12月10日 「いのちの授業」を体験的に学ぶ での学び(前野、石上)

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 こんにちは!8期生の前野です。12月10日にじゅうろくプラザで行われた「『いのちの授業』を体験的に学ぶ」というセミナーに参加させていただきました。今回はその時の学びを記事にしていきたいと思います。

 「いのちは大切」という当たり前のことについて考えるためには、いかに自分事として想像力を働かせながら考えられるかということが大切だということを学びました。

 今回はゲストティーチャーとして移植手術を受けられた経験のある加藤さんのお話を聞きながら学ぶという形の授業でした。山田先生の模擬授業を受けてみて、加藤さんの経験を踏まえ、加藤さんやその周りの人がどのような思いだったのかということを想像しながら考えることで、自然と自分だったらこう感じるなという納得解へと繋がっていくことを体感できました。ゲストティーチャーを実際に招くことができなくても、授業者が書籍等から得た情報を子どもに伝え、「どうやって乗り越えたんだろう?」と投げかけることで十分に効果があるということをお聞きし、工夫次第でどんな形であっても深い学びが得られるということを感じました。

 また、ゲストティーチャーの話を聞く前にまず子どもに考えさせてから話してもらうことで、子どもはより話がスッと入ってきて全体でより考えを深めていきやすいということも分かりました。話を一方的にただ聞くだけでは自分事としては考えにくく集中力も続かないので、授業者が子どもとゲストティーチャーの橋渡し役になり授業を進めていくべきだなと感じました。

 今まで「いのちの授業」について学ぶ機会はほとんどなかったので、今回のセミナーはとても貴重な経験になりました。考えても考えても終わりのない「いのち」というテーマ。まだまだたくさんのことを学びたいと感じたセミナーになりました。玉置先生を始めご登壇なさった先生方、一緒に学んだ玉置ゼミ生の皆さん、ありがとうございました。(前野)


 こんにちは。9期生の石上夕貴です。12月10日に開催された「『いのちの授業』を体験的に学ぶ」というセミナーに参加させていただきました。

 今回の講演では山田先生とゲストティーチャーの加藤みゆきさんによる模擬授業を受けました。加藤さんは腎臓や膵臓を移植してもらうという経験をし、そこで感じた心の葛藤や当時の思いをお話してくださいました。加藤さんのお話を通して、私自身「いのち」とはなにか、どのようなものなのかについて深く考えるきっかけとなりました。

 私は先日、身近にいたペットが亡くなってしまうという体験をしました。その時「いのち」というものはこんなにも一瞬でなくなってしまうこと、当たり前にあるものではないということを実感しました。この体験は、山田先生も仰っていた「『いのち』は大切だという分かりきったことを、いかに自分事として考えさせられるか」ということの重要性について気づかせてくれたように感じます。

 また、「いのち」を自分事として考えるためには、動画や具体的なエピソードを提示し、「自分だったらどうする?」と問いかけるなど、授業における様々な方法も学びました。

 道徳の授業は正解があるわけでは無く、私自身模擬授業でもとても苦悩した覚えがあります。しかし、だからこそ自分自身が今後どう生きていきたいかを教師も一緒になって考え、自分なりの答え出していけるような、そんな授業にしたいです。今回はこのような機会をいただけて、新しい学びをたくさん得ることができました。ご協力いただいた先生方、ゼミ生の皆さんありがとうございました。(石上)

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