議事録(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。玉置ゼミに加入してから、私は初めて議事録を取るようになりました。様々のセミナーで議事録を取らせて頂くことは、正に玉置ゼミの代名詞「書くことによって学ぶ」の具現化です。

 私は、文章を書くことが大好きです。私自身の思考を文章にする時は、頭の中でグルグルしてまとまらない思考をコンパクトに整理してくれます。「思考整理」です。今私ってこんな気持ちなんだな、こういうことが言いたいのかと改めて気付かされます。

 では、議事録はどうでしょうか。私が議事録を取る時に大切にしていることは、「思考整理」です。「一本の木」である「議題」に対し、「枝」という「視点」が生え、「実」という「結論」が生まれます。

 私の取る議事録は、お話されたことをその順番に並べて書くものではありません。「思考整理」を目標としていますから、後で見返した時にどなたがご覧になっても、分かりやすく、こういう過程で話をして、だからこの結論が生まれたのかと分かるようにという点を意識しています。

 この議事録の取り方が正しいかは分かりません。もしかしたら、話の内容を一言一句逃さない議事録の方が良い場合もあるかもしれません。それでも、私らしく議事録を取り続けたいと思うのです。

 人に伝わる文章とはなんだろう。この素晴らしい議論の軌跡を伝えるには、どうしたら良いだろう。そんなことを突き詰め続けていきたいです。

 「書くことが好き」この一点の想いを汲み取ってくださる玉置先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、いつも議事録を見てお褒めの言葉をくださる先生方のおかげで私は議事録を取ることに更なる意欲を持つことが出来ております。

 いつかセミナーでお会いする素晴らしい先生方のような教師となり、私も議論を形成する一員となれれば良いなという思いを胸に、これからも文章に向き合いたいと考えています。(下野)
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