アンパンマン(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。卒論がやっと一段落しました。卒業まであと何本記事を更新できるでしょうか。卒業まで週に1本記事更新、今週は「アンパンマン」について綴ります。

 私の周りにいる友達は、みんなよくご存知かと思いますが、知らない人のために私!アンパンマンがめちゃくちゃ好きなんです。特にドキンちゃん。ドキンちゃんが大好きで、ちびっ子たちに混ざってアンパンマンミュージアムで大はしゃぎし、車の中も携帯のフォルダもドキンちゃんでいっぱいなぐらいです。いい大人が、、、と言われるのですが、アンパンマンってとても奥深いのです!

 ドキンちゃんへの推し愛を語っていると記事がまとまりませんので、ここから本題とします。

 私が続けているカフェのアルバイト。18歳、段々と周りからも認められて、ちょうどお給料が上がった頃でした。私は、酷いミスを連発するようになりました。お皿を割ったり、クレジットカード決済をミスしたり。それを毎日毎日、昇格したのにも関わらずです。自信損失そのもの。怒られるし、迷惑はかけるしで、もう辞めた方がいいとさえ思いました。

 今日こそは、失敗しないようにしないようにと朝の準備をしていた時、カフェのテレビでアンパンマンが流れました。
 
 ♪もし、自信をなくして くじけそうになったら
 いいことだけ いいことだけ 思い出せ

 『アンパンマンたいそう』の出だしです。全国の可愛いキッズたちは、この音楽に合わせて可愛らしく踊っているわけなのですが、私は、この時涙が溢れました。そうか、いいことだけを思い出せばいいんだと不覚にも気付かされます。

 仕事は、楽しく済ませても仕事、ダメージを負っても仕事で、お給料は同じ。賃金は、ダメージを負った慰謝料ではないのに、自分が何故お金を貰っているのか分からなくなっていました。
 もっと仕事に対して、崇高なポリシーとか目標とか、そういうかっこいいものがあればこんなことで悩まないとさえ思いました。そうしたら、もっと楽しく仕事ができると思い込んでいました。

 お客さんに「しもちゃん今日も元気だね、ありがとう」と言われたこととか、「ありがとね、いつも元気になるよ」とか、そういう「いいこと」だけを思い出して、失敗は忘れて働きました。すると、スランプは抜けていた。知らぬ間に、大きなミスは無くなりもう一ランク昇格を言い渡されていました。

 ポリシーとか目標とか、カッコいいものばかりを追い求めていたくせに、アンパンマンに背中を押された。頭で考えるよりも、もっともっと単純なことでした。

 4月から教師になります。また、私は頭でっかちになってポリシーとか目標とかを追い求め始めそうになる時がいつかやってくるだろうと思うのですが、、、またその時は、アンパンマンに背中を押されるのだろうと思います。失敗が続く時こそシンプルに考えてがむしゃらに働いてみる大切さを18歳で知れた私は、とっても幸せ者です。

 取り留めのないお話となってしまいました。とにもかくにも、疲れた時こそアンパンマンです!生きるヒントがいたってシンプルに散りばめられているから。大人の皆様、もう一度チラッとアンパンマンを流し見してみてください( ¨̮ )とオススメの記事でした!

*写真は、大好きなドキンちゃんと私
 
(下野)
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