2023年3月29日仕事日記

 愛犬散歩。喫茶店でモーニング。帰宅して原稿書きから開始。授業と学び研究所メンバーに資料提供。

 10時、父親所有の土地のことで相談客あり。僕が対応。

 1か月半前に新調した眼鏡のフレームが折れていることに気づく。いやあ参った。さっそく購入店に行き、修理に出す。昼食はいつもの鰻屋さんでひつまぶし。美味に満足。

 再び原稿書き。14時30分から「デジタルトランスフォーメーション(DX)推進センター  及び情報教育研究センター合同FD研修会」にオンライン参加。前半の話題はChatGPT。ますます進化するAIを知り、大学としてどうすべきかを考える提案。後半前に退室。

 中日新聞WEBサービスで、教員の人事異動情報を得る。つながりをいただいた方々へ昇任お祝いの言葉や退職お疲れ様の連絡等を発信。

 再び原稿書きで夜が更ける(笑)。研究室HP記事は、小牧中校長時代のHP記事シリーズ第6弾。「明日の教室」での講演報告。DVDのこと、ダイジェスト動画のことを案内。

 学校支援システムのEDUCOM、クラウド型の校務支援システム「C4thクラウドスタンダード」「C4thクラウドプレミアム」のリリースを以下の図をつけてFB発信。さっそくこれはいい!という書き込みあり。
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「明日の教室で講演」(玉置・小牧中校長時代の2012年7月1日記事)

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 ご報告です。昨日(6月30日土曜日)は、京都で開催された「明日の教室」という教員やこれから教員になろうという学生さんを対象とした研修会で講師を務めてきました。
 
 このときの講演は、写真のようにDVDとなって販売されています。

 また、ダイジェスト版の動画はここからご覧いただけます。6分弱の映像で、11年前の私をご覧いただけます。

2023年3月28日仕事日記

 愛犬散歩。喫茶店でモーニング。原稿書きを続ける。

 12時45分ごろに家を出て、小牧勤労センターへ。小牧市教育委員会主催の4月からの初任者研修会で講演される野中信行先生にお会いするためだ。

 講演までの30分間、互いの近況報告、学級経営の大切さ、変化がない学校現場などを話題にあれこれ話す。初任者研修会を3月末に行ったのは、小牧が全国に先駆けたという記憶があるが、今回で17年目だと野中先生は言われた。「僕の講演を聞いた小牧の初任者は、すでに40歳ほどになっておられるのです」とも。75歳の今なお、この年度末に7、8件の講演依頼があるとのこと。「同じような年齢で私のように講演をやっておられる人はいませんよ。僕の上になると野口芳宏先生なんですよ」と、エネルギッシュに話される野中先生。

 帰宅。15時30分から1時間半ほど、大学で活用しているユニバーサルパスポートのオンライン研修会に参加。困った時にはあの方にお聞きするとよいとわかったことが収穫(笑)。

 原稿書きを続ける。この時期ならではの異動の挨拶メールがいくつか届く。びっくりする転身もあり。ご縁をいただいていることに感謝して返信。

 研究室HP記事は、小牧中校長時代のHP記事シリーズ第5弾。2012年の「東海北陸中学校長会研究協議会 愛知大会」での記念講演録。講演者は、数々の優秀な選手を育てているフィギュアスケートコーチの山田満知子さん

「山田満知子さん講演録」(玉置・小牧中校長時代の2012年7月6日記事)

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 「東海北陸中学校長会研究協議会 愛知大会」2日目のメインは、記念講演でした。講演者は、数々の優秀な選手を育てているフィギュアスケートコーチの山田満知子さんでした。

素直な心が才能を伸ばす!」と題した、対談形式による90分間のお話でした。子育てにも役立つとても有意義なお話でしたので、長くなりますが、ここで紹介します。

<質問> 山田先生が育てられた選手といえば、特に伊藤みどり選手、浅田真央選手、村上佳菜子選手が有名ですが、3人は違いますか。

<回答>
 まったく違いますよ。伊藤みどりは、チビで、ちょいデブで、O脚ですからね。その当時、フィギュアは気品高く、上品なスポーツと言われていましたし、主観的なスポーツですから、日本人にはあわない、日本人は勝てないスポーツと言われていたんです。しかし、みどりがパワーのあるスピード感あふれる滑りで、フィギュアの歴史を塗り替えたのです。
 浅田真央には、妖精、エンジェルと呼んでいます。体も柔らかく、容姿端麗ですし、フィギュアに必要なものを全部持っていた。出会って、世界のチャンピオンになれるなと思いました。みどりは感情をあらわにしますが、真央は違いますね。毎日、判を押すように、きっちり、きっちり練習もできる子ですが、大きな喜びも悲しみも知らないような子です。楽しみ方を知らないタイプですね。打たれても強いタイプで、言うことを聞かないところもある。私たちの世界とは違った世界にいるような子で、すごくいい子ですよ。
 村上佳菜子は、見た通りの明るくて、とても素直な子ですよ。佳菜子だけではないけれど、年齢に比べるとかなり幼い感じです。みんなそうですが、素直にまっすぐ育ってきた感じですね。

<質問> 山田先生が教えるときにモットーとされていることをお教えください。

<回答>
 私はあまりスケートは好きじゃなかったのです。現役は高校を出たときにやめました。時々コーチをする機会があってね。それでも結婚したらやめよう、子どもができたらやめようと思っていたのです。

 それを変えたのは、みどりとの出会いです。コーチには、一流を育てる、つまり強化コーチと、普及させるためのコーチがいますが、私は、実は普及させるコーチを目指してきたのです。簡単にいえば、みんなで楽しくやっていきたい、そのように考えてきたのです。
 ご質問の答えですが、まず自分がきちんとしていることですね。まず自分の心をまっすぐにしていたい、そしてプリティでいたい、そのように考えています。自分がしゃっきとしていて、やる気になっていなければ、いいオーラは出ませんよ。子どもに嘘はつけません。子どもは見抜きますからね。そうそう、履き替えた靴をきちんと並べることもするんですよ。これだけで気分が違ってきますよ。
 そして、まっすぐな心に浮かんだことをそのまま表すのです。いやあ、今のよかったよ〜。凄いじゃないの!と、身ぶり手ぶりたっぷりにね。自分もジャンプしている気持ちになって、やったねえ、よし!という感じでね。そうしないと、私への子どもの「くっつき」が悪くなるのです。それとプラス思考かな。お茶を出してくれただけで、ああ、うれしい!なんて、喜ぶのです。こうして、いいことを見つけて、前向いて歩いていく。人はついてきてくれますよ。先生、愛していると言われたいのです。そのために自分をいつも磨いていなくてはと思います。

<質問>愛知がスケートが強いのは、親を巻き込んでいるからと聞いたことがありますが・・・。

<回答>
 そうなんです。一般的には、親をリンクサイドにはいれません。2階で静かに見ていてくださいよ、ですよ。でも私は、リンクサイドに入ってもらうのです。親はいろいろなことを言いますから大変ですけれどね。あの子の方が○分間、アドバイスが長かったとかね。子どもより、親への注意が多いくらいです。
 子どもへの注意は、言葉遣いからです。「知ってる?はだめです。知っています」ですとかね。親がリンクサイドにいますから、ジャンプを失敗しても、子どもは私を見るより、先に親を見るのですよ。怒られますからね。でもね、家族が興味をもってもらわないといけないのです。家族揃って、スケートファンになってくださいといっています。私も「ねえ、ねえ、どうする?」なんて親に聞くのです。一人で頑張っているより、みんなで頑張ったほうがいいですからね。みんなの力で子どもを育てるということでしょうか。こういう形にしたのは、私が最初だと思います。

<質問>本番で実力を出させるためのコツは何でしょうか。スタート前に何かしら選手につぶやいておられますね。何を話しておられるのですか。

<回答>
 実力を発揮させる言葉があったら、こっちが教えてほしいです。スタート前は、選手も私も動揺していますからね。こっちがそのときにかける言葉を聞きたいくらいです。その子の顔を見ていると、何を言ってやればいいのか、わいてくるといったらいいでしょうか。とっさに出てくる言葉です。
 あらかじめ、私は考えていることはありませんね。こんなにこの子は、頑張ってきたのだから、神様、ちゃんと見守ってやってくださいね。こんな気持ちでいるのです。実力を発揮するのは、やはり練習しかありませんね。自信をもって臨む、これしかありませんね。

 以上です。文責はすべて私(玉置)にあります。それにしてももうすぐ70歳となられるのに、実にエネルギッシュで、若々しい語り。舞台の上で、きらきらと輝いておられました。 

※写真は著名人から学ぶリーダーシップより

2023年3月27日仕事日記

 3月26日の仕事日記は終日入力できず。今朝、二日遅れて入力完了。復活寄席の1日を書きました。ぜひお読みください。

 愛犬散歩。復活寄席に来ていただいた方へお礼メッセージ発信。原稿書き。時々休憩。15時父親介護器具設置のための訪問。相談の上、しばらく使うことにする。原稿書き。

 愛知教育大学落語研究会50周年祝宴で知った「教員お悩み相談室」等を開設しておられる二人。思いは、まさに「学級経営の悩みを一人で抱え込まないで」と同じ。今後のつながりを期して連絡。

 研究室HP記事は、「心の天気」の最後に記された「心の天気は素晴らしい発明」とのコメント掲載。とっても嬉しい感想。

卒業生から>心の天気は素晴らしい発明

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 心の天気を毎日入力していたあるゼミ生の書き込みです。卒業生ですから最後の書き込みです。

★★★

 最後の心の天気。
 気持ちを言語化することって大事だと思う。
 言語化して、自覚する。
 言語化して、相手に伝える。
 これができたら、人生なんとかなる気がしている。

 玉置先生、私の心を毎日受け取ってくださってありがとうございました。スタンプやコメントでの反応が嬉しく、反応欲しさに入力した時もありました🤣
 心の天気は、素晴らしい発明です!🙌

2023年3月26日仕事日記

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 今日は雨、第14回復活寄席の日。僕は「今だから話せる噺」と題した20分間の高座の約束。付箋紙に小咄題名を5つ書き出す朝。

 ・結婚式キャンドルサービスでの失敗
 ・小学校図画工作の評定問題
 ・「電話口に〇を出してください」と言ったクレーム対応
 ・食道アカラシア治験前と後
 ・「困ったら〇に回せ」で感激

 さあ、このネタを繰ってみようと思っても気持ちが乗らない。高座に上がればなんとかなるという気持ちになって、いっさい練習せず。いや、落ち着かな過ぎて練習に入れないといった心境。

 9時に家を出て、復活寄席会場の東別院にある愛知産業大学工業高等学校「橘座」へ向かう。

 10時から会場準備。打ち合わせ。出演者とお手伝いの皆さんで写真撮影(上の写真)。13時30分から開演。

0 口上
1 落語「つる」  光家いたち(愛教大落研現役部員)
2 落語「新 上燗屋」 光家鶴太
3 落語「今だから話せる噺」 愛狂亭三楽
 ※ 久しぶりの「三楽さ〜ん」の掛け声にのっけから感激
(中入)
4 落語「皿屋敷」 光家細鶴
5 落語「笠と赤い風車」 愛狂亭駄楽
6 三本締め

 15時45分終演。かつての教え子から次のメッセージをもらう。
 涙が出るほど楽しいお話し聞かせていただきありがとうございました。あの子のことかな?とか想像しながら聞いていたら、ツボにハマって大きな声で笑ってしまいました。私の周りの方も同じような方ばかりで、中入り時、女子トイレで知らない方と談笑。また笑い。
 中入り後も笑っていただいたなんて、最高の褒め言葉。深謝。

 ゼミ生二人も含めて、お手伝いの皆さんに感謝して無事終了。愛知教育大学落語研究会50周年宴会に出席。写真のように大人数での大宴会(下の写真)。飲み過ぎて、ヨレヨレになって帰宅。

 研究室HP記事は、後輩が送ってくれた高座写真掲載
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2023年3月26日復活寄席での高座

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 3月26日午後、第14回復活寄席(元先生たちの落語会)に出演しました。そのときの写真です。なお、ゼミ生の二人がお手伝いをしてくれました。

2023年3月25日仕事日記

 愛犬散歩。必死の原稿書き。思い通りに進んでいない(泣)。

 12時34分に犬山駅乗車。終点で乗り換えて名鉄岐阜駅へ。徒歩でじゅうろくプラザへ。「算数・数学授業づくり研究会 創りMath」参加。今日は、内藤先生が「算数科における図形領域の教材開発とその授業実践に関する研究 〜白川郷の合掌造りを題材にして〜」の発表。近藤先生は「最近思うこと、考えていること」と題して若手教員の授業力向上に関する取組と悩みを発表。

 内藤先生の発表では、子どもたちのつぶやきや気づきに、数学的な見方・考え方が含まれていて、それをどう共有化していったかに強く興味が湧き、質問。近藤先生の実践には、あちこちで指導助言させていただいている経験から、同様に思うことを伝える。

 今回もとても充実した会になった。最近、自ら学ぼうとする教師が減っているというスクールリーダーの悩みを聞くことが多い。この会も出席者が増えないのが残念だが、参加してやりとりを聞いてもらっているだけでもかなりの学びができると自負。実践について、現場からの視点と研究者の視点から話し合える会は、そうはないからだ。

 17時7分発の電車に乗りたくて急いで名鉄岐阜駅へ。18時ごろに帰宅。原稿書きの続き。

 僕にとってはとっても嬉しい異動せずの報告があり、さっそく返信。これまで以上に濃いお付き合いをさせていただきたいとお願い。

 研究室HP記事は、小牧中校長時代のHP記事シリーズ第4弾。「学力テスト」を掲載。保護者向けになぜ四月早々に学力テストをするのかを説明した記事僕の保護者への姿勢がわかっていただけると嬉しい。

 明日は第14回復活寄席。僕は最後の高座にしようと思っている。最後は「今だから話せる噺」。鶴瓶噺のように、日常の中にこんなに笑いがあることを自分の経験から伝えたい。
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「学力検査」(玉置・小牧中校長時代の2012年4月6日記事)

 昨日、入学式・始業式を終えたばかりだというのに、二日目から学力検査(1・2・3学年も二日間かけて実施)なのか、という保護者の方もおられるでしょう。もちろん、この1年間の学級生活がスムーズに進むように話し合いをする「学級活動」の時間もあります。これもとても大切な時間ですが、上記のように学力検査は新年度二日目から実施しています。

 それは、いち早く生徒の基礎学力をとらえたいという考えからです。学校全体、学年、学級、個々の学力の状況をつかみ、授業や個別の学習指導に生かしていくための資料を得るためです。新2・3年生はこの1年の学力の変化もとらえたいからです。本校が実施している学力検査は全国的に採用している学校が多く、後日、全国的な状況から見ると、本校はどのような状況なのかという情報提供もあります。

 なお採点処理のスピードをあげるために、通常のテストとは違い、マークシート形式(コンピュータ処理)がとられています。したがって学校で採点することはしていません。

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)
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2023年3月24日仕事日記

 愛犬散歩から始まる朝。今朝は本日の研究所会議で提示する資料作りから開始。調研セミナーでの石井英真先生講演「子ども主語の主体的な学びの実現について」から、真正の学び図を抜き出し、金子みすゞの「なかなおり」の詩をつけて資料完成。さっそく皆さんに送る。

 8時過ぎに家を出て、会場のルネック勝川へ向かう。会議開始前の40分ほどはモスバーガーに行ってモーニング。シャキシャキレタスとトマトが美味しい。

 10時から昼食をはさんで15時30分ごろまで研究所会議。初試みの勉強会を中心とした内容。時にはこういう会もあっていいと判断。少なくとも自分一人で見ていた資料の見方を広げていただけたのはありがたい。各フェローから提示された視点にも同感&納得。会議後は再びモスへ行って相談。

 17時ごろ帰宅。原稿書きに向かわないといけないが、調子が出ず、ダラダラと深夜まで過ごす。

 研究室HP記事は、小牧中校長時代のHP記事シリーズ第3弾。「PTA総会でのあいさつ」を掲載。
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「PTA総会挨拶」(玉置・小牧中校長時代の2012年4月20日記事)

 4月19日に開催されましたPTA総会では、次のような挨拶をいたしました。(英語の授業で「PTA」を話題にした時のユーモアあふれる生徒応答を紹介後)

 地域とともにある学校づくり、生徒も教師も「学び合う学び」が満喫できる学校づくりを進めています。

 地域とともにある学校であるためには、まずは学校のことをよく分かっていただくことだと考え、学校ホームページでは、子どもの姿ばかりではなく、なぜこのような教育活動をするのかといった説明も随時しています。ぜひホームページをご覧いただければと思います。私の好きな言葉に「木は光をあびて育つ 人は言葉をあびて育つ」という言葉があります。人は生まれたときから、言葉を介して学んできています。例えば、「これは鉛筆と言うのですよ」と物の名前を覚えるのも、言葉を介しています。できたことを共に喜び、さらに可能性を広げようとする言葉をあびて育ってきた子どもと、まだここがだめだ、今度はここをこうしなさい、という否定的な言葉ばかりあびて育ってきた子どもでは、人としての成長の具合は大きく違ってくると思うのです。

 職員室には「春風以化」という額があります。春風をもって化す、春風のように爽やかに、温かく子どもたちを包んで、よりよく成長させていきましょう、という意味です。4月早々、教職員にはその額を指し、「木は光をあびて育つ 人は言葉をあびて育つ」を踏まえて、春風のように温かい言葉で子どもたちを包みこみながら教育を進めていこう、もちろん時には冬風は必要だが、子どもが学校を出るときには、やはり春風で包んでやりましょう、と依頼しました。

 赴任以来、教職員の様子を見ていますが、これほど一生懸命取り組む教職員は他にはないと思っています。このことは胸を張っております。ですから、教職員にもぜひ春風をお願いします。保護者の皆様からの春風のような温かい言葉を期待しています。冬風は校長や教頭に吹かせてください。しっかりと受け止めます。(では、教職員紹介へ移ります)
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2023年3月23日仕事日記

 早朝から、今日の大学オリエンテーションでのプレゼン作成をして、大学へ向かう。9時ごろ研究室着。私書箱に届いた拙稿掲載の2誌を読む。ちなみに大学人になって拙稿掲載は345本になった。1年平均43本の拙稿がどこかに掲載されたことになる。月3.6本の原稿書き。よく頑張っている俺(笑)。

 ちなみに、その1誌は、ニューノーマルの学校づくり・授業づくり教育実践ライブラリvol.6。今回は2本の拙稿掲載あり。タイトルは「経営コンサルタント・船井幸雄語録から学ぶ」と「教育放談 自ら情報を取りにいく姿勢を持とう」。

 もう1誌は、週刊教育資料の「連載 学習指導要領のイデアを実践する」。第23回で「深い学び」の理解を深めるために2」

 3年生オリエンテーション午前と午後で、「フレンドシップ3・4の概要を知り履修を決める」と題して、5分間ずつの説明。自分は話し出すと思いが乗ってくるタイプだと自覚。予定外のことをたくさん伝えた(笑)。

 昼休みには9期生の久しぶりの顔見世時間と指定したため、古賀君、古川君、榊原君、久保君、小林さん、由原さん、長谷川さん来研。ちょっとしたことから話が盛り上がる。これが対面のよさ。

 14時45分ごろには、8期生澤本君、伊藤君、安藤さん来研。卒論第3章の確認。いきなり面接。「朝読中に宿題をしていた子どもを注意。夕刻に保護者からクレーム電話。さてどう対応するか」が問い。3人の返答から助言。いよいよこのシーズンが始まったなと大学人9年目を自覚。

 切りがよいところまで原稿書き。大学を出る。18時30分ごろ帰宅。原稿書き。明日の研究所会議資料作成。

 かつてのゼミ生から相談メッセージが届く。電話で対応。家内にも助言してもらった。やはり同性がいい。

 研究室HP記事は小牧中校長時代のHP記事シリーズ第2弾。「着任挨拶」を掲載

「着任挨拶」(玉置・小牧中校長時代の2012年4月4日記事)

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 異動した職員の先頭を切って、着任挨拶をしました。

 この4月から小牧中学校長となりました玉置崇です。実はこの「崇」という名前には、次のような親の思いがこもっています。
(「崇」という字を見せて)
 このようにこの「崇」という字は、表から見ても裏から見てもほとんど形が変わりません。裏表のない素直な人間に育ってほしいという願いをこめたと親から聞きました。あなたがた一人一人の名前には、親の思いがこめられていますよ。(以下、略)

 このような話をいたしました。着任した教職員それぞれがわずかな時間で、個性あふれる挨拶をし、小牧中生徒と出会えた喜びを語りました。

2023年3月22日仕事日記

 いつものように愛犬散歩から。9時に父親の検査結果を聞くために病院へ。数値的には問題ないとのこと。すべては高齢であることが要因。
 
 10時30分、地域包括支援センター社会福祉士さんの訪問あり。父親の状況を把握していただき、少しでも快適に過ごせる方法を1時間ほど相談。

 WBC9回表、大谷がピッチャーとして登場するシーンから見ることができた。とうとう世界一。昨日からの感激がさらに高まる!(写真はYahooニュースから)

 午後は原稿書き。ゼミ生とチャットやりとり。相談電話対応。久しぶりに角田明先生とメールでやりとり。即レスありで、とてもお元気な様子。

 研究室HP記事は、小牧中学校長時代にホームページにアップした自分が書いた原稿データが見つかり、過去を振り返る、過去を発信していくシリーズ化とすることに決めて、まずは第1弾。2013年1月18日発信記事。「春風以化」がタイトル

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「春風以化」(玉置・小牧中校長時代の2013年1月18日記事)

 前校長(第12代)の清水豊先生から、貴重なお話を伺うことができました。この「<春風以化(春風をもって化す)」という言葉は、第7代小牧中学校長の野村勝美先生が在任当時、書家の山本南陽先生に依頼をされて書いていただいたとのことでした。

 さっそく野村先生に電話をして、この言葉にこめられたお気持ちをお聞きしました。

「教師のあり方を示す言葉だね。私は、生徒を育てるには厳しさは必要だが、春風を思わせるような温かな気持ちで生徒に接することが大切だ、ということを言い続けてきた。この気持ちを南陽先生は書いていただけたのだよ。『春風駘蕩』(しゅんぷうたいとう)という言葉があるが、南陽先生は「化す」という言葉がお好きでね、野村君、それなら「以化(もってかす)」だと、私が常日頃使っていた「春風」という言葉に加えていただけたのだよ」

 このようなお話でした。南陽先生は「校長は言わずして化す、成さずして化す」とも言われたようで、「校長は腕を組んでいるだけで教育ができるほどの力が必要だと言われていた」という、背筋がピーンと伸びる厳しいお話もお聞きすることができました。

※写真は私ではありません。先輩校長です。林文通先生からいただきました(玉置)
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2023年3月21日仕事日記

 珈琲とパンで朝食。愛犬散歩。午前はWBCを見始めたら、原稿書きどころでなくなり、最後までハラハラして観戦。もうダメかなと思って見ていた9回裏。なんと大逆転。しばし感動が止まらず。

 昼食は来々軒の塩ラーメン。最近はまっているが、このごろどのような料理でも思うことが、量が多くなると最初に感じた旨味を感じなくなること。これも歳のせいかも・・・。

 日本教育新聞社依頼の提言原稿に向かう。ありがたいことに掲載継続とのこと。4月3日発行なので、それを意識して管理職へ向けて提言。

 17時からzoomでかつてのゼミ生の人生相談。1時間30分ほど。光が見えたように思えるが、さて・・・という状況。

 研究室HP記事は、虹天塾近江での池田修先生からの学びシリーズ最終回。9期生古川君が発信。そう己を知ることが成長のスタート。

3月4日池田修先生のセミナーでの学び(古川)

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 こんにちは。玉置ゼミ9期生の古川です。今回は第174回虹天塾近江の池田修先生による「教師の発声・話し方について」のセミナーに参加させていただきました。

「教師の仕事は声で始まり、声で終わる」そう仰った池田先生は人格・指導・管理は声が関連しており、どこで話すのか、誰に向けてやるのかの重要性を語っていました。

 私は今回のセミナーを聞いてはっとした事があります。それは口癖を言ってはいけないという池田先生からの教えです。「えー」とか「あー」とか言ってはならない。聞いている児童は集中して聞けなくなってしまう。たしかにそうだと思いました。話してる間が空いてしまうと必ず私は「えー」といってしまいます。すぐに癖を直すことは出来なくても少しずつ改善していきたいと思います。

 話し方の重要なスキルとして池田先生はナンバリングを挙げていました。目次を示す・今、何番目なのか・何個話したのか、これを入れることで聞き手に見通しを持たせる事ができ集中して聞いて貰いやすくなります。その他にもラベリングやメリハリの大切さを学ぶ事ができました。ただ学びインプットするだけでなく、教育実習で必ず実践したと感じました。また普段の生活でも使っていきたいです。

 話し方以外にも学ぶ事が多くありました。例えば、教師の立ち位置についてです。黒板に文字を書いたら窓側にいくという工夫です。これをする事で窓側で見ることで黒板も生徒も見ることができるし、生徒からは逆光だから自分(教師)の表情が見られない利点があるという事です。立ち位置だけでも意味がある。教師の仕事の奥の深さを感じました。

 私は自分でいってはなんですが人前で話すことが好きで得意な方だと思っています。しかし今回のセミナーで学んで自分はまだまだだと痛感しました。今回学ぶ機会を与えて下さった池田先生、玉置先生に感謝すると共に自分磨きをしていきたいと感じました。(古川)

2023年3月20日仕事日記

 今日は24日の「授業と学び研究所」の会議内容を関係者に伝える。ある資料を提供して、その資料をもとに各フェローが提案・進行までしてもらうように依頼。下調べに結構な時間を使う。

 educomの下村さんから研究所からの提案に対して感じられることを電話でお聞きする。派生して、文部科学省事業のことなども情報交流。今日も濃密な電話。

 2024年度の教育フォーラムの講演者依頼をする。以前からお呼びしたいと考えていた方で、京都FDフォーラムでつながりができたこともあって、思い切ってメッセージ送信。有難いことに快諾いただく。大きな仕事ができた気分。

 連載中「週刊教育資料 学習指導要領のイデアを実践する」の原稿書き。25回目が完了。編集部に送信。新刊本の原稿書きを進める。

 父親のことで市役所へ相談。助言をいただき地域包括支援センターへ電話。一つ進めることができた。

 21時から1時間30分ほど、3期生菱川君と8期生伊藤君とのzoomでの出会いを設定。こうしたことができるのはオンラインならでは!菱川君からコロナ禍のプレス面を聞くことができて、大いに納得。

 研究室HP記事は拙著紹介シリーズ。今回は「教師のための話し方の技術」(菱田さつきさんとの共著)。菱田さんの動画にもリンクを張った記事

 義妹が足を骨折したことを聞く。痛みが去り、無事、手術ができることを祈るばかり。

拙著から紹介【先生のための話し方の技術】(玉置崇・菱田さつき共著 明治図書)

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 今回は、菱田さつきさんと共著の「先生他のための話し方の技術(明治図書)から、「うまい落語家はよく聞いている」を紹介します。なお、ここをクリックしていただくと、菱田さつきさんによる本書の紹介を動画でご覧いただけます。

うまい落語家はよく聞いている

 落語家は話すのが商売です。お客様の前で、落語を演じてお金をもらい、それで生業を立ているのですから、「落語家は話すのが商売」をだれも否定しません。

 しかし、うまい落語家はよく聞いています。何を聞いているかというと、お客さんの笑い声です。わざわざこのように表すほどのことではなく、当たり前のことなのですが、笑い声をちゃんと聞いていないと、自分のしゃべりがお客さんの笑い声と被ってしまい、大切な言葉を伝えられないことになってしまいます。もう少し詳しく話します。「笑い声がおさまりかけたときを狙って、次のくすぐり(ギャグ)を出す」ということです。まだお客さんが笑っているのに、そこにくすぐりを放っても笑いはとれません。

 子どもたちに落語を教えたことがあります。子どもたちは一生懸命に落語を覚えて話します。稽古のときはなんら困りません。ところがお客様の前になると、お客さんの反応は一切無視です。お客さんの反応を見ながら、間を意識して話すような余裕を期待していませんが、それでも素人子ども落語をよく聞いて笑っているお客さんが笑う機会をなくしているのですから、残念でしかたありません。「聴衆反応を聞きながら話す」と言いますが、落語家は聞き手の反応を意識して話すので、お客さんと息が合う落語ができるのです。

 もちろん教師も同様です。子どもの反応を意識せず話すと、徐々に子どもは離れていきます。
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教育資料

一人で抱え込まないで

卒業論文