2023年3月14日仕事日記

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 パンと珈琲で朝食。愛犬散歩。原稿書きに集中。

 12時少し前に地元駅乗車。今日は、姫路市人権教育課指導主事研修のため姫路へ向かう。13時39分姫路駅着。迎えの車で姫路市役所へ。

 15時から16時45分ごろまで、「充実した道徳教育を推進するために」と題して、今年度最後の講演(今年23回目)。

 人権教育課では、道徳教育の促進も担っているとのことで、依頼を受けた事項は「道徳教育・人権教育を推進する上での指導主事としての心構えやあり方」「道徳科の具体的な実践例を踏まえたよりよい指導方法」。

 そのため、最初に「心理的安全性が高い学級づくり」や「協働的な学び」の重要性を確認後、3つの道徳模擬授業を通して、若い教師でも質の高い道徳科授業になるための指導方法を伝える。

 久しぶりに互いにマスクなしの講演。マスクなしで話すのがこんなに楽で、リズムや抑揚にもより神経が使えることを実感。10名の上質な聴き手の皆さんで、とっても気持ちよく話すことができた。皆さんに感謝。終了後も30分ほど課長さんらと懇談。

 姫路駅に送っていただき、18時3分新幹線乗車。19時21分名古屋駅着。夕食を食べて、21時過ぎに帰宅。

 早急に返信が必要な問い合わせに対応して、あとはのんびり。

 研究室HP記事は、虹天塾近江での池田修先生からの学びシリーズ第3弾。9期生荒木さんが発信。荒木さんはその場で質問したことも記録。
 

3月4日 池田修先生のセミナーでの学び(荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です。今回は、池田修先生の「話し方について」のセミナーに参加させていただきましたので、学びを記事にしていきたいと思います。

 子供たちに集中して話を聞かせるためのすぐに実践できる方法として、間を大切にすることや、子供たちをZ又はN状に見ながら話すことを学びました。

 さっそく塾のアルバイトや春休みから参加している学校インターンシップでこの方法を実践してみましたが、効果はバツグンでした。子供の話を聞く姿勢や顔つきがガラリと変わったのです。

 間を大切にすることで子供たちだけでなく私自身も何を大切に話すかを意識することができました。また、子供をZ.N状に見る時には、全員に話しながらも、全員が「私一人だけに言っている」と思える話し方をすることを心がけました。するとセミナーのときに池田さんがおっしゃっていた「子供と目が合うだけ言葉が伝わる」 ということがよく分かりました。子供一人一人と目を合わせることを意識するため、子供の表情や様子も把握しながら話せました。

 セミナーを通して、話をする上で、声の大きさやスピード、声の高さ、抑揚は、私が今まで思っていたよりもずっと大切な要素だったということにも気づくことができました。それらを変えるだけで相手に与える印象は大きく変わります。

 話し方というのはただゆっくり大きな声で話せばいいというものではありません。このセミナーを受けずに先生になっていたら と考えるとぞっとしてしまいます。自分の話し方をもう一度見直したいと思いました。このような素敵なセミナーに参加させていただき、感謝でいっぱいです。

 池田先生、玉置先生、貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。(荒木)

2023年3月13日仕事日記

 今日も原稿書きの日。3月は時間さえあれば原稿書き月間。研究室HP記事は、虹天塾近江での池田修先生講演から学ぶシリーズ第2弾。安藤さんがわかりやすくまとめている。

 3月11日は過ぎてしまったが、12年前のあのとき、どのような仕事日記を書いていたかを読み返す。短い記録だが、トンデモナイことが起こっていて、予想もつかないこれからになると感じている仕事日記。ちなみに公人として海部教育事務所長を仰せつかっていたとき。私人として小牧落語を聴く会世話人をしていたときだ。

【2011年3月11日】
 午前中は14日開催の「委員長・教育長会議」での所管事項説明原稿と資料を作成。

 午後は教職員異動名簿の最終チェック。5時間ほどかかる。その最中、庁舎全体がゆらゆらと揺れ続ける地震に見舞われる。耐震構造で、3階だからなおさら揺れるのだ、と思いつつ、この揺れが続いたら…と心臓が一時ドキドキする状況に。TVをつけると津波警報が全国に発令。ひょっとしたら大きな被害があるのでは、と思いつつ最終点検を続ける。

 帰宅してTVをつける。それからTVに釘づけ。これは酷い、酷過ぎる。東京在住の弟から、子どもが帰ってこないという電話。こちらでは帰宅を祈るばかり。無事、帰宅との報を受け、ほっとする。


【2011年3月12日】
 朝、小牧落語を聴く会世話人で相談。こちらでは被害がないとはいえ、このような状況で落語会を開催すべきではないと意見は一致。すぐにHPに延期のお知らせ。師匠にもお詫びの連絡。師匠からもこのような状況では当然です、というご返事。

 13時に会場に行き、お越しになられるお客様に世話人一同でお詫び。20数人の方が足を運んでいただいたが、皆さん、延期を納得していただいた。「おそらくそうだろうと思っていましたが、来てみました」「そうですよね。こういう時に不謹慎ですよね」といった言葉、「HPで延期は分かっていましたが、皆さんの顔を見に来ました」と応援をしていただける言葉もいただき感激。

 あとは今日もTVに釘づけ。福島原発爆発とのニュースも流れる。被災地の方々の状況を考えると、涙が出てくる。心配でたまらない。

3月4日 池田修先生のセミナーでの学び (安藤)

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 こんにちは、8期生の安藤です!

 春はたくさんの綺麗な花が咲き始め、私の大好きな季節です!ただ、アレだけは好きになれません。そう、花粉です。今年も花粉と闘いながら、大好きな春を満喫します!!

 3月4日、京都橘大学教諭の池田修先生がご登壇された、セミナーに参加させていただきました。テーマは『話を伝えるために大切にしていること』です。実習を終えてから、大勢の人に伝える難しさを実感しました。そこから、話し方について学びたいと思っていたので、とても勉強になりました!

 さっそく学びをまとめていきます。

【話すと語るの違い】
 この2つの違いは漢字の右側に隠されています。「話す」は舌とあるように、音にすること。舌先三寸です。一方「語る」は吾とあるように、自分の気持ち、思いをのせて話します。
 私は、子どもの成長の根本は子どもの心が動くことだと思います。そのため、子どもの心に響くには、心に響く言葉が必要です。まずは、伝えたいという思いを持つこと。さらに、思いが子どもに届く話し方のスキルを身に付けられるよう、この後まとめる方法を実践していきます!

【メリハリ】
 声の調子とスピードが大切。加えて視線とゼスチャーがあればより伝わりやすいです。
 場の士気を高める際は、高く・速く。そして説得する際は低く・ゆっくり。このように場面によって使い分ける事で、思いは伝わりやすくなります。加えて、視線とゼスチャーを取り入れることでより伝わりやすさが増します。
 しかし、私の場合はまず声の調子とスピードをマスターできるように練習します!そして視線・ゼスチャーの習得を目指してまいります!

【間】
 落語家や漫才には絶妙な笑いの間があります。教育の世界においても、この間がと手も重要です。間は子どもの心を引き付ける魔法だと思います。間は楽しさに浸る時間、大事な事のサイン、理解の確認のサインになります。
 さらに、「えー」「あー」といった口癖ストップに有効です。私は言葉に詰まるとすぐに口癖が出てしまいます。これでは子供が話に集中できません。代わりに間を入れることで、私にとっても子どもにとっても話を整理したり、気持ちを整えたりする時間になります。間を習得することはかなりの経験が必要だとお聴きしました。なので、心折れることなく、ビデオで撮影したり、教えていただいたりしながら地道に習得できるよう頑張ります。

 他にも、最初に目途を示すためのナンバリングやラベリング等沢山の技法を学ばせていただきました。
 この学びを学びだけで終わることなく、自分のスキルとして現場で使いこなせるように、何度も練習していきます!!ただ、親に聞かれるのは少し恥ずかしい気持ちがあるので、ゼミ仲間に協力してもらったり、夜、家族が寝静まった時、こっそり練習したりすることにします(笑)

 今回も貴重な学ぶ機会をいただきましてありがとうございました。このように現場で生きる学びを先生方とご一緒に学ばせていただけて、本当に贅沢で幸せ者だとしみじみとしております。

 出会いとご縁を大切に、玉置先生のもと出会った8期生の仲間と教採に向けて頑張ります!!合格するぞ!!
(安藤)

2023年3月12日仕事日記

 朝は愛犬の散歩。いや愛犬と散歩(笑)。家の周り掃除。原稿書きがメインの1日。なんとか進んでいる。

 昨日の調研セミナーの情報でやりとり。

 【Google for Education主催 GIGA時代の新たな学びを考えるオンラインセミナー〜GIGA 時代に求められる教員養成のあり方とは?〜 】をアーカイブ視聴。僕が提案している「教育DX探究活動」に通じることがあって、資料を関係者に送付。

 何人もの方から相談や報告が様々なメディアを通してあって、その対応。重い相談もなんとか光が見えてきそうで一安心。

 藤が丘小学校でいただいた二人の論文を読み、感想を葉書で。

 最近、TVバラエティ番組等でもChatGPTを活用する場面をいくつか見ることがあった。コメンテーターが「これからはコメンテーターはいらなくなりますよね」というコメント。情報の正誤は見極める必要はあるが確かに!

 研究室HP記事は、虹天塾近江での池田修先生のオンライン講演からの学びを柴山君が発信。話し方の向上を目指している柴山君らしい。

池田先生の講演から学んだ話し方(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。今回は、池田修先生の「話し方について」のセミナーに参加させていただきました。今回のセミナーを通じて、3つのことを学びました。

〇正しい表現するために
 私は、伝えようと思っている言葉のニュアンスが伝わらないことがたまにあります。池田先生は、自分が話すときの表情についてイメージすることが大切だと話していました。確かに、「ありがとう」と言われた時、相手が笑った表情か怒った表情かでは伝わり方が大きく変わってきます。細かなニュアンスを表現するためにも、今後自分の表情はどうなっているかをイメージしながら話していきます。声の高さやトーンについても同じように気をつけます。

 「これを伝えたい」と思うことを第一に決めておくこと。「登山」→「山を登る」のように訓読みで話し、誤解を防ぐことも意識していきたいです。

〇声を適切に届けるために
 私は、声の大きさには自信があります。しかし、教育実習などで子どもを呼んでもなかなか振り向いてもらえないことがありました。「滑舌の問題だろうな。」となんとなく流していました。

 池田先生は、声を適切に届かせるには、ベクトルを意識して声を響かせることが大切だと話していました。もしかしたら、滑舌の問題ではなく、声が正しい方向に響いていないからだったのかもしれません。

 声を響かせるためにも、まずはたくさん息を吐き、新鮮な空気を吸ってから発声すること。どの向きに発生するのかを意識します。まずは、飲食店で店員さんを呼ぶとき、大学で遠くにいる知り合いに声をかけるときなどで試していこうと思います。

〇思っていることで話す
 池田先生は、間違っていようが、そう思っていることを話すことが大切だと話していました。私は、自分が発言している最中、「それっぽいけど、何かフワフワしているな。」と感じることがあります。誤解を防ぐために慎重になりすぎているのかもしれないと思いました。

 誤解は完全には無くなりません。今後は、多少言葉が拙かったとしても、自分の本当に思っていることで話していこうと思います。話す中で、誤解を解いていけるよう心がけたいと思います。

 自分の思っていることを正しく伝えることは本当に難しいことです。しかし、伝えることが特に重要である教師は、この壁を乗り越えなければいけません。誤解を減らし、正しく伝えるためにも、小さな実践を積み重ねていきたいと思います!(柴山)

2023年3月11日仕事日記

 珈琲とパンで朝食。愛犬と散歩。再来年の本学教育フォーラムの方向性には、関係者から賛同をいただいたのでさっそく次の動きに入る。うまくいくことを祈るばかり。

 8時から9時30分まで、国立教育政策研究所の千々布敏弥先生主催の「コモンラーニング研究会(オンライン)」に参加。岐阜市教育委員会の鈴木大介さんと齊藤慎一さんの「個別最適な学び」を校内で広げるためにどうしたらよいかの対談を聞く。二人とも優れた実践者で、その考え方や取組はよくわかる。そして互いの立場での共有の悩みにも共感。自分の課題意識も同様。

 父親の薬を購入するためにドラックストアへ。説明を聞き了解して購入。

 12時前に地元駅乗車して名古屋へ向かう。ウインクあいちで開催される「第37回調研セミナーin名古屋」へ参加のため。会場参加とzoomライブの2本立てだったが、対面の方がよいと考えての参加。

 その効用はすぐに表れる。会場で教育新聞愛知支部の顧問をしておられる、かつて義務教育課で大変お世話になった岡田豊先生とお会いできたからだ。近況を報告、またお聞きして、懐かしい話をあれこれ。

 セミナープログラムは下写真のとおり。基調講演の石井英真先生は、いつものように豊富な資料提示で、主張を後でしっかり読み解くことができる配慮があって助かる。主題にぐいぐい迫る主張には納得。

 パネルディスカッションは、春日井市立高森台中学校長の水谷年孝先生による報告に議論や質問は集中。それだけここまで生徒が主体となれるのか!という驚きの報告(高森台中にとっては当たり前なんだけど)がされたからだ。僕は午前の「コモンラーニング」での話し合いと重ねて聞きながら、「子ども主語の主体的な学び」を実現する教師マインドを浸透させた方法について質問。

 帰路に着く前に、喫茶店でしばし振り返り。午前、午後と大いなる刺激をもらったので整理。関わらせていただいている藤山台中学校の変貌の要因にも合致することが多々あり、鈴木さんや齊藤さんとやりとりしてみようという気持ちにもなる。

 帰宅。今日もWBCを見ているうちに記憶なし。

 研究室HP記事は、いわば僕の同志。「10年日記」のよさについて大いに語ってくれた安田さん。ぜひご一読を。
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10年日記(安田)

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 みなさんこんにちは、9期生の安田です。

 いきなりですが、あなたは「昨日」をどれくらい覚えていますか?思い出せる限り思い出してみましょう。。。

 次は、「一昨日」です。もう1度思い出してみましょう。。。

 お出かけした場所、食べたもの、何をしたか、誰と過ごしたか等ざっくりと振り返ることは出来たことでしょう。しかし、それが昨日の全てでしたか?放った言葉は思い出せましたか?クスッと笑ったのは何故だったか覚えていましたか?地味だけど頑張ったことを思い出せましたか?「昨日」と「一昨日」のご飯のメニューが混ざっていませんか?
 
 そうです。人間は忘れる生き物。正確に全てを記憶することは出来ません。だから私は「10年日記」を始めました。

 事の始まりは15年程前。字が書けるようになった私は、曾祖母が日記を書いていることを知りました。その時、曾祖母は「お嫁に来てからのばぁばの思い出がいっぱい詰まっているから、いつでも振り返れるようにしているの。」と話してくれました。

 20歳の誕生日を迎え、何か記念に残ることをしようと考えていたところで、曾祖母の言葉を思い出しました。

 10代って何してたんだろう。思い出すのは高校のことばかり。10歳の誕生日に貰ったプレゼントもさっぱりです。だから、曾祖母同様20代の今日を大切に振り返られるようにと10年日記を始めました。

 日記を書いて変わったことがあります。それは些細なことにも目を向けられるようになったということです。良い事・悪い事その日によって様々で、日記を書く頃には忘れてしまうくらい小さな事でも、視野を広げて思いを馳せることが出来るようになりました。

 「今この瞬間を噛み締められること」これは日記を書く人の醍醐味ではないでしょうか。これからそのページにある○年前の自分を振り返りながら、1日を綴るんだなぁと思うとワクワクします。
 
 まずは、振り返るための1年を作るために頑張って続けてみようかな。玉置ゼミのモットー「書くことによって学ぶ」になんだか似ていますね。(安田)

2023年3月10日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニング。仕事日記を書いて一息。

 9時から45分ほど、第2回恵那市ICT教育推進本部会議オンラインに参加。来年度に向けて事務局から提案があり、それについて意見を述べる。来年度はICT教育ラボを立ち上げるとのこと。大いに期待したい提案。僕は引き続き委員+アドバイザーとして関わらせていただくことになった。そのことも踏まえて、ビジネスチャット活用を提案。

 熊本県教育委員会、岐阜県瑞穂市教育委員会から依頼あり。日程調整ができて引き受ける。4月〜8月末まで平日の空きはほぼなし。

 再来年度の本学教育フォーラムについて、フォーラム実行委員に提案。ちょうど次期中教審委員の発表があったばかり。僕の予測は当たり(笑)、提案の妥当性がさらに高まったと自負。皆さん、大賛成していただいた。実はさて…という状態。

 13時過ぎに家を出て、瀬戸市にある小中一貫校である瀬戸市立にじの丘学園へ向かう。14時15分ごろから16時ごろまで学校見学。ここは、7つの小中学校を一貫校として統合して、令和2年4月に小中一貫校「にじの丘学園」として開校した学校。

 訪問させていただいてビックリしたことは多数。その中でも一番は、中学校長が僕の小学校担任時代の教え子であったこと。久しぶりの出逢いで懐かしく、つくづく自分が年を重ねたことを実感。

 渡辺小学校長に校内を案内していただきながら、教育観や小中一貫校の意義やエピソード、統合における地域反応など、様々なことがお聞きできた。特に「子どもたちが本物との出会うことを大切にされている」渡辺校長。強く共感。多くのゲストを学校に迎えておられることをお聞きし、そのときの子どもたちの反応もお聞きすることができた。

 後半は拠点校指導教員の弓削先生と新任教師二人の方も加わっていただき懇談。弓削先生は、僕がアイデアを出した「スクールライフノート」の「心の天気」の価値を十二分に認め、初任者教員にも勧めていただいている方。このこともあって、小学館総合技術2022・23冬号では「心の天気での子どもとのやりとりが不安だらけの初任者教員たちを救う」という記事でも登場していただいた。子どもと教師のつながりを作り、子ども個々の気持ちをつかむことができる「心の天気」のことを初任者のお二人から直接お聞きすることができたこともなりより。おかげさまで充実した午後になった。

 帰宅。家内と味大で夕食。WBCを見ているうちに記憶なし。

 研究室HP記事は、教師力アップセミナー前田康裕先生からの学びの最終回。伊藤君が発信。教育実習を振り返りながらの記事。良い学びをしている。

※写真はここで発信されているものから(玉置)

2月11日第7回教師力アップセミナー(前田康裕先生)での学び (伊藤)

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 こんにちは!8期生の伊藤です。今回は、第7回の教師力アップセミナーでの学びについて書いていきます。

 テーマは、「GIGA スクール 2 年目 一人一台のタブレット端末をどう生かすか」というものでした。前田先生のお話の中で、特に印象に残ったのは、子どもが学びとる授業づくりについてです。

 授業づくりについて、一人一台のタブレット端末を生かすためには、まず授業づくりをする上で、「従来の授業+ICT」ではなく、ICT を使って授業改善を行うことが大切であることを学びました。私は、教育実習で授業づくりをしていく中で、一人一台タブレット端末を生かすことができませんでした。その理由としては、ひたすら指導書に沿って授業づくりをしていたからです。前田先生のお話を聞いていると、知識・技能、思考力・判断力・表現力、学びに向かう力・人間性の涵養の観点から考えれば、タブレットを使う場面は、いくらでも作り出せることがわかりました。私の経験のように、従来の授業に沿って授業づくりをしていては、一人一台タブレット端末を無駄にしてしまうのと、子どもが学びとる授業にならなくなってしまいます。

 前田先生のお話と私の経験から、一人一台タブレット端末を生かすためには、私は、授業づくりには、各々のオリジナリティが必要になってくると考えました。オリジナリティを出すためには、まず、教師がタブレット端末について学ぶことや、タブレット端末を使った授業を先生同士で提案し合ったりして、教師全体が一人一台タブレット端末を使った授業に前向きになることが大切になります。そのため、今の自分ができることは何か考えたときに、ICT活用についての知識が全くないので、ICT活用についての知識を身につけていきたいと思います。

 今回の前田先生のお話を通して、これからの授業づくりにおいて大切なことを学ぶことができました。私は、卒業研究のテーマがICTの活用であるため、今回のお話はすごく勉強になりました。貴重なお話をありがとうございました!(伊藤)

※写真は前田康裕先生のプレゼンから(玉置)

2023年3月9日仕事日記

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 本日、大学依頼で訪問する敦賀気比高等学校での「教師の仕事」ガイダンス資料作りから開始。ブース形式とのことで、PCは使えず、ワークシート等で作業をしながらの展開にしてほしいとの要望を受けて熟考。いわゆる良い授業をしてほしいのだ(笑)と判断して1時間ほどで資料完成。

 11時前に家を出て、地元駅から、平安通、大曾根駅へ。みどりの窓口で切符購入。名古屋市内から敦賀駅往復切符を購入。親切な駅員で、「それなら北陸往復割引切符がいいですね」と勧められる。在来線特急指定席など加算されずに乗れるお得な切符。大学からは自宅からの交通費が出ないので、出費が抑えられるのはありがたい。

 大曾根、名古屋、米原と乗り継いで、13時25分に敦賀駅着。タクシー(事前申請で許可あり)で敦賀気比高等学校へ到着。

 14時25分から15時15分まで1年生ガイダンス。「教師の仕事」ブース希望の高校生とやりとりしながらの50分間。久しぶりの授業で、とても楽しい。やはり僕は授業者なのだと自覚(笑)。

 予約タクシーで敦賀駅へ。お土産を買って、16時10分発しらさぎ号で、帰路は名古屋まで。自宅到着は19時ごろ。

 何度も日程調整をさせていただいている某自治体の希望に応えるためには、こちらから日時を提示するしかない。リストをあげてみて、自分でもビックリ。ほとんど余裕がないスケジュール。いつのまに・・・。

 本日退任が議決された某教育長さんには格別にお世話になったので、「大変お世話になりました」のメッセージ送信。すぐに電話をいただき、しばらく懇談。educom下村さんと今後の調整電話など。

 卒論研究で味岡小学校で一日取材をさせてもらった寺尾さんから成果があったとの嬉しい報告あり。その寺尾さんが研究室HPに、教師力アップセミナー(前田康裕先生)の学び記事発信。寺尾さんは振り返りの重要性を書いてくれた

2月11日 第7回教師力アップセミナーでの学び(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!今回は先日行われた、前田康裕先生から学ぶ教師力アップセミナーについて書いていきたいと思います。

 私が1番印象に残っていることは「振り返り」の重要さです。最近、色々な先生方から「振り返り」は大切だということを学んでいます。教師は子どもたちの振り返りを評価しなければなりません。そして、その振り返りを子どもたちが共有することで、振り返りの書き方がわからない子は、振り返りの書き方を学び取ることができます。こんなふうに書けばいいのか、と他の子どもから学べ、自分で書いてみようという意識が上がるのではないかと考えます。

 このように、子ども同士で学び合うことが本当に大切なのではないかと思いました。
また、振り返りの共有でタブレット端末などを用いることで、アナログのものを使うよりも共有スピードが非常に早いため、是非活用していきたいと思いました。

 そして、子どもの学びのスタイルを変えていくには、教師も校内研修等で協働的な学び等の学習スタイルを理解していくことが大切だと思いました。「生徒の学びは教師の学びの相似形」、まさにこの言葉だなと感じました。まずは自分がさまざまな学習スタイルへの理解をする必要があるのではないかと思いました。今後はゼミや他の学びの機会で学びのスタイルに対する理解を深められたらと思いました。

 前田先生、貴重なお話をありがとうございました。色々な場面で具体から具体ではなく、それを概念化して他の状況でも実践できるように頑張ります。来年度の教師力アップセミナーでも自ら学ぶ姿勢を大切にします。(寺尾)

※ 写真は前田先生のプレゼンから(玉置)

2023年3月8日仕事日記

 愛犬の散歩から始まる朝が続いている。パンと珈琲で朝食。7時10分ごろに家を出て大学へ向かう。

 8時ごろ研究室着。いつものように珈琲を入れて、しばし休憩。大学提出文書作成。

 8期生の伊藤君来研。20分間ほどで、今後の進路相談にのり、卒論の進め方についてレクチャー。先輩ゼミ生とつなぐことを約束。

 10時30分から臨時教授会。重要事項の確認と報告あり。来年度の組織案も提示される。学長指示は初めて。それに自分が該当していることにも驚き。

 続いて、第三次ワーキングでの検討会。僕が思い付いた「教育DX探究活動」を提案。方向性は決まるが、現実化に向けて様々なことを考えていかないといけないことはよくわかる。そして、きっかけを作った自分がさらに案を出していくべきことはわかるが、今後のことを考えたら、他の方の方がいいのでは?

 13時から留学から戻ってきた小林さん来研。伝えたいことはいっぱいあるのは当然。あらかじめ話したいことを整理して来てくれた。よく理解できた小林さんの留学1年間。9期生ゼミ生として、本格的にスタートしようと告げて、9期生との出逢いの場を作ることを約束。

 13時30分から第11回実習委員会。今年度最後の委員会。毎月、実習課のみなさんによる丁寧な文書提案があってのこと。今年度も無事終了。皆さんに感謝するばかり。振り返ると、今年度も各種実習については様々なことがあった。課長と僕とで判断して進めたこと多数(笑)。

 15時からクリスタルプラン委員会。僕が考えた「教育DX探究活動」は、クリスタルプランにも関わるので、ここでも提案。第三次ワーキング検討と同様に、方向性は認められ、具体化にあたってはさらなる案が必要となることはよく理解する。さらに「子ども理解活動」も詳細案を求められ、いつのまにか仕事が物凄く増えている(泣)。考えを出さなければよかったとつくづく思う。懇意にしている他大学の山本先生が、「玉置さんは黙っていた方がいい」(笑)と会うたびに助言してくれるが今回もそれを生かせなかった、生かさなかった自分。性分として、心に秘めておけない自分。こんな具合で自分で自分を忙しくしている人生。もちろん助言や支援、一緒に活動していただける皆さんがあってのこと。校務支援システム開発も20数年前の思い付きがきっかけ。今では、文部科学省事業で「校務支援システム」が位置付けられるのは当たり前になった。つくづく面白い人生を歩ませていただいていると思う。

 私事があって、会議途中で退出。大学を出て、目的地に向かう。予定より早く到着。空いた時間で今日一日を振り返り、今後、やらなければいけないことを整理。多すぎる(泣)。ある時間からはすべてを忘れて没頭。心を潤す、

 22時ごろ帰宅。明日は高校ガイダンスで敦賀気比高校へ行く。その内容はまったく考えていない。明日の朝の仕事と決めて横になる。
 
 研究室HP記事は、教師力アップセミナー(前田康裕先生)の学び記事第5弾。前野さんが発信。学びの多様性について注目している。
 

2月11日 第7回教師力アップセミナーでの学び(前野)

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 こんにちは!8期生の前野です。2月11日に第7回教師力アップセミナーに参加させて頂きました。今回は「GIGAスクール2年目 一人一台のタブレット端末をどう生かすか」という演題で前田康裕先生のご講演がありました。今回も学びをまとめていきたいと思います!

 まずは「子どもが学びとる授業」を行う上でICTを活用できる場面はたくさんあるということを学びました。子ども同士で学びとるためには子どもの思考がくっきりと見えて、それを交流し思考を広げたり深めたりすることが必要です。そんな中でICTは思考を見える形にして、周囲と共有するのに長けているということが分かりました。ICTを使って子どもが意見を書き込んだり、調べたことをまとめたりという活動は様々な場面で行われていると思います。そこで終わらず、周囲と共有して子どもの中から新たな学びを生み出してこそ、ICTの効果が最大限発揮されるのではないかと感じました。

 また、「振り返り」は交流し、教師が評価することが大切だということを学びました。今までも「振り返り」が大切だということは分かっていましたが、今回のセミナーで振り返りを共有することで子ども同士で学びとり方さえも学ぶことができ、教師は子どもの振り返りを形成的評価することでメタ認知力を伸ばして、どうすればよりよく学べるかを考える力をも育てていくことができるということが分かりました。主体的に学ぶ子どもを育てていくためにも「振り返り」を子どもたちの言葉でさせ、子ども自身で学びとる力がついてくるよう心がけないといけないなと思いました。

 そして、心に残ったのは「生徒の学びと教師の学びは相似形」という言葉です。子どもがより良い学びをするには、教師自身が子どもに取り入れようとしている学びのスタイルの効果や目的を理解していることが必要です。たくさんの校内研修の事例を聞かせて頂き、子どもたちが質の高い学びをしている裏では、先生方も質の高い学びをしているのだなと気づかされました。教師になった後も学びはずっと続いていきます。その時の最善の学び方を模索し続け、子どもの学びに還元できる教師でありたいなと思いました。

 今までも色々な機会で見聞きしてきたICT活用ですが、今回もまた新たな学びが得られました。前田先生、貴重なお話ありがとうございました!(前野)

※写真は前田先生のプレゼンからです(玉置)

2023年3月7日仕事日記

 今朝も愛犬の散歩から。ほぼ日常化してきた。寒さを感じない朝。春はもう近くに来ている感じ。

 昨晩の落語感想を送った桂雀太さんから返信あり。喜んでいただき嬉しい。良い機会なので、落語「牛褒め」について思うことをさらに発信。即レスあり。同意していただけたことが素直に嬉しい。

 連載中「週刊教育資料」の第24回の原稿書きの続き。何度も読み直して編集部へ送信。今回も玉置流「深い学び」の言及。通算3回目。

 14日には姫路市教育委員会人権教育課から依頼を受けて講演する。そのプレゼンづくり。依頼は主に指導主事としての在り方とより良い道徳授業づくりについて。過去の資料を探すが見つからず(泣)。幸い印刷物があったので、それのデジタル化。動画整理。依頼主に送信完了。

 今日もいただく講演依頼。僕のスケジュールをご覧になられているような絶妙な依頼日(笑)。快諾。

 研究室HP記事は教師力アップセミナー(前田康裕先生)での学び記録。9期生荒木さんが発信。自身が小中学校時代の振り返りを振り返っているのがいい。
 
 統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」、「Google Workspace for Education」「Google Classroom」とのアカウント連携機能をリリース との朗報あり。現場にいたら、これは嬉しい。

2月11日 第7回教師力アップセミナー(前田康裕先生)での学び(荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です。2月11日に行われた第7回教師力アップセミナーに参加させて頂きましたので、学びを記事にしていきたいと思います。

 今回、熊本大学大学院の前田康裕教授が「GIGAスクール2年目 一人一台のタブレット端末をどう生かすか」というテーマでお話をしてくださいました。

 まず最初に、予測不能な社会で求められる「自ら問いを立て(課題設定)、その答えを作っていく(問題解決)力」を育てていくために、求められる授業のあり方が、教師が教える(教師に習う)授業から「子どもが学びとる授業」にと変化していることを確認しました。「子どもが学びとる授業」では、めあてに向かって自ら立てた課題を、対話を通して解決し、振り返り、次の学びに繋げます。

 私は今回のセミナーに参加して、この「子どもが学びとる授業」を実現するためにキーワードとなるのが、「言語化」「精緻化」「形成的評価」であると感じました。

 今回のセミナーでも「振り返り」が大切な過程として示されていましたが、今回は新たに、ただ振り返りをすることだけを目的にしてしまうと学習の効果が得られないということに気づきました。学んだことを自分の言葉で説明し深く理解する「精緻化」や、友達からの学びから考えたこと、習ったことから生まれた自らの気づき、自らの伸びや課題の実感、他の経験や学習を結びつけて考えたことの「言語化」が深い学びに繋がることが分かりました。そして、教師が振り返りに対する「形成的評価」を行い価値付けする大切さ、子どもの交流の場を作ってあげることの大切さも学びました。

 このようにして子どもたちは理解の仕方の理解、学習の仕方の学習をしていきます。小学校や中学校の頃を思い出すと、振り返りと言っても、書くことに困ったり、ただの感想になってしまったりした覚えがあるため、今回振り返りについて具体的にお話を伺えてとても有難く思いました。

 今回のセミナーでは「子どもの学びと教師の学びは相似形」という言葉がありました。子どもが学びとる授業を目指していく以上、私自身が普段から振り返りのポイントを意識したり、仲間と対話、共有、協創し、振り返る過程を大切にして、様々なことを学んでいきたいと思います。

 そして、タブレット端末は「子どもが学びとる授業」の過程において、思考を見える形にするため、協働的な学びにおいても個別最適な学びにおいても子どもの可能性を引き出すものとして効果的であることを学びました。使うこと自体を目的とせず、学ぶための手段として効果的な活用方法を日々模索し、どんどん活用していきたいと思いました。

 今回貴重な学びの機会をくださった前田先生、玉置先生、ありがとうございました。これからも沢山のセミナーに参加して、教師としての自分の核を固めていきたいと思います。(荒木)

※ 写真は前田先生のプレゼンから(玉置)

2023年3月6日仕事日記

 朝から原稿書き。新刊本と連載中「週刊教育資料」の原稿を交互に。

 一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」の本会員登録案内を随時発信。次年度の事業計画を立てて事務局へ相談。運営資金のみが心配。もっともこれが一番大切(笑)。

 15時54分地元駅乗車、名古屋、新大阪、梅田、南森町駅へ。天満天神繁昌亭の近くのおにぎり屋で軽く夕食。18時50分に繁昌亭へ。なんともう開演中。19時ではなく、チケットを見ると18時45分💦。前から5番目中央席に座るのに躊躇。高座から宮治さんに「床に座っていなさい」といじられる(笑)。

 今日は、東西落語ユニットwe〜小辰改め十代目入船亭扇橋襲名真打昇進記念の会。口上、宮治「権助魚」、雀太「粗忽長屋」、そうば「普請褒」、扇橋「明烏」を楽しむ。「粗忽長屋」を聴きながら、この主人公は心底友達思いなのだと感じることができた。だからこんな展開になるのだと!久しぶりに聴く「明烏」。扇橋の人柄もあって、高純度の主人公。噺が進むにつれて好感度が高まる。

 21時36分新大阪発のこだまで名古屋まで。こだまはEX特典でグリーン車も通常指定席と同値段。グリーン席でしっかり寝て名古屋着。23時30分ごろ帰宅。雀太へ感想メールを届ける。

 研究室HP記事は、教師力アップセミナー(前田康裕先生)での学び第3弾。柴山君が発信。「人に説明すると自分が幸せになる経験」が積めるような探究学習がいいというフレーズにはなるほど!
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2月11日第7回教師力アップセミナー(前田康裕先生)での学び(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。第7回教師力アップセミナーに参加させていただきましたので、そこでの「学び」について記事にさせていただきます。テーマは「GIGAスクール2年目 一人一台のタブレット端末をどう生かすか」でした。

 前田先生は、「学ぶとは何かに気づき、自分で変わること。」とおっしゃっていました。

〇 「面積を求めよう」という問題では、AIでも容易にやってのけてしまいます。しかし、「面積の求め方を誰にでもわかるように伝えよう」という問題の場合、自分の考え方をメタ認知し、思考を整理しなければ説明することができません。情報を相手に伝えるには、自分の考え方を理解する必要があるのです。

〇 情報を伝える力は、現代社会で必要とされる力です。ICT機器を用いることで思考を表現する幅が広がるため、子どもがいつでも機器を使える状態にしておきたいと思いました。子どもが考えた進め方で作った作品を説明するなど、「人に説明すると自分が幸せになる経験」が積めるような探究学習もつくっていきたいです。ただ暗記するのではなく、探究の仕方を学ぶために考え方を説明できるようにすることが大切なのだと思いました。

 前田先生、貴重な学びをさせていただきありがとうございました。玉置先生、運営の皆様、今回もまた学びの場を提供してくださりありがとうございました。私自身、話を聞いて、わかった気になって終わってしまうことが多くあります。自分の考え方を知っていかなければいけないなと思いました。習うより学びます。(柴山)

※ 写真は前田先生のプレゼンから(玉置)

2023年3月5日仕事日記

 明け方、父親に起こされる。痛みが止まらないので救急車を呼んでほしいとのこと。痛みの要因は二つの医療機関で診てもらいわかっているので、話をよく聞いて落ち着かせる。9時まで待って、休日緊急診療所へ連れていく。今日の当番医者は、運がよいことに、行きつけの病院の先生。事情をよく話して、治療を依頼する。苦痛が続いていて悲鳴を出す父親を心配しながらも落ち着くことを祈るばかり。診断結果はこれまで通りだが、診てもらったことで、父親は落ち着けた模様。帰宅。自分の朝のリズムが変わったためか、いつもの午前の調子が出ない。しかたない。

 日中もダラダラと過ごす。こういう時は上向くためには大好きな鰻を食べることだと決めて(笑)、いつものお店へ。美味しいもので元気を出す。

 研究室HP記事は昨日から発信開始の教師力アップセミナー(前田康裕先生)の学び記録。今回は安藤さんが発信。「言語化」と「交流」の重要性を伝える記事。

 8期生・9期生に課した中原淳さんの「対話」への回答が出揃う。誰もが「対話」の本質をつかんでくれた。だからこそ、次の回答を送る。
 
 ちなみに、中原淳さんの問いは以下の通り。
問い1.あなた自身は「対話とは・・・・・のようなものだ」と思いますか?(喩えてみよう!)
問い2.その心は?

例 対話とは「両思いになる過程」である
その心は「最初は片思い」かもしれないが、話し合い、相互にズレを補正し続ける


 それぞれの回答にリアクションをして、最後に送った僕のまとめの文章が以下のとおり。

出揃いましたね。皆さん、それぞれによく考えて、とても良い表現をしてくれました。「対話」の重要性をよく感じたことでしょう。

実は、学校現場では、「主体的・対話的で深い学び」の推進をしていますが、この「対話」ができずに困っているのです。皆さんが定義した対話は、とても奥深いものですよね。「はい、対話をしてください」では、真の「対話」ができないのです。多くの学級では「対話」ではなく「単なる自分の意見の発表会」になっているのです。「僕は赤色、私は黄色、私は青色、私は茶色」と伝えあっているだけでは、真の「対話」ではありませんよね。皆さんが定義したような「対話ができる学級」にしたいのです。ところがこれが難しいのです。現在の全国の学級での悩みの一つです。

したがって、ゼミでは「真の対話」をしましょう。そして、どうしたら子どもたちが「真の対話」ができる学級になるのかをみんなで考えましょう。

2月11日第7回教師力アップセミナー(前田康裕先生)での学び(安藤)

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 こんにちは、8期生の安藤です!
 
 2月11日、第7回教師力アップセミナーに参加させていただきました。熊本大学大学院、前田康裕教授にご登壇いただきました。テーマは「GIGAスクール2年目 一人一台のタブレット端末をどう生かすか」です。
 
 今回もとても勉強になりました!さっそく、学びを記事にしていきます。

 大前提として、授業は習うものではなく学ぶものです。
・習う授業=教師が子どもに教える授業
・学ぶ授業=めあてに向かって、自ら課題をたて、対話しながら解決していく授業
 この、学ぶ授業を行うにあたってタブレット端末がとても有効な手段だと改めて学ばせていただきました。

 子どもが学んでいくために「言語化」と「交流」がポイントだと思います。振り返りや交流する際にしっかり言語化することで、自分の学びや理解の仕方、気づきが明確になります。さらに、交流することで、他の視点からの学びや、刺激を受けて、自ら学び取る学びになります。

 この時、端末の活用がとても有効だと思います。端末上で全員の学びを共有で切る上に、グラフや図を用いて自分の思考を整理させることができるからです。

 最近、小・中学校へ授業を参観させていただく機会がありました。、すべての授業が端末を有効活用された、子ども主体の授業でした。私が受けてきた授業の仕方とは大きく変わってきていると実感しています。

 子どものように、私も学び、挑戦し、そこからまた学び続けなけば!!と強く思いました。子どもが学ぶ授業をつくるためにも、まず私が主体的に学び、実践し、振り返りからまた学んでいきます。

 「端末を活用した子どもが学ぶ授業」についてとても勉強になりました。また、前田先生のお話を聴き、自分の中で「常に学び、挑戦する姿勢」を忘れないぞ、という強い意志を持つことができました!

 前田先生、運営の皆様の方、今回も貴重な学びの機会をありがとうございまいた。このような学びのチャンスを逃すことなく、これからも学びを吸収していきます!(安藤)

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