7月9日 7期生ゼミでの学び(下野・高橋・吉久)

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 こんにちは、7期生の下野です!
 
 7月9日に、ICT活用を実践した模擬授業を行いました。私達の班は、2年生の生活科「1年生に学校紹介をしよう」という単元に国語科の作文の視点を取り入れた教科横断型の授業を試みました。
使用したアプリは、Google Jamboard です。

 今回の模擬授業で印象的な言葉は、「活動あって学びなし」。教師は、子ども達を楽しませたいと思う気持ちが逸ってしまいます。知らず知らずのうちに、活動がメインとなってしまい、一体子どもに何を学んでほしかったのか見落としてしまうのです。

 模擬授業後の教材研究では、活動を子ども達の言葉から展開することを主眼に玉置先生やゼミのみんなで意見交流をしました。私達が悩んだ視点、モヤモヤしていた流れがスッキリ纏まりました。
 教材研究で大切なことは、子どもを授業の軌道に乗せる「発問」だと位置付けます。教師には、子どもに学んで欲しい視点が必ずあります。しかし、その視点を教師が力づくの発問で展開することは望ましくありません。それは、子ども達の学びの主体性・対話性を奪うことになってしまうからです。
 子ども達が気付き、次の活動を子ども達の言葉で展開していく為の発問を教材研究では大切にしていかなければならないと強く感じました。

 教科学習におけるICT活用の授業に初めて挑戦し、出力のオンパレードです(笑) 授業づくりってこんなに楽しいんだな、もっともっと沢山の授業を作っていきたい、上手になりたい!と思った時間でした。

 玉置先生、玉置ゼミに入ったからこそこの授業づくりの楽しさに気付くことができました。ありがとうございます!
 Jambord を使って、楽しく活動を展開し、教材研究で沢山のアイディアをくれた7期生のみんな本当にありがとう!!!
 そして、一緒に授業を考えた高橋さん、吉久さん。同じ国語選択として国語の授業の在り方をいっぱい考える時間がとっても楽しかったです!ありがとう!

 沢山の学びが玉置ゼミには溢れています。今回も本当にありがとうございました。

(下野)


 こんにちは、七期生の高橋奈優です。今回はICTを使った模擬授業を行いました。ICTの授業は実際に受けたことも考えたこともないので不安でいっぱいでした。しかし、9月から行く小学校実習でICTを活用した指導が求められるため今回の模擬授業と教材研究はかなり力になるものばかりでした。その中でも、特に大切だと思ったことは4つです。

 1つ目は、授業終わりの子供の言葉が狙いのなることを目指すことです。これは、前回まで行ってきた道徳の模擬授業でも言われていたことですが改めて大切なことだと思い書きました。最後の子供役であった七期生の仲間にこの授業で言いたかったことは何かと聞くと私達のねらいを言ってくれた子はいましたがその他にもたくさんの意見が出ました。確かに行った教科が生活と国語の横断型というのもあって的が広くなってしまったというのもありましたがはっきりねらいが伝わっていない証拠だと思いました。これからICTに限らずどんな授業でも狙いの的を絞り、明確にして授業を組むことが大切だと思いました。

 2つ目は、「活動あって学びあり」の授業を目指すことです。一人一台の端末をフルに活用した今回の授業は子供役になってくれた七期生も楽しそうに活動しているのを見てきっと本当の子どもたちも楽しくかとどうしてくれると思った。しかし、ICTを使うことが目的となってしまい学びやメリハリがないと教材研究のときに指摘してもらいました。私も授業を考えているときに知らない間にICTを使うことに重きをおいていたと反省しました。端末を使って交流したら何に気づいたかなどクラス全体で学んでいることを示す見解が必要だと思いました。子どもたちが授業終わりが「何について勉強したかわからないけど楽しかった」という声を出させないような学びの時間をとることが大切だということを学びました。

 3つ目は、子供の思考になって授業づくりや教材研究を行うことです。今回の模擬授業は教材研究も大切な本編であったようにかなり濃く行いました。1つ目に大切にしたいことで書いたように授業後に子どもたちから出てほしい言葉をゴールとし、そこにたどり着くためにどのような発問の仕方だと誰もおいてくことのなく子どもたちのもっと学びたいという気持ちを活かせつのかを考えること必要があります。当たり前のことですが考えが飛躍したり、授業者の誘導尋問担ってしまうことがあるので入念に考えていく必要があると思いました。実際に教材研究で子供の思考で考えたときに自然と次の活動につながる言葉が出たときは発問次第でこんなに自然と言って欲しい言葉が出てくるものなんだと鳥肌が立ちました。

 最後に4つ目は、使うツールについてもっと事前に使いこなしておくことです。今回の模擬授業は私と吉久さんと下野さんの三人で指導案を考え、代表して下野さんが授業者として、形にしてくれました。私は「ジャムボード」というデジタルホワイトボードの準備のかかりだったのですが、準備不足で「ジャムボード」にはテキストボックスがなく、直接文字を打つことができないという特徴を把握していませんでした。これによってかなり迷惑をかけたので当たり前のことですが初めて使うツールは使いこなせる状態にしないと行けないと思いました。最終的に直接打ち込むことができなくてもいい授業ができましたが、ジャムボードの他にも最適なツールが有るのではないかと思いました。

 このように、何回ゼミを行ってもまだまだ改善することはたくさんあり、学ぶことがたくさんありました。実習まで残り三ヶ月を切り、教員採用試験まで約一年となりました。かなり焦っているのですが七期生のメンバーと一つ一つの学びを楽しみ、学びの環境に感謝して頑張ります!(高橋)


 こんにちは。7期生の吉久です。

 今回のゼミではICTを使った模擬授業を行いました。ICTを活用した授業を作るのは初めてであったため、不安や戸惑いがたくさんあり、試行錯誤して行いました。実際に模擬授業をやってみると改善すべきところがたくさんありました。
教材研究で学び得たことで、特に印象に残ったことを2つお話しようと思います。

 1つ目は、「ねらいを明確にすること」です。
 私たちのねらいは、「伝えるための二文構成の大切さに気づくこと」でした。ですが、生活と国語の教科横断型ということもあり、なかなかねらいを明確にすることができませんでした。また、発問をいくつか出したり、ねらいに教師が持っていくような発問をしてしまったりすることもありました。そのため、狙いの的を絞り、発問は1つにすることが大切であるということを学びました。

 簡単な発問から自然と子どもたち自身がねらいに迫っていくことのできるような発問を意識していきたいです。

 2つ目は、「ツールの活かし方」についてです。私たちは、ジャムボードというツールを用いて授業を行ったのですが、事前準備が不十分であったために、授業で予期していなかったことが起こりました。教師がツールを使いこなしていなければ、子どもに教えることができません。そのため、事前に十分な時間をかけて、ツールをどのように活かせばよいのか研究しなければならないと強く思いました。ジャムボードに限らず、他のツールでも試行錯誤を繰り返し、使いこなせるようにしていこうと思います。

 教材研究では、玉置先生やゼミ生の皆で交流し、皆の意見により、教材がよりよいものになっていくことが実感できました。授業づくりの難しさや楽しさを知ることができました。今回もたくさんの学びがありました。本当にありがとうございます。

 一緒に授業を考えた下野さん、高橋さん。全員国語を選択しており、国語に関する授業を深く考えることができてとても嬉しかったです。ありがとう!そして、おつかれさま。(吉久)
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