6月11日第2回教師力アップセミナーでの学び[田中、新谷、澤本]

 こんにちは。7期生の田中です。今日は、6/11(土)に行われた第2回教師力アップセミナーでの学びについて記事を書いていきます。

 今回のゼミでは北海道の山田先生を講師にお呼びし、インクルーシブ教育についてご講演して頂きました。端末一つで北海道の先生のお話が聞けちゃうなんて、時代の技術は凄いなと感じました。同時に、今後も学び続けていく必要があると強く感じました。

 インクルーシブ教育についてお話を伺う中で1番大切だと感じたことは、取り組むことを明確にしておくことの大切さです。発達障害などの支援を行う際に、見通しをもつために予定などを可視化する取り組みが行われていると思います。障害の有無に関わらずこのように見通しをもって、明確にして取り組んでいくことが大切だと学びました。見通しが明確に立っていない状態で取り組ませる、これは例えると、登山の初心者にどの山に登るのか伝えずに登っていくようなものだと仰っていました。まさにその通りだと感じました。実際に自分も子どもの立場に立ってみると、漠然とした状態ではじまるとなると不安で取り組みにくいと考えます。そのため、インクルーシブ教育の視点に立つと、障害の有無に関わらず、見通しをもって明確的に子供たちが取り組めるようにしていくことが大切だと感じました。

 グループ交流で現職の先生方とも交流させて頂きました。実際に現場でインクルーシブ教育を実践していくことは難しい部分もあるとお話を聞いていて感じました。しかし、教員になったら出来る限り積極的に取り組み、子供の学びをよりサポートできるようにしていきたいです。(田中)


 こんにちは、8期生の新谷です。先日、第二回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は、「学びのユニバーサルデザイン(UDL)の考え方を取り入れた学級経営」というテーマで、山田洋一先生が講話をしてくださりました。

 学びの主体者は子どもであり、そのことを教師は理解した上で、子ども一人ひとりにとって最適な学習ができるように、学習環境を提供するという考え方、これが学びのユニバーサルデザインであることがわかりました。
 
 UDLの利点は、子どもひとりひとりのニーズに合わせて学習を進めることができることです。この講話を聞いているときに、私自身、小学校のときについていけない授業があり、困っていたことがあったことを思い出し、一人ひとりの学習状況に合わせて、学習の見通しを立てたり、選択肢を設けたりするというUDLの考え方は今後とても大切になってくるものだなと感じました。(新谷)

 
 こんにちは!8期生の澤本です。6月11日に行われた第二回教師力アップセミナーで学んだことについて書いていきます。

 今回は、「教室での学びのユニバーサルデザイン」のテーマで山田洋一先生が講話をしていただきました。一番意識しなければいけないことは学びの主役は子どもであるということです。教師が教えすぎてしまうと、子どもは「待っていれば先生が教えに来てくれる」という考え方になり自ら学ぼうとしなくなってしまいます。そこで教師の役割としては上手な教え方に加えて、学びやすい環境を整備することが大切です。そうすれば、子どもは徐々に自分で舵を取って学んでいくことができることを学びました。
 
 また、学びのユニバーサルデザインについて考えると、「平等」「公平」では不十分であることが分かりました。同じ支援をしても子ども一人ひとりは違います。「平等」=「公平」ではないのです。そこで、一人ひとりのニーズに合わせて学習を行うことで、公平性を保ちつつ、学習者の主体性を確保することができることを思いました。

 「なんでみんなと同じようにできないの?」と思うのではなく、「どうしたらこの子にもできるようになるか、そういった支援が適切なのか」を考えられる教師になれるようにこれからも自分の学びを深めていきたいと感じました。(澤本)
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