5月11日8期生ゼミでの学び(柴山)

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 こんにちは、8期生の柴山です。今回のゼミからはしばらく、8期生が7期生の先輩方の指導案を参考にして模擬授業を行います。その先頭バッターとして、私は道徳の授業をさせていただきました。その学びについて記事を書かせていただきます。

 「友達ってなんだろう」という話を用いて、思考にゆさぶりをかけながら、友達という存在についての考えを深める授業を進めていく予定でしたが、想像以上に難しかったです。率直に言うと、基本的な部分も含めて上手くいかず、玉置先生がおっしゃったように「ミステリーツアー」のような授業になってしまいました。

 ミステリーツアーとなってしまった大きな原因は、解答への導き方を誤った点だと思います。最初から「友達ってどんな存在だろう」と授業の答えが出てしまうような発問をし、いきなりゴールに連れて行ってしまいました。「友達は大切である」というゴールに連れて行った後に、「友達の存在について考えよう」という主発問となるめあてを掲示したため、主発問も曖昧となり、展開以降何を考えればよいかわからなくなってしまったのだと思います。やはり、授業の終末で子どもからどのような言葉が出たら成功なのかを考え、そこにどのような形でゆさぶりをかけながら導いてくのかを大切にしていかなければならないなと思いました。今回であれば、友達がいる場合、全くいない場合の良い事、悪い事を挙げてもらい、両方向の意見からゆさぶりをかけていくなどの流れも一つの方法だと考えました。

 欠けていた基本的な部分については、「全体を見る余裕をもつ」ことだと感じました。正直、緊張しすぎており、視野が狭くなっていました。次回以降、全員が答えられる質問を用意したなら全員にすること、資料提示は全員が見えるように行うこと、答えが出ても、他の挙手者にこれでよいか確認してから進めることを大切にしたいです。なにより、子ども達の方を向いて話すことは必要だと思いました。

 授業技術などについて言葉では理解しているつもりでも、実際に模擬授業を行うことで本当は理解できていない所や今の自分に足りていない部分が浮き彫りになってくることが分かりました。また、ゼミのメンバーや玉置先生にズバズバ指導してもらうことで、自分の改善点や方法が見えてきました。学びが本当にたくさんありすぎて、早くもう一度模擬授業をやりたいなという気持ちになっています!

 一緒に学んでくれた8期生のみんな、模擬授業を見に来てくださった先輩方、ご指導してくださった玉置先生、本当にありがとうございました!次の模擬授業では今回上手くいかなかったところも含めて改善してリベンジしたいです!(柴山)
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