【ゼミ合宿】日本一濃い2日間(今井)

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 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。今日、今年初めて雪を見ました!!積もらなかったのが残念ですが、いよいよ本格的な冬がやってきたなという感じです!!

 今回は、先日行われた玉置ゼミ7期生のゼミ合宿についての振り返りをしたいと思います。

 まず、1日目は、玉置先生から卒論についての心得を学びました。多くの本を読み、様々な方の知恵をお借りしながら、自分なりの追究をしていく必要があるということが分かりました。また、卒論で調べたことは、教員になった時の自分の財産として役に立つというお話を聞き、沢山の文献を読んで、自分の知識の蓄えを増やすぞという気持ちになりました。

 また、午前中の後半は味岡児童館の坂本さんによる公演。みんなで輪になり、一つになって、音楽と共に学びました。(詳しくは、私の記事「オヤカタのト・リ・コ」で語らせていただいております。)夕方には実際に、味岡児童館を見学させていただきました。自分の家の近くにもこんな温かい児童館があったらよかったなと、想像以上の設備に感動しました。

 1日目の午後からは学校心理士の稲田康代さんにお越しいただきました。私たちから質問をさせていただき、それに回答していきながら、発達障害についての理解を深めていきました。

 稲田さんのお話の中で、一番印象に残っている言葉があります。それは、「知識がないからではなく、『その子に寄り添う』これこそが、特別支援だ」という言葉です。稲田さん自身、元々知識があったわけではないと私たちに教えてくださいました。再来年から教員として、発達障害の子と向き合うことになります。知識のない自分が正しく接してあげられるだろうかと、少し不安を感じていました。

 しかし、稲田さんのお話を受けて、専門的な知識があり、特別なことをすることだけが特別支援なのではなく、その子と向き合おうとすること、寄り添うこと自体も特別支援といえるのだということが分かり、知識がないからと諦めるのではなく、自分でも出来ることがあるのだということを学ぶことができました。

 2日目は、酒井さん、齋藤さん、6期生の先輩方に面接指導から始まりました。

 教採の面接がどういうものなのかを少し知ることができ、実際に練習をしてみると、自分が考えてたことを上手く言葉にできないもどかしさと、言いたいことが言えなかったという悔しさと、これから練習をして、自分の思いを相手に伝えられるようになりたいと思いました。

 また、自分の中にある思いや考えを、ありきたりで綺麗な言葉ではなく、自分の言葉として伝えることが大切だということを学びました。今後の課題として、私は面接を通して自分らしさを出せるようにすることを目標にしたいと思います。坂本さん、齋藤さん、6期生の先輩方からのアドバイスが私の教採面接スタートです。この思いを胸に、これから頑張っていきたいです。

 午後からは、卒論のはじめにを作成をしました。自分の中で決めたテーマをなぜ研究していきたいと考えたのか、自分の中の思いを言葉で表現するためには、自分自身がその思いを認識しないといけません。これが中々難しかったです。自分と向き合うってこういうことかと思いました。まず、自分の中にある思いの所在を探る。そして、その思いを捉える。その思いに1番近い言葉を探していく。思いと言葉を擦り合わせる。この繰り返しが自分と向き合うことなのかと感じました。

 最後の発表会では、それぞれの研究テーマについて、発表し、それに対する質疑応答という形で進んでいきました。自分とは違う視点からの質問で、テーマについての自分の認識がさらに深まりました。

 こうして、2日間が終わりました。一瞬に感じましたが、1分1分が濃密でした。日本で一番学びの濃い2日間を過ごした自信があります!また、人と人との繋がりを特に強く感じることができた2日間でもありました。自分たちの周りに、こんなにも素敵な人がいて、その人たちに支えられて、支え合って、この素敵な2日間を過ごせたのだなと思いました。

 改めまして、坂本さん、稲田さん、酒井さん、齋藤さん、6期生の先輩方、私たち玉置ゼミ7期生の学びのためにお力を貸してくださり本当にありがとうございました。また、沢山の凄い人にお会いする機会を下さった玉置先生にもとても感謝しています!そして、玉置先生を含め2日間共に学んだ7期生!7期生の9人が皆んなで良かった!ありがとう!(今井)

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