私のコロナ禍の1年(今井)

 こんにちは。7期生の今井美羽です。各地で桜が開花しているみたいです。春が近づいている気配がしますね。今日は、「私のコロナ禍での1年」についてお話します。

 以前に、「2020年という1年」という内容でコロナ禍の世界に対しての自分の考えについて記事を書かせていただきましたので、今回は、自分自身のことについて焦点を絞って、お話させていただきます。

 まず、自粛期間、お父さんはリモートワークになり、お母さんはパートをお休み、私と弟は春休みという状況だったので、家族と過ごす時間が圧倒的に増えました。「こんなに家族そろって毎日ご飯を食べるのは、これが最初で最後かもね。」なんて話を家族としました。

 私は自粛期間、色々なことをやってみようと試みました。筋トレ、ランニング、ウクレレ、料理などに挑戦しました。時間に余裕があると、日々の生活に追われている時には絶対にやろうと思わないことをやろうと思えるので、それも中々いいなと思いました。時間の余裕は心の余裕ですね。

 また、映画もいつもより多く見ることが出来ました。母と「上映会」と名づけ、寝る前に一緒に映画を観ていました。友だちとオンライン上映会もしました。友だちとの上映会は、自粛期間より頻度は減りましたが、今でも続けてやっています。

 次に、初めてのオンライン授業です。私は自分用のパソコンを持っていなくて、家にある古いパソコンを使って最初はオンライン授業を受けていました。しかし、ここで問題が起きました。授業中、先生のスライドの文字はボケボケで、音声も途切れ途切れ。こりゃあ、いかん。とパソコンを買ってもらいました。

 先生も慣れないオンライン授業で、それぞれの先生が試行錯誤しながら授業をされていました。あまり大きな声では言えませんが、先生によって、質の差と言ったらいいのでしょうか、満足度の差と言ったらいいのでしょうか、これ以上言うと怒られそうなので、あまりはっきりとは言わないでおきますが、正直、はい、ありました。まあ、これはオンライン授業である、ないに関係ないのかもしれませんが、、、、、。でも、先生方も試行錯誤であった分、授業の進め方、方法などに関して、私たちの意見が反映されやすい環境であった気がします。先生が私たちにアンケートしたり、私たちの声に先生が答えてくれたりしており、一緒に授業を作っている感じがしました。

 毎日が同じことの繰り返しのように思えてきてしまった私は、この1年で、新しいバイトを2つ始めました。新しいものを取り入れるということは、やはり大切だし、自分に合っている気がしました。以前、「人は、変化するものに魅力を感じる。」という言葉を聞いたことがあって、この言葉が自分の中にスッと入ってきたんです。「変化し続ける人間」でありたいです。

 こう振り返ってみると、何もなかったように思えた1年でも色々あった1年だったなと思います。中々友達に会えなかったことだけ心残りです。昨年会えなかった分、今年はいっぱい人に会えると良いな〜。いつ会えなくなるかわからない、会える時に会わなきゃという気持ちが、この1年を通して強くなりました。

 今この瞬間も、最前線で働いている医療従事者の方々がいます。そのような方々へ、感謝の意を表して、「私のコロナ禍の1年」のお話を締めたいと思います。

p.s.写真は、最近撮った写真の中で、一番お気に入りの写真です。運命の真ん中に立っている感じが良くないですか〜。(今井)
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