5月31日 8期生ゼミでの学び(安藤)

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 こんにちは、8期生の安藤です!

 5月31日にゼミで国語の模擬授業を行いました。今回は「なかまのことばとかん字」という単元を扱いました。少し緊張もありましたが、授業前に玉置先生や7期生の下野さんから沢山のアドバイスや協力をしていただいたので、自信をもって臨めました!

 では、さっそく模擬授業で学び得たこと、気を付けた事を記事にしていきたいと思います! 

 私が授業を行う上で気を付けたことが3点あります。

 1つは丁寧に説明しすぎないことです。丁寧に説明することはその分先生の話す時間が長くなるということです。つまり生徒は聞いている時間がながくなり、授業から離れていってしまいます。そのため、生徒がある程度理解してくれると信じて、出来る限り端的に、程よく大雑把に伝えることも大切だと学びました。

 2つ目は子どもを授業に引き付けることを意識しました。最初から授業の内容・流れを伝えるのではなくて、大まかな質問を子どもたちに聞いてみました。今回は黒板に貼り付けた沢山の言葉のカードに注目させて「これどう?」と子どもたちに問いかけてみました。すると次々に発言が生まれ、「今から何をするのだろう?」と授業へ興味をもってくれました。さらに、めあてを書く時は「先生と同じスピードでかけたらすごい!」と伝え、子どもの意欲を引き出す言葉がけを意識しました。

 3つ目は子どもの発言を、そのまま他の子どもに振ることを意識しました。最初、子どもの発言を全て私が受けとめてから、他の子へ質問をしていました。しかし、生徒の発言をそのまま「どう思う?」と他の子に振ってみることで、対話的な学びが生まれることを学びました。必ずしも話し合いの形をとらなくても、教師が子どもと子どもをつなぐことで対話的な学びになると思います。

 模擬授業を終えての反省としては、子どもの予想外の発言に対応仕切れなかったことです。思わぬ疑問や発言から授業が逸れてしまったので、すべてを子どもたちで解決させようとするのではなく、難しい概念は先生が提示することも必要だと思いました。

 また、問いかけをした後に静かな間があくと不安になってしまい、口走ってしまうことがありました。静かな時間は、子どもの考える時間と捉え、焦る気持ちをこらえて待つことも大切だと学びました。

 いつも生徒を引き付け、笑いの生まれる授業をされている玉置先生は授業の名人だと改めて実感しました。自分も生徒を引き付ける授業が行えるように、これからも玉置ゼミで沢山学ばせていただきます。
 
 今回模擬授業をするにあたって、沢山アドバイスしてくださった玉置先生、協力してくだった下野さん、8期生の皆さん、ありがとうございました。今回学んだことを実習でいかしてきます!(安藤)
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