第5回教師力アップセミナーでの学び(田中、澤本)

 こんにちは!7期生の田中です。今回の記事では、11/12(土)に行われた教師力アップセミナーでの学びについて記事にしていきます。今回は、横山浩之先生のご講話で多くのことを学びました。その中でもこれは4月から、現在私が行なっている学童のアルバイトですぐにでも実践していきたいなと思ったことについて記事にしていきます。
 
 それは、言葉のかけ方についてです。お話の中で、作業記憶の乏しい子どもに対して、「〜をしないでください」と少し否定的な言い方をしても、行動のパターン、レパートリーが少ないため、プラスな行動には繋がっていきません。そのため、「〜をしましょう!」と肯定的な声かけの仕方をすることで子どもの行動のパターンやレパートリーを増やし、同時にそれがプラスの行動に繋がっていくと学びました。

 よく考えてみると、確かに、「しないで」と否定的に言われるよりも「してみよう」、「やってみよう」と肯定的に声かけをされた方がやる気も出るし、なにをやればいいのか明確に分かりやすいなと思いました。一見当たり前のことのように見えますが、言葉の選び方ひとつで行動を変えていける、やる気を出させるなどに繋がると思うとすごいなと思いました。

 言葉の選び方、声のかけ方は自分自身の意識ですぐにでもできると思います。そのため、今回の学び、気づきをきっかけとして、これからの関わりの中で実践していきたいです。
(田中)



 こんにちは!8期生の澤本です。今回は、先日行われた教師力アップセミナーについての記事を書いていきます。

 横山先生のお話で一番印象的だったことは子どもの発達段階をしっかりと理解して根拠を基に指導していくことの大切さです。子どもの認知・心理発達・それらに対する課題を医学的根拠に基づいて理解し、行動することが大切だと気づきました。また、中学生は反抗期に入るため、しっかりと対策を打つことが重要だと感じました。見た目が大人になってきているので周囲は一人前の大人だと錯覚してしまいます。しかし、実際には経験は少なく、まだまだ子供のままです。したがって、目をはなさないが、手をはなすことが大切なことだと思いました。そして、このことを中学校実習で経験させていただいていたことにも気づきました。

 先日までお世話になった教育実習校のクラスはとても雰囲気が良く安心感があるような教室でした。子ども一人一人が発言することに恐れてなく、自由になんでも言い合える関係性でした。担任の先生は「教室に『ただいま』って言って帰ってくる、教室だけは安心できるクラスづくりをしている」とおっしゃっていました。学校・教室での生徒指導を笑顔で子どもに寄り添いながら根気強く、繰り返し、ていねいに行っているからこそ、なんでも言い合える雰囲気のいいクラスができていくのだと改めて学ぶことができました。

 今回学んだことを基に、さらに学びを深めていきたいです。本当にありがとうございました。(澤本)

※写真は林文通先生から提供していただきました。記事とは関係ありません。
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