5月31日 8期生ゼミでの学び(前野)

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 こんにちは、8期生の前野です!今日はゼミで模擬授業を行って得た学びについて書きたいと思います。

 今回、小学4年生の国語でつなぎ言葉を使って昔話を作るという内容の模擬授業を行いました。

 模擬授業を行う上でこれだけは最低限気をつけて進めようと決めていたことが2つあります。1つは小学4年生の行動レベルに合った発問、指示をすることです。小学生の理解できるレベルまで指示の難易度を落とすには、教師は常に頭を働かせて、これなら子どもに伝わるのかと考えながら言葉を発しなければいけないことを強く感じました。もう1つは、子どもの興味を引き出せるような発問をすることです。今回は導入から20分の授業だったので、導入で昔話の絵を見せて子どもたちに「この絵何の絵だろう?」と問いかけ全員に発言してもらったことで、子どもたちの興味が湧くようにしました。

 この2点については、模擬授業後のフィードバックで良い評価を頂けたのでこれからも意識して授業を行いたいと思います。

 今回の模擬授業で得た反省点は、授業内で1番深めたい内容に入るまでに時間がかかってしまったことです。つなぎ言葉を使うことで文と文の繋がりが生まれることを子どもたちが理解することが授業の1番メインになる予定でしたが、つなぎ言葉を深めるところまで進められずに授業終了となってしまいました。

 このような結果になった理由として「この授業で子どもたちが何と言ったら成功なのか」をしっかりと掴みきれていなかったことが挙げられると感じています。限られた授業時間の中で何に学びの重点を置くかを教材研究によって見定め、授業内容のペース配分を考えるべきだったと思いました。

 また、もう1つ大きな課題だと感じたことは授業中に同じ内容を言っていても言葉がブレてしまうことです。「おむすび」なのか「おにぎり」なのか、「お話」なのか「文章」なのか、教師自身では分かっていても子どもを混乱させてしまうこともあると思いますし、授業中に子どもに突っ込まれてしまう可能性もあると思います。教師が発する言葉には改めて責任を持たないといけないのだなということを学びました。

 最後に、お忙しい中沢山のアドバイスをくださった玉置先生、本当にありがとうございました!今回の模擬授業で基礎の基礎から学ぶことができ、自分にどんな力が足りていないか明確になりました。

 同じ日に模擬授業を行った安藤さん お疲れ様でした!わざわざ模擬授業を見に来てくださった7期生の下野さん ありがとうございました!事前にアドバイスをくれたり、授業後にコメントしてくれたりした8期生のみんなもありがとう!今回の学びを糧に教育実習に挑みたいと思います!(前野)

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