 イルカショーひとつでこんなに心を動かされる日が来るとは思ってもいませんでした。トレーナーという職業の素晴らしさを知れたので、これからは自分の夢である教師の素晴らしさを伝えられるよう、自分から色々な経験をしていきたいです。(寺尾)

2023年3月2日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニングをして帰宅。今朝は、京都総合教育センターから依頼の講座内容を考えることから開始。参加者の役職と担当者の思いを加味して提案書作成して送信。

 来年度の「小学校教育実習事前事後」、「中学校教育実習事前事後」の指導計画を実習課があらかた作ってくれたので、その内容検討。自分のスケジュールにも入れ込みながら、二度確認。一部訂正するとよいと判断して提案。

 原稿書き。今日は比較的進む。よし!

 「教育DX探究活動」の提案文書に加筆。自分ではかなり固まってきたが、大学全体に関わることなどで、あれこれと心配事多し(泣)。「子ども理解活動」といい、実習委員長を仰せつかっている立場から大きな提案を二つすることになるが、この自分がこうした提案してよいか・・・と悩むばかり。

 北村遥明さん作詞の「ジグソーパズル」を読み直してみると、まさに「対話の意義」を伝えている内容。さっそくその視点から資料にまとめて(上写真参照)ゼミ生へ送信。YouTubeで発信されている「ジグソーパズル」も紹介。

 日本講演新聞に取り上げられた鈴木中人さんの生き様。つきあいは長いが、新たに知ったことがあって感激。その思いを伝える。

 明日の「授業と学び研究所」会議資料作成。資料作成中で新たに気づくことあり。やはり書くことによって学ぶだ。

 研究室HP記事は、月1本は発信宣言をした寺尾さんの記事「周りの存在」。友人のありがたさの体感したという感謝の記事

周りの存在(寺尾)

 こんにちは、8期生の寺尾です!!これを書いてる今日は2月28日です🙌🏻
月1記事宣言したので今月も書いていきます!!

 今月は本当にあっという間に過ぎていきました、、というのも、月初めに予定を詰めすぎた結果、2週目に体調を崩してしまったのです。幸いコロナではなかったのですが、1週間ほど風邪が長引きました。体調を崩した週も予定をたくさんいれていたので、一刻も早く治さなければと思っていました。

 私は大学付近に下宿していて、下宿先で体調を崩したことがあまりなかったので、体調を崩して色々と大変なことがありました。そんな時、同じアパートに住んでいる友達が食べれそうなものを沢山買ってきてくれたり、ご飯を作って届けてくれたりしました。友達のおかげで食欲も戻ってきて回復につながりました!!

 また、家族や一緒に勉強する予定だった友達もLINEなどで心配してくれて、自分にとって友達の存在ってすごく大きいんだなと思いました。

 今回の体調不良を通して、自分は周りに支えられて生活出来ていることを非常に感じました。周りの人達を大切にし、その人たちが困っていたら手を差し伸べることの出来る人になろうと強く思いました。

 そして、その週に玉置ゼミ8期生全員で飲み会の予定がありましたが治りかけということもあり、行くことが出来ませんでした。忙しいみんなが予定を合わせ、久しぶりに8期生全員で集まることが出来るはずだったのに、本当に申し訳なかったです。もう一度体調を崩さないように、予定を詰めすぎず生活することを意識します!!

 またみんなの予定が合わせられるときにご飯や遊びに行こうねその時まで勉強頑張ります🌟(寺尾)

※写真はゼミ合宿の時に撮ったものです!!
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2023年3月1日仕事日記

 いよいよ3月。時の流れの早さに驚くこの頃。8時ごろ家を出て大学へ向かう。9時前に研究室着。例によって珈琲を入れて、しばし休憩。大学指示のデータ入力開始。単純だが、本当に必要かな?と思いながらの作業なので時間がかかる(笑)。

 10時に恵那市教育長ら4名の方が来研。今年度は恵那市教育環境等検討委員会アドバイザーとして関わらせていただいた。そのお礼ならびに、その後の状況説明を受ける。学校統合に関しては様々な意見が出てくることは、どこでも耳にする話。今後も引き続き関わってほしいという依頼を受け承諾。

 データ入力作業を続ける。13時に田中蒼季君来研。面接のことから様々な相談を受ける。1時間。

 15時から第11回教員養成カリキュラム委員会に出席。提案された資料の中に、「教育DX探究活動」と関係がある記述を発見!よし!という気持ちになる(笑)。

 研究室に戻り、片付け物をして大学を出る。帰宅。今日もいただいた依頼に対応。スケジュールをしっかり確認して、可能性を連絡。

 研究室HP記事は、7期生久野さんが「玉置先生は愛の人」といった表現をして、とっても褒めてくれた。宝物の記事。教師はこうして学生に支えられているのだと実感。ちょっと気恥ずかしいのですが、皆さん、ご一読ください。

玉置ゼミ、卒業!(久野)

 こんにちは、7期生の久野舞菜です。今月の卒業論文発表会をもって、ゼミ生活を終えました。玉置ゼミと私のこと、少しだけ振り返ろうと思います。

 7期生初顔合わせの日、吉久さんとビクビクしながら教室に入ったことを思い出します。他の7期生の賢そうな雰囲気に圧倒され、「玉置ゼミの底辺として生きていくんだ、、、」そうつぶやいた帰り道を思い出します。(吉久さん、私たちそう言ってたよね〜〜懐かしいね〜〜(笑))

 実際、ゼミが始まると、底辺だとか上だとか、そんなこと全く気にならなくて。劣等感なんて抱くことなく、ただただ健やかに、自信満々に伸びてきました。(笑)

 それはきっと、玉置先生がゼミ生を平等に愛して価値付けてくださるから。「久野さんってほんっとおもしろいなあ」って、惜しみなく、恥ずかしげもなく、褒めちぎってくださるから。あの子は優秀、私はダメ、なんてぼやく隙もなかった。玉置ゼミ生はみんな、「玉置先生、私のこと大好きじゃん!照れるな〜〜」って、自信満々に言えるんじゃないかな(笑)。私も、子どもたちにそう言わせたい。

 玉置先生は愛のひと。玉置先生に出会えたこと、玉置ゼミ生の一人になれたことが、私の大学生活最大の自慢です!!2年間のゼミ、ありがとうございました!!(久野)

※ 写真は7期生からの贈り物です(玉置)
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2023年2月28日仕事日記

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 今朝も喫茶店でモーニング。昨日から読み始めている書籍持参。読了。学ぶことが多い本。帰宅。原稿書きに向かうつもりが、ついもう1冊手を出して読み始める。「教育DX探究活動」(玉置造語)に生かせる内容と判明。

 11時過ぎに家を出て、19分に地元駅乗車。今日は犬山から名古屋へ向かうルート。ところが乗車してすぐに車内アナウンス。犬山線が人身事故で不通とのこと(泣)。一気に心臓が高鳴る。まず下車。家内に名古屋まで車で送ってもらうことを考え、電話で依頼。冷静に考えると、名古屋から予定の近鉄電車に間に合わない可能性があることが判明。このうえは、遅れることを今日の訪問先に伝えるしかない。もう一度地元駅に送ってもらい、到着した電車に乗車。

 車内であらためて検索すると、近鉄ルートだけでなく、新幹線も使うと、講演時刻に間に合うことがわかる。さっそく新幹線予約。名古屋から京都へ移動。京都から近鉄を乗り継いで大和高田市駅へ到着。迎えの車で、奈良県大和高田市立片塩中学校へ到着。無事講演時刻前に到着(汗)。

 校長から私に講演を依頼された思いを再度お聞きして、講演の展開を決める。昨年末の大和高田市教委主催講演をお聞きになり、このような話ならぜひとも全教員に聞かせてやりたいと思われたことをお聞きする。力が入る(笑)。

 15時から90分間の講演(今年22回目)。演題は「主体的・対話的で深い学びを教室で実現するために」。いつものように時々質問を投げかけながら、校長からお聞きした学校の状況も踏まえて、かつて中学校教師として苦しんだことなども入れながら話す。後半は動画を多用して、学び合う中学生の姿のよさを目の当たりにしていただこうと工夫。講演後は質問があり、校長室にまで来て相談をしていただいた方もあって、感激。

 学校と駅の往復は教務主任に公用車で送っていただく。ここだから話せることの連続で、これまた楽しい時間。

 17時20分大和高田市駅乗車。大和八木駅からは近鉄「ひのとり」に乗車して名古屋、夕食して帰宅。おかげさまで2月最終日も充実。

 研究室HP記事は、久野舞菜さんのエッセイ「すべては今のためにあったこと」。心温まる記事。ぜひご一読を。

 下写真は、片塩中学校玄関に掲示してあった書道部の作品。
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すべては今のためにあったこと。(久野)

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こんにちは、7期生の久野舞菜です。

少し前に、記事「がんばれ、へなちょこ」を書きました。
教員採用試験に落ちたこと、それでもめげずに生きる自分へのエールを綴ったものです。

その記事をきっかけに、2つの素敵なご縁がありました。


まず、作家として活躍されている志賀内泰弘さんから、志賀内人脈塾にお招きいただきました。
玉置先生からお話は聞いていましたが、生の志賀内さんは、とても気さくで、人間味があって、お話している間にどんどん好きになってしまうような、魅力あふれるお方でした。もうすっかり志賀内さんのファンです。

志賀内人脈塾の皆様は、一見、輝かしい人生を謳歌している、言ってしまえば、私みたいなネガティブ人間の気持ちなど分からない成功者のように思えました。
しかし、一人ひとりに、苦悩やコンプレックスがあって。
それでもどうにか幸せに、前向きに、ひたむきに生きていること。そして、その姿が味わい深くて美しいということを教えていただきました。

人生における大切なことを教えていただいた会でした。今後の人生、何か躓いたときに、この日のことを思い出したいと思います。



次に、安田和弘さんから、贈り物が届きました。
安田さんとは、実際にお会いしたことがありません。失礼ながら、これまで、安田さんのことは存じ上げておりませんでした。
安田さんは、そんな縁もゆかりもない、遠くに住むただのひとりの学生に、私へのエールを届けてくださったのです。

いただいたのは、本とあったかい自筆の葉書。なんて粋でかっこいいお方なのだろう。感激でした。

本のタイトルは、「すべては今のためにあったこと」。
強くて優しいエールが込められた、素敵な贈り物です。


すべてはこのためだった、そう思える素敵な出会いを、神様と玉置先生と志賀内さんと安田さんと多くの方々からいただいています。本当に貴重で、幸せで、有難いことです。


素敵な縁を結んでいただき、ありがとうございます。
この幸せを噛み締めて、私が子どもたちの素敵な縁となれるよう、気晴っていきます。

(久野)

2023年2月27日仕事日記

 7時ごろ家を出て大学へ向かう。8時前には研究室着。珈琲を入れて、しばしのんびり。

 9時から12時過ぎまで、就職課から依頼を受けて面接指導。90分ずつ2グループ(11人)を指導。この時期なので、「なぜ教師を目指すのか」「教師になる上で生かしたい長所」の2点を通して、何を伝えるべきかを入念に伝える。全体指導+個別指導の組み合わせの3時間。

 12時15分ごろから1時間ほど、宮野先生と梶山先生と三人で、「教育DX探究活動」と「基礎セミナー」との連携可能性について探る。14時30分から1時間ほどで、福地先生と担当されている「特別活動・総合的な学習の時間」との連携可能性について探る。派生して様々な情報をお聞きすることができ、提案の方向性を固めることができた。やはり対面相談がいい。

 15時30分に柴山君来研。卒業論文第3章の内容確認。これまでの取組を確認しながら、方向性を具体的に説明。他のゼミ生は大丈夫だろうと心配になる(笑)。

 帰宅。18時から1時間、一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」の定例理事会。いよいよ正会員募集に入ることができる。事務局に感謝。会員募集に際して、気づかなかったこともあり、シミュ―ションをしながらの話し合いが有効だった1時間。

 今日も届いた依頼に対応。逆にある重要な依頼。ゼミ生には、3月大学滞在日時連絡。

 研究室HP記事は、9期生長谷川さんの四方山話「大学2年の春休み」。他のゼミ生への刺激になることを願う。

大学2年の春休み(春休み)

 こんにちは!玉置ゼミ9期生の長谷川です。

 春休みが始まり2週間ほどが経ちました。この2週間アルバイトや遊びなどで、とても充実した毎日を過ごしています。そんな中、ふと学校のない毎日はこんなに時間があるのかと思い、今しか出来ないことをしたいと考えました。何をしようかなと考えていると、9期生の連絡用チャットに同期が玉置先生から本を借りたと通知が来ました。私はこの通知に感化され、この春休みはたくさんの本を読んでみよう!と決めました。

 その後本を借りようと何度か玉置先生の研究室へ訪ねたのですが留守が続きます。ホームページに書かれている仕事日記を見る限りとても忙しそうだったので、玉置先生から本を借りることを諦めかけていました。

 数日後大学へたまたま寄った際、ダメ元で玉置先生の研究室を訪れると、そこには玉置先生の姿がありました。本を借りたいという旨を伝えると、おすすめの本を選んでいただきました。玉置先生がすすめる本を借りることができとても嬉しく思います。

 時間がある時にはひたすらYouTubeを見ているような私がまともに読書をするのは、小学生の頃の読書タイム以来かもしれません。
 春休みが終わる頃に読書を通じて学んだことや、考えたことをまた記事に出来たらいいなと思います。

 本を読もうと考えさせてくれた同期や素敵な本を貸してくださった玉置先生にとても感謝しています。楽しく充実した春休みにするぞ!!

 最後まで読んでいただきありがとうございました。(長谷川)
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2023年2月26日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。朝刊をしっかり読んで帰宅。依頼を受けている新刊の原稿書きに集中しようとするが、どうも進まない。積読状態の本から2冊取り出して読了。

 15時に家を出て愛知県美術館に車で向かう。家内の絵画の搬出手伝いのためだ。このたび愛知県文連美術展に出品。見事、日本画部門第一位となる大賞受賞!喜ばしいお手伝い。

 家に戻る前に、最近はまっているオリジナル鯛焼き屋さんに寄ってから帰宅。昨日から体が重く、どうも調子が出ない。横になる。

 研究室HP記事は、春日井市立藤山台中学校での学びシリーズ第4弾。最終回。地元である柴山君が5つの授業から学んだことを発信
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2月7日春日井市立藤山台中学校での学び (柴山)

 こんにちは!8期生の柴山です。2月7日、春日井市立藤山台中学校での多くの授業を参観させていただきました。地元の市の中学校ということもあり、とてもワクワクしながら挑みました。

 特に印象に残った場面を5つ書かせていただきます。
〇 数学のデータの活用では、生徒のつぶやきが印象に残っています。発言に対し、「それだとダメじゃない?」というつぶやきが出ていました。心理的安全性ができている学級だからこそ『他人にネガティブな発言だと思われるんじゃないか。』と思うことなく、この発言を出せるのだと思いました。自然な生徒のつぶやきから、全体への問いにもつなげていけます。心理的安全性のある学級の大切さを改めて実感しました。

〇 体育のバレーボールの授業では、本時で必要な視点がホワイトボードで共有されていたことが印象的でした。私は、実技科目の授業を受ける側だった際、目的を理解していないまま練習を進めてしまうことが多かったです。振り返りをもとに、前回感じたことに対しどう対処していくかを視覚化しておくことで、ただ練習するだけの状態を防げるのだと思いました。

 本時は何時間中の何時間目かも共有されていました。これにより、生徒も一つの競技に対しての見通しが持てるようになります。他教科でも、一つの単元の見通しを持てるよう「〜/〜時」と記しておくことも実践してみたいです。

〇 音楽の筝の授業では、他の楽器との音の比較の場面が印象に残っています。調べたことをただ入力する作業ではなく、映像を見て自分が何に気づいたかをタブレット端末に入力する活動でした。今回の授業のように、生徒が見方や考え方を働かせた気づきをアウトプットしていける授業をつくりたいと思いました。また、冒頭でマラカスとタンバリンを例に、音色の違いを生む要素を生徒に問いかけていたため見通しもとても持ちやすかったです。

〇 特別支援学級でも、子ども同士をつなぐことの大切であることを改めて実感しました。話し合いの後の発問でも、教師が正誤判定者のなることなく、「どう思う?」と他の生徒へつないでいました。来年度の特別支援学校の実習でも意識していきたいポイントにもなりました。

〇 理科は班での課題解決活動でした。全員が「自分事」として活動に取り組むにはどうしたらよいかを協議会での議題にあがりました。「リーダー格の生徒が他の班員に役割を与えることができるかでも、全体の意識が変わってくる」ということが新たな学びでした。リーダーの生徒がうまく働きかけていけるよう促すことも教師の役目だと思いました。日頃の人間関係つくりが授業での班活動に直結することも改めて実感しました。「誰か助けてくれるだろう」ではなく、目の前のことを自分事として捉えるにはどうしたらよいかも考え続けていきます。

 生徒一人一人に満たされている感があり、心が元気でありつつ落ち着いた雰囲気の中学校でした。私もこんな中学校で学びたかったです。本当に多くのことを学ばせていただきました。藤山台中の校長先生、先生方、玉置先生、福地先生、貴重な学びの場をありがとうございました。(柴山)

※ 写真と記事とは関係がありません。藤山台中学校サイトからいただきました(玉置)
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2023年2月25日仕事日記

 今朝は地域資源回収貯蓄金増に貢献しようと車の後部座席、前席左側にいっぱい雑紙や段ボールなどを積んで指定場所に運ぶ。地域の人と会話しながらの久しぶりの作業。

 最近、YouTubeで新たに知識を得ることが多い。Gメール整理術を学び、さっそく実行。過去のメールも整理してすっきりした気分。

 「教育DX探究活動」について、さらに宮野先生、福地先生、山田先生に資料を送って考えを聞く。どなたも方向性に賛成していただけた。さらに詳細を考えてみたい。(のめり込み過ぎるな俺!と言い聞かせながら(笑))

 10時30分ごろに家を出て、ディラーへ向かう。夏タイヤへの交換と洗車依頼。ショールームには車は実質1台しかない。発注しても納車までに時間がかかるため、展示車を購入する人が増えていることが要因とのこと。待ち時間で、モデルチェンジした車を話題に談義。

 帰宅。準備をして、岐阜駅前のじゅうろくプラザへ車で向かう。予定していた駐車場は自走式が満車。近くの駐車場を探しているうちに時間が経つ。

 14時30分ごろ「算数・数学授業づくり研究会 創りmath」へ参加。今日の提案者は二人。本学附属小の小松さんと応時中の芝田さん。

 小松さんは「図をつかって考える」の授業実践報告。日ごろから意識して子どもたちを育てていることがよくわかる授業映像。図と式の往還ができていて、異なる考え方を式でも明らかにしている良い授業。

 芝田さんからは、2年生確率の単元構想提案あり。導入課題が工夫されていて、その課題を通して確率への興味や関心を高めて、確率のベースになる考え方を子どもたちが自ら学んでいく流れ。単元終末には導入課題でのモヤモヤをすっきりさせたいという構想で、なるほど!と強く共感する提案。派生して様々なことが浮かび、「基礎力と探究力」「個人における深い学び」などについて話す機会を得ることができた。今日も二人の提案と鈴木明裕先生の実践価値をより高める質問や提言があり、大いに学ぶことができた。オンラインでは柴田録治先生が参加。年齢に関わらず、貪欲に学ぼうとされている先生に脱帽。僕が柴田先生の年齢になったときに、同じようにやれるだろうと考えると、とても無理。

 会の終了後、芝田先生と新たに立ち上げる「ネタ研」について協議。いわゆる研究会の骨とするところの共有化ができて有意義な時間。

 研究室HP記事は、春日井市立藤山台中学校での学びシリーズ第3弾。春日井が地元の新谷さんが発信。恩師に出会えたことなど話題多様

2月7日春日井市立藤山台中学校での学び(新谷)

 こんにちは、8期生の新谷です。2月に入りました。最近あった出来事としては、8期生のみんなとご飯を食べに行ったことです。ご飯はもちろん美味しかったのですが、その後のカラオケは大盛り上がり!ここ最近は、勉強とバイトが大半を占めていたので、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 先日、春日井市の藤山台中学校へ授業を観に行かせていただきました。春日井は私の地元であり、藤山台中学校には、私の母校にいらっしゃった先生がおられ、とても懐かしい気持ちになりました。特に、教頭先生は、中学時代の私の数学の先生で、とても楽しい数学の授業をしてくださったり、じゅんちゃん!と今思えば失礼なノリで先生のことを呼んでいたことを恥ずかしながらよく覚えています(笑)久しぶりに会った教頭先生からは昔はあんなに黒かったのにねと言われました(笑)たしかに当時、私の体は日焼けというよりもはや焦げていたなとしみじみ思い出話をすることができとても嬉しかったです。思い出話はこれくらいにしておき…
 
 藤山台中学校では、3時間も授業を観させていただき、とても充実した時間と学びで終えることのできた1日でした。

 毎時間全クラスの授業を観させていただいたのですが、まず印象的だったのは、ICTを文房具のように当たりに使用している姿でした。ICT使うこと広がる授業の幅というものを感じました。例えば、数学の時間で、データの活用の授業があったのですが、そこでは実際にデータを測って記録していました。従来の授業だったら、もともと用意されているデータについて平均値や他の値を求めるものが、実際に記録をして行っているところに斬新さを感じました。与えられたデータを求めるのではなく、生徒が実際に測った記録を基に、値を考えていくものなので、値を求める過程が従来より詳しく理解できると思いました。
 
 また、音楽の授業では、琴の音色についてyoutubeから気づいたことを考えていました。音楽では、個別で動画を操作し、みたいところを見ながら気づいたところを書くことができる点や、6つの選択肢を先生が与え、好きな動画から見ていいと子どもに選択させていたところに、個別最適な学びがなされていると感じました。

 研究協議会で音楽の先生から話を聞いたのですが、ICTを使うことで、子どもに興味のあることからやらせたり、選択させやすくなったとおっしゃっていました。この選択をさせることで子どもの主体的な学びに繋がることがわかりました。

 次に印象的だったのが、生徒同士の対話が多かったことです。グループで意見を交わし合ったり、ICTのチャットを使って会話をしたり、生徒同士のやり取りの場面がとても多くみられました。これらは学級に心理的安全性がもたらされていたり、ICTの使用によって対話の手段が増えたことが背景にあるのかなと思いました。

 研究協議会では、玉置先生の講話が行われました。その中で特に印象的だったのは「見方・考え方」についてです。「見方・考え方」を中心に据えた授業展開、最初はさっぱりわかりませんでした。しかし、協議会を行っている中で、国語を例にした「見方・考え方」について藤山台中学校の先生が説明してくださりました。言葉にするのがとても難しいので私の中で落とし込んだものを写真で貼らせていただきます。「見方・考え方」はこういう事柄ではこういう風にするとよいといった思考の過程、と言えばいいのでしょうか。言葉にするのがとても難しいです。これから私の中でもっと確立させたい課題になりました。

 今回も学校へ行かせていただき、生の授業を観ることでしか得られない学びがたくさんありました。あんなにもICTを普通に使用している先生方の姿を見て、私もICTを使いこなして、授業の幅を広げることができるようになりたいと思いました。教員になるのはまだまだ先であり、なれるかもわからないのですが、ICTを使った授業を早く自分がやりたいと思いました。今回も貴重な経験できて、とても幸せです。この学びを今後にも生かしていきます。ありがとうございました!(新谷)
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2023年2月24日仕事日記

 今日は「授業と学び研究所」で依頼を受けている新卒研修の担当プログラムを考えることから開始。新卒社員が2週間ほどの研修を乗り越えるために「探究活動」の意義を伝えることから始め、教育用語の基礎知識や様々な施策の把握方法などを3時間弱で学んでもらうことを考える。

 ここのところふと浮かんだアイデア「教育DX探究活動」。その文書に加筆して、第3次ワーキンググループの龍崎先生、芳賀先生に送信。方向性については賛成していただき、ほっとする。ここで用心しなければいけないのは、あまりにも僕がのめり込み、その後に・・・とならないようにすること。幸い、私の提案にはアカデミックさに欠けているという助言もあって、このあたりが僕の限界と自覚。

 出力ばかりしているので、久しぶりに積読状態であった1冊で入力。自分の考え方を価値づけてくれる本でサクサク読める(笑)。

 今年も確定申告の時期到来。今まではパソコン入力、紙印刷、郵送を行ってきたが、国税庁のお勧め(笑)にしたがって、スマホで入力。これまでより簡単と言えば簡単だが、ありがたいことに届いた支払調書の数が多く、かなりの時間がかかる。入力しながら、ここにも行かせていただいたな、ここでも話させたいただいたな、こんなに原稿を書かせていただいたなと再確認ができて、機会を与えていただいた皆さんに深謝。最後はネットで提出。確かにこれは便利。

 研究室HP記事は、春日井市立藤山台中学校での学びシリーズ第2弾。安藤さんが発信。藤山台中生徒の主体性を描写している

2月7日春日井市立藤山台中学校での学び(安藤)

 こんにちは、8期生の安藤です!

 2月7日、春日井市立藤山台中学校へ授業を参観させていただきました。ICTを活用して交流、比較、まとめ、振り返り等、様々な活動が見られました。子どもが学んでいくICTを活用した授業とはこの事だと、とても勉強になりました!

 藤山台中学校では、SST(ソーシャル・スキルトレーニング)を継続的に取り組まれていると伺いました。学び合う学びを行うために、関わり合う力や教室の雰囲気が必要不可欠です。この土台を整えることが、授業を行うにあたって日頃から教師が仕組んでいくべき、重要な課題だと思いました。今後は、授業に限らず日常的な指導についても研究していきたいです。

 さらに、生徒は分からないことがあると自分で調べる、或いは、友達に尋ねている様子が見られました。私の受けてきた授業は「授業中喋ってはダメ。分からないことは挙手して先生に質問する」ことが当たり前でした。授業中質問する勇気がない私は、授業に参加しているふりをしていました。当時の先生、ごめんなさい。(笑)

 藤山台中の生徒の主体的に学びに向かう姿勢、一緒に学んでいこうとする姿勢がとても素敵でした。普段の関わり合う力の育成はもちろん、ICTを授業中活用できる、分からないことを自ら友達に質問できる教室の雰囲気は大切だと、改めて実感しています。

 また、生徒から学びたい!知りたい!ワクワクする!という思いが伝わってきました。先生の声かけ、教材のアレンジが鍵だと気付きました。教師は仕組むことが多いです…!でもこちらが仕組んだ事がきっかけで、子どものワクワクする姿や、学びに夢中になる姿が見られると思うと、仕組む側の私もワクワクします。

 子どもが考えを共有し、互いに学び合う学びを提供できるように、ICTの活用方法と、子どもがワクワクする教材のアレンジ力を磨いていきます!そして授業ベースとなる、普段からの学級運営についてより一層研究していきます。

 藤山台の先生方、お忙しい中、学生にも学びの場をいただけてありがとうございました。福地先生、授業の合間でお話してくださり、授業を見る視点がとても勉強になりました。ありがとうございます。玉置先生、貴重な学びの機会をいつもありがとうございます。現場でしか感じられない刺激があり、毎回心が奮い立ちます。1年目でも先生方のように活躍できるように、精進してまいります!

 改めて、藤山台中学校の皆様、玉置先生、福地先生、ありがとうございました!(安藤)

※写真と記事とは関係がありません。藤山台中学校HPからいただきました(玉置)

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