わずか2ヶ月で増刷!(玉置)

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 1月29日に発刊した「教師のための話し方の技術」(玉置崇・菱田さつき著、明治図書)が、わずか2ヶ月で増刷となりました。

 自信を持って世に出した本ですが、短期間での増刷決定はとても嬉しいことです。

 皆様、ありがとうございました。

春の教育本お勧め(その2)

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 新年度も間近。中学校担任向けの春に揃えると良い、私の編著シリーズのその2。学級開きが大切。

春の教育本お勧め(その1)

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 新年度も間近。中学校担任向けの春に揃えると良い、私の編著シリーズ。

全日中発行機関誌「中学校」(3月号)に拙稿掲載

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 中学校長時代、毎月、しっかり読み、学校経営に生かしていた全日本中学校長会発行の機関誌「中学校」810号(3月号)に拙稿が掲載された。校長時代を思い出す。

3月16日西尾市立吉良中学校へ指導助言

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 早朝から午後に訪問する西尾市立吉良中学校から届いた文書を見て、指導助言のためのプレゼンを作成。仮の研究主題と指導案を見て、学習指導要領上の位置付けと検討すべき事項を示すための資料完成。

 10時過ぎに家を出て、西尾市立吉良中学校へ向かう。ナビで1時間30分ほどの表示。以前に西尾に行ったときは、23号線がこんでいて、ナビより30分間ほど時間超過。その心配もあるので、早めに家を出る。

 12時30分頃、学校着。授業アドバイスツールで撮影した動画がプレゼンできるかどうかを確認。授業開始まで校長室で研究に際しての現況をお聞きする。

 13時15分から14時5分まで、1年生国語科授業。単元「相手意識・目的意識を強くもって書こう」で、文章推敲力をつける授業。

 生徒と教師の関係はすこぶるよく、温かい教室。発言も多く、教師が困るほど。ふり返りを書いて終了。

 校長室で助言の準備。学ぶために来校したEDUCOMの若い二人にも感想を聞きながら、僕の授業論を伝える。

 15時15分から1時間、先生方を前にして話す。最初の10分間ほどで授業アドバイスツールで撮影した動画をもとに指導助言。

 次に50分ほどかけて、研究を進める上でのポイントや留意点を話す。書籍を紹介したところ、「教師のための話し方の技術」は持参した10冊完売!感謝。

 校長室でさらに質問を受けて応答。17時過ぎに終了。

3月12日愛知県小中学校長会で講演

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 愛知県教育会館で開催された「愛知県小中学校長会 常任委員会・評議員会」で講演。

 演題は「令和の日本型学校教育を考える」。コロナ禍のため参加人数は半数に絞り、100名ほどとのこと。

 3本柱「学習指導要領の着実な実施」「GIGAスクール構想の実現」「働き方改革の推進」で70分間話す。

 内容は絞ったとはいえ、かなりの量なので、かなりのスピードで話す。伝えたいことは伝えきったという思いはあるが、参加の皆さんはどうとらえられただろうか。演題指定をいただいたので、僕としては新ネタが1本できて幸運。

 僕にとってはいわば古巣。あちこちで声をかけていただけて、懐かしい思い。つながりの有り難さを実感。

数学単元テストづくりに関わる(玉置)

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 明治図書から、写真のチラシが届きました。

 中学数学単元ごとの評価に使いやすいプリントの作成に関わらせていただいたからです。

 「思考力・表現力・判断力」、いわゆる数学的な見方・考え方に基づいた説明力を評価するための「説明する問題」を、私が前端元にわたって提示しました。

 多くの学校で採用していただけることを願っています(玉置)。
 

3月11日岡崎市立額田中学校指導助言

 今日は今年度3回目の岡崎市立額田中学校での指導助言。
 
 研究授業は1年生数学で「データの分析」の内容。統計分野はとても大切。しかし、自分もそうであったが、年度末で授業数が少なくなり、十分に時間をかけることが出来ない中で学習することになることが多々ある。

 授業者の田中先生は、計画的に授業を進めておられ、1年生統計分野の最終場面として、提案性があるとても良い授業を子どもたちと共に創りあげておられた。

 授業アドバイスツールであるグループの話し合いを観察。これまでの学びを生かして、統計の数学用語もしっかり使いながら、まさに論議。

 また子どもたちの関わり合いも自然体で、理解が不十分な仲間に優しく声をかける子どもを見ることができて、こちらの気持ちもよくなる。

 時間の都合があり、先生方の話し合いは10分間。僕は40分間の時間をいただいたので、授業講評を10分間。「令和の日本型学校教育を考える」と題して30分間の講話。話があちこち飛んでしまって、聞き手の皆さんには申し訳ない話になってしまった。深く反省。

 北村校長先生はこの3月末で定年退職。お互い、書籍「数学大好き」(2002年5月刊)を執筆したのが縁となってからのおつきあい。何かと声をかけていただき、この3年間は額田中の研究にも関わられていただいた。おかげさまで、額田中学び合いスタイルが確立される過程をみることができて、貴重な3年間。北村先生には深く感謝。

 最後に北村校長からいただいた校長授業記録が凄い!タイトルだけでも紹介しておきたい。
1年生「文字を活用して、方程式のよさに気づこう −辛いことをCRSで乗り越えて、幸せな数学授業−」
2年生「文字を活用して、17段目の秘密を解明しよう −辛いことをCRSで乗り越えて、幸せな数学授業−」
3年生「今まで学習したことを活用して、黄金比を求め、正五角形の作図に挑戦しよう−辛いことをCRSで乗り越えて、幸せな数学授業−」

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枚方市におけるICTを活用した学校教育の推進に係るアドバイザーとして講演(玉置)

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 3月3日16時から17時まで、オンラインで、1月からスクールライフノートの検証をしていだいている枚方市の3校の先生方のオンライン研修会で講演。僕は今年度、枚方市におけるICTを活用した学校教育の推進に係るアドバイザーを拝命している。

 事前アンケートを読むと、「心の天気・学びの天気」の背景の理解不足を感じたので、子どもの日々の心情のとらえ、子どもとの関係作りにこれまでにない有用なアプリであると説明を丁寧にしながら5点から価値付け。

 終了後、教育長や教育監から挨拶を受ける。僕は実際に取材したいと依頼。(玉置)

大治小学校指導助言

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 10時に家を出て、大治町立大治小学校へ向かう。オンラインを含めて3回目の訪問。11時から研究を推進しておられる方々から、これまでの概要をお聞きする。

 目指す児童像が明確で、そのための手立てもしっかりしている。
(1)自分の個性や学力を客観的に把握し、受容できる子。
(2)他者のよさを認め、自分の思いを表現できる子。
(3)考えを伝え合い、生き生きと学び続ける子。

 嬉しいのは、スクールライフノートが昨年10月から活用されていて、目指す児童像を実現するためにとてもうまく活用されていることだ。

 例えば、次のような「心の天気」のアンケートもあり、日常化されていることがよくわかる。(長文だが紹介しておきたい)

 心の天気 教員アンケート まとめ 令和2年 12月実施
1 教員が児童の把握をしやすくなった
・タブレットで、一目で誰がどれを選んだのかが分かるため、⚡や☂の子には、朝の内に声をかけることができる。
・毎日、☀ばかりの児童もいれば、毎日、☁、☂、⚡が多い児童など、児童の心の様子が教員にとってわかりやすい。
・教員が子どもの特性をつかむのに役立っている。
・毎日、児童の「心」が分かり、声をかけるきっかけになったり、必要な場合は、保護者に連絡をしたりなど、寄り添った指導ができ、大変良かった。
・子どもとより深く話すために役立てている。

2
 児童が客観的に自分を把握している
・自分のことを見つめることができ、自分を知る力がついた。
・自分のタブレットを使用したときは、児童のモチベーションもあがり、心の天気の振り返りにもなる。
・紙媒体の時は、作業になっていたが、タブレットで天気と理由を一言書かせると、作業ではなく、思考していたようにみえた。
・本人が、晴れを付けられるように行動しようとしている。
・毎日行うことで、「日々の自分と向き合っていたんだ」ということが、心の天気の振り返りの記述でわかった。
・自分の心の状態を知ることができた児童が多かった。
・自分の心の状態を知り、少しずつ理由やどうしたらよかったのかを考えている児童がみられた。
・何が原因で心の状態が変化しているのかを考えられる児童がみられた。
・始めの方は、☀ばかりつけていたが、その日の気分や理由でいろいろな天気を付けている児童が出てきた。
・その日の時間割で☀にしたり、☂にしている児童が、男子の中で多かった。
・体調が悪いときに、☁や☂にしている児童もいた。
・「毎週●曜日は、〜だから、いつも☂or☀」と、曜日によって習慣化しているのも、児童自身が理解し、発言をしていた。

3 心の天気を通して、自分の心や気持ちを伝えることができる
・☁や☂だった児童も、気持ちを伝えることで、表情が明るくなっていった。
・「今日も晴れだ!」と喜びながら、入力している児童が多い。
・自分で基準を決めて、天気を選んでいる児童がいた。
・自分なりの天気を選び、理由をもつ子がほとんどになった。「塾があるから☂」、「早く帰れるから☀」など、自分の気持ちを伝えてくる児童が多い。
・一日でも多く晴れになるように、児童一人一人が頑張っていた。

4 ICT化したメリット
・タブレットを利用することで、児童の心の天気が見やすくなった。
・紙媒体は、ぐちゃぐちゃに書いてしまったり、破いてしまったりすることがあったが、タブレットになってからは毎日楽しそうに取り組んでいる(特支)
・アプリに切り替わったことで、効率的に入力、確認ができた。
・タブレットで記入し、理由を一言書かせると、手立てとしてしっくりきた。
・教師用タブレットで行っているので、誰がやっていないかなど、すぐにわかる。
・タブレットで心の天気を入力することに慣れてきた。

5 その他
・自分のよいところが分かり、嫌なことがあっても、よいところを見つめて、立ち直ることができると予想できる。
・人によって基準が違うため、普段⚡をつける児童がさらに嫌な気分になったとき、教員も児童もわからない。
・保護者も理解してくれており、家で声掛けをしてくれていることがありがたい。(個人懇談等で、複数の保護者の方から話をいただいている)
・家でのことや習い事のことなどを反映している児童が多い。
・学校での心の変化を反映するのに、帰りの会や授業の後なども使うとよい。
・振り返りの手立てとして行っていたが、学びの天気を使ったら、授業のことがマークでわかりやすくなった。

課題点
▲児童自身が自分をみつめる手立てとしては、低学年には、少し難しいと感じる。
▲タブレットを出したり、片付けたりするのに、収納庫の前が込み合って大変である。
▲天気だけで☂や⚡の児童に声をかけるというのは、高学年にとってハードルが高い。
▲支援の児童が児童用タブレットで入力した心の天気は、支援のスクールライフノートに反映されないのが不便であった。




 全学級の授業を参観。多くの学級でchromebook活用。子どもたちの活用状況も困っている様子はない。学び合いも促進しようとする教師の意図的活動もよく見ることができた。

 午後の研究授業は、授業アドバイスツールで撮影。情報分野の新しい授業提案で、意欲的で挑戦的な授業。

 研究協議後に、僕に与えられた時間は45分間。始めに「心の天気・学びの天気」の改めての価値付け。そして大治小学校の研究が文部科学省が提唱しているこれからの授業実現にマッチしていることを価値付け。最後は研究授業者に前に来てもらい、授業アドバイスツールを使って授業場面を再現して、この場合はこうした授業技術を活用した方がよいと助言。先生方に協力いただいて、ロールプレイもしてもらった。皆さんの頷きが多く、話すことに勢いをつけてもらった。

 校長室で研究スタッフから、さらに質問をもらい、その対応。17時30分頃まで学校に滞在。

第11回授業UDカレッジ with zoom 登壇

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 2月21日(日)は、第11回授業UDカレッジに登壇しました。

 与えられた講義は、「学級経営と職員及び保護者との連携」。エピソードをたっぷり入れての90分間。

 「温かさが伝わる学校・学級経営」という司会のまとめのコメントが嬉しい。思いを伝え切れたという満足感あり。受講者の皆さんの反応は気になるところ。90分間のギャグなしはホント久しぶり(笑)。

月刊誌「数学教育」3月号は見開き玉置

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 月刊誌「数学教育」(明治図書)2021年3月号の最終ページは、見開き2ページが私でした。なんとなく嬉しいです。

拙著2冊の増刷連絡

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 嬉しい増刷の連絡あり。息が長い本になったことの喜び。

1 『わかる!楽しい! 中学校数学授業のネタ100 2年』9刷

2 『中学校学級担任必携 生徒指導要録作成の手引き&総合所見の文例1080』7刷

菱田さつきさん「教師のための話し方の技術」を語る

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 「教師のための話し方の技術」の共著者・菱田さつきさんが、いつも開催しておられますFacebookライブで、この新刊本のことを語られました。

 ぜひここをクリックして視聴(YouTubeで8分間)ください。
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愛日地区主幹・教務主任研修会にて

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 2月3日は当初の予定では、愛日地区主幹・教務主任研修会で「GIGAスクール構想具現化に向けての教務主任の在り方」と題して講演することになっていた。
 
 しかし再び非常事態宣言が出されたこともあり、最終的にはオンデマンド型講演に決定。つまり僕が自宅で講演動画を作り、それを限定公開で見てもらうということに。

 すでに数日前から公開中。どれだけの方の視聴があったのが、こちらでわかるのもよい。動画を作成してからも新たな情報を得たので、生講演であれば急遽入れ込めたのだけど、しかたがないこと。ちなみに今回も新ネタ。

2月2日北設楽教務主任・校務主任会研修会

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 北設楽地区の教務主任・校務主任会研修会で講演。

 14時から10分間の休憩を挟んで「主体的・対話的で深い学びを促す学習評価の在り方」と題した講演2時間。

 教務主任・校務主任の研修会で、講師リクエストをとったところ、僕が1位になったとか。ありがたいこと。それにお応えするつもりで、最新情報を入れて、また学校での伝え方を意識して話す。熱心に聞いていただける皆さんに熱が入る。

 先日オンライン講演をさせていただいた東栄小の先生にいきなり、その後の「心の天気・学びの天気」の活用状況をお聞きする。もの凄く嬉しいことを話していただけた。すでに子どもも教師も「心の天気」を楽しんで活用していること、「学びの天気」を活用して授業でしっかりふりかえりをしている学級もあるとのこと。その後の講演にますます力が入ったことは確か!

春日井市の「心の天気」実践紹介(教育家庭新聞)

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 教育家庭新聞に春日井市での「心の天気」実践が紹介されました。以下はその記事です。

■水谷 春日井市では2020年10月より「心の天気」の活用が始まっています。これは「スクールライフノート」(株式会社EDUCOM)の機能の1つで、子供たち自身がその時の「気持ち」を天気で示し、コメントも記入でき、心の変化を可視化できるものです。

■福井 出川小学校では、心の天気は6年生で朝と帰りに利用しています。登校したら各自で天気マークを登録し、任意で一言コメントを書き込んでいます。帰りの会が始まる前にも同様に入力をしています。

継続していると、いつも私に直接話しかけてくる子供のコメントは少なく、あまり話しかけてこない子供からのコメントが多いことがわかります。また、直接言いにくいことをここに書き込む子供や相談したいと伝えてくる子供も出てきました。心の天気により、コミュニケーションの手段が増えたと感じています。

37人分の天気とコメントを朝の5分程度で確認していますが、いつも同じ天気を入力している子が違う天気を入力すると気になるものです。その日の終わりにはどんな天気を選ぶのか、など注目したり配慮したり声かけしたりするきっかけにもなっています。

■水谷 春日井市では校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」を使っていますが、心の天気との連携が予定されており、連携できると曇りが3日続いた子供をアラート表示するなどの仕掛けが使えるようになります。

時間割に合わせて、授業ごとに天気を押すことができる「学びの天気」機能も活用できる予定です。

ここで春日井市のすべての実践をお読みいただけます。

1月31日教職パワーアップセミナー(玉置)

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 愛知県はコロナ禍で緊急事態宣言が出されていますが、学びを止めてはいけません。感染防止策をしっかりとられた会場で、登録講師の皆さんを対象として教職パワーアップセミナーが今年度も行われました。私は二日目の最初の講座を担当しました。

 「教師としての大切な作法」と題して、最新情報も入れ込みながら60分間の講義をしました。

 連続6年、講師をさせていただいていることはとても光栄なこと。ただし、様々な事情により来年度は形を変えての開催になりそうとのこと。ここでのこの講義は最終回と勝手に思い、いつも以上に濃密な時間としたつもり。

「先生のための「話し方」の技術」発刊(玉置)

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 「先生のための「話し方」の技術」(玉置崇・菱田さつき共著、明治図書)が発刊されました。

 私が日頃から意識している話すことについての様々な知見をわかりやすくまとめました。また共著者の菱田さんは、スピーチコンサルタントをされておられますので、経験を踏まえた話すこと、聞くことのコツをしっかりと書かれています。ぜひお求めくださいませ。

 以下は明治図書サイトの案内文です。

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 あなたの言葉は、本当に子どもに届いていますか?

 授業名人とスピーチコンサルタントによるスペシャルコラボ企画。話し上手・聞き上手になるための基礎基本から、記憶に残るフレーズの使い方、無駄な言葉の削り方など教室で即使える実践的なスキルまで、先生に特化した話術の教科書です。

第1章 あなたはどれくらい意識できていますか? 「話し上手」「聞き上手」になるための基礎知識
第2章 話し上手は聞き上手! 教室で役に立つ「聞く」技術
第3章 実践しよう! 「話す」技術の使い方
第4章 これができればあなたも一流! もっと話し上手になるための「応用」技術
第5章 玉置崇×菱田さつき 対談 「話し方」の技術

1月の講演(25日、26日)

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メモ的な記事。

1月25日 長崎市教育委員会講演「学校力を高める働き方改革」(オンライン)

1月26日 恵那市教育委員会講演「心の天気・学びの天気のよさを語る」(オンライン)

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