12月7日7期生ゼミ模擬授業での学び池戸)

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 こんにちは、7期生の池戸です。最近寒くなってきましたね。無事に卒業論文を書き終え、年末も近づき、いよいよ大学生活も終わりに向かっているのを身をもって実感しています。

 さて,今回はゼミで行った模擬授業での学びを振り返ります。今回私は、小学4年生の「面積」の最初の段階となる「広さの表し方」の授業を行いました。集団追究の場面として、周りの長さで比べる、直接重ねる、同じ形がいくつあるかで比べるといった様々な方法から、広さを比べるためにはどの方法が最適なのかを追究する方法を考えました。

 まず得たテクニックは、交流場面での子供のつぶやきを黒板に残すということです。これは下野さんの模擬授業で得た技をすぐに使ってみました。わかる子だけが発表して終わる授業ではなく、つぶやきから子供と子供を繋いで深めていくことが可能になりました。また、この授業のねらいに近づけるために、聞こえてきていない意見を書いて深めていくという技があることも知りました。

 次に、3通りの意見に対して周りの長さで比べるのはいいのか?という疑問を深めているときに、教師が「このやり方は正しい?」と問うことに抵抗があり、頑張って子供から「でもそれって、、」という言葉を出させようとしてしまいました。しかし、玉置先生から「このやり方って正しい?このやり方でやったグループが、納得するような例を出して!(反例)」と言えば、深まるよと教えていただき、なるほど!!と思いました。
 
 算数には正解があるので、どうしてもそのゴールを目指そうとして、教え込みがちですが、このように発問一つでこんなにも深まるのだと実感しました。

 ゼミでの模擬授業は今回で終わりですが、この学びは確実に4月からの教員生活で活きてくると思います。いや、活かします!(7期生 池戸)

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