野心のすすめ(下野)

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こんにちは、7期生の下野です!
実習前、アルバイトを自粛する日々。
あの壮絶な4時起きの日常から解放されて、今はぐっすり眠り、すっきりした頭で実習に向けて準備をしています。

部屋の隅で、ある本を見つけました。
「野心のすすめ」
林真理子さんが書かれた作品です。
私は、この本が大好き。
これほどまでに、ストレートに女性の生き方について綴られるのかと感嘆したことをよく覚えています。

初めてこの本と出会ったのは、古本屋さんです。
110円で売られていました。
なんとなく手に取り、なんとなく読み、読み終えた頃には、110円でいいの!?といった気持ちになったことをよく覚えています。

本作で、私が好きな言葉は、
『野心が車の「前輪」だとすると、努力は「後輪」です。』
というもの。
続けて、
『車の正面から後輪は見えにくいけれど、前輪はよく見えます。野心の前輪だけが回って進まないのはすごく目立つしみっともない。』
と綴られます。

車は、前輪と後輪のどちらかだけでは進みません。
そして、前輪は見えやすい。反対に、後輪は見えづらい。

ごもっともだと思いました。
野心といった願いがなければ、まず前に進む気が起きないのです。しかし、そればかり先行してしまっては、かなりみっともない。
見えない努力を重ねて、やっと野心は実現するのだと。

野心を持つことって、今の日本社会では少し謙虚さに欠けるというか、一歩引いた目で見てしまいます。
でも、野心を持つことは間違っていない。努力をすれば、その野心は叶うのですから。
野心というと言葉が強いですから、「夢」という言葉に置き換えたら少しニュアンスが柔らかいです。

私の人生において、この言葉は大きな意味を持ちます。「夢」だけでは、ならない。必ず「努力」をすること。

「夢」はいくらだって持っていいのです。
「夢」の前輪と「努力」の後輪をしっかりと動かして。

(下野)

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