教師力アップセミナーでの学び (高橋、吉久、芝田)

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 こんにちは 7期生の高橋奈優です。

 5月14日、教師力アップセミナーに参加しました。
コロナの影響で始めての対面での教師力アップセミナーでした。今までオンライン上で一方的に勉強させていただいていた授業名人の方とお会いできて、とても嬉しかったです。

 では、学びを綴っていきます。

 まずは、栗木先生の授業動画での学びです。
 栗木先生の授業を見て、これから大切にしたいと思ったことは、「聞き合い」です。栗木先生の授業では、仲間の意見を受けて更に深め、比較する場面がよく見られました。また、栗木先生は、授業の学びを深めるために使える子供のつぶやきや反応までも把握していました。

 これからの授業は「主体的・対話的で深い学び」と言われていますが、対話が生まれるためにはまず、聞きあうことが必要です。また、指導者は、子どもが聞きたいと思う授業構成にしなければならないということを学びました。

 次は、和田先生の模擬授業での学びです。

 本当にありがたいことに、児童役として模擬授業に参加させていただきました。授業を受けてみて一番感じたことは、いい意味で気を抜けないということです。和田先生の授業は、同じ発問に対して多くの子どもが話す機会があります。そのため、常に自分の意見を共有するという意識をしなければいけません。また、同じ考えでも一語一句同じことを言ってはいけません。そのため、仲間の意見を一層注意深く聞く必要があります。そのため、気づいたら授業に前のめりになっていました。
 
 また、和田先生の授業のすごいところは算数の授業なのにすぐ式がどうなるか、それによって答えがどうなるのかではなく、どんな考え方をしたのか、その考え方をどんな言葉で表現するのかを重視しているところです。このような学びは、塾ではできない、たくさんの仲間がいる学校という環境だからこそできることだと思いました。

 今回のセミナーも自分の教育観や授業観を更に追求する機会となりました。
初めて、セミナーの運営側としても動き、多くの学びを得ることができました。このような学びの機会を作っていただいた酒井先生、玉置先生、栗木先生、和田先生、また多くの先生方ありがとうございました。そして、現場で活躍をされているゼミの先輩方の姿を見てまた勉強頑張ろうと思いました。8期生ともお話できてうれしかったです。7期生あとちょっとがんばろう!(高橋)


 こんにちは。7期生の吉久です。今回のセミナーは、初の対面です。動画でお目にかかっていた先生方をこの目で拝見し、この耳で拝聴できるということなので終始ワクワクドキドキでした!!

 さて、今回の学びを記していきたいと思います。

 はじめに、栗木先生の授業で学んだことです。
 栗木先生の授業では、生徒同士が「聴き合う」ことの大切さを学びました。「聴き合う」とは、ただ自分の考えを話し、ただ話を聞くことではありません。生徒同士がお互いの考えの相違を聴き合い、疑問を共有し合うということです。考えの違うところは受け止め、同じところは共感したうえで、自身の考えを共有し、学級全体で考えを深めている様子が印象的でした。

 次に、和田先生の授業で学んだことです。
 和田先生の授業では、「自分の言葉で自分の考えを述べる」ことの大切さを学びました。
 あえて先に発言した子どもの言葉は使わないように指導することで、自分の言葉で必ず言いますし、その出来事について、その言葉について自然と深く考えます。
授業において自分の言葉で自分の考えを述べることで、どのような場面でも自然と発言することができるように感じました。私は何気なく発言していることが多いと実感したので、一つの一つの言葉を大切にしていきたいですし、言葉の意味を考えて発言していきたいと思いました。

 セミナーの運営も携わり、改めてセミナーは多くの方との繋がりで成り立っているのだと実感しました。その一員として自分も参加でき、今回のセミナーで多くのことを学べ嬉しかったです。運営に携わっている先生方ありがとうございました。また、8期生、先輩方と交流する機会があり、改めてタテで繋がれるってすごいことだと思いました!(吉久)



こんにちは。8期生の芝田彬良です。
 今回のセミナーは私にとっては初めてづくしで、学ぶことがたくさんありました。
そのセミナーで私の心に残ったことを2つ書かせていただきます。
 
まず1つ目は、和田先生、栗木先生、パネルディスカッションの際のパネラーの先生方が、口々に言っておられた、「子どもの言葉」をとても大切にするということ。また、「子ども”たち”」ではなく、「一人ひとりの子ども」であるということです。
 実際に模擬授業で生徒役で授業を受けさせていただいたときも「自分の言葉」を評価してもらえたことは非常に嬉しく心に残る体験でした。たとえ同じ考え方や、意見であっても必ず子ども一人ひとりに少しづつ違いがあり、その違いに気づき、大切にしてあげられるようにと心に刻むことができました。
 
2つ目は、授業を多くの人から見てもらい、意見や想いなどを伝え聴きあうことの素晴らしさです。
 前回の記事で、ズバズバと切り込み問題点を上げていただいたこと、そしてそれが少し悔しい経験であったことについて触れさせていただきましたが、授業のプロの先生方でさえ自身の問題点について思案していること、毎授業で挑戦していることを聞き、改めてゼミやセミナーでものすごい体験をさせていただいているなと感じました。一回一回のセミナー、ゼミでの学びを大切にしたいと感じました。
 
それぞれの言葉の重要性、そしてその言葉を聴き合うことの素晴らしさ・凄さについて再確認し、さらにこのような素晴らしい企画に関わらせていただけたことに喜びを感じています。ありがとうございました!(8期生 芝田)
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