6月26日 7期生ゼミでの学び(吉久)

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 こんにちは!7期生の吉久です。
6月25日(金)、人生初の道徳の模擬授業です!私は最後の授業者ということもあり、とてもドキドキしていました!
 さて、今回は、その振り返りをしていきたいと思います。

 私は、「もりのゆうびんやさん」という低学年の教材を扱いました。この教材は、「はたらくことのよさ」を感じてもらうことがねらいです。このお話は、起承転結がはっきりとしておらず、温かい話が始めから終わりまで続いていくような内容です。なので、ゆさぶりをどこに設定し、どのようにすればよいのか悩みました。

 実際に模擬授業を行ってみると、やはり改善しなければいけないことがたくさんありました。主に二つあります。
 一つ目は、やはり「ゆさぶりの仕方」です。今回のお話では、「手紙」というものをゆさぶりにしたのですが、私は当たり前の質問をしてしまったので上手く揺さぶることができませんでした。そのため、今回のようなお話の場合、エピソードの背景を聞くということが効果的な揺さぶりであることを学びました。今後、そのようにしていきたいです。

 二つ目は、心にゆとりをもつことです。改善しなければいけないことにはどれも根本にこの問題があったように感じます。私は焦っていたので、せっかくの子どもの貴重な意見を「なるほど」と言ったり、繰り返して言葉にしたりするだけでした。「ほめ言葉を言う」ということが全くできていませんでした。それに加え、「意図的指名」をするために机間巡視をするときに記憶していたのですが、教壇に立った途端頭が真っ白になってしまいました。このときの私の表情や態度が全面的にでてしまい、それらが子ども達に伝わっていたと思います。なので、心にゆとりをもっていきたいです。机間巡視の時は必ずメモを取るようにします。

 反省点も多くありましたが、模擬授業を行ってみて、他にも思ったことがあります。それは、私が想像していたより授業らしい授業ができたということ。そしてもっといい授業をしたいということ。先ほどとは矛盾したことを言っているのは重々承知しています。(笑)
 私は範読するときに子ども達に気づいてほしい言葉を繰り返し読む工夫をしました。そこを、子どもに拾ってもらったり、予想していた意見を出してくれたときはかなり嬉しかったです。いいぞいいぞ、という気持ちでした。でも、このように授業が成り立つのは、当たり前のことですが、子ども達がいるからだと思いました。それを強く実感しました。なので、児童役の山田ゼミ、玉置ゼミのみんな、一緒に授業をしてくれてありがとう。感謝で一杯です。

 今回の模擬授業は私にとってどれも貴重な体験となりました。玉置先生ご指導ありがとうございました。改めて、ゼミの皆もありがとう。(吉久)
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