20220611 バンクーバー日記(小林)

 3週間程前、新型コロナウイルスの陽性反応が出てしまったため、学校にもお仕事にも行けていませんでした。初めは私より前から咳をしていたシェアメイトがいたため、風邪をもらってしまったかなと軽く考えていました。しかし、バイト後にバス停に行くのも辛くなってきておかしいなと思い検査したところ、陽性でした。

 バンクーバーではマスク着用義務がなくなり、街でマスクをしている人の方が少ないです。そんな環境で過ごしているうちに、自分のコロナに対する危機意識も低下していました。自分がコロナウイルスに感染することによって、お仕事先の人に迷惑をかけてしまい、とても反省しました。

 コロナウイルスに罹患している間、ずっと自分の部屋に隔離されていたのでとても孤独でした。一人暗い部屋に何日間もいると、体力だけではなくて精神的にもマイナスなことばかり考えてしまい、弱ってしまいました。お仕事先に迷惑をかけてしまったこと、誰かに移してしまっていたらという不安、授業についていけなくなる不安、考えても解決しないことばかり考えてしまいました。そんなときに、シェアメイトが支えてくれました。風邪薬やビタミン剤を部屋まで届けてくれたり、おかゆを作ってくれました。長い間部屋で寝ていたため、体力も無くなってしまい、長い間お休みをいただいてしまいましたが、みんなの優しさに助けられてまたお仕事に行けるようになりました。

 最近は学校でも、最後のタームである3ターム目に入り、7月にはいよいよ学生期間が終わります。学生期間が終わると、学生ビザから就労ビザに切り替わるので、フルタイムで働けるようになります。今までフルタイムで働いた経験が無いので色々な不安はありますが、今まで以上にお給料がいただけるようになります。しっかり貯めて、ここにいるからこそできる経験に使いたいと思います。

 バンクーバーでの生活に慣れてきて、コロナウイルスに感染してしまったことは私の気持ちの緩みの表れだと思います。これからは楽しむ気持ちは持ち続けつつも、勉強や仕事など気を引き締める部分のことも常に頭に置いて生活していかなければならないと改めて思いました。

 写真は、多くのクラスメイトがバンクーバーで一番好きな場所に挙げていたイングリッシュベイという海岸で撮った写真です。久しぶりに学校へ行けた日に友達が誘ってくれたので業後に訪れました。平日の20時ごろに訪れたのですが、本当にたくさんの人が来ていて驚きました。最近は21時を過ぎてもまだ外が明るいです。

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