20220506バンクーバー日記(小林)

 最近はテスト週間とアルバイトでなかなか自分の時間が取れないことが続いていました。そんな中、アルバイト先の先輩やシェアメイトに精神的にとても支えられました。例えば私が元気がないことに気づいて、シェアメイトがアルバイトに行く前にお散歩に誘ってくれました。アルバイト先の先輩は、夜ご飯を食べに連れて行ってくださいました。お金を稼ぐためにアルバイトを出来るだけたくさんしなければいけないことと、最終テストに向けて勉強しなければいけないことが今の私には少し辛かったです。

 けれどこんなことで辛くなっている自分に情けない気持ちになりました。私の考えでは、教師は子どもたちに自分の機嫌を感知されてはいけないと思います。私が子どもたちの気持ちを繊細に感知するべきです。もっと常に心に余裕を持てるようにならなくてはいけなかったと反省しています。

 昨日ついにテストが終わり、日記を書くことが出来ました。1週間に一回書こうと決めていたのに、続けられなかったことが悔しいです。

 昨日はホームステイのときのルームメイトに最後にカフェで会いました。明日9日に彼女は日本に帰ります。彼女は日本人ですが、ホームステイ期間、毎日英語でコミュニケーションを取っていました。彼女の英語に対する姿勢に私も良い影響をたくさん与えてもらいました。彼女は大学四年生の前期を終えて休学してバンクーバーに来ていました。彼女の目標は教科書出版会社に入社することで、留学と同時に就職活動もオンラインでしていました。私は夢に向かってまっすぐな彼女を応援していました。しかし昨日、二社どちらも不採用であったと聞きました。でも後悔はしていないと彼女は言いました。きっと、後悔はしていないと言い切れるほど、たくさんの努力をして多くの時間を費やしたのだと思います。きっと彼女なら、新たな縁で結ばれた会社で輝けるのだろうなと確信しています。

 もうすぐバンクーバーで過ごして3ヶ月が経過するので、今の心境を書き留めておこうと思います。たった3ヶ月ですが、今までの人生で一番辛い、一番楽しい、両方の気持ちを経験した気がします。初めての海外でクラスに馴染めない、家が見つかるかどうかの不安、家族に会いたい。この三つが重なっていたときは本当に辛かったです。そして夢だった海外での生活、初めての自炊、新たな仲間との出会い、全ての新しい経験が本当に楽しいです。心配しながらも留学に行くことを許してくれた両親に心から感謝しています。

 私は周りの人に恵まれて毎日とても幸せです!

 写真は20時40分に撮った写真です。夜なのにまだ明るいです。
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