私のコロナ禍の1年(6期生・名桐)

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 こんにちは!6期生の名桐です。3年生も無事終わり、いよいよ勝負の年となります。最近、勉強ばかりの日々が続き、人間として面白みに欠けていないか心配になっているのが正直なところです。その分、知識や教養は付いてきているのではと思います、、、

 さて、ちょうど1年前頃でしょうか、世界が新型コロナウィルスによる影響で、ロックダウンを施したり、著名人がこの世を去ってしまったりと、歴史に残るような出来事が次々と起こりました。そのコロナウイルスは、今でも私たちの生活を制限しており、早くこの大きな壁を乗り越えて、生き生きと暮らせる日々が来ることを願っています。そんな中、私の生活に焦点を当ててみると、ある意味「充実」した1年だったことと思います。今回は、それを心の天気風に紹介していきたいと思います。

「晴れ」
 私は、コロナ禍で生まれた時間で、色々なことを始めました。例えば、新しいアルバイトです。時間がたくさんあるため、更に働いてお金を稼ぐことをし、バイト先での友達も増え、とても充実した日々を過ごしていました。また、趣味の映画を観て海外のインスピレーションを感じたり、服や靴を集めてみたりインテリアにこだわってみたりと、家にいる時間をどのように楽しんでいくかをもの凄く考えました。もちろん、勉強も少しずつやり始め、教育実習などでその知識を活かせた場面もいくつかありました。自分のやりたいことをやっている時間というのは、雲ひとつない、心が晴れたような気分になります。

「くもり」
  私は、コロナ禍の生活で、体重をかなり落としました。高校生の頃、部活に打ち込んでいた日々は筋肉もモリモリで高校生らしい体つきをしていましたが、大学生になり、夜のラーメンやお酒を飲むことにより体重が増えました。かなり、、(笑) ただ、それでは先生になった時にみっともないと思ったので、筋トレをしたり、ランニングをしたりして減量することに成功しました。まだ高校生の頃のような体には戻れていないため、少し心の中にモヤがかかっているくもりの様な状態です。

「雨」
 雨に関して、マスクをしないといけない日々が本当に辛いです。私は元々マスクをすることが苦手で、必要な時にしか今まで付けてきませんでした。社会情勢上、しょうがないことではありますが、外出する時にマスクはもはや義務であり、街ゆく人全てがマスクをしていて、皆同じように見える個性のない社会はこんなにも魅力が無いのかと少し残念です。雨は、長時間降る時は小雨の様な感じで降ることが多いですよね。だいぶ今は慣れてきたので小雨ですが、マスクしたての当初は梅雨の時期並の心の荒れ具合でした。

「雷」
 私は、本来なら今年の春休みに、教採前の最後の楽しみとして、フランス旅行に行く予定でした。1年前から飛行機の予約をし、念願だった「モンサンミッシェル」に行けると決まり、とてもワクワクしていました。しかし、その飛行機を予約した次の日、国外への渡航規制がかかり、予約のキャンセルを余儀なくされました。本当に辛かったです。コロナ禍の生活で、辛い思いをしている人はたくさんいます。それは、感染症にかかってしまった人やその周りの人々が1番感じていることも重々承知しています。しかし、高校生の頃からの夢だったフランス旅行を断念しなければならなかった当時の僕の心には、間違いなく雷が何回も落ち、荒れていました。早く、皆が辛い思いをしなくても良い、平和な日々が戻ってくることを願っています。

 今回は、私のコロナ禍の1年ということで、少し崩した文章で書いてみました。これも個性を表す1つのやり方で、論文チックの固い文章と使い分けていきたいなと思いました。基本的には僕の心は晴れています。ですが、たまに雨や雷が降るときもあります。しかし、圧倒的に晴れの方が多いこの精神状態をキープする術は、コロナ禍の生活が育ててくれたのかもしれません。人生、何があるか分かりませんね。(名桐)
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