公立教員退職日(2015年3月31日)の仕事日記

 昨日は大学人1日目の仕事日記を紹介した。今日はその前日、公立教職員退職日の仕事日記を紹介。

 今日は3月末。本日をもって愛知県小牧市公立学校長退職。ちなみに今日も年次休暇取得。

 8時30分に学校着。朝から僕に連絡がいくつか入っているとのことで、その確認。皆さん来校されたいとのこと。

 9時から1時間ほど稲沢市教員組合の方が来校。6月の講演依頼とその内容についての打ち合わせ。遠くから来ていただいたので、ここのところの教育事情や今後の展開について、この場だから言えること(笑)をレクチャー。

 10時30分に市養護教諭部会の皆さんが来校。温かい言葉に感激。

 「己の授業を語る」の印刷。届いた原稿を本人に確認。修正依頼をもらって原さんに送付。あと少しで大プロジェクト完成。

 どうやら僕が書いた東海北陸中学校長研究大会の原稿でちょっとあったらしい。書いたときは現役でも、大会当日は退職校長。これがいいかどうかで検討されているらしい。研究大会の本質は良い実践を持ち寄り共有化すること。もともと紙上発表であるので、現役であろうがなかろうが問題はないと思うのだけど…と思い、担当者に直接電話。

 13時30分から市役所で退職辞令式。正式に「愛知県小牧市公立学校長」を免ずる辞令をいただく。隣席の方をはじめ、何人かから今回の退職を驚きましたと言われる。

 4階に行き、環境自主グループエコネット活動でお世話になった鍛冶屋さんに昇進お祝いの言葉。自分の転身を伝える。

 学校に戻る。この3月卒業した生徒十数人が集まってきてくれてお別れ。玉置教師塾のメンバーもそろって挨拶に来てくれた。教頭時代のPTA母親代表さんも来校。思いもかけない人からの電話などもあって、感激が続く最終日。

 貸与されたコンピュータのドキュメント等を削除。身の回りを再点検して、16時40分の勤務時間終了時をもって学校を出る。出勤している職員に見送っていただき感慨一入。

 めったにないことだが、今晩は家でお酒を飲もうという気持ちになって酒屋さんによって奮発して1本購入。

 恥ずかしいことだが、退職にあたって息子からもらっておかなければならない物があって、研修に入っている息子と連絡をとり、息子から受け取り自宅へ戻る。

 家内も早期退職。久しぶりの家庭酒場。一気に酔いが回って記憶なし状態。先輩からの電話で目覚める。

 0時を回る。これですべての責任から解放された。本当に校長職は重責。肩の荷が下りるというのはこのことだと強く実感。

★ 今日の自己満足

 退職に際して、多くの方から言葉を様々な形でいただいた。お一人お一人からいただいた言葉を思い出し、噛みしめる。幸せな人生。どれだけ感謝してもしきれない。


 皆様、本当にありがとうございました。
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