【読後感想】「全員を聞く子どもにする教室の作り方」を読んで(安藤)

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 こんにちは!8期生の安藤里奈です。今年に入ってもう9日が過ぎようとしています。早いですね。今年はゼミが本格的に始まるということで、昨年よりもさらに気合を入れて学びを深めていきます!

 さて、今回は玉置先生が貸してくださった多賀一郎著「全員を聞く子どもにする教室の作り方」から学んだこと、感じたことを記事にさせて頂きます。

 聞いてもらう工夫をする事の大切さを学びました。本書ではたくさんの工夫が挙げられていたのですが、特に「オウム返しをしてはいけない」という部分に衝撃を受けました。なぜなら、聞こえなかった生徒のために復唱した方が良いと思っていたからです。でもすぐに納得しました。私の経験談ですが、友達の発言が聞き取りづらいと感じた時、生徒に代わって先生がもう一度言い直してくれる、と考えてしまい一回でしっかり聞こうという気持ちが薄れてしまう時がありました。言い直したいという気持ちをぐっとこらえて一回で聞き取らなければいけない状況をつくり、自分たちで聞こうとする意志を生徒に持ってもらうように気を付けたいと思います。

 さらに、もう一つ気を付けようと思ったことがあります。話し方です。同じ内容でも話し方次第で興味・関心の持ち方に差が出てきます。落語は強弱、間、リズム感等話し方の参考になるポイントが多いです。落語に留まらず、人を引き付ける話し方をする芸人さんをよくテレビで拝見します。このように教育の分野だけでなく、落語やお笑い等の分野にも視野を広げて教育に生かせる技量を高めていこうと思います。

 この本を読んで、まだまだ私の知らない有効なテクニックがあることを改めて感じました。これから玉置ゼミで、沢山の知識や技術をしっかりと身に付けていきたいと思います。本書を読むことができてよかったです。ありがとうございました。(安藤)
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