12月7日 7期生ゼミでの学び(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。12月7日、ゼミで行う最初で最後の模擬授業を行いました。

 今回私が授業者として大切にしたことは、「集団追究」をつぶやきで進行することでした。子どもに対話をさせ、その後どう「集団追究」するか。これは、今期ゼミでの大きな課題です。玉置先生のご講演やボランティア等で訪問する先生方から「集団追究」を学び、今回の授業は対話中の子どものつぶやきを板書し、それを元に授業を進行するという手立てを実践しました。

 結論から申しますと、どのつぶやきを拾えば良かったのかが明確では無かったことを反省しています。しかし、これはとても良い「集団追究」の一つの手立てであることに自信を持つことが出来ました。

 子どものつぶやきを取捨選択することは至難の業です。子どもの考えも尊重してしまいたくなってしまうからです。その気持をグッと堪えるためには、「授業のねらい」を明確にすることだと私は今回授業者として感じました。玉置ゼミ流に言うのなら、『この授業が大成功したら、子どもはなんと言うだろうか』を突き詰めることです。すると、授業や学習活動の意図や意義が明確になり、子どものどのつぶやきを拾っていくかも鮮明に見取ることができます。

 『この授業が大成功したら、子どもはなんと言うだろうか』
 これは、私たち7期生が初めて模擬授業をした3年生前期のゼミで玉置先生にお教え頂いたことです。私は、ずっとこの言葉を元に授業を作ってきました。自分の授業の軸がブレないために。そして、今回最後の模擬授業でまた一つ先の授業の軸を定めたいと思いました。
 子どもの考えやつぶやきを蔑ろにしないためにも、もっと丁寧に『この授業が大成功したら、子どもはなんと言うだろうか』を考えたいと思います。そういう授業の作り方をこれからもし続けたいです。

 最後の模擬授業は、玉置ゼミ生らしくまた新たなふか〜い課題を見つけられる実践となりました。最後の授業を自分らしく、今までの自分が学んだ成果を思う存分発揮できました!ありがとうございました!

(下野)
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