5月14日 教師力アップセミナーでの学び【下野・村松・安藤】

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【下野】
 こんにちは、7期生の下野です!
 5月13日 2年ぶりの教師力アップセミナーが開かれました。私たち7・8期生にとっては、初めての対面でのセミナーです。ドキドキとワクワクと緊張が入り交じった気持ちでこの日を迎えました。

 栗木先生の授業実践、和田先生の模擬授業。「こんなにも『いい授業』がこの世にはあるのか!」が率直な感想です。さらに、玉置先生、野木森先生、大西さん、牧野先生の『いい授業の観方』。これもまた、大変学び深いものでした。

 現場に出たことは、未だ経験の少ない学生である私たちが今できることは、この『いい授業』と『いい授業の観方』を足し算していくことです。直ぐに身につく授業技術や授業観察力ではありません。しかしながら、こうして学生うちから『いいもの』『すごいもの』に触れることで意識して授業を展開することができます。目指すべき姿、理想像を持って教職の道を歩めることがとても幸せだと本セミナーを通して私は感じました。

 教壇に立った時、忘れたくない授業の景色を、その感動を沢山心の引き出しに詰め込んで子どもたちと一緒に学んでいきたいと思います。

 教師力アップセミナーの運営委員の皆様、先輩方、ありがとうございました。次回は、またもっとパワーアップしたスムーズな運営をと思っております。
そして、一緒に頑張った7・8期生のみんなありがとう。
(下野)

【村松】
 こんにちは、8期生の村松です。
 初めての教師力アップセミナー、現場で活躍する先生方の授業から学ばせていただける貴重な機会にどきどきしつつも「出来るだけ多くのことを吸収して帰るぞ!」と意気込んで参加しました。

 お二人の先生方の授業を拝見して、いい授業というのは、視線の使い方や生徒への質問、全体での共有の仕方、板書等、全てに無駄がなく意図があるのだと気付きました。また、本当に良い授業とは、教科の知識や技術をつけるだけでなく、日常生活で汎用的に活用できる「生きる力」をつける授業であると感じました。

 塾講師のアルバイトをしていて、生徒からよく「勉強したって大人になってから使わないじゃん。なんで勉強しなきゃいけないの?」と言われます。こう聞かれると私はいつも答えに困ってしまいます。今回、「生きる力」をつける授業を目の当たりにして、このような授業であれば、生徒たちが学ぶ意義を感じることができるのではないかと考えました。

 私はまだ現場で授業した経験がなく、教科の指導のことを考えるだけで手一杯になってしまうのですが、「生きる力」をつける授業にするためにはどうすればいいのかを考えていきたいです。そのために、これからも先輩の先生方の授業からたくさんのことを学び、吸収していきたいです。

【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です!5月14日に教師力アップセミナーへ参加させていただきました。初の対面での参加に緊張する反面、人生の大先輩といえる多くの先生方や玉置ゼミの先輩方とお会いでき、心から嬉しく思います!

 今回はそんな貴重な体験の中、栗木先生の授業実践、和田先生の模擬授業から学んだことを中心に記事を書こうと思います。

 栗木先生の授業実践では子どもたちの「聴き合う」姿がとても印象に残りました。子どもたちが他の子の意見を聴くときは、発表する子の方へ体や顔を向けて聴く姿勢をとる子ばかりで、先生の方を向いていたり、よそ見していたりする子がいませんでした。これは、友達の意見を理解しようと耳を傾け、さらに疑問を持ったり、考えを共有したりして「
学び合うぞ。」という気持の表れだと思います。
 ここで重要なことが、子どもたちが主体的に学ぼうとしていることです。この主体的な学びの秘訣は、栗木先生の「子どもの疑問を大切に拾う」というサポートがあってこそだと思います。
 
 私は子どもたちの思いもよらぬ疑問に戸惑ってしまう時があります。子どもの疑問はピンチではなく、むしろ学びを深めるチャンス。実習では、子どもの疑問を育てることを大切にして、学びのある授業ができるよう頑張ります!

 和田先生の模擬授業では記録係をさせて頂きました。後ろからみていて、常に教室全体の様子を把握し、置いてきぼりにされている子が一人もいない授業をされていていることがよく分かりました。これはきっと生徒全員の様子が和田先生には見えていたからだと思います。黒板の方を見て書いている時でも、和田先生が全体を把握されているので、背中にも目があるのでは?と一瞬考えてしまいました(笑)

 そして和田先生は答えまでの「考え方・過程」を重要視されているように感じました。先生が子どもたちが発言する機会を沢山もうけたり、答えが出るまでの過程を自分自身の言い方で説明するように促したりしている姿がとても印象的です。

 私はよく、「こんな答えを言って欲しい」という願望から生徒の言っていない言葉を口走ってしまいますが、和田先生の授業は子どもたちの言葉で授業が作られていて驚きました。子どもの言葉をそのまま活かした授業がおこなえるように沢山経験を重ねていこうと思います。

 加えて、授業の後の深堀りや、昼食後の先生方からのお話はとても勉強になることばかりで、この「教師力アップセミナー」という企画がとても良い刺激になりました。ゼミでは模擬授業の練習を行っているので、ここでの学びをしっかりと実習で活かせるように取り組んでいこうと思います。参加させていただき、ありがとうございました!(安藤)

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