中学校教育実習での学び (岡)

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 みなさん、こんにちは!
実習で学んだことを記事にしようと思ったら、かなりの量になってしまうので2枚に分けさせてもらいました。7期生の岡です!

 今回は1か月の中学校実習での学びについて書かせていただきたいと思います。

 中学校実習で痛感した一番のポイントは教科力のなさです。これは玉置先生に授業をみていただいたときにも、ご指導いただきました。数学は積み重ねていく学問であると言われました。主に、問題と問題の間に大きなレベルの差があったりするためついてこれなくなる生徒が出てしまうということです。授業の組み立てに大きな問題があることに気づきました。このようなことが起こる原因としては教科書の意図をしっかりと把握できていないことや、生徒の発言を予測することができないということでした。これについては1か月の間ずっと悩まされました。授業を重ねていくごとに、生徒の発言の予測のできる範囲が増えてはきましたが、どれだけ教科書を読んでも、予測できない発言やつまずきは出てきました。そのためまだまだだなと痛感しています。しかし、この1か月数学と向き合うことができたのはとても貴重な1か月だったなと思っています。これからも教科書と向き合いながら教科力をつけていきたいなと思いました。

 私は中学校実習では後悔したことが一つあります。それは生徒への接し方です。小学校とは違い難しい年ごろにもなっているため、気軽生徒から寄ってくる場面は小学校に比べると少なかったです。これはなんとなく予想できていました。しかし、この後の私の行動がよくなかったと思っています。それは、向こうに合わせてしまったことです。もともと私のクラスは、積極的な生徒が少なかった中で私も消極的になってしまいました。これによってクラスの生徒と距離が縮まるまでに時間がかかってしまいました。最初に消極的な態度をとってしまったがゆえに話しかけると、驚かれたり会話が続かないことが多くあったため、最初の行動がよくなかったと反省しています。ここから、学んだことは小学生も中学生も同じ子どもであり、教師から積極的にかかわっていくことが大切だと思いました。これは私が将来教員になった際にも、肝に銘じておかなければいけないことだと思います。このような、忘れられない教訓が得られて、とても実りの多い中学校実習になりました。

これからのゼミでは、教科力をテーマに教科書と向き合いメッセージや意図を読み取って授業を作っていきたいなと思いました。 (岡)
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