2021年5月21日棚園さんとの交流会が義父新聞に掲載されました

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 ここのところ、7期生が発信している「漫画家・棚園正一さんを招いての交流会」の義父新聞に本日(2021年5月21日)に掲載されました。

 記者の村瀬さんが書いていただいた記事です。貴重な機会となりました。ありがとうございました。

 記事は、ここをクリックしてお読みいただけます。

5月14日 TT交流会(岡、久野、吉久)

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 こんにちは!梅雨が始まって外に出なくなりそうなので、頑張って体を動かそうと思っている岡です!

 5月14日(金)に行った、「棚園先生×玉置ゼミ TT兄弟ならぬ!?TT交流会」での学びについて岡、久野、吉久の3名の学びを載せさせていただきます!

[岡]
 こんにちは、7期生の岡倖太郎です!今回は「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友達」の著者である棚園先生をお呼びして、「棚園先生×玉置先生 TT兄弟ならぬTT交流会!!!」を開催しました。

 この交流会を通して、自分が感じたことについて少しお話しさせていただきたいと思います。

 まず、私がこの交流会を通して、1番強く感じたことは、どんな子どもに対しても変わらず普通に接するということです。棚園先生のお話の中で1番学校の先生に何をして欲しかったですがという問いに対して、なにをしてほしいとかではなく、ただ学校に来てる来てない関係なく、普通に接して欲しかったというお話がありました。

 私のイメージでは不登校になった子には手厚い支援が必要だと感じていました。しかし、そのような子どもの立場になると逆にその扱い方に恥ずかしさなどを覚えるという意見を頂きました。だからこそ、学校に来るこないに関わらず、どの子どもにも接していくべきだなと感じました。たしかに、世の中では人は皆平等とよく言われています。その中で確かに学校に来てない子だけを特別な目で見ることもよくないと感じました。そのため、難しいとは思いますが先生として将来は全ての子どもを同じ扱いすることが大切だなと感じました。

 次に感じたことは、子どもには諦めずに接し続けるということです。玉置先生からのお話でもあったのですが、子どもはふとした瞬間に顔を上げることがあるという話でした。だからこそ、教師は諦めずに子どもと接していくことが大切だと感じました。

 以上の2つの話よりやはり不登校の問題は本当に難しい問題だなと思いました。特別に接してしまうと子どもにとって苦痛になり、それからといってあまり関わらすぎると、ふと子どもが顔を上げた瞬間に子どもを拾えないことがあるということでここの微妙なバランスがとても難しいと思いました。

 だからこそ、私がこの会から考えたことは結局は子ども1人1人と真剣に向き合っていくことが大切だなと思いました。真剣に向き合えば、いつか子どもが顔を上げた時に拾えるし、子どももこの気持ちを感じてくれれば恥ずかしいという思いの方に傾くことも少ないのではないかと思いました。

 貴重なお話をしてくださった棚園先生、このような機会を設けてくださった玉置先生、本当にありがとうございました!

[久野]
 こんにちは、7期生の久野です。「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友だち」の著者である棚園先生をお呼びして、交流会をしました。その名もTT交流会!(玉置ゼミのT×棚園先生のT!)

 吸収したい学びが多すぎて、頭がいっぱいいっぱいです。そんな幸せな悩みを噛み締めて、学んだことをゆっくり着実に自分のものとしていきたいです。たくさんの学びの中で、特に私の心に残ったものを紹介します。

 昨日まで、不登校になったことがある棚園先生は、そうでない私とは全く異なった考え方を持っているのだと思っていました。しかし、今日の棚園先生のお話はわたしにも共感できるものばかりでした。

 私はこれまで、不登校児はそうでない子どもと違う価値観を持っているのだと思っていました。無意識に、差別的な見方をしていたのだと思います。だからこそ、不登校児の感じ方を知らなければ、と考えていました。今回の交流会で、その考えは全く覆りました。
不登校だから、そうでないから、に関係なく、私たちは、一人一人違うけど近い感覚を持っていて、共感し合うことができる存在なのです。

 初歩的ではありますが、そんなことを実感しました。教師になろうとする身が、差別的な見方をしていたことに気づき、恥ずかしくなりました。

 棚園先生は、「学校来てる・来てないに関わらず、普通の子として、普通に、気楽に接してほしい」とおっしゃっていました。これからは、不登校だから、困っている生徒だから、などといったフィルターをかけたりせず、誰に対しても、共感し合える一人の他者として接したいと思います。

 今回の交流会がなければ、この気づきは得られませんでした。そのまま教師になり、棚橋くんを異端な存在だと特別視し、苦しめてしまっていただろうと思います。棚園先生とお会いし、自分の意識を変えられることができ、本当に良かったと思います。

 お越しくださった棚園先生、貴重な機会を設けてくださった玉置先生、ありがとうございました!

[吉久]
 こんにちは。7期生の吉久です。今回は、「棚園先生×玉置先生 TT兄弟ならぬTT交流会!!!」を開催しました。

 棚園先生は「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友達」という漫画を描かれた方です!このような方と実際にお会いして、玉置ゼミでお話することができてとても嬉しいです。学びを深める貴重な時間となりました。ありがとうございました。

 今回の交流会を通して、私が特に印象に残ったことを2つお話ししたいと思います。

 一つ目は、「寄り添う」ことの大切さです。

 不登校の子どもとの関わり方について、その子の今後の目的などを提案するのではなく、ただそばにいて、子どものことを信じることが大切だと思いました。安心感を得られたら、その後は何かしらの行動を欠かさずに続けていきたいです。反応がなくてもいつか「ふと顔をあげたとき」、その瞬間に立ち会えるまで粘り続けようと思います。不登校の子どもに限らず、一人一人の子どもに違ったアプローチをし、それぞれの心の拠り所となれる教師でありたいと思います。

 子どもとの関わり方を考えていると、教師という人は子どもにとって良くも悪くも影響を与えているということをひしひしと感じました。

 二つ目は、「人生のターニングポイント」についてです。

 人生のターニングポイントはいくつかあるなかで何が一番のターニングポイントだろうと気になっていたところ、棚園先生は「三か月に一回程あるので決められない」とおっしゃられたので、私は驚いてしまいました。それほどに人生のターニングポイントはあるのかと。

 お話をお聞きして「なるほど!」と思いました。確かにターニングポイントにはプラスもマイナスもあって、もしかしたら自分自身気づいていないだけでたくさんあるのかもしれないです。

 私自身のターニングポイントを振り返ってみました。辛いことも楽しいこともありました。でも、辛い経験があったから今は楽しいと感じ、くさらずに続けてきた結果なのだと今は思います。つらい過去の経験があったからこそ、今が幸せに感じられます。でも、辛い当時は辛いのです。未来を見据えた話をされて納得する人はいないと思います。そこで、一つ目に挙げた「寄り添う」ことの大切さにつながります。

 あの辛い経験があったから、今があると前向きに捉えられるように、「寄り添う」ことを大切にしていきたいです。

 貴重なお話をしてくださった棚園先生、このような機会を設けてくださった玉置先生、本当にありがとうございました。

5月14日 TT交流会(下野・高橋・田中)

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 こんにちは7期生の下野です!5月14日(金) 玉置ゼミ7期生の時間に『棚園先生✖玉置ゼミ TT兄弟ならぬ!?TT交流会』を開催しました。今回は、本交流会での学びを綴りたいと思います。

 棚園先生がお書きになられた2作品『学校へ行けない僕と9人の先生』『学校へ行けなかった僕と9人の友達』を私たち玉置ゼミ生は必読書として読みました。皆の感想はそれぞれです。ただ一つ共通していることは、教師になる上で皆大切な視点を学んだという点だと思います。

 今回の交流会で私が大きく学んだことは、「愛」です。交流会が進むにつれ、教師という職業の責任の重さがグッとのしかかり、怖ささえ感じました。人と関わる仕事って難しいなと思いました。

 「先生のための『話し方』の技術」には、相手の立場に立ってはなど難しいと明記されています。人の気持ちや立場を完璧に理解することは、難しいんです。それなら、何ができるかと思った時「愛」を持って見守ることだと本交流会で学びました。

 「フツウ」が変容していくように、学校へ行けない子どもはずっと同じ気持ちでいるわけではありません。ふと顔を上げたくなる瞬間があるのです。その時に、教師が「愛」を持って側に居続けてあげたのならば、きっと子どもは安心し、さらなる「フツウ」の変容へのきっかけにもなることでしょう。

 私達がそれぞれに本を読んで感想を持ったように、人の気持ちはそれぞれです。もしかしたら偶然にも考えていることが分かるときがあるのかもしれません。でもそれって稀です。人の気持ちは見えませんから。

 だから、臆することなく子ども達へ「愛」を素直に伝えたいです。それが嬉しい伝え方なのかどうかは、やってみないと分かりません。違ったなら謝って直せばいいのです。反応がよく分かりづらかったら、反応が分かりやすく出る接し方を見つけてゆけばいい。とにかく大切なことは、「愛」を持って子どもの側に居続けること。それは、不登校であるとかないとか関係はありません。子どもは愛されたがっていると私は思うのです。

 沢山のことを学びました。まだ胸がいっぱいで頭の中も出力が追いつかない中でしたが、こうして記事を綴っています。今の感動や想いを忘れたくないからです。

 初めて7期生が企画に挑んだ交流会は、「笑いあり、学び合いあり」の素敵な会となりました。「愛」を持つ教師となれるよう、また今後一層みんなと一緒に頑張っていきたいと思いました。お越しくださった棚園先生、いつもこうして私たちに素敵な機会を与えてくださる玉置先生、一緒に学んでくれた7期生のみんな、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。(下野)

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 こんにちは、7期生の田中です。今日は先日行われた棚園先生との交流会について記事を書いていきます。

 今回交流させて頂いた棚園先生は、マンガ『学校へ行けない僕と9人の先生』や、『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』など棚園先生御自身が実際にされた不登校の経験をもとに、不登校児の様子や心理描写を描いたマンガを描かれている漫画家さんです。実際の不登校の経験や、どのような気持ちだったかなどを交流会の中で伺う中で、自分自身が教員になった際に不登校児とどのように接していくのが良いかについて考えました。

 不登校児と関わっていく中で特に大切だと思ったことは2つあります。

 1つ目は、特別扱いしないことです。先生側の立場からすると「学校に来てほしい」という思いが強くなってしまい、その気持ちを子どもにも押しつけてしまいがちですが、不登校児からしたら原因が何で行けないかなどもわからないので、逆にプレッシャーに感じてしまうようです。そのため、家庭などに訪問した際も、学校に行っているかのように、日常会話などをして普通に接することが大切だと感じました。加えて、学校に来た際も、周りの子に「〇〇さんに優しくしてね」など特別扱いするのではなく、みんなと同じように叱ったり、遊んだり、声をかけたりすることが、不登校児にとっても1番過ごしやすい環境だと思いました。

 2つ目は、色々な方法や考えを提示して、その子が顔を上げるまで待ち続け、顔を上げた時に1番良い方法を一緒に考えていくことです。不登校児に対して、原因や結果をすぐに決めつけてしまったり、解決しようと色々なことを試していくと思います。しかし、すぐに原因や結果の解決を求めるのではなく、その子に寄り添い続け、顔を上げたタイミングで1番良い方法を一緒に考えていくことが大切だと学びました。忙しい中で、子ども1人に寄り添い続けることは難しいかもしれません。しかし、このようにその子のペースに合わせて寄り添っていくことが、その子の救いにもなり、解決にもつながっていくのだと感じました。

 他にも交流会を通して多くのことを学びました。日々忙しい中で子ども1人1人に向き合い寄り添っていくことは難しいことだと思います。しかし、その中でも子どものことを考え、声をかけたり、一緒に考えたりすればきっと子どもたちにもその思いが届くと思いました。今回の交流会を通して、より一層子どもたちに寄り添った教育をしていきたいという思いが強くなりました。このような機会を作って下さった玉置先生、貴重なお話をして下さった棚園先生、素敵な会を作ってくれた7期生の皆、本当にありがとうございました。交流会での学びをいかして、これからも学び続けていきたいです。(田中)

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 こんにちは。7期生の高橋奈優です。先日、玉置ゼミの必読書である「学校へ行けない僕と9人の先生」の作者である棚園正一先生と「T.T交流会」を行いました。7期生初めての企画で不安はありましたがそれ以上に学びの連続で密度の濃い時間になりました。では、私が「T.T交流会」で特に印象に残ったことを話します。

 突然ですが、みなさんの今まで生きてきた中での「ターニングポイント」はいつですか?

 これは、棚園先生への質問コーナーで7期生が用意した質問です。棚園先生はいい事も悪いことでもターニングポイントは3ヶ月に1回とかなり頻繁にあったと仰っていました。

 私は、「いいことも悪いことも」という点から今までの出来事を振り返ってみると教師になろうと思ったきっかけは光の帝王(棚園先生いわく先生のお気に入りの児童で常に教室のトップにいるような子)だった親友からの無視や仲間外れでした。その時は、学校に行かないと負けた気分になるからという思いで嫌でも必死に学校に行っていました。

 また、ひとり親である母に迷惑をかけたくないと幼いながら思っていたためクラスに友達が誰もいない状態でしたが学校に通っていました。そして、その時に親身になってくれた担任の先生に憧れを持ちました。今思えば、あの時があったから明確な将来の夢ができたのでただ苦しかった経験で終わらず長い目で見るといい方向へ向かうターニングポイントであったと思いました。棚園先生も、あの頃があったから今があると思えるようになったと仰っていました。

 しかし、私たちが出会う子供たちはその時辛い思いをしています。後々わかってくるから頑張ろ!では通用しないと同じことを思ってくれたゼミ生の仲間が質問をしてくれました。その答えとして、『寄り添う』とはどういうことかという話になりました。

 今日の会の本題に入る前にゼミ生が棚園先生の著書を読んでの感想を言った時に大半の子が「寄り添っていきたい」と言っていました。私もそう言いました。その『寄り添う』にも色々なアプローチがあります。学校に行けない子にとっての『寄り添う』は気づいたらずっとそばに居てくれた存在だと思います。他の子と違う扱いをされてもかえって恥ずかしいし、どれだけいい言葉を掛けてくれてもその時に届かないものだと棚園先生の著書にも実際に今回生の声でも聞きました。ふと顔を上げ、周りを見た時に頼れる人がいるかいないか、かけてくれた言葉があったかなかったかで大きく変わってくると思います。不登校の子に限らずこれから出会うであろう子供たちに「寄り添う」先生になりたいです。

 最後に、棚園先生へ貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!またいつかお話できる機会があることを楽しみにしながら玉置先生やゼミの仲間と学び合っていきます。この会を通して改めて7期生の仲間や玉置先生と出会えて良かったと思いました。これからがとても楽しみです。(高橋)

5月14日 TT交流会(池戸・丹羽・今井)

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 こんにちは。T!TT!TTTT〜!!7期生の池戸、丹羽、今井です!今回は、先日行われた「TT交流会」についての学びの記事になります。T 「TT交流会」の由来や、棚園先生については、玉置先生が記事で説明してくださっているので、早速3人の学びをお話します!

【池戸】
 待ちに待ったTT交流会。7期生が初めてみんなで1から考え作り上げ、本日無事終わることができました。時に笑いあり、時に新たな発見ありの1時間半はあっという間でした。今の私の心の中は7期生全員で作り上げたからこそ感じられる達成感と、こういう学びの場をいつも与えてくださる玉置先生への感謝の気持ちとなにより本日この交流会に足を運んでくださった棚園先生に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

 さて今日の交流会の中で、『寄り添う』というキーワードが出てきました。教師になった時に、もし不登校の生徒がいたら必ず私はその生徒に寄り添うことを第一に考えると思います。

 しかし、よく考えると寄り添うとは?今日の学び合いの中で学校に来れない子は自分自身なんで学校に行けないのかわからない。学校に行かないうちにさまざまな弊害が積み重なり自分の中でも整理がつけられない。そういう子に教師がさまざまなアプローチをしても響きません。棚園先生がおっしゃっていたように、寄り添うとは相手が苦しくてどん底にいる時にかける言葉やアプローチを相手が少し前向きになって顔を上げた時に同じ言葉がけやアプローチをすること。これを聞いてなるほど!!!と感じました。

 人間はみな平等です。だから誰かを特別扱いする必要なんてありません。著書の中でも棚橋くんが『先生やクラスのみんなに優しくされればされるほど特別になってしまう。』と言っていたように学校来てる、来てないなんて関係なく1人の人間として寄り添うことが大切なのだと感じました。そして時に教師が1番の友達になること!!!下野さんが言ったこの言葉も教師を目指す身として心に留めておきたい大切なことだと感じました。新たな視点で教師のあり方を考えることができました。

 まだまだ書きたいことばかりですが、今回の交流会での私の学びはここら辺にしておきます!7期生のみんなお疲れ様でした!!!これからもみんなと学べる時間を大切に過ごしていきたいです。(7期生池戸)

【丹羽】
 待ちに待った棚園先生とのTT交流会でした。7期生のみんなで考え、創った時間、とても楽しい時間でした。このような学びの場を与えていただけること、本当に幸せです。他のゼミ生に自慢してしまいたいくらいです!!そして、棚園先生、玉置先生、7期生のゼミ生のみんなと沢山話し合うことで学びをすることができました。
 
 私は、子供たちの夢を叶えるために、子どもたちを幸せにするために先生になりたいと思っています。私と出会ったことで、その生徒にとっていい影響を与えたいという理由を持ち先生になりたいと思っていました。
 しかし、良くも悪くも教師は子どもに影響を与えてしまうものです。つまり、いいことばかりではなくマイナスにはたらいてしまうこともあるのです。"あのときのひとことが"、"あのときの行動が"もしかしたら、その子の人生を変えてしまうことがあるという怖さを感じました。教師になるということは、強い覚悟が必要だということを強く感じた一日でした。

 また、"寄り添う"について深く考えさせられた1日でした。もし自分が、苦しんでる人々に何度を救いの手を差し出してみたとき、つかんでもらえなくても、諦めずにかけ続けたいと思いました。その人がふと顔を上げた時にチャンスを逃さず、その手を掴める私でありたいです。そして、"近くにいる"、そばにいる存在でありたいと思います。先生としてではなく、人として大切にしていきたいです。

 そのなかで、自分が教師としては、"なんとかしてあげたい"という気持ちは持ち続けていきたいと思います。なかでも、その子を"トクベツ"扱いするのではなく、"フツウ"の子として扱い、平等に対応できる先生でありたいです。

 身近に、不登校だった子がいなかったため、リアルな話を聞くことができ、新しく知ることも沢山ありました。今日学んで知ることができたからこそ、新たな視点を持ち、教師としてどうあるべきかもっと考えていくことができそうです。
 まだまだ書きたいことがあるのですが、自分の中で整理し、心の中に留めておき、これからの学びに生かしていきたいと思います。(丹羽)

【今井】
 TT交流会!自信を持って言える大成功!7期生のみんなで色々な案を出し合い、協力して創り上げた会。密を避けながら、濃密な時間を過ごすことが出来ました。

 TT交流会では沢山のことを学ばせていただきました。その中から、2つ取り上げてお話したいと思います。

 まず一つ目は、子どもを認めることが大切であるということです。特別じゃなくていい、特技だってなくていい、目の前にいる子どもの今の姿を認めることが、結果的に子どもの特技を伸ばすことに繋がっていくということを学びました。

 二つ目は、続けることの大切さです。玉置先生、棚園先生のエピソードや経験を聞いて、苦しんでいる子どもが、苦しい時期から抜け出した時、近くにいること、そこで、何か提案できることで、その子の道を開いていくことができるのだということを学びました。でも、その時はいつかわかりません。これは、子どもだけに限らず、全ての人に当てはまることだと思いました。ボールが返ってこなくとも、ボールを投げ続けることが大切だということを学びました。

 以上が私の学びです。不登校を経験した棚園先生の実際の話を聞けたことは教師を目指す身として、とても価値のある経験となりました。自分とは違う視点の考えや意見を聞き、そこから自分も教師の在り方を考えていくことが出来ました。このような貴重な機会を設けていただけたこと、感謝!感謝!感謝です!

 棚園先生、玉置先生、岐阜新聞の村瀬さんありがとうございました!!(今井)

第1回教師力アップセミナーでの学び(下野、松浦、中江)

 こんにちは!6期生の中江です。5月8日に開催された第1回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回の記事では、7期生の下野、6期生の松浦、中江の3人のセミナーでの学びを載せていきます。


【7期生 下野】
 こんにちは、7期生の下野です。5月8日に、教師力アップセミナーの第1回目に参加させていただきました。コロナ禍である為、オンラインでの開催、二部構想のセミナーです。

 本セミナーにて学んだことは『子どもの力』です。

 新型コロナウイルスの蔓延により、子ども達は一斉休校が言い渡され、1人1台端末の普及が思いもよらぬスピードでぐっと進みました。

 第一部では、GIGAスクールの実践例が紹介されました。大学生の私達でも戸惑い躓き、悩んだ端末の用い方を子ども達はいとも簡単に習得していく姿が印象的です。まるで、大学生が教授にメールで課題を提出する様な感覚がもう小学生には身についてることに驚きました。

 また子ども達に端末利用を促す為には、「なぜ端末を利用してみたいのか」教師も一緒に考え、教師も一緒になって試行錯誤していくことが大切だと感じます。生活面・学習面において、端末は様々な役割を果たします。どの側面でも構わないのです。「こうしてみたい!」「ああしてみたい!」「こうやって使ってみたい!」というような、子どもの気持ちに寄り添いながら教師も一緒になって考えていくとより一層端末の用い方が深まるだろうと考えます。

 第二部では、玉置先生・水谷先生・野木森先生・大西さんの錚々たる皆様のパネルディスカッション。厳しく鋭い意見が飛び交い、ハッとさせられることばかりでした。大西さんのおっしゃられた「子どもをもっと信じましょうよ」という言葉が心に残っています。知らず知らずのうちに大人は、子どもの力を決めつけてしまいます。1年生にはこのぐらいだろう、中学生だからこれが危険そうだなとなんとなくの勘があります。しかし、その勘は当てにならないようです。「子どもにルールを作って必ずやらかす」と大西さんは加えておっしゃられました。ルールは何かを制限するものではありません。制限したって結局は、抜け道ができてきます。ルールを自分達で作り、自分達を自衛する意識が子どもに生まれる時、真の約束になることでしょう。

 子どもは、大人が思っているより強く逞しく、新しいものに貪欲に挑戦し、飲み込みが早いことをコロナ禍でうんと感じました。きっと子どもから教わることも多々あるでしょう。GIGAスクールによって、教師も子どもも新たなことに挑戦し、学び合う環境が生まれたと思います。

 私達が教師になっている頃に、このGIGAスクールはどう変化しているのか、ワクワクします!そして、子ども達に沢山教わり沢山一緒に学べるよう、今こうして最新の教育現場や教育の在り方について精一杯学んでいきたいと思います!

 教師力アップセミナーの主催者の皆様、スムーズに連絡をしてくださった6期生の先輩方、一緒に学んでくれた7期生のみんな、本日も沢山の学びをありがとうございました!(下野)


【6期生 松浦】
 こんにちは!6期生の松浦です。今回の記事では、第1回教師力アップセミナーで大切にしたいと思ったことをまとめます。

 1つ目に「まずはやってみる」ということです。第1部での既に現場でICT端末を活用されている先生方のお話から、子どもも教師も初めてのことだから、失敗を恐れずにやってみることが大切だと学びました。実際に活用されている具体例を見ると、予想以上に子どもたちが主体的に上手く活用していて、教師が「ああしようこうしよう」と決めつけるよりも、子どもたちと一緒に、とりあえずやってみよう!という姿勢が大切なのだと感じました。教師が思っているよりも、子どもたちの考えは柔軟で、様々なことをどんどん吸収していくのだと思いました。

 2つ目に「生活をよりよくするために使う」という認識です。第2部での先生方のお話から、まずはGIGAスクール構想の目的と現状について学びました。ちょうど、最近のゼミでGIGAスクール構想について学んだばかりであったので、復習とより深い理解ができました。ICT端末の活用法を吟味することは大切ですが、あくまで1つのツールであるという考えを忘れたくないなとも思いました。上手く活用することで、よりよい教育を行えるように、よりよい生活になるように、ということをきちんと覚えておきたいです。

 私は今までICT端末の利用について、少し苦手意識がありました。そのため、「なんとなく言葉は知ってるけど…」という状態だったのですが、今回のセミナーを通して、なぜ必要なのか、どのように活用するのかということが明確に理解できました。来年度から教壇に立つことを目指す立場として、これが学べたことはとても大きいと思います。今回の学びを教員採用試験でも、教師になってからも、十分に生かしていけるように頑張ります!

 玉置先生、酒井先生、関係者の皆様、本日は貴重な機会を設けてくださって、ありがとうございました。(松浦)


【6期生 中江】
 こんにちは!6期生の中江です。今回の記事では、第1回教師力アップセミナーでの学びをまとめます。

 1つ目に、まずは自分からやってみる姿勢を大切にすることを学びました。ICT端末を学習で扱っていくのは教師にとっても子どもにとっても慣れないことです。だからこそICTの端末について知ることが大事だと感じました。端末を使って学習に活用できる機能として、Google Forms Quiz、ScratchやGoogle Calendarなどいろんなものがあると分かりました。機能を知ってみると、「楽しそう!」「子どもと一緒にやってみたい!」と感じました。まずは知ることから始めてどのような活用ができるのかなど内容について工夫していくことができると思います。失敗を恐れずに「やってみよう!」というチャレンジ精神をもつことを大切にしていきたいです。

 2つ目に学んだのは、子どもの可能性を信じることです。端末を活用していく中で教師も子どもも使い方に慣れてきます。子どもの端末の扱い方の飲み込みは早く、実践例で、上級生から下級生へ端末の使い方を教える場面があったと知りました。教師が子ども一人一人に教えていくのではなくて子ども同士の繋がりで端末に向き合うことができます。子どもはひとつ覚えればそこから視野を広げて違う活用方法を見つけることができるのではないでしょうか。教師といつまでも一緒に使うのではなくて子どもに委ねてみるのも手段のひとつなのかもしれません。もちろん、その過程で子どもが躓いて「分からない」という状況に陥ることも考えられます。しかし、その時には教師、まわりの子どもも巻き込んで一緒にその問題について一度立ち止まって考えてみることも可能だと思います。

 私は「ICTよりもアナログ!」の考え方で過ごしてきたので一人一台端末の普及が怖くて不安が大きかったです。しかし、慣れないことに恐れて避けていては今よりよい学習方法に気づくことはできません。柔軟に考えて行動ができるような教師を目指したいです。

 昨年はコロナ禍で教師力アップセミナーに参加することができませんでしたが、今回第1回目の教師力アップセミナーで学ぶことができてとても嬉しく感じています。このような機会を設けてくださった皆様、ありがとうございました。(中江)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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第1回 教師力アップセミナーでの学び (6期生金子 7期生吉久)

 こんにちは、玉置ゼミ6期生金子、7期生吉久です。先日行われました、教師力アップセミナーに参加させて頂きました。そこでの学びをまとめたいと思います。

【6期生 金子】
 こんにちは、6期生の金子です。私は今児童養護施設での実習真っ只中です。教員採用試験前の忙しい時期ではありますが、毎日の学びを通して、すごくいい経験ができていることを実感します。なかなか体験できない貴重な時間です。残りの期間も頑張りたいと思います。

 さて、先日教師力アップセミナーに参加しました。昨年度はコロナウイルスの影響で参加できなくてすごく残念な思いをしました。今年度は昨年度の分の学びを取り返す勢いで学びたいと思います。

 今回のテーマの根幹は「GIGAスクール構想」でした。教員採用試験の対策でゼミでも取り扱った内容で、現場の先生方が実際にどのように活用しているかを学べる貴重な会でした。

 私が特に印象に残ったのはジャムボードの活用についてです。ジャムボードとはクラウド上に記入したものが簡単に保存され、それを多数の人と共有することができます。これまでは自分のデータは自分で保存して自分でしか見えませんでしたが、その作業のすべてを簡単に全員で共有することができます。私自身、大学の活動で使用しましたが一度に仲間の意見が見えると発表の時間が省けます。学校で取り入れることにより他のことに時間が当てられ効率化を図ることができます。また、なかなか考えが浮かばない児童に関しても、他児の考えを参考に少しずつ発想することが出来るという話を伺い、なるほどと思いました。仲間の意見が見える化することで、挙手で当てられなかった子ども達の意見が埋もれる心配もないと思いました。

 先生方は何事にも教師から実践する姿勢が大切と仰っていました。私は、パソコンや情報端末を使用することがあまり得意ではありません。ですが、情報化する国際社会において、難しい、苦手だ、、、と使用を拒むようではいけないと感じました。不慣れなら不慣れなりにまずは学ぶ姿勢を持っていきたいと思います。

 今回のセミナーの開催にあたり、玉置先生、酒井先生を初めとする多くの先生方、本当にありがとうございました。次回の教師力アップセミナーへの参加も楽しみにしています。(金子)

【7期生 吉久】
 こんにちは。7期生の吉久です。教師力アップセミナーに参加させて頂きました。現場で働かれている先生方の具体的な実践例を実際にお聞きすることができ、貴重な経験になりました。ありがとうございました。今回のセミナーを通しての学びについてお話したいと思います。

 GIGAスクール構想は、一人一台の端末でクラウドをたくさん活用することで多様子ども達想像性を育み、学校生活をよりよいものとなるようにしていることを学びました。その前提として、教師が自ら「まずはじめてみる」ということが重要です。教える側の教師がクラウドの仕組みや特徴を理解していなければ、そのクラウドの良さを教わる側の子どもは理解することはできません。そのため、教師が、まず使ってみて、体験することでそのものの便利さや面白さに気づくことが大切です。また、早速授業で活用するのではなく、遊び感覚のように日常生活のことから活用し、慣れ親しむことが大切です。慣れ親しむということを目的に、休み時間に自由に遊びのツールとして使用してよいという工夫がとてもいいなと思いました。

 統計結果には衝撃を受けました。日本は、ゲームやSNSなどでの使用では世界1位であるのに対して、学習の道具としての利用ではワースト1位であった。急に多用するとなると対応できず、抵抗感も感じやすいと思います。そのため、スモールステップで少しずつ着実にクラウドを活用していくべきだと考えます。

 実践の結果から、今までの授業は、結果しか共有することができなかったことが、一人一台を導入することで、そこに至るまでの過程を共有することも可能になりました。そのような情報に限らず、活動も個別的に協働的に同時に行うことができるのでとても優れたものであるように感じました。また、教師の役割が変化していることもよくわかりました。授業から学び、子ども中心の学びになっていたので、教師が中心となって教えるのではなく、支援するようなかたちで子どもと関わっていきたいです。教師は「なぜ・何を・どのように」情報を共有するかを常に考え、何に目標があってどこまで達成すれば良いのかを子ども自身が把握できるように前もって見通しを持たせ、自分なりのやり方を見つけていけるようにします。そして、学校生活がよりよいものになるようにしていきたいです。(吉久)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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5月14日 6期生ゼミでの学び(名桐)

 こんにちは。6期生の名桐です。今日は日差しが強く、早くも夏さながらの気候ですね。半袖が恋しくなるくらい暑いです。半袖を解禁する日もそう遠くはなさそうです。僕もあと2ヶ月、教採に向けて心を熱くして勉強に励みます!

 さて、本日の6期生ゼミでは集団討論を行いました。テーマは、「コロナ禍で子どもたちがストレスフルな状況において、学校はwithコロナの中何を大切にするべきか」です。様々な意見が飛び交い、以前の集団討論と比べると討論らしい討論ができていました。凄く楽しかったですし、ゼミ生の意見を聞く機会にもなったので、学びの多かった時間でした。

 コロナ禍において、学校が何を大切にしていくべきか。これは、教育に関わる人なら全員が持つべき課題だと思います。子どもたちの暮らしだけでなく、gigaスクール構想の兼ね合いもあり、学校現場も大きな転換期を迎えています。ICTの活用であったり、オンラインの授業の導入、グループ活動の是非など今までの教育にはなかった新しい教育が生まれようとしています。

 私たちは、その転換期である教育界に来年飛び込むわけです。とても他人事ではありません。私たち自身が、それぞれの考えや意見を持ち、それを共有し協議していくことはとても大切なことだと思います。単に試験で集団討論があるからという理由で、臨むべきではないと改めて実感しました。玉置ゼミの強みは、話し合いや書くことに重きを置いているところだと私は思います。いい仲間と出会えて、教育に関してハッとされるような意見が毎回のように出てきます。とても勉強になります。今日の集団討論も、そういった貴重な時間でした。

 対面でのゼミが始まり、感染対策しながらではありますが、とても充実した時間を過ごせています。現場の先生方はコロナ禍で大切にされていることは何か、とても気になる今日のゼミでした。早く情勢が良くなり、ストレスフルじゃない、開放的な暮らしが戻ってくることを切に願っています。(僕は早く旅行に行きたいんです、、、) (名桐)
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TT交流会大成功はこの写真でわかる(玉置)

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 5月14日7期生ゼミは、漫画家・棚園正一さんを招いての「T・T交流会」開催。

 T・T交流会のTは、棚園正一さんのTと玉置のT。

 棚園さんは、「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友だち」を描かれています。

 詳細は順次記事で発信していきますが、会終了時のこの写真を見ていただければ、どれほど良いだったかは、一目瞭然。

 7期生の皆さん、良い会をありがとう。(玉置)

※ マスクなしは写真撮影時のみ

5月12日第8回 6期生ゼミでの学び(6期生 池戸)

 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です!今回は5/12のゼミの記録を書いていきます!

 4/14に始まったゼミも気づけば第8回まで来ました。週2回のゼミは毎回学びが多く、やはり対面で学び合うのはいいなあと毎回実感します。

 さて、今回も集団面接対策を行いましたが、私は保護者から自分の子どもがいじめられているという電話で話された時、自分は何を保護者に話すか。という質問をされました。そこで私はいじめの事実を確認することやを解決法を話すと答えたのですが、玉置先生から「いじめという重大な問題は電話で解決できるものではない。直接会って話すべきだ」という助言をいただきました。自分には全くなかった発想で学校現場を経験しているからこそ本当にその現場を想定した答えでまた一つ視野が広くなりました。

 また、低学年児童が授業に参加しない時の対処方についても学びました。罰を与えることや説教はしないということ。静かになるまで待たないということ。それよりもその子が参加したいと思う授業を始めること。など、これもまた実践的なアドバイスをいただきました。

 玉置ゼミでの学びは教育現場に立った時にそのまま生きるものばかりです。一つでも多くの学びを吸収して成長していきたいと思います。(池戸)

※ 写真は林文通先生からいただきました(玉置)。

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第1回教師力アップセミナーでの学び(6期生名桐、7期生高橋、岡)

 こんにちは!6期生の名桐です。この記事では、先日開催された第一回教師力アップセミナーでの学びを、後輩二人のものと一緒に載せています。是非一読をよろしくお願いいたします!

 (先述する形になってしまいますが、改めてこのような機会を提供して下さった玉置先生はじめ、水谷先生、野木森先生、大西さん、中田先生、久川先生その他この会に携わって下さった皆様、本当にありがとうございました。)

〜6期生 名桐〜

 この度は、貴重な会に参加させていただき、ありがとうございました。長い間、教育に携わってこられた方々の考えや、実際に現場で働いていらっしゃる先輩方の実践例を聞くことができ、新たな教育観が芽生え、より一層教師として考えなければならないことは多いなと実感しました。

 すべてが私にとって刺激的なことで、大切だなとメモを取っていたのですが、特に印象に残った言葉は、大西さんの「子どもをもっと信じましょう」という言葉です。ICTを教育現場に導入していくにあたり、課題や問題点が浮き彫りになっています。教師がすべてをコントロールし、一人一台端末の整備をしていると、莫大な労力と時間がかかってしまいます。子どもたちのことをもっと信じ、ICT整備に協力してもらうという考え方は、現場に出ている方々や携わっている方々にしかわからない考え方であり、とても新鮮でした。「子どもをもっと信じましょう」、今回ICTがテーマとなっていましたが、他の場面でもとても大切な考え方だなと思います。

 今年、教員採用試験が終わり、教師として採用されれば、ICTに関する勉強を積極的に行っていきたいです。中田先生や久川先生のお話の中にもあったように、まずは教師がICTの使い方に慣れなければいけません。私も、ICTを使うこと自体には慣れていますが、教育に関するアプリやサービスをまだあまり知りません。時代とともに、私も少しずつ成長していくとともに、このセミナーで学んだことや吸収したことを大いに活用し、一人一台端末の時代を生きる子どもたちのサポートをしていけたらなと思います。この度は、貴重なお話を、本当にありがとうございました。(6期生 名桐)

〜7期生 高橋〜

 こんにちは。七期生の高橋奈優です。本格的にゼミが始まってから一か月がたち日々ゼミ生に刺激を受けながら自分の教育観を見直しています。

 話は変わりますが、先日教師力アップセミナーに参加しました。今回のセミナーのテーマは『GIGAスクール構想』でした。今、学校現場では子供たち一人一台端末と高速大容量の通信ネットワークを一定的に整備されています。もちろん私が児童・生徒のころ体験したことがない環境です。そのため、新しい環境を理解しておく必要があります。では、本題である私が特にセミナーを通して学んだことを述べます。

 私が今回のセミナーで特に学び大切だと思ったことは、新しいことに恐れずやってみることです。上にも述べましたが、私が児童・生徒の時は、一人一台端末というものはありませんでした。しかし、現場に出た時は、自分が子供たちの先頭に立って端末を使っていかなければならないと思っていました。けれども、現場の先生の実践例を聞き、肩の力を抜き、気軽に子供たちと一緒に「やってみる」ことが大切だと思いました。子供たちは、新しいことへの興味や柔軟性が高いので一緒に端末を使っていく中で「もっとこうすると分かりやすくなるかも」といった声を拾いながら教師と子供たちがお互い学んでいくという姿勢のほうが楽しいと思います。

 また、端末を使う理由を子供たちに伝える必要があるとも思いました。春日井市の現場の先生方は、「生活をよりよくするため」とおっしゃっていました。私もその通りだと思います。これを言葉で伝えていくと共に、学校生活の中で端末を使いながら実感していけるような活動を現場に立った時にしていきたいです。

 以上のように、子供と一緒に学び合いながらやってみようという姿勢が大切ではありますが、教師の方も知識・技術ゼロではいけないので実は、ICT関係が苦手ですが積極的に使っていくよう頑張ります。最後まで拙い文章ではありますが読んでくださりありがとうございました。(7期生 高橋)

〜7期生 岡〜

 こんちには。大学がオンラインと対面の併用で、生活リズムの乱れを感じながら、これからはこれがスタンダードになるかなって思っている岡です。

 今日は先日参加させていただいた教師力アップセミナーのことについて書かせていただきたいと思います!

 テーマは「GIGAスクール構想」についてでした。私もゼミの中でGIGAスクール構想については話を聞いていましたが、現場での現状についてはそこまで詳しくは知りませんでした。その中でセミナーの第一部では実際の現役教師の方の学校現場での取り組みについて話を聞く貴重な機会となりました。

 この話の中で私が感じたことは「まずやってみる」ということです。一人一台は先生にとって初めての出来事ではありますが、それは同時に子どもにとっても初めてのことであり、まずは一緒にやりながら試行錯誤していくことが大切と感じました。さらには子どもが使い方を吸収していったときにできることの可能性がとても広がることに心が踊りました!

 子どもたちはタブレットを使いながらこんなにも深く楽しい学びができるのだと実践例を聞いて思い、自分もICTも子どもと共に使っていける先生になりたいと深く思いました。

 第2部ではパネルディスカッションということで「GIGAスクール構想」についての様々なことについて討論しているところを見させてもらいました。

 ここでも感じたことはとりあえず、やってみる。体感してみるということです。現役の校長先生などが先生たちに問いかける時に実際に先生に使ってもらって効果を実感してもらうと話があったので、そこで改めてまずはやってみるという姿勢が大事だなと思いました。初めてのことであり、大なり小なり失敗はつきものであり、やらなければ失敗すら生まれないと1人で痛感していました。

 このセミナーを通して私はGIGAスクール構想に対してだけでなく、考えて挑戦することの大切さについて学ぶことができました。貴重な講演に参加できてとてもよかったです!(7期生 岡)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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5月8日(土) 教師力アップセミナーでの学び(6期生池戸、7期生田中、久野)

 5月8日土曜日に行われた教師力アップセミナーに参加した三人の記録をまとめました。

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 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です!今回は5/8に行われた教師力アップセミナーについて書いていきたいと思います。
 
 今回の教師力アップセミナーは「GIGAスクールスタート、まずはこれからやろう!」というテーマで行われました。第一部はGIGAスクール先進校である春日井市立藤山台小学校から中田先生と久川先生の実際の実践例についてのお話をいただきました。
 
 中田先生の言葉で印象に残っているのは「まずは教師がやってみる」という言葉です。失敗を恐れず、積極的に取り組むことの大切さ、生活をよりよくするために使うという意識を学びました。

 久川先生の言葉で印象に残っているのは「ICT活用は生活から学習へ」言葉です。ICT機器をいきなり授業に取り入れていくというのは難しいことであると私も感じていましたが、生活の使いやすい部分から取り入れていくことで児童も教師もスモールステップでできるようにしていくということが分かりました。

 また、お二人の先生のお話から単にICTとはいってもclassroom、スプレッドシート、jam boardなど多様な機能があり、その役割に応じてこれを便利な道具として使っていくことが大切であるということがわかりました。

 第二部はパネルディスカッションを拝見しました。そこではタイピング能力の育成について、大西さんの「子供は文字を速く打ちたい、書きたいと思えばやる。そう思わせる課題を教師が立てることが大切だ。」という言葉が今でも心に残っています。

 これは子どもが主体的に学ぶという部分とつながっていると思います。教師は子どもにやらせるのではなく、子どもがやりたいと思うように課題を立てる、そして、快適に使えるだけの環境を整備する。制限ではなく、自由を与えるということ。これは真に教師がコーディネーターであるということであり、目指すべき姿であると学びました。

 新型コロナウイルスの影響でかなり久しぶりとなってしまった教師力アップセミナーですが、今回も多くの学びがあるセミナーとなりました。この学びを現場で活かしていけるようにまずは目の前の教採に向かって頑張っていきます!

 このような状況の中でも試行錯誤して教師力アップセミナーを開催していただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました。 (6期生 池戸) 

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 こんにちは。7期生の田中です。今日は、5/8(土)に参加した第1回教師力アップセミナーについて記事を書いていきます。

 第1回の教師力アップセミナーでは、現在学校で行われているGIGAスクールについて学びました。
 
 実践例の紹介や、先生方のお話の中で1番驚いたことはルールを作り過ぎないということです。私は、子ども達がパソコンやタブレット端末を使う際に、多くのルールを作り、不必要に使わせないようにしていると思っていました。しかし、ルールは作り過ぎずに、現場の実態に合わせたり、子ども達と一緒にダメなことやどのように使うことが良いかなどを考えて取り組んでいると聞いて驚きました。子ども達が自由に使っていく中で、まずは操作などに慣れていき、そこから授業や学級経営などで活用していく流れがとても良いと学びました。
 
 また、1人1台のタブレット端末やパソコンの配布により、学びの孤立化が進んでしまうのではないかと考えていました。しかし、実際は、共有化することができるアプリを使うことで、直接話さなくても考えを共有し、交流出来るため、今までは一部の人の意見しか知ることが出来なかった場面でも、全員の意見を知ることができ、逆に学びが深まるなと感じました。加えて、クラウド上にデータが保存されるため、様々な場面で自分の過去の学びや、別の科目の学びなどと関連付けながら学習できる事も素晴らしい利点だと感じました。

 GIGAスクールの波にのり、これから更にICTの活用が広がっていきます。日々の子どもの学びに繋がるように、教師もより良くなるように使うこと、機器はあくまで道具として、授業の本質に合わせて使っていく事を大切にしていきたいと思いました。 (7期生 田中)

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 こんにちは、7期生の久野です。教師力アップセミナーに参加しました。普段の大学の授業では知りえない、実際の教育現場に携わっている先生の声を聞くことで、教育の課題やその対応策について、より具体的に、より現実的に考えることができました。声をかけてくださった玉置先生、運営してくださった先生方、貴重な機会をありがとうございました。

 今回、たくさんのことを学ぶことができましたが、その中で最も衝撃的だったのがICT化に応じる子どもの実態です。セミナーで紹介された子どもたちは、端末を使ってアンケートを作ったり、チャットでお話したり、図表を作ったり…と大人以上にICTを使いこなすスキルを持っていました。教師が全て教えたわけではないそうです。子どもは大人以上に、新しいものに対応し、それを役立たせていく力を持っているのだと感じました。今までは、大人として、子どもに端末の使い方やスキルをたくさん教えなければ、と思っていましたが、それはおこがましいことだと今では感じます。学びを自ら吸収していく子どもを前に、それを止めずに柔軟に対応できる大人でありたいです。 (7期生 久野)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)
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5月7日模擬授業(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。今回は、ゼミでの学びについての記事になります。

 先日、ゼミで初めて模擬授業をさせていただきました。私は、「みんな、待っているよ」という題材をつかって、模擬授業をしました。
 
 今回の模擬授業で学んだことは、自分の目指すゴールを押し付けてはいけないということです。今回の模擬授業で、子どもの意見を踏まえながら、自分が目指したゴールへと導いていくことの難しさを実感しました。私は、自分の目指したゴールに持っていきたい気持ちが前に出すぎて、登場人物の気持ちを決めつけてしまいました。教師役の私の言葉で授業を進めてしまい、子ども役の子を置いて行ってしまいました。授業は教師の言葉ではなく、子どもの言葉で進んでいくことで、子ども自身の考えが深まり、子どもが学びたいという意欲も引き出すことができるのだということを学びました。

 スキルのない私が、なんとか授業をすることができたのは、玉置流道徳を真似したおかげです。この授業パターンを考えた玉置先生はさすがだなと改めて感じました。道徳は「想像」と「ゆさぶり」!!!

 この表現が正しいのかどうか分かりませんが、模擬授業を終えた後、上手くいったこともも、上手くいかなかったこともあったけど、「楽しかった」という気持ちが私の中に残りました。同時に、より楽しく、深い学びができる授業を作ることのできる教師を目指していきたいとも思いました。これからもゼミでの学びを通して、(今井)

5月7日6期生ゼミ(伊藤)

 こんにちは!面接練習で言葉が出てこないことが多く、自分の頭の回転が遅いことを知りました。その対策として、大喜利に真剣に取り組んでいる6期生伊藤幹太です。

 大喜利って意外とやってみたら難しいし、他の人の答えが面白くて、「世界ってすごいな」と感じました。

 さて、5月7日にゼミがありました。いつもどおり過去問を解いて、面接練習の対策だったのですが、過去問が長くなってしまい面接練習の時間が短くなってしまったのですが、良い学びになったので、記事にしています!

 7人それぞれ質問があったのですが、その中でも1番考えさせられたのは、「校則で禁止されている茶髪にしてきた生徒がいたらどう指導しますか」というものでした。

 それを聞かれて同じ6期生の池戸くんは「事情を聞いた上で、何故してはいけないかを説明し指導する」と答えました。しかし、この質問は難しく今校則はやりすぎではないかと一部で見直されており、指導することが正しいのか間違っているかもわかりません。そのため、学校全体の意向を確認し上司や先輩に相談することも視野に入れるべきと教えていただきました。

 相談するというのも一つの答えなので、「この場合どのように指導しますか?」などの質問を受けたとき、答えが思いつかなかったり、答えづらかったり、したときは「難しい問題なので自分の意見を伝えた上で、上司や先輩先生に相談しアドバイスをもらいます。」も一つの正解なのかなともいました。また、保護者の方に相談とか、外部の専門家の意見を聞くなどもありなのかなと思いました。

 またゼミの最初に先生から志賀内泰弘さんの本「人生に、エールを。〜はげまし、はげまされ〜」をいただきました。コロナのなか考えさせられる話や元気になれるような話がのっていてとても今の時代にぴったりな素晴らしい本でした。また記事にしたいと思います


ps大喜利します
お題「今年の担任の先生に「不安しかない…」どんな人?」

A 何度聞いても1+1が5だと言ってくる。
A 生徒を出席番号で呼ぶ
A 学生時代の道徳の成績が1 (伊藤)
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5月7日ゼミでの学び(7期生池戸)

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 こんにちは!7期生の池戸です。本日は5/7に行われたゼミでの学びを振り返ります。

 今回も前回同様に道徳の模擬授業を行いました。この日の先生役は棟安さん、今井さんでした。2人ともお疲れ様でした!!!

 棟安さんは小学1年生の5月を想定した、保育専修での学びを取り入れた子供に寄り添った授業でした。鉛筆を使わない、みんなで円になってお互いの顔を見ながら話すことを重視した授業でとても新鮮でした。

 今井さんはとても元気で楽しい授業の雰囲気でした。玉置流道徳をうまく実践できていて揺さぶりも上手でした!そして何より子供の様子やちょっとした行動をうまく拾ってたくさん褒めていました。今回も勉強になることばかりで有意義な1時間半でした。

 今回の学びの中で特に印象に残っているのが、『子供の発言を教師の言葉にしない』ということです。道徳の授業には答えが存在しません。子供が自由に想像し考えるこれが醍醐味です。そのため教師は子供の発言を否定も肯定もしません。しかしそればかり意識することで、子供の発言を復唱しがちになってしまい、子供の発言がいつのまにか教師の発言に変わってしまう危険があることを学びました。「そうだね」「〇〇だったんだよね」ではなく、「なるほどね!」「先生気づかなかった!」という発言の方が子供たちの意見を活かしつつ、さらに話したいと思わせる効果があります。これもまた教師としての戦術ですね!ぜひこれから実践して行きたいです。

 学んでも学んでもさらに学べるこの玉置ゼミでの時間は私にとってもゼミ生にとっても本当に有意義です。いや、有意義すぎるのかもしれませんね(笑)「現状維持は衰退だ」こんな言葉を聞いたことがありますが、このゼミに入って学び続けることの大切さを実感しています。まだまだ7期生みんなと色んなことを学んでいきたいです!ワクワクしてます!!!(7期生池戸)

積み重ねること(7期生池戸)

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 今日は【いのちの授業】の実践者鈴木中人さんと玉置先生、玉置ゼミによるセミナー【いのちの授業】の第1回目でした。まずは第1回目がこのような素晴らしい学びの機会となったこと、第2回、第3回へのよい架け橋となったことが運営側に携わらせていただいた身として凄く嬉しいです。

 それぞれ立場が違うからこそ生まれる様々な視点からの疑問や感想をもとにいのちの尊さについて考えた2時間。セミナーに参加してくださる皆さんが少しでも私たちのやりとりを見て命の尊さを実感してくださったのならば第1回となる今日のいのちの授業は大成功だったと思います。 

 そして私自身もいのちの尊さと向き合う大事な時間でした。今日のセミナーでもお話させていただきましたが、私自身命の尊ささを実感する出来事を中学生の時に経験しました。たった9人しかいない同級生の1人を病気で無くし、立ち直れない時期がありました。生きるとは。死ぬとは。命の尊さを実感すると共に周りの同級生や先生たちがが泣き崩れる光景が今でも蘇ります。だからこそ、いのちの尊さを知ってもらいたい、教師になったらしっかり伝えていきたいと強く感じます。

 しかしやはり踏み出すのに勇気が入ります。生徒を傷つけるためにいのちの授業をするわけではないからです。こんな私の悩みに鈴木さんは「いのちを学ぶことは楽しいことだけじゃない。時に暗くて辛いことを学ぶ。これが生きると言うこと。いのちの授業は積み重ねて行くことが大切なんだよ」という言葉をかけてくれました。

 まだまだ教師を目指す未熟な私たちには不安ばかりです。でもこれは現場で働く先生方も子供を持つ親さんたちもみんな同じだと言うこと。だから今日の学びがこれからの自分に生きてくるんだ。と実感しました。今日の感想をみんなと今すぐ共有し合いたいと思うほど有意義な学びでした。

 さて残り2回、今日の学びがここからどんな展開になるのか私自身すごくワクワクします。今日参加された方はもちろん、もっとたくさんの人にこのいのちの授業を受けて欲しいです。そして一緒に考えたい。いのちの尊さを。(7期生池戸)
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4月30日7期生オンラインゼミ(岡)

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 みなさんこんにちは!急なゴールデンウィークの始まりに困惑しながら、なにか1つは頑張りたいという漠然とした目標だけは持ってる岡です(笑)。
 
 今日は、30日に行ったオンラインゼミのことについて書きたいと思います!大学が急な休講になってしまったことで今回はオンラインでゼミを行いました。

 今回は教育討論ということで、玉置先生が出してくださる教育現場でよくある悩みや難しい場面(書籍「教師の困ったを解決する授業術」から提示)について、みんなで考えて討論とするということを行いました。結論から言わせてもらうととっても難しかったけど、とても充実した1時間半になりました!

 まず、教育討論ということで、お互いに意見を出し合ったりするのですが、そこで価値観の違いが生まれてなかなか1つの意見にまとめることができないこともたくさんありました。

 そこで自分が持っている価値観が当たり前ではないのだなと知ることができて、とても貴重な体験でした。そこで人の意見を取り入れた上で意見をみんなで作っていくことは自分の考えの幅を広げることにも繋がり、今後はこのような視点も取り入れたいという気持ちになりました!
 
 次に難しかったことは、お題に答えがあるわけではないのでどれだけ議論をしてもデメリットが出てきたり、自分たちでは解決方法が思いつかないことがありました。これについては、社会に出るというのは答えのない問題に向き合うことであり、それは教育現場でも同様で答えのない問題に常に向き合っていかなければならないという意識が生まれました。これからも日々教育の問題についてはアンテナを張って考えていく癖をつけていくことが大切だと感じました。

 今日は大学が休講になってしまい1日なにをしていいかわからない1日になりそうでしたが、1日分の脳みそをフル活用できてよかったです!これからもゼミの活動で日々色んなことについてみんなで考えていきたいです!(岡)

4月30日6期生zoomゼミ(中江)

 こんにちは!6期生の中江です!4月30日のゼミでの学びを記事にします。

 今回のゼミはオンラインにて先週のゼミでの集団討論のリベンジをしました。(先週の集団討論については金子さんの記事をご覧ください。)

 先週の集団討論の練習では、玉置先生から「これでは発表会だよ。」とご指摘いただきました。今回も前回と同じ「1人1台のICT端末はなぜ必要か、どのように教育に活かしていくか」というテーマで討論をしました。それぞれがただ意見を言っていくのではなくて、他の人の意見に繋げて自分の考えを述べていけたのではないかと感じます。

 前回は知識が浅いために大切なキーワードも出ず発表会になってしまいました。知識に関してはやはり勉強しないことには定着するはずがありません。言葉の意味を知らなければなんとなくの会話になるのだから浅い内容に終わってしまいます。知識があるゆえにその話題について深く語ることができるのだと思います。

 また、今回の集団討論で気づいたことは、テーマとして何を質問されているのかをしっかり認識しなければいけないということです。今回であれば、「1人1台のICT端末はなぜ必要なのか」、「どのように教育に活かしていくのか」、この2つが問われていることになります。何を聞かれているのかを確認して答えなければ自分独自の意見を述べることになってしまうのではないでしょうか。聞かれていることが明確になっていれば話の論点がずれることはなくなると思います。

 前回の集団討論のゼミから1週間、6期生の仲間の討論の様子を見て「みんなしっかり勉強してきてる!」と感じました。私は討論でたくさん発言できたわけではないのでみんなに負けていられないなあと思いました。毎回思わされますが、やはりゼミは刺激になります!6期生の仲間とともにこれからも勉強に励んでいきたいと思います。(中江)
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ゼミでの学び(松浦)

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 こんにちは!6期生の松浦です。今回はゼミでの学びを記事にまとめます。

 先日のゼミでは、集団面接に向けた面接練習を行いました。今までは全員が同じ質問に答えるというシステムでしたが、今回は玉置先生が1人ずつに質問を変えて、練習をしてくださいました。そのおかげで、本番のような緊張感があり、集団面接において大切なことがいくつかわかりました。

 まず1つ目に自分の考えを明確にしておくことです。どんな質問であっても、その人の人間性や教師像、子ども観が伝わります。そのため、自分の中で考えが曖昧であるとそれが面接官にも伝わってしまいます。自分の理想とする教師は?どんな学級をつくりたい?などということを、より具体的な姿でイメージできるくらい、考えをまとめておきたいです。

 2つ目に端的に伝えることです。集団面接であるので、1人で長々と話しすぎることは面接官に対しても、他の受験者の方に対しても、失礼です。短い時間の中でも自分の考えを端的に話すことが大切です。結論から具体例を簡潔に伝えられる練習をしておく必要があると感じました。

 まだまだ学んだことは沢山ありますが、特に大切にしたいと思った2つを取り上げました。ゼミでは、毎回本当に多くの学びがあって、とても楽しいです。全員合格を目指して、コツコツと頑張ります!玉置先生、ご指導よろしくお願いします!(松浦)

人生初授業を終えて (高橋)

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 こんにちは。七期生の高橋奈優です。4月23日に行われたゼミでの学びについて話したいと思います。

 第二回目のゼミにして早くも道徳の模擬授業を行うことになり、トップバッターを担当させてもらいました。

 初めて授業を行ってみた感想は、授業は生き物だということです。正直に言うと自分の中で満足いく授業準備ができていなかったのですが、それでも児童の予想回答をいくつか考えてねらいに持っていくための展開を考えていました。しかし、予期していなかった考えがたくさん挙がりました。この時、私は授業は何が起きるかわからないものだということを身に染みて感じました。結論を言うと大失敗しました。

 では、本題の人生初授業で学んだことについて三つ話します。

 一つ目は、教材選びです。私が選んだのは、『文部科学省の小学校道徳読み物資料集』から「少しだけなら」という教材です。道徳のプロである山田先生によると、私が選んだ教材は結末を敢えて曖昧にする「未解決事件」というジャンルでした。教材を選ぶための基準を子供たちにも起こりそうな話であるかないかで決めていたので、次に道徳の授業を行う時には教材のジャンルに着目して、それぞれどのような展開ができるのかを考えて教材選びをしたいです。

 二つ目は、楽しい授業の鉄則は子供たちのエネルギーを高めることができるかであることです。授業というものは子供の声をたくさん出してもらってなんぼだと玉置先生の解説を聞いて思いました。私は、子どもたちのつぶやきを拾っていましたが、次はとにかくたくさんの子どもに発言をしてもらいクラス全員が参加できる授業を作りたいです。

 そのために気を付けなければいけないことが出てきました。一つ目は、たくさんほめることです。子供に限らず褒められていやな気分になる人はいないと思います。そのため、楽しい授業には褒めちぎることが必要不可欠だと学びました。私もそんな授業受けてみたかったです。二つ目は、たくさんの子供に答えてもらうために発問は明確に分かりやすくすることです。これらのことをこれから取り入れていきたいです。

 学んだことの三つ目は、子供がなんて言ったら授業成功かを考えることです。学習指導要領に書いてある難しい言葉ではなく子供の言葉で考えることによって授業のゴールがわかりやすくなり授業の展開を考えやすくなります。必死にねらいを達成するためにどうすればよいかと考えていたので、この先生の言葉で腑に落ちました。

 以上が模擬授業から特に学んだことです。何度も「次は〜」と言ってきましたが、現場に出たら子供たちにとってその日の授業は人生で一回きりです。今のうちにたくさん技を身につけて「先生の授業もっと受けたい!」言ってもらえるようになります。初めての授業ということもあってかなり長く語らせていただきました。拙い文章ですが最後まで読んでくださりありがとうございました。(高橋)

ゼミで学んだこと(久野)

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 こんにちは。7期生の久野舞菜です。本日は、4月23日に行われたゼミについてお話しします。

 今回は、道徳の模擬授業を行いました。先生役を務めてくれた高橋さん、久野さんお疲れ様でした!高橋さんは、発言のたびに子どもを褒めてくれる先生で、優しい雰囲気が素敵でした。ただ優しいだけでなく、ゆさぶりポイントや発問内容、授業のねらいが明確でした。久野さんは、堂々とした話し方と工夫の凝らされた授業組み立てが素晴らしかったです。真似したいポイントばかりでした。

 模擬授業後の意見交換会では、2つのことを学びました。

 まず、授業を構想する際には、ねらいを設定するところから始める、ということです。授業の最後に子どもに何を言わせたいのか。理想のゴールを明確にしてから、そのためにはどのような流れが必要なのか、逆算して授業を組み立てていきます。

 次に、はじめの導入の時点て子どもにたくさん喋らせる、そして褒める、ということです。誰でも答えられるような簡単な問いを、止まらずテンポよく聞いていくことで、子どもたちは授業に入り込みやすくなります。そしてその中での発言を褒めることは、子どもたちの自信にも繋がります。

 玉置ゼミは、吸収すべき学びが多くパンクしそうです。しかし、貴重な学びをひとつも取りこぼしたくないです!いつか自分のものにできるよう、一つ残らず着実に、大切に学んでいきたいです。(久野)
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