継続は支えなり(久野)

 こんにちは、7期生の久野舞菜です。

 先週、ピアノ発表会がありました。12回目の出演です。小学1年生の頃から14年間習わせてもらっていたピアノも、今年度で辞めます。

 小学1年生のころは、当然ですが、へたっぴで。でも、学芸会でもピアノで活躍する上手なお友達にあこがれて、練習をがんばりました。

 私には、(家族以外には内緒にしてきましたが…)ピアノを触るとヒステリックになってしまう一面があります。(笑)
「どうしてできないの!?」「あああああああああああ!!!!(怒)」
 叫んで、泣き出す。(笑)
 家族にとっても迷惑をかけたと思います。よく通わせてくれたなぁ、、(笑)


 そんなこんなで、習い続けて、14年。いつの間にか、憧れのあの子は辞めていました。そしていつの間にか、ピアノ発表会ではトリに選ばれてました。私が上手になった、というより、同じレベルの人たちがみんな辞めて、自動的に、いちばんになってしまいました。

 継続は力なり、とよくいいます。力がついたかは、正直わかりません。
 でも、続けてきたことが、私の支えになっていることは確かです。
 自分を好きになれないとき、「でも私にはピアノがある。」そう思えば、自分を許すことができました。

 私よりうまい人は他を探せばいくらでもいます。でもやめなかったこと。それだけが、私のアイデンティティーであり、誇りです。

 3月、学生を卒業するとともに、ピアノを辞めます。でも、14年間の経験は消えません。

 継続は支えなり。

 続けることは、あなたがどうしても自分を好きになれないとき、あなたを支える力になると、そう子どもに伝えたいです。(久野)
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