2021年8月23日仕事日記

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 今日の午前は、名古屋市立吉根中学校現職教育での対面講演。演題は、「新学習指導要領における学び合いの授業」。

 この学校は以前に「学びの共同体」の理論のもと、指導も受けていたとのこと。ところがなかなか定着せず、しばらくは休止状態だったらしい。学び合いの大切さを再認識してスタートを切ろうとのことで、僕に声をかけていただいた。校長さんとのつながりがあってのこと。訪問したら、僕が教務主任を務めていた小牧市立桃陵中学校時代の教え子が教師として勤務していて、始まる前に過去の話に華が咲く。

 1時間の講演は、なぜ学び合いがよいのかから始め、わからないと言える学級の動画などを多用して、学び合いの精神を伝達した。

 数学科の先生方は僕の数学本をたくさん購読していただいていて、とっても嬉しいこと。今日も持参した書籍を購入していただけた。

 東海芸術劇場へ移動。13時ちょっと前に到着。ものすごく立派な建物で、この大ホールで話すと思うと、身震い。こういう状況でも、東海市教職員の皆さんに対面講演をする責任を感じ、1時間30分が少しでも有意義で、かつ楽しい時間であるようにと、自分に言い聞かせる。

 いわゆる舞台専属がおられるので、リハーサルはスムーズ。動画音声も確認できて楽屋へ。

 校長会長とは以前からつながりがあって、楽屋で30分ほどの四方山話。

 14時15分から15時45分までの講演。演題は「令和の日本型学校教育から考えるべきこと」。

 「日本型学校教育」と称しているわけから話始め、教師は話術が必要という流れから、教育長のリクエストもあって小噺紹介、「主体的・対話的で深い学び」にテーマを移し、とりわけ主体性を育むのが重要と伝え、その一方法を伝達。その後はGIGAスクール構想の根底にあること、実現のための具体的な研修方法などを伝える。

 ここでも映像を多用。野口芳宏先生、有田和正先生、野口克海先生、端末を日常的に活用している学校風景など、初任からベテランまで聞いていてくださることを意識しての展開。

 久しぶりに加藤教育長とミニ懇談。コロナ禍での教育行政などをお聞きして、芸術劇場を出る。

 17時ごろ帰宅。教育実習課長らと電話相談。教育実践観察も中止と決定。教授会での伝達内容など重要事項ばかり。

 明日の午前は、対面で豊山町の先生方へ講演。午後はオンラインで四日市市教育センターから依頼の初めての内容で講演。そのプレゼン確認。若干の修正。

 原稿書きの続き。購入したデスクライトの設置。予想以上にスタイリッシュで気に入る。

 7期生は教育実習事前指導が始まっているが、このような事態で実習開始日もまだ未定の学校があって、不安になっているゼミ生もあり。致し方ないと思いつつ、心の整理ができないのだろうと推測。

 研究室HP記事は『7期生夏休み研究室HP企画ー7期生の愛は真夏の太陽にも負けないぜー下野綾巳Ver.』。ゼミ生らの下野評も僕が思う通り。

 この研究室HPへのアクセス数がおかげさまで70万アクセス突破!1日平均が302アクセス。訪問していただける皆さんに深謝。これからもどうぞよろしくお願いします。
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