私のコロナ禍の1年(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です!春休みが終わろうとしています。

 5期生の先輩方が御卒業され、私達7期生のゼミが本格始動となります。次は、3年生。実習や教採に向けた勉強、1・2年生の時には感じたことのない日々が待っているのではないかとワクワクする気持ちでいっぱいです。未来のお話はこのぐらいに、まずはこのコロナ禍で過ごした1年を振り返りたいと思います。

 大学2年生、何をしていたかなと思うと「パソコンとにらめっこ」でした(笑) ひどい時には、パソコン・iPad・iPhoneの三刀流まで駆使し、課題と向き合っていました。これほどまでに、情報端末に強くならざる負えない1年はもう訪れないんではないかと思うぐらいです。

 始めの頃は、PDFとWordやExcelの相違点もあやふやで、ファイルもぐちゃぐちゃ、タイピングはできるけれどレイアウトの変更等で時間が割かれました。

 そこで、本を買いました。『スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい』。この本では、「美しさ」「スピード」「共有性」の3点から資料作成の基本がまとめられており、これはこれはもう助かりました。1年が経った今でも、「これってもっと時短できないかな?」と思うとこの本を開いて解決策を探しています。不思議なことに、慣れてくると「時短できないかな?」と思う箇所は時短できるようになっているのです。「時短」のポイントが分かってきているのだと思います。利便性というのは、知識があった上で習得できるものだということも今回このコロナ禍で学んだことの一つです。

 コロナ禍では、家にいる時間がうんと増えました。私には、10歳歳下の妹がいるのですが、一斉休校により彼女また家にいましたので、飽き飽きするぐらい(笑)毎日一緒にいました。

 10歳も歳が違うと、小学生と大学生ですから、生活リズムはまるで違います。こんなにも一緒にいた時間は、今までなかったように思います。一緒に勉強して(教えたり教えてもらったり)、一緒に休憩をして、『鬼滅の刃』についての熱弁を聞いたり(笑)、ゲームをしたり、刺し子をしたり、ハンドメイドをしたり、絵を描いたり、とっても充実していました。母もまた、「貴方達とこんなに一緒にいるのは、お腹の中にいた時ぶりだわ」と嬉しそうにしてくれていました。外は大変な状況ではありましたが、家の中では温かい気持ちでいっぱいでした。

 コロナ禍、私が学んだことは、「情報端末の上手な使い方」と「家族のあたたかさ」です。対面授業はごく僅かで、なぜ大学生だけ学校に行けないんだと思った時もありました。自分の学びが定着しているのか、こんなのでいいのかと悩んだりもしました。それでもやっぱり、だからこそ学べる点があったと私は思います。

 玉置先生に教えていただいたアウトプットを自力で行う力がこのコロナ禍は身に付いたように感じています。自力でアウトプットを行わないと、学びがどこかへ隅の方に逃げていってしまう感覚がありました。学びをどこかへ逃がさない為に、ノートは対面の授業時より多く消費し、情報端末には綺麗に分類されたフォルダがしっかり残っています。そして、家族の笑顔も今まで以上に増えたように思います。

 これらがコロナ禍で私が得たものです。「不自由や不安の中でも、笑顔に前向きに、大丈夫」こんな言葉をこの1年を乗り越えて、1年前の不安でいっぱいの私に届けたいです。そして、いつかまた社会が不自由や不安に襲われたなら、子ども達にこの1年の話を伝えたいと思います。

 1年を振り返る機会を与えてくださった玉置先生、ありがとうございます。自分の中でもまた、この1年のアウトプットができたように思います。こうしてまた次の1年はどうしたいか、どういった自分でありたいか、明確な目標を見出せます。7期生のみんな、3年生頑張りましょう!!!ゼミが楽しみで楽しみで仕方ありません!!!(下野)
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